社会人投手（２０１６年度候補編）

福島

氏名	身長・体重	コメント	将来性
菊沢　竜佑（秋田高－立大－横浜金港ク－米独立リーグ－相双リテック（軟式野球））ヤクルト６位	１８３・８５右・右２８歳	高校時代に寸評しましたが、それ以降見れていませんでしたが独立リーグ時代のものを見れましたので最終感想など。ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる、変な癖の少ないフォームです。左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みはやや早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まり気味となって、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまうケースも見られました。クイックはしてきます。球種的には、MAX１４５㌔くらいのストレートと、縦スラと、カーブと、フォークは確認。ストレートの伸びは良かったですし、カーブにも落差があって良かったですし、その他もまずまずの代物だったと思います。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 ★纏め高校・大学時代には故障に悩まされていたようですが、高校時代と比べるとストレートに関しては数段よくなりましたし、変化球も良くなったと思います。２０１４年には巨人のテストに合格していたようですが指名も無かったようですけど、その後に独立リーグで苦労して腕を磨いたのでしょうし厳しい環境下で精神的にも鍛えられたのでしょう。フォーム的にも変な癖が無いですし、面白そうな感じはしますが、高齢なのだけがやや心配ではありますが。と言う事で、後は日本のプロの環境に如何に早く慣れてもう１ランク進化できるかに掛かっていると思いますので、死ぬ気で努力して短い期間でも輝いてほしいものです。（２０１７年２月１６日掲示板にて寸評）	★

千葉

氏名	身長・体重	コメント	将来性
玉井　大翔（旭川実－東農大オホーツク－かずさマジック）日ハム８位	１７８・７８右・？２年目	社会人では初めて見れましたが、指名されましたので最終寸評を。小さく振りかぶって、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。左腕を下から上に使って、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしているものの、腰の横回転が強くなって、着地も早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきましたし、肘から先をまずまず立てて使えるタイプです。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは後ろに大きく流れてしまいます。この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。牽制を入れて、クイックもしてきます。球種的には、MAX１４６㌔を計測したストレートと、１２０～１３０㌔台の縦スラと、１３０㌔台のカットボールと、１２０㌔台のツーシームと、１００㌔台のカーブは確認。ストレートは正直大学時代の方が良かったですが、変化球はまずまずの代物だったと思います。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。精神的には、初回はテンパッてしまったものの何とか１点に凌ぎきりましたし、２回からは何とか立て直しては来ましたので、気持ちが強いまでは行かないですが弱くは無いです。 ★纏め調子も落ちてはいたようですが、正直期待した成長曲線には達していなかったですし、微妙な感じはします。ただ本質的には短いイニングの投手でしょうから、１年目はじっくり欠点を矯正していければ２年目から活躍できるようになる可能性はあると思います。と言う事で、折角指名されたのですから、死ぬ気で努力して生き残って欲しいものです。（２０１７年２月９日掲示板にて寸評）	？

東京

氏名	身長・体重	コメント	将来性
進藤　拓也（西仙北－横浜商大－ＪＲ東日本）横浜８位	１８６・９０右・右２年目	高校時代以来に見れましたので感想など。ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、左足を伸ばさずに、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ下ろしてくる。左腕を下から上に使って、引き込みは早い。捻転差が解けるタイミングは早く、着地も早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまうケースも見られました。クイックは不明です。球種的には、MAX１５３㌔を計測したストレートと、１３０㌔台の縦スラと、１３０㌔台のカットボールは確認。ストレートは速かったですし、変化球もまずまずの代物だったと思います。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。と言う事で、球自体は成長していましたので、今年欠点を矯正して、スライダー系以外の絶対的な変化球を習得していれば指名も確実のものとなると思います。期待したいものです。（２０１６年４月２４日掲示板にて寸評）何度か感想は書いてきましたが、昨年の夏前くらいから腕の位置を下げたようですが、フォームだけ映っている動画は見ましたので最終感想など。ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、左足を伸ばさずに、軸足のクッションを利用して、サイドスローよりも上から投げ込んでくる。左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みはやや早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使っては来ましたが、肘から先を立てては使えないようです。フィニッシュでは、首を振って、グラブを後ろに引いて、体勢を崩してしまうケースも見られました。この投法では、グラブの抱え込みは必須です。球筋に関しては映っていないので、何とも言えませんが、腕の位置が下がったことによって球速は落ちたようです。コントロールは元々アバウトでしたので、この部分を改善するために腕の位置を下げたのかもしれませんが、具体的にどうなのかは不明です。 ★纏め球筋を見ていないので、プロで通用するのかどうなのかは全く判断できませんし、この投法では左打者に弱くなるので、その対策も短期間でできているのかどうかも未知数ですので、即戦力にはならないのだとは思います。また肘を立てれないタイプなので、緩いボールも投げれないでしょうから、ストレートとスライダーとツーシーム系統で押しまくるタイプなのでしょうから、短いイニング向きなのだとは思います。と言う事で、詳細は分からないですが、折角指名されたのですから死ぬ気で努力して生き残って欲しいものです。（２０１７年２月１８日掲示板にて寸評）	？
山岡　泰輔（瀬戸内－東京ガス）オリ１位	１７０・６５右・左３年目	社会人１年目も見ていましたが、昨年も見れましたので感想など。プレートの真ん中を踏んで、ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向に足を向けて、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。左腕を縮めてから伸ばすタイプで、引き込みはやや早い。捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。テイクバック大きくは無いものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引いて、体勢を崩してしまうケースも見られました。クイックはしてきます。フィールディングの動きも良かったです。球種的には、MAX１４５㌔を計測したストレートと、１２０～１３０㌔台の落差の大きな縦スラと、１１０～１３０㌔台のチェンジアップと、１３０㌔台のツーシームと、１００㌔台のカーブは確認。ストレートはまずまずでしたが、魔球の縦スラは良いのと悪いののバラツキが激しく、チェンジアップとツーシームは右打者にも投げ込んでくるのが特徴的です。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。と言う事で、まずまず順調に成長していましたので、今年実績をきっちり残せれば小柄ではありますが指名確実となると思います。期待したいものです。（２０１６年４月２７日掲示板にて寸評）高校時代から毎年見てきましたが、指名されましたので最終寸評を。プレートの１塁側を踏んで、ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を小さく蹴って、上体が３塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げこんでくる。左腕を下から上に使って、引っ込みはやや早い。捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引いて、体勢を崩してしまうケースも見られました。牽制を入れて、クイックもしてきます。球種的には、MAX１４８㌔を計測したストレートと、１３０㌔台のカットボールと、１２０～１３０㌔台の縦スラと、１１０㌔台のカーブと、１３０㌔台のフォークと、１１０～１３０㌔台のチェンジアップは確認。ストレートは良くなりましたが、縦スラは偶に高校時代のような素晴らしいのが来たりもするのですが、速いカーブのようなものも多かったのは社会人で劣化した部分ですが、色々な曲りの変化をわざとさせているのであればありかもしれませんが。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。右打者にチェンジアップを投げてＨＲを叩き込まれた直後には、イラっとして三振に切り捨ててきましたが、気持ちは強い投手です。 ★纏めまあある程度順調に成長したと思いますので、小柄ではありますが１位指名は妥当と思います。小柄な投手は寿命が一般的に短いですが、コツコツ努力して工夫しながら長く活躍できる投手になって欲しいものです。（２０１７年２月５日掲示板にて寸評）	★

神奈川

氏名	身長・体重	コメント	将来性
谷岡　竜平（成立学園－東芝）巨人３位	１８１・８１右・右３年目	社会人では初めて見れましたので、感想など。ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターから投げ込んでくる。左腕を下から上に使って、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。テイクバック大きくはないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使っては来ましたが、肘をもっと前に出したいものです。フィニッシュでは、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまうケースも見られました。クイックはしてきます。球種的には、MAX１４７㌔を計測したストレートと、１３０㌔台の縦スラと、１３０㌔台のフォークは確認。ストレートは、球速表示程の代物では無かったですし、変化球もまずまずでしたが絶対的なものでは無かったです。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。と言う事で、高卒２年目としてはまずまずでしたので、今年欠点を矯正して、ストレートにも磨きをかけて、変化球の精度も上げて、都市対抗でも結果を残せば指名圏内に突入すると思います。期待したいものです。（２０１６年４月１８日掲示板にて寸評）何度か見てきましたが、指名されましたので最終寸評を。ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも下から押し出すような感じで投げ込んでくる。左腕を下から上に使って、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまあまあ鋭角に使っては来ましたが、肘から先を立てては使えないようです。また肘をもっと前に出したいものです。フィニッシュでは、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。牽制を入れて、クイックもしてきます。球種的には、MAX１４６㌔を計測したストレートと、１３０㌔台の縦スラと、１３０㌔台のカットボールと、１３０㌔台中盤のフォークは確認。ストレートは微妙でしたが、フォークは投げ過ぎではあるのですが落差があって決まると良かったです。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 ★纏め正直微妙と言うか不安です（正直管理人なら指名はしなかった）。フォークの投げ過ぎによって上記の肘の使い方となっているなら、矯正できるのなら活躍も可能ではありますが、矯正できないとストレートがプロの打者には通用しないですのでねえ。と言う事で、後はプロの育成力と本人の意識の問題にかかっていますが、折角指名されたのですから死ぬ気で頑張ってしがみ付いてでも生き残って欲しいものです。（２０１７年２月１２日掲示板にて寸評）	？
高梨　雄平（川越東－早稲田大－ENEOS）楽天９位	１７５・８０左・左２年目	何度か見てきましたが、昨年の８月までは腕の位置は上がっていましたので、その後に急遽腕の位置を下げたのでしょうが、フォームだけ映っている動画は見ましたので最終感想など。ランナーがいる際だったので、セットしか分からず。セットから、膝を内に引き上げて、上体も少し捻って、上体が１塁側に傾いて、セカンド方向を小さく蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、サイドスローよりも少し上から投げ込んでくる。右腕を低い位置で使って、引き込みはやや早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使っては来ましたが、肘から先を立てては使えないようです。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まり気味になって、首を振って、グラブは抱え込んで、体勢を崩してしまうケースも見られました。クイックはしてきます。球筋が分からないので何とも言えませんが、少なくともストレートと変化球の際に癖が出ていたのでプロの打者なら直ぐに分かってしまうと思います。 ★纏め左肩を痛めたりもしていましたし、全盛期でも１４０㌔くらいのストレートで、コントロールも良いわけでもなかったので、最後の賭けに出て急遽フォームを変えたんでしょうね。またフォームを変えた後に見たスカウトも多分殆どいなかったのだと思いますが、偶々楽天のスカウトが見て左打者キラーとしてワンポイント系の投手としてなら活路を見いだせると感じたのだと思います。球筋を見れていないので何とも語れませんが、折角指名されたのですから、死ぬ気で努力して生き残って欲しいものです。（２０１７年２月１９日掲示板にて寸評）	？

静岡

氏名	身長・体重	コメント	将来性
池田　駿（新潟明訓－専修大－ヤマハ）巨人４位	１７４・７１左・左２年目	大学時代以来見れましたが、指名されましたので最終寸評を。プレートの真ん中を踏んで、ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて上体も少し捻って、セカンド方向を蹴って、上体が１塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターから投げ込んでくる。右腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。捻転差は維持しようとしているものの、腰の横回転がやや強くなって、着地は早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使っては来ましたが、肘をもっと前に出したいものです。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝がかなり割れて、グラブを後ろに引くタイプです。牽制を入れて、首の動きでも牽制して、クイックもしてきます。球種的には、MAX１４４㌔を計測したストレートと、１２０～１３０㌔台のスライダーと、１３０㌔台のカットボールと、１２０㌔台のチェンジアップは確認。いずれもまずまずの代物だったとは思います。コントロールに関しては、大学時代は２－３のカウントが異様に多く四球を出して試合時間が長くなっていましたが、大学時代よりは２－３になる確率もかなり減りましたし、纏めては来ましたが、甘くなって痛打されるケースも見られました。気になったのは、左打者に簡単に振りぬかれてしまっていた部分はどうなのか？ ★纏め成長はしたものの、正直微妙ですねえ。巨人はＦＡでバンバン投手を補強しますし、左腕の数も決して少ない訳ではないので、埋もれてしまいかねないとは思いますが、努力は継続して出来る選手だと思いますので、折角指名されたのですから今まで以上にコツコツ努力して何とか生き残って欲しいものです。（２０１７年２月３日掲示板にて寸評）	？

三重

氏名	身長・体重	コメント	将来性
平井　克典（飛龍－愛産大－ホンダ鈴鹿）西武５位	１８０・７５右・？３年目	社会人では見たような気もしますが、記憶に残っていませんでしたが、指名されましたので最終寸評を。ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴って、上体が３塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、インステップして、サイドとスリークウォーターの中間よりも下から投げ込んでくる。左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。テイクバック大きくは無いものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきましたが、肘から先を立てては使えないようです。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。牽制も入れて、クイックもしてきます。球種的には、MAX１４４㌔を計測したストレートと、１２０～１３０㌔台の縦と横のスライダーと、１３０㌔台のツーシームは確認。ストレートは威力がありましたが、開くのでシュート回転してしまうケースも見られましたが、スライダーに関しては打者の手元で小さく鋭く曲がるタイプでプロの打者にも通用すると思います。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。性格的には、サインミスもしてしまううっかり者ですが、打者が肘を出して当たりに来てのデットボールの判定に対して怒っていましたが、その後は全く動じなかったですので、気持ちは強いタイプです。 ★纏め大学時代からはかなり成長したと思いますが、プロでは１年目からバンバン活躍できるわけでは無いかな？と思いました。ただスライダーは間違いなくプロでも通用しますので、ストレートを更に磨いていければ２年目から活躍できるようになると思います。折角指名されたのですから、死ぬ気で努力して生き残って欲しいものです。（２０１７年２月７日掲示板にて寸評）	★

滋賀

氏名	身長・体重	コメント	将来性
西口　直人（大阪山本－甲賀健康医療専門学校）楽天１０位	１８３・８０右・右１９歳	高校時代に名前は聞いたことがありましたが、専門学校での投球は分からないですが、高校時代の動画は少し見れましたので感想など。ランナーがいる際の動画だったので、セットしか分からず。セットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を向けて、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。左腕を下から上に使って、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引いて、体勢を崩してしまいます。クイックはしてきます。球種的には、MAX１３５㌔ちょっとくらいのストレートを２球のみ確認。高校時代にもMAXは１４５㌔だったようですが、専門学校ではMAX１４９㌔にまで伸びたようですが、変化球はカーブがあるようですけど見ていないので分からず。コントロールはアバウトそうでした。 ★纏めまあ専門学校時代の投球が分からないので何とも言えません・・・・・ただまあ１９歳で１４９㌔を投げるようなので、伸び代を期待しての先物買いでの指名なのでしょうから、後は本人の意識の問題とコーチの育成力に掛かっていると思います。折角指名されたのですから死ぬ気で努力して生き残って欲しいものです。（２０１７年２月２０日掲示板にて寸評）	？

大阪

氏名	身長・体重	コメント	将来性
藤谷　洸介（周防大島－パナソニック）阪神８位	１９４・９５右・右３年目	高校時代から名前は聞いていましたが、昨年の模様を少し見れましたので最終感想を。ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を向けて、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。左腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブを後ろに引いて、体勢を崩してしまうケースも見られました。牽制を入れて、クイックもしてきます。球種的には、MAX１４０㌔ちょっとくらいのストレートと、カーブと、縦スラと、フォークは確認。いずれもまずまずの代物だったと思います。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多く、甘いボールを振りぬかれるケースも散見されました。 ★纏め高校３年の肘の骨折から社会人でリハビリを２年行って、実質昨年から実戦経験を積んだようですが、確かに資質の高さは理解はできます。またスカウトが、昨夏から急激に良くなって、１年待ったら上位指名になってしまうので先物買いで獲得したとの事ですが、性格面とかは分からないので何とも言えませんけど、変な癖も少ないですし、育成次第でストレートに迫力が増せば期待はできるとは思います。後は、本人の意識の問題とコーチの育成力に掛かっていますので、折角指名されたのですから死ぬ気で努力して生き残って欲しいものです。（２０１７年２月１５日掲示板にて寸評）	？
酒居　知史（龍谷大平安－大体大－大阪ガス）ロッテ２位	１７５・７７右・？２２歳新２年目	社会人では初めて見ましたが、感想など。ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、軸足に軽く足を絡めてからショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。左腕を下から上に使って、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくはないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますし、肘から先をまあまあ立てて使えるタイプです。フィニッシュでは、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。牽制を入れて、クイックもまあまあしてきます。球種的には、MAX１４７㌔を計測したストレートと、１３０㌔台のツーシームと、１１０㌔台の小さめのカーブと、１３０㌔台のスプリットと、１３０㌔台の縦スラと、１３０㌔台のカットボールは確認。球種も豊富ですし、全ての球種が一定以上の代物だったと思います。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。スクイズも咄嗟に外してきましたが、危険回避能力もあるようです。と言う事で、まずまず順調に来ていましたので、今年欠点を矯正して結果もコンスタントに残せれば指名は確実となると思います。期待したい投手です。（２０１６年４月７日掲示板にて寸評）大学時代から何度か見てきましたが、指名されましたので最終寸評を。ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて止まり加減に溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。左腕を下から上に使って、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使っては来ましたが、肘から先を立てては使えないようです。フィニッシュでは、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまうケースも見られました。この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。しつこく牽制を入れて、クイックはまあまあしてきます。球種的には、MAX１４９㌔を計測したストレートと、１２０～１３０㌔台のツーシームと、１３０㌔台のフォークと、１３０㌔台のカットボールと、１１０～１２０㌔台の縦スラと、１００㌔台のカーブは確認。ツーシームは良かったですが、他はまあまあでしたし、カーブの際にのみ肘をやや立てては球種がばれてしまいます。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。都市対抗では調子をかなり落としていたようですが、ツーシームとフォークで何とかしのぎ切りましたし、気持ちは弱くないタイプだと思いますし、日本選手権では復調の兆しは見えていました。 ★纏め正直良い時は知っていますが、肉体的なキャパにもあまり恵まれてはいないですし、プロと言う領域ではそこそこの活躍のタイプのように思いますね。まあ折角指名されたのですから、死ぬ気で努力して長く生き残って欲しいものです。（２０１７年２月１０日掲示板にて寸評）	★
土肥　星也（尽誠学園－大阪ガス）ロッテ４位	１８４・７４左・左２０歳新３年目	社会人では初めて見ましたが、成長していましたので感想など。ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、上体も少し捻って溜めて、セカンド方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。右腕を縮めてから伸ばすタイプで、引き込みはやや早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくはないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますし、肘から先をまずまず立てて使えるタイプです。フィニッシュでは、首を振って、グラブを後ろに引いて、体勢を崩してしまうケースも見られました。この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。クイックはしてきます。球種的には、MAX１４４㌔を計測したストレートと、１１０～１２０㌔台のスライダーと、１１０㌔台のカーブは確認。ストレートは進化したと思います。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。と言う事で、まずまず期待した成長曲線通りに成長していましたので、今年欠点を矯正して大きな舞台で結果を残せば指名も確実のものとなると思います。期待したい投手です。（２０１６年４月６日掲示板にて寸評）何度か見てきましたが、指名されましたので最終寸評を。ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、溜めて、セカンド方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んで来る。右腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。フィニッシュでは、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。牽制を入れて、クイックもしてきます。球種的には、MAX１３８㌔を計測したストレートと、１１０㌔台のスライダーは確認。いずれも良くなかったです。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 ★纏め調子はかなり下降していたようですが、素材の良さは知ってはいますが、左腕でこんな感じの状態でプロに入って活躍した投手は過去に記憶にないのがねえ・・・・まあ後はコーチの育成力と本人の意識に掛かっていますので、折角指名されたのですから、死ぬ気で努力して生き残って欲しいものです。（２０１７年２月１１日掲示板にて寸評）	？
小林　慶祐（八千代松蔭－東京情報大－日本生命）オリ５位	１８７・８６右・？２３歳２年目	日本選手権でも生で見ましたが、感想など。プレートの１塁側を踏んで、ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ下ろしてくる。左腕を下から上に使って、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝を突っ張って、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。クイックはしてきます。球種的には、MAX１４５㌔を計測したストレートと、１２０㌔台の縦スラと、１００㌔台のカーブは確認。都市対抗ではまずまずってな感じでしたが、日本選手権ではストレートには凄みが出て、１３０㌔台のフォークを投げて三振を奪いまくっていました。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。と言う事で、昨秋にはかなり成長したなあと感じましたので、今年欠点を矯正して大きな舞台で実績を残せば上位指名は間違いないと思います。期待したい投手です。（２０１６年５月１日掲示板にて寸評）大学時代から何度も見てきましたが、指名されましたので最終寸評を。プレートの１塁側を踏んで、振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、略オーバースローから投げ下ろしてくる。左腕を下から上に使って、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしているものの、腰の横回転が強くなって、着地も早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まり気味となって、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまうケースも見られました。クイックはしてきます。球種的には、MAX１４８㌔を計測したストレートと、１２０～１３０㌔台の縦スラと、１２０～１３０㌔台のカットボールと、１３０㌔台のフォークと、９０㌔台のカーブは確認。ストレートは、良いのと悪いののバラツキは大きかったですが、変化球はまずまずだったと思います。コントロールはランナーを出さずにノビノビ投げている際には悪くは無いですが、細かいコントロールは無いです。性格面は、ピンチで登板して１人目は打ち取ったものの、２人目はカウントを悪くして甘くなって打たれていましたが、精神的に弱くは無いですが凄く強くも無いようです。 ★纏め正直な感想は、期待した成長曲線には達していなかったですし、本来もっと上位指名候補ではありましたが、５位指名と言うのは妥当と思います。ただ資質的にはかなり良いものを持っていますので、プロの育成力と本人の意識次第では、将来的に「あの順位で取れたのは奇跡だったね」みたいな感じに化けても不思議では無いものは持っています。と言う事で、折角指名されたのですから、死ぬ気で努力して生き残って欲しいものです。（２０１７年２月２日掲示板にて寸評）	★

兵庫

氏名	身長・体重	コメント	将来性
森原　康平（山陽－近大工学部－新日鐵広畑）楽天５位	１８４・８３右・左３年目	社会人では今まで見たかどうか記憶にないですが、指名されましたので最終寸評を。プレートの１塁側を踏んで、小さく振りかぶって、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向に足を向けて、上体が３塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターから投げ込んでくる。左腕を下から上に使って、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしているものの、腰の横回転が強く、着地も早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。フィニッシュでは、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。クイックはしてきます。球種的には、MAX１５１㌔を計測したストレートと、１２０㌔台の縦スラと、１２０㌔台のフォークは確認。ストレートは良いのと悪いののバラツキはあるものの、偶にプロの領域のボールも投げてきましたが、回を跨ぐとスピードが落ちますし、縦スラは普通です。コントロールも一応纏めては来ましたが、甘いのが多かったです。精神的には、ピンチで登板しても堂々としていましたが、場数を踏んである程度強くはなったようです。 ★纏め正直微妙ではあります。ただ３年間でスピードは１０キロ以上速くなりましたし、成長は徐々にしたとは思いますので、後はプロの育成力と本人の意識の問題に掛かっていると思います。と言う事で、折角指名されたのですから、死ぬ気で努力して生き残って欲しいものです。（２０１７年２月６日掲示板にて寸評）	？

福岡

氏名	身長・体重	コメント	将来性
有吉　優樹（東金－東京情報大－九州三菱自動車）ロッテ５位	１７９・７９右・右３年目	今迄何度か見てきましたが、指名されましたので最終寸評を。ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。左腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。捻転差は維持しようとしているものの、腰の横回転がやや強くなって、着地も早い。テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使っては来ましたが、肘から先を立てては使えないようです。腕をしっかり最後まで振り切れないケースが多いのは気になりました。フィニッシュでは、膝を突っ張り気味となって、首を振って、上体が１塁側に倒れて、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまうケースも見られました。牽制を入れて、クイックもしてきます。ピッチャーライナーに対する反応も良かったです。球種的には、MAX１４５㌔を計測したストレートと、１２０～１３０㌔台の縦スラと、１２０～１３０㌔台のチェンジアップと、１２０～１３０㌔台のカットボールと、１３０㌔台のツーシームと、偶に９０㌔台のカーブは確認。いずれもまずまずの代物だったと思います。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。ライトのエラーでピンチを迎えても凌ぎきりましたし、精神的には弱くないと思います。 ★纏めまあこの順位なら妥当と思いますし、こう言ったタイプを育成するのが上手なロッテなのは良かったのではないでしょうか？後は本人の意識の問題にかかっていますので、折角指名されたのですから死ぬ気で努力して生き残って欲しいものです。（２０１７年２月１４日掲示板にて寸評）	★