２０１０年度の逸材

茨城

氏名	身長・体重	コメント	将来性
高宮　和彦（藤代）専修大	一塁手捕手１７５・８０右・右	中学時代は茨城県選抜で中軸を担っていたらしいですね。初めて観ましたが、この選手は右の強打者として中々期待の持てる素材です。打順は３番でした。スクエアスタンスで膝はあまり折らず、グリップエンドは肩のライン程の高さにセットしてヘッドを微かに揺らがして、左足を軽く上げて（タイミングの取り方はややバラつき気味か）スクエアに踏み込むスタイルです。極端なグリップの移動はないと思いますが、打ちに行くときに若干上がるでしょうか？。圧巻だったのが、逆風を衝きながらグングン伸びてレフトフェンスを越えたホームランでしたが（ちなみに土浦球場は両翼99中堅122と結構広い）、下半身の開きもしっかり抑えられており腰の据わったバッティングは１年生らしからぬものを感じました。守備はファーストですしよくわかりませんが、少なくとも現時点では守備を売りにしたり、走れるタイプではないと思います。いずれは県内有数の強打者として名前も挙がることと思いますが、今後の成長が非常に楽しみですね。期待大です。（０８年９月　いばらっきさん情報）名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。開いて、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。観戦日はインサイドのサンプルが無かったのですが、厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外の縦スラは完全にこなせる程では無いのですが、脆さは感じないです。頭の高さはあまり変らないので、選球眼はまずまず良いと思います。軸のぶれない、鋭く振り切って来るスイングは中々の代物でした＾＾捕手としては、通常のキャッチングはまずまず見所はあるのですが、ミットを動かしながらの捕球スタイルは如何なものか？？ランナーがいても膝を付くタイプで、観戦日はワンバウンドを前に落としてきてましたが、安心感は無いです。肩は良いものの、コントロールの精度は上げたいものです。リードは無難でした。と言う事で、欠点はありますけど確かに見所はある選手でしたので、次のステージで欠点を潰せると面白いのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１１年２月２７日掲示板にて寸評）	★
鈴木　諒太（藤代）中央学院大	センター１７８・７０右・左	知らない選手でしたが、面白いものを持っていると思います。軽く開いて、踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動が見られます。インサイドには厳しそうですが、ファールでは逃げれるようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。外のボールはレフトに叩けます。外の難しい低めの縦スラに対して、膝を使って、素晴らしいバットコントロールによって捌いてきたのは、中々のセンスだと思います＾＾頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。振っては来ますが、ヘッドスピードはまだまだです。足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く売りに出来るのかどうかは不明です。守備はイージーなものしかなく、肩とともに不明でした。と言う事で、センス的にはかなり良いので、次のステージで欠点を矯正して行って、足が完全に売りに出来るようになると面白いのではないでしょうか？期待したいものです。（２０１１年２月２７日掲示板にて寸評）	★
池田　陽輔（藤代）青森大	サード１７６・６５右・左	全く知らない選手でしたが、２０１０年度の実際に見た茨城の３年生の中では一番良い打者だったと思います。身長的には大きくないですが、学年は多分３年生だと思います。開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドは肘を畳んできっちり捌けます＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。外のストレートは、きっちりレフトに叩いてきます＾＾落ちる系統のボールのサンプルが無かったので、膝と股関節を使ってリストワークにて拾えるのかどうかは不明です。頭の高さはやや変るタイプですが、ミスショットは少なかったですね。スイングアークの美しい、振り切って来るスイングは中々でした＾＾足も速いほうですが、売りに出来るのかどうかは不明です。守備の動きは良かったですし、肩も中々の強肩でした。と言う事で、打撃は落ちる系統を捌けるのであれば、ヒッチくらいしか欠点は無いですし、守備もショートも出来るように思いましたので、次のステージで順当に進化すれば騒がれると思います。全く無名の選手ですが、４年後の進化にかなり期待したいですね＾＾（２０１１年２月２８日掲示板にて寸評）	★
大塚　匠（常磐大高）	三塁手１７６・７２右・左	夏も１年生ながらレギュラーで出場していた選手です。ノーマークでしたがちょっと気になりましたので、短評で。まず打撃面ですが、１番打者ながら引っ張る意識の強そうなプルヒッター風の打撃内容でしたが、振り切ってくるスイングには好感は持てます。守備面は１年生にしては結構上手だと思います。肩は二塁手としてまずまずと思いますが（多少モーションは大きいか?）、守備範囲は中々広く動きもこなれている感じがします。足もそこそこ使えるようです。将来的には打力のある二塁手（まあ遊撃も可能だとは思う）として期待してみたい選手です。（０８年１０月　いばらっきさん情報）春の招待試合では水戸市内選抜チームのメンバーに選ばれており、サードでは県内でもトップを争える野手だと思います。ほぼスクエアスタンスから振り切ってくるスイングは力強く一発の魅力がありますが、やや振り回してしまうような面も見受けられ、ミート力をもっと伸ばせるとさらに面白いと思います。守備も下級生の頃から良いイメージでしたが、サードでも安定した守備を見せており肩も中々の強肩。足も使える選手ですので、走攻守のバランスの良さは県内のサードとしては秀逸。打撃の上積みに期待したいですね。（１０年６月　いばらっきさん情報）	★
鈴木　翔平（常総学院）国士舘大準硬式	一塁手／左翼手１７５・８５右・右	中学時代はシニアの東関東選抜メンバーとして豪州遠征し、ＭＶＰにも選ばれた経験を持つ選手です。秋の県大会では１番、４番、５番と様々な打順で使われています。プロフ通りゴロンとした体型をしています。半足分くらい開いていますが、膝を軽く折ったほぼスクエアスタンスで、グリップエンドを肩の上程の高さで体の近めにセットし、ヘッドがやや投手方向に向いて小さく回し、軽く足を上げてスクエアに踏み込み、１年生としては破格のスイングスピードで振り切ってくるスタイルです。ボックス内では中々垢抜けた雰囲気を感じさせます。グリップの移動に関しては気になるほどは見受けられませんでした。パワーは１年生としては申し分なく、打球に角度の付くタイプで、観戦日のホームランは１３５㌔弱の甘いストレートを捉えたものですが、瞬間それとわかるもので飛距離もかなり出ていました。反面アウトサイドの水準以上の変化球への対応はまだまだのようですし、ボール球を振り回してしまう傾向も見られます（インサイドをこなせるかは不明）。ただ、硬さのあるスタイルではないので、いずれ克服は可能かと思われます。打撃傾向としては早打ちといえるタイプで、初球からでもどんどん振っていく積極性には好感が持てます（反面選球眼には課題がありそうですが）。守備は試合途中で守備固めを出されてしまうくらいなのでまだまだですし、外野はちょっと厳しいのでは？。足は体型通り遅いですね。肩は不明です。丸々とした顔と体はキャラクター的にも人気が出そうな感じですし、今後どのように成長していくのか楽しみな選手です。期待大としておきます。（０８年１２月　いばらっきさん情報）	★
柴崎　利大（常総学院）東北福祉大	遊撃手１７６・７１右・左	ショートの守備なら県内屈指の実力を持つ選手。課題とされてきた打撃も徐々に成長してきたようです。まず定評のある守備ですが、グラブ捌きはこなれており、特にイレギュラーに対する反応力、対応力の高さは出色だと思います。守備範囲も広く、肩も問題なく強肩のレベルで送球精度も安定しています。一方打撃はやや開いたオープン気味のスタンスから、投球モーションに合わせてバットのヘッドを下げてミートを心掛けてくるスタイル。パワーのあるタイプではないですが、打撃に思い切りの良さは出てきたようですね。足もまずまず速い方だと思います。今後打撃面でさらなるレベルアップが図れれば県下ＮＯ１ショートの座も争える選手だと思います。期待したいですね。（１０年２月　いばらっきさん情報）	★
神　佑輔（常総学院）国士館大	中堅手１８２・７０右・右	秋は中軸を担うことも多くなった長身で痩身にも映る外野手です。完全なスクエアスタンスで、懐の深さを感じさせるようなボックスでの構えから、大振り少なくセンター中心に弾き返してくる中距離アベレージヒッタータイプの打者。打ちに行くときにグリップが下がるような動きが見られるのが気になりましたが、バッティングに荒さのあるタイプではなく広角にヒットを飛ばせますし、意外にもバントヒットを狙ってきたりもします。長身ですが足は速く盗塁も積極的に試みてきます。守備は外野ならどこでも守りますが、無難にこなしますし肩もまずまず強いようです。派手さのある選手ではないですが、万能型の長身野手として重宝されそうな選手ですね。打撃に怖さが出てくるとさらに面白いと思います。（１０年２月　いばらっきさん情報）	★
柴沼　蓮（水戸商）	右翼手１７３・６８右・左	夏は上位打線で高打率を残した名門期待の好打者。大柄ではないものの長打も望める打撃はチーム内でも出色です。グリップエンドを高めにセットした大きく見せる構えから、振り切るスイングでヒットを量産。足も兼ね備えている選手ですので、肩が良ければ守備力も売りにできるかもしれません。走攻守揃った野手として今後の活躍が楽しみです。【０９夏成績】打数１８　安打１０　打点２　三振０　四死球０（０９年１２月　いばらっきさん情報）決して体の大きくない選手ですが、水戸市内選抜チームにも選ばれているように打力は県内トップクラスの実力がある選手です。やや開いてグリップを耳くらいの高さで体から離し、バットのヘッドを廻して大きく見せるような構えからスイングには力があり、逆方向へも一発級の長打を放てる全方向型のパンチ力には魅力があります。足も中々速い選手ですが、センターの守備範囲、肩の具合はまだイマイチ掴めませんでした（そんなに肩は強そうではなかったような）。とりあえず期待通りの結果は残せていると思いますので、夏に騒がれるようになるか楽しみです。（１０年６月　いばらっきさん情報）	★
国井　恒太朗（水戸一）	捕手／三塁手１７６・８０右・右	弟は甲子園でも活躍した常総学院の１年生スター候補信二朗。兄も中々の素質を有した好選手です。打撃は僅かに開いたくらいのオーソドックスな構え（グリップは肩の上程）から、力強さがありながらも大振り感はないスイングで広角に長打を放ってくる中長距離アベレージヒッタータイプ。あまり初球からは手を出さずじっくり待つ傾向はあるようです。狙い球に対しては追い込まれていてもしっかり振り抜いて捉えていました。開きも結構抑えられている感じはしましたね。捕手転向はまだ試みてる段階なのかイマイチしっくりしない印象は受けました。昨季からの本職はサードですが、打球反応は良かったですし肩もまずまず及第点だと思います。足は普通くらいかと思います。昨季からチームの主力でしたが今季は間違いなくチームを引っ張る中心選手ですし、実力も県内上位の力はあると思います。弟に負けず頑張ってほしいですね。（０９年１２月　いばらっきさん情報）	★
橋本　和真（多賀）	左翼手／投手１７０・６３左・左	夏に観た際トップバッターで打撃センスの高さが認められた選手です。秋は３番打者でした。スクエアスタンスでグリップをヘルメットの上近く上段にセットした構えから、右足を上げて踏み込んで、直球も変化球も上手く捉えてヒット性の当たりを飛ばすミートセンスに恵まれた巧打者。夏もそうでしたが、低めに落ちてくるような変化球への対応力が出色に映り、上手くバットに乗せて外野を深々と破るような当たりも見せていました。タイミングの合わせ方も上手なようですね。ただ威力のあるストレートに負けないパンチ力があるのかは微妙です。足は中々速いようだったのですが、守備面では守備範囲がどうかな？というプレーがあったのがやや気になったのと、肩もそんなに強くはないような（はっきりとはわかりませんが）。ちなみにエースナンバーを着けていましたが投手としては観れていません（秋の公式戦では投げていたようです）。まあ投手としてが不明ですが、打撃センスは中々高いものがあると思いますので、課題の部分をクリアしてレベルアップできるよう頑張ってほしいですね。（０９年１２月　いばらっきさん情報）	★
和田　拓也（水戸葵陵）東日本国際大	捕手１７５・８０右・右	夏もレギュラークラスで出ていましたが（一塁手）、新チームでは捕手となりトップバッターで出場しています。パワーのありそうなゴツイ体格です。いくらか開いてバットのヘッドを投手方向に向けて回す体格なりの威圧感がある構えから、迫力あるスイングで初球からでもドンドン振ってくる好戦的な長距離パワーヒッタータイプ。迫力は県内でもトップクラスですし捉えれば打球も強烈でＨＲの魅力がありますが、荒っぽいですね。スイングもアッパーっぽいのかフライになるケースが目立つのは気になりました。グリップの内への移動が見られ、フォロースルーで重心が軸足にかかりすぎる傾向もあるように見えました。捕手としてはよくわからなかったですが、まあこれからでしょうか。肩は弱くはないと思いますが、送球でシュート回転が強く制球が安定しないのは改善したいですね。足はそこそこかと。とりあえずトップバッターとしては適任かは微妙な気がします。荒い上に勝負が早すぎるので…。強打者の資質は認められますので、進化には期待したいです。（０９年１２月　いばらっきさん情報）	★
亀田　隆斗（鉾田二）作新学院大	左翼手／投手１８０・８３右・左	秋の地区新人戦では３試合で４ＨＲ。立派な体格でアメフト選手ばりのムチムチ感があります。軽く開いたくらいでグリップを肩程の高さにセットした大仰ではない構えから、持ち前のパワーでボールを弾き飛ばす生粋の長距離パワーヒッタータイプ。踏み込みは摺り足気味にスクエア、打ちに行くときにグリップが下がる動きがあるように見えましたがどうでしょうか。ストレートには強いと思いますが、変化球打ちはあまり上手そうには見えなかったですね。甘いインサイドは捉えていましたが詳細は不明です。外野の守備はわかりませんでしたが、この選手投手もやるようですね。投球練習はしていて右のスリークウォーターでしたが詳細は不明です（主にリリーフで登板）。足は速くはないと思います。体格通り打球を飛ばすパワーに関しては県内トップクラスの力がありそうですね。左のスラッガーとして面白そうな素材です。（１０年１月　いばらっきさん情報）	★
影山　輝和（土浦湖北）流通経済大	左翼手１７０・６３右・左	夏は下位打線にありながら２本の三塁打を記録するなど好結果を残した選手。秋は主に上位打線を任されているようです。ほぼスクエアスタンスで、グリップを肩くらいのあまり高くない位置にセットして、全体的に力みを抜かせたような構えから、高いバッティングセンスと好走塁で長打も生み出せるヒットメーカータイプの打者。小柄で決してパワーに恵まれた選手では無いと思いますが、当て勘は良いようで、特に傾向としてはライト方向のヒットゾーンに打球を運ぶケースが多いように感じました。インサイドも上手く捉えた打席はあったのでこなせるタイプかもしれません。守備はセンターもやりますが、守備範囲はまずまず広いようです。肩はよくわかりませんでしたが強くは無いのかも？。足は好走塁もできますし速いほうだとは思いますが、盗塁も積極的に狙えるようになるといいでしょうね。監督もポイントゲッターとして信頼を置いているようですし、小柄ですが巧打者として見所はある選手だと思います。今後のレベルアップに期待したいですね。（１０年１月　いばらっきさん情報）	★
野口　真平（土浦湖北）	遊撃手１７３・６５右・右	比較的小柄ですが攻守にバランスの良さを感じさせるショートストップ。打線では４番を担っています。スタンダードな感じのスクエアスタンスから右方向に強く叩ける打撃センスには見所があり、チャンスに強いタイプのようですね。ショートの守備は守備範囲が広く、投手をやっていたのも観たことがありますが速球には力があった通りショートでも中々の強肩ぶりを見せています。派手さのあるタイプではないですが、今季の県内では攻守に高いレベルにあるショートだと思います。（１０年６月　いばらっきさん情報）	★
吉沢　圭祐（土浦日大）流通経済大	右翼手１７３・７５右・左	下級生の頃からスタメン入りしている選手で、今季の土浦日大では最も力のある野手ではないでしょうか。若干開いたようなスタンスでグリップの移動少なく（多分）、振り抜いてくるスイングには以前よりも鋭さ、迫力が増してきたように思います。夏前哨戦ともいえる土浦市内大会では招待校仙台育英のプロ注目右腕田中が投げ込む１４０㌔級ストレート（インサイド寄り）を多少甘かったと言えジャストミートでライトスタンドに放りこんでおり、巧打に加えパンチ力も持ち合わせる面を見せつけました。守備、走力に関しては特筆する程の印象は無いですが、まずまずのレベルにはあるかと（足はそこそこ速いのかも）。ここ数年実力のある野手を生み出している日大ですので、この選手の夏の活躍にも注目してみたいですね。（１０年６月　いばらっきさん情報）	★
加藤海　駿（土浦日大）	二塁手／遊撃手１６９・６４右・右	１年生の頃からショートのレギュラーを張り続けてきた好守の内野手です。新チームではセカンドを守ることが多くなっています。これまでは守備の人というイメージでしたが、秋は中軸も任されるようになりスイングも鋭く振れるようになってきましたかね。ヒットゾーンに鋭くゴロを転がす短距離アベレージヒッタータイプといった感じでしょうか。セカンドにコンバートされた守備は守備範囲が広く、球際の強さもあり県内トップレベルの実力があると思います。肩もショートを無難にこなしていましたし問題ないレベルです。足は盗塁も狙えるように中々速いです。経験は積んでいる選手ですので、攻守にわたるチームリーダーとして頑張ってほしいですね。（１０年１月　いばらっきさん情報）事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。プロフよりも身長は大きく見える選手です。気持ちクローズに構えて、グリップを体に近く耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった後から、軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。グリップをやや下げるヒッチ打者で、かなりの内への移動も見られ、左肩も内に入りすぎて、ヘッドを投手方向に倒しても・・・・インサイドには、ドンつまりとなってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。外のストレートは右方向に叩けます。頭の高さも変るので、ミスショットも多いですし、落ちるボールには厳しいようです。振っては来ますが、スイングはまだまだでした。打撃以外では、足は速く、盗塁も狙えますが、スタートセンスはどうなのか？守備範囲はかなり広く、グラブの芯では捕球できないケースも見られましたが、肩は中々の強肩だと思います。と言うことで、ネックは打撃ですね。是が向上すると、面白い選手が誕生すると思います。夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年２月２８日掲示板にて寸評）	★
中村　美月（土浦日大）	捕手１８０・７５右・右	知らない選手でしたが（下の名前は分からないです）、妙に気になりましたので感想など。背中を丸めて、スクエアに構えて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところでホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のボールはライトに叩けます。膝を柔軟に使えるのかどうかは分からなかったです。頭の高さはあまり変らないので、選球眼は良いと思います。鋭く振り切って来るスイングはまずまずだと思います。捕手としては、通常のキャッチングにはまずまず見所があります。ランナーがいると膝を付かない方ですし、ワンバウンドも止めてきます。リードもまずまず考えていると思います。地肩は良いと思いますが、ややサイド気味のスローイングの型はどうなんでしょう？コントロールの精度も甘かったです。と言うことで、欠点もありますけど、少し直すと一変すると思いますし、大學での進化に期待したいものです。（２０１１年２月２４日掲示板にて寸評）	？
加部東　達紀（水城）東海大	遊撃手１７８・６５右・左	１年の頃からレギュラーで出ている選手で、とりあえず今季は県下有数のショートストップという評価も受けそうですかね。ほぼスクエアでスタンダードな左構えから、ミート重視で広角にヒットを飛ばすシュアな短中距離アベレージヒッタータイプ。ミートセンスは高いと思いますが、現状パワー不足は否めませんね。グリップの内への移動は相当程度あるようでした。主に２番打者ですが、バントは中々上手でしたし足も速いです。ショートの守備は県内でも有数のセンスの高さがうかがえ、捕球してからスローイングまでのスピードは速く肩も及第点ですが、昨年ちらっと観た時も気になったのですが捕球の際どうも腰高に映るのが？。センスに恵まれた期待のショートですが、まだ体も細く一皮剥けてほしい部分も多分にありますね。今後成長を見せてほしい選手です。（１０年１月　いばらっきさん情報）	★
田口　拓弥（水戸桜ノ牧）	遊撃手１７４・６８右・右	１年生の頃から守備力の高さを買われてレギュラーで出場（セカンド）しており、経験も豊富な県内トップクラスの遊撃手です。新チームになってショートにコンバートされましたが、持ち前の守備範囲の広さと反応力の良さで十分こなしていると思います。肩も及第点以上のものはありそうです。ただ捕球後グラブの持っていき方に若干雑な印象を受けましたが、どうでしょうか。打撃はこれまで売りではありませんでしたが、オーソドックスな構えから広角にシュアな打撃を見せるようになってきましたね。結構読みで打ってくるタイプかなあと思いますが、ハマれば１４０㌔級の球でも捉えて左中間を深々と破ってくる力もあります。足は中々速いはずですが、秋は積極的に盗塁を仕掛けるケースが少なかったようなので是非今後は狙ってほしい部分ですね。エースの吉久保らとともに積み重ねてきた経験を生かしてチームを引っ張って行って欲しいですし、もう一層のレベルアップにも期待したいです。（１０年１月　いばらっきさん情報）	★
鶴　憲明（土浦一）慶応大	捕手１７５・７２右・右	この選手も全く知らなかったですが、欠点もありますけどレベルが高いと思います。軽く開いて、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を上げて踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても。観戦日はインサイドのサンプルが無かったものの、厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のスライダーに対して、崩されながらも、膝を使って、リストワーク良くヒットコースに落としてきます＾＾また、左投手は大好きなようです。頭の高さもそれ程変らないので、選球眼も良いと思います。スイング的には振っては来ますが、まだまだ恐さは感じられません。まあ、かなり右に左にセンターにと、ヒットを量産していましたが、ミートセンスにはかなり見るべきものがありますね＾＾捕手ですけど、足も速く、盗塁も狙えます。捕手としては、キャッチングはまずまず見所がありますが、ランナーがいても捕球時に膝を付くタイプですが、ワンバウンドは止めてきます。リードに関しては、効果的にインサイドを使ってきますし、外のボール球で勝負できますし、良く考えていると思います。投手への返球は、投げ方も良いですし、コントロール良く柔らかく投げてくるのは好感です。肩は１度だけ見たのですが、ショートとセカンドがセカンドベースに入るのが遅れてしまい、中途半端に投げてしまったので分からないですが、投手への返球を見ると良いのでは？と思います。と言うことで、打撃はインサイドを打てるように、グリップの内への移動を緩和して、バットを振り込んでいくと、今以上にかなり打ちまくれると思います。夏までの進化が非常に楽しみな選手です＾＾（２０１０年２月２１日掲示板にて寸評）２年生の際に偶々見て高評価した選手でしたが、昨年も見れましたので感想など。気持ち開いて、グリップを耳よりもかなり高い位置にセットし、投手が腰を落とした所から軽く足を上げて踏み込むスタイル。グリップの内への移動は、許容範囲内の場合と許容範囲外の場合が見られます。今回はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外の縦スラは完全にこなせる程ではないものの、脆さは感じないです。頭の高さはあまり変らないので、選球眼は良いです。振っては来ますが、ヘッドスピードには欠けます。捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。ランナーがいても膝を付かないタイプなので、ワンバウンドも止めてきます。間の取り方も上手ですし、リードは良く考えていると思います。地肩に関してはそれ程では無いようですが、捕ってから素早く刺してくるものの、コントロールの精度はもっと上げたいですね。と言う事で、捕手としては相変わらず良いのですが、打撃は分からない部分もあったものの、期待した成長曲線には達しなかったようです。ただ資質的には良いですので、次のステージでの進化に期待したいものです。（２０１１年２月２６日掲示板にて寸評）	★
鳥井　章平（取手ニ）日大国際関係学部	ショート１８０・７２右・右	結果もさっぱりでしたし、欠点も多いのですが、妙に気になる選手です。略スクエアに構えて、膝でタイミングを計り、上体がかなりホーム方向に被さって、グリップを顎よりも下の高さにセットし、肘でタイミングを計り、投手が腰を落とし始めた後から、軽く足を上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプで、かなりの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても・・・インサイドは、ファールで逃げるのが精一杯の状況です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。外のスライダーにも現状厳しいようです。頭の高さも変るので、ミスショットも多い。ヘッドの立った鋭く振り切ってくるスイングは２年生にしては出色ですが、やや腕が硬いのがねえ。足も速いと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは分からず。守備は、フットワークはかなり良く、グラブの芯で捕球できないケースも見られましたが、スローイングは安定していますし、肩も強肩です。前へのダッシュからの、スナップスローも魅せますし、身体的な能力はかなり高いことをうかがわせますね＾＾と言うことで、打撃には正直欠点が多すぎなのですが、何とか上手く矯正できると、凄い選手が誕生するのですがねえ。まあ高校時代には完成しないかな？とは思いますが、将来的に期待してみたいですね。（２０１０年２月２３日掲示板にて寸評）２年生の時にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。懐深く、軽く開いて、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動が見られます。観戦日はインサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。落差のある低めのカーブをセンターに叩いてきますし、次の打席でも低めの変化球を膝を使って引っ張りきってきたのは中々と言うか、かなり進化した部分です＾＾完全なるローボールヒッターのようです。頭の高さはそれ程変らなくなったので、選球眼も良くなったと思います＾＾球を引き付けて、ヘッドを立てて振り切って来るスイングは、かなり進化したと思います（腕の硬さも大分取れましたし）＾＾足は速いほうですが、サンプルが無く売りに出来るのかどうかは不明です。守備も悪くは無いのですが、かなり荒っぽいです・・・・と言うことで、正直打撃がここまで１年間で進化するとは嬉しい誤算でしたが、後はグリップの内への移動を抑えて、肘を畳んでインサイドをこなせるようになると、大學でも噂になるレベルまで達したと思います＾＾思いいれもある選手ですし、守備ももっと鍛えて、４年後を楽しみに見守りたいと思います＾＾（２０１１年２月２５日掲示板にて寸評）	★
大友　祐太（科技日立）	捕手１７０・７５右・右	チームでは攻守の軸となっている選手。昨年よりも身体に厚みが増しているように思います。上背はありませんがスイングに力強さのあるパワーヒッタータイプで、観戦日は逆方向へ弾道の高いＨＲを放っていました。肩も今季の県内捕手の中では上位レベルの強肩。あとは制球に苦しむ面のあるエースの速球左腕渡部をいかに上手くリードできるかでしょうね。（１０年６月　いばらっきさん情報）	★
中沢　晃（下妻二）	右翼手１７８・７０右・左	春の県大会で最もブレイクした野手と言えばチームで２番打者のこの選手になるのではないでしょうか。打率は.455を記録し打点もチームトップの７打点。そして特筆すべきは放ったヒット１０本中、二塁打４本、三塁打４本、本塁打１本…長打率９割という２番打者らしからぬ成績。ボックスでの構え自体は威圧感のあるもので無く、ほぼスクエアスタンスでグリップを肩くらいの低めの高さに体から離してセットし、小刻みに体を揺らしてミートを重視しているようなスタイル。打ちに行く時グリップに動きがあるようで、内への移動もあるように見えました。スイングに迫力があるわけでもないのですが、捉えるタイミングが良く上手くボールをバットに乗せてくる？ような感じ。傾向的にセンターから右中間を鋭く破るような打球が多いようにも感じました（逆方向は少ないかも）。守備に関しては守備範囲は普通程度かと思いますが、肩はこれも特別強肩とは言えないながらもバックホーム等の送球精度は良いようです。足はそこそこ速いかと。とまあ県大会では良かったのですが、関東大会、招待試合では内容的にもイマイチだったのは？。夏も春同様のインパクトを与えられるか注目です。（１０年６月　いばらっきさん情報）	★

栃木

氏名	身長・体重	コメント	将来性
倉井　聖士（白鴎大足利）	外野手１６９・６６右・右	夏の大会から常時スタメン入りしていた選手で、甲子園でも2安打を放っています。小柄な体格ながら高い打撃センスを持っており、この秋は3番に座っていました。打席ではバットを短く持ち、オープンスタンス気味に構えています。基本的にはコンパクトな振りでセンター方向に返すバッティングをします。長打は少ないですが、ヒットを放つ能力に関しては1年生の中では抜けた存在です。また、ここぞという場面で安打を放つことができ、チャンスにも強い印象があります。（０８年９月　栃木発さん情報）	★
木村　卓矢（黒磯）日体大	一塁手１７５・８５右・右	1年生秋から4番に座り、昨秋・今春の公式戦6試合で5本の長打を放っている選手です。今日の試合でも長打1本を含む3安打を放っており、引っ張った時の打球の強さが目に付きました。守備位置・体格からも守備や足はあまり期待できず、打撃で売るタイプです。（０９年４月　栃木発さん情報）	★
坂倉　翔（栃木工）富士重工	捕手１８０・８０右・右	２年生ながらチームの正捕手で４番も打っている選手です。とりあえず簡単に。ボックス内での構えは、軽く開けたオープンスタンスで膝を折ってスタンス幅を広く取り、グリップエンドを耳の後ろくらいにセットしたスタイル。グリップの移動は殆ど無いようでした。スイングは体格なりに力強く振っており中々のパワーがあると思います。打撃は２年生捕手としては十分だと思いますので、課題は捕手としてのレベルアップですかね。ワンバウンド処理やファールチップ対策などは甘いですし、肩は結構強いですがスローイングまでのスピードとコントロールはもっと磨くべき部分だと思います。リード面も含めて経験を積んで成長できれば強打の大型捕手として注目される選手になると思います。頑張ってほしいです。（０９年５月　いばらっきさん情報）各種雑誌にも名前が既に挙がっている選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。開いて膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップの内への移動は、許容範囲内か許容範囲外か微妙なところです。インサイドには、現状窮屈そうになってファールとなってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のストレートはライト方向に叩けますし、外のスライダーにもついていけないわけではない。落ちる系統のボールに対しても、膝を柔軟に使えるタイプでは無いものの、ファールでは逃げれるようです。頭の高さが変るので、ミスショットも多い振り切っては来ますが、腕がやや硬いスイングは気になります。捕手としては、キャッチングはまあまあです（もっと低めは下から上にミットを持って行けるようになりたい）。ランナーがいる際には、膝を付かない方ですので、フットワークも使えますし、ワンバウンド処理はかなり上手です。ファールフライに対しては、投手を何とか助けたいとの思いが強く、ベンチに突っ込みながらも捕球しに行く、ガッツ溢れるプレーぶりですし、体も頑健のようです＾＾地肩は良いと思いますが、コントロールは？リードもまずまず考えていると思います。と言うことで、捕手としては中々ですので、打撃ですね。資質的には非常に面白いですので、何とか欠点を矯正できると、夏に真のドラフト候補と呼ばれるのではないでしょうか？期待してみたい。（２０１０年２月７日掲示板にて寸評）２年生の時にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想を。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。インサイドには当然厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外の縦スラは甘いと打てますが、崩され易いですし、膝を使っては来ますが、完全にこなせる程ではないようです。外のストレートはライトに強く叩けます。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。腰の据わった振り切って来るスイングはまずまずですが、やや腕が硬いのは？捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。ランナーがいても膝を着くのですが、ワンバウンドは止めてきますし、小フライをダイビングチャッチしたりと動きは良いです。またフェンスを恐がらずに捕りに行くガッツも買いの部分です。地肩は良いのですが、コントロールの精度は上げたいものです。と言うことで、期待した成長曲線には達しなかったのは残念ですが、面白いものは持っていますので、次のステージでの更なる進化に期待したいものです。（２０１１年５月１９日掲示板にて寸評）	★
角田　皆斗（栃木工業）専修大	外野手右・右１８０・８５	2年生ながら栃木工業で4番を勤めるだけでなく、2番手投手として力のある投球を見せてくれました。練習試合ではMAX140キロを出したということですが、この日もストレートは平均して133キロ～134キロをキープし、MAXは136キロを記録しています。スライダーやカーブは空振りやカウントがとれるレベルにあります。セットポジションでの球速の落ち込みや、制球難がやや課題です。 4番に座る打撃もパワフルで、強烈なライナーを引っ張るタイプです。秋以降はエースとして活躍が期待され、来年度の注目投手の一人になると考えられます。（０９年７月　栃木発さん情報）事前に名前は聞いていましたが、中々面白いものを持っていると思います。ノーワインドアップから、ゆったり膝を内に引き上げて、軸足に絡めて、セカンドベースとショートの中間方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも下からややインステップして投げ込んでくる。左腕も大きくは使えるものの、引き込みは早い。捻転差も維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、着地は早い。テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、やや顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って、球持ちも良い。フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブは大きく後ろに流れて、やや体勢を崩すケースも散見されます。牽制を入れるも、クイックはしようとするも微妙なレベルです（軸足に絡めないようにする事によって、フォームがぎこちなくなる）。球種的には、MAX１４０㌔のストレートと、縦スラと、落差のあまり無い９０㌔台の緩いカーブは確認。ストレートのノビは中々で、威力もかなりあると思います。縦スラも決まると中々ですが、カーブの際に腕の振りが緩むのは？？コントロールも纏めては来るのですが、突然ストレートの四球を出したりと、荒れたりするタイプの投手です。中軸を打っている打撃は、グリップの内への移動は見られるものの、外のスライダーも右方向にきっちり打てますし、振り切ってくるスイングには迫力があると思います。と言うことで、将来性は投手だと思いますので、何とか冬に欠点を矯正できると、真のドラフト候補になれるのでは？期待してみたい＾＾（２０１０年２月７日掲示板にて寸評）今年の栃木県で一番注目されていた投手。たぶん打者としても一番注目されていたと思います。体格に示す通り、非常にがっちりとしています。まず、投手としてですが、フォームはかなり腰高でほとんど手投げのような状態です。非常に早いテンポで球を放ってきます。ストレートの平均球速は130キロ～135キロでMAX139キロとガンの数字はそれほどでもありません。しかしながら、この投手のストレートの威力は間違いなく県内NO.1でした。球場での生観戦やテレビ中継を見ていても常時140キロ超と錯覚するような重そうなストレートです。右打者への外角、左打者への内角へズバッと決まるストレートで三振の山を築いていました。この夏は35回1/3で48奪三振を記録しました。変化球はカウントを稼ぐカーブのほか、空振りの取れるチェンジアップの他、スライダーを投げていました。かなり粗っぽい投手ですが、見ていて楽しい投手です。続いて打者としてですが、高々とバットを持ち上げて打席に立っている姿は威圧感があります。引っ張った時の打球のスピードはかなり速いですね。体格通りパワーもあります。今大会は20打数9安打としっかり結果も残しています。ただ、狙い球を絞らずどんな球でも振ってくる印象があり、ボール球に手を出したりするので、打撃も粗っぽい。将来性としては投手の方だと思います。未完成で伸びしろがかなりありそうなので、上でフォームを改善して将来はプロを目指してほしい。（１０年８月　栃木発さん情報）２年生の時も感想を書きましたが、昨年度の栃木ＮＯ１投手でしたが、感想は以下の通り。ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、軸足に少し絡めるようにして、ショート方向を蹴るようにして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますし、肘から先が立って使えるタイプです。ただ、両肩に必要以上に力みを感じられたのはどうなのか？フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブは後ろに流れて体勢を崩してしまいます。この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。牽制を入れて、クイックもしてきます。球種的には、MAX１４０㌔弱しか計測されなかったストレート（たた栃木の球場のガンは辛いので、他の球場なら１４０㌔超は出ていたと思いますし、勝負を優先して全力では投げてはいなかった事もあります）と、落差のあるカーブと、縦スラと、ツーシームは確認。ストレートはボリューム感があって、重そうな代物で、ツーシームを新たに覚えたようですが、これは中々でした。肘から先が立って使えるが故に、この腕の位置で投げてもカーブが投げれるのですが、カーブの際に腕の振りが緩むのは気になりました。コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。余談ですが、グリップの内への異常な移動が見られるのですが、スイングの速さも超高校級でしたし、打撃も栃木県ＮＯ１だったかもしれません。と言うことで、期待した成長曲線には達しなかったものの、まずまず伸びたとは思いますので、大学での更なる進化がかなり楽しみですね＾＾（２０１１年５月１９日掲示板にて寸評）	★
海老根　大将（作新学院）東北福祉大	ライト１８０・７４右・左	作新学院の3番打者。今大会では18打数8安打、2本塁打、10打点の結果を残しています。スタンドまで運ぶ長打力のある打者ですが、基本的にはコンパクトに打球を弾き返すスタイル。チャンスの場面で大振りすることなく、確実にランナーを帰す打撃をしている印象です。体格的にもいいものを持っているので、県内の注目打者のひとりです。（０９年１０月　栃木発さん情報）昨秋に紹介済みの選手ですが、個人的には県内の打者では最もセンスを感じる打撃をしていたと思います。秋は18打数8安打、春は12打数7安打、夏は17打数8安打と常に好成績を残し、3大会で長打10本、本塁打3本と長打力も十分です。当然作新でも1番の強打者ですが、なぜかどの大会でも4番に座っていた印象がなく、5番や3番に座っていました。打撃は引っ張り中心ですが、外の球は反対方向に放つ打撃もできています。内角の球をさばくのが上手く、右方向に速い打球の長打を放つことができます。スイング軌道やスイング後の体勢もブレがなくきれいなフォロースルーを描いています。選球眼もいいものがありそうです。足も速く、体格的にも恵まれており、上のレベルでも将来性を感じる選手です。（１０年９月　栃木発さん情報）下級生時代も多分見ていたのでしょうが、昨年見た感想は以下の通り。軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドの一定以上のストレートには現状詰まってしまうのは残念。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートはレフトに叩けます。ツーシームはファールでは逃げれるようですし、落ちるボールも甘いと捌けるようです。左腕のストレートは苦にしないですし、左腕の変化球も見極めて来ますし、甘いと叩けるようです。頭の高さはあまり変らないのは良いのですが、インパクトの際にかなり首を傾けるのは気になります。振り切って来るスイングは中々迫力がありましたし、長打力も秘めています（右中間へのＨＲは凄かったです）。足も速いですし、盗塁も狙えます。守備はイージーなものしかなかったのですが、守備範囲は広そうですし、肩は良いと思います。と言うことで、かなり成長したと思いますし、大学での進化が楽しみですね。（２０１１年５月２０日掲示板にて寸評）	★
小曾根　陽平（作新学院）	ショート１７５・７２右・左	甲子園では正直気にならなかったですが、秋に雑誌にも名前が出ましたので、予選を真面目に見てみましたが、確かに面白いものは持っていました。開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて、ややアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを耳の高さまで上げて、内への移動も見られます。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。左腕のストレートは苦にしないようです。きちんとしたサンプルは無かったものの、アウトステップするので、左腕のコースに決まるスライダーにはどうかな？と思います。頭の高さはあまり変らないので、選球眼はまずまず良いと思います。スイングスピード的にはまだまだですが、キレのあるスイングは今後のノビシロの大きさを感じさせます。打撃以外では、足は速いですし、盗塁も狙えます。守備の動きはかなり良く、センターの前へ落ちそうな難しいフライに対して、センターを咄嗟に避けながら、身を翻して捕球してくる身のこなしには、物凄い身体的能力の高さをうかがわせますね＾＾肩も強肩でした。と言うことで、中々見所がある選手だとは理解できましたので、夏の進化に期待したいものです＾＾（２０１０年２月６日掲示板にて寸評）昨年、管理人様が紹介済みの選手です。今大会は調子が今一つということもあり、スタメン出場は大会後半からでした。打順も6番と、比較的責任の軽い打順を任されていました。元々は守備を売りにしていたので、守備範囲は広く、動きも軽快です。最終学年になってからは打撃でも主軸を打ち、県内でも有数の打者として台頭しました。スイングスピードは県内トップレベル。左～右中間方向に力のある打球を飛ばす力があります。足も速く3拍子揃った選手なので、上のレベルでも野球を続けられる素質はあると思います。（１０年９月　栃木発さん情報）下級生の際も感想を書きましたが、昨年はコンディション不良とかであまり登場はしなかったのですが、感想など。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。インサイドには現状厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートはレフトに叩けますし、甘いボールは引っ張りきって長打を放ってきます。左腕のスライダーには開くので厳しいのですが、甘く入ると振り切って捉えてきます。頭の高さはあまり変らないのは良いのですが、この選手もインパクトの際に首がかなり傾くのは気になります。腰の回転を生かした、キレのある振り切って来るスイングは高校生ではトップランクだったと思います。足も速いですし、隙を突いた好走塁もしてきます。守備の動きは相変わらず良かったですし、スローイングも安定していました。と言うことで、体調不良等は良く分からなかったですが、進化しつつある姿は中々嬉しかったですね＾＾４年後に期待したいものです。（２０１１年５月２０日掲示板にて寸評）	★
兵藤　拓也（足利工大付）	捕手１７７・８１右・右	がっちりした体格から強烈な打球を放つことができる強打の捕手です。非常に強肩の捕手で、今大会見てきた中では肩に関しては県内No.1です。盗塁阻止率も高い。パワーは十分なので、打撃の確実性を増せば、県内有数の強打者になれる可能性を秘めています。（０９年１０月　栃木発さん情報）	★
山村　知輝（足利工大付）	一塁手１８０・７９右・右	1年秋はクリーンナップを打っていましたが、線の細かった昨年に比べ、体重が10kg増え、力のある打球を放つようになりました。今大会は19打数9安打、長打3本と優れた結果を残しています。打球の速さは秀逸です。守備位置から考えても、打撃をウリにするタイプなので、体格を生かした力のある打撃により磨きをかけて欲しいところです。（０９年１０月　栃木発さん情報）	★
船渡川　毅（足利工大付）大東文化大	遊撃手１８２・７３右・右	足利工大付の4番打者で、今大会は19打数8安打という結果を残しています。長打力もありますが、どちらかというときっちりとヒットを狙っていくタイプ。遊撃手として、強肩の持主でもあり、攻走守に運動神経のよさを感じさせます。やや細身なので、強打のチームの4番打者としては長打が少ない印象です。打球に力はあるので、体重が増えれば長打を量産する打撃が期待できそうです。（０９年１０月　栃木発さん情報）	★
杉山　恭介（足利工大付）作新学院大	１７５・７０右・右	1年秋にはエースで4番に座っていた選手で、今大会は2番手投手としての登録でしたが、主に野手として5番に座り、16打数11安打という記録を残しました。投手としては特筆するレベルにありませんが、打撃面では注目できる選手です。今大会の11安打はすべて単打で、大きいのを打つよりも、コツコツと安打を放つタイプ。しかしながら打球は低い弾道ながらも鋭く速いので、強打者の雰囲気があります。春以降は投手の面での成長も期待したいところです。（０９年１０月　栃木発さん情報）	★
福田　真一郎（矢板中央）	ライト１８０・７５右･右	2年の春から中軸打者として試合に出ていた選手です。今大会は3番に座り22打数11安打（内長打6本）という素晴らしい結果を残しました。夏までは長打力はあるが、荒削りな打者という印象でしたが、今大会では長打力に確実性を備えました。どちらかというとタイプ的にはプルヒッターで、引っ張った時の打球は低いライナー性で速さは秀逸です。また、足も速く、落下地点の判断に不安がありますが守備範囲は広いです。そして強肩の持主。攻走守三拍子揃った選手であり、栃木県を代表する強打者の一人であると思います。今後、県内では最も注目していきたい打者の一人です。（０９年１０月　栃木発さん情報）事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。クローズに構えて、膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さに体に近づけてセットし、グリップを上下させて、リリースポイントの前から、軽く足を上げてスクエアに踏み込むスタイル。グリップの上下動は気になりますが、内への移動はぎりぎり許容範囲内かな？インサイドには、やや詰まりますけど、引っ張りきれます＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られ、右方向に狙う際には軸足を後ろに引くタイプです。無闇に訳も分からず軸足を後ろに引くのではなく、この選手の場合はきちんと理に叶っていますので好感です。外のストレートは、センターからライト方向にきっちり叩いてきます。ただ、外のスライダーには崩されやすいのが・・・・頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも多い。で、一番残念なのが、振り切っては来るのですが、インパクトでスイングが緩むと言うか、ボールをバットで合わせに来るスイングなのが・・・・・打撃以外では、足は速いですが、盗塁・走塁センスは不明です。守備範囲はかなーり広く、超ファインプレーも見せてもらいました＾＾肩はサンプルが無く不明です。と言うことで、この選手は上記に指摘した２点だけ良くなれば、物凄く打ちまくるでしょうし、一気にドラフト指名もされるかもしれませんね＾＾夏の進化にかなり期待したいものです＾＾（２０１０年２月９日掲示板にて寸評）	★
福田　大貴（文星芸大付）中央学院大	捕手１７８・６８右・右	文星芸大付の1番打者。今大会は捕手として試合に出場。 1年秋からレギュラー入りし、二塁手・遊撃手を経験する等、器用な選手です。中学時代は投手だったこともあり、強肩の持主。打撃のセンスは高く、低いライナー性の当たりで主にセンター方向に単打を量産しています。ちなみに今大会は20打数10安打という結果を残しています。足の速さも水準以上です。まだ体格が細いので、体作りがしっかりできれば長打の量産も期待できそうです。（０９年１０月　栃木発さん情報）正捕手と主将を兼任し、また核弾頭を務める。チームの大黒柱といっていいだろう。栃木大会では20打数10安打の成績を残している。 (打撃) 若干ではあるが、クローズスタンスなっている。グリップの高さは肩と平行で、腰が据わった良い構えである。投手が着地を始めるところから始動を仕掛けていく。足を小さく上げていき、真っ直ぐ踏み込んで打つ選手。肘の畳み方がうまく、インコースをセンター前に打ち返す巧さを持っている。彼が地方大会で5割をマークしたのは決して投手のレベルが低いわけではなく、それだけの打率を残せるだけの技術的裏づけがあるということが分かった。 (守備) キャッチングは可もなく不可もなくといった印象。強肩といわれている選手ではあるが、この日は一度もノーバウンドで届く送球はなく(あっても一度ぐらい)、スローイングタイムは2.3秒台ととても捕手を任せられるようなタイムではない。どこか肩を痛めているのだろうか。 (まとめ) 打撃センスは高く、右、左へ打ち分けることが得意な打者ではあるが、まだひ弱さを感じる選手である。上のレベルでも野球を続けるのなら、打撃に迫力が出てこないと難しいでしょう。ただパワーを求めて、この柔らかい打撃を見失って欲しくない。うまくバランスが取れるようになると面白い選手になるだろう。あとはスローイングを磨いて欲しい。このままでは捕手は務めることはできない。冬場でしっかりとスローイング練習をして、見違えるような捕手に成長してもらいたい。（０９年１１月　プライセスさん情報）	★
芹澤　駿（文星芸大付）	外野手１７７・７６右・右	1年秋から主力打者を務めている選手。今大会は3番に座り、23打数12安打という成績を残しています。チーム屈指のパワーの持主ですが、ヒットを量産する器用さを持ち合わせております。打球は主にレフト～センター方向への打球が多いです。 1年秋には1番を務めていたこともあり、足の速さも水準以上です。（０９年１０月　栃木発さん情報）	★
眞壁　純（文星芸大付）	一塁手１７７・７８右・右	1年秋から主軸を務めている、力のある打撃が持ち味の打者。チーム１のパワーヒッターで、今大会は20打数8安打（内長打4本）という結果を残しています。打球のほとんどが左方向へ引っ張る打球で、典型的なプルヒッタータイプ。打撃の器用さに少し欠けており、変化球に弱い印象があります。守備位置から考えても打撃が売りの選手なので、打撃の確実性を増したいところです。（０９年１０月　栃木発さん情報）	★
荒川　真希（宇都宮工）	一塁１７３・７８左・左	昨年秋から4番に座る選手で、秋の大会では10打数7安打（長打2本）という記録を残しています。この春には160cm台だった身長も伸びてひと回り大きくなり、より力のある打撃ができるようになりました。今大会でも地区大会で3安打、2回戦では2本塁打を記録する等結果を残しており、県内を代表する打者の一人です。守備が一塁であることや、足があまり早くないことから打撃を売りにするタイプですが、矢板中央の2人の好投手にはポテンヒット1本に抑えられていることからも、もっと打撃力に磨きをかける必要がありそうです。（１０年５月　栃木発さん情報）	★
鈴木　勝太（宇都宮工）富士大	レフト１７８・７６右・右	おしりを突き出したようなフォームで打席での威圧感はないものの、打撃は良い選手。この夏は3番打者として活躍しました。コンパクトで水平な軌道のスイングで打球をとらえています。打球は右中間方向に飛ばすことが多く、スイングの割には飛距離も飛ばせます。レギュラーの座を射止めたのが3年春と遅いため、今後も成長が期待される選手です。（１０年８月　栃木発さん情報）事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。気持ちクローズに構えて、グリップを顎よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から膝を引き上げて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチ気味の動きは気になりますし、内への移動も許容範囲外かな？？インサイドは甘めでも詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートは右中間に叩けますし、打球がかなり伸びるのが特徴的です。外の縦スラも膝を使って捌けます＾＾頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。ヘッドを立てて、リストの強さを生かしたスイングは中々でしたね＾＾足は速いほうですが、売りに出来るのかどうかは不明です。守備に関しては無難と言うか怪しい感じもしましたが、肩はサンプルが無く不明です。ということで、無名の選手にしてはかなり打撃には面白いものがありますので、大学で守備も真面目に鍛えていければ面白い右の強打者が誕生するかもしれません。４年後に期待したいものです。（２０１１年５月１８日掲示板にて寸評）	★
片野　将大（佐野日大）獨協大	捕手１７２・６８右・左	１年秋から正捕手に座る選手で、チームの主力選手の一人です。捕手でありながら俊足な選手で１番を打っています。打撃の面ではボールをじっくり見るタイプで、シャープなスイングから鋭い打球を放つことができます。それほど長打の多い選手ではないのですが、今大会では４本の長打を放っています。守備面では変化球の捕球ミスが多いのが気になるものの、フィールディングもよく、肩もまあまあ強いと思います。（１０年８月　栃木発さん情報）	★
源田　一稀（佐野日大）	外野手１８０・７０右・左	３番打者で、コンパクトなスイングが特徴です。構えやスイングに迫力はありませんが、内角の球の捌き方がうまく、打撃センスを感じます。小さなスイングの割には長打も狙える選手で今大会では４本の長打を放っています。球に逆らわず、打球を広角に放つことができる選手です。（１０年８月　栃木発さん情報）	★
坂田　諒（佐野日大）大東文化大	一塁手１８１・７８右・右	下級生時から主軸に座っていた選手で、大柄な体格から鋭い打球を放つのが特徴。体重はこのプロフィールよりもあると思います（テレビ中継では８５キロとなっていました）。現在は一塁手ですが、大会ごとにポジションが変わっており、内野はすべて経験しています。一時は体重が９０キロを超えており、やぼったい印象の選手でしたが、今大会では体も絞られていました。打撃は引っ張り中心で、体が開いているのが気になります。外角の球はセンター方向にも打てるようです。下級生時は長打力が売りである一方、凡打や三振が目立つ選手でした。しかし今大会では本塁打の他１２安打を放ち三振も０と結果を残し、成長したように思います。（１０年８月　栃木発さん情報）	★
河内　貴博（青藍泰斗）清和大	外野手１７０・６７右・左	小柄ですが、3番に座る長打力のある選手です。今春は19打数8安打、今夏は13打数5安打という記録ですが、放った安打13本が全て長打でした。ボールをじっくりと見てから打つタイプで、打球はほとんどが引っ張る傾向にあります。打ち損じて内野ゴロも多い選手ですが、ツボにはまった時は内角の球をきれいに振りぬいて弾き返します。逆方向への打撃が少なく、ムラのある打撃が現状の課題です。大学等での修正に期待。（１０年８月　栃木発さん情報）	★
小林　諒哲（青藍泰斗）立正大	二塁手１７５・７５右・右	力が程よく抜けた、ゆったりした構えをした選手。 4番に座っており、打点も多く勝負強い打撃の持ち主です。球をじっくりと見てから打ってくる打者で、打球はレフト～センター方向に弾いてきます。この夏は15打数9安打と結果も残しています。長打数は少ないものの、公式戦で通算2本塁打放っておりパワーはあります。体格もそこそこ備わっており、大学等での活躍に期待したい選手です。（１０年８月　栃木発さん情報）	★
片柳　慶久（青藍泰斗）駒大準硬式	捕手１７６・８０右・右	雑誌にも名前が載っていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。インサイドには当然詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。落ちるボールには膝は使えるものの、拾える程ではないようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。ヘッドの重みを利用して、振り切って来るスイングはまずまずです。捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。ランナーがいても膝を付きがちですが、ワンバウンドは止めては来るものの、肝心なところで大きく弾いて決勝点を与えてしまいました・・・・リードは打者の裏をかこうとしすぎて、カウントを悪くしてしまうのは？肩は、スナップを生かして投げてくるタイプですが、中々良いと思います。と言う事で、確かに面白いものは持っていますが、欠点も結構あるタイプですので、大学できちんと欠点を矯正して行ければ一変するのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１１年５月１４日掲示板にて寸評）	？
吉田　拓真（栃木商）	ファースト１７５・８０右・右	全く知らなかった選手ですが、掘り出し物だと思います。気持ちクローズに構えて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップをやや下げるヒッチ気味の動きは気になりますし、グリップの内への移動も見られます。ただ、栃木県ＮＯ１投手の少し甘いインサイドのストレートは、やや詰まりましたけど、振り切ってレフトに長打を放ってきますので、もう少しグリップの内への移動を緩和すれば木製でも対応できると思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートは右方向に飛ばしてきます＾＾縦スラも甘いと叩けます。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまうのは残念。ヘッドを立てての、腰の回転を生かして振り切って来るスイングはかなりの代物だったと思いますね＾＾足は遅くは無いですが、売りには出来無いように思います。守備も無難にこなしていましたが、サード若しくは外野が出来ると付加価値が付くのですがねえ。と言うことで、全くの無名の選手ですが、貴重な右の強打者候補生ですので、次のステージでの進化を楽しみにしたいものです＾＾（２０１１年５月１４日掲示板にて寸評）	★
西村　健吾（國學院栃木）	サード１８３・８６右・右	知らない選手でしたが、まずまず気になりました。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体から離してセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。インサイドには当然厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートはライトに長打が打てます。外の縦スラに三振した後には、きっちり見極めて来ますし、コースに決まったやや高めの縦スラを、リーチが長いのできっちり付いていけます。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。振り切って来るスイングは迫力がありました。足は期待できないようです。守備機会が少なかったので詳細は分からないですが、無難にこなしていました。と言うことで、守備は良く分からなかったですが、打撃には見所があります。大学で欠点を矯正していければ、かなり面白い右の強打者が誕生するのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１１年５月１５日掲示板にて寸評）	？
福田　泰大（小山西）	ショート１７５・７４右・左	全く知らない選手でしたが、結構見所のある選手でした。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から、膝を引き上げて大きく回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるものの、内への移動は１打席目には見られたのですが、その後の打席ではぎりぎり許容範囲内だったと思います。インサイドには１打席目には手が出ずに見逃しの三振に切り捨てられたのですが、その後の打席はインサイドのサンプルが無く、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートはレフトに強く叩けますし、左腕の変化球も見極めて来ますし、甘くなるときっちり叩けます＾＾頭の高さはあまり変らないので、ミスショットは少ないです。シャープに振り切って来るスイングはまずまずだと思います。守備機会は少なかったのですが、動きも中々良かったですし、スローイングも安定していましたが、地肩の強さは分からなかったです。足も速いですし、左投手から変化球の際にきっちり盗塁を決めてきますので、足は売りに出来ると思います。と言うことで、インサイドを捌けて、膝を柔軟に使えるのであれば、大学での進化次第ではブレイクするのではないでしょうか？期待したい選手でした。（２０１１年５月１６日掲示板にて寸評）	★

群馬

氏名	身長・体重	コメント	将来性
後藤　駿太 (前橋商業) オリックス	１８０・７５右・左センター	一番センターで出場。前の日本航空戦では二塁打２本放っており、チェックを入れてみようと思いました。この試合では１打席目センターのポテンヒット、二打席目はライト前ヒット、三打席目はレフト前ヒットを放ち、４打数３安打(１四球)の活躍でした。左スクウエスタンスから構え、インステップに踏み込んで打っていきます。スイングスピード、打球の速さはそこそこあり、ボールを捉えるセンスは優れています。走塁はやはり一番につくだけあり、センスはあります。守備はいまいち分かりませんでしたが、堅守の前橋商業のセンターを任されているのでそれなりの守備力はあるでしょう。あと２年で走攻守のレベルが引きあがると面白い選手になるでしょうね。これからも注目していきたいと思います。（０８年１２月　プライセスさん情報）事前に噂は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。開いて膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さにセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めるところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの前から軽く足を上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの異常な内への移動が見られます（左打者で頭の後ろからグリップが見えるのは異常）。当然インサイドには、アウトステップしてもかなり厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずのようです。アウトステップするので、外のボールを強く叩けないケースも散見されましたが、投手のボールに目が慣れてくると、膝を開かずに、踏み込んだ足では踏ん張れるので、外のボールもやや甘ければ左中間方向に叩いてきます。左中間方向には打球が伸びますね＾＾で、この選手は当て逃げではなく、三遊間に狙って緩いゴロを転がすのも上手いようです＾＾足はかなり速いようで、加速が付くのも速く、左中間突破で３ベースにしてきていました＾＾一歩目が速く、軽やかな守備は中々ですね＾＾肩もまずまずのようですが、低く伸びる送球では無いので、刺せる肩では無いような気がしました。と言うことで、まあ面白い選手ですけど、打撃には欠点が多いですので、多分左腕のスライダーには厳しいでしょうから、何とか気づいて進化して行って欲しいものです。（２００９年４月１１日掲示板にて寸評）前チームから核弾頭として活躍しているセンターです。今年も核弾頭としてチームを支えています。この試合では３打数１安打１四死球でした。打撃については春からそれほど変わっていませんので、割愛させていただきますが、走塁面と守備面について。この選手は足が非常に速いです。塁間タイムは３．８３秒とかなりの俊足です。ですが、足で相手バッテリーを撹乱するようなことはしません。花咲徳栄の五明はクイックタイムが１，３秒台と漬け込むチャンスはあっただけに残念です。またこの選手は噂通り強肩です。シートノックではおよそ６０メートルの距離かライナー性の返球を見せてくれました。高校生でライナー性の返球ができる選手は多くありません。彼の肩は高校生ではトップレベルだと考えてもいいでしょう。身体能力においては非常に高いレベルにある選手です。しかしまだその身体能力の高さをまだ活かし切れているのはいいがたいですね。足は非常に速いのだから、もっと相手バッテリーを撹乱してほしい。そう簡単にあなたの足を封じ込めるだけのバッテリーはいないのだから。（０９年１１月　プライセスさん情報）センバツの際に感想を書きましたが、昨夏も見れましたので感想など。軽く開いて、膝を結構折って、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落としたところでホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの前から軽く足を浮かせて回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。左腕投手に対しては、爪先をトントンと２回付いてからに変えてきます（意図は何なのかは不明）。グリップを少し上げての内への移動も見られます（ただ許容範囲内の場合もありました）。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、捌けるようになったのかどうかは不明でした。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートに対しては、走り打ちとなりがちです・・・左腕のスライダーも甘ければ捌けますが、開くのでコースに決まると厳しいようです。頭の高さはあまり変らないのは良い点です。シャープに振っては来るのですが、ヘッドが下がり気味なスイングはどうなのか？打撃以外では足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは不明です。守備範囲はかなり広いですが、肩はサンプルがなく分からなかったです。と言う事で、最近スカウトからの注目も高いようですが、昨夏の打撃では真のドラフト候補とは呼べなかったですね。今年の夏の進化に期待してみたいですね。（２０１０年６月８日掲示板にて寸評）昨年も感想を書きましたが、今年になってスカウトがかなり注目していましたので、どのくらい進化したのか興味がありましたが、最終寸評は以下の通り。気持ち開いて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、バットを寝かせ気味に、グリップを上下させながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を高く引き上げて、大きく回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は、許容範囲外っぽいです。インサイドには、肘の畳み方も甘く、かなり詰まってしまいます。また、トップの位置に入るのも遅いですね・・・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも多かったです。外のストレートは基本捏ねるのですが、レフト方向を意識した打席では、レフトにかなり良いライナーを放ってきます。沈むボールには、膝を柔軟に使えるほどでは無いので、現状は厳しいようです。高めは被せて叩けます。頭の高さは変るので、ミスショットも多くなる。スイングは鋭くはなったと思いますが、ボールに対して最短距離で叩けるスイングではなく、どうもバットが波打ったりもしていましたし、プロ仕様のスイングでは無いです。現状は、センターからレフトに叩く際は良いのですが、引っ張りの意識が強いので、巻き込む際に捏ねやすいのはどうなのか？守備に関しては、軽やかな足取りで打球に追いついてくる守備範囲は広いですし、ダイビングキャッチも魅せますし、外野の間を抜かせない素早い動きも中々なのですが、イージーなフライの際に、綾をつけて捕球してグラブの中でボールがジャックルしていたケースも見られたのはどうなのか？肩もスリーバウンドくらいにはなったのですが、投げ方からもかなりの強肩であることは理解できました。足はかなり速いですし、パスボールで１塁から楽々３塁まで陥れてきますし、隙を突いた好走塁も魅せてきます＾＾ ★まとめ確かに、足と守備と肩は、高校生の中ではずば抜けたものを持っていると思います。ただ、打撃なんですよねえ。お調子者っぽい部分もあり、上手く操縦してくれるコーチとの出会い運があるのかどうかが、プロで活躍できるかどうかの全ての鍵を握っていると思いますね。決して旬の時期では無いですが、絶対的な身体的能力の高さを生かして、何とかプロの領域で頑張ってほしいと思います。（２０１０年９月１日掲示板にて寸評）	★
原　力斗 (前橋商業)	右・右レフト１８３・８０	背番号「１７」を着けた外野手。８番レフトとして出場していたが、体格、存在感はクリーンナップにひけをとらないなと感じていた。そして第１打席。センターへ滞空時間の長いフライを打ち上げて、これはただの８番じゃない！と感じた。フライの角度が高いということはそれだけインパクトが強いということ。そのあとはタイムリーヒット、痛烈なセンター前ヒットを放ち、クリーンナップにひけをとらない活躍を見せてくれた。調べたら旧チームからクリーンナップを打っている選手であった。恐らく不調のため８番に降格してしまったのだろうか。その辺はよくわからないが、良い選手だということは間違いないだろう。それでは彼の打撃について。スクエアスタンスで構えて、バットは立てている。投手が足をおろし始めたところから始動を仕掛けていく。足を回しこんでまっすぐ踏み込んで打ちにいく。トップのとき彼はグリップを引き上げて振り下ろすようなスイングをする。スイングは豪快で、力強い打球を飛ばしていく。パワーなら前橋商業ではトップだろう。というより純粋なスラッガーは彼しかいない。打撃に関しては非常に面白いものを持っている選手である。足、肩に関しては特に目立つところはなかった。走攻守の総合力では断然センターを守っている後藤が上だが、打者としてのスケールは間違いなくこちらが上だ。最近、左の好打者が蔓延しているだけにぜひ開花してほしいスラッガーである。（０９年１１月　プライセスさん情報） 2年生から4番に座る長距離打者。昨秋は8番打者でしたが、ヘッドスピードの速さ、弾道の高さを見て、チーム一の強打者だと評価していました。今年も6番打者でしたが、勝負強さを発揮した打撃を披露してくれました。 (打撃) スタンスはスクエアスタンス。グリップと肩の位置と水平で、予め引いて構えています。投手の足が下りたところから始動を仕掛けて、足を回しこむように上げていき、真っすぐ踏み出していきます。トップを捕手側方向に引いていき、振りだしていきます。ヘッドスピードが速く、日大鶴ケ丘戦では140キロを投げる投手の速球にも振り負けず、打ち返すことができていたようです。この試合では惜しくもファールになったものの、ライトへ強い当たりも打っていましたし、センター前に打ち返すことができていました。ストレートに関しては一発も狙えて、柔軟な打撃ができることが分かりました。変化球の対応についてはいまひとつ分からなかったので、それは次回のチェックポイントになるでしょうね。 (守備) レフトの守備を見ると、可もなく不可もなくといった印象で、特に優れた部分というのはこの試合を見て、見当たりませんでした。強肩の後藤、森澤よりも足、肩で劣る部分があるので、レフトを任されているのでしょう。 (まとめ) 個人的には前橋商業の中で、一番ポテンシャルが高い選手だと思っています。長打力なら間違いなくドラフト候補に挙がっている後藤より上です。ただ彼ほどの打者がなぜ4番でないのか不思議でなりません。長打力はピカイチですし、勝負強さを持った選手なので、4番にぴったりだと思うのですが、彼の場合はあまりプレッシャーがかからない6番辺りが一番能力を発揮しやすいポジションなのでしょう。4番打者はチーム一の長打力と勝負強さを持った選手が打つといった概念を外して考えたほういいかもしれませんね。打撃以外で抜けたものがないので、高卒プロの可能性はなく、大学・社会人を経由していくことになると思います。強く速く振れる選手ですので、上のレベルで活躍してほしい選手ですね。木製バットにいち早く順応すれば、意外にも早く試合出場しているかもしれませんね。（１０年７月　プライセスさん情報）前から気になっていましたが、今回初めて見た感想は以下の通り。クローズに構えて、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を高く引き上げて、回し込んでクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？と想像します。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも多かったです。縦スラには、コースがやや甘ければ、膝をある程度使って捌けるようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。腕が硬いスイングではないですし、ヘッドの立った振り切って来るスイングはまずまずの代物だと思います。足は売りには出来無いように思います。また、肩はサンプルが無く不明ですし、守備に関しても風が頭に入っておらず、怪しかったですね・・・・と言うことで、資質的にはまずまず面白いものがありますが、今の守備では打ちまくるしかないのですが、打撃にも欠点もあるのでねえ。何とか次のステージでは欠点を矯正して進化して欲しいものです。（２０１０年９月１日掲示板にて寸評）	★
箱田　昌太 (前橋商業) 国士舘大準硬式	遊撃手１７３・７２右・左	昨年から4番に座っているショートストップで、チームの中心的存在です。あまり話題に挙がりませんが、個人的には大学で続けていける素材だと思いますので、取り上げさせてもらいます。 (打撃) スタンスはスクエアスタンス。バットを立てて構えております。投手が足を降りたところから始動を仕掛けていき、足を小さく上げて真っすぐ踏み出していきます。トップを深くとっていき、振りだしていきます。スイングは鋭く、球足の速い打球を繰り出していきます。この選手の打撃を見ていて、気になったことがひとつあります。作新学院の外野手は全員ライト寄りに守っているのです。特にレフトは左中間へ守っており、レフトは全く無視したシフトをとっていました。この試合の打撃結果はどうだったかというと、ショートゴロ、ライト前ヒット、四球、ショート前内野安打、レフトフライでした。そのレフトフライもどちらかというと左中間寄りだったので、シフト通りの守りだったといえるので、この選手はプルヒッターでしょうね。 (走塁) 塁間タイムは4.25秒前後と左打者にしてはそれほど速くないタイムです。（守備）打球の反応、グラブ捌き、地肩の強さはまずまずといったところ。すべて平均的という印象的で際立つものがありません。やはり守りのチームということもあり、確実に打球を処理しているチームです。（まとめ）それなりに打てますし、守備も悪くありません。ただそれほど際立つものがないので、夏まで如何に打撃を伸ばしていけるか注目してみたいですね。強豪大学でばりばりやれる選手ではないですが、地方大学で台頭していける選手ではないでしょうか。これからの活躍を期待したいですね。（１０年７月　プライセスさん情報）今までも何度も観てきたはずですが、今回初めて真面目に観た感想は以下の通り。気持ち開いて、腕を目一杯伸ばして、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。クローズに踏み込んだりもしてきますし、コースを読んでいるようです。グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内ですが、移動距離は大きすぎだと思いますね。見た試合ではインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも観られました。外のボールは、引っ掛けがちなのは？ただ、素直にレフトに叩こうとする意識を持った打席では、コースに決まってもきっちり叩けます。頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。落ちる系統には膝を柔軟に使えるほどではないようです。シャープに振り切って来るスイングは、まずまずだと思います。足は走塁・盗塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは不明です。守備は、フットワーク良く、グラブ捌きもまずまずで、スローイングも安定していますし、本当に球際に強い守備ですね＾＾と言うことで、確かに面白いものは持っていますので、次のステージで欠点を矯正していけると面白いのではないでしょうか？期待したいものです。（２０１０年８月３１日掲示板にて寸評）	★
沢浦　礼将（前橋商）	ファースト１８０・８０右・左	今まで多分見た事が無かったように思いますが、昨夏に見ましたが少し気になりましたので感想など。気持ち開いて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を落として行き、投手が腰を落としたところでホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから摺り足で踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。インサイドに対しては、肘を畳んでパワーによってライトフェンス際まで運んで来るも、木製バットではどうかな？と思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。左腕のスライダーには開くので基本厳しいのですが、甘いと振り切って捉えてきます。頭の高さはそれ程変らないので、選球眼もまずまずだと思います。振り切ってくるスイングには迫力がありますね＾＾打撃以外では、足は売りには出来ないようです。守備の動きは良かったですね。と言う事で、サード辺りが出来るようになって、開きを抑えて、グリップの内への移動を緩和すると、面白い選手に化けるのではないでしょうか？取り合えず夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年６月８日掲示板にて寸評）昨年も感想を書いた選手ですが、今年も見れましたので感想など。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりもかなり上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から、膝を高く引き上げて、大きく回し込んでクローズに踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドには基本的に強いです。クローズに踏み込んでも、上体を逃がしながら、肘を畳んで凄い当たりを放ってきますが、あわやＨＲと言う打席もあったのですけどファールになってしまいましたので、もう少しクローズの踏み込みを緩和すると、木製でもインサイドを捌けると思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。外の沈むボールを、膝を使って、リストワーク良く、レフトに巧打も見せてくるのは中々のセンスです＾＾頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも多くなる（予選では酷い打率でしたが、この辺りが原因と思います）。振り切って来るスイングは迫力満点です＾＾足は売りには出来ないですね。守備の動きも悪くないも、ポロッとしたりもしてましたが、サード辺りが守れると良いのですが。と言うことで、左の長距離打者になれる資質を有していますので、上記欠点を矯正できると大学で面白いのではないでしょうか？４年後に期待したい選手です。（２０１０年８月３１日掲示板にて寸評）	？
松本　翔義（万場）	捕手１７２・９８右・右	高校自体も知らなかったですし、全く無名の選手ですが、まずまず見所はありましたので感想など。解説者によると、中学時代はボーイズリーグで活躍したようです。捕手としては、ランナーがいても膝を付いて構えるものの、ワンバウンドを体に似合わず身を呈して止めてきます（ただ、膝は付かないようにしたい）。キャッチングはまずまず上手い方だと思います。肩もサードへの送球を見ましたが、肩は良いと思いますが、モーションが大きいのは？ただ、キャッチャーフライはもっと練習しないとダメ！打撃は、開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを回しながら、リリースポイントから軽く足を上げて、回し込んで大きくアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内も、一旦下げてから上げるヒッチ気味の動きは？インサイドにはサンプルが無かったが、アウトステップするので何とかなるのかも知れないが、ファールになりやすいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かずに、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れます。外の低めの難しいスライダーを、きっちりミートして引っ張ってくるのは、１年生にしては出色のリストワークも、やっぱ大きくアウトステップしてしまうので確率は良くないですね。と言うことで、資質的には面白いですが欠点も多い。今後の進化次第では必ず雑誌に名前が出てくると思いますので、自分の欠点に早期に気づいて進化して欲しいと思います。（２００８年１２月９日掲示板にて寸評）	★
沼沢　茂（東京農大ニ）東京農大	サード１７３・７０右・右	正直初戦も少し気になったのですが、まあ次の試合で解析すれば良いと思って録画を消してしまったのですが、次の試合では守備機会が全く無く・・・・・・守備は初戦でも良く見ていなかったので、分からないです。ただ、打撃は面白いものを持っていると思います。軽く開いて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを投手方向に倒して動かしながら、投手が膝を引き上げたところで、オープンスタンスを狭めて、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドを引っ張れるのかどうかは不明ですが、少し甘くなるとセンター方向に強烈におっつけることが出来る選手です。膝を引き上げてから、踏み込んで行くまでに頭の高さが変る部分はどうなのか？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。ストレートにはかなり強いですが、観戦日は変化球のサンプルが無く、膝を使って捌けるのかどうかは不明でした。２年生にしては、振り切ってくるスイングは鋭かったですね＾＾守備も上記のように分からないですが、足もサンプルが無く売りに出来るのかどうかは不明です。と言うことで、ヒッチの部分は気になりますが、ストレートに絶対的に強い打撃はかなり見所がありますので、来年の進化に期待したいものです。（２００９年９月１０日掲示板にて寸評）	？
鶴田　龍斗（東京農大ニ）東京農大	ショート１７０・６２右・左	甲子園ではそれ程気にならなかったのですが、雑誌に名前が載ったので、予選を真面目に見てみましたが、確かに面白いものを持っていました＾＾膝をかなり折って重心低く、軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりもかなり上の高さに体に近づけてセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者ですが、グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドに対しては、クローズに踏み込むので詰まってしまうのは残念。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。外のストレートはレフトに叩けますし、左腕の厳しいスライダーも苦にしないですね。落ちる系統のボールも、膝を柔軟に使いきれるほどでは無いですが、リストワークにて上手に拾ってきます。頭の高さがやや変る部分は残念。コンパクトに振り切っては来ますが、非力です・・・守備範囲も広いですし、グラブ捌きもまずまず上手で、スローイングも安定しています。足も速いですが、スタートセンスは今一歩ですが盗塁は決めてきますし、アウトのタイミングでも上手くタッチを掻い潜ってくる身のこなしも中々です。セーフティーバントも上手です。ということで、クローズの踏み込みを緩和して、振り込んでヘッドスピードを上げれば、かなりの選手が誕生すると思います＾＾小柄なので即プロは無いでしょうが、将来的に期待したい選手です＾＾（２０１０年６月１１日掲示板にて寸評）	★
滝澤　徹也（桐生南）	ファースト１７４・７２右・右	この選手雑誌にも出ていないですし知らなかったですが、掘り出し物だと思います＾＾軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドは右におっつけは出来るのですが、引っ張れないのが勿体無い・・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外の難しい低めのストレートも、膝を使って右にきっちり叩いてきますし、スライダーにもついていけます＾＾頭の高さが変らないので、選球眼も良いです。ヘッドが立った、シャープに振り切ってくるスイングは出色です＾＾リストや腕も柔らかく使えますので、今後かなり伸びると思います＾＾足も遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは良く分からず。守備も無難にこなしていましたが、外野が守れると良いのですが。ということで、打撃センスに関しては文句無く全国でも上位にランクされると思いますので、今年の夏の進化が非常に楽しみです＾＾（２０１０年６月１１日掲示板にて寸評）	★
猪熊　貴大（桐生市商）	ショート１７５・７０右・左	小僧に名前だけちょろっと載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを指１本余して顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの後から摺り足で踏み込むスタイル。バットを徐々に担いでいくタイプですが、グリップの内への移動は無い。観戦日はきちんとしたインサイドのサンプルが無かったので、こなせるのかどうかは分からず。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。左腕のスライダーも甘ければ確実にこなせるようです。頭の高さが変るので、ミスショットも多くなる。ヘッドを立てて、シャープにコンパクトに振り切ってくるスイングはまずまずで、リストワークにも秀でていると思います。足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く、この辺りは不明です。守備の動きも良く、グラブ捌きも良く、地肩の強さは分からなかったですが、スローイングも安定していました。と言う事で、確かに面白いものは持っていますので、夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年５月３１日掲示板にて寸評）２年生の時も感想を書きましたし、雑誌にも載っていた選手ですが、昨年も見れましたので感想など。軽く開いて爪先を立てて、グリップを胸の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げるものの、内への移動は無いタイプです。観戦日はインサイドのサンプルが無く、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のストレートはレフトに叩けます。外の変化球は引っかけがちでした・・・頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。コンパクトに振ってくるスイングはまずまずでした。足は速いですし、セーフティーバントも上手です。守備の動きは良かったですし、グラブさばきもまずまずで、スローイングも安定していました。と言うことで、欠点は少ないタイプですので、インサイドを捌けるのであれば、後は膝と股関節を柔軟に使えるように意識していけば、大学で面白いのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１１年６月２日掲示板にて寸評）	？
小辻　裕希（桐生市商）関東学院大	ファースト捕手１７５・８０右・右	小僧に名前だけちょろっと載った選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて、グリップを耳よりも上の高さに、体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところで、一旦スタンスをスクエアにして爪先を立てて、リリースポイントの後から軽く足を浮かせて、気持ちクローズに踏み込むスタイル。アウトステップしたりもしますので、コースを読んで踏み込む位置を変えているようです。グリップの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？と思いますし、始動も遅いので差し込まれやすいのはどうなのか？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。外のストレートはライトに強く叩けます。ただ、外のスライダーへの対応力はやや欠けているようです。頭の高さが変るので、ミスショットも出てしまいます。振っては来ますが、体の割にはフォロースルーが小さいスイングは、力感はあるもののどうなのか？足は売りには出来ないようです。守備も無難にこなしていましたが、秋には捕手にコンバートされたようですので、捕手として気になりますね。と言う事で、このタイプの打者であれば、もっと最後まで振り切って長打力に拘るべきと思います。資質的には面白そうには思いますので、夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年５月３１日掲示板にて寸評）２年生の時も感想を書きましたし、雑誌にも載っていた選手ですが、昨年も見れましたので感想など。気持ち開いて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始めたところで、捕手方向に左足を引いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。インサイドには現状厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートは右に叩けますし、外の縦スラも軽打してヒットを打てるようです。頭の高さはやや変わるので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングはまずまずで、パワーは中々でした。捕手としては、初めて見たのですが、感想は以下の通り。通常のキャッチングはまずまずですが、ランナーがいても膝を付くのは、ワンバウンド処理はなかったものの、見ていて安心感はなかったです。右手を出しっぱなしなのは、ファールチップ対策が出来ていません。リードはまあ無難でした。肩に興味があったのですが、観戦日はサンプルが無く不明でした。と言うことで、急造捕手と言った感じではなかったですし、打撃の欠点を矯正して、捕手としても更に勉強を重ねていけば、大学で面白いのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１１年６月２日掲示板にて寸評）	？
森山　大生（桐生市商）白鴎大	ライト１８１・８１右・左	小僧に名前がちょろっと出ていましたが、初めて見た感想は以下の通り。懐深く、開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを投手方向に倒して回しながら、投手が腰を落とし始めるところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて、アウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動は、許容範囲内か許容範囲外か微妙なところです。インサイドには、肘の畳み方も甘いようで、現状かなり詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。左腕のスライダーには、開いてしまい、現状引っ掛けやすいようです。頭の高さはあまり変らないので、選球眼はまずまず良いと思います。シャープに振り切ってくるスイングはまずまずです。足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかはわからず。守備範囲はかなり広いと思いますが、肩はサンプルが無く不明でした。と言う事で、確かに資質的には面白そうなものは持っていますし、秋には大活躍したようなのですが、現状の打撃では今後厳しくなって行くと思います。何とか欠点を理解して、夏までに進化してくることを期待したいですね。（２０１０年５月３１日掲示板にて寸評）２年生の時も感想を書きましたし、雑誌にも載っていた選手ですが、昨年も見れましたので感想など。大きく開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。外のストレートは、開くので当てがちとなり、強くは叩けないようです。外の変化球も引っかけがちでした・・・・頭の高さは変わるので、ミスショットも多いです。スイング的には振っては来ましたが、どうもスイングにキレがなかったです。足は速い方ですが、売りにできるのかどうかはサンプルが無く不明でした。守備もイージーなものしかなく、肩は全くサンプルが無かったので不明です。と言うことで、もしかしたら故障か何かだったのかもしれませんが、あまり伸びていなかったですね・・・・資質的には面白いものがありますので、大学できちんと欠点を矯正していければ面白い選手に化けれるかもしれません。頑張ってほしいものです。（２０１１年６月２日掲示板にて寸評）	？
小暮　友也（高崎経済大付）東北福祉大	センター１８８・７７左・左	雑誌に載っていますし、結構評価も高いようなのですが、初めて見た感想は以下の通り。軽く開いて密かに踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、リリースポイントからホーム方向に一旦爪先をトンとついてから少し踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドには長い腕も邪魔になって、肘の畳み方も甘く、かなり詰まってしまいます・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み出した足での踏ん張りはまずまずです。ただ、上記のように踏み込むタイミングが遅すぎて、体重移動も小さいので、かなり差し込まれやすいです。外のボールはレフトに打てるものの、球に合わせるスイングなので・・・左投げ左打ちの弊害ですが、捏ねやすいのも・・・頭の高さも変るので、ミスショットも多いです振り切ってくるスイングはまずまずだとは思います。足は遅くも無いですが、サンプル不足にて良く分からず。守備もイージーなものばかりでしたので、肩とともに不明です。と言う事で、打撃には欠点がかなり多すぎますし、正直雑誌の評価の高さは疑問と言わざるを得ないですね。まあ守備や足が売りに出来るのであれば、長距離打者として進化していけると面白いかもしれません。頑張って欲しいものです。（２０１０年６月１日掲示板にて寸評）２年生の時も感想を書きましたし、雑誌にも名前が載っていた選手ですが、昨年も見れましたので感想など。軽く開いて懐深く、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで軽くクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げてから下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドは長い腕も邪魔になってこなせるほどでは無いですが、ファールでは逃げれるようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。左腕のスライダーは、開いて引っかけがちでした。頭の高さは変わるので、ミスショットも多い。振っては来ますが、フォロースルーが大きくないですし、スイングに鋭さが無いのは？足は遅くはないですが、売りにできるのかどうかは分からず。守備は無難にこなしていましたが、肩はサンプルが無く不明でした。と言うことで、雑誌では評価が高いのですが、個人的にはそれ程伝わってくるものが無いのではありますが、何とか次のステージで頑張ってほしいものです。（２０１１年６月４日掲示板にて寸評）	？
野口　裕也（嬬恋）	ライト１７５・８２右・右	知らない選手でしたが、まずまず面白いものを持っていると思います。腰の据わった構えから、気持ち開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としきった所から、膝を引き上げて、気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動は、許容範囲内かどうか微妙なところです。甘めのインサイドにはＨＲを叩き込んでいました＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。外の縦スラには現状苦戦していました。頭の高さが変る部分からミスショットも出てしまいます。鋭く振り切ってくるスイングには恐さを感じさせますね＾＾打撃以外では、足も遅くは無いのですが、売りに出来るのかどうかは不明です。守備はイージーなものが殆どでしたが、１本捕球は出来なかったものの、ダイブしていましたので動けるようです。と言う事で、右の強打者として面白いものを持っていますので、膝をもう少し柔軟に使えるようになると、面白い選手に脱皮できるのでは？夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年６月５日掲示板にて寸評）	？
内田　智之（前橋育英）	ショート１７２・６９右・右	小僧に名前がちょろっと載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて膝でタイミングを計りながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げての内への移動が見られます。やや甘いインサイドなら、肘を畳んで腰の回転を生かして振り切って捉えてくるのは中々です。グリップの内への移動をもう少し抑えると、厳しいインサイドも捌けるようになると思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のストレートには強いですし、外の縦スラにもついていけます＾＾頭の高さが変る部分は残念ですね。ヘッドが立った、小柄の割りに振り切ってくるスイングは中々の代物だと思います。足は速いですが、盗塁・走塁センスはサンプルが無く分からず。守備の動きは良いですし、グラブ捌きもまずまず良いですし、地肩の強さは分からなかったものの、スローイングも安定していました。と言う事で、資質は高いですし、打撃に欠点も少ないタイプですので、今年の進化が非常に楽しみです。（２０１０年６月６日掲示板にて寸評）２年生の時にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。クローズに構えて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を上げて回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内かな？インサイドに対して、肘を畳んで振っては来ますが、クローズの踏み込みから詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。外寄りのストレートはライトに長打を放てます。外の左腕のスクリューも、右腕の縦スラも、崩されながらも粘り強く膝を使って捌けます＾＾頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングはまずまずです。足も速い方ですが、売りにできるのかどうかは分からず。守備の動きは良いですが、グラブ捌きには荒っぽさもあり、肩は良いものの、スローイングの精度はもっと上げたいものです。と言う事で、打撃には見どころがありますので（スクエアに踏み込みたい）、大学で足や守備を売りにできるようになれば、かなり噂になるのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１１年６月１１日掲示板にて寸評）	★
神戸　良（富岡実）	サード１７５・６７右・左	知らない選手でしたが気になりました。大きく開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも少し下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内です。インサイドのサンプルが無かったので捌けるのかどうかは分からず。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外よりのボールは強く叩けるようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。鋭く振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。足は速いですし、ランナーに出ると投手にプレッシャーを掛けれますし、ベース際のスライディングスピードも落ちないですし、盗塁も決めてきます。守備の動きはまずまず良いですし、肩も強肩ですが、球を握りそこなったりも見られたのは？？と言う事で、打撃も大きな欠点は無いですので、もう少し柔らかさが出てくると面白いのではないでしょうか？夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年６月６日掲示板にて寸評）	？
高島　悠希（太田工）	ライト１７０・７８右・左	全く知らなかったですが、打ちまくっていました＾＾軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところでホーム方向に爪先を付いてその場で踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドも、肘を畳んで腰の回転を生かして、きっちり捌いてきます＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、その場で踏み込んだ足でも踏ん張れます。外のストレートは、レフト方向からセンター方向にきっちり叩いてきます。左投手の変化球も全く苦にしないタイプです（農大ニの加藤を子ども扱いして、全打席完璧に粉砕した打撃は素晴らしかったですね＾＾）。頭の高さも殆ど変らないので、選球眼もかなり良いです＾＾ヘッドの立った鋭いスイングは中々です＾＾で、上記のその場で踏み込むスタイルの選手は、融通性の無い打撃の選手が殆どですけど、この選手は全身が柔らかく融通性のある例外の打者です＾＾（ただ上を目指すなら体重移動は今後するようにしていきたい）足も遅くは無いのですが、盗塁・走塁のサンプルが無く売りに出来るのかどうかはわからず。守備の動きは良かったですし、ライト前へのヒットが芝の剥げた所でかなりイレギュラーしたのですが、普通の選手なら間違いなく後ろに抜かれていたと思いますが、瞬時に反応して後ろに逸らさないですし、瞬発力があると思います。肩はサンプルが全く無く不明でした。と言う事で、小柄な打者ではあるのですが、関東地区の左打者では資質的にも、技術的にもトップランクだと思いますし、雑誌にその内名前が出ると思います。夏の更なる進化に期待したいものです＾＾（２０１０年６月７日掲示板にて寸評）２年生の際も感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。軽く開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった所で、ホーム方向に爪先を立てて、その場で踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。観戦日はインサイドのサンプルが無かったですが、２年生の際には捌けていました。その場で踏み込んだ足でも踏ん張れます。沈むボールも膝を使ってリストワーク良く捉えてきます＾＾頭の高さは変わらないので、選球眼は良いです。コンパクトに振り切ってくるスイングは中々です＾＾足は遅くはないですが、サンプルが無く売りにできるのかどうかは分からず。守備もイージーなものしかなく、肩も全くサンプルが無かったので不明です。と言うことで、６番を打っていましたが、調子も落としていたようですが、やっぱ体重移動が無いのがネックなのではないでしょうか？打撃にはかなり秀でたものがありますので、大学での進化に期待したいものです。（２０１１年６月５日掲示板にて寸評）	★
川端　大翔（沼田）立教大	ファースト１９０・９３右・右	小僧に載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。略スクエアに構えて、グリップを顎の高さにセットし、肘でタイミングを計り、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げての、頭の後ろから見える位置までの異常な内への移動が見られます。インサイドは振っては来ますが、バットにかすらないですし、相手も分かっているのでどんどんインサイドを攻めてきます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも散見されました。外のスライダーには付いていけるものの、ボール球にも手を出してしまうのは・・・頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。スイングの迫力はかなりの代物で、甘いボールに対しては物凄い打球を放ってきます＾＾足は売りには出来ないと思います。守備も無難にこなしていましたが、ファースト限定の選手かな？と思います。と言う事で、打撃には欠点が多いものの、右の強打者としては魅力的です。取り合えず、夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年６月８日掲示板にて寸評）	？
黒川　将貴（桐生一）東洋大	捕手１８０・７１右・左	雑誌に名前が載っていた選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで軽くクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートは、クローズに踏み込むのに強く叩けないようでした・・・・落ちるボールには、膝を使って甘いと打てるようです。頭の高さは変わるので、ミスショットも多いです。振り切ってくるスイングはまずまずです。捕手としては、通常のキャッチングは見どころがありますが、ミットを動かしながらの捕球スタイルは？ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドも止めては来ますが、股間を抜かれたりと・・・・肩は良いらしいのですが、観戦日はサンプルが無く不明でした。と言うことで、捕手以外も守れるユーティリティープレイヤーのようですが、現状まだまだの部分も多かったですが、資質的には面白いものは確かにあるように思います。ライバルの多い大学に進学しましたが、どのように進化してくるのか期待したいものです。（２０１１年６月３日掲示板にて寸評）	？
ルシアノ・フェルナンド（桐生一）白鴎大	センター１７５・７９右・右	雑誌に名前が載っていましたが、２年生の時は故障にて試合に出ていませんでしたが、昨年初めて見た感想は以下の通り。ブラジルの日系４世のようです。クローズに構えて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて軽くクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドは、詰まりながらセンターにおっつけてきます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外の縦スラも、こなせるほどでは無いようですが、見極めては来ますし、ファールで粘ってきますので、脆さは感じなかったです。頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングには力感があります。守備範囲はかなり広いですが、肩はサンプルが無く不明です。足は速く、隙を突いた好走塁もしてきますが、センターライナーで飛び出してアウトになったりと、ポカも多いようです・・・また怪我がかなり多い選手のようなのも・・・・と言うことで、もっと荒っぽいのか？と勝手に想像していましたが、思った以上に欠点は少ない選手ですので、高い身体的な能力を生かして故障しないトレーニングをしていければ、面白いかもしれませんね。４年後に期待したいものです。（２０１１年６月３日掲示板にて寸評）	★
渡部　長史（高崎工）高千穂大	ライト１７７・７８右・右	雑誌に名前が出ていましたが、初めて見た感想は以下の通り。開いて踵を踏み込みながら、上体がホーム方向に被さって、グリップを顎よりも結構下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手がモーションに入る前にスクエアにして、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。足を上げるタイミングは打席によって色々変わってきます。グリップを下げてから上げて（トップに入るのが遅い）、内への移動が見られ、上体が更に被さっていきます。基本インサイドは甘くても詰まるのですが、肘を畳んで打った瞬間のＨＲも放ったりしてきますし、例外の打者とも思えないのですが、何とも掴みどころが無い選手です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないです。外のストレートはライトに叩けます。外のスライダーに対するサンプルは乏しく、捌けるのかどうかは不明です。頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。ヘッドを立てて振り切ってくるスイングはまずまずです。足は良くわからなかったです。背番号５でライトを守っていましたが、打球判断は良くないケースもありましたが、外野の経験は乏しいのかも？で、最後投手としてマウンドに上がったのですが、癖のあるフォームから１３５㌔超のストレートを投げていましたが、地肩は良いと思います。と言うことで、一般的には厳しい打撃フォームですが、野手として大学４年間でどのように進化してくるのか興味はありますね。頑張ってほしいものです。（２０１１年６月９日掲示板にて寸評）	？
明石　大基（健大高崎）青森大	ショート１７８・７５右・右	雑誌に名前が載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにかなり体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、ホーム方向に爪先をついて、投手が腰を落としきった所から軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドは甘めなら完全に捌けるようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。外のストレートは右に叩けます。外の縦スラは見極めてきますし、膝を使ってセンターにミートしてきます。頭の高さはあまり変わらないので、選球眼は良いです。スイング的には振り切っては来ますが、ヘッドスピードは物足りないです。足も速く、盗塁も狙えます。守備に関しては、横の動きは良いのですが、前への打球を待って処理するタイプで、偶に前にダッシュしてもグラブ捌きはどうなのか？スローイングはまずまず良かったですが、地肩は分からなかったです。と言うことで、打撃は中々素晴らしいものを持っていますので、前への打球を処理する部分を徹底的に矯正していければ、大学でかなり噂になると思います。４年後に期待したいものです。（２０１１年６月１１日掲示板にて寸評）	★
森山　彰人（健大高崎）拓殖大	捕手１７５・９０右・右	雑誌に名前が載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを胸よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から爪先をトンとついてから、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを顎よりも上の高さまで上げるものの、内への移動は許容範囲内です。ただ、肘の畳み方が不十分のようで、インサイドには現状厳しいようです・・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外の縦スラに対しても、膝は使っては来ますが、こなせるほどでは無かったです。真ん中のボールを、レフトスタンド上段へのＨＲは物凄いパワーです（高校通算５６ＨＲだそうです）。頭の高さは変わるので、ミスショットも多かったです。振り切ってくるスイングはまずまずでしたが、かなりの不振でしたので、スイングに迷いが見られました。捕手としては、通常のキャッチングには見どころがありました。ランナーがいても膝を付きがちなタイプで、ワンバウンドも止めては来ますが、後ろに逸らすケースも見られました。小フライに飛び込んで捕球したりと、体の割には動けますし、ブロックは中々でした＾＾肩は盗塁阻止のシーンは無かったのですが、牽制を見ましたが、まずまずとは思いましたが、コントロールの精度は？と言うことで、かなりの不振だったようですので、本来の打撃では無かったようなのが残念ですが、それ程大きな欠点もないですし、大学での進化次第では面白いかもしれません。４年後に期待したいものです。（２０１１年６月１１日掲示板にて寸評）	★

埼玉

氏名	身長・体重	コメント	将来性
田村　和麻（本庄一）東京情報大	センター１８２・８０右・左	事前に話は聞いていましたが、まずまず見所はあるのでは？開いて、膝でタイミングを計り、グリップを顎の高さにセットし、肘でもタイミングを計り、投手が腰を落としきったところで、ホーム方向に爪先を立てて、リリースポイントから軽く足を上げて踏み込むスタイル。始動が遅すぎですね。また、グリップの内への移動があり、当初のトップの位置が浅すぎて、捕手方向に引く距離もでかいので、スイングは遅れてしまいます。インサイドの低めの変化球には、膝を使って、肘を畳んで振り切ってくるものの、ファールとなってしまいます。また、インサイドのストレートには当然詰まります。打ちに行く際に、ホーム方向に上体が被さりすぎの部分も気になります。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外の変化球を引っ張ってしまい、捏ねやすい部分も？スイング的には１年生ですから止む無しですが、怖さは感じない。守備はファーストなので良く見ていなかったですが、足は速いようです。と言う事で、打撃は欠点も多いが資質的には面白いので、何とか欠点を潰して行って、足も速いので、肩が良ければ外野手にコンバートしたいものです。期待してみたい。（２００８年９月２４日掲示板にて寸評）昨年も感想を書きましたが、今年も見れましたので感想など。開いて膝でタイミングを計り、グリップを顎よりも下の高さにセットし、投手が腰を落とし始めると、自身も重心を落としつつスクエアにして（この際に上体がホーム方向に被さりすぎだと思います）、リリースポイントの少し前から摺り足で回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップを胸まで下げてから上げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。ただ、インサイドに対しては、グリップの移動を許容範囲内に抑えて、肘を畳んで振り切ってきますので、多分コースを読んでいると思いますが、読みは良いようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。左投手のストレートは苦にしないですね＾＾スイング的には、シャープに振っては来ますが、力感は無いですし、打撃が体の割には小さいのが残念です。打撃以外では、走塁・盗塁センスは不明ですが、足は速いと思います。守備は背番号５でセンターを守っていましたが、動きは中々良かったですが、肩のサンプルが無く強肩なのかどうかは不明です。と言う事で、まあまあ進化はしてるかな？とは思いましたが、まだまだです。資質的には良いですので、欠点を矯正して、プロ仕様の振り切る打撃に進化して欲しいですね。来年に期待してみたい。（２００９年１０月９日掲示板にて寸評）２年前の夏の甲子園に１年の４番打者で出場していた打者ですが、２年経った今秋はエース投手として登場しました。今日は投手としての紹介です。ノーワインドアップからオーバースローで投げ込む右腕です。腕の振りはしなやかさを感じさせ、直球は１３０㌔中盤位の球を投げ、変化球はゆるいカーブとスライダーとシュートを投げます。気になる点はカーブを投げるときに振りが鈍るように見えたのと、小手先でコントロールを付けようとしているせいか腕をしっかり振りきれていないのが気になりました。しっかり振りきった時にはかなり見所のある球を投げるので、この点は今後の課題だと思います。今後の成長に期待したいです＾＾（０９年１０月　道さん情報）今までは打撃しか見た事が無かったですが、今年投手として初めて見た感想は以下の通り。ノーワインドアップから、膝を回しこむようにして内に引き上げて、溜めて、ショート方向を蹴るようにして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。捻転差が解けるのが早く、腰の横回転が強くなって、着地も早い。テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は使えますが鋭角までには使えないようです。フィニッシュでは、やや膝を突っ張って、首を振って、グラブを少し後ろに引くタイプです。この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。牽制を入れて、クイックもまずまずしてきます。球種的には、MAX１４３㌔を計測したストレートと、１２０㌔台の縦と横のスライダーと、１２０㌔台のツーシームとチェンジアップと、９０～１００㌔台のカーブは確認。どのボールもまずまずだと思います。コントロールも纏めて来ますが、ここ一番で失投も出てしまいます。打者としては、開いて、グリップを胸の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますが、グリップの内への移動は殆ど無いものの、トップの際のグリップの位置が低いのが気になります。インサイドは肘を畳んで捌けるのですが、金属バット使用ですので、木製になると上から叩けなければインサイドを捌けないのでは？と思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のボールはレフトに叩けます。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。トッブの位置が浅いので、一定以上のストレートにはやや振り負けるのですが、振り切って来るスイングはまずまずと思います。足は遅くは無いですが、投手をしていますので全力では走らないですので詳細は不明です。と言うことで、正直投打のどちらも良いものは持ってはいますが、その反面欠点も持っていますので、将来的にどちらが良いのかは予選も結構見ましたけど判断できなかったですね。まあ本人が決めることですので、４年後の更なる進化した姿に出会いたいものです。（２０１０年９月１９日掲示板にて寸評）	★
久保　翔平（浦和学院）東洋大	捕手１７３・７８右・右	２年生ながら正捕手で、監督からの信頼も厚いようです。打撃はバットを指１本位余して握り、スクエアに構え、グリップを耳より少し上の高さにセットし、ヘットを上下に揺らしながら構え、リリースするタイミングでバットを寝かして踵を少し上げで踏み込んできます。グリップの内への移動は少ないように見えました。中々スイングが鋭いですし、パンチ力もあります。捕手についてはあまり細かい動きはわかりませんでしたが、捕球時に左膝が地面に着く傾向がありますね。研究熱心のようですし、打撃も中々だと思うので、夏に向けて楽しみな選手だと思います＾＾（０９年５月　道さん情報）中学時代は明徳義塾中で大活躍した捕手でしたが、初めて見れた感想は以下の通り。略スクエアに構え、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げてから下げるヒッチの動きは気になりますし、頭の後ろから見える位置までの異常な内への移動も見られます。当初は『左投手の甘いインサイドの変化球ならセンターへおっ付けれるんだ』、位の感想だったのですが、ちとこの選手は一味違う。インサイド攻めをされた際には、グリップの内への移動を意識的に緩和させて、肘を畳んで捌ききるケースも見せてくれました。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまず。外のボールを右方向に打つのが得意ですね。捕手としては、右手の隠しが甘いのは？ランナーがいると膝を付かない方で、ワンバウンドのミットの出し方も上手い方です。通常のキャッチングにも見所があります（低目を下から上にミットを出して捕球できます）。肩は良いと思いますが、全部ワンバウンドの送球なのは？（刺せなければ、送球タイムの早さなどは全く関係ないのです！！）リード面では、監督が全幅の信頼を置いているようですが、確かにその片鱗は伺えました。と言う事で、２年生の夏の段階ではまずまずの高レベルの捕手だと思いますが、現状まだまだの部分も多い。来年の進化に期待してみたい。（２００９年８月７日掲示板にて寸評）旧チームから正捕手を務めるキャッチャーです。強肩が注目されますが、投手への配慮がしっかりしたキャッチャーで、140キロ近い速球にも力負けせず打ち返せる力強い打撃もできる選手です。プロ注目とはいきませんが、攻守のバランスが取れたキャッチャーの成長ぶりを確認するために大宮球場に足を運びました。（打撃）スタンスはスクエアスタンス。グリップは高めにセットして、膝を曲げて構えています。投手を両目で見据えて、集中力を感じさせてくれます。投手の足が着地する寸前に始動を仕掛けていき、足を小さく上げて、真っ直ぐ踏み出していきます。以前はトップが頭の後ろに入りすぎていた癖がありましたが、それも緩和されるようになり、振り出しも良くなってきました。彼の良さというのはセンター方向～右に綺麗に打ち返せる技術です。それはしっかりと溜めた上で、ポイントが近くならず、前に置いて打ち返すことができています。右打ちの精度は以前よりも高まってきましたね。一発をがんがん打つ選手ではありませんが、この打撃をレベルの高い投手たちにできるようになると、評価はぐんと高まってくると思います。（守備）守備に関して。ワンバウンド処理なのですが、以前よりは止められるようになりましたが、足首が固いということもあって、一瞬反応が遅れるときがあります。それは気をつけていきたいですね。スローイングタイムは平均で1.9秒～2.0秒台をたたき出します。相変わらず強肩ですし、タイムをかけて投手の下によるなど、配慮もしっかりしています。ただ今回の観戦で気になったことをひとつ。彼、インコースを不用意に使うんです。確かに外角の一辺倒も良くないですが、インコースを要求して、真ん中に入ってしまうのはもっと危険です。この試合でも先頭打者を出してはいけない場面で、インコースを要求して、打たれてしまう場面もありました。あともうひとつは9回同点のピンチに簡単にストライクを取りにいって、打たれてしまったこと。勝負を急がず、もう少しじっくりと攻めていけば、打ち取れる場面はいくらかありました。危機回避能力がまだまだだと思いますので、リード面はこれからも勉強することになるでしょう。（まとめ）打撃技術は確実に良くなってきています。またランナーがいるときに打ってくれますから、勝負強さも健在です。まだリード面に課題を抱えていますが、だんだん良くなっていると思います。春の関東大会上位進出、そして最大の目標である夏の甲子園出場は彼のリードにかかっています。本人もそれを自覚しているはず。夏では更に大きくなった姿で戻ってきて欲しいですね。（１０年５月　プライセスさん情報）昨年も感想を書きましたが、今年も見れましたので感想など。気持ち開いて、グリップを耳よりも少し上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内へのかなりの移動が相変わらず見られます。インサイドは、左腕のスライダーは引っ張ってきますがファールとなりますし、ストレートも良い当たりは打てるケースもありますが、木製では厳しいと思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。外のストレートは右に叩けますが、外のスライダーは追い込まれるまでは引っ掛けがちですが、追い込まれて少し甘くなると右に叩く事は可能のようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。振り切って来るスイングは良くなったとは思います。捕手としては、キャッチングには見所があります。ランナーがいても膝を付くタイプですが、基本ワンバウンドも止めては来ますが、安心感は無いですね。リードは考えているとは思います。肩は良いのですが、コントロールの精度は相変わらず良くないので、刺せる肩では無いと思います。ということで、もう少し伸びるかな？と思ったのですが・・・・４年後に期待したいものです。（２０１０年１０月２０日掲示板にて寸評）	★
萩原　大貴（浦和学院）中央大準硬式	レフト兼投手１７５・７５左・左	春の大会では投打に活躍した選手です。打撃はグリップを耳のあたりの高さにセットし、バットを立てて少し回しながら構え、リリースする前に足を少し上げて踏み込みます。グリップを内への移動が少しあるように見えました。振りはシャープなスイングで、アベレージヒッターだと思います。初球から打ちにいくタイプ？のようで、積極性がある打者のようです。投手としてはノ―ワインドアップから膝を内に引き上げて、足ををセカンド方向に伸ばし、オーバースローから投げてきます。グラブは抱え込めてますが、若干リリースの時肩が前に流れているように見えました。球種は１３０㌔ちょっと位のキレのあるストレートとカーブを投げてました。コントロールはアバウトです。現時点では打者の方が魅力を感じましたが、投手としても球にスピードが増せば良くなると思います。夏の大会に向けて期待したいです＾＾（０９年５月　道さん情報）外野手のレギュラーなのですが、少し投げましたので感想など。ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向を軽く蹴るようにして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、ややインステップ気味に、オーバースローから柔らかく投げ込んでくる。右腕を低い位置で使って、引き込みが早くなる。捻転差が解けるのが早く、着地も早くなる。テイクバック小さく、担ぎ気味なものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。クイックはまずまずしてきます。球種的には、１３０㌔くらい（本来もう少し出ると思います）のストレートと、大きな落差のあるカーブと、スライダーと、スクリューは確認。どもボールも、２年生の段階ではまずまずだと思います。コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多い。打撃も悪くは無いのですが、現状抜けているわけではないので、将来性は投手だと思います。上記の欠点を徐々に矯正して、ストレートを磨いていくと来年面白い速球派の左腕が誕生するのでは？期待してみたいですね。（２００９年８月７日掲示板にて寸評）	★
濱田　雄太（浦和学院）東洋大	セカンド１６５・６５右投左打	小柄の打者ですが、浦学には小柄のうるさそうな打者がいつも現れますね。スクエアに構え顎の少し下のあたりにグリップをセット（バットを短く持つ）します。バスターの構えからでも強い当たりを放つなど、小柄の割にはパンチがある打撃が印象に残りました。足は速く、守備の要として期待できそうです。少し気になったので、今後の成長に期待です＾＾（０９年１１月　道さん情報）	★
星　稜太（浦和学院）東洋大	センター１７８・８０左投左打	旧チームからスタメンに入っていたと思いましたが、気になったので紹介を。オープンスタイルでグリップは顎より下の位置にセットし、相手投手の足が上がった時点で右足を上げスクエアに踏み込みます。グリップの内への移動がかなり大きいのは気になりました。中々パンチのある打撃で、観戦日は外の変化球を外野に引っ張る打撃が印象に残りました。課題は多そうな感じはしましたが、今後の成長に期待したいですね＾＾（ただ、左投げ左打ちで管理人さんはあまり評価をしないかも？）（０９年１１月　道さん情報）浦和学院のトップバッターで、掬い上げるようなスイングからライナー性の鋭い打球を飛ばしていく好打者です。（打撃）スタンスはスクエアスタンス。背筋は伸びており、バランスの良い構えをしております。投手が足降ろしたところから始動を仕掛けていき、足を回しこむように上げて真っ直ぐ踏み出していきます。トップをとったとき、捕手側方向に引かれていますが、振り出しは悪くないですが、この選手はスイングは掬い上げて、そして体を動かしながら打つ選手ですので、ポイントはずれやすい傾向にあります。それでもセンスで捉えることはできていますが、木製でこの打撃ができるかというと疑問に残ります。（走塁）塁間タイムを測ることはできませんでしたが、三塁打を打ったときのベースランニングは非常に速かったです。二塁からの加速が速かったですね。足はそれなりに速い選手ではないかと思います。（まとめ）ミートセンスはある選手ですが、結構癖のある打撃をしていますので、いかに目線をぶらさず、自分のポイントで打てるかで決まってくると思います。守備・走塁はそつなくこなしている選手ですし、大学でも続けていける選手ではないでしょうか。（１０年５月　プライセスさん情報）名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、特にシンクロ等見られず、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。インサイドには厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。左腕のストレートは苦にしないですし、左腕の変化球も甘いと打てるようです。外のボールはレフトに叩けます。落ちるボールには、膝を柔軟に使えるほどではないです。左投げ左打ちですが、捏ねやすさはあまり見られなかったですね。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。状況に応じた打撃なども出来るようです。振り切って来るスイングには力感があります。守備範囲も広いようですし、肩もまずまずの強肩です。足も速い方だとは思いますが、売りに出来るのかどうかは分からず。ということで、まずまず面白いものは持っていますので、次のステージでの進化に期待してみたいですね。（２０１０年１０月１９日掲示板にて寸評）	★
原　大輔（浦和学院）東洋大	右・右レフト１７６・７４	浦和学院の４番打者です。均整の取れた体格をしていますが、パンチ力のあるバッターで、捉えた打球にはひと伸びするのが彼の持ち味であります。埼玉県の方はぜひ注目していただきたい選手であります。（打撃）バランスの取れたスクエアスタンスで構える選手。投手が足を降ろしたところから始動を仕掛けていき、足を小さく上げて真っ直ぐ踏み出していきます。ぐいっとトップをとっていき、ロスなく振り出すことができています。スイングは鋭く、リストが強いので、捉えたときは他の野手と違って、一伸びしていきます。強打者が多い浦和学院ですが、打撃のポテンシャルではＮＯ．1ですね。（守備）関東大会からみていますが、守備機会が少なく、守備力に関しては良く分かりません。可もなく不可もなくといった印象です。肩はそれなりに良い選手ですね。（走塁）塁間タイムは4.30秒前後。全力で走れば、これぐらいのタイムは計測します。もう少しサンプルが欲しかったですが、仕方ありません。守備・走塁に関してはサンプルが少なく良く分かりませんでした。夏は見られる機会があると思いますので、そこでじっくり見ていきたいと思います。（まとめ）打撃技術、パワーに関しては浦和学院のレギュラーの中でもトップクラスです。あとは関東大会～夏でどのくらい結果を残すことができるか。確かに、高卒プロを狙えるような選手ではないですが、打撃のポテンシャルが高いので、今後の成績次第では強豪大学へ進める可能性も持っていると思います。まずは夏、春に比べてどのくらい成長しているか確認したいと思います。（１０年５月　プライセスさん情報）事前に名前は聞いていましたが、サンプル不足にて良く分からない部分も多かったですが、感想などを。気持ちクローズに構えて、グリップを顎よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を軽く引き上げて回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップのかなりの内への移動が見られますし、左肩も内に入りすぎてしまっては？左の軟投派のインサイドはファールでは逃げれますが、一定以上のストレートには厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。外のボールはライトにも叩けるようです。スライダーに対する良いサンプルが無かったので、こなせるのかどうかは良く分からなかったですね。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。振り切って来るスイングはまずまずだと思います。守備は動ける方ですが、肩はサンプルが無く不明です。足も遅くは無いと思いますが、売りに出来るのかどうかは分からなかったです。ということで、特長には欠けるのですが、それでも浦学の４番を張ったのですから、長打力等は中々なのでしょう。次のステージでの進化に期待したいものです。（２０１０年１０月１９日掲示板にて寸評）	★
市川　昌幸（昌平）	セカンドショート１７７・６７右・右	知らない選手でしたが、中々面白いものを持っています。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さに、かなり体に近くセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めた後から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。よって、肘を畳んでインサイドを果敢に振ってきますが詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れたり踏ん張れなかったりと一定しないですね。また、軸足を少し後ろに引くタイプです。足を上げてから踏み込んで行く際に、頭の高さが変るタイプなので、目線がぶれてしまっています。腰の回転を生かした、中々迫力のある振り切ってくるスイングは見所がありますね＾＾守備は下手とは思わないですが、グラブの芯で捕球できないケースも見られましたので、もっと練習が必要ですね。足はサンプルが無く解らなかったです。と言う事で、下級生にしてはスイングに迫力がありますし、上記欠点を矯正できると、来年埼玉県を代表する野手に化けれる素材だと思います。期待してみたいものです。（２００９年７月２９日掲示板にて寸評）昨年見て感想を書いた選手ですが、今年も見れたのですが正直どうしようか迷う内容だったのですが、折角なので感想など。気持ち開いて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを大きく回しながら、投手が腰を落としたところでスクエアにし、投手が腰を落としきった所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドには肘の畳み方が甘く、現状苦戦していましたね。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。調子が落ちていたこともあったのでしょうが（初戦では４番も、次の試合では６番に降格となっていましたし）、どうも何でも強引に引っ張りすぎるのが調子を崩した一番の要因ではないでしょうか？最後の打席では、外の高めのストレートを意識的にライトに叩いていましたので、本来は右打ちも出来る選手なのですから、コースに逆らわない打撃を心がけると一変すると思います。頭の高さが変るので、ミスショットもかなり多かったです。足は遅くないですが、盗塁・走塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは不明です。守備はショートにコンバートされていましたが、動きは良く、守備範囲も広く、グラブ捌きもまずまずで、スローイングも安定していました。と言うことで、内容は良くなかったものの、資質的には見限れません。大学での進化に期待したいものです。（２０１０年８月８日掲示板にて寸評）	★
斉藤　達也（昌平）城西大	センター１７８・７２右・左	この選手も知らなかったですが、同僚の市川とはタイプは違いますが、中々見所のある選手だと思います。気持ち開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、肘でタイミングを計り、投手が腰を落とし始めると、それに同期して自身も重心を落として行き、投手が半分くらい腰を落とした所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを耳の高さまで上げるタイプで、内への移動は許容範囲内かどうかは微妙なところです。インサイドに対しては、肘の畳み方が不十分で詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。左腕の厳しいコースのスライダーに対して、ややアウトステップするものの、バットが届く範囲内なので、見事なバットコントロールにてレフトへ叩けるのは中々のセンスだと思います。軸がぶれない、シャープなスイングは中々だと思います。打撃以外では、守備範囲は広くて上手なようですが、肩はサンプルが無く不明です。足もサンプルが無く、走塁・盗塁センスは不明でした。と言う事で、左の好打者としては全国的に観ても結構レベルが高い選手です。来年の大いなる進化に期待したいものです＾＾（２００９年７月３０日掲示板にて寸評）昨年も見て感想を書いた選手ですが、今年も見れましたので感想など。気持ち開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内です。インサイドは高めのストレートには厳しいようですが、インサイドの縦スラはきちんと肘を畳んで引っ張りきってきます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。結構引っ張りの意識が強くなったようで、外のボールも引っ張ってくるのですが、本来広角に打ち分けるのが売りなのですから、この部分はどうなのか？頭の高さが変るので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングには力感が出ましたし、長打力も秘めています。守備範囲も広いようで、肩も中々良いようです＾＾足も５０ｍ６秒フラットとの事で、盗塁も狙える選手です。と言うことで、伸びた部分もありますが、悪くなった部分も見られましたが、まあ高いレベルで３拍子揃った選手ですので、大学での更なる進化を楽しみにしたいものです。（２０１０年８月８日掲示板にて寸評）	★
岩崎　優一（昌平）獨協大	捕手１８３・７６右・右	初戦ではあまり気にならなかったのですが、次の試合では４番に昇格していましたが、確かに面白いものがありましたね。開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて、大きく回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますが、内への移動は許容範囲内です。インサイドには、肘の畳み方も甘く、トップに入るのも遅いので、現状厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りもまずまずです。外よりのストレートはライトに叩けます。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。ヘッドの立った振り切ってくるスイングはまずまず迫力があり、勝負強さも持っているようです＾＾捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。ランナーがいると膝を付かないですし、ワンバウンドのサンプルは少なかったですが、前に落としてきます。インサイドも効果的に使って、外のボール球で討ち取ってくるリードもまずまず考えていると思います。投手に柔らかくコントロール良く毎回返球してくるのは好感ですが、肩は相手が走ってこなかったので、詳細は不明です。と言うことで、大型捕手ですし、欠点もそれ程多くないですので、かなり今後伸びる余地があると思います。次のステージでの進化を楽しみにしたいものです＾＾（２０１０年８月９日掲示板にて寸評）	★
小泉　健（昌平）平成国際大	セカンド１７５・６８右・左	確か昨年も見たような記憶はありますが、殆ど覚えていませんでしたが、かなり成長したのではないでしょうか？気持ち開いて、グリップを耳よりも少し下の高さに体から離してセットし、かなり左脇を空けて、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますし、内への移動も見られます。インサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは分からず。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。左投手のストレートは苦にしないようです。かなり低い、縦の難しい変化球に対して、膝を使って、リストワークによって、レフト前に落とせるのは中々のセンスだと思います。頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。球を引き付けて、コンパクトに叩いてくるスイングもまずまずだと思います。守備の動きはかなり良かったですし、前へのダッシュからの素早いスナップスローなどを見ると、身体的な能力の高さも伺えます。足も速いですし、盗塁も狙えます。と言うことで、インサイドを打てるようになれば、かなり大学でも活躍できると思いますので、４年後の進化に期待したいものです＾＾（２０１０年８月９日掲示板にて寸評）	★
鍛冶　雄大（上尾）	レフト１７９・７８右・右	知らない選手でしたが、面白いものを持っていると思います。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを体に近く耳よりも結構上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？インサイドには厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外の縦スラも膝を使って打てるようです＾＾頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも出てしまいます。鋭く振り切ってくるスイングはまずまずですし、初戦ではかなり低いコースは甘い変化球を、すくい上げてレフトスタンド上段へのＨＲは凄かったですし、ローボールヒッターなんでしょうね。足は速いですが、売りに出来るのかどうかは分からず。守備範囲はかなり広い選手ですが、肩はサンプルがなく不明でした。と言うことで、右の強打者として中々面白い資質をしていますので、次のステージでは欠点を徐々に矯正して行けると面白いのでは？４年後に期待したいものです。（２０１０年８月１２日掲示板にて寸評）	？
谷澤　由浩（鷲宮）東洋大	サード１８０・８４右・左	昨年も見たのですが、その際には伝わってくるものが無かったのですが、かなり良くなったのではないでしょうか？２０１０年度の埼玉県の中では３本の指に入る打者に進化したのではないでしょうか？開いて踵を踏み込みながら、グリップを胸よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを耳の高さまで上げるタイプで、内への移動は許容範囲内です。グリップの移動距離が大きすぎるので、トップに入るのが遅いのは？インサイドのサンプルは少なかったものの、手が出ないケースも見られたので、こなせる程ではないようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。ストレートには強く、左打者で県営大宮球場の左中間スタンド（普通の球場の２倍以上の高さを誇るモンスターフェンス）に叩き込んだＨＲは初めて見ましたが、凄いパワーです＾＾ストレートを待って、低めのカーブを咄嗟に溜めてミートはしてきたものの、膝を柔軟に使えるタイプではないので、低めの縦スラやフォークにはどうかな？と初戦に思いましたが、次のＴＶ中継の浦学の阿部の縦スラに案の定崩されていました。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。鋭く振り切ってくるスイングはかなり進化しましたし、ヘッドスピードも速くなったようです＾＾足はサンプルが無く良く分からなかったです。守備機会も２試合で殆ど無かったのですが、サード前へのぼてぼてのゴロを、ダッシュ良く捕球して、コントロール良く刺していましたので、まずまず動けますし、肩も良いようです。と言うことで、欠点も少なくなりましたし、後はグリップの移動距離を少なくして、トップに早期に入って、膝と股関節を柔軟に使えるようにトレーニングしていくと、大学では本物の左の強打者が誕生するのではないでしょうか？かなり期待したい選手でした＾＾（２０１０年８月１２日掲示板にて寸評）	★
丸山　歩（鷲宮）	セカンド１７４・６５右・左	知らない選手でしたが、中々面白いものを持っています。気持ち開いて、膝でタイミングを計り、グリップを顎よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますが、内への移動は無いタイプです。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、こなせるのかどうかは分からず。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。外よりのストレートはセンターに叩けます。落ちる系統には、膝を柔軟に使えるほどでは無いですが、甘ければヒットを放ってきます。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出やすいですね。振り切ってくるスイングはまずまずではありますが、鋭さには欠けますが、体が柔らかそうで、リストワークにも秀でていると思います。足は遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは不明です。守備は、ポジショニングも良く、守備範囲も広く、グラブ捌きも良く、本当に上手いと思います＾＾と言うことで、将来的にかなり伸びる資質の選手ですので、大学では上記欠点を徐々に矯正して、体つくりもしっかり行っていくと、必ず安打製造器の名手のセカンドが誕生すると思います。４年後に期待したいものです＾＾（２０１０年８月１３日掲示板にて寸評）	★
橋本　祐樹（花咲徳栄）明治大	ライト１８１・８１右・左	初めて観ましたが、中々面白いものを持っていると思います。大きめに開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった所から、膝を高く引き上げて（この際にバットを寝かせる）、回し込んで踏み込むスタイル。グリップをやや下げるヒッチが気になりますし、グリップの内への移動はぎりぎりアウトっぽいですね。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。落ちる系統も、リストワーク良く捌けますし、右に左にセンターにと広角に安打を量産してきます。ただ、スイング的に鋭くなく、振り切るスイングではないのは勿体無いですね。打撃以外では、観戦日は守備のサンプルが無く肩と共に不明です。足は速くて、盗塁も狙えますし、スライディングのスピードがベース際で落ちないのも中々だと思います。と言う事で、肩が良くて、インサイドが捌けるのであれば、後は鋭いスイングに進化して行くと来年名前が雑誌に出るのでは？期待したい選手でした。（２００９年８月１日掲示板にて寸評）前チームからレギュラーとして出場している外野手。打席での雰囲気を見て即取り上げようと思った選手である。 (打撃) スクエアスタンスで構え、グリップの高さは肩の位置ぐらい。投手が着地するところから始動を仕掛けていく。足を小さく上げてまっすぐ踏み込んで打つ選手。この日は完全にタイミングが狂っており、打ち上げることが多かった。本来は右、左に打ち分けるタイプのようだが、スイングを見る限りそれほど鋭くなく、なにか壁にぶち当たっているなという印象であった。 (走塁) 足はかなり速い。セーフティバントをしたときのタイムは３．８０秒。４秒切れば俊足と云われるが、０．２秒を上回るタイムを計測したのを考えればかなりの俊足であることは間違いないだろう。 (まとめ) 打撃の調子を崩していたので、冬場はしっかりと土台固めをすることが大事だろう。足が売りの選手なので、スイングに強さが出てくると紙面に取り上げられる日も時間の問題だろう。春以降、抜群のバットコントロールと俊足を併せた打者として紹介されることを期待したい。（０９年１１月　プライセスさん情報）昨夏も感想を書いた選手ですが、随分打撃が変りましたね・・・・・開いて踵を踏み込みながら、グリップを胸よりも少し上の高さにセットし、完全にバットを肩に担いで、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて、回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内です。インサイドの低めのストレートを捌けます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートは、開いてのパンチショットなので平凡なフライが多かったです。落ちる系統には上から叩きがちで、膝は一応使っては来るものの、現状捉えれるほどではないですね。頭の高さはあまり変らないのは良い点です。で、昨夏はパンチショット（最後まできちんとバットを振り切らずにインパクト後に止めるスイング）までではなかったのですが、逆風の中ライトスタンド中段へのＨＲを叩き込んでいましたが、かなりのパワーです。足も遅くは無いのですが、売りに出来るのかどうかはわからず。守備もイージーなものしかなかったので、肩とともに良く分からなかったですね。と言う事で、もうすこし柔らかさも求めて、パワーをつければ良かったのですが、現状の打撃では将来的に厳しくなると思います。何とか夏までに柔らかく振り切るスイングに矯正してほしいですね。（２０１０年４月１４日掲示板にて寸評）センバツでＨＲを放ったパワーヒッターですが、春の大会では投手として準決勝、決勝と完封する大活躍を見せてくれました。ワインドアップからセカンド方向に足を伸ばし、テイクバック大きく上から投げ込んできます。直球はＭＡＸ１３８㌔で、変化球はスライダー、カーブを投げます。ちょっと固さのあるフォームで、将来性は打者の方だと思いますが、投手としても面白いものは持っていると思います。夏の大会に向け期待したいです＾＾（１０年５月　道さん情報）	★
戸塚　瞬 (花咲徳栄) 東京国際大	右・右外野手１６５・７０	小柄であるが花咲徳栄の4番を打つ。体格はがっしりしており、非常にパワーがありそうな選手にうつった。この試合では4打数3安打1本塁打の大活躍を収めた。（打撃）若干左足を引いたスクエアスタンス。グリップエンドの高さはやや高く、グリップを揺らしながら投手の球を待っている。腰が据わっており、非常に良い構えである。投手が足を下ろしたところから始動を仕掛けていき、足を回しこんで真っ直ぐ踏み込んで打ちにいく。スイングは鋭く、力強い打球を飛ばしている。緩いカーブでもしっかり溜めることができており、三遊間に打ち返すことが出来る。軸足はなんとか踏ん張ることはできており、スイングの形は悪くない。（守備）守備の反応は悪くない。地肩の強さはそこそこ。（まとめ）思い切りのよい打撃は非常に魅力的。センターの守備は抜群に上手いというわけではないが、強豪校だけにしっかりと鍛えられているようだ。選抜出場が決定したならばぜひ注目してほしい打者である。（０９年１１月　プライセスさん情報）	★
佐藤　卓也（花咲徳栄）東北福祉大	ショート１７３・６５右投右打	旧チームからスタメンに入っていた選手のようで（よく覚えて無かったですが・・・・・）、今秋の大会で活躍した選手の一人です。足を開いて構え、グリップを耳の高さ位にセットし、相手投手が腰を落とし始めるタイミングで膝を引いてから、軽く踏み込んできます。グリップの内への移動はちょっとあるかな？関東大会決勝の東海大相模戦でフェンス直撃のヒットを放つなど中々のパンチ力があるようで、僕が観た試合でもスイングはまずまずの鋭さがあったと思いますが、もうちょっと鋭さが増すと良いのでは？と思います。足は中々の俊足だと思います＾＾中々面白そうな選手で、来春以降の活躍を期待したい選手だと思いました。今後の成長に期待したいです＾＾（０９年１１月　道さん情報）雑誌にも名前が出ている選手ですが、昨夏ももしかしたら見てたのかもしれないですが（記憶に無い）、初めて真面目に見た感想は以下の通り。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めたところでホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの結構前から、軽く足を上げて気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動はぎりぎり許容範囲内かな？ただ、インサイドにはファールとなってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りずに、軸足を後ろに引くケースも見られます。縦スラには何とか付いていけるものの、手首を必要以上に使って処理しようとするのはどうなんだろう？？？軸がしっかりしていないですし、頭の高さが変る部分も？また、チャンスでは力むのか、チャンスに弱いですね。スイング的には、振り切るタイプではなく、どうも小手先のスイングが・・・・足は遅くは無いですが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは不明です。守備は初戦ではフットワークがぎこちなかったですが、２戦目にはまずまずの動きを見せていましたし、グラブ捌きもまずまずですが、スローイングの精度は？レフト前へのポテンヒット性の当たりも好捕してきますし、身体的な能力はまずまず高いと思います。と言う事で、資質的には面白いものはあるのですが、今のスイングでは木製では厳しいでしょうね。何とか夏までの進化に期待は持ってみたいですが。（２０１０年４月１４日掲示板にて寸評）	★
木村　駿斗（花咲徳栄）国士館大	サード１７５・７０右・右	事前には注目してはいなかったのですが、まずまず面白いものを持っていると思います。気持ち開いて密かに踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を高く引き上げて、回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内だったり範囲外だったり一定しないタイプです。インサイドにはクローズの踏み込みもあり詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足で踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。外のストレートも強く叩けますし、外のスライダーを打つのはかなり上手だと思います（軸足を後ろに引いて右に狙ってきます）。頭の高さはあまり変らないのは好感です。スイング的にもまずまずだと思います。守備の動きは２戦目は良かったですが、スローイングの精度はもっと上げたい。足は遅くは無いですが、売りには出来ないように思います。と言う事で、外のスライダーが打てると言う売りがありますので、インサイドもグリップの内への移動を抑えて、肘を畳んで捌けるようになると、かなり面白いのではないでしょうか？夏までの進化に期待してみたいですね。（２０１０年４月１４日掲示板にて寸評）	？
江澤　一輝（市立川越）東京国際大	ファースト１８０・８２右・左	知らない選手でしたが、途中から気になったので感想など簡単に。気持ち開いて、グリップを耳よりも結構上の高さにセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とすのに同期して、自身も重心を下げて行き、投手が腰を落としきった所から軽く足を浮かせてアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチの動きは気になるも、グリップの内への移動は許容範囲内。ただ、観戦日はインサイドのきちんとしたボールのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。左投手のスライダーには、アウトステップして開く割には、何とかリストワークにてヒットを放ってきます。ただ、外のストレートも叩けるのですが、打球に力強さは無いですね。スイング的には、振っては来ますが、怖さは感じられない。体の割には安打製造器タイプです。足はサンプル不足にて解らなかったですし、ファーストの守備は正直良く見ていなかったので分からず。と言う事で、打撃センス的には面白いですが、ファーストで安打製造器タイプでは人気は出ないですので、他のポジションが守れると良いのですが。来年の進化に期待したいですね。（２００９年８月１２日掲示板にて寸評）昨年も見て感想を書いた選手ですが、今年も見れましたので感想など。略スクエアに構えて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを少し上げるものの、内への移動は許容範囲内です。インサイドのサンプルは無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは分からず。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。腰が開くので、左腕のスライダーには厳しいのですが、粘って粘って四球を選んできますし、次の打席ではレフトに叩いてきたのは中々の学習能力です。落ちる系統には、膝を柔軟に使えるほどでは無いので、現状厳しいようです。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。振り切って来るスイングは力感が出ましたし、甘いボールには長打力も秘めています。足も速いようで、盗塁も狙ってきます＾＾ファーストの動きは普通でしたが、サード若しくは外野が出来ると良いのですが。ということで、まずまず進化していますし、大学での進化が楽しみではないでしょうか？４年後に期待してみたい。（２０１０年１０月１８日掲示板にて寸評）	？
彌田　裕貴（市立川越）桐蔭横浜大	ライト１７８・８５右・右	知らない選手でしたが、欠点も多いですがまずまず気になりました。クローズに構え、グリップを顎の高さにセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、グリップを上下させ、投手が腰を落とした所で爪先を立てて、リリースポイントの前くらいから軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプで、内への移動が見られます。観戦日はインサイドのサンプルは無かったものの、グリップの内への移動があってクローズに踏み込むのですから現状お手上げでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のストレートを右方向に打つのは得意なようですが、スライダーにはクローズに踏み込むのに現状どうなのか？ヘッドが立ったスイングは、２年生の割にはまずまず迫力がありました。守備も動けるようですし、肩は中々強肩のようです＾＾足はサンプル不足にて良く分からず。と言う事で、資質的には面白いですが、今の打法では甘いボールと外のストレートしか打てません。何とか膝を柔軟に使えるようなトレーニングを行って（外のコースに決まったスライダーはファールで逃げる）、クローズは辞めてせめてスクエアの踏み込みにして、グリップの内への移動を辞めて肘の畳み方を進化させると、かなり一変して右の強打者が誕生すると思います。頑張って欲しいものです。（２００９年８月１２日掲示板にて寸評）昨年も感想を書きましたが、今年も見れましたので最終感想を。略スクエアに構えて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、リリースポイントから軽く足を浮かせて気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップを少し上げるタイプで、内への移動は許容範囲内の場合と範囲外の場合が見られます。軟投派の左腕の甘いインサイドのスライダーなら引っ張りきれますし、やや厳し目のスライダーは肘を畳んで見事なＨＲを叩き込んでいましたが、技術は高いものを持っていますね＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のスライダーは見極めて来ますし、脆さは感じさせませんし、甘いと確実に捉えてきますが、コースに決まると引っ掛けがちなのは・・・・外のストレートは右中間に叩いてきます。頭の高さは殆ど変らないですので、ミスショットは少ないですね。豪快に振り切って来るスイングは中々です＾＾守備は動けますし、肩は強肩です。足は売りには出来ないと思います。ということで、正直ここまで成長するとは、嬉しい誤算でした＾＾全国的に見てもトップクラスの右の強打者ですので、大学での進化が非常に楽しみですね＾＾４年後に期待したいものです。（２０１０年１０月１８日掲示板にて寸評）	★
丹羽　俊亮（市立川越）東京国際大	捕手１７５・８０右・右	知らない選手でしたが、欠点も多いですが気になりました。略スクエアに懐深く構えて、グリップを耳よりも下の高さに体に近くセットし、特にシンクロ等見られず、投手が腰を落とすのに同期して重心を下げて行き、リリースポイントの前から軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？観戦日はインサイドのサンプルは無かったものの、現状厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないですね。変化球は甘ければ対処できますし、外のボールは右方向に長打が打てる選手です。ヘッドが立った振り切ってくるスイングはかなり迫力があるのですが、ややアッパースイング気味なのはどうなのか？捕手としては、ランナーがいると膝を付かない方ですが、ワンバウンドを後ろに逸らすケースも見られましたので、もっとフットワークの使い方やミットの出し方に工夫が必要ですね。通常のキャッチングには見所があると思います。で、問題は肩なのですが、捕ってから素早いのですが、フォームが悪いですし、地肩も弱いようです・・・・・（是では刺せない）と言う事で、打撃もインサイドを打てるフォームに矯正して、送球フォームが矯正できないのなら、別のポジションにコンバートすべきだと思います。資質的には面白いですので、一冬越えての進化に期待してみたい。（２００９年８月１３日掲示板にて寸評）この選手も昨年見て感想を書きましたが、今年も見れましたので感想など。略スクエアに構えて、グリップを顎の高さにセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落としきった所から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げての、かなりの内への移動も見られます。インサイドには当然厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のスクリューを、膝を柔軟に使いきって捉えてくるのは中々のセンス。外の厳しいストレートも、右に叩いてきます＾＾頭の高さはあまり変らないので、ミスショットも少ないです。振り切って来るスイングはまずまずで、甘いボールに対しては長打力も秘めています。捕手としては、通常のキャッチングはまずまずです。ランナーがいても膝を付くので、ワンバウンドは止めては来ますが、大きく弾いたりも見られました。インサイドも見せながらのリードは見所がありますし、下級生の投手に対する配慮も出来るようになったようです。ただ、肩は良くない選手でしたが、スローイングをどこまで改善して来たのかに興味があったのですが、サンプルが無かったので不明でした。ということで、良いものは持っているのですが、技術的にはまだまだの部分も多いのはガッカリでした。４年後に期待してみたい。（２０１０年１０月１８日掲示板にて寸評）	？
勝谷　優詞（浦和北）日体大	投手１７６・６４右・左	知らない選手でしたが、投手としては伝わってくるものが無いのですが、中軸を打っていた打撃は気になりました。略スクエアに構えて、グリップを顎よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所で爪先を立てて、投手が腰を落としきった所から、軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内かな？やや甘めのインサイドなら、肘を畳んで捌けるようです。打ちに行く際に、腰を開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。左腕の変化球も少し甘ければレフトに打てるようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。振り切っては来るものの、スイングスピードはまだまだですが、リストワークには優れていると思います。構内マラソンで１位のようですし、身体的な能力には優れているようです。投手としては、インステップして、カクカクして、腕を遅らせようと意識しすぎている独特なフォームですし、将来性は野手だと思います。次のステージでは、野手として頑張って欲しいものです。（２０１０年８月４日掲示板にて寸評）	？
浜田　亮祐（成徳大深谷）上武大	捕手１７３・７６右・右	知らない選手でしたし、欠点もかなり多いのですが、気になりましたので感想を。開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドは肘を畳んで捌けます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。外の甘い変化球は打てますが、コースにきちんと決まった変化球のサンプルが無かったのですが、アウトステップして開くのでどうかな？と思います。ミスター右中間との異名があるようですが、確かに外のボールは徹底的に右方向を狙ってきます。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。鋭いスイングはまずまずだと思います。捕手としては、キャッチングにはまずまず見所はありますが、ミットを動かしながらの捕球は如何なものか？ランナーがいても膝を付くので、後ろには逸らさなかったですが、横に大きく弾くケースは多かったです。リードは外オンリーなので、相手に踏み込まれていましたが、意図が分からなかったですね・・・・肩が見たかったですが、相手が走ってこないので分からず。と言うことで、面白いものは持っているのですが、リード面等に疑問が残りますので、捕手頭脳の面では不安ですけど、まあどのように進化してくるのかは興味があります。４年後に期待したいものです。（２０１０年８月７日掲示板にて寸評）	？
徳永　慎太郎（武南）獨協大	ライト１８０・７１右・左	知らない選手でしたが、まずまず気になりました。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを耳の高さまで下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。ただ、インサイドには肘の畳み方が不十分で、現状は厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外よりのストレートはセンターに強く叩けます。落ちるボールには膝を使ってくるものの、完全に捌ける程ではないようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。スイング的には、振っては来ますが鋭さにはやや欠けるようです。足はサンプルが無く売りに出来るのかどうか不明です。守備の動きは良かったですし、何と言っても凄いのは肩＾＾３回捕殺してきましたが、物凄い強肩だと思います＾＾と言う事で、打撃も悪くないですし、肩と言う強烈な武器がありますので、次のステージでの進化を楽しみにしたいものです＾＾（２０１０年１０月９日掲示板にて寸評）	★
越智　諒（所沢北）	ライト１７８・７４右・右	知らない選手でしたが、まずまず面白いものを持っていました。気持ちクローズに構えて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて、回し込んで軽くアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを耳よりもかなり上の高さまで上げて、内への移動が見られます。観戦日はインサイドのサンプルはなかったものの、厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではしっかり踏ん張れます。外のストレートは、ライトに叩けます。甘いボールは逆転サヨナラ二塁打を放ってきますし、勝負強さも持っています。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。やや、ヘッドが下がるアッパー気味のスイングも、振り切って来るスイングには迫力があります。埼玉ＮＯ１の速球投手の浦学の南のストレートも果敢に振り切って捉えてきたものの、トップに入るのが遅いこともあり、やや詰まり気味となったのは残念。足は遅くはないですが、売りに出来るのかどうかは分からず。守備はイージーな打球しかなかったものの、落下点までの軽やかな足取りなどを見ると動ける選手だと思いますし、肩も良さそうでした。と言う事で、欠点はありますが、右の強打者候補生ですので、次のステージでの進化に期待したいものです。（２０１０年１０月１１日掲示板にて寸評）	？
黒澤　智大（坂戸西）	ライト１８０・７３左・左	知らない選手でしたが、まずまず面白いものは持っています。軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げた所から、自身も膝を引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れるようです。外のボールは、センターからレフト方向に叩けます。左投げ左打ちですが、それ程捏ねやすさは感じなかったです。頭の高さはやや変るタイプなので、ミスショットも出てしまいます。シャープに振っては来ますが、スイングに力感はないです。足は速く、セーフティーバントも見せてきますが、盗塁を全く試みないので、スタートがもしかしたら下手なのかもしれません。守備はイージーなものばかりで、詳細は分からなかったですが、肩はまずまず強肩だと思います。と言うことで、打撃にもまずまず見所はありますので、もっと進化させて、自慢の足も盗塁と言う形でアピールできると面白いのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１０年１０月１２日掲示板にて寸評）	？
石黒　夏季（立教新座）立教大	サード１７８・６６右・右	知らない選手でしたが、気になりました。開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く浮かせてややクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げての、頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。インサイドには当然厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。外のスライダーも甘ければ打てますし、コースに決まっても膝を使ってファールでは逃げれますし、脆さは感じられないですね。頭の高さは変るので、ミスショットも多い。ヘッドを立てて、振り切って来るスイングは中々だと思います。足も遅くはないですが、売りに出来るのかどうかはサンプルがなく不明です。守備の動きは良かったですし、肩も良いですね。と言う事で、今のままでは木製では厳しいですので、インサイドを打てるようになると面白いと思います。４年後の進化に期待したいものです。（２０１０年１０月１５日掲示板にて寸評）	？
青木　大将（春日部東）上武大	ショート１７６・６５右・左	知らない選手でしたが、中々良い選手だと思います。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを指１本余して握り、耳の高さにセットし、バットを寝かせ気味として、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドも少し甘くなると捌けるようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。左腕のストレートは苦にしないですね。コースを読んでいるようで、踏み込みをクローズに変えて、外のボールをきっちりセンターに叩いてきたりもします。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。コンパクトに振り切って来るスイングは中々で、ミートセンスは高いと思います。足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無かったので、売りに出来るのかどうかは分からず。守備の動きも良く、グラブ捌きも良く、スローイングも安定しています。と言う事で、３拍子揃っていますし、全国レベルの資質ですので、大学の進化次第では雑誌に名前が出るようになると思います。４年後にかなり期待したいものです＾＾（２０１０年１０月１５日掲示板にて寸評）	★
柴田　翔（富士見）東京国際大	ショート１７８・７０右・右	知らない選手ですが中々良い選手です。軽く開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げた所で一旦スクエアにし、投手が腰を落とし始めた所から、軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドは甘めなら引っ張りきれます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートはライトに叩けます。低めのボールには膝を結構使えるのは好感です。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。シャープに振り切って来るスイングはまずまずだと思います。守備範囲は広く、グラブ捌きも良く、スローイングも安定していますが、地肩の強さは分からなかったです。足も速くて盗塁も狙えます＾＾ということで、高校生の中では高いレベルで３拍子揃った選手だと思いますし、全国の中に入れても屈指のレベルだと思いますね。次のステージでの進化をかなり楽しみにしたい選手でした＾＾（２０１０年１０月２１日掲示板にて寸評）	★

千葉

氏名	身長・体重	コメント	将来性
山下　斐紹（習志野）ＳＢ	１８０・７５右・左捕手	「これは大物捕手かもしれない！」久しぶりに関東大会出場を決めた習志野高校。その原動力となったのは捕手で、4番を座る山下捕手である。まだ1年生。山下は、強肩強打の売りの選手。肩はこれこそ強肩だ！といえるような肩の強さ。恐ろしいスピードでセカンドベースに到達していく。明らかにエースの山田投手より速い…。この選手は肩だけが売りではないのです。まあエースが先輩だというのもあるとおもいますが、ベースが汚くなったらすぐ手で掃いたり、ピンチになるとマウンドに駆け寄ったり、気遣いができる優しい女房さんなのです。そして一塁へのバックアップも速い。やはりこの選手は打撃がいいことだ。打球の飛距離・ミートセンス・スイングの速さは強打者が揃う習志野打線でも一際目立つ存在です。体の軸がぶれておらず、最後のフォロースルーはしっかりと振り切っているところが良いです。まだ一年生なので、習志野・小林監督はじっくり育てることになるでしょう。山下捕手にとっては関東大会出場を初めて県外のレベルを間近に知る良いチャンスだと思います。そういった機会を逃さないで、しっかりと吸収して伸びてもらいたい。 2年後最終学年になったときに、高校トップクラス捕手になれるように頑張ってもらいたいですね。2年後を待ちましょう。（０８年１０月　プライセスさん情報）噂の選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。大きく開いて、グリップをヘルメッドよりもかなり上の高さにセットし、バットを寝かせ気味として、ヘッドを上下させながら、投手が膝を引き上げた所から、かなり高く膝を引き上げて、大きく回し込んでややアウトステップして踏み込むスタイル。バットにボールを乗せて運ぶ打撃が特徴的です。膝を高く引き上げてから踏み込むまでの間に、上下動が結構あるのが・・・・当初のグリップの位置が高すぎるし、そこから耳より下の高さまで下げる完全なるヒッチ打者で、且つグリップの内への移動も見られます。インサイドには上記の悪癖もあり、肘の畳みも不十分で、現状厳しいですね。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早く、膝も開きがちなのですが、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れるのが救いです。開くので、外のボールも強くは叩けない（甘ければ叩けますが）。左投手のスライダーにも、甘ければ打てますし、選球眼は良いと思います。足を高く上げるので、相手も崩してやろうとしてきますので、タイミングが合わずに足の上げ方を調節したり、足を上げず打ちに行ったりとしてきますが、まだまだ自分の打撃の型が出来ていないですね。捕手としては、ランナーがいると膝を付かないのは中々。通常のキャッチングにも見所はあります。リードは、緩いボールを効果的に使ってきますし、相手が打つ気が無いと判断した場合には、ど真ん中に投げさせたりしますが、先輩投手に首を振られて、投手の意見を尊重してインサイドに投げさせてましたが、先輩に対しても堂々と自分の意見を伝えて、上手く操縦できるようになりたいですね＾＾肩は噂通り強肩だと思います。と言う事で、現状まだまだの選手ですが、資質的には今大会ＮＯ１捕手だと思います。打撃の大きな欠点を矯正し、今後見違えるほど伸びてくれることを期待してみたい。（２００９年４月１９日掲示板にて寸評）２年生ながらその強肩と、貫禄すら感じるマスク姿。俊足強打も持ち合わせ、関東を代表するキャッチャーとして知られる存在。今春のセンバツでも活躍し、その名は全国区になったのではないでしょうか？今大会は主に５番キャッチャーとして出場。俊敏なフットワークと強肩は相変わらず健在です。バッティング面でも右足を大きく引き上げる一本足打法からすり足に変えたことで確実性が増し、春からの成長がみられました。５回戦の市立船橋戦では８回コールド勝ちを決める２ランＨＲを、千葉マリンスタジアムのライトスタンドへ放り込みました。（０９年８月　千葉県元球児さん情報）一年生から正捕手の選手。昨年のこの時期に大絶賛した捕手であります。選抜では一気に注目を集めるではないかと思いましたが、それほど実力が発揮できず、残念に思いました。夏では中心選手として活躍してきましたが、今年の夏はビデオでチェックできていないので、まだわかりません。そのため夏の模様を見ないで、生で彼の現状を見ることを決断いたしました。 (打撃) 構えはオープンスタンス。大きく変わったのは足の上げ方。以前は一本足でタイミングを取る選手でしたが、すり足気味に上げるスタイルに変えました。一本足ははまれば大きい当たりを打てますが、目線がずれれば、不安定な打撃になります。彼は確実性を求めてすり足にしたと考えられます。しかしこの日は完全にバランスを崩しており、右腰の開きが若干早まり、泳いで打っています。長打力は魅力的な選手でありますが、この日を見る限り、だいぶ試行錯誤をしている印象がありました。今、壁にぶち当たっている選手でしょうね。 (守備) 打撃は不調でも、司令塔の役割はしっかりこなさなければなりません。打撃はダメでも、捕手としての役割をこなせているか注目してみました。やはり一年生から正捕手として出場しているだけあり、しっかりとその役割をこなしていました。投手のボール球が多くなったら、すぐにタイムを取り、マウンドに駆けつけ、アドバイスを送っています。また一塁のカバーリングも全力疾走ができており、気配り・小さなことを怠らない彼の長所は生きていました。また彼の武器であるスローイングは相変わらず健在。二塁のスローイングタイムは1.97秒を計測していました。この地肩の良さはこの世代でもトップクラスだと思います。しかし後ろに逸らすことがたびたびあり、ワンバウンド処理に課題を抱えているように見えました。上のレベルでは縦の変化球を武器にする投手が多くいます。そういった投手と組んだとき、信頼を得られるか不安なところがあります。 (まとめ) 捕手のディフェンス力は、ワンバウンド処理を除いてはできているレベルにあります。ただ捕手は「ワンバウンド処理」ができないと、上のレベルでは生きていけません。これは練習というより、レベルの高い投手と組まないと成長は望めないだと思います。大捕手は投手を育てるともいいますが、大投手も捕手を育てるといいますから。打撃も壁にぶつかっており、この壁をどう打ち破るかが今後の活躍のカギとなるでしょう。ポテンシャルの高さは素晴らしいものを持っていますが、高卒プロでいける捕手ではありません。習志野の投手陣は現状、彼を育ててくれるような投手はおりません。彼自身が引っ張っていかなければならない投手ばかりだと思いますし、その結果、捕手としての幅は広がると思いますが、上のレベルで通用する捕手になるにはそれは指導者の指導、本人の努力もありますが、「プロ注目の好投手に出会う」のも成長のきっかけになると思います。それならば大学に進んで、一歩ずつステップアップをしたほうがいい。彼を見下しているわけではありません。彼のことをいずれプロになれる素質を持った選手だと思いますし、その可能性を広げるにはどうしたらいいかと考えれば、大学経由が一番ベターな選択だと思います。まだこれは秋の時点での評価ですから、この先、どんな成長を見せてくれるかわかりません。我々を驚かす成長を見せてくれれば、高卒プロの可能性もあるでしょう。私もそれを期待したいですし、彼自身の成長がチームの成績に直結すれば、彼と習志野関係者は嬉しいものでしょうね。今後も見守っていきたい選手であります。（０９年９月　プライセスさん情報）細かい紹介は省きます。打撃フォームは、オープンスタイルでバットを耳の高さよりも少し高く斜めに構えます。そこから打ちにいく時は、足を上げホームベースの方をつま先を伸ばし右肩が少し下がって踏み込みます。ボールを手元まで呼び込むタイプでストレートでも変化球でも泳がさせることはあまりありません。高橋由(巨人)みたいにバットにバールを乗せて運ぶ様なスイングで詰まり気味でもマリンスタジアムでスタンドインの長打力があります。センターからライト方向への打球が多く引っ張り傾向な感じですが、打撃スタイルから逆方向へも上手く打ちそうです。タイプとしては高橋由や稲葉(日ハム)か？守備は、肩は間違いなく県内トップで隙を見せるとファーストにもどんどん投げてきますので盗塁は非常に困難です。捕球は、研究熱心なのは分かりますが、高度な技術に走って簡単に捕球ミスするのは・・・ただワンバン処理などは上体に当てきちんと前に落としてきます。走塁も俊足で外野の間を抜けたらスリーベースは必至です。感情を表に出しすぎる感があるのでプロで捕手をやるのか分かりませんが、野手として評価してもかなりのレベルの選手です。（１０年９月　リー兄弟さん情報）下級生時代にも感想を書きましたが、ドラフト指名されましたので最終寸評を。軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて振り子気味に回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内かな？インサイドの厳しいコースのサンプルは無かったものの、中川（成田）のインサイド高めのストレートには、ファールにはしたものの厳しそうな感じでした。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートはセンターには打ってきますが、レフト方向には強くは叩けないようです。左腕のスライダーがコースに決まると、開いて付いて行け無いようですが、甘くなるときっちり捌いてきます。頭の高さはそれ程変らないので、選球眼も良い方だと思います。フォロースルーは大きくないものの、鋭く振ってくるスイングは、確実性が上がったと思います。決して天性のＨＲ打者では無いですけど、ＨＲも２本観ましたが、打った瞬間にＨＲと分かる弾道で、特にバックスクリーン直撃弾は凄かったですね＾＾で、この選手の打撃での特徴的な部分が以下の２点。まずは、チェンジアップで崩されても、その打席内で修正して膝を柔軟に使って捉えてくる学習能力の高さ。次に、自分の配球ミスによってＨＲを打たれて勝ち越された直後の打席では、逆転タイムリーを放ってくる、意地の強さ。捕手ですので足は別にどうでも良いのですが、隙を突いた好走塁もしてきますし、足は速いです。で、捕手としては以下の通り。ＭＬＢのナックルを受ける捕手のような、特注のミットを使っているようです。体を小さくして構えるのが特徴的で、キャッチングも悪くは無いのですが、特注ミットを完全に使いこなせてはおらず、なんでもないボールをポロっとしたりしますし、ミットを動かしての捕球はどうなのか？ランナーがいる際には膝を付かない方ですが、基本前にワンバウンドを落としてはきますが、偶に股間を抜かれるのは？？地肩は確かに強いですし、ファーストへの牽制を何度も繰り出して、走者にプレッシャーを掛けて来ますし、ワンバウンドを前に落として、セカンドにドンピシャのコースに凄いボールを投げて盗塁阻止してきます＾＾また、バント処理の飛び出しは、まるで獣の姿を伺わせます＾＾リードに関しては、事前にマークしていたであろう打者に対しては、徹底して苦手なコースを突いてきますが、マークしていなかった良く分からない打者に対しては無難に外の配球となるのが特徴的です。ホームベース付近の土の部分が荒れている際には、手で均してきますが、細やかな性格も伺わせます。で、ここから雑誌に色々書かれていました性格面ですが、色々観察してみましたが、以下の通り。投手がサインミスした際には、明らかにブンムクレした態度を全面に出し、投手がコントロールを乱しがちになると、明らかにイライラし始めますが、ずーっと続くわけではなく、その後のプレーには影響しないですので、気持ちの切り替えは出来るようです。また、絶対君主的なリードでは無く、下級生の投手に首を振られると、投手の投げたいボールを優先させますので、投手への配慮が無いわけではないようです。投手への返球が雑なのは、これはどうなのか？厳しいコースを突かれて、デットボールが多かったのですが、怒ったりせずに喜んで１塁に走っていくのですが、チームの為にと思える心は強く持っているようです。最後に解説者が語っていましたが、練習試合などで試合に出ない際には、荷物運びなどを率先して行う選手だそうです。 ★まとめと言う事で、打撃に関しては、下級生時代のフォームでは厳しいと思っていましたが、随分改良してきたのは好感です＾＾（ただまだまだではありますが、まあその内プロで通用するようになるでしょう）捕手としても、自分なりに色々考えてプレーしてきますし、まだまだの部分もありますけど、きちんとプロで育成すれば十分１０年以上スタメンを張れると思います。性格面も、子供っぽい部分は見られますけど、チームの為と思える選手ですし、こちらもこの性格を全て否定することなく良い方向に導いていけるコーチと出会えれば、捕手としてはムリとかの声もありますけど、個人的には捕手がこの選手の天職と思います。ドラフト１位指名されましたが、それだけの資質は持っていると思いますし、今後のノビシロも無限大にあると思います。まずは先輩達に好かれるように接して、色々教えを請いながら努力していければ、ＳＢの正捕手は３～４年後から１０年以上任せられるようになるのではないでしょうか？末永くプロと言う領域で思う存分暴れて欲しいものです＾＾（２０１０年１２月２１日掲示板にて寸評）	★
福田　将儀（習志野）中央大	センター１７７・７２右・右	初めて見た選手ですが、面白いものは持っていると思います。開いて、グリップを耳の高さにセットし、バットをやや寝かせ気味として、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から、膝を高く引き上げる１本足打法から、気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。グリップは早期にトップを作り、そこから動かさずに振ってきます。インサイドに対しては、肘の畳み方が不十分で詰まるものの、やや甘ければ長打を放ってきます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはやや足りないですね。やや硬いスイングですが、パワーは凄く、弾丸ライナーでレフトスタンドに叩き込んだＨＲは凄かった＾＾１打席目にやられたスライダーに対しては、２打席目には甘くなったとは言え、スライダーを狙ってセンターへヒットを放ってきていましたが、学習能力もあるタイプのようです＾＾打撃以外では、肩は確かサンプルが無く分からないですが、守備範囲はかなり広いですし、上手い選手ですね＾＾盗塁は刺されたものの、走れる選手だと思います。また、レフトオーバーで３塁打にしてくる足も中々。と言う事で、アスリートタイプの右の強打者ですが、もうすこし柔らかさが出て、踏み込む際の着地をある程度調節できる柔軟性があると凄い選手が誕生するのですが。今後の進化を期待を持って見守りたいものです＾＾（２００９年４月１９日掲示板にて寸評）今春のセンバツ、１回戦の彦根東戦で弾丸ライナーでレフトスタンドへＨＲを放つなど、２試合で８打数３安打。野球小僧などでも紹介され、今大会は主に１番センターとして出場。鋭いスイングから広角に強く、大きい打球を放つバッティング。相手の隙をつく抜け目のない果敢な走塁。俊足強肩、広大な守備範囲を誇るフィールディングと、まさに三拍子揃ったアスリートタイプの選手です。（０９年８月　千葉県元球児さん情報）山下同様、一年秋からレギュラーの選手。中学時代は本格派投手だったが、その肩の良さ、俊足ぶり、そして打撃センスの高さを買われ、センターにコンバート。順調に成長を遂げ、今春の選抜では本塁打を放った。強肩強打の外野手を取り上げたい。 (打撃) スクエアスタンスに構え、グリップの位置は水平だ。自然な構えに見えるのだが、なにか窮屈さを感じる。ただ打席での集中力は高く、甘い球は逃さないという意識は感じられた。足を高く上げてややアウトステップ気味に打っていく。ただこの選手、ステップの幅が狭く、踏み込みに強さが感じられない。軸足の粘りも甘い。それでも強い打球を打つことができており、この選手のパワーの凄さを感じることが出来るが、まだまだ甘い。何かこぢんまりとした打撃に見える。 (守備) 外野守備は安定している。打球の反応・落下点までの速さ・肩の強さは高いレベルにある。スローイングはもともと130キロ中盤の速球を投げる投手だっただけに、非常に強肩だ。 (走塁) 観戦記でも取り上げたが、彼の走塁は実にうまい。彼が二塁走者の時に、打者がセーフティ気味のバントをした。判定はぎりぎりでアウトになったのだが、一塁手が判定を確認するために塁審を見ていた。確かに判定を確認したいという気持ちがあったのだろう。福田はその心理を読んでホームへ陥れたのだ。これも観戦記で述べたが、この走塁は足の速さはもちろん。先の塁を盗む意識と、周りがしっかり見えなければできないプレーであり、この走塁を見て、この選手の視野は広いものだなと思った。 (まとめ) 走攻守適度にまとまった選手であるが、打撃はなにかこぢんまりとした打撃になっており、迫力が感じられなかった。この選手は十分大学でもやっていけるような身体能力・野球センスはある選手だと思うが、もう少し打撃を見直すべきではないだろうか。これでは宝の持ち腐れになりかねない。もう少し長打を打てるフォームにこだわるのはどうだろうか。なにかこぢんまりとしてしまい小さくまとまった選手になってしまう可能性があるのだ。それではもったいない。将来はプロにいける可能性を持った選手だ。それはたんに身体能力だけではなく、相手の隙をついてホームに陥れる鋭さや打席の集中力を見れば分かる。　今後は来年の候補として注目していきたい選手であった。（０９年９月　プライセスさん情報）走攻守３拍子揃った３番打者です。打撃フォームは、クローズドスタンスでバットを胸の高さに立てて構えます。そこから打ちに行く時には上体を捻って踏み込みます。インサイドアウトのスイングで逆方向へ打つのが上手く長打もあります。ただ内角にきっちり投げられると厳しいと思います。センターの守備は守備範囲が広く強肩で県内でも屈指だと思います。走塁も意識が強く隙を見せると積極的に走ってきます。全体的に大塚(ロッテ)に似たタイプです。（１０年８月　リー兄弟さん情報）２年生の際にも感想を書いた選手ですが、今年も見れましたので感想など。クローズに構えて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始めた後から、一旦踵を踏み込んでから、膝を高く引き上げて、回し込んで軽くクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。上記欠点にクローズの踏み込みですので、インサイドには厳しいようですが、左腕の甘めのスライダーなら良い当たりを放ってくるものの、ファールとなってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートは右に叩けますし、外のスライダーは基本引っ掛けがちなのですが、脆さまでは感じません。頭の高さはあまり変らないので、選球眼はまずまずだと思います。スイング的には、下級生の時代には腕で振っていましたが、この辺りは大分改善されたのではないでしょうか？守備範囲は広いですし、肩も強肩です。足は速いですし、盗塁も狙えるようですし、隙を突いた好走塁もしてくるのですが、２試合連続で牽制球に刺されるのはどうなんだろう？と言う事で、良くなりつつはありますが、期待した成長曲線に達しなかったのは残念でした。資質的には良いですので、次のステージでの更なる進化に期待したいものです。（２０１０年１２月２０日掲示板にて寸評）	？
本山　貴士 (習志野) 東京情報大	１６５・６２右・左セカンド	習志野の核弾頭。この試合では4打数2安打の活躍であった。 (打撃) スクエアスタンスで構え、バットを立てて構える選手。グリップの位置は水平だ。ややすり足気味に打っていく選手。バットコントロールは良く、右、左に打ち分けることができている。 (守備) 肩は福田ほどではないが、なかなか強い。守備も可もなく不可もなくといったところだろうか。 (まとめ) バットコントロールは良く、外野手としても肩が強い選手。一番打者ではあるが、大学でも野球を続けられる選手だと思う。あと一年、どこまで実力を伸ばしていくか楽しみである。（０９年９月　プライセスさん情報）習志野のトップバッター。ミートセンスが光る選手で、昨秋に取り上げたことがあります。今年もトップバッターとして活躍し、関東大会準優勝に貢献。夏ではチャンスメーカーとしての役割が期待されます。 (打撃) スタンスはスクエアスタンス。腰が据わっており、バランスの良い構えしております。投手が足を下ろしたところから始動を仕掛けていき、足を小さく回しこむように上げていきます。グリップを予め近くにおいていますので、振り出しは良いですね。打球は昨年より鋭くなりましたし、彼も好くなっています。気になったのはトップバッターの割に慎重なんです。西武台千葉戦では第1打席から見逃し三振。これは球を見極めるため、あるいはボールに慣れる為に待球していたという見方もありますが、私から見た限りでは消極的な打撃に見えました。夏では積極的な打撃ができるか期待されます。 (守備) ライトを守っていますが、肩はそれなりに強い選手です。ノック中ではワンバウンドに収めるボールを投げていました。 (まとめ) 昨年より打撃には力強さを増しましたし、守備を見る限り強肩ということも分かりましたので、攻守ともにバランスが取れた選手になってきました。まあ消極的な打撃が気になりましたが、今夏はチャンスメーカーとして期待されると思いますので、泥臭さを見せて欲しいですね。福田、山下は県内屈指の長打力と勝負強さを持った選手ですから。大学でも続けられる選手だと思いますので、上のレベルを目指して、取り組んでほしいですね。（１０年７月　プライセスさん情報）	★
望月　俊明 (習志野) 中央学院大	１７４・７０右・左	2番打者。この試合では4打数3安打の活躍。好打者が揃う習志野の中にもひときわバットコントロールが光る選手である。 (打撃) スタンス見づらいので良く分からなかったが、この角度から見るとどうやらオープンスタンス気味の。右足を左足に近づけ、投手が投げ始めたときに前にステップする選手だ。スイングは鋭く、2番打者とは思えないフォロースルーの大きさがあり、軸も安定している。 (守備) 外野のノックを見ると、福田や本山に比べると、物足りないというかそれほど印象に残らなかった。それなりの守備力はあると思うのだが、福田のような強肩ではない。 (まとめ) 打撃センスはクリーンナップに匹敵するものがある。2番打者であってもひ弱さを感じないところが良い。これからの成長次第によっては、3番あたりを担える選手ではないかと思っている。　こういう選手を発見できたのはとても嬉しい。これからの活躍を期待したい。（０９年９月　プライセスさん情報）	★
水野　聡（習志野）順天堂大	サード兼投手？・？右・右	中位から下位の打順を打つことが多い選手ですが、あまりに右打ちが渋いので・・・打撃フォームは、軽いオープンスタンスで上体はやや前傾姿勢で左膝が投手の方を向いているがに股打法で構えます。そこから足をあまり上げず摺り足気味に踏み込みます。内角も甘いコースなら引っ張れて、右打ちは計った様にライトの前にヒットを打つ高校生ながら職人肌です・・・サードの守備は、強肩で前へのダッシュも鋭く県内でも上位レベルだと思います。投手としてもやや上体頼りな投げ方ですが、ストレートの切れが良く空振りが奪えます。打撃フォームやポジションから種田(元中日)が被りますが、小技を磨いてセカンドや外野が守れたらユーティリティープレーヤーとして先々でも重宝されそうなタイプだと思います。（１０年８月　リー兄弟さん情報）	★
岡　美地矢 (成田)	１７６・６２右・左外野手	成田高校の３番打者。前日の幕張総合戦では、本塁打も打った選手で、注目してみていた。外野のノックを見ていても、肩は強く、これは楽しみだなと思った。 (打撃) 打席に入る前に素振りを繰り返して、準備を整える選手。そして打席に入ったら足場を整えて、構えに入る。この選手はどんな劣勢になっても、自分のペースで準備ができる選手だ。こういう選手は安定した成績を期待することができる。私の見る位置では左打者のスタンスはわかりづらかったが、おそらくスクエアスタンスで構える選手。そのあと、足を上げて踏み込む選手。ミートセンスは良い選手で、頭がぶれないところがこの選手の良さだ。 (守備) やはりセンターを守っているだけに肩は非常に強いものがある。ただバックホームではダイレクトに投げることはできるものの、ボールの軌道が高く、まだまだ刺せる肩ではない。外野手はダイレクトで低い返球が投げられたら理想であるが、基本はワンバウンド。ワンバウンドの返球を心がけてほしい。足は速く、守備力は今の時期としては高いレベルにある。 (まとめ) わずか２打席しかチェックできなかったが、野手としてはなかなか面白い選手だと思う。ひと冬こえてどこまで成長するか注目していきたい選手である。（０９年９月　プライセスさん情報）	★
近藤　智椰 (成田) 国士館大	捕手１７１・６９右・左	強肩強打の捕手でチームの４番を努めます。打撃フォームは、軽いオープンスタンスから耳の高さにバットを斜めにして構え足を上げ爪先をベースの方に伸ばして踏み込みます。少し肩が入り過ぎてボールが見難そうな感じがするのが気になります。捕手としては、やや構えが小さい印象ですが、コースにしっかり構えて投げやすそうに思いますし上手に投手をリードします。少し小柄ですが、肩は全国でも通用すると思いますし繋ぐ４番タイプですが打点も期待できると思います。（１０年８月　リー兄弟さん情報）事前に名前は聞いていましたが、初戦は良く分からなかったのですが、２戦目以降徐々に成長したのではないでしょうか？軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで一旦スタンスをスクエアにし、リリースポイントの少し前辺りから、軽く足を上げて気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。ただ、真面目に見た試合ではインサイドのきちんとしたサンプルが無く、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明でした。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のボールはレフトに叩けます。左腕のスライダーも甘いと打てるようです。頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。球を引き付けて振り切って来るスイングはまずまずです。捕手としては、通常のキャッチングはまずまず見所があります。ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドは止めては来ますが、安心感は無いですね。肩もまずまずの強肩だと思います。リードも事前分析は出来ていますし、まずまず見所はあると思います。ということで、事前に想像した以上に良い捕手ですので、４年後の進化を楽しみにしたいものです。（２０１０年９月３０日掲示板にて寸評）	★
大木　涼太（成田）流通経済大	セカンド１６７・６３右・両	事前には全く注目していませんでしたし、欠点も多いのですが、中々面白いものは持っていると思います。左打席は、気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を高く引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。一番ダメな所は、踵を踏み込むリズムと、ヘッドを動かすリズムが（上半身と下半身のリズム）全く違うのが？？人間そんなに器用な事は出来ないわけで、これによって打ちまくる日と全く打てない日の差が物凄く激しいくなるのだと思います・・・・グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドは甘めなら捉えてきますが、コースに決まると肘の畳み方も不十分でやや詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のボールはレフトに叩けます。落ちるボールには膝は使え無いようですが、リストワークにて拾ってきます。頭の高さはやや変るのも、ミスショットが多い原因の一つです。ヘッドを立てて、シャープに振り切って来るスイングは、中々だと思います。右打席は、開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を高く引き上げて、一塁側に足を大きく伸ばして回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。観戦日はインサイドのサンプルが無かったものの、厳しいのでは？と思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外の甘い変化球なら打てるようです。頭の高さは変るので、ミスショットも多い。右打席は、どうも捏ねやすいスイングなので、左打席一本の方が良いのでは？と思います。守備範囲も広いですし、身体的能力の高さを生かした守備です。足も速いのですが、セカンドランナーの際に、ショートゴロでサードに走って刺される等走塁センスには疑問が残りましたが。ということで、大学では左打者１本に絞って、足にも磨きを掛けていくと面白いのでは？４年後に期待したいものです。（２０１０年９月３０日掲示板にて寸評）	？
板垣　雄太 (松戸国際)	？・？左・左外野手投手	松戸国際の2番打者。個人的には最も野球センスが優れた選手だと思っており、旧チームではトップバッターを打っており、この選手はトップバッターにぴったりな選手だと思うが、野球センスの高さを買って、細かいことができる2番に置いたのではないかと思う。この試合では5打数4安打の活躍。　(打撃) スクエアスタンス気味に構え、バットを立てて、グリップの位置は肩の位置ぐらい。足を上げて、まっすぐ踏み込むスタイル。しっかりとトップを作って、振りだすことができている。バットは下から出ず、高めも払うことができているのはGOOD。バットコントロールは素晴らしく、低めの変化球を払うように打ち返すことができている。こんな芸当ができる打者は、粗い打ち方をする打者が多い松戸国際の中では彼しかいない。もちろんバットコントロールが素晴らしいだけではなく、ホームランをガンガン打つほどではないが、長打力は兼ね備えている。 (守備) 打球の反応はしっかりしており、打球まで一直線に走ることができている。そして地肩は強く、この試合では1回だけ補殺を記録しており、その時のスローイングは素晴らしいものがあった。 (走塁) 走塁は実に速い。塁間タイムは3.72秒。これはセーフティバントでのタイムなのだが、このタイムは破格だ。もちろん直線のタイムだけではなく、足は非常に速い。 1回の表ではライト線の二塁打を打ったが、これはよほど足が速くないとセーフにならない当たりであったし、三塁打のベースランニングは非常に速かった。 (まとめ) 走攻守まとまった選手であり、この試合で見た野手の中では一番好感がもてた選手であった。野球センスは高く、大学でも野球を続けられるだろう。公立校の選手であるが、私学の強豪校に匹敵する選手であり、今後の活躍が期待できる選手であった。更なる成長を期待したい。（０９年９月　プライセスさん情報）常時セットポジションからスリークウォーターより上の角度で投げ込む左腕です。投球フォームは、セットポジションから上体がサードの方へ仰け反って足を大きく上げ膝を内に入れグラブを肩の位置から小さく横に使い足をセカンド方向へ伸ばしグラブは抱え込んで踏み込みフィニッシュで頭を振ります。テイクバックは、大きいですが肘から上がります。牽制は上手です。球種は、ストレート、カーブ、スライダーです。まれにサイドから投げ打者を幻惑してきます。（１０年８月　リー兄弟さん情報）事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。身長は１７０㌢ちょっとくらいでしょうか？ランナー無しでもセットから、膝をゆったり内に引き上げて、更に内に入れて行きながら溜めて（この際に上体が反るのは気になる）、セカンド方向に足を伸ばして、上体が今度はやや１塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる、カクカクとしたフォームです。サイドスローから投げて、打者の目先を変えてきたりもします。右腕を直ぐにホーム方向に向けるものの、右肩には意識があり、引き込みはある程度押さえ込めています。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくないものの、肘がやや背中側に入りすぎて、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘はまずまず鋭角に使えるものの、もう少し前に出したいですね。フィニッシュでは、膝が割れて、物凄く首を振って、グラブはまずまず抱え込んで、やや体勢を崩すケースが見られました。牽制もまずまず上手で、クイックも上手です。球種的には、MAX１３０㌔ちょっとくらいのストレートと、スライダーと、緩い落差のあるカーブは確認。コントロールは纏めては来ますが、頭の位置がかなり変るので、甘いのも多かったです。と言う事で、欠点は結構ありますが、資質的には面白い左腕でもあり、次のステージでの進化に期待してみたいものです。（２０１０年１２月１４日掲示板にて寸評）	★
菊池　譲 (松戸国際) 清和大	？・？右・右一塁手	松戸国際の4番打者で、非常に恵まれた体躯をしている選手だ。身長はおそらく190センチ近くあるのではないだろうか。この体格のでかさに長打力を期待していたが、結果は散々であった。 (打撃) 大きくオープンスタンスで構え、バットを前に出して揺らすやり方は外国人打者みたいだ。それから構えに入る。バットは寝かせている。足をすっとあげて、まっすぐ踏み込んでいくが、完全に腕だけのスイングになってしまい、またダウンスイングをしようと意識しているみたいだが、下から出たスイングになってしまい、アッパースイングになっている。　そのためにスイングには鋭さ・キレを感じない。 (守備) 守備は緩慢で、それほど動ける選手ではない。打撃を売りにしていくしかない選手だろう。 (まとめ) 打撃は恵まれた体格を全く生かし切れていない。彼はプレー自体にキレがなく、彼はこういうきれいな動きをするには適していない選手かもしれない。上のレベルで活躍するにはプレーに鋭さ・キレが出てこないとだめなのだが、彼は守備・走塁が伸びることは難しいので、徹底的に打撃を磨いていくしかないだろう。また、彼は昨夏で投手も兼ねており、この長身を買って投手に専念するにもひとつの選択肢だ。このままでは上のレベルどこか、高校でも活躍するのも難しいレベルであり、もう一度指導者は試合に使うことも伸ばす上では大事であるが、野球選手・菊池を育ててほしい。この恵まれた体格を持て余すのはあまりにもったいなさすぎる。（０９年９月　プライセスさん情報）同校の５番打者。アフリカ系のハーフで大柄でガッチリした体をしています。打撃フォームは、オープンスタンスでバットを耳の高さに斜めに構え打ちにいく時には体を大きく捻って足を上げて踏み込みます。強烈なスイングですが、バットが下から出てきます。内角や高めの球は厳しそうですが、真ん中から外角の甘いコースならばスタンドインのパワーは十分感じます。ズレータ(元ロッテ)に少し似た感じですが、もっと荒っぽい・・・ファーストの守りは、見た目よりも俊敏でファーストなら十分です。（１０年８月　リー兄弟さん情報）雑誌にも名前が出ており、プロ志望届けも出していた選手ですが、本来寸評対象外の実力ですけど、折角なので初めて見た感想は以下の通り。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、バットを寝かせてヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、かなりの内への移動も見られます。インサイドには振っては来ますが、殆どかすらないですし、偶に当たってもドン詰まりとなってしまいます・・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れるようです。外の縦スラに対する対応力は不明です（変化球を使うまでも無く、インサイド攻めされちゃったので）。頭の高さは変るので、選球眼も良くないですし、ミスショットも多いです。スイング的には、振り切っては来ますが、ヘッドが下がって、下半身が使えずに腕で振ってしまう部分は・・・・打撃以外では、足はかなり遅いです。ファーストの動きは無難でしたが、ワンバウンドの送球処理は上手でした。と言う事で、正直に書くと今のままでは大學では１軍には入れないでしょうね。きちんと打撃のメカニズムを１から勉強して、大学では何とか打法を作り直して、右の長距離砲を目指して進化して欲しいものです。（２０１０年１２月１４日掲示板にて寸評）	★
岡田　啓 (松戸国際) 日本福祉大	？・？右・右三塁手	松戸国際の核弾頭。強打を誇る三塁手で、球際が強い守備も注目である。 (打撃) オープンスタンスに構え、グリップの位置は肩ぐらい。背筋が伸びており、なかなか良い構えであると思っている。足を回し込んで上げていき、真っ直ぐ踏み込んで打つ選手。ただこの選手、踏み込みが弱く、膝がうまく使えていない。そのため低めの変化球には対応できるか、気になるところであった。ただスイングの軌道は悪くなく、肘の畳み方もそれなりに上手かったので、強い打球を打つことが出来ている。 (守備) 守備範囲は広く、なにより球際に強いのがこの選手の良さ。相当な練習量を積んできた事がうかがうことができる。肩もそれなりに強そうだ。 (まとめ) 打撃ではまだ課題が残る選手。クリーンナップの打者に比べると、癖はないが、膝をうまく使えないこと、踏み込みが弱いのを解消していかないと上のレベルでは厳しそうだ。　ただ守備はまずまずの選手なので、打撃が良くなれば、面白い選手に成長するのではないだろうか。今後の活躍を期待したい。（０９年９月　プライセスさん情報）	★
下野　雄 (松戸国際)	？・？右・右遊撃手	松戸国際のショートストップ。強打が売りの遊撃手で、4打数2安打の活躍であった。 (打撃) スクエアスタンスで構え、膝を屈めている。グリップの位置は高い。足を回しこんであげていき、アウトステップ気味に打ち込む。左腰が開いてしまい、ドアスイングになってしまっている。スイング自体は鋭いので、強烈な打球を放つことができているが、この欠点を解消しないと、難しい。 (守備) ショートの守備は可もなく不可もなくといったところ。ただ肩は強く、中継プレーから捕殺を記録した。 (走塁) 塁間タイムは4.44秒を計測。右打者なので、左打者として換算すると4.1秒前後となかなかの俊足だ。 (まとめ) 左腰が開く癖が気になるが、なかなか強い当たりを飛ばす選手であり、またチェックするのが楽しみな選手であった。ただ左腰を開く癖を直していかないと上のレベルでの活躍は厳しいと思っている。今後の成長に期待したい。（０９年９月　プライセスさん情報）	★
山崎　竜馬 (松戸国際)	？・？右・右二塁手	松戸国際の5番打者。1打席目にいきなり3ランを放ち、われわれを驚かしたバッターである。 (打撃) オープンスタンスで構え、グリップの位置は高く、バットを寝かせている。この構えで、結構強打者にも見え、粗そうな選手にも見える。足を回し込んで上げていき、真っ直ぐ踏み込む選手。この選手、完全に腕だけでスイングする選手。踏み込みも弱いし、全く膝が使えていません。この試合は本塁打を打ったが、完全に金属バットの反発と上半身の強さで持っていったものであり、上のレベルでは厳しいのではないだろうか。 (守備) 可もなく不可もなくといったところだろうか。守備を売りにするタイプではなさそうだ。 (まとめ) 完全に打撃を売りにするタイプであるが、その打撃も非常に粗いので、これから修正していかないと上のレベルでは相当厳しそうだ。このフォームで本塁打が打てるのだから、もっと修正していけば、怖い打者に成長するのではないだろうか。（０９年９月　プライセスさん情報）	★
有馬　貴弘 (銚子商業) 国際武道大	１８０・７８右・右レフト	今大会は背番号９をつけ、外野手登録ながらもマウンドに上がる右の本格派です。バランスの良いフォームから投げ込まれる１３０キロ台後半のストレートがなんといっても魅力。サイドハンドの技巧派エース・加瀬弘人と共に、今秋以降の活躍が楽しみな選手です。（０９年８月　千葉県元球児さん情報）銚子商業の4番打者。旧チームからレギュラーの選手であり、長打力を秘めた選手である。もともと投手だったのだが、肩の良さと打撃センスを買われ、外野手に転向したのだろうか。そのコンバートは功を奏しているといっていいようだ。 (打撃) スクエアスタンスで構え、グリップの位置は肩寄り。足を回し込んで上げて、アウトステップ気味に打ち込んでいく。アウトステップになる選手は、腰の開きが早い選手が非常に多いのだが、彼もやや開き気味なものの、それほど悲観するほどではない。ただ腕の畳み方が上手いので、インコースをしっかりと叩くことができている。そしてこの選手、アウトコースを打つのも上手く、おっつけただけなのに、ライトフェンス直撃の二塁打を打ったときは本当に驚いた。この選手のパワー、リストの強さは非凡なものを持っているといいだろう。 (走塁) 一塁の塁間タイムは4.57秒とそれほど速くない。左打者に換算しても4.3秒前後とそれほど褒められる内容ではない。これが全力なら致し方ないが、もっと速く走れるのならば、もっと塁間タイムを縮める努力をしてもらいたい。 (守備) レフトではあるが、投手ということもあり、肩は非常に強肩だ。ノックの返球では非常に強いボールを投げていた。反応や守備範囲はまずまずといったところか。肩の良さはずば抜けている。 (まとめ) 強肩強打の外野手。個人的に見て、打撃の素質なら福田(習志野)より上だと思う。インコースも叩けるし、おっつけてライトフェンス直撃の一打を見て、福田より上だなと確信した。ただ福田にはプレーの鋭さが長けている選手なので、有馬もそれほど悪くないのだが、もっと鋭さ・怖さを磨いていくべきではないか。良い選手ではあるが、4番というほどの怖さは感じられない。そうなった時、彼は千葉県どころか関東を代表するスラッガーになっているだろう。（０９年９月　プライセスさん情報）銚子商業の４番打者。強肩強打の外野手ですが、今回は打撃のみの寸評にさせていただきます。こ春季大会では1試合2本塁打をマークし、長打力は一段と増してきたようです。スクエアスタンスで構える選手で、背筋を伸ばして構えることができています。投手が足を下ろしたところから始動を仕掛けていき、足を高く上げて、真っ直ぐ踏み出していきます。この選手、トップを深くとっていくのですが、グリップが頭の後ろに移動してしまい、インコースは打ち辛いと思うのですが、肘を畳むのがうまく、結構インコースを打ち返すことができるのです。以前よりは長打力は出てきて、雰囲気が出てきた印象を受けます。５イニングしかみていないので、なんともいえないですが、少しずつ打撃の力強さは出てきましたし、最後の夏までにさらなるステップアップを期待したいと思います。（１０年７月　プライセスさん情報）勝負強い銚子商の4番打者です。構えとしては軽いクローズドスタンスでバット顔の前に斜めに構えヘッドは投手の方に軽く傾けます。そこから左足を大きく上げバットを捕手の方へ引いてから踏み込みます。内角甘目の球が得意の様でツボに嵌るとスタンドインの長打力を秘めています。対して外角の球に踏み込みがやや甘く感じますが、上手く追っ付けてセンター方向へ打つ技術も持っています。外野守備も捕殺できる肩を持っています。（１０年７月　リー兄弟さん情報）雑誌にも名前が載っていた選手ですが、今回初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。スクエアに踏み込む場合もあるので、コースを読んでいるようです。グリップをかなり上げるタイプで、かなりの内への移動も見られます。ただ、厳しいインサイドのストレートは、結構アウトステップしてレフトスタンドにＨＲを叩き込んできます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。外のスライダーの見極めは出来るものの、こなせるのかどうかはサンプルが無く不明でしたが、スライダーの際には読んでスクエアに踏み込まないと、アウトステップして腰を開いていては難しいように思います。頭の高さはそれ程変らないタイプなので、ミスショットも少ないようです。振り切って来るスイングは中々だと思います。守備範囲は広いですし、肩はレフトですが中々の強肩でした＾＾足も遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは分からず。と言う事で、確かに右の強打者候補生として面白いものを持っていますので、外の縦スラを打てるのであれば、次のステージでも面白いと思います。４年後に期待したいものです。（２０１０年１２月３日掲示板にて寸評）	★
平　雄介（千葉経済）東京農大生産学部	？・？右・左二塁手	俊足巧打堅守を誇るセカンド。一年の春から春４強メンバーを差し置いてベンチ入りをするなど、能力の高さは千葉では知られていた存在であった。今年は千葉経済の核弾頭として出場した。この日ヒットはわずか１本だけだが、アウトの内容は悪くなく、しっかりと津花投手のストレートを捉えていた。打球の速さは、強打者が揃う千葉経済の中でもトップクラスで、強烈なゴロを放つたびにスタンドからどよめきが起きた。この選手がすばらしいのは守備。七回のことである。一塁線へ抜けそうなゴロを回り込んで、アウトにした。これには思わず拍手をしてしまうほどであった。１試合通してみて、俊足巧打を求める球団があったら狙ってもいい選手であると思う。ただこの選手は、大学・社会人を経てから、プロを目指したほうがいい選手だろう。今後一年間、どこまでレベルアップするか注目してみていきたい選手である。（０８年４月　プライセスさん情報）	★
木南　了（千葉経大附）帝京大	捕手？・？右・右	甲子園常連校へと成長した同校。今大会２年生ながら背番号２を背負い、正捕手として活躍。３回戦で小川擁する千葉英和に１‐６で敗れたものの、小川から唯一の得点となるタイムリーを左中間へ放つなど、打撃でも魅せました。今夏の敗戦の経験を生かし、今秋以降どんな活躍を魅せてくれるのか、攻守に成長が楽しみです。（０９年８月　千葉県元球児さん情報）強肩が売りのキャッチャーで、２年生から正捕手を務めています。（打撃）オープンスタンスで、グリップを肩と平行な位置にセットして投手の球を待っています。投手の足が着地したところから始動を仕掛けていき、小さく足を上げて、真っ直ぐ踏み出していきます。トップの動作を見ると、グリップが頭の後ろに移動してしまい、インコースは捌きづらそうです。打球の速さ、ヘッドスピードの速さを見ると、それなりに速いですが、まだ振り込む必要があります。（守備）千葉県は好捕手が多数おり、彼もその中の一人として挙げられていますが、あまり惹かれるものがありません。スローイングタイムは１．９秒～２．１秒台とそれなりのタイムを叩きだしてきます。キャッチングも悪くないですし、捕手としての能力はまずまずですが、リード面では７回のピンチに初球から入って、痛打されるなど、危機回避能力がまだ欠けます。そういえば昨夏の千葉県大会でも大事なところで追加点を奪われています。キャッチャーとして光るものを感じないのは大事なところで打たれる、ランナーを刺せない。その勝負弱さを解消できない限り、私は彼を捕手として評価する事はないと思います。（走塁）塁間タイムは４．６秒台と、左打者に換算すると４．３秒前後とまずまずのタイムです。（まとめ）強肩のキャッチャーですし、打撃もそれなりに力強い選手ですが、何か特徴を欠けるキャッチャーで見栄えがしません。そのため大学経由となりますが、まずは夏に向けて頑張って欲しいですね。このチーム、投手陣がぴりっとしませんので、木南がうまく投手の配慮を行って、奮起を促してほしいですね。このままのモチベーションでは夏では勝てません。（１０年７月　プライセスさん情報）	★
坂本　拓弥（東海大望洋）ＪＲ東日本東北	捕手１８０・８２右・右	試合前のキャッチボール、シートノック時の姿から惹かれるものを感じ、そのときはまさか２年生だとは思いもしませんでした。まずはシートノック時。管理人さんもおっしゃっていましたが、下級生捕手ながらしっかりリーダーシップをとり、肩も素晴らしいものがありました。課題はやはり打撃面でしょうね。この試合は６番を打っており、５打数１安打という結果でしたが、現状まだまだという感は否めませんでした。１年時からベンチ入りしている選手ですし、期待されてる選手だと思います。今夏、快腕・眞下の好投を支える２年生捕手にも是非注目してみて下さい。（０９年４月　千葉県元球児さん情報）春にも紹介した坂本ですが、体が一回り大きくなって逞しくなったなー、という印象を受けました。眞下とは中学時代（佐倉シニア）からバッテリーを組んでいたとのことで、２年生ながら眞下をよくリードしていたと思います。バッティング面でも力強いスイング、鋭く大きな打球が目を惹くようになり、今後の活躍に期待がかかります。（０９年８月　千葉県元球児さん情報）東海大望洋の正捕手。２年のときから眞下とバッテリーを組んでおり、強肩ぶりが目立っていた選手だ。今年は４番、主将も兼ね、文字通り大黒柱である。関東大会出場、春の選抜は彼にかかっているといっても過言でもないだろう。 (打撃) スクエアスタンスで構え、グリップの位置は肩の平行で、バットを立てている。余計な力が抜けて、なかなか良い構えである。足を小さく上げて、まっすぐ踏みこんで打つ選手。４番打者であるが、なにか迫力不足という印象が否めない。右打ちはうまく、巧さが光る選手。個人的には６番打者あたりだと思うのだが……。 (守備) ２年生から正捕手を務めただけあり、ディフェンス力は高いものがある。地肩は非常に強く、スローイングタイムは１．９秒台とかなり速い。また、キャッチングはうまい選手だ。そしてワンバウンド処理はうまく、一回だけ相手走者を進めたが、これはしっかりと前に止めたけど、ボールが横にいってしまったものなので、悲観するほどではない。また場数を踏んでいるので、賢い捕手であり、一打出れば、サヨナラというピンチで、２安打を放っている大胡選手にまわった。大胡選手はストレートに強く、長友の速球にも振り遅れずに打ち返していた。その危険を察知したのか、敬遠をして、次の打者を打ち取った。当たり前なことであるが、これができない捕手は結構多いもので、安易に勝負にいって打たれるものなのだ。延長戦を制したのは、坂本の冷静な判断力があったからだろう。あとリードに関してはもう少しインコースがうまく使えるようになると、長友投手の持ち味をさらに引き出せるのではないだろうか。あの速球が懐に抉られたら、まだスイングができあがっていない高校生で打てる確率は低くなるのだから。 (走塁) 塁間タイムは４．３秒と右打者ならまずまずのタイム。といっても、足を売りにするタイプではないようだ。 (まとめ) ディフェンス力なら千葉県では屈指の選手。しかし打撃はまだ４番打者といえるような威圧感・長打力は併せ持っていない。確かに捕手も務め、主将も務め、そして４番打者を務めることは大変なことである。しかしスラッガーとして成長すれば、将来の野球ができる幅は絶対に広がるし、なによりチームが甲子園にいける確率はぐっと高くなる。期待されて重圧になっていると思うが、強靭な精神力で、見違えるような選手に成長してほしい。（０９年１０月　プライセスさん情報）まあ来年のセンバツでも見れるでしょうが、春季大会で生観戦し、夏も見れましたので感想など。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、爪先をトンと付いてから、膝を引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は、許容範囲内なのか範囲外なのか微妙なところです。左腕投手の甘いインサイドの変化球なら、きっちり引っ張りきれます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。春はスイング的にも弱くて、打てない選手でしたが、夏にはかなり振りきれるようになりましたし、打撃は急激に進化したと思います＾＾捕手としては、キャッチングにはまずまず見所があります。ランナーがいても捕球時に膝を付くケースもあるのですが、ワンバウンド処理はかなり上手いと思います。右手の隠しが甘いのは？リードは春季大会ではインサイドも使っていたのですが、夏は外オンリーの配球だったのは？？肩は春に見て驚きましたが、かなりの強肩です＾＾また、春季大会では試合前の練習の際に、３年生かと思ったほど統率力のあるタイプですし、投手の所に行くタイミングも良いと思います＾＾と言う事で、かなり魅力のある選手ですので、冬の間に更に進化してくると、中京大中京の磯村とセンバツでＮＯ１捕手争いするのでは？期待したいものです＾＾（２００９年１２月７日掲示板にて寸評）昨夏も寸評した選手ですが、センバツでの感想は以下の通り。膝を結構折って、気持ち開いて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とした所から軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。踏み込みをクローズに変えてきたりしますので、コースを読んでいるようですが、確率はそれ程高くは無いようです。グリップを上げての内への移動が見られます。昨夏はインサイドも良い当たりは打ったりもしていましたが、センバツではサンプルが無く完全にこなせるようになったのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。外のボールはセンターからライト方向に強く叩けます。頭の高さはそれ程変わらないのですが、必要以上に頭が動きすぎるので、目線もぶれていると思います。振り切ってくるスイングはまずまずです。捕手としては、右手の隠し方が甘すぎるのは？キャッチングはまずまずとは思います。ランナーがいても膝を付きがちですが、観戦日はワンバウンド処理に破綻は無かったです。自慢の肩は、桐蔭も警戒して盗塁をして来なかったですが、ランナーが居る際に投手に対して『走ったら俺に全て任せろ！』とサインを送っていましたが、まあ見れなかったのが残念です。と言う事で、正直期待した成長曲線に達していないのが残念でした。ただ、素材としては良いですので、夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年４月１１日掲示板にて寸評）この選手も細かい紹介は省きます。打撃フォームは、軽いオープンスタイルでバットを耳の後ろの位置に斜めに構えます。そこから打ちにいく時には足を軽く上げバットを捕手の方へ引いてから踏み込んでスイングします。スイングが鋭く打球も強烈です。城島に似た感じですので上手く真似て良い気がします。守備は、強肩ですし広く構え基本に忠実で投手への気配りもあって捕手としては山下(習志野)よりも良いかも？県内屈指の捕手なのは間違いないです。（１０年９月　リー兄弟さん情報）	★
天川　大勢（東海大望洋）国際武道大	ファースト１８１・８４右・右	中学時代にも感想を書いた選手でしたが、センバツでは寸評対象外でしたが、夏にかなり伸びたと思います＾＾（正直嬉しかったです）略スクエアに構えて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッド動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。ただ、インサイドは甘いと振り切って捉えてきますが、もう少し内への移動を抑えれると良いのですが。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。外のストレートは右に強く叩けますし、外の縦スラの見極めもしてきますし、甘いとセンターに叩けます。基本的に左腕投手が大好きなようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。ヘッドが立った振り切って来るスイングは力感たっぷりです＾＾打撃以外では、足は売りには出来ないようです。守備の動きは良かったですね（中学生の際には外野も守っていましたので、外野も出来ると良いのですが）。と言う事で、次のステージではインサイドの１４０㌔台のストレートを打てるように、グリップの内への移動を抑えれるようになると、右の強打者としてかなり面白いのではないでしょうか？４年後に期待したいものです＾＾（２０１０年１２月１６日掲示板にて寸評）	★
中野　圭一郎（沼南）	右・右？・？キャッチャー	２年生ながらチームの正捕手で５番を打つチームの中心選手。投球を外した際の送球ですが、中々の強肩です。大型で膝を付かず構えが広いので投手からすれば投げやすいタイプだと思います。打撃フォームは、軽いオープンスタンスでバットを耳の辺りに斜めに傾けて構え足を上げず全身を捻ってすり足で踏み込みます。パンチ力も結構ありそうです。潜在能力は高そうだと思います。（０９年８月　リー兄弟さん情報）事前に読者の方に聞いていましたが、５番を打っている１８０㌢くらいの捕手です。開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始めた後から、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。気になるのは、踏み込むタイミングが殆ど合わないんですよねえ・・・グリップの内への移動も見られます。インサイドには現状手が出ないようです・・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見されます。カットボール気味の、外のストレートは右方向に叩けていました。踏み込んで行く際に、頭の高さもやや変る部分が、ミスショットが多くなる原因。スイング的には、やや硬さも見えるのですが、２年生の夏の段階ではまずまずでしょうか？捕手としては、キャッチングにはまずまず見所があります。ランナーがいても膝を付きがちなのですが、ワンバウンド処理のサンプルが無く、巧拙は不明です。リードは、インサイドも見せつつ、外のボール球で討ち取ってきますが、まずまずだと思います。肩もまずまず強肩です。と言う事で、今現在では平均的な選手ではあるのですが、資質的には高いですので、少し欠点を治せば一変するタイプだと思います。来年の進化に期待してみたい。（２００９年１１月２９日掲示板にて寸評）２年生の際にも感想を書きましたが、昨年の模様も見れましたので感想を。開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。インサイドは、肘の畳み方は不十分ですが、腰の回転で良い当たりは放ってきますので、もう少しグリップの内への移動を抑えて、肘の畳み方を進化させると、木製でもインサイドを捌けるようになると思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。外の縦スラの見極めが出来ずに、当てがちなのは・・・頭の高さは変らないので、甘いボールのミスショットは少ないと思います。振り切って来るスイングは進化したと思います。捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。ランナーがいても膝を付きがちなので、ワンバウンドは止めては来ますが、前に大きく弾いたりもしてしまいます。セカンドへの牽制で刺してきた肩はまずまず強肩ですが、盗塁阻止の際のコントロールの精度は上げたいですね。リードはまずまず考えていると思います。と言う事で、徐々に良くなっている部分もありましたが、期待した成長曲線に達しなかったのは残念です。次のステージでの進化に期待したいものです。（２０１１年２月２０日掲示板にて寸評）	★
館花　翔 (市立柏) 国士館大	？・？右・左捕手	市立柏の正捕手。強肩強打を誇る捕手であり、スローイングタイムは１．９秒台と抜群のスローイングタイムを誇る捕手だと聞いていた選手だ。彼の打撃と守備をチェックしてみた。 (打撃) ややオープンスタンス気味に構え、グリップを高く持っている。足を高く上げて、まっすぐ踏み込んで打つ選手。スイングは力強く、甘く入ったらオーバーフェンスするパワーは持っている。しかしこの日は体が突っ込み気味になってしまい、軸足がぶれてしまっているのが残念であった。 (守備) スローイングタイムはなんと最高1.89秒を計測。コンスタントに1.9秒台をマークしており、強肩だということを証明したが、なんと3度も盗塁を許した。まだコントロールを乱す場面があり、制球力はまだまだ。しかしこれほど強いスローイングができるのは頼もしい。キャッチングはうまく、非常に良い音を鳴らすことができる選手だ。時折、逸らすこともあり、まだまだという印象。リードも単調で、外角一辺倒になることが多く、配球を見破りやすいリードをしていた。 (まとめ) スローイングタイムは１．９秒台をコンスタントに計測したとおり、彼のスローイングは突出している。そしてパンチ力のある打撃に、良い音を鳴らすキャッチングは魅力的だ。しかしリードはまだ単純で、緻密な駆け引きがまだない。このままだと、上のレベルで捕手を務めるのは難しく、打撃を活かしてコンバートする可能性が高い。いずれにしろ来年は注目を浴びる存在になるだろう。千葉県の高校野球ファンはぜひ彼の名前を覚えてもらいたい。（０９年１０月　プライセスさん情報）	★
中沢　亮太（市立柏）	ライト？・左？・？	同校の一番打者。打撃フォームは、軽いオープンスタンスでバットを胸の前に立てて構え打ちにいく時は早めにスクウェアにして踵を上げバットを捕手の方へ引いてから踏み込みます。体の開きを抑えて十分ボールを引きつけて打つスタイルでパンチ力も持っています。（１０年８月　リー兄弟さん情報）	★
飯塚　将斗 (千葉商大付属) 国際武道大	？・？右・右遊撃手	千葉商大付属のショートストップ。動きが軽快な選手だ。彼はオープンスタンスに構え、グリップの位置は高め。足を回し込んで上げていき、真っ直ぐ踏み込んで打つ選手。うまく肘を畳んで打つが、スイングがまだまだ力不足で、打ち返す打球もひ弱い。私が彼を取り上げようと思ったのは、守備。この選手、非常に動きが軽快で、難しいゴロを軽々と捌いていた。スローイングもそれなりに強く、上手い選手だなと思った。まだまだ打撃がひ弱いため、あまり取り上げられることはないが、一冬こして、スイングに鋭さが身につくと、この選手も注目される存在になるだろう。（０９年１０月　プライセスさん情報）	★
石井　悠太 (市立船橋) 東京情報大	右・右外野手１７５・８２	市立船橋の４番打者。がっしりした体格をした強打者である。千葉県大会３位決定戦では場外ホームランを打ちこんでいる。この日はいきなりライトオーバーのスリーベース。そしてその後も2本内野安打を放ち、意外に足が速いことも印象付けた。内角の速球に振り遅れることがあり、変化球に対応にも課題を抱えているが、豪快なパワーを持った選手である。千葉県では数少ない右のスラッガーだ。こういう選手はレベルの高い好投手と対戦することで自分の資質を高めていくことが大事だろう。幸い千葉県には長友(東海大望洋)、久保(千葉経済)と好投手が多い。彼らから一発を打てるようになると雑誌からも取り上げられるような選手に成長してほしい。（０９年１１月　プライセスさん情報）	★
佐藤　開 (市立船橋)	右・左外野手１６６・６２	市立船橋の５番打者。勝負強さを持った打者であり、直球に強いタイプである。この試合でもライトオーバーのスリーベースを放った。一発長打のパワーはないが、ツボに入れば力強い打球を飛ばす。直球に強い反面、まだ縦の変化球についていけない欠点があるので、冬の間で克服してもらいたい。（０９年１１月　プライセスさん情報）	★
富田　匠人 (市立船橋) 国際武道大	ショート右・右？・？	チームの一番打者で内野の守備の要の選手です。打撃フォームは、スクウェアスタンスでバットを耳の高さに斜めに構えその位置からあまり動かさず足を上げ踏み込みます。スイングもシャープです。守備は、強肩で守備範囲が広くフットワークも良く県内屈指だと思います。（１０年８月　リー兄弟さん情報）	★
浅沼　京祐（流通経済大柏）	？・？右・右外野手	シュアな打撃と快速が売りの流通経済大柏のトップバッターです。この試合では4打数4安打の活躍を見せてくれました。バランスの取れたスクエアスタンスから、しっかりと溜め込んで打ち返してきます。ミートセンスは中々なもので、右、左へと打ち返してきます。ベースランニングを見ていると、とにかく足が速く、スライディングしてからの加速が素晴らしい。この走塁技術が県のトップレベルにどこまで通用するか興味があります。この選手についてもう少し追いかけてみていきたいと思わせるものがあります。次、観戦できたときはもう少し細かくみて、濃い寸評を作成できるようにしたいと思います。（１０年５月　プライセスさん情報）	★
須田　凌平 (千葉黎明) 立正大	？・？右・右捕手	今春の県大会にベスト４進出に貢献したキャッチャーです。あまり取り上げられないキャッチャーですが、肩の強さとパンチ力のある打撃は千葉県でもトップクラスです。 (打撃) スタンスはオープンスタンス。グリップは高い位置にセットして、大きく構えているのが特徴的です。投手が足を着地する寸前に始動を仕掛けていき、回しこむように上げていき、まっすぐ踏み出していきます。ぐいっとトップを深くとっていき、振り出していきます。彼のスイングは乗せるスイングで、ボールの上っ面をたたくことなく、掬いあげるように持っていく打撃スタイルです。そのため芯で捕らえたときの打球は一伸びしていきます。スイングスピード、打球もそれなりに早いです。やや粗っぽい打撃スタイルをしていますが、パワーは大きな魅力があります。 (守備) 最近、センス型、俊足型のキャッチャーが多いですが、彼はずんぐりむっくりの体型で、まさに一昔前のキャッチャーらしい体格をしています。この選手の売りは抜群の強肩です。スローイングタイムは平均で１．９秒～２．０秒台を計測し、最高は１．８８秒でした。強肩のキャッチャーが多い千葉県ですが、肩の強さとスローイングスピードは山下(習志野)に匹敵します。キャッチングはまずまず柔らかく、的が大きいので、包容力があるキャッチャーです。またテンポの良いリードを心がけており、コントロールを売りにする投手にとっては投げやすいキャッチャーではないかと思います。 (まとめ) この選手の良さは体の強さと肩の強さではないかと思います。頑丈な体をしていますから、故障には強そうですし、厳しい練習でも追い込みができそうなキャッチャーです。上のレベルで活躍するのなら、まず打撃はレベルの高い投手の対応力を高めることと、キャッチャーとしては切れのある１４０キロのストレートを造作な捕球できるキャッチングが極めて重要です。リードは経験を積むしかありませんし、まず起用されるには逸らさないキャッチャーを目指してほしいです。千葉黎明は数年前から結構見てきていますが、初めて上のレベルで活躍ができる選手が現れました。これからも伸びていって欲しいキャッチャーですね。（１０年５月　プライセスさん情報）強肩強打で４番を努めるチームの中心選手です。打撃フォームは、オープンスタンスでバットを肩の高さに軽く斜めに構える打撃フォームはラミレス(巨人)に似ています。ただ本家と一緒で外角のスライダー系の球には弱そうです・・・肩は千葉でも屈指だと思いますし、打撃もスタンドインのパワーがあります。（１０年７月　リー兄弟さん情報）小僧にも名前がちょろっと載っていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。身長は１７０㌢ちょっとくらいです。結構軸足を折って重心低く、開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、ホーム方向にトンと爪先を付いてから軽く足を浮かせて、回し込んで踏み込むスタイル。構えは、巨人のラミレス風です。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。インサイドにはかなり詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。外の縦スラに対するサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。フォロースルーは大きくないものの、振り切って来るスイングはまずまずだと思います。捕手としては、通常のキャッチングは、ミットを動かしながら捕球するスタイルはどうなのか？とは思いますが、ビシッと捕球できる高校生の中では数少ない捕手です＾＾ランナーがいると膝を付かない方で、ワンバウンドも止めてきます。右手を出しっぱなしなのは、ファールチップ対策が出来ていないようです。肩はまずまずの強肩だと思います。と言う事で、欠点もありますが、確かに資質は面白そうに思います。４年後の進化に期待したいものです。（２０１０年１２月９日掲示板にて寸評）	★
美通　真樹（浦安）	センター？・？右・右	知らない選手でしたし、結構見た割には詳細には分からない部分も多いのですが、妙に気になるので感想を。身長は１７５㌢弱くらいでしょうか？軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さにセットし、投手が腰を落としたところで、一旦スクエアにし、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内だと思います。インサイド打ちは上手です＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外の縦スラのサンプルが少なく、膝を柔軟に使ってこなせるのかどうかは分からず。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。球を引き付けて、鋭く振り切って来るスイングは中々だと思います。守備範囲は広いようですが、肩はサンプルが無く不明でした。足も速いほうだと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは不明でした。と言う事で、打撃は縦スラが捌けるのであれば面白いと思いますし、守備や足も今後磨いていけると面白いのではないでしょうか？次のステージでの進化に期待したいものです。（２０１０年１２月４日掲示板にて寸評）	？
岡崎　友哉（学館浦安）高千穂大	ライト？・？右・右	知らない選手でしたが、まずまず気になりました。軽くクローズに構えて、膝でタイミングを計りながら、グリップを耳よりも少し上の高さに体にかなり近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。インサイドには厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。外の縦スラは見極めては来ましたが、振らなかったので、こなせるのかどうかは不明です。ストレートには滅法強いです。頭の高さはあまり変らないので、選球眼もまずまず良いと思います。振り切って来るスイングは迫力がありましたね。足も遅くは無いと思いますが、売りに出来るのかどうかは不明でした。守備の動きは良かったですが、肩はサンプルが無く不明でした。と言う事で、欠点もありますが右の強打者ですので、大学での進化に期待したいものです。（２０１１年２月２１日掲示板にて寸評）	？

神奈川

氏名	身長・体重	コメント	将来性
大石　竜太（横浜）日体大	１７２・６６右・両サード	将来の候補に載っている湘南クラブの大石竜太君は神奈川県の横浜高校に入学しています｡１２日土曜日の静岡商との練習試合に早くも出てタイムリーを打ってました｡この目で実際に見て今年タイガースに入団した先輩高濱君を思わせる素質を感じました｡春の県大会にもベンチに入る可能性があります｡今後とても楽しみです｡（０８年４月　横浜小僧さん情報）昨年中学で観て寸評もした選手ですが、中学時代には打撃に癖があったのに、名門横浜のショートのポジションを１年生から掴むとは、正直驚きましたね＾＾まあ今回は簡単に。開いて踵を踏み込みながら、グリップを指２本余して、耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としきったところで、爪先をスクエアに戻して付いて、そこから摺り足で回し込んで踏み込むスタイル。スイングが非力ですので、ちょっと始動が遅いかな？とは思います。グリップの内への移動は許容範囲内も、打ちに行く際に下げるヒッチはどうなのか？インサイドはある程度捌けるようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かずに、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。ストレートには強いとは思いますが、スイングは１年生ですから仕方が無いものの、まだまだ非力さが目立ちますね。スイッチ登録ですが、右打席はまだ解禁にはなっていないようです。打撃以外では、足はかなり速いです＾＾守備は中学時代から定評のある部分ですが、更に磨きが掛かってきたようですし、肩もまずまず強肩だと思います。まあ、体が出来てくると、神奈川県ＮＯ１ショートとなる事は間違いないと思いますが、さらにその上を目指して努力して欲しいものです＾＾期待してみたい。（２００８年９月２９日掲示板にて寸評）１年次にブレイクして全国的にも有名になったが、不調で夏はスタメン落ちすることに。しかし、秋には復調したようだ。また、春はスイッチだったが左一本にしたようだ。ミートセンスは相変わらずで桐蔭戦では全打席芯で捕らえていた。球に逆らわず打ち返し、甘い球を逃さない集中力ある。バントなどの小技も巧く、相手を揺さぶる走塁もできる。守備では肩は並だがダッシュの良さが目を引く。また、よく声が出てチームを引っ張る姿勢が見て取れる。春までに力強さを身に付けられるか。（０９年９月　影虎さん情報）夏には調子落ちでレギュラーからも漏れたと聞いていましたが、確かに途中から出てきたのですが、そんなに悪いとも思わなかったですね？まあ、何だろう、この選手が本調子なら夏も勝ったのでは？と思わせる、ガッツ溢れるインパクトプレーヤーですね＾＾軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、バットを寝かせ気味として、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。タイミングが合わないと、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く浮かせて踏み込むスタイルとしたりもしていました。グリップを下げるヒッチは気になりますが、内への移動は許容範囲内と思います。インサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のストレートはレフトに強く叩けますし、外の難しい落ちる系のボールもリストワーク良くミートしてきていました。踏み込んで行く際に、頭の高さもあまり変らないので、選球眼もかなり良いですね。スイングには、まだまだ鋭さは足りなかったです。足も速く、セーフティーバントなども上手なようです。守備範囲も広いですし、グラブ捌きもまずまず良く、肩もまずまず強肩だと思います。で、新チームからサードと言うのは正直どうなんだろう？と言う事で、まあ即プロのタイプでは無いだろうなあ？とは思いますが、やはり中学時代から騒がれてきた選手ですし、何か持っている選手です＾＾来年の進化にかなり期待したいものです。（２００９年１０月２８日掲示板にて寸評）	★
新井　健吾（横浜）国際武道大	一塁手１８？・？	スクエアスタンスで、真っ直ぐ踏み出す打者。フォームは極めてオーソドックス。歴代で言えば松坂、後藤、福田と同様。管理人さん指摘のいわゆる「横浜打ち」です。藤嶺藤沢戦でも２年生ながら４番を任せられるなど首脳陣の期待も厚いようです。アジャスト能力、選球眼、ヘッドスピード、飛距離は申し分ない。軸もブレずセンター方向へきっちり打ち返す打球も強烈。天性の４番バッターと言えるでしょう。藤嶺戦では初球を叩いてレフトスタンドに叩きこみました。３番筒香の後を打つ打者だけに、筒香敬遠策を回避する上で非常に重要な打者だと思います。（０９年５月　フラッグさん情報）	★
小林　論尚（日大藤沢）青学大	セカンド？・？右・左	知らない選手でしたが、１年生の夏に１番を打っていました。身長は１７０㌢ちょっとくらいでしょうか？大きく開いて踵を踏み込みながら、グリップをヘルメッドよりも少し上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とす所から、膝を高く引き上げて回し込んでややアウトステップして踏み込むスタイル。グリップをかなり下げてから、また上げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内だと思います。インサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。膝を引き上げてから下ろすまで、頭の位置があまり変わらないのは良いですね。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまず。スイングには、１年生でしたので仕方が無いですが、まだ鋭さがないので外のストレートは強くは叩けないものの、左投手のスライダーを苦にしないのは高いセンスですね＾＾守備は、フットワーク軽やかで、当然守備範囲も広く、グラブ捌きも中々だと思います。足は、サンプル不足にて良く分からないですが、１番打者ですので速いのだと思います。と言うことで、資質的には面白いですので、今後の進化が楽しみです＾＾（２００９年７月３日掲示板にて寸評）	★
島仲　忠寛（日大藤沢）三菱自動車岡崎	右・右捕手１７３・７８	日大藤沢にまたプロ注目のキャッチャーが現れた。小宮山　慎二（現阪神）、黒羽根　利規（現横浜）、川辺　健司（現明治大学）といった好捕手を輩出した山本秀明監督が認めるキャッチャー。ひと目見れば、すぐに良いキャッチャーだと分かる選手だ。とにかくこのキャッチャー、元気が良い。シートノックから元気よく声を出し、グラウンドにいる選手を活気付かせ、チームの雰囲気を盛り上げる。そして試合中、試合を左右する場面では必ずタイムを取って、投手の下に駆けつけて、投手を励ます。また周りの気配りもできる選手で、ピンポイントで野手に指示を与える。グラウンドの監督に徹しているといっていいだろう。山本監督が「捕ってからのスピードは黒羽根、川辺より速い」と評するスローイングは序盤こそ、やや乱れるケースがあったものの、回を追うごとにスローイングが安定し、1.8秒～1.9秒をコンスタントに計測。地肩の強さは神奈川県でも屈指といえるのではないだろうか。ただこのキャッチャー、キャッチング自体は良いものの、時折、ワンバウンドを処理できず、後ろにそらしてしまうことがある。こういうポカもあるが、捕手として能力は優れているキャッチャーである。打撃について。ひと目みた感じではスイングは鋭いし、打球の速さも基準以上のものを持っている選手。素晴らしいのは打席での集中力と選球眼。自分の間で打席に入ることができており、しっかりと狙い球を絞って構えている。選球眼は素晴らしく、外角の厳しいコースを簡単に見送るものがある。では技術面から探ってみたいので、フォーム分析を。スクエアスタンスで構える選手。グリップを体の近くにセットして、バットを立てて、ヘッドを回しながら、待っている。投手の足を下ろしたところから始動を仕掛けていき、足を上げていき、踏み込んでいく。上半身の動作を見ていくと、トップはしっかりと後ろに引いていき、振り出していく。彼のスイングは若干アッパーというか、下から上の軌道のスイングなので、ボールを運ぶ打撃を持ち味にしているのかもしれない。ボールの上っ面を叩くような捏ねるようなスイングをしていないのは確かである。打撃についてはもう1,2試合みて確認したいと思わせるものがあった。塁間タイムの駆け抜けは4.30秒～4.60秒前後と右打者としてはまずまずか。彼はしっかりとベースまで全力で駆け抜けることができる姿勢には好感がもてる。彼は野球選手としても、キャッチャーとしても優れた選手だ。集中力を感じさせるプレースタイル、全力疾走を怠らない姿勢。キャッチャーとしては強肩に目が行きがちだが、常に投手への配慮を忘れずに、クレバーなリードができる。十分、上のレベルで野球を続けていけるだけの力量を持った選手だろう。彼は意識が高い選手なので、組織力の高い大学が彼の持ち味を引き出すことができるのではないかと思っている。社会人に進んだ高卒捕手と比べても実力的には遜色ないので、社会人でも勝負できるキャッチャーではないだろうか。だが、上のレベルで活躍するには高い志を持つことが必要だ。常に向上する姿勢を忘れずに伸びていって欲しい。（１０年５月　プライセスさん情報）	★
山路　大輔（綾瀬）	サード１７５・６７右・右	知らない選手でしたが、ぱっと見直ぐに気になった選手です。打席内で１年生とは思えない程の落ち着きがあり、構えが決まっており、雰囲気がある選手ですね＾＾大きめに開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近づけてセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とした所から、適度に膝を引き上げて、大きく回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？左腕投手のインサイドの変化球になら、肘を畳んで捌いてきますが、一定レベル以上のストレートでインサイド攻められた場合には厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではしっかり踏ん張れるようです。スイングには１年生ですから怖さは無いですが、しっかり振り切ってくる部分は好感。守備はサンプルが少なかったので詳細には分からないですが、バント処理の際のダッシュは中々素早く、肩は良いようです＾＾足はサンプル不足にて分かりませんでした。と言うことで、悪癖は持っているものの、資質的にはかなり高いと思います。今後の進化に期待を持ってみたいですね＾＾（２００９年７月６日掲示板にて寸評）	★
石川　賢太郎（桐光学園）	セカンド１７７・７５右・左	噂には聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを体に近くヘルメッドよりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、足を上げて大きく回し込んで踏み込むスタイル。グリップの頭の後ろから少し見える位置までの異常な移動があり、ヘッドを投手方向に倒しても？インサイドは、それでも肘を畳んで振り切ってくるものの、やや詰まります。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のストレートは強く叩けますね＾＾左投手のストレートは苦にしないですし、スライダーも見極めてきます。ヘッドが立った、振り切ってくる美しいスイングアークは天性でしょうね＾＾打撃以外では、足は速いようですが、盗塁・走塁センスは不明です。守備は悩んでいたようですが、スローイングは確かに怪しかったですが、動きなどは良かったですね。肩は良く分からなかったです。と言うことで、流石に中学時代から有名だった資質の高さは理解できました。今後の進化に期待を持ってみたいものです＾＾（２００９年７月１１日掲示板にて寸評）昨年も見て感想を書きましたが、今年も見れましたので感想など。膝を結構折って重心低く、開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、バットを寝かせてヘッドを上下させながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。グリップの頭の後ろから見える異常な移動は変らず、ヘッドを投手方向に倒しても・・・・・今年もインサイドには必然的に詰まっていましたが、自分でどう考えているのかなあ？？？と疑問。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りが足りないケースも散見されます。高めは被せて打てますし、左投手のストレートも苦にしないですし、落ちる系統にも膝を使って付いていけます。左投手のスライダーのサンプルが無かったので、この辺は分からず。踏み込んで行く際に、頭の高さは変らないタイプなので、選球眼は良いです。打撃以外では、足は速いですが、盗塁・走塁センスはサンプルが無く不明です。背番号６ですが、セカンドを守っていましたが、腰高の守備はどうなんだろう？と言う事で、資質的には良いのですが、自分の決定的な欠陥を直さない限り、ステージが上がると厳しくなります。何とか気づいて欲しいものですが。（２００９年１１月５日掲示板にて寸評）	★
佐々木　駿（桐光学園）國學院大	捕手１７８・７６右・右	小僧に名前が載っており気になっていましたが、時期は逸してしまいましたが、折角見たので感想など。軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。観戦日はインサイドのサンプルは無かったので、捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。観戦日はレベルが落ちる投手との対戦だったので、縦スラなどに対する対応力は不明でした。頭の高さはあまり変わらないので、ミスショットは少ないです。振り切ってくるスイングはまずまずでした。捕手としては、通常のキャッチングにはまずまず見どころがあります。ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドも観戦日は止めては来ましたが安心感は無いです。肩はサンプルが無く不明です。土のついたボールをきちんと拭いてから投手に返球する等、投手に対する配慮はあるタイプです。と言うことで、詳細は分からない部分も多かったですが、確かに雑誌に名前が出るのは理解できる資質だとは思います。進路は分かっていませんが、大学では欠点を矯正して進化できれば面白いかもしれません。４年後に期待したいものです。（２０１１年１１月２９日掲示板にて寸評）	？
木下　海（橘学苑）	ライト１６７・６７左・左	時期は逸してしまいましたが、小僧に名前が載っており気になっていた選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げた所でオープンスタンスを狭めて、投手が腰を落としきった所から軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、それに伴ってバットを担ぐタイプですけど、内への移動は許容範囲内です。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。左腕投手との対戦でしたが、左腕のストレートは全く苦にしなかったですが、変化球を殆ど投げてこなかったので、捌けるのかどうかは不明です。また、落ちるボールに膝を使って対処できるのかどうかもサンプルが無く不明でした。頭の高さは変わらないので、甘いボールに対するミスショットは少なかったです。振り切ってくるスイングはまずまずでしたし、小柄ですが小力もあるタイプです。足は速いですが、好走塁と暴走は紙一重とは言え、ちょっと強引すぎる走塁は気になりましたね。守備範囲も結構広いようで、肩も良かったです。と言うことで、確かに面白いものは持っていましたし、欠点も多いタイプではないので、大学での進化次第では面白いかもしれませんね。４年後に期待したいものです。（２０１１年１１月２７日掲示板にて寸評）	？
斉木悠悟（向上）専修大	一塁手１８０／８０右・右	なかなか大柄。いかにもファーストと言った感じ。この日は4番で先発出場。初回にきっちりタイムリーを放ちました。そのあとは今イチでしたが、変に不器用なわけでもなさそうでした。守備は気になるところがなかったので、現状及第点扱いです。（０９年９月　なっちゅんさん情報）旧チームからの４番打者。オープンスタンスで肩の高さにグリップをセットし、移動してトップ形成。軸足の荷重がしっかりして、右手で捕まえに行くパンチショットのようなスイングをする。左足の踏み込みまずまずでブレないのでスイングの力は打球に伝わる。内の直球、外の変化球の捌きはまだまだで現状打てる球は限られている。やや下から出るスイングで現状左投手に合いそうな印象。守備はグラブを出すのが遅く動きも固いので、守備・走塁ではアピールできない。この選手は１球で仕留められる集中力、隙のなさ、鋭さが身に付いてくると面白い。現状はあまり怖さを感じない。（０９年１０月　影虎さん情報）	★
山下谷幸介（向上）	三塁手１７５／７８右・右	旧チームからの５番打者。上背は無いが思い切りよいスイングがこの選手の売り。水口（横浜商大－国士舘大）のような感じの選手。顔の高さにグリップをセットしグリップでリズムを刻み、少々移動してトップを作り足の上げは小さく、アウトステップし思い切ったスイング。踏み込みはまずまずでブレない。まずまずのミートセンスでセンター中心にライナー性の打球を打ち返す。しかし、まだまだ荒さが目立ち外の変化球の捌きが課題。守備は動きはまずまずも捕球は固い。この選手は攻守にもう少し柔らかさが欲しい。（０９年１０月　影虎さん情報）	★
大城　卓三（東海大相模）東海大	捕手１８２・７８右・左	昨年のエースの弟ですが、途中で交代させられたので詳細は分からないですが、初めて見た感想は以下の通り。軽く開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を高く引き上げて、気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチ打者で、内への移動が見られます。インサイドのサンプルは無かったものの、現状厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。体重移動の際に、頭の高さが変る（上下動あり）タイプなので、目線もぶれていると思います。シャープに振っては来ますが、現状恐さは無いですね。捕手としては、ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドは止めて来ていましたが、安心感は無いですね。キャッチングにはまずまず見所があると思います。肩は、地肩の強さは分からなかったですが、まずまず強肩だと思いますし、コントロールも良いので、刺せる肩だと思います。リード面は正直良く分からなかったです。と言う事で、打撃は兄貴の今頃と比べると正直落ちますけど、センス的にはまずまずと思いますので、打撃の欠点を冬の間に矯正すると面白いのでは？頑張って欲しいものです。（２００９年１１月１日掲示板にて寸評）昨夏も感想を書きましたが、一番知りたかった捕手としてですが、明治神宮では故障でファーストを守っていましたけど、今回初めて捕手として何となく分かりました。開いて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げてから耳よりも上の高さまで上げるヒッチの動きは気になりますが、内への移動は許容範囲内だと思います。センバツではインサイドのサンプルが無かったですが、明治神宮では帝京の伊藤のストレートに詰まっていました。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。左投手の変化球も苦にしないようです。明治神宮では、帝京の伊藤の縦スラも、一応膝も使って、リストワークにて処理していました。頭の高さはそれ程変らないようです。スイング的には、振っては来ますが、恐さは感じられなかったですね。捕手としては、キャッチングはまあまあですが、もっと上手くなりたいですね。ランナーがいても膝を付かない方ですので（後半になってから、低めに投げさせる事を優先させて膝を付いていましたが）、ワンバウンド処理の破綻も無かったです。肩は、明治神宮で見た試合でもサンプルが無く、今回も無かったので、どの位のレベルなのかどうかは不明です。リードに関しては、まあ変化球が多すぎだったのがどうなんだろう？と思います（一二三の調子が悪かったのではありますが）。と言う事で、即プロのタイプではないですが、面白いものは持っていますので、夏までの更なる進化に期待したいですね。（２０１０年４月１２日掲示板にて寸評）	？
染谷　雄太郎（東海大相模）神奈川大	ショート１７５・７４右・左	昨秋は確か捕手をやっていたような気がしますし、センバツでは良く覚えていなかったのですが、見れば観るほど良さは伝わってきましたので感想を。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますが、グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドは、肘を畳んできっちり捌けます＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。左のストレートは苦にしないも、変化球にはどうかな？高めは被せて打てるようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。シャープに振り切って来るスイングはまずまずですが、恐さは感じないですね。足も速いほうですが、売りに出来るのかどうかは不明です。ショートの守備も上手いですし、スローイングも安定していますし、三遊間の深い位置で捕球してノーステップで投げてくる肩も中々だと思います（急造とはとても思えなかったですが、中学時代ショートだったのかな？？）。と言う事で、何処でも守れるユーティリティープレーヤーですし、各ポジションの守備に更に磨きを掛けて、左腕の変化球を開かずに捌けるようになると、生涯かなり重宝されるのでは？と思います＾＾４年後に期待したいですね＾＾（２０１０年１０月６日掲示板にて寸評）	★
伊集院　駿（東海大相模）亜細亜大	レフト１８０・７４右・右	中学時代に寸評した選手でしたが、高校に入ってからはレギュラーも掴めなかったので全く分からなかったですが、今回初めてレギュラーになっていましたが、随分進化したと思いますね＾＾気持ち開いて、小刻みに踵を踏み込みながら、グリップをお腹の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。まず気になるのは、上下のタイミングの取り方（リズム）がリンクしていない点。人間そんなに器用では無いので、今後は上下のリズムの刻み方を同じにしていかないと、不調になったら長引くと思います。グリップを耳の高さまで上げるタイプですが（当初の位置が低すぎですし、移動距離がでかすぎると思います）、内への移動は許容範囲内です。インサイドも基本的に肘を畳んで捌けますが、移動距離がでかすぎるので、トップに入るのが遅れた際にはドン詰まりになるケースも見られました。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のボールは右に叩けますし、落ちるボールには中学時代から得意でしたが、股関節を上手に使って振り切って捉えてくるのは素晴らしいですね＾＾頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。綺麗なスイング軌道が印象的ですが、コンパクトに振りぬいてくるスイングも中々。制約のある打撃もある程度こなせますし、状況に応じた打撃もしてきますし、送りバントも確実にこなしてきます。外野の間を抜かせない、素早い動きの守備も中々ですね＾＾肩もまずまず強肩だと思います。足も速いですし、隙を突いた好走塁もしてきます。と言う事で、夏の甲子園に相模が出れたのはこの選手の成長も一因と思いますし、中学時代のあの癖のあるデタラメな打撃フォームを、時間は掛かったもののここまで矯正した相模の打者の育成力には拍手を送りたいですね。また、中学時代にもジャイアンツカップで活躍しましたし、高校でも最後の最後で甲子園で大活躍して、全日本にも選ばれるのですから、持っていますよね＾＾大学でも通用する打撃となりましたが、後は欠点もまだあるわけですので、残りの部分を更に矯正していけると、かなり活躍できるのではないでしょうか？４年後の進化に期待したいものです＾＾（２０１０年１０月６日掲示板にて寸評）	★
野口　光（川崎北）高千穂大	サード１７５・８１右・右	知らなかった選手ですが、夏の段階で高校通算１８本のＨＲを放っているようです。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて、足を１塁側に伸ばしてから回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒すタイプです。ただ、インサイドの甘めなら、肘を畳んで振り切って捌いてきますので、グリップの内への移動をもっと緩和すれば完全に捌ける打者になれると思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見されます。変化球も甘ければ、確実にヒットを放ってきます。踏み込んで行く際に、頭の高さも変らないので、選球眼も良いです。高めのストレートも被せて打てますし、振り切ってくるスイングは２年生にしては中々の代物だと思いました。打撃以外では、サードとしての動きも良いですし、前へのダッシュからのスナップスローなどは中々です。ゴロンとした体型ですが、身体的な能力は高いですね＾＾足は売りに出来るのかどうかはわからず。と言う事で、無名の選手にしてはかなり面白かったですので、打法の欠点を矯正してくると、来年雑誌に名前が挙がるのでは？期待したいものです。（２００９年１０月３０日掲示板にて寸評）旧チームから中軸に座る今年の中心選手。バットを引いてグリップを耳の横くらいにセットし、移動少なくグリップを揺らしてタイミングを取り、パワフルなスイングで甘い球は長打を打ちそうな感じがする（この日は４－０）。固いトップで脱力ができておらず、また引っ張りの意識強く、アウトコースの変化球には脆い。守備は足が揃う硬い捕球（この日はエラー２つ）。送球も下半身が使えず不安定になりがち。下半身主導の守備を身に付けて欲しい。（１０年４月　影虎さん情報）	★
丹野　貴章（武相）東京農大生産学部	ショート１７６・７３右・右	知らない選手でしたが、中々面白いものを持っています。略スクエアに構え、膝でタイミングを計り、バットを完全に担いで、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明ですが、現状厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。頭の高さも変るのも？ただ、高めは被せて引っ張りきりますし、外の変化球はライトへと広角に安打を量産してきますし、勝負強い打者です。振り切ってくるスイングも２年生にしては中々だと思います。打撃以外では、守備は動きは良いですし、グラブ捌きも良いものの、ポカも見られるのは、もっと集中力を増したいですね。足も速いようで、隙を突いた好走塁もしてきますし、盗塁も狙えます。と言う事で、打撃の欠点さえ矯正していけると、将来的に楽しみでは？とりあえず来年の進化に期待してみたい。（２００９年１１月３日掲示板にて寸評）	★
大野　康太（横浜隼人）ＪＦＥ東日本	ファースト１８３・７１右・右	甲子園では迷った末にやらなかった選手ですが、まあ折角なので感想など。知ってる人が殆どだと思いますが、親父さんが元プロ野球選手でした（横浜などに在籍して、主に代打で活躍）。当初から爪先を立てて、大きめに開いて、グリップを胸の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを顎よりも上の高さまで上げて、内への移動も見られます。予選ではインサイドのきちんとしたサンプルが無く、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明ですが、現状厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずで、軸足を後ろに引くタイプです。外のスライダーには現状脆そうです。もっと硬いタイプなのかな？と思っていましたが、低めのボールには膝を使ってきます＾＾振り切ってくるスイングはまずまずで、甘いボールにはＨＲ性の打球も放ってきます。守備は良く見ていなかったので分からず。足は遅くは無い様で、盗塁も狙えるようです。と言う事で、右の強打者候補生としては見所はありますがまだまだです。来年の進化に期待してみたい。（２００９年１１月６日掲示板にて寸評）	？
菅野　雄太（横浜隼人）国士舘大	捕手１７８・７８右・右	下級生の時にも見ていましたが、時期は逸してしまいましたが昨年の模様も見れましたので感想など。軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内かどうか微妙です。インサイドには肘の畳み方も甘いようで詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られますが、軸足を後ろに引いてセンターに狙い撃ちしてきたりも見られました。外のストレートは、センターからライトにきっちり叩いてきます。縦スラも甘いと打てるようです。頭の高さはあまり変わらないので、ミスショットは少ないタイプです。コンパクトに振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。下級生の際はショートでしたが、コンバートされた捕手として興味があったのですが、通常のキャッチングはまずまずです。ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドも止めては来ますが、横に大きく逸らしたりも見られました。肩はまずまずでしたが、コントロールの精度は上げたいものです。リードに関しては、まだまだでした。ただまあ、捕手にコンバートされて間もない中では、一応様にはなっていましたが。と言うことで、大学で欠点を矯正して、捕手としてやってみて難しければ元のショートに戻って頑張れれば、面白いかもしれません。４年後に期待したいものです。（２０１１年１２月６日掲示板にて寸評）	？
吉澤　光隆（桐蔭学園）法政大	右・左遊撃手１７０・６８	桐蔭学園のショート。左打者が多い桐蔭学園の中ではひと際目立つ存在だ。 (打撃) オープンスタンス気味に構え、グリップと足を揺らしながら相手投手の球を待っている。グリップエンドの高さはやや高めだ。足を高く上げてまっすぐ踏み込んで打つ打者。この選手はややアッパー気味でボールを乗せて打つ打者なので、うまくはまれば飛ばすが、スイングが外回りなので、ロスが大きい。ひじの畳み方が甘く、インコースは苦手のようだ。 (守備) この選手の売りは球際の強さ。守備範囲はもちろん広いのだが、素晴らしいのは球際の強さである。抜けそうな打球を見事に捕球している。石垣がこの試合完封勝利を挙げられたのは、彼の守備があったことは間違いないだろう。地肩の強さはまずまずといったところだろうか。 (走塁) 塁間タイムは４．４２秒。本来ならもっと速く走れたと思うが、ベース手前で緩めていたので本当のタイムは測れなかった。 (まとめ) 守備は良い選手だが、打撃は思ったより穴がある選手で、この課題をうまく修正していかないと上のレベルでは厳しそうだ。ひと冬でどこまでレベルアップできるか注目してみたい。（０９年１１月　プライセスさん情報）	★
渋谷　健朗（桐蔭学園）東洋大	捕手右・左１６８・６８	桐蔭学園の正捕手。体は小さいが、がっしりとした体格なのでパワーは優れている選手である。（打撃）スクエアスタンスで構え、グリップの高さは平均的。投手が足を下ろし始めたところから始動を仕掛けていく選手。膝を使うのがうまく、外角の変化球にしっかりとついていき、左中間の二塁打を放った。（走塁）一塁までの塁間タイム4.17秒、二塁までのタイムは8.30秒となかなかの俊足である。小回りが利くタイプといえる。（守備）この選手は内外角にうまく使い分けるリードを心掛けており、決してそのコースに一辺倒することはなく、非常に考えたリードができている。スローイングタイムも2.0秒前後でまずまずの強肩だ。（まとめ）凄みはないが、なかななかまとまった選手だといえる。小柄なので小回りが利く捕手だといえる。高卒プロというタイプではないが、大学になってくると台頭してくる存在かもしれない。いつかドラフト候補として語られている事を期待したい。（０９年１１月　プライセスさん情報）	★
内田　一貴（横浜商）	遊撃１８３／７３右・右	旧チームからの唯一のレギュラーでポテンシャルを持ちながら持て余している選手。この選手の守備の動きから捕球、スローイングは流れ良く気を引くものがある。バッターとしては右手でチャッチするようなスイングで、スイングスピードもまずまずでパワーもある。だが、観戦日は引っ張りの意識強く甘い球のミスショットしばしばあった。この選手は伸びていて欲しかったが、上手い選手にありがちなプレーが雑になってしまう所があり、昨夏とあまり変わらない印象。（１０年４月　影虎さん情報）	★
五十嵐　遼（横浜商大）桜美林大	１８３／８０右・右レフト	特段大柄でもなく、超有名校の主軸と比べると体格では1枚落ちかもしれません。今日は2安打、先制の2ランとレフト前ヒット。 2ランは失投をとらえただけなのですが、レフト前ヒットは逃げ落ちするスライダーに体勢崩されながらも弾き返していたので、この点は好感。守備は難しい当たりがなく、わかりません。（１０年４月　なっちゅんさん情報）横浜商大の４番に座る選手です。相洋戦では５打数４安打の活躍を見せ、川崎北戦では特大のツーランホームランも打ったそうです。神奈川県屈指の強打者を取り上げたいと思います。 (打撃) スタンスはスクエアスタンス。グリップの高さは肩と平行で、膝を曲げて、どっしりと構えていきます。かなり威圧感のある構えで、私は千葉、神奈川、埼玉とみていきましたが、彼ほど雰囲気を感じさせる選手は福田ぐらいでしょう。福田は鋭さを感じさせますが、五十嵐には恐怖感を感じます。投手が足を降ろしたところから始動を仕掛けていき、小さく足を上げて真っ直ぐ踏み出していきます。グリップを予め引いていますので、トップは立ち遅れず作ることはできています。特徴的なのはヘッドを肩に乗せるように倒していき、振り出していきます。スイングは豪快そのもので、捉えた打球は本当に凄いです。変化球の対応に課題を抱えており、体勢を崩して打つ姿を見かけました。スイングを見る限りでは大丈夫ですが、足の上げ方が小さいので、それで間が取れずに変化球を打ち返せないと思います。間の取り方を変えていったら、相当怖い打者になりそうです。（守備）守備は可もなく不可もなくといった印象。ただ昨年のレギュラーに比べるとボールの扱いは丁寧です。カバーリングもできていますし、地肩もまずまずといったところ。もう少し守備でアピールできるといいかもしれません。（まとめ）打撃のポテンシャルは関東の中でも上位に入る部類ではないでしょうか。スイングの豪快さは本当に魅力があります。ただ上のレベルを目指していくのなら、やはり変化球の対応を高めていかなければなりません。そのひとつとして、もっと足の上げ下げなど、もっと間を取れるようになれば、確実性は上がりそうな打者です。あとは甘く入ったボールを確実に捉えられる鋭さが身についてくると相当怖い打者になりそうです。あと2ヶ月、どこまで伸びていくか注目していきたいですね。（１０年５月　プライセスさん情報）	★
吉川　純平（横浜商大）	？・？右・右センター	商大の1番、体格はバランスが取れています。今日は右へ左へ3安打（右安、左2、ライトへのタイムリー3ベース）、ホームランが出ていればサイクルでした。強い当たりも打てています。守備は・・・イージーな当たりだけでしたので、評価できません。（１０年４月　なっちゅんさん情報）	★
橘友貴（慶応）慶応大	レフト１７４／７４右・右	この選手は、昨夏はキャッチャーだったが外野手に専念したようだ。突っ立った構えから顔の高さにグリップをセットし、大きく引いて腰を割り、右手で捕まえるスイング。パンチ力があり、軸回転もなかなか鋭くツボにくれば長打打てる。グリップの引きが大きくインコースの直球は詰まってしまう。また、引っ張り中心のスイングでアウトコースの変化球をうまく捌けない。このあたりが課題。守備は一歩目が遅く捕球出来るのをヒットにしてしまう場面あり。守備面でのアピールに乏しいので、打ちまくるしかないが、まだまだ攻守に荒っぽい。（１０年４月　影虎さん情報）	★
長尾　勇武（横浜創学館）函館大	ファースト１７５・８３左・左	時期は逸してしまいましたが、名前は聞いており興味があった選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。軽く開いて、膝でタイミングを計りながら、グリップをヘルメッドよりも上の高さにセットし、ヘッドを大きく上下させながら、投手が腰を落とし始めた後から膝を高く引き上げて回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチ気味の動きは気になりますが、内への移動は許容範囲内です。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。左腕のスライダーも、膝を柔軟に使って全く苦にしないのは素晴らしいですし、甘くなるとライトスタンドへのＨＲを叩きこんできます＾＾外のストレートはレフトに叩けますし、広角に打ち分けれます。頭の高さはやや変わるので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングは中々ですし、柔らかさも兼ね備えています＾＾足は遅いので・・・・・守備はまあ無難にこなしていました。で、投手としても見ましたが、悪くは無いですけど、将来性は勿論打者だと思います。まあ足は期待できないですし、守備もファースト限定のような感じがしますので、類稀な打撃の技術を更に高めて打ちまくらなければ上のステージの扉は開かないかもしれませんが、それでも気になる打撃センスの持ち主です。進路は分かっていませんが、次のステージでの更なる進化に期待したいものです。（２０１１年１１月２３日掲示板にて寸評）	★

東東京

氏名	身長・体重	コメント	将来性
渡辺　汰良（東海大高輪台）横浜金港クラブ	？・？右・？捕手	一年生でまだまだパワー不足だがリードとスローイングは安定。（０９年２月　投手の視点さん情報）	★
高橋　直樹（国士館）創価大	ライト１６７・６０右・左	事前にはあまり注目していなかったのですが、面白い選手ですね＾＾開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、グリップを上下させながら、投手が腰を落としきった後から、膝を引き上げて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げてから下げて、バットを寝かせて、グリップの内への移動は許容範囲外っぽいですね。インサイドに対しては、肘の畳み方は不十分ながらも、センターにおっつけてヒットは放っていましたが、金属バットでのもので、木製になると厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りなく、走り打ちっぽいですね。縦の変化球は、まあ相手の縦スラは凄かったとは言え、現状厳しそうです。シャープに振り切ってくるスイングは中々で、ストレート系統には強いようです。打撃以外では、足はかなり速く、大きなリードを取って投手にプレッシャーを掛けてきますし、盗塁センスも高いですね＾＾セカンドランナーの際に、レフト前ヒットで帰ってくる走塁は中々ですし、最後のスライディングセンスも高いですね＾＾セーフティーバントも上手いです＾＾守備は適当なサンプルが無く、守備範囲は分からなかったですが、この足を持っていますので、守備は上手いのだと想像します。肩は自信が無いようですが（ダイレクト返球は今まで出来た事が無いとか）、ノーバウンドで捕殺してきましたが、確かに投げ方はあまり良くないようです。と言う事で、面白い選手ではありますが、打撃に欠点も多い。黄金の足を更に磨いて、今後の打撃の進化に期待したいものですね＾＾（２００９年４月５日掲示板にて寸評）	★
須藤　滉大（駒場学園）日大国際関係学部	捕手１７７・６９右・右	打線では6番を打っていたのですが、下級生ということもあり気になりました。打撃ではまだスイングに力強さが足りなく右方向を意識することが多いのですが、思い切り振った方が良さそうな気がしましたね。守備ではインコースを使う強気なリードをしていました。肩も強くコントロールも中々でしたが、取ってからのフォームが大きかったです。今夏はいい経験を積んだと思いますし、成長を期待したいと思いました。（０９年９月　野球龍さん情報）事前に名前は聞いていましたが、昨年はじめて見た感想は以下の通り。気持ちクローズに構えて爪先を立てて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、肘でタイミングを計りながら、投手が膝を引き上げたところから、自身も足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は、許容範囲内か許容範囲外か微妙なところです。観戦日はインサイドのサンプルが無く、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。外のボールはライト方向に叩けますが、外のコースに決まったスライダーには現状厳しいようでした。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。振っては来ますが、スイング的にはまだまだでした。で、打撃はまだまだの選手でしたが、捕手としては絵になると言うか、妙に安心感を与える選手ですね＾＾通常のキャッチングには見所がありますが、低めは下から上にミットを出したい。ランナーがいても膝を付かないので、フットワークを使って、ワンバウンドも止めてきます。リードは基本外中心ではあるのですが、インサイドも効果的に使ってきます。肩はまずまずの強肩だと思います。と言うことで、今年は確認できませんでしたが、少し直せば打てるようにもなりそうですし、次のステージでの進化に期待したいものです。（２０１０年８月２日掲示板にて寸評）	★
岡部　通織（帝京）立教大	１７８・８０左・左外野手	中学時代は天才と騒がれていた逸材であったが、故障に苦しんできたが、夏には復帰。主に代打として試合に出場してきた。（打撃）オープンスタンス気味に構える選手。グリップエンドの位置は高く、バットを寝かせ気味。足を回しこんで踏み込んでいく。この選手の良さはどの角度にもうまくバットが出ること。そのため高めのボールでもファールで逃げることができている。ただ気になったのはミートセンスが優れているため、片手で払う癖があるのだ。県岐阜商業戦でもインコースを片手で払ったような打撃をしていた。全否定するわけではないが、しっかりと振り切ってほしい。 (守備) 打球の反応は悪くはない。地肩ももともと投手だっただけに、それなりに強い。 (まとめ) ミートセンスの高さは帝京の中でも抜けた存在だろう。今までは故障で、控えに甘んじてきたが、この選手は実戦経験をどんどん積んでいくことによって持ち味を発揮するタイプだろう。代打に終わった今年の夏。来年の選抜は主軸打者として活躍してほしい。（０９年１１月　プライセスさん情報）中学時代に最高評価し、高校でも直ぐに試合に出ていたものの、その後肘を痛めてあまり噂は聞かなくなったのですが、高校で初めて真面目に見た感想は以下の通り。開いて結構膝を折って重心低く、膝でタイミングを計りながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内の場合が多い。これは中学時代から進化した点ですが、インサイドの甘めだと捌けるのですが、コースに決まると肘の畳み方もまだまだ甘く捌けないようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートは強く叩けなかったですが、外のチェンジアップに崩されながらも、膝を使ってミートしてきますし、左腕の厳しいスライダーに対しても、崩されながらもミートしてきます。この辺りのミートセンスは、まあ不調の中でも魅せたのでは？と思います。頭の高さもそれ程変らないのも中々です。で、２試合目に途中交代させられたり、興南戦ではベンチに引っ込んだままでしたけど、何と言っても初戦の第一打席でセカンドのファインプレーに阻まれて、三打席目にレフトの岡本の超ファインプレーに阻まれてしまって、結果を求めて小さい打撃となってしまい、これぞ短期決戦の恐さですが、ドツボに嵌まって行ってしまいましたが、内容的にはそんなに悪くなかったと思います。ただ、中学時代の自在に広角に打ち分けてきた強く叩けるスイングが陰を潜めていたのはどうなんだろうなあ？と思いますが・・・・・打撃以外では、守備もイージーなものしかなく、肩もサンプルが無かったですが、帝京のライトですので肩は良いはずです（中学時代は投手でしたし）。足は全く分からなかったですけど。ということで、正直即プロは無くなってしまいましたが、中学時代には全国の頂点に君臨した打撃は必ず蘇ると信じています（肘の畳み方を徹底的に研究し、重心をもう少し上げて、開きをもう少し抑えて外を強く叩けるようになれば）。夏には天才岡部の真の姿を全国の人々に見せ付けてやって欲しいと信じています。（２０１０年４月２８日掲示板にて寸評）	★
園田　崇人 (帝京) 国際武道大	１７３・７０右・左レフト	二松学舎戦では3番レフトとして出場。強打・帝京を支えるクリーンナップの一人である。 (打撃) 帝京はバットを寝かせて構える打者は伝統的なものなのか、彼もバットを寝かせ気味に構えている。そのためトップまでの動作が短い。スイングはまずまず振り切ることができている。 (守備) 地肩の強さはまずまず。背番号８ながらレフトについているのは、背番号１９の久保田大智が肩、足が抜けているからだろう。高校生にしては平均的な選手である。 (まとめ) この試合ではノーヒットだが、その後の試合では本塁打、長打を打っており、長打力はある選手だ。オフのトレーニングでさらに長打力を磨いて、怖い打者に成長してほしい。（０９年１１月　プライセスさん情報）今まであまり印象に残らなかったのですが、かなり打ってましたし感想など。軽く開いて密かに踵を踏み込みながら、グリップを耳よりもかなり上の高さに体に近くセットし、バットを寝かせてヘッドを上下させ、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて小さく回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチは如何なものか？と思いますが、内への移動は許容範囲内です。ただ肘の畳み方も甘いようで、インサイドには基本詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。左腕の変化球も甘ければ全く苦にしないですし、外のストレートはレフトにまずまず強く叩けるようです。膝は柔軟に使えるほどでは無い様で、縦スラには厳しいようですが、やられた次の打席からは見極めては来ますが、現状こなせる程ではないようです。頭の高さが変らないので、選球眼は良いですし、ミスショットも少ないタイプです。コンパクトに振り切ってくるスイングは、恐さは無いですが、まずまずだと思います。守備範囲は広いようで、守備でもチャージできるものの、肩は悪くは無いですが無難ですね。足はまずまず速いようで、隙を突いた好走塁もしてきますし、左投手からもモーションをしっかり盗んで盗塁をしてくるのは好感です＾＾と言うことで、打撃の欠点も少ないですし、盗塁も狙えるのですが、後１歩絶対的な売りの部分を作りたいですね。肘の畳を進化させて、落ちる系を膝を柔軟に使って拾えるようになると、結構注目させるようになるのではないでしょうか？とりあえず夏までの進化に期待してみたい。（２０１０年４月２８日掲示板にて寸評）	★
菊入　滉平（修徳）國學院大	捕手１７６・８０右・右	強肩強打の3番打者です。何より積極的なプレーぶりが目を引いた選手です。肩が強く盗塁阻止はもちろん走者が少しでも隙を見せると牽制をバンバン投げてきます。その送球も正確で抑止力になっていました。打者としてもやや強引さがあるのですが、力があり振ってくる打撃が怖さがあります。チャンスでは粘強い打撃も見せますし楽しみな選手でした。（１０年４月　野球龍さん情報）名前は聞いていましたが、面白い選手ですね＾＾開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所で、ホーム方向に爪先をついて、リリースポイントから軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。インサイドのサンプルが無かったものの、上記欠点とクローズの踏み込みですので厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れて、軸足を後ろに引くタイプです。外のストレートはセンターに強く叩けます。外の縦スラに対しても、膝と股関節を使って捉えてきます＾＾頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングは中々でした。捕手ですが、足も速いですし、盗塁センスは高いです＾＾捕手としては、通常のキャッチングはまずまず見どころがあります。ランナーがいても膝を付くタイプで、観戦日はワンバウンド処理は無かったものの、安心感は無いです。で、一番この選手の凄い所は肩ですが、捕ってからが速いですし、地肩もかなりのものですし、コントロールもある程度良いので、真の刺せる肩だと思います（２０１０年度の全国でもトップランクでした）。牽制は投げすぎ？とも思うのですが、バシバシ刺して来ますし、座ったままでのセカンドへの牽制は驚きました＾＾と言うことで、打撃もインサイドをこなせるようになれば、強打者となれるでしょうし、捕手としては刺せる肩と言う絶対的な武器がありますので、４年後が非常に楽しみです＾＾（２０１１年６月２０日掲示板にて寸評）	★
伊藤　慎二（関東一）朝日大	ショート１７３・７３右・右	初戦ではあまり気にならなかったのですが、次の試合以降に徐々に気になりました。予選では下位を打っていたようですが、甲子園では３番に抜擢されていました。当初から膝を結構折って重心低く、気持ちクローズに構えて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、捕手方向に左足を引いて、つま先を立てて、リリースポイントから軽く足を上げてクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。左腕のインサイドの甘めの低いスライダーを、膝を使ってレフトスタンドへＨＲを叩き込んだのは驚きでしたが、一定以上のインサイドのストレートには厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。外のストレートも、外のスライダーも右に叩けますし、外の低めの難しいボールに対しては、崩されても膝と股関節を上手に使ってヒットを放ってくるのは中々だと思います。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。振り切って来るスイングは、まずまずだとは思います。足は速いようで、盗塁も狙えるようです。守備範囲はかなり広いようで、グラブ捌きもまずまずで、スローイングも安定しています。と言うことで、無名の選手の割には中々面白いものを持っていましたので、グリップの内への移動を緩和して、インサイドを捌けるようになれば、大学でもレギュラーになれると思います。４年後の更なる進化に期待したいものです。（２０１０年９月２８日掲示板にて寸評）	★
宮下　明大（関東一）富士重工	サード１８０・８２右・右	事前に何と無く気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。気持ちクローズに構えて、踵を踏み込みながら、グリップを耳よりもかなり上の高さに体に近くセットし、バットを寝かせ気味として、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。インサイドには当然厳しくて詰まるのですが、肘の畳み方は上手です。で、当然相手もインサイドがネックと分かっており、インサイド攻めをされたのですが、偶に良い当たりのファールは放ってきたりもしますので、もう少しグリップの内への移動を緩和すれば、木製でもインサイドを捌けるようになると思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースが多かったですね。外のストレートは、センターからライト方向に叩けます。落ちる系統のボールには、膝は使ってきますが、現状拾えるほどではないようですが、外のスライダーの見極めは不十分ですが、甘いスライダーは飛ばしてきますし、思ったほど脆さは感じなかったです。頭の高さは変るので、ミスショットも多いですし、特に高めのボール球の見極めには難があるようです。振っては来ますが、フォロースルーは大きく無いのですが、パワーは凄く、甘いボールは左中間に２本ＨＲを叩き込んでいました。１本ヒットが出ると調子に乗るタイプで、ガンガン続けて打ってきますが、ＨＲを打った後も決して大振りにはならないのは良いです。足も結構速いようで、盗塁もしてきましたが、売りまでは行かないように思います。多分、ファーストからサードにコンバートされて間もないのだと思いますが、守備は丁寧に行こうとして横の動きにはぎこちなさもありますが、前へのダッシュはまずまずですし、ジャンピングスローなどもしてきますが、スローイングの精度は良くないです。フェンスを恐がらずに、ファールフライを好捕してくるガッツも買いですし、もっと鍛えればサードも守れるようになると思います。 ★まとめ親父さんは、元大洋ホエールズの外野手で、お亡くなりになっていたようですが、息子は親父さんとは違って右の強打者ですが、決して旬の時期では無いです。ただ、鍛えがいはありそうですし、本人プロ志望のようですので、この選手に合った打撃コーチとの出会い運が全てかと。技術的にもある程度ポイントは掴んでいますので、グリップの内への移動を抑えて、膝と股関節をもっと柔軟に使って落ちる系統のボールを拾えるようになれば、右の強打者としてプロの領域で君臨できる可能性もあると思います。親父さんはプロ在籍５年で、大した成績も残せなかったですが、是非死に物狂いで野球に取り組んで、親父さんの無念を晴らして欲しいと願っております。（２０１０年９月２８日掲示板にて寸評）	★？
本間　諒（関東一）立正大	捕手１７７・８０右・両	事前に少し気になっていた選手ですが、感想は以下の通り。大きく開いて膝でタイミングを計り、グリップを耳よりもかなり上の高さに体に近くセットし、バットを寝かせ気味にヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を高く引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。クローズに踏み込んだりもしてきますが、コースを読んでいるようです。グリップの内への移動が見られます。インサイドは、変化球なら少し甘いとやや詰まるもののヒットコースに落としてきたりも見られますが、一定以上のスピードボールには厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。左腕のスライダーには厳しいものの、打席を重ねるごとに徐々にタイミングを合わせてくるのは学習能力の高さ。また、左腕のストレートは苦にしないですね。沈むボールも、ある程度膝を使って捌いてきますが、完全に捉えれるほどではないようです。頭の高さはあまり変らないので、選球眼はまずまず良いと思います。スイングスピード的にはまだまだです。本来スイッチヒッターのようですが、現状は左の方が良いらしいのですが、左打ちを始めて１年と言う期間でこのレベルと言うのは、大した物だと思います。足は速く、盗塁も狙えますし、バントヒットも狙えます。捕手としては、通常のキャッチングはまずまずで、ランナーがいると膝を付かない方なので、ワンバウンドも基本止めてきますが、偶に弾いたりも見られるのはもっと上手くなりたい。肩に関しては、ワンバウンドを少し弾いたのに刺してきましたが、コントロールは良いものの、地肩はそうでもないかも？？リードは、相手の事前分析は出来ており、緩急も上手に使って、相手の読みも外してきますので、まずまず高レベルと思います。と言うことで、打撃も左打席に今後専念するように思いますが、まだまだ底は見えていないので今後の進化に期待が持てますね＾＾４年後の更なる進化に期待したいものです。（２０１０年９月２９日掲示板にて寸評）	★
山下　幸輝（関東一）國學院大	セカンド１７３・６８右・左	この選手は、事前には全く注目してませんでしたが、かなり個人的に好みです。気持ち開いて、グリップを耳よりも少し下の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めた所から、軽く足を浮かせて回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。初戦はグリップの内への移動は許容範囲外だったのですが、２試合目からは本人多分気付いてと思いますが許容範囲内に修正してきました。グリップの内への移動が許容範囲外の場合には、インサイドには厳しかったのですが、矯正した後からはきっちり捌いてきました＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。左腕の変化球も全く苦にしないですし、膝も仕えますし、股関節も使えます。この股関節の使い方は非凡と思います＾＾で、甲子園では引っ張りの意識が強すぎたのですが、外のボールはセンターにも打てるようです。頭の高さもあまり変らないので、選球眼は良いです。ヘッドの重みを利用して、振り切って来るスイングは中々ですし、リストワークにも秀でていますし、逆風の中でもライトスタンドに叩き込んでいましたが、体の割には小力もありますね＾＾足はかなり速いですし、隙を突いた好走塁も連発してきますが、牽制で刺されていたのは？？また、中々盗塁はして来ないのですが、成田戦では鮮やかに決めていました。守備の動きもかなり良いのですが、軽率なプレーも見られたのは？？ ★まとめまあ、即プロは現状希望していないでしょうけど、調子に乗りすぎる部分もありますけど、資質的にはかなり良いです。真剣に自分の将来を考え抜いた際に、プロに行って稼ぎたいと言う希望が頭の中に浮かんだとしたら、その目標に向かって真剣に野球に取り組めば、将来プロ入りは約束されています。資質を生かすも殺すも、最後はこの選手の今後の野球への取り組み次第です。管理人的には、この選手が将来どっかの球団で首位打者と盗塁王に輝いている姿が目に浮かびますけど＾＾（２０１０年９月２９日掲示板にて寸評）	★★
渋澤　麻衣弥（関東一）高千穂大	ライト１７２・６５右・左	正直全く注目していませんでしたが、中々面白かったです。当初から膝をかなり折って重心低く、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を更に下げて行き、投手が腰を落としきった後から軽く足を上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドに対しては、肘の畳み方も甘いですし、こなせるわけではないようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。頭の高さは変るというか、打ちに行く際に腰が浮いてしまうのは・・・スイングスピードは足りないですし、当てがちなのですが、球を良く見ようとしていますし、食らい付いて粘ってくる姿は中々。セーフティーバントは上手です。足はかなーり速いですし、盗塁も得意ですし、好走塁もしてきますし、この選手の足はプロの領域です＾＾守備に関しても、守備範囲はかなーり広いですし、上手ですし、肩も良いのですが、コントロールの精度はもっと上げたいですね。と言うことで、打撃が飛躍的に向上すれば、将来的にプロでも活躍できると思います。４年後の進化にかなーり期待したい選手です。（２０１０年９月２９日掲示板にて寸評）	？

西東京

氏名	身長・体重	コメント	将来性
土屋　遼太（早稲田実）早稲田大	捕手１７４・６８右・右	知らなかった選手ですが、中々見所があると思います。略スクエアに構え、グリップを耳よりも上の高さに体に近づけてセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動があるのですが、この選手は普通の選手とは一味違う＾＾この選手は、コースを読んでいるようで、インサイドを狙った際には、グリップの内への移動を緩和させて来ますし、踏み込む位置も変えてきます。中々クレバーな選手だと思います＾＾よって、インサイドに対しても狙った際には、肘を畳んで打てるようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングが早く、膝は開かないものの、踏み込んだ足での踏ん張りが足りないケースも多く散見されます。外の縦スラに対しては、膝を使って処理できるタイプです＾＾スイングには怖さは無いですが、ミートセンスはまずまず高いようです。捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。ランナーが居ても膝をつくタイプですが、観戦日はワンバウンド処理も破綻は無かったですが今後改善して行きたい。右手の隠しが甘いのは？後は妙にサイン違いが多いのも何なのだろう？リードは相手の弱点をしつこく付いて来るタイプですが、どうも投手も同学年なのに投手に妙に遠慮している節があるのも？肩はまずまず強肩です。と言う事で、高校に入ってから捕手に転向した割には中々面白いと思いますし、野球頭脳も高いと思いますので、捕手にしたのは監督の英断でしょうね＾＾今後の進化を期待を持って見守りたいものです＾＾（２００９年５月６日掲示板にて寸評）今まで何度も見てきた選手ですが、最終感想は以下の通り。略スクエアに構えて、グリップを顎の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、一旦トンと爪先を付いてから、軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。インサイドには、一定以上のストレートには厳しいものの、左腕の変化球なら引っ張りきれます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではしっかり踏ん張れるようです。外のストレートはライトに強く叩けますし、外のスライダーにも完全にこなせるわけでは無いものの、脆さは感じさせないですね。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。振っては来ますが、スイング的にはまだ恐さは感じられないですね。捕手としては、通常のキャッチングはまずまずです。ランナーがいると膝を付かない方なのは好感ですし、ワンバウンドも基本止めてきますが、軽率にミットだけで処理しようとして後ろに逸らしたケースも見られたのは、今後改善して行きたい。右手を出しっぱなしにしているのは、ファールチップ対策が出来ていない。捕ってから早いですし、肩は良いと思いますが、コントロールの精度はもっと上げないと刺せない。リードに関しては、中々のレベルだと思います。と言うことで、成長はした部分も多いですが、トータルでは期待した成長曲線に達しなかったのは残念です。素材は良いのですから、大学での劇的な進化に期待したいものです。（２０１０年９月１６日掲示板にて寸評）	★
吉澤　翔吾（日大三）早稲田大	ショート１８０・７９右・右	今春に見に行った際には記憶に残っていないのですが（出場してたのかも不明）、どうしようか迷いましたが気にはなりましたので感想など。気持ち開いて、グリップを顎よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを少し上げるも、内への移動は許容範囲内と思います。インサイドに対しては、引っ張ると詰まる（肘の畳み方も甘い）のですが、右方向におっ付けることが出来るようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かずに、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースが散見されます。足を上げてから踏み込んで行く際に、頭の高さも変るのも？スイング的には２年生にしてはまずまずも、腕が硬いスイングですので、対応力にはやや欠けるようです。打撃以外では、足は速いようで、積極的な好走塁も狙える選手です＾＾守備に関しては、やや腰高の部分は気になりますが、守備範囲も広そうですし、フットワークもまずまずで、グラブ捌きもまずまずで、肩は強いようです。と言うことで、２年生のショートとしては面白いと思います。冬の間に、対応力のある打撃に進化すると、来年面白いかも？？（２００９年９月４日掲示板にて寸評）スピード感溢れる動きと強肩が売りの遊撃手。新チームになってからはリリーフ投手を務めている。（打撃）スクエアスタンス気味で構えて、グリップの高さは肩と平行。グリップを揺らしながら相手投手の球を待っている。投手の足が着地したところから始動を仕掛けていき、足を高く上げて真っ直ぐ踏み込んで打ちにいく。まだ硬さを感じるスイングだが、打球の速さはまずまずのようだ。 (守備) 守備範囲は広く、地肩は強い。とにかくスピード感溢れた動きと抜群の強肩を活かしたスタイルだ。また彼は地肩の強さを活かして投手も務めている。完全に野手投げではあるが、ストレートのスピードはかなり速い。目測で135キロ～140キロぐらいは出ていてもおかしくないぐらい速いボールであった。ストレートオンリーで制球もよくないので、先発を務められないが、リリーフとしては期待できる。（まとめ）打撃はだいぶ力強い打球を放つようになったが、まだ縦の変化球に対応できないなど、課題は多いようだ。投手も務めているので、投手を務めながら打者との駆け引きを覚えて打撃に活かして欲しい。一冬こしたあとの成長を期待したい。（０９年１１月　プライセスさん情報）昨年も観て感想を書いてましたが、徐々に成長していると思います。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて、大きく回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチ気味の動きは気になりますし、グリップの内への移動はぎりぎり許容範囲内か許容範囲外か微妙なところです。インサイドは、まだ完全に捌けるほどでは無いのですが、甘めなら捌けますし、左腕のスライダーはレフトに豪快にＨＲを叩き込んでいました＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。外のストレートは、きっちりライトに強く叩けますし、縦スラも甘ければ打てるようです。頭の高さが変るので、ミスショットも多くなる。ヘッドの立った振り切ってくるスイングは、まだ硬さも見られますがかなり力感が出てきましたね。打撃以外では、守備の動きはまずまず良いと思いますし、緩い当りに対しての素早いダッシュからのスローイングの一連の流れなどは魅せてきます＾＾また肩も強肩です。足は速い方だとは思いますが、売りに出来るほどなのかはサンプルが無くわからなかったですね。で、投手としては、ノーワインドアップから、膝を勢い良く内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、アウトステップして豪快にオーバースローから真っ向投げ込んでくる。左腕の使い方には癖があり、引き込みは早い。捻転差が直ぐに解けて着地も早くなる。テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使ってきます。フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れて、大きく体勢を崩してしまいます。クイックはしてきます。球種的には、MAX１４４㌔を計測したストレートと、１２０㌔台の縦スラと、１３０㌔弱のカットボールと、９０㌔台のカーブは確認。ストレートの威力も中々ありますし、気迫十分のピッチングは心には残りました。コントロールはアバウトです。と言うことで、投手としては中々矯正できないフォームですので、将来性は文句無く野手だと思います。まあ高校即プロは無いですが、徐々に欠点を矯正していければ、大学での進化次第では親父さんと同じ道を歩めるかもしれません。将来的に期待したいですね。（２０１０年５月５日掲示板にて寸評）	★
平岩　拓路（日大三）立教大	センター１７５・７４右・右	事前に少し注目していましたが、初めて見た感想は以下の通り。軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも結構下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて大きく回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げての内への移動が見られます。この選手も左肘が空いてしまって、且つ上記の欠点もありますので、インサイドには甘くてもかなり詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りません。外のストレートは右方向に打てますし、外の縦スラには基本的に厳しいようですが、甘いと右方向に打てます。頭の高さが変るので、ミスショットもかなり多く、追い込まれると見極めてきたりとまずまずなのですが、追い込まれるまでは何でも手を出してしまいます・・・・ヘッドが立った振り切ってくるスイングは中々で、低めは好きなようで、バックスクリーンへのＨＲは見事でした。打撃以外では、足は速いですし、走塁センスも高いですし、変化球の際に盗塁も決めてきますので盗塁センスもあると思います。守備に関しては、守備範囲は広いですし、肩も中々良いとは思うのですが、コントロールの精度は？と言うことで、身体的な能力はタレント揃いの日大三の中でもトップクラスでしょうが、今の技術的に劣った自由すぎる打撃を続けていくと、大学では控えに甘んじるしかなくなると思います。資質的には面白いので、今から気付いて欠点を矯正していく事を期待したいものです。（２０１０年５月６日掲示板にて寸評）	？
萩原　辰朗（日大三）東海大	セカンド１８４・８１右・右	事前にはあまり注目していなかったのですが、面白いものを持っていると思います。気持ちクローズに構えて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を上げて小さく回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げてから下げるヒッチ打者で、内への移動は許容範囲内かどうかは微妙なところです。インサイドにはやや詰まりますけど、ヒットコースには落としてきます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。外のストレートは、ライトに簡単に強く叩けますし、長打も打てます。外のスライダーも甘ければ打てるようです。また甘い変化球はツボのようで、レフトに豪快にＨＲも叩き込んでいました。頭の高さが変るのでミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。打撃以外では、足も速いほうだと思いますが、売りに出来るほどなのかどうかはわからなかったですね。ちゃんと観た試合では、セカンドの守備はイージーなものが多かったですが、やや腰高ですが堅実にこなしていましたが、ショートの守備も見ましたが、捕球するまでは良いのですが、雨が降っていたとは言え、スローイングの精度は悪かったですね・・・・と言う事で、面白いものは持っていますので、大学での進化次第では面白いのではないでしょうか？将来的に期待してみたいですね。（２０１０年５月５日掲示板にて寸評）	？
秋本　和敏（日大二）	１７３・７６右・右一塁手	長打力が魅力の一塁手。日大二の4番に座る。彼はスクエアスタンスで構え、グリップエンドの位置は高い。やや棒立ち気味なので、窮屈さを感じる構えである。足を高く上げて踏み込んで打つ打者だが、腰が全く使えていないので、腕だけのスイングになっている。これでは力強いスイングはできない。また始動は投手が着地した後に仕掛けるので、振り遅れてしまう。とはいえ、上半身の力が強いことと、金属バットの反発を加わり、当てたら飛ばすタイプだが、これでは木製バットに移行したあとは苦しむだろう。こういう打者は、高校までしかスラッガーとして活躍できない。もし上のレベルで野球をやりたいのなら、もう一度打撃フォーム、仕掛けを含めて見直してほしい。（０９年１１月　プライセスさん情報）	★
川口　高史（国学院久我山）國學院大	レフト１７２・７４右・左	2年生ながら4番を打っていた選手でした。体は大きくないのですがパワーがあり神宮でもスタンドに放り込んでいました。対応力では落ちるボールも上手く拾って打っていましたね。守備・走塁面はよくわかりませんでしたが、打撃で魅力のある選手でした。（０９年１２月　野球龍さん情報）	★
北沢　篤史（東亜学園）東京経済大	ファースト１７３・７３左・左	4番を打つ打者で、鋭い打球を何本も放っていました。グリップを低く構え、動きの少ないフォームでボールの見方もよく雰囲気のある打者でした。守備面では少しミスが目立ちましたが、今後も期待したいと思います。（１０年１月　野球龍さん情報）事前に名前は聞いていましたが、昨年初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて、グリップを胸の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて、回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内か許容範囲外か微妙なところです。インサイドのサンプルは無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではしっかり踏ん張れるのは出色ですね＾＾縦の変化球には読みきってきっちり捌いて来ますし、更に低めの難しいフォークにもそれ程崩されずに、膝と股関節を柔軟に使って、右手一本で拾ってくるのはセンス＾＾左投げ左打ちですが、捏ねやすさは感じなかったですね。高めのストレートもバットを被せて叩けます。頭の高さはそれ程変らないので、選球眼も良いです。シャープに振り切ってくる、綺麗なスイングは中々でした＾＾足はサンプルが無く良く分からず。守備は、２試合目はポロポロしてましたが・・・・（最初にエラーしたのを引きづったのでしょうかねえ？？）と言うことで、今年は確認できませんでしたが、かなりの打撃センスの持ち主ですので、守備や走塁などもきっちり進化させていくと、次のステージでは面白いのではないでしょうか？期待したい選手でした。（２０１０年７月２８日掲示板にて寸評）	★
豊田　陵平（都立日野）	ファースト１８３・８４右・右	通算20本近い本塁打を記録している都内屈指のスラッガーです。初めて見たのは1年の秋ですが、その時から4番を打ち存在感がありました。体重も昨年より10キロ近く増えてますし、迫力があります。振ってくる打者でパワーはかなりのものがあります。対応力もありミートセンスも悪くないと感じました。勝負強さも魅力ですね。今までは守備の印象があまりよくなかったのですが、今春に生で見てグラブ捌きは柔らかさがありスローイングの形も結構よかったです。ちょっとしたミスはまだありましたが、今後上手くなるのではと思いました。夏に向けて期待したい打者です。（１０年５月　野球龍さん情報）雑誌にも名前が挙がっていましたが、昨年初めて見た感想は以下の通り。クローズに構えて、グリップを耳の高さに頭に半分隠れるくらい体に近くセットし、ヘッドを小さく動かしながら、投手が腰を落としたところで捕手方向にトンと左足の爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。グリップのかなりの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？インサイドには、上記の欠点及びクローズの踏み込みから手が出ません・・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースが多かったです。甘いスライダーはヒットを打てるようで、見極めも一応してくるので、崩されるケースもありましたが、脆さはあまり感じませんでした。落ちるボールには、膝を使うことは出来ないようでした。頭の高さは変るので、ミスショットも多い。振り切ってくるスイングには力感がありましたが、腕が硬そうなスイングなので・・・打撃以外では、守備の動きは良かったです（他のポジションも出来るように思います）。足は、遅いわけではないですが、セカンドランナーの際にショートゴロでサードに走って刺されたりと、売りには出来ないと思います。と言うことで、今年は確認出来なかったですが、確かに右の強打者候補生としては面白いものは持っていますが、今の打法では木製では厳しいと言わざるを得ないですね。何とか気付いて、次のステージで進化して欲しいと願っています。（２０１０年７月２９日掲示板にて寸評）	★
菊池　理浩（日野）	ライト１７８・７０右・右	雑誌にも名前が挙がっていましたが、昨年初めて見た感想は以下の通り。軽く開いて、グリップを臍の高さにセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドをファースト方向に倒して動かしながら、投手が膝を引き上げた所から、自身も膝を引き上げて回し込んで軽くアウトステップして踏み込むスタイル。足を回しこむ際に、踵体重になっているのは如何なものか？グリップを顎よりも上の高さまで上げて（移動距離がでかすぎ）、かなりの内への移動も見られます。インサイドにはかなり詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れて、軸足を後ろに引いたりするケースも見られました。外のストレートはライトに長打が打てるようです。縦スラも見極めては来るのですが、やや崩されやすいようです。頭の高さは変るので、ミスショットも多くなる。シャープに振り切ってくるスイングは中々だと思います。打撃以外では、足はサンプルが無く良く分からなかったですし、観戦日は守備機会も殆ど無かったので肩とともに詳細は不明です。と言うことで、今年は確認出来なかったですが、確かに面白いものは持っていますが、今の打法では木製では厳しいと言わざるを得ないですね。何とか気付いて、次のステージで進化して欲しいと願っています。（２０１０年７月２９日掲示板にて寸評）	？
鈴木　翔太（日野）	サード１７６・６５右・左	知らない選手でしたが、昨年初めて見た感想は以下の通り。略スクエアに構えて、つま先を立てて、グリップを顎よりも下の高さにセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを下げるてから、耳の高さまで上げるヒッチの動きは気になりますし、内への移動も見られます。インサイドには詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。外のツーシームにやられた次の打席では、甘めのツーシームを膝を使ってきちんとヒットを放ってくるのは、学習能力の高さです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。振っては来ますが、スイング的にはまだ弱かったですね。スクイズもきっちり決めてきますし、小技もきっちり決めてきますし、セーフティーバントの構えをして投手を揺さぶったりもしてきます。足は遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは分からず。守備はイージーなものしかなかったですが、無難に処理していましたが、肩は良く分からなかったですね。と言うことで、今年は確認出来なかったですが、面白いものは持っていますが、欠点も散見されます。何とか気付いて、次のステージで進化して欲しいと願っています。（２０１０年７月２９日掲示板にて寸評）	？
三田　一徳（日大鶴ヶ丘）立教大	センター１８２・８５右・右	雑誌に名前がちょろっと載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所で、ホーム方向に爪先をついて、リリースポイントから足を上げて踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内ですが、ヘッドを投手方向に倒すのは？観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。落ちるボールには、膝はそれ程使えずに、引っかけがちとなるのは？頭の高さはあまり変わらないので、選球眼はまずまず良いと思います。振り切っては来ますが、やや腕が硬いスイングは？守備範囲はファインプレーも見ましたが、かなり広いタイプですが、肩はサンプルが無く不明です。足も速いですし、セーフティーバントも狙って来ます。と言うことで、身体的な能力はかなり高いですし、技術的にも膝と股関節を柔軟に使えるように努力していけば、大学でも面白いのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１１年６月２１日掲示板にて寸評）	？
上村　郁人（日大鶴ヶ丘）東京情報大	捕手１８０・８０右・右	雑誌にちょろっと名前が出ていましたが、初めて見た感想は以下の通り。軽くクローズに構えて、グリップを耳よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所でホーム方向に爪先を立てて、リリースポイントから軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。グリップのかなりの内への移動が見られます。インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいだろうなあ？と思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずで、軸足を後ろに引きがちなタイプです。外のストレートはライトに叩けます。落ちる系統のボールに対しては、膝を使ってこなせるほどでは無いですが、ファールでは逃げれるようです。頭の高さはそれ程変わらないので、選球眼はまずまず良いと思います。振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。捕手としては、通常のキャッチングはまずまずです。ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドも止めては来るのですが、何度も後ろに逸らしたりもしてしまいます・・・・肩は、ボテボテの当たりをファーストに投げたシーンを見ましたが、地肩はよさそうでした。と言うことで、欠点は多いですが、まずまず面白いものは持っていますので、大学で欠点を矯正していければ面白い捕手に化けれるかもしれません。４年後に期待したいものです。（２０１１年６月２２日掲示板にて寸評）	？
石田　竜也（日大鶴ヶ丘）日大	サード１７４・７８右・左	雑誌に名前が載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。かなり膝を折って重心低く、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを投手方向に倒して回しながら、投手が腰を落としきった後から、ホーム方向に早めに踏み出して爪先を立てて、その場で踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。インサイドには甘めでも詰まってしまいます。打ちに行く際には、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、その場で踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外寄りのストレートはセンターオーバーの長打を放ってきます。落ちるボールのサンプルが無く、捌けるのかどうかは不明です。頭の高さはあまり変わらないので、選球眼はまずまず良いと思います。コンパクトに振り切ってくるスイングはまずまずです。足は売りには出来ないようです。守備の動きは悪くは無いのですが、グラブ捌きには荒っぽさも見られ、スローイングの精度はもっと上げたいものです。と言うことで、融通性の無いその場で踏み込むタイプですし、打撃には欠点も結構ありますが、大学では何とか自慢のパワーを生かして頑張ってほしいものです。（２０１１年６月２１日掲示板にて寸評）	？

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氏名	身長・体重	コメント	将来性
高宮　和彦（藤代）専修大	一塁手捕手１７５・８０右・右	中学時代は茨城県選抜で中軸を担っていたらしいですね。初めて観ましたが、この選手は右の強打者として中々期待の持てる素材です。打順は３番でした。スクエアスタンスで膝はあまり折らず、グリップエンドは肩のライン程の高さにセットしてヘッドを微かに揺らがして、左足を軽く上げて（タイミングの取り方はややバラつき気味か）スクエアに踏み込むスタイルです。極端なグリップの移動はないと思いますが、打ちに行くときに若干上がるでしょうか？。圧巻だったのが、逆風を衝きながらグングン伸びてレフトフェンスを越えたホームランでしたが（ちなみに土浦球場は両翼99中堅122と結構広い）、下半身の開きもしっかり抑えられており腰の据わったバッティングは１年生らしからぬものを感じました。守備はファーストですしよくわかりませんが、少なくとも現時点では守備を売りにしたり、走れるタイプではないと思います。いずれは県内有数の強打者として名前も挙がることと思いますが、今後の成長が非常に楽しみですね。期待大です。（０８年９月　いばらっきさん情報）名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。開いて、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。観戦日はインサイドのサンプルが無かったのですが、厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外の縦スラは完全にこなせる程では無いのですが、脆さは感じないです。頭の高さはあまり変らないので、選球眼はまずまず良いと思います。軸のぶれない、鋭く振り切って来るスイングは中々の代物でした＾＾捕手としては、通常のキャッチングはまずまず見所はあるのですが、ミットを動かしながらの捕球スタイルは如何なものか？？ランナーがいても膝を付くタイプで、観戦日はワンバウンドを前に落としてきてましたが、安心感は無いです。肩は良いものの、コントロールの精度は上げたいものです。リードは無難でした。と言う事で、欠点はありますけど確かに見所はある選手でしたので、次のステージで欠点を潰せると面白いのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１１年２月２７日掲示板にて寸評）	★
鈴木　諒太（藤代）中央学院大	センター１７８・７０右・左	知らない選手でしたが、面白いものを持っていると思います。軽く開いて、踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動が見られます。インサイドには厳しそうですが、ファールでは逃げれるようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。外のボールはレフトに叩けます。外の難しい低めの縦スラに対して、膝を使って、素晴らしいバットコントロールによって捌いてきたのは、中々のセンスだと思います＾＾頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。振っては来ますが、ヘッドスピードはまだまだです。足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く売りに出来るのかどうかは不明です。守備はイージーなものしかなく、肩とともに不明でした。と言う事で、センス的にはかなり良いので、次のステージで欠点を矯正して行って、足が完全に売りに出来るようになると面白いのではないでしょうか？期待したいものです。（２０１１年２月２７日掲示板にて寸評）	★
池田　陽輔（藤代）青森大	サード１７６・６５右・左	全く知らない選手でしたが、２０１０年度の実際に見た茨城の３年生の中では一番良い打者だったと思います。身長的には大きくないですが、学年は多分３年生だと思います。開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドは肘を畳んできっちり捌けます＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。外のストレートは、きっちりレフトに叩いてきます＾＾落ちる系統のボールのサンプルが無かったので、膝と股関節を使ってリストワークにて拾えるのかどうかは不明です。頭の高さはやや変るタイプですが、ミスショットは少なかったですね。スイングアークの美しい、振り切って来るスイングは中々でした＾＾足も速いほうですが、売りに出来るのかどうかは不明です。守備の動きは良かったですし、肩も中々の強肩でした。と言う事で、打撃は落ちる系統を捌けるのであれば、ヒッチくらいしか欠点は無いですし、守備もショートも出来るように思いましたので、次のステージで順当に進化すれば騒がれると思います。全く無名の選手ですが、４年後の進化にかなり期待したいですね＾＾（２０１１年２月２８日掲示板にて寸評）	★
大塚　匠（常磐大高）	三塁手１７６・７２右・左	夏も１年生ながらレギュラーで出場していた選手です。ノーマークでしたがちょっと気になりましたので、短評で。まず打撃面ですが、１番打者ながら引っ張る意識の強そうなプルヒッター風の打撃内容でしたが、振り切ってくるスイングには好感は持てます。守備面は１年生にしては結構上手だと思います。肩は二塁手としてまずまずと思いますが（多少モーションは大きいか?）、守備範囲は中々広く動きもこなれている感じがします。足もそこそこ使えるようです。将来的には打力のある二塁手（まあ遊撃も可能だとは思う）として期待してみたい選手です。（０８年１０月　いばらっきさん情報）春の招待試合では水戸市内選抜チームのメンバーに選ばれており、サードでは県内でもトップを争える野手だと思います。ほぼスクエアスタンスから振り切ってくるスイングは力強く一発の魅力がありますが、やや振り回してしまうような面も見受けられ、ミート力をもっと伸ばせるとさらに面白いと思います。守備も下級生の頃から良いイメージでしたが、サードでも安定した守備を見せており肩も中々の強肩。足も使える選手ですので、走攻守のバランスの良さは県内のサードとしては秀逸。打撃の上積みに期待したいですね。（１０年６月　いばらっきさん情報）	★
鈴木　翔平（常総学院）国士舘大準硬式	一塁手／左翼手１７５・８５右・右	中学時代はシニアの東関東選抜メンバーとして豪州遠征し、ＭＶＰにも選ばれた経験を持つ選手です。秋の県大会では１番、４番、５番と様々な打順で使われています。プロフ通りゴロンとした体型をしています。半足分くらい開いていますが、膝を軽く折ったほぼスクエアスタンスで、グリップエンドを肩の上程の高さで体の近めにセットし、ヘッドがやや投手方向に向いて小さく回し、軽く足を上げてスクエアに踏み込み、１年生としては破格のスイングスピードで振り切ってくるスタイルです。ボックス内では中々垢抜けた雰囲気を感じさせます。グリップの移動に関しては気になるほどは見受けられませんでした。パワーは１年生としては申し分なく、打球に角度の付くタイプで、観戦日のホームランは１３５㌔弱の甘いストレートを捉えたものですが、瞬間それとわかるもので飛距離もかなり出ていました。反面アウトサイドの水準以上の変化球への対応はまだまだのようですし、ボール球を振り回してしまう傾向も見られます（インサイドをこなせるかは不明）。ただ、硬さのあるスタイルではないので、いずれ克服は可能かと思われます。打撃傾向としては早打ちといえるタイプで、初球からでもどんどん振っていく積極性には好感が持てます（反面選球眼には課題がありそうですが）。守備は試合途中で守備固めを出されてしまうくらいなのでまだまだですし、外野はちょっと厳しいのでは？。足は体型通り遅いですね。肩は不明です。丸々とした顔と体はキャラクター的にも人気が出そうな感じですし、今後どのように成長していくのか楽しみな選手です。期待大としておきます。（０８年１２月　いばらっきさん情報）	★
柴崎　利大（常総学院）東北福祉大	遊撃手１７６・７１右・左	ショートの守備なら県内屈指の実力を持つ選手。課題とされてきた打撃も徐々に成長してきたようです。まず定評のある守備ですが、グラブ捌きはこなれており、特にイレギュラーに対する反応力、対応力の高さは出色だと思います。守備範囲も広く、肩も問題なく強肩のレベルで送球精度も安定しています。一方打撃はやや開いたオープン気味のスタンスから、投球モーションに合わせてバットのヘッドを下げてミートを心掛けてくるスタイル。パワーのあるタイプではないですが、打撃に思い切りの良さは出てきたようですね。足もまずまず速い方だと思います。今後打撃面でさらなるレベルアップが図れれば県下ＮＯ１ショートの座も争える選手だと思います。期待したいですね。（１０年２月　いばらっきさん情報）	★
神　佑輔（常総学院）国士館大	中堅手１８２・７０右・右	秋は中軸を担うことも多くなった長身で痩身にも映る外野手です。完全なスクエアスタンスで、懐の深さを感じさせるようなボックスでの構えから、大振り少なくセンター中心に弾き返してくる中距離アベレージヒッタータイプの打者。打ちに行くときにグリップが下がるような動きが見られるのが気になりましたが、バッティングに荒さのあるタイプではなく広角にヒットを飛ばせますし、意外にもバントヒットを狙ってきたりもします。長身ですが足は速く盗塁も積極的に試みてきます。守備は外野ならどこでも守りますが、無難にこなしますし肩もまずまず強いようです。派手さのある選手ではないですが、万能型の長身野手として重宝されそうな選手ですね。打撃に怖さが出てくるとさらに面白いと思います。（１０年２月　いばらっきさん情報）	★
柴沼　蓮（水戸商）	右翼手１７３・６８右・左	夏は上位打線で高打率を残した名門期待の好打者。大柄ではないものの長打も望める打撃はチーム内でも出色です。グリップエンドを高めにセットした大きく見せる構えから、振り切るスイングでヒットを量産。足も兼ね備えている選手ですので、肩が良ければ守備力も売りにできるかもしれません。走攻守揃った野手として今後の活躍が楽しみです。【０９夏成績】打数１８　安打１０　打点２　三振０　四死球０（０９年１２月　いばらっきさん情報）決して体の大きくない選手ですが、水戸市内選抜チームにも選ばれているように打力は県内トップクラスの実力がある選手です。やや開いてグリップを耳くらいの高さで体から離し、バットのヘッドを廻して大きく見せるような構えからスイングには力があり、逆方向へも一発級の長打を放てる全方向型のパンチ力には魅力があります。足も中々速い選手ですが、センターの守備範囲、肩の具合はまだイマイチ掴めませんでした（そんなに肩は強そうではなかったような）。とりあえず期待通りの結果は残せていると思いますので、夏に騒がれるようになるか楽しみです。（１０年６月　いばらっきさん情報）	★
国井　恒太朗（水戸一）	捕手／三塁手１７６・８０右・右	弟は甲子園でも活躍した常総学院の１年生スター候補信二朗。兄も中々の素質を有した好選手です。打撃は僅かに開いたくらいのオーソドックスな構え（グリップは肩の上程）から、力強さがありながらも大振り感はないスイングで広角に長打を放ってくる中長距離アベレージヒッタータイプ。あまり初球からは手を出さずじっくり待つ傾向はあるようです。狙い球に対しては追い込まれていてもしっかり振り抜いて捉えていました。開きも結構抑えられている感じはしましたね。捕手転向はまだ試みてる段階なのかイマイチしっくりしない印象は受けました。昨季からの本職はサードですが、打球反応は良かったですし肩もまずまず及第点だと思います。足は普通くらいかと思います。昨季からチームの主力でしたが今季は間違いなくチームを引っ張る中心選手ですし、実力も県内上位の力はあると思います。弟に負けず頑張ってほしいですね。（０９年１２月　いばらっきさん情報）	★
橋本　和真（多賀）	左翼手／投手１７０・６３左・左	夏に観た際トップバッターで打撃センスの高さが認められた選手です。秋は３番打者でした。スクエアスタンスでグリップをヘルメットの上近く上段にセットした構えから、右足を上げて踏み込んで、直球も変化球も上手く捉えてヒット性の当たりを飛ばすミートセンスに恵まれた巧打者。夏もそうでしたが、低めに落ちてくるような変化球への対応力が出色に映り、上手くバットに乗せて外野を深々と破るような当たりも見せていました。タイミングの合わせ方も上手なようですね。ただ威力のあるストレートに負けないパンチ力があるのかは微妙です。足は中々速いようだったのですが、守備面では守備範囲がどうかな？というプレーがあったのがやや気になったのと、肩もそんなに強くはないような（はっきりとはわかりませんが）。ちなみにエースナンバーを着けていましたが投手としては観れていません（秋の公式戦では投げていたようです）。まあ投手としてが不明ですが、打撃センスは中々高いものがあると思いますので、課題の部分をクリアしてレベルアップできるよう頑張ってほしいですね。（０９年１２月　いばらっきさん情報）	★
和田　拓也（水戸葵陵）東日本国際大	捕手１７５・８０右・右	夏もレギュラークラスで出ていましたが（一塁手）、新チームでは捕手となりトップバッターで出場しています。パワーのありそうなゴツイ体格です。いくらか開いてバットのヘッドを投手方向に向けて回す体格なりの威圧感がある構えから、迫力あるスイングで初球からでもドンドン振ってくる好戦的な長距離パワーヒッタータイプ。迫力は県内でもトップクラスですし捉えれば打球も強烈でＨＲの魅力がありますが、荒っぽいですね。スイングもアッパーっぽいのかフライになるケースが目立つのは気になりました。グリップの内への移動が見られ、フォロースルーで重心が軸足にかかりすぎる傾向もあるように見えました。捕手としてはよくわからなかったですが、まあこれからでしょうか。肩は弱くはないと思いますが、送球でシュート回転が強く制球が安定しないのは改善したいですね。足はそこそこかと。とりあえずトップバッターとしては適任かは微妙な気がします。荒い上に勝負が早すぎるので…。強打者の資質は認められますので、進化には期待したいです。（０９年１２月　いばらっきさん情報）	★
亀田　隆斗（鉾田二）作新学院大	左翼手／投手１８０・８３右・左	秋の地区新人戦では３試合で４ＨＲ。立派な体格でアメフト選手ばりのムチムチ感があります。軽く開いたくらいでグリップを肩程の高さにセットした大仰ではない構えから、持ち前のパワーでボールを弾き飛ばす生粋の長距離パワーヒッタータイプ。踏み込みは摺り足気味にスクエア、打ちに行くときにグリップが下がる動きがあるように見えましたがどうでしょうか。ストレートには強いと思いますが、変化球打ちはあまり上手そうには見えなかったですね。甘いインサイドは捉えていましたが詳細は不明です。外野の守備はわかりませんでしたが、この選手投手もやるようですね。投球練習はしていて右のスリークウォーターでしたが詳細は不明です（主にリリーフで登板）。足は速くはないと思います。体格通り打球を飛ばすパワーに関しては県内トップクラスの力がありそうですね。左のスラッガーとして面白そうな素材です。（１０年１月　いばらっきさん情報）	★
影山　輝和（土浦湖北）流通経済大	左翼手１７０・６３右・左	夏は下位打線にありながら２本の三塁打を記録するなど好結果を残した選手。秋は主に上位打線を任されているようです。ほぼスクエアスタンスで、グリップを肩くらいのあまり高くない位置にセットして、全体的に力みを抜かせたような構えから、高いバッティングセンスと好走塁で長打も生み出せるヒットメーカータイプの打者。小柄で決してパワーに恵まれた選手では無いと思いますが、当て勘は良いようで、特に傾向としてはライト方向のヒットゾーンに打球を運ぶケースが多いように感じました。インサイドも上手く捉えた打席はあったのでこなせるタイプかもしれません。守備はセンターもやりますが、守備範囲はまずまず広いようです。肩はよくわかりませんでしたが強くは無いのかも？。足は好走塁もできますし速いほうだとは思いますが、盗塁も積極的に狙えるようになるといいでしょうね。監督もポイントゲッターとして信頼を置いているようですし、小柄ですが巧打者として見所はある選手だと思います。今後のレベルアップに期待したいですね。（１０年１月　いばらっきさん情報）	★
野口　真平（土浦湖北）	遊撃手１７３・６５右・右	比較的小柄ですが攻守にバランスの良さを感じさせるショートストップ。打線では４番を担っています。スタンダードな感じのスクエアスタンスから右方向に強く叩ける打撃センスには見所があり、チャンスに強いタイプのようですね。ショートの守備は守備範囲が広く、投手をやっていたのも観たことがありますが速球には力があった通りショートでも中々の強肩ぶりを見せています。派手さのあるタイプではないですが、今季の県内では攻守に高いレベルにあるショートだと思います。（１０年６月　いばらっきさん情報）	★
吉沢　圭祐（土浦日大）流通経済大	右翼手１７３・７５右・左	下級生の頃からスタメン入りしている選手で、今季の土浦日大では最も力のある野手ではないでしょうか。若干開いたようなスタンスでグリップの移動少なく（多分）、振り抜いてくるスイングには以前よりも鋭さ、迫力が増してきたように思います。夏前哨戦ともいえる土浦市内大会では招待校仙台育英のプロ注目右腕田中が投げ込む１４０㌔級ストレート（インサイド寄り）を多少甘かったと言えジャストミートでライトスタンドに放りこんでおり、巧打に加えパンチ力も持ち合わせる面を見せつけました。守備、走力に関しては特筆する程の印象は無いですが、まずまずのレベルにはあるかと（足はそこそこ速いのかも）。ここ数年実力のある野手を生み出している日大ですので、この選手の夏の活躍にも注目してみたいですね。（１０年６月　いばらっきさん情報）	★
加藤海　駿（土浦日大）	二塁手／遊撃手１６９・６４右・右	１年生の頃からショートのレギュラーを張り続けてきた好守の内野手です。新チームではセカンドを守ることが多くなっています。これまでは守備の人というイメージでしたが、秋は中軸も任されるようになりスイングも鋭く振れるようになってきましたかね。ヒットゾーンに鋭くゴロを転がす短距離アベレージヒッタータイプといった感じでしょうか。セカンドにコンバートされた守備は守備範囲が広く、球際の強さもあり県内トップレベルの実力があると思います。肩もショートを無難にこなしていましたし問題ないレベルです。足は盗塁も狙えるように中々速いです。経験は積んでいる選手ですので、攻守にわたるチームリーダーとして頑張ってほしいですね。（１０年１月　いばらっきさん情報）事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。プロフよりも身長は大きく見える選手です。気持ちクローズに構えて、グリップを体に近く耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった後から、軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。グリップをやや下げるヒッチ打者で、かなりの内への移動も見られ、左肩も内に入りすぎて、ヘッドを投手方向に倒しても・・・・インサイドには、ドンつまりとなってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。外のストレートは右方向に叩けます。頭の高さも変るので、ミスショットも多いですし、落ちるボールには厳しいようです。振っては来ますが、スイングはまだまだでした。打撃以外では、足は速く、盗塁も狙えますが、スタートセンスはどうなのか？守備範囲はかなり広く、グラブの芯では捕球できないケースも見られましたが、肩は中々の強肩だと思います。と言うことで、ネックは打撃ですね。是が向上すると、面白い選手が誕生すると思います。夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年２月２８日掲示板にて寸評）	★
中村　美月（土浦日大）	捕手１８０・７５右・右	知らない選手でしたが（下の名前は分からないです）、妙に気になりましたので感想など。背中を丸めて、スクエアに構えて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところでホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のボールはライトに叩けます。膝を柔軟に使えるのかどうかは分からなかったです。頭の高さはあまり変らないので、選球眼は良いと思います。鋭く振り切って来るスイングはまずまずだと思います。捕手としては、通常のキャッチングにはまずまず見所があります。ランナーがいると膝を付かない方ですし、ワンバウンドも止めてきます。リードもまずまず考えていると思います。地肩は良いと思いますが、ややサイド気味のスローイングの型はどうなんでしょう？コントロールの精度も甘かったです。と言うことで、欠点もありますけど、少し直すと一変すると思いますし、大學での進化に期待したいものです。（２０１１年２月２４日掲示板にて寸評）	？
加部東　達紀（水城）東海大	遊撃手１７８・６５右・左	１年の頃からレギュラーで出ている選手で、とりあえず今季は県下有数のショートストップという評価も受けそうですかね。ほぼスクエアでスタンダードな左構えから、ミート重視で広角にヒットを飛ばすシュアな短中距離アベレージヒッタータイプ。ミートセンスは高いと思いますが、現状パワー不足は否めませんね。グリップの内への移動は相当程度あるようでした。主に２番打者ですが、バントは中々上手でしたし足も速いです。ショートの守備は県内でも有数のセンスの高さがうかがえ、捕球してからスローイングまでのスピードは速く肩も及第点ですが、昨年ちらっと観た時も気になったのですが捕球の際どうも腰高に映るのが？。センスに恵まれた期待のショートですが、まだ体も細く一皮剥けてほしい部分も多分にありますね。今後成長を見せてほしい選手です。（１０年１月　いばらっきさん情報）	★
田口　拓弥（水戸桜ノ牧）	遊撃手１７４・６８右・右	１年生の頃から守備力の高さを買われてレギュラーで出場（セカンド）しており、経験も豊富な県内トップクラスの遊撃手です。新チームになってショートにコンバートされましたが、持ち前の守備範囲の広さと反応力の良さで十分こなしていると思います。肩も及第点以上のものはありそうです。ただ捕球後グラブの持っていき方に若干雑な印象を受けましたが、どうでしょうか。打撃はこれまで売りではありませんでしたが、オーソドックスな構えから広角にシュアな打撃を見せるようになってきましたね。結構読みで打ってくるタイプかなあと思いますが、ハマれば１４０㌔級の球でも捉えて左中間を深々と破ってくる力もあります。足は中々速いはずですが、秋は積極的に盗塁を仕掛けるケースが少なかったようなので是非今後は狙ってほしい部分ですね。エースの吉久保らとともに積み重ねてきた経験を生かしてチームを引っ張って行って欲しいですし、もう一層のレベルアップにも期待したいです。（１０年１月　いばらっきさん情報）	★
鶴　憲明（土浦一）慶応大	捕手１７５・７２右・右	この選手も全く知らなかったですが、欠点もありますけどレベルが高いと思います。軽く開いて、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を上げて踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても。観戦日はインサイドのサンプルが無かったものの、厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のスライダーに対して、崩されながらも、膝を使って、リストワーク良くヒットコースに落としてきます＾＾また、左投手は大好きなようです。頭の高さもそれ程変らないので、選球眼も良いと思います。スイング的には振っては来ますが、まだまだ恐さは感じられません。まあ、かなり右に左にセンターにと、ヒットを量産していましたが、ミートセンスにはかなり見るべきものがありますね＾＾捕手ですけど、足も速く、盗塁も狙えます。捕手としては、キャッチングはまずまず見所がありますが、ランナーがいても捕球時に膝を付くタイプですが、ワンバウンドは止めてきます。リードに関しては、効果的にインサイドを使ってきますし、外のボール球で勝負できますし、良く考えていると思います。投手への返球は、投げ方も良いですし、コントロール良く柔らかく投げてくるのは好感です。肩は１度だけ見たのですが、ショートとセカンドがセカンドベースに入るのが遅れてしまい、中途半端に投げてしまったので分からないですが、投手への返球を見ると良いのでは？と思います。と言うことで、打撃はインサイドを打てるように、グリップの内への移動を緩和して、バットを振り込んでいくと、今以上にかなり打ちまくれると思います。夏までの進化が非常に楽しみな選手です＾＾（２０１０年２月２１日掲示板にて寸評）２年生の際に偶々見て高評価した選手でしたが、昨年も見れましたので感想など。気持ち開いて、グリップを耳よりもかなり高い位置にセットし、投手が腰を落とした所から軽く足を上げて踏み込むスタイル。グリップの内への移動は、許容範囲内の場合と許容範囲外の場合が見られます。今回はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外の縦スラは完全にこなせる程ではないものの、脆さは感じないです。頭の高さはあまり変らないので、選球眼は良いです。振っては来ますが、ヘッドスピードには欠けます。捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。ランナーがいても膝を付かないタイプなので、ワンバウンドも止めてきます。間の取り方も上手ですし、リードは良く考えていると思います。地肩に関してはそれ程では無いようですが、捕ってから素早く刺してくるものの、コントロールの精度はもっと上げたいですね。と言う事で、捕手としては相変わらず良いのですが、打撃は分からない部分もあったものの、期待した成長曲線には達しなかったようです。ただ資質的には良いですので、次のステージでの進化に期待したいものです。（２０１１年２月２６日掲示板にて寸評）	★
鳥井　章平（取手ニ）日大国際関係学部	ショート１８０・７２右・右	結果もさっぱりでしたし、欠点も多いのですが、妙に気になる選手です。略スクエアに構えて、膝でタイミングを計り、上体がかなりホーム方向に被さって、グリップを顎よりも下の高さにセットし、肘でタイミングを計り、投手が腰を落とし始めた後から、軽く足を上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプで、かなりの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても・・・インサイドは、ファールで逃げるのが精一杯の状況です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。外のスライダーにも現状厳しいようです。頭の高さも変るので、ミスショットも多い。ヘッドの立った鋭く振り切ってくるスイングは２年生にしては出色ですが、やや腕が硬いのがねえ。足も速いと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは分からず。守備は、フットワークはかなり良く、グラブの芯で捕球できないケースも見られましたが、スローイングは安定していますし、肩も強肩です。前へのダッシュからの、スナップスローも魅せますし、身体的な能力はかなり高いことをうかがわせますね＾＾と言うことで、打撃には正直欠点が多すぎなのですが、何とか上手く矯正できると、凄い選手が誕生するのですがねえ。まあ高校時代には完成しないかな？とは思いますが、将来的に期待してみたいですね。（２０１０年２月２３日掲示板にて寸評）２年生の時にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。懐深く、軽く開いて、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動が見られます。観戦日はインサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。落差のある低めのカーブをセンターに叩いてきますし、次の打席でも低めの変化球を膝を使って引っ張りきってきたのは中々と言うか、かなり進化した部分です＾＾完全なるローボールヒッターのようです。頭の高さはそれ程変らなくなったので、選球眼も良くなったと思います＾＾球を引き付けて、ヘッドを立てて振り切って来るスイングは、かなり進化したと思います（腕の硬さも大分取れましたし）＾＾足は速いほうですが、サンプルが無く売りに出来るのかどうかは不明です。守備も悪くは無いのですが、かなり荒っぽいです・・・・と言うことで、正直打撃がここまで１年間で進化するとは嬉しい誤算でしたが、後はグリップの内への移動を抑えて、肘を畳んでインサイドをこなせるようになると、大學でも噂になるレベルまで達したと思います＾＾思いいれもある選手ですし、守備ももっと鍛えて、４年後を楽しみに見守りたいと思います＾＾（２０１１年２月２５日掲示板にて寸評）	★
大友　祐太（科技日立）	捕手１７０・７５右・右	チームでは攻守の軸となっている選手。昨年よりも身体に厚みが増しているように思います。上背はありませんがスイングに力強さのあるパワーヒッタータイプで、観戦日は逆方向へ弾道の高いＨＲを放っていました。肩も今季の県内捕手の中では上位レベルの強肩。あとは制球に苦しむ面のあるエースの速球左腕渡部をいかに上手くリードできるかでしょうね。（１０年６月　いばらっきさん情報）	★
中沢　晃（下妻二）	右翼手１７８・７０右・左	春の県大会で最もブレイクした野手と言えばチームで２番打者のこの選手になるのではないでしょうか。打率は.455を記録し打点もチームトップの７打点。そして特筆すべきは放ったヒット１０本中、二塁打４本、三塁打４本、本塁打１本…長打率９割という２番打者らしからぬ成績。ボックスでの構え自体は威圧感のあるもので無く、ほぼスクエアスタンスでグリップを肩くらいの低めの高さに体から離してセットし、小刻みに体を揺らしてミートを重視しているようなスタイル。打ちに行く時グリップに動きがあるようで、内への移動もあるように見えました。スイングに迫力があるわけでもないのですが、捉えるタイミングが良く上手くボールをバットに乗せてくる？ような感じ。傾向的にセンターから右中間を鋭く破るような打球が多いようにも感じました（逆方向は少ないかも）。守備に関しては守備範囲は普通程度かと思いますが、肩はこれも特別強肩とは言えないながらもバックホーム等の送球精度は良いようです。足はそこそこ速いかと。とまあ県大会では良かったのですが、関東大会、招待試合では内容的にもイマイチだったのは？。夏も春同様のインパクトを与えられるか注目です。（１０年６月　いばらっきさん情報）	★

氏名	身長・体重	コメント	将来性
倉井　聖士（白鴎大足利）	外野手１６９・６６右・右	夏の大会から常時スタメン入りしていた選手で、甲子園でも2安打を放っています。小柄な体格ながら高い打撃センスを持っており、この秋は3番に座っていました。打席ではバットを短く持ち、オープンスタンス気味に構えています。基本的にはコンパクトな振りでセンター方向に返すバッティングをします。長打は少ないですが、ヒットを放つ能力に関しては1年生の中では抜けた存在です。また、ここぞという場面で安打を放つことができ、チャンスにも強い印象があります。（０８年９月　栃木発さん情報）	★
木村　卓矢（黒磯）日体大	一塁手１７５・８５右・右	1年生秋から4番に座り、昨秋・今春の公式戦6試合で5本の長打を放っている選手です。今日の試合でも長打1本を含む3安打を放っており、引っ張った時の打球の強さが目に付きました。守備位置・体格からも守備や足はあまり期待できず、打撃で売るタイプです。（０９年４月　栃木発さん情報）	★
坂倉　翔（栃木工）富士重工	捕手１８０・８０右・右	２年生ながらチームの正捕手で４番も打っている選手です。とりあえず簡単に。ボックス内での構えは、軽く開けたオープンスタンスで膝を折ってスタンス幅を広く取り、グリップエンドを耳の後ろくらいにセットしたスタイル。グリップの移動は殆ど無いようでした。スイングは体格なりに力強く振っており中々のパワーがあると思います。打撃は２年生捕手としては十分だと思いますので、課題は捕手としてのレベルアップですかね。ワンバウンド処理やファールチップ対策などは甘いですし、肩は結構強いですがスローイングまでのスピードとコントロールはもっと磨くべき部分だと思います。リード面も含めて経験を積んで成長できれば強打の大型捕手として注目される選手になると思います。頑張ってほしいです。（０９年５月　いばらっきさん情報）各種雑誌にも名前が既に挙がっている選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。開いて膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップの内への移動は、許容範囲内か許容範囲外か微妙なところです。インサイドには、現状窮屈そうになってファールとなってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のストレートはライト方向に叩けますし、外のスライダーにもついていけないわけではない。落ちる系統のボールに対しても、膝を柔軟に使えるタイプでは無いものの、ファールでは逃げれるようです。頭の高さが変るので、ミスショットも多い振り切っては来ますが、腕がやや硬いスイングは気になります。捕手としては、キャッチングはまあまあです（もっと低めは下から上にミットを持って行けるようになりたい）。ランナーがいる際には、膝を付かない方ですので、フットワークも使えますし、ワンバウンド処理はかなり上手です。ファールフライに対しては、投手を何とか助けたいとの思いが強く、ベンチに突っ込みながらも捕球しに行く、ガッツ溢れるプレーぶりですし、体も頑健のようです＾＾地肩は良いと思いますが、コントロールは？リードもまずまず考えていると思います。と言うことで、捕手としては中々ですので、打撃ですね。資質的には非常に面白いですので、何とか欠点を矯正できると、夏に真のドラフト候補と呼ばれるのではないでしょうか？期待してみたい。（２０１０年２月７日掲示板にて寸評）２年生の時にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想を。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。インサイドには当然厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外の縦スラは甘いと打てますが、崩され易いですし、膝を使っては来ますが、完全にこなせる程ではないようです。外のストレートはライトに強く叩けます。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。腰の据わった振り切って来るスイングはまずまずですが、やや腕が硬いのは？捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。ランナーがいても膝を着くのですが、ワンバウンドは止めてきますし、小フライをダイビングチャッチしたりと動きは良いです。またフェンスを恐がらずに捕りに行くガッツも買いの部分です。地肩は良いのですが、コントロールの精度は上げたいものです。と言うことで、期待した成長曲線には達しなかったのは残念ですが、面白いものは持っていますので、次のステージでの更なる進化に期待したいものです。（２０１１年５月１９日掲示板にて寸評）	★
角田　皆斗（栃木工業）専修大	外野手右・右１８０・８５	2年生ながら栃木工業で4番を勤めるだけでなく、2番手投手として力のある投球を見せてくれました。練習試合ではMAX140キロを出したということですが、この日もストレートは平均して133キロ～134キロをキープし、MAXは136キロを記録しています。スライダーやカーブは空振りやカウントがとれるレベルにあります。セットポジションでの球速の落ち込みや、制球難がやや課題です。 4番に座る打撃もパワフルで、強烈なライナーを引っ張るタイプです。秋以降はエースとして活躍が期待され、来年度の注目投手の一人になると考えられます。（０９年７月　栃木発さん情報）事前に名前は聞いていましたが、中々面白いものを持っていると思います。ノーワインドアップから、ゆったり膝を内に引き上げて、軸足に絡めて、セカンドベースとショートの中間方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも下からややインステップして投げ込んでくる。左腕も大きくは使えるものの、引き込みは早い。捻転差も維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、着地は早い。テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、やや顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って、球持ちも良い。フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブは大きく後ろに流れて、やや体勢を崩すケースも散見されます。牽制を入れるも、クイックはしようとするも微妙なレベルです（軸足に絡めないようにする事によって、フォームがぎこちなくなる）。球種的には、MAX１４０㌔のストレートと、縦スラと、落差のあまり無い９０㌔台の緩いカーブは確認。ストレートのノビは中々で、威力もかなりあると思います。縦スラも決まると中々ですが、カーブの際に腕の振りが緩むのは？？コントロールも纏めては来るのですが、突然ストレートの四球を出したりと、荒れたりするタイプの投手です。中軸を打っている打撃は、グリップの内への移動は見られるものの、外のスライダーも右方向にきっちり打てますし、振り切ってくるスイングには迫力があると思います。と言うことで、将来性は投手だと思いますので、何とか冬に欠点を矯正できると、真のドラフト候補になれるのでは？期待してみたい＾＾（２０１０年２月７日掲示板にて寸評）今年の栃木県で一番注目されていた投手。たぶん打者としても一番注目されていたと思います。体格に示す通り、非常にがっちりとしています。まず、投手としてですが、フォームはかなり腰高でほとんど手投げのような状態です。非常に早いテンポで球を放ってきます。ストレートの平均球速は130キロ～135キロでMAX139キロとガンの数字はそれほどでもありません。しかしながら、この投手のストレートの威力は間違いなく県内NO.1でした。球場での生観戦やテレビ中継を見ていても常時140キロ超と錯覚するような重そうなストレートです。右打者への外角、左打者への内角へズバッと決まるストレートで三振の山を築いていました。この夏は35回1/3で48奪三振を記録しました。変化球はカウントを稼ぐカーブのほか、空振りの取れるチェンジアップの他、スライダーを投げていました。かなり粗っぽい投手ですが、見ていて楽しい投手です。続いて打者としてですが、高々とバットを持ち上げて打席に立っている姿は威圧感があります。引っ張った時の打球のスピードはかなり速いですね。体格通りパワーもあります。今大会は20打数9安打としっかり結果も残しています。ただ、狙い球を絞らずどんな球でも振ってくる印象があり、ボール球に手を出したりするので、打撃も粗っぽい。将来性としては投手の方だと思います。未完成で伸びしろがかなりありそうなので、上でフォームを改善して将来はプロを目指してほしい。（１０年８月　栃木発さん情報）２年生の時も感想を書きましたが、昨年度の栃木ＮＯ１投手でしたが、感想は以下の通り。ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、軸足に少し絡めるようにして、ショート方向を蹴るようにして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますし、肘から先が立って使えるタイプです。ただ、両肩に必要以上に力みを感じられたのはどうなのか？フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブは後ろに流れて体勢を崩してしまいます。この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。牽制を入れて、クイックもしてきます。球種的には、MAX１４０㌔弱しか計測されなかったストレート（たた栃木の球場のガンは辛いので、他の球場なら１４０㌔超は出ていたと思いますし、勝負を優先して全力では投げてはいなかった事もあります）と、落差のあるカーブと、縦スラと、ツーシームは確認。ストレートはボリューム感があって、重そうな代物で、ツーシームを新たに覚えたようですが、これは中々でした。肘から先が立って使えるが故に、この腕の位置で投げてもカーブが投げれるのですが、カーブの際に腕の振りが緩むのは気になりました。コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。余談ですが、グリップの内への異常な移動が見られるのですが、スイングの速さも超高校級でしたし、打撃も栃木県ＮＯ１だったかもしれません。と言うことで、期待した成長曲線には達しなかったものの、まずまず伸びたとは思いますので、大学での更なる進化がかなり楽しみですね＾＾（２０１１年５月１９日掲示板にて寸評）	★
海老根　大将（作新学院）東北福祉大	ライト１８０・７４右・左	作新学院の3番打者。今大会では18打数8安打、2本塁打、10打点の結果を残しています。スタンドまで運ぶ長打力のある打者ですが、基本的にはコンパクトに打球を弾き返すスタイル。チャンスの場面で大振りすることなく、確実にランナーを帰す打撃をしている印象です。体格的にもいいものを持っているので、県内の注目打者のひとりです。（０９年１０月　栃木発さん情報）昨秋に紹介済みの選手ですが、個人的には県内の打者では最もセンスを感じる打撃をしていたと思います。秋は18打数8安打、春は12打数7安打、夏は17打数8安打と常に好成績を残し、3大会で長打10本、本塁打3本と長打力も十分です。当然作新でも1番の強打者ですが、なぜかどの大会でも4番に座っていた印象がなく、5番や3番に座っていました。打撃は引っ張り中心ですが、外の球は反対方向に放つ打撃もできています。内角の球をさばくのが上手く、右方向に速い打球の長打を放つことができます。スイング軌道やスイング後の体勢もブレがなくきれいなフォロースルーを描いています。選球眼もいいものがありそうです。足も速く、体格的にも恵まれており、上のレベルでも将来性を感じる選手です。（１０年９月　栃木発さん情報）下級生時代も多分見ていたのでしょうが、昨年見た感想は以下の通り。軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドの一定以上のストレートには現状詰まってしまうのは残念。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートはレフトに叩けます。ツーシームはファールでは逃げれるようですし、落ちるボールも甘いと捌けるようです。左腕のストレートは苦にしないですし、左腕の変化球も見極めて来ますし、甘いと叩けるようです。頭の高さはあまり変らないのは良いのですが、インパクトの際にかなり首を傾けるのは気になります。振り切って来るスイングは中々迫力がありましたし、長打力も秘めています（右中間へのＨＲは凄かったです）。足も速いですし、盗塁も狙えます。守備はイージーなものしかなかったのですが、守備範囲は広そうですし、肩は良いと思います。と言うことで、かなり成長したと思いますし、大学での進化が楽しみですね。（２０１１年５月２０日掲示板にて寸評）	★
小曾根　陽平（作新学院）	ショート１７５・７２右・左	甲子園では正直気にならなかったですが、秋に雑誌にも名前が出ましたので、予選を真面目に見てみましたが、確かに面白いものは持っていました。開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて、ややアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを耳の高さまで上げて、内への移動も見られます。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。左腕のストレートは苦にしないようです。きちんとしたサンプルは無かったものの、アウトステップするので、左腕のコースに決まるスライダーにはどうかな？と思います。頭の高さはあまり変らないので、選球眼はまずまず良いと思います。スイングスピード的にはまだまだですが、キレのあるスイングは今後のノビシロの大きさを感じさせます。打撃以外では、足は速いですし、盗塁も狙えます。守備の動きはかなり良く、センターの前へ落ちそうな難しいフライに対して、センターを咄嗟に避けながら、身を翻して捕球してくる身のこなしには、物凄い身体的能力の高さをうかがわせますね＾＾肩も強肩でした。と言うことで、中々見所がある選手だとは理解できましたので、夏の進化に期待したいものです＾＾（２０１０年２月６日掲示板にて寸評）昨年、管理人様が紹介済みの選手です。今大会は調子が今一つということもあり、スタメン出場は大会後半からでした。打順も6番と、比較的責任の軽い打順を任されていました。元々は守備を売りにしていたので、守備範囲は広く、動きも軽快です。最終学年になってからは打撃でも主軸を打ち、県内でも有数の打者として台頭しました。スイングスピードは県内トップレベル。左～右中間方向に力のある打球を飛ばす力があります。足も速く3拍子揃った選手なので、上のレベルでも野球を続けられる素質はあると思います。（１０年９月　栃木発さん情報）下級生の際も感想を書きましたが、昨年はコンディション不良とかであまり登場はしなかったのですが、感想など。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。インサイドには現状厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートはレフトに叩けますし、甘いボールは引っ張りきって長打を放ってきます。左腕のスライダーには開くので厳しいのですが、甘く入ると振り切って捉えてきます。頭の高さはあまり変らないのは良いのですが、この選手もインパクトの際に首がかなり傾くのは気になります。腰の回転を生かした、キレのある振り切って来るスイングは高校生ではトップランクだったと思います。足も速いですし、隙を突いた好走塁もしてきます。守備の動きは相変わらず良かったですし、スローイングも安定していました。と言うことで、体調不良等は良く分からなかったですが、進化しつつある姿は中々嬉しかったですね＾＾４年後に期待したいものです。（２０１１年５月２０日掲示板にて寸評）	★
兵藤　拓也（足利工大付）	捕手１７７・８１右・右	がっちりした体格から強烈な打球を放つことができる強打の捕手です。非常に強肩の捕手で、今大会見てきた中では肩に関しては県内No.1です。盗塁阻止率も高い。パワーは十分なので、打撃の確実性を増せば、県内有数の強打者になれる可能性を秘めています。（０９年１０月　栃木発さん情報）	★
山村　知輝（足利工大付）	一塁手１８０・７９右・右	1年秋はクリーンナップを打っていましたが、線の細かった昨年に比べ、体重が10kg増え、力のある打球を放つようになりました。今大会は19打数9安打、長打3本と優れた結果を残しています。打球の速さは秀逸です。守備位置から考えても、打撃をウリにするタイプなので、体格を生かした力のある打撃により磨きをかけて欲しいところです。（０９年１０月　栃木発さん情報）	★
船渡川　毅（足利工大付）大東文化大	遊撃手１８２・７３右・右	足利工大付の4番打者で、今大会は19打数8安打という結果を残しています。長打力もありますが、どちらかというときっちりとヒットを狙っていくタイプ。遊撃手として、強肩の持主でもあり、攻走守に運動神経のよさを感じさせます。やや細身なので、強打のチームの4番打者としては長打が少ない印象です。打球に力はあるので、体重が増えれば長打を量産する打撃が期待できそうです。（０９年１０月　栃木発さん情報）	★
杉山　恭介（足利工大付）作新学院大	１７５・７０右・右	1年秋にはエースで4番に座っていた選手で、今大会は2番手投手としての登録でしたが、主に野手として5番に座り、16打数11安打という記録を残しました。投手としては特筆するレベルにありませんが、打撃面では注目できる選手です。今大会の11安打はすべて単打で、大きいのを打つよりも、コツコツと安打を放つタイプ。しかしながら打球は低い弾道ながらも鋭く速いので、強打者の雰囲気があります。春以降は投手の面での成長も期待したいところです。（０９年１０月　栃木発さん情報）	★
福田　真一郎（矢板中央）	ライト１８０・７５右･右	2年の春から中軸打者として試合に出ていた選手です。今大会は3番に座り22打数11安打（内長打6本）という素晴らしい結果を残しました。夏までは長打力はあるが、荒削りな打者という印象でしたが、今大会では長打力に確実性を備えました。どちらかというとタイプ的にはプルヒッターで、引っ張った時の打球は低いライナー性で速さは秀逸です。また、足も速く、落下地点の判断に不安がありますが守備範囲は広いです。そして強肩の持主。攻走守三拍子揃った選手であり、栃木県を代表する強打者の一人であると思います。今後、県内では最も注目していきたい打者の一人です。（０９年１０月　栃木発さん情報）事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。クローズに構えて、膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さに体に近づけてセットし、グリップを上下させて、リリースポイントの前から、軽く足を上げてスクエアに踏み込むスタイル。グリップの上下動は気になりますが、内への移動はぎりぎり許容範囲内かな？インサイドには、やや詰まりますけど、引っ張りきれます＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られ、右方向に狙う際には軸足を後ろに引くタイプです。無闇に訳も分からず軸足を後ろに引くのではなく、この選手の場合はきちんと理に叶っていますので好感です。外のストレートは、センターからライト方向にきっちり叩いてきます。ただ、外のスライダーには崩されやすいのが・・・・頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも多い。で、一番残念なのが、振り切っては来るのですが、インパクトでスイングが緩むと言うか、ボールをバットで合わせに来るスイングなのが・・・・・打撃以外では、足は速いですが、盗塁・走塁センスは不明です。守備範囲はかなーり広く、超ファインプレーも見せてもらいました＾＾肩はサンプルが無く不明です。と言うことで、この選手は上記に指摘した２点だけ良くなれば、物凄く打ちまくるでしょうし、一気にドラフト指名もされるかもしれませんね＾＾夏の進化にかなり期待したいものです＾＾（２０１０年２月９日掲示板にて寸評）	★
福田　大貴（文星芸大付）中央学院大	捕手１７８・６８右・右	文星芸大付の1番打者。今大会は捕手として試合に出場。 1年秋からレギュラー入りし、二塁手・遊撃手を経験する等、器用な選手です。中学時代は投手だったこともあり、強肩の持主。打撃のセンスは高く、低いライナー性の当たりで主にセンター方向に単打を量産しています。ちなみに今大会は20打数10安打という結果を残しています。足の速さも水準以上です。まだ体格が細いので、体作りがしっかりできれば長打の量産も期待できそうです。（０９年１０月　栃木発さん情報）正捕手と主将を兼任し、また核弾頭を務める。チームの大黒柱といっていいだろう。栃木大会では20打数10安打の成績を残している。 (打撃) 若干ではあるが、クローズスタンスなっている。グリップの高さは肩と平行で、腰が据わった良い構えである。投手が着地を始めるところから始動を仕掛けていく。足を小さく上げていき、真っ直ぐ踏み込んで打つ選手。肘の畳み方がうまく、インコースをセンター前に打ち返す巧さを持っている。彼が地方大会で5割をマークしたのは決して投手のレベルが低いわけではなく、それだけの打率を残せるだけの技術的裏づけがあるということが分かった。 (守備) キャッチングは可もなく不可もなくといった印象。強肩といわれている選手ではあるが、この日は一度もノーバウンドで届く送球はなく(あっても一度ぐらい)、スローイングタイムは2.3秒台ととても捕手を任せられるようなタイムではない。どこか肩を痛めているのだろうか。 (まとめ) 打撃センスは高く、右、左へ打ち分けることが得意な打者ではあるが、まだひ弱さを感じる選手である。上のレベルでも野球を続けるのなら、打撃に迫力が出てこないと難しいでしょう。ただパワーを求めて、この柔らかい打撃を見失って欲しくない。うまくバランスが取れるようになると面白い選手になるだろう。あとはスローイングを磨いて欲しい。このままでは捕手は務めることはできない。冬場でしっかりとスローイング練習をして、見違えるような捕手に成長してもらいたい。（０９年１１月　プライセスさん情報）	★
芹澤　駿（文星芸大付）	外野手１７７・７６右・右	1年秋から主力打者を務めている選手。今大会は3番に座り、23打数12安打という成績を残しています。チーム屈指のパワーの持主ですが、ヒットを量産する器用さを持ち合わせております。打球は主にレフト～センター方向への打球が多いです。 1年秋には1番を務めていたこともあり、足の速さも水準以上です。（０９年１０月　栃木発さん情報）	★
眞壁　純（文星芸大付）	一塁手１７７・７８右・右	1年秋から主軸を務めている、力のある打撃が持ち味の打者。チーム１のパワーヒッターで、今大会は20打数8安打（内長打4本）という結果を残しています。打球のほとんどが左方向へ引っ張る打球で、典型的なプルヒッタータイプ。打撃の器用さに少し欠けており、変化球に弱い印象があります。守備位置から考えても打撃が売りの選手なので、打撃の確実性を増したいところです。（０９年１０月　栃木発さん情報）	★
荒川　真希（宇都宮工）	一塁１７３・７８左・左	昨年秋から4番に座る選手で、秋の大会では10打数7安打（長打2本）という記録を残しています。この春には160cm台だった身長も伸びてひと回り大きくなり、より力のある打撃ができるようになりました。今大会でも地区大会で3安打、2回戦では2本塁打を記録する等結果を残しており、県内を代表する打者の一人です。守備が一塁であることや、足があまり早くないことから打撃を売りにするタイプですが、矢板中央の2人の好投手にはポテンヒット1本に抑えられていることからも、もっと打撃力に磨きをかける必要がありそうです。（１０年５月　栃木発さん情報）	★
鈴木　勝太（宇都宮工）富士大	レフト１７８・７６右・右	おしりを突き出したようなフォームで打席での威圧感はないものの、打撃は良い選手。この夏は3番打者として活躍しました。コンパクトで水平な軌道のスイングで打球をとらえています。打球は右中間方向に飛ばすことが多く、スイングの割には飛距離も飛ばせます。レギュラーの座を射止めたのが3年春と遅いため、今後も成長が期待される選手です。（１０年８月　栃木発さん情報）事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。気持ちクローズに構えて、グリップを顎よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から膝を引き上げて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチ気味の動きは気になりますし、内への移動も許容範囲外かな？？インサイドは甘めでも詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートは右中間に叩けますし、打球がかなり伸びるのが特徴的です。外の縦スラも膝を使って捌けます＾＾頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。ヘッドを立てて、リストの強さを生かしたスイングは中々でしたね＾＾足は速いほうですが、売りに出来るのかどうかは不明です。守備に関しては無難と言うか怪しい感じもしましたが、肩はサンプルが無く不明です。ということで、無名の選手にしてはかなり打撃には面白いものがありますので、大学で守備も真面目に鍛えていければ面白い右の強打者が誕生するかもしれません。４年後に期待したいものです。（２０１１年５月１８日掲示板にて寸評）	★
片野　将大（佐野日大）獨協大	捕手１７２・６８右・左	１年秋から正捕手に座る選手で、チームの主力選手の一人です。捕手でありながら俊足な選手で１番を打っています。打撃の面ではボールをじっくり見るタイプで、シャープなスイングから鋭い打球を放つことができます。それほど長打の多い選手ではないのですが、今大会では４本の長打を放っています。守備面では変化球の捕球ミスが多いのが気になるものの、フィールディングもよく、肩もまあまあ強いと思います。（１０年８月　栃木発さん情報）	★
源田　一稀（佐野日大）	外野手１８０・７０右・左	３番打者で、コンパクトなスイングが特徴です。構えやスイングに迫力はありませんが、内角の球の捌き方がうまく、打撃センスを感じます。小さなスイングの割には長打も狙える選手で今大会では４本の長打を放っています。球に逆らわず、打球を広角に放つことができる選手です。（１０年８月　栃木発さん情報）	★
坂田　諒（佐野日大）大東文化大	一塁手１８１・７８右・右	下級生時から主軸に座っていた選手で、大柄な体格から鋭い打球を放つのが特徴。体重はこのプロフィールよりもあると思います（テレビ中継では８５キロとなっていました）。現在は一塁手ですが、大会ごとにポジションが変わっており、内野はすべて経験しています。一時は体重が９０キロを超えており、やぼったい印象の選手でしたが、今大会では体も絞られていました。打撃は引っ張り中心で、体が開いているのが気になります。外角の球はセンター方向にも打てるようです。下級生時は長打力が売りである一方、凡打や三振が目立つ選手でした。しかし今大会では本塁打の他１２安打を放ち三振も０と結果を残し、成長したように思います。（１０年８月　栃木発さん情報）	★
河内　貴博（青藍泰斗）清和大	外野手１７０・６７右・左	小柄ですが、3番に座る長打力のある選手です。今春は19打数8安打、今夏は13打数5安打という記録ですが、放った安打13本が全て長打でした。ボールをじっくりと見てから打つタイプで、打球はほとんどが引っ張る傾向にあります。打ち損じて内野ゴロも多い選手ですが、ツボにはまった時は内角の球をきれいに振りぬいて弾き返します。逆方向への打撃が少なく、ムラのある打撃が現状の課題です。大学等での修正に期待。（１０年８月　栃木発さん情報）	★
小林　諒哲（青藍泰斗）立正大	二塁手１７５・７５右・右	力が程よく抜けた、ゆったりした構えをした選手。 4番に座っており、打点も多く勝負強い打撃の持ち主です。球をじっくりと見てから打ってくる打者で、打球はレフト～センター方向に弾いてきます。この夏は15打数9安打と結果も残しています。長打数は少ないものの、公式戦で通算2本塁打放っておりパワーはあります。体格もそこそこ備わっており、大学等での活躍に期待したい選手です。（１０年８月　栃木発さん情報）	★
片柳　慶久（青藍泰斗）駒大準硬式	捕手１７６・８０右・右	雑誌にも名前が載っていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。インサイドには当然詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。落ちるボールには膝は使えるものの、拾える程ではないようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。ヘッドの重みを利用して、振り切って来るスイングはまずまずです。捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。ランナーがいても膝を付きがちですが、ワンバウンドは止めては来るものの、肝心なところで大きく弾いて決勝点を与えてしまいました・・・・リードは打者の裏をかこうとしすぎて、カウントを悪くしてしまうのは？肩は、スナップを生かして投げてくるタイプですが、中々良いと思います。と言う事で、確かに面白いものは持っていますが、欠点も結構あるタイプですので、大学できちんと欠点を矯正して行ければ一変するのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１１年５月１４日掲示板にて寸評）	？
吉田　拓真（栃木商）	ファースト１７５・８０右・右	全く知らなかった選手ですが、掘り出し物だと思います。気持ちクローズに構えて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップをやや下げるヒッチ気味の動きは気になりますし、グリップの内への移動も見られます。ただ、栃木県ＮＯ１投手の少し甘いインサイドのストレートは、やや詰まりましたけど、振り切ってレフトに長打を放ってきますので、もう少しグリップの内への移動を緩和すれば木製でも対応できると思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートは右方向に飛ばしてきます＾＾縦スラも甘いと叩けます。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまうのは残念。ヘッドを立てての、腰の回転を生かして振り切って来るスイングはかなりの代物だったと思いますね＾＾足は遅くは無いですが、売りには出来無いように思います。守備も無難にこなしていましたが、サード若しくは外野が出来ると付加価値が付くのですがねえ。と言うことで、全くの無名の選手ですが、貴重な右の強打者候補生ですので、次のステージでの進化を楽しみにしたいものです＾＾（２０１１年５月１４日掲示板にて寸評）	★
西村　健吾（國學院栃木）	サード１８３・８６右・右	知らない選手でしたが、まずまず気になりました。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体から離してセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。インサイドには当然厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートはライトに長打が打てます。外の縦スラに三振した後には、きっちり見極めて来ますし、コースに決まったやや高めの縦スラを、リーチが長いのできっちり付いていけます。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。振り切って来るスイングは迫力がありました。足は期待できないようです。守備機会が少なかったので詳細は分からないですが、無難にこなしていました。と言うことで、守備は良く分からなかったですが、打撃には見所があります。大学で欠点を矯正していければ、かなり面白い右の強打者が誕生するのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１１年５月１５日掲示板にて寸評）	？
福田　泰大（小山西）	ショート１７５・７４右・左	全く知らない選手でしたが、結構見所のある選手でした。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から、膝を引き上げて大きく回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるものの、内への移動は１打席目には見られたのですが、その後の打席ではぎりぎり許容範囲内だったと思います。インサイドには１打席目には手が出ずに見逃しの三振に切り捨てられたのですが、その後の打席はインサイドのサンプルが無く、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートはレフトに強く叩けますし、左腕の変化球も見極めて来ますし、甘くなるときっちり叩けます＾＾頭の高さはあまり変らないので、ミスショットは少ないです。シャープに振り切って来るスイングはまずまずだと思います。守備機会は少なかったのですが、動きも中々良かったですし、スローイングも安定していましたが、地肩の強さは分からなかったです。足も速いですし、左投手から変化球の際にきっちり盗塁を決めてきますので、足は売りに出来ると思います。と言うことで、インサイドを捌けて、膝を柔軟に使えるのであれば、大学での進化次第ではブレイクするのではないでしょうか？期待したい選手でした。（２０１１年５月１６日掲示板にて寸評）	★

氏名	身長・体重	コメント	将来性
後藤　駿太 (前橋商業) オリックス	１８０・７５右・左センター	一番センターで出場。前の日本航空戦では二塁打２本放っており、チェックを入れてみようと思いました。この試合では１打席目センターのポテンヒット、二打席目はライト前ヒット、三打席目はレフト前ヒットを放ち、４打数３安打(１四球)の活躍でした。左スクウエスタンスから構え、インステップに踏み込んで打っていきます。スイングスピード、打球の速さはそこそこあり、ボールを捉えるセンスは優れています。走塁はやはり一番につくだけあり、センスはあります。守備はいまいち分かりませんでしたが、堅守の前橋商業のセンターを任されているのでそれなりの守備力はあるでしょう。あと２年で走攻守のレベルが引きあがると面白い選手になるでしょうね。これからも注目していきたいと思います。（０８年１２月　プライセスさん情報）事前に噂は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。開いて膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さにセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めるところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの前から軽く足を上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの異常な内への移動が見られます（左打者で頭の後ろからグリップが見えるのは異常）。当然インサイドには、アウトステップしてもかなり厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずのようです。アウトステップするので、外のボールを強く叩けないケースも散見されましたが、投手のボールに目が慣れてくると、膝を開かずに、踏み込んだ足では踏ん張れるので、外のボールもやや甘ければ左中間方向に叩いてきます。左中間方向には打球が伸びますね＾＾で、この選手は当て逃げではなく、三遊間に狙って緩いゴロを転がすのも上手いようです＾＾足はかなり速いようで、加速が付くのも速く、左中間突破で３ベースにしてきていました＾＾一歩目が速く、軽やかな守備は中々ですね＾＾肩もまずまずのようですが、低く伸びる送球では無いので、刺せる肩では無いような気がしました。と言うことで、まあ面白い選手ですけど、打撃には欠点が多いですので、多分左腕のスライダーには厳しいでしょうから、何とか気づいて進化して行って欲しいものです。（２００９年４月１１日掲示板にて寸評）前チームから核弾頭として活躍しているセンターです。今年も核弾頭としてチームを支えています。この試合では３打数１安打１四死球でした。打撃については春からそれほど変わっていませんので、割愛させていただきますが、走塁面と守備面について。この選手は足が非常に速いです。塁間タイムは３．８３秒とかなりの俊足です。ですが、足で相手バッテリーを撹乱するようなことはしません。花咲徳栄の五明はクイックタイムが１，３秒台と漬け込むチャンスはあっただけに残念です。またこの選手は噂通り強肩です。シートノックではおよそ６０メートルの距離かライナー性の返球を見せてくれました。高校生でライナー性の返球ができる選手は多くありません。彼の肩は高校生ではトップレベルだと考えてもいいでしょう。身体能力においては非常に高いレベルにある選手です。しかしまだその身体能力の高さをまだ活かし切れているのはいいがたいですね。足は非常に速いのだから、もっと相手バッテリーを撹乱してほしい。そう簡単にあなたの足を封じ込めるだけのバッテリーはいないのだから。（０９年１１月　プライセスさん情報）センバツの際に感想を書きましたが、昨夏も見れましたので感想など。軽く開いて、膝を結構折って、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落としたところでホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの前から軽く足を浮かせて回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。左腕投手に対しては、爪先をトントンと２回付いてからに変えてきます（意図は何なのかは不明）。グリップを少し上げての内への移動も見られます（ただ許容範囲内の場合もありました）。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、捌けるようになったのかどうかは不明でした。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートに対しては、走り打ちとなりがちです・・・左腕のスライダーも甘ければ捌けますが、開くのでコースに決まると厳しいようです。頭の高さはあまり変らないのは良い点です。シャープに振っては来るのですが、ヘッドが下がり気味なスイングはどうなのか？打撃以外では足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは不明です。守備範囲はかなり広いですが、肩はサンプルがなく分からなかったです。と言う事で、最近スカウトからの注目も高いようですが、昨夏の打撃では真のドラフト候補とは呼べなかったですね。今年の夏の進化に期待してみたいですね。（２０１０年６月８日掲示板にて寸評）昨年も感想を書きましたが、今年になってスカウトがかなり注目していましたので、どのくらい進化したのか興味がありましたが、最終寸評は以下の通り。気持ち開いて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、バットを寝かせ気味に、グリップを上下させながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を高く引き上げて、大きく回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は、許容範囲外っぽいです。インサイドには、肘の畳み方も甘く、かなり詰まってしまいます。また、トップの位置に入るのも遅いですね・・・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも多かったです。外のストレートは基本捏ねるのですが、レフト方向を意識した打席では、レフトにかなり良いライナーを放ってきます。沈むボールには、膝を柔軟に使えるほどでは無いので、現状は厳しいようです。高めは被せて叩けます。頭の高さは変るので、ミスショットも多くなる。スイングは鋭くはなったと思いますが、ボールに対して最短距離で叩けるスイングではなく、どうもバットが波打ったりもしていましたし、プロ仕様のスイングでは無いです。現状は、センターからレフトに叩く際は良いのですが、引っ張りの意識が強いので、巻き込む際に捏ねやすいのはどうなのか？守備に関しては、軽やかな足取りで打球に追いついてくる守備範囲は広いですし、ダイビングキャッチも魅せますし、外野の間を抜かせない素早い動きも中々なのですが、イージーなフライの際に、綾をつけて捕球してグラブの中でボールがジャックルしていたケースも見られたのはどうなのか？肩もスリーバウンドくらいにはなったのですが、投げ方からもかなりの強肩であることは理解できました。足はかなり速いですし、パスボールで１塁から楽々３塁まで陥れてきますし、隙を突いた好走塁も魅せてきます＾＾ ★まとめ確かに、足と守備と肩は、高校生の中ではずば抜けたものを持っていると思います。ただ、打撃なんですよねえ。お調子者っぽい部分もあり、上手く操縦してくれるコーチとの出会い運があるのかどうかが、プロで活躍できるかどうかの全ての鍵を握っていると思いますね。決して旬の時期では無いですが、絶対的な身体的能力の高さを生かして、何とかプロの領域で頑張ってほしいと思います。（２０１０年９月１日掲示板にて寸評）	★
原　力斗 (前橋商業)	右・右レフト１８３・８０	背番号「１７」を着けた外野手。８番レフトとして出場していたが、体格、存在感はクリーンナップにひけをとらないなと感じていた。そして第１打席。センターへ滞空時間の長いフライを打ち上げて、これはただの８番じゃない！と感じた。フライの角度が高いということはそれだけインパクトが強いということ。そのあとはタイムリーヒット、痛烈なセンター前ヒットを放ち、クリーンナップにひけをとらない活躍を見せてくれた。調べたら旧チームからクリーンナップを打っている選手であった。恐らく不調のため８番に降格してしまったのだろうか。その辺はよくわからないが、良い選手だということは間違いないだろう。それでは彼の打撃について。スクエアスタンスで構えて、バットは立てている。投手が足をおろし始めたところから始動を仕掛けていく。足を回しこんでまっすぐ踏み込んで打ちにいく。トップのとき彼はグリップを引き上げて振り下ろすようなスイングをする。スイングは豪快で、力強い打球を飛ばしていく。パワーなら前橋商業ではトップだろう。というより純粋なスラッガーは彼しかいない。打撃に関しては非常に面白いものを持っている選手である。足、肩に関しては特に目立つところはなかった。走攻守の総合力では断然センターを守っている後藤が上だが、打者としてのスケールは間違いなくこちらが上だ。最近、左の好打者が蔓延しているだけにぜひ開花してほしいスラッガーである。（０９年１１月　プライセスさん情報） 2年生から4番に座る長距離打者。昨秋は8番打者でしたが、ヘッドスピードの速さ、弾道の高さを見て、チーム一の強打者だと評価していました。今年も6番打者でしたが、勝負強さを発揮した打撃を披露してくれました。 (打撃) スタンスはスクエアスタンス。グリップと肩の位置と水平で、予め引いて構えています。投手の足が下りたところから始動を仕掛けて、足を回しこむように上げていき、真っすぐ踏み出していきます。トップを捕手側方向に引いていき、振りだしていきます。ヘッドスピードが速く、日大鶴ケ丘戦では140キロを投げる投手の速球にも振り負けず、打ち返すことができていたようです。この試合では惜しくもファールになったものの、ライトへ強い当たりも打っていましたし、センター前に打ち返すことができていました。ストレートに関しては一発も狙えて、柔軟な打撃ができることが分かりました。変化球の対応についてはいまひとつ分からなかったので、それは次回のチェックポイントになるでしょうね。 (守備) レフトの守備を見ると、可もなく不可もなくといった印象で、特に優れた部分というのはこの試合を見て、見当たりませんでした。強肩の後藤、森澤よりも足、肩で劣る部分があるので、レフトを任されているのでしょう。 (まとめ) 個人的には前橋商業の中で、一番ポテンシャルが高い選手だと思っています。長打力なら間違いなくドラフト候補に挙がっている後藤より上です。ただ彼ほどの打者がなぜ4番でないのか不思議でなりません。長打力はピカイチですし、勝負強さを持った選手なので、4番にぴったりだと思うのですが、彼の場合はあまりプレッシャーがかからない6番辺りが一番能力を発揮しやすいポジションなのでしょう。4番打者はチーム一の長打力と勝負強さを持った選手が打つといった概念を外して考えたほういいかもしれませんね。打撃以外で抜けたものがないので、高卒プロの可能性はなく、大学・社会人を経由していくことになると思います。強く速く振れる選手ですので、上のレベルで活躍してほしい選手ですね。木製バットにいち早く順応すれば、意外にも早く試合出場しているかもしれませんね。（１０年７月　プライセスさん情報）前から気になっていましたが、今回初めて見た感想は以下の通り。クローズに構えて、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を高く引き上げて、回し込んでクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？と想像します。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも多かったです。縦スラには、コースがやや甘ければ、膝をある程度使って捌けるようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。腕が硬いスイングではないですし、ヘッドの立った振り切って来るスイングはまずまずの代物だと思います。足は売りには出来無いように思います。また、肩はサンプルが無く不明ですし、守備に関しても風が頭に入っておらず、怪しかったですね・・・・と言うことで、資質的にはまずまず面白いものがありますが、今の守備では打ちまくるしかないのですが、打撃にも欠点もあるのでねえ。何とか次のステージでは欠点を矯正して進化して欲しいものです。（２０１０年９月１日掲示板にて寸評）	★
箱田　昌太 (前橋商業) 国士舘大準硬式	遊撃手１７３・７２右・左	昨年から4番に座っているショートストップで、チームの中心的存在です。あまり話題に挙がりませんが、個人的には大学で続けていける素材だと思いますので、取り上げさせてもらいます。 (打撃) スタンスはスクエアスタンス。バットを立てて構えております。投手が足を降りたところから始動を仕掛けていき、足を小さく上げて真っすぐ踏み出していきます。トップを深くとっていき、振りだしていきます。スイングは鋭く、球足の速い打球を繰り出していきます。この選手の打撃を見ていて、気になったことがひとつあります。作新学院の外野手は全員ライト寄りに守っているのです。特にレフトは左中間へ守っており、レフトは全く無視したシフトをとっていました。この試合の打撃結果はどうだったかというと、ショートゴロ、ライト前ヒット、四球、ショート前内野安打、レフトフライでした。そのレフトフライもどちらかというと左中間寄りだったので、シフト通りの守りだったといえるので、この選手はプルヒッターでしょうね。 (走塁) 塁間タイムは4.25秒前後と左打者にしてはそれほど速くないタイムです。（守備）打球の反応、グラブ捌き、地肩の強さはまずまずといったところ。すべて平均的という印象的で際立つものがありません。やはり守りのチームということもあり、確実に打球を処理しているチームです。（まとめ）それなりに打てますし、守備も悪くありません。ただそれほど際立つものがないので、夏まで如何に打撃を伸ばしていけるか注目してみたいですね。強豪大学でばりばりやれる選手ではないですが、地方大学で台頭していける選手ではないでしょうか。これからの活躍を期待したいですね。（１０年７月　プライセスさん情報）今までも何度も観てきたはずですが、今回初めて真面目に観た感想は以下の通り。気持ち開いて、腕を目一杯伸ばして、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。クローズに踏み込んだりもしてきますし、コースを読んでいるようです。グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内ですが、移動距離は大きすぎだと思いますね。見た試合ではインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも観られました。外のボールは、引っ掛けがちなのは？ただ、素直にレフトに叩こうとする意識を持った打席では、コースに決まってもきっちり叩けます。頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。落ちる系統には膝を柔軟に使えるほどではないようです。シャープに振り切って来るスイングは、まずまずだと思います。足は走塁・盗塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは不明です。守備は、フットワーク良く、グラブ捌きもまずまずで、スローイングも安定していますし、本当に球際に強い守備ですね＾＾と言うことで、確かに面白いものは持っていますので、次のステージで欠点を矯正していけると面白いのではないでしょうか？期待したいものです。（２０１０年８月３１日掲示板にて寸評）	★
沢浦　礼将（前橋商）	ファースト１８０・８０右・左	今まで多分見た事が無かったように思いますが、昨夏に見ましたが少し気になりましたので感想など。気持ち開いて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を落として行き、投手が腰を落としたところでホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから摺り足で踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。インサイドに対しては、肘を畳んでパワーによってライトフェンス際まで運んで来るも、木製バットではどうかな？と思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。左腕のスライダーには開くので基本厳しいのですが、甘いと振り切って捉えてきます。頭の高さはそれ程変らないので、選球眼もまずまずだと思います。振り切ってくるスイングには迫力がありますね＾＾打撃以外では、足は売りには出来ないようです。守備の動きは良かったですね。と言う事で、サード辺りが出来るようになって、開きを抑えて、グリップの内への移動を緩和すると、面白い選手に化けるのではないでしょうか？取り合えず夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年６月８日掲示板にて寸評）昨年も感想を書いた選手ですが、今年も見れましたので感想など。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりもかなり上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から、膝を高く引き上げて、大きく回し込んでクローズに踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドには基本的に強いです。クローズに踏み込んでも、上体を逃がしながら、肘を畳んで凄い当たりを放ってきますが、あわやＨＲと言う打席もあったのですけどファールになってしまいましたので、もう少しクローズの踏み込みを緩和すると、木製でもインサイドを捌けると思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。外の沈むボールを、膝を使って、リストワーク良く、レフトに巧打も見せてくるのは中々のセンスです＾＾頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも多くなる（予選では酷い打率でしたが、この辺りが原因と思います）。振り切って来るスイングは迫力満点です＾＾足は売りには出来ないですね。守備の動きも悪くないも、ポロッとしたりもしてましたが、サード辺りが守れると良いのですが。と言うことで、左の長距離打者になれる資質を有していますので、上記欠点を矯正できると大学で面白いのではないでしょうか？４年後に期待したい選手です。（２０１０年８月３１日掲示板にて寸評）	？
松本　翔義（万場）	捕手１７２・９８右・右	高校自体も知らなかったですし、全く無名の選手ですが、まずまず見所はありましたので感想など。解説者によると、中学時代はボーイズリーグで活躍したようです。捕手としては、ランナーがいても膝を付いて構えるものの、ワンバウンドを体に似合わず身を呈して止めてきます（ただ、膝は付かないようにしたい）。キャッチングはまずまず上手い方だと思います。肩もサードへの送球を見ましたが、肩は良いと思いますが、モーションが大きいのは？ただ、キャッチャーフライはもっと練習しないとダメ！打撃は、開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを回しながら、リリースポイントから軽く足を上げて、回し込んで大きくアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内も、一旦下げてから上げるヒッチ気味の動きは？インサイドにはサンプルが無かったが、アウトステップするので何とかなるのかも知れないが、ファールになりやすいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かずに、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れます。外の低めの難しいスライダーを、きっちりミートして引っ張ってくるのは、１年生にしては出色のリストワークも、やっぱ大きくアウトステップしてしまうので確率は良くないですね。と言うことで、資質的には面白いですが欠点も多い。今後の進化次第では必ず雑誌に名前が出てくると思いますので、自分の欠点に早期に気づいて進化して欲しいと思います。（２００８年１２月９日掲示板にて寸評）	★
沼沢　茂（東京農大ニ）東京農大	サード１７３・７０右・右	正直初戦も少し気になったのですが、まあ次の試合で解析すれば良いと思って録画を消してしまったのですが、次の試合では守備機会が全く無く・・・・・・守備は初戦でも良く見ていなかったので、分からないです。ただ、打撃は面白いものを持っていると思います。軽く開いて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを投手方向に倒して動かしながら、投手が膝を引き上げたところで、オープンスタンスを狭めて、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドを引っ張れるのかどうかは不明ですが、少し甘くなるとセンター方向に強烈におっつけることが出来る選手です。膝を引き上げてから、踏み込んで行くまでに頭の高さが変る部分はどうなのか？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。ストレートにはかなり強いですが、観戦日は変化球のサンプルが無く、膝を使って捌けるのかどうかは不明でした。２年生にしては、振り切ってくるスイングは鋭かったですね＾＾守備も上記のように分からないですが、足もサンプルが無く売りに出来るのかどうかは不明です。と言うことで、ヒッチの部分は気になりますが、ストレートに絶対的に強い打撃はかなり見所がありますので、来年の進化に期待したいものです。（２００９年９月１０日掲示板にて寸評）	？
鶴田　龍斗（東京農大ニ）東京農大	ショート１７０・６２右・左	甲子園ではそれ程気にならなかったのですが、雑誌に名前が載ったので、予選を真面目に見てみましたが、確かに面白いものを持っていました＾＾膝をかなり折って重心低く、軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりもかなり上の高さに体に近づけてセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者ですが、グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドに対しては、クローズに踏み込むので詰まってしまうのは残念。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。外のストレートはレフトに叩けますし、左腕の厳しいスライダーも苦にしないですね。落ちる系統のボールも、膝を柔軟に使いきれるほどでは無いですが、リストワークにて上手に拾ってきます。頭の高さがやや変る部分は残念。コンパクトに振り切っては来ますが、非力です・・・守備範囲も広いですし、グラブ捌きもまずまず上手で、スローイングも安定しています。足も速いですが、スタートセンスは今一歩ですが盗塁は決めてきますし、アウトのタイミングでも上手くタッチを掻い潜ってくる身のこなしも中々です。セーフティーバントも上手です。ということで、クローズの踏み込みを緩和して、振り込んでヘッドスピードを上げれば、かなりの選手が誕生すると思います＾＾小柄なので即プロは無いでしょうが、将来的に期待したい選手です＾＾（２０１０年６月１１日掲示板にて寸評）	★
滝澤　徹也（桐生南）	ファースト１７４・７２右・右	この選手雑誌にも出ていないですし知らなかったですが、掘り出し物だと思います＾＾軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドは右におっつけは出来るのですが、引っ張れないのが勿体無い・・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外の難しい低めのストレートも、膝を使って右にきっちり叩いてきますし、スライダーにもついていけます＾＾頭の高さが変らないので、選球眼も良いです。ヘッドが立った、シャープに振り切ってくるスイングは出色です＾＾リストや腕も柔らかく使えますので、今後かなり伸びると思います＾＾足も遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは良く分からず。守備も無難にこなしていましたが、外野が守れると良いのですが。ということで、打撃センスに関しては文句無く全国でも上位にランクされると思いますので、今年の夏の進化が非常に楽しみです＾＾（２０１０年６月１１日掲示板にて寸評）	★
猪熊　貴大（桐生市商）	ショート１７５・７０右・左	小僧に名前だけちょろっと載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを指１本余して顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの後から摺り足で踏み込むスタイル。バットを徐々に担いでいくタイプですが、グリップの内への移動は無い。観戦日はきちんとしたインサイドのサンプルが無かったので、こなせるのかどうかは分からず。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。左腕のスライダーも甘ければ確実にこなせるようです。頭の高さが変るので、ミスショットも多くなる。ヘッドを立てて、シャープにコンパクトに振り切ってくるスイングはまずまずで、リストワークにも秀でていると思います。足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く、この辺りは不明です。守備の動きも良く、グラブ捌きも良く、地肩の強さは分からなかったですが、スローイングも安定していました。と言う事で、確かに面白いものは持っていますので、夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年５月３１日掲示板にて寸評）２年生の時も感想を書きましたし、雑誌にも載っていた選手ですが、昨年も見れましたので感想など。軽く開いて爪先を立てて、グリップを胸の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げるものの、内への移動は無いタイプです。観戦日はインサイドのサンプルが無く、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のストレートはレフトに叩けます。外の変化球は引っかけがちでした・・・頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。コンパクトに振ってくるスイングはまずまずでした。足は速いですし、セーフティーバントも上手です。守備の動きは良かったですし、グラブさばきもまずまずで、スローイングも安定していました。と言うことで、欠点は少ないタイプですので、インサイドを捌けるのであれば、後は膝と股関節を柔軟に使えるように意識していけば、大学で面白いのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１１年６月２日掲示板にて寸評）	？
小辻　裕希（桐生市商）関東学院大	ファースト捕手１７５・８０右・右	小僧に名前だけちょろっと載った選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて、グリップを耳よりも上の高さに、体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところで、一旦スタンスをスクエアにして爪先を立てて、リリースポイントの後から軽く足を浮かせて、気持ちクローズに踏み込むスタイル。アウトステップしたりもしますので、コースを読んで踏み込む位置を変えているようです。グリップの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？と思いますし、始動も遅いので差し込まれやすいのはどうなのか？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。外のストレートはライトに強く叩けます。ただ、外のスライダーへの対応力はやや欠けているようです。頭の高さが変るので、ミスショットも出てしまいます。振っては来ますが、体の割にはフォロースルーが小さいスイングは、力感はあるもののどうなのか？足は売りには出来ないようです。守備も無難にこなしていましたが、秋には捕手にコンバートされたようですので、捕手として気になりますね。と言う事で、このタイプの打者であれば、もっと最後まで振り切って長打力に拘るべきと思います。資質的には面白そうには思いますので、夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年５月３１日掲示板にて寸評）２年生の時も感想を書きましたし、雑誌にも載っていた選手ですが、昨年も見れましたので感想など。気持ち開いて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始めたところで、捕手方向に左足を引いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。インサイドには現状厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートは右に叩けますし、外の縦スラも軽打してヒットを打てるようです。頭の高さはやや変わるので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングはまずまずで、パワーは中々でした。捕手としては、初めて見たのですが、感想は以下の通り。通常のキャッチングはまずまずですが、ランナーがいても膝を付くのは、ワンバウンド処理はなかったものの、見ていて安心感はなかったです。右手を出しっぱなしなのは、ファールチップ対策が出来ていません。リードはまあ無難でした。肩に興味があったのですが、観戦日はサンプルが無く不明でした。と言うことで、急造捕手と言った感じではなかったですし、打撃の欠点を矯正して、捕手としても更に勉強を重ねていけば、大学で面白いのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１１年６月２日掲示板にて寸評）	？
森山　大生（桐生市商）白鴎大	ライト１８１・８１右・左	小僧に名前がちょろっと出ていましたが、初めて見た感想は以下の通り。懐深く、開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを投手方向に倒して回しながら、投手が腰を落とし始めるところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて、アウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動は、許容範囲内か許容範囲外か微妙なところです。インサイドには、肘の畳み方も甘いようで、現状かなり詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。左腕のスライダーには、開いてしまい、現状引っ掛けやすいようです。頭の高さはあまり変らないので、選球眼はまずまず良いと思います。シャープに振り切ってくるスイングはまずまずです。足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかはわからず。守備範囲はかなり広いと思いますが、肩はサンプルが無く不明でした。と言う事で、確かに資質的には面白そうなものは持っていますし、秋には大活躍したようなのですが、現状の打撃では今後厳しくなって行くと思います。何とか欠点を理解して、夏までに進化してくることを期待したいですね。（２０１０年５月３１日掲示板にて寸評）２年生の時も感想を書きましたし、雑誌にも載っていた選手ですが、昨年も見れましたので感想など。大きく開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。外のストレートは、開くので当てがちとなり、強くは叩けないようです。外の変化球も引っかけがちでした・・・・頭の高さは変わるので、ミスショットも多いです。スイング的には振っては来ましたが、どうもスイングにキレがなかったです。足は速い方ですが、売りにできるのかどうかはサンプルが無く不明でした。守備もイージーなものしかなく、肩は全くサンプルが無かったので不明です。と言うことで、もしかしたら故障か何かだったのかもしれませんが、あまり伸びていなかったですね・・・・資質的には面白いものがありますので、大学できちんと欠点を矯正していければ面白い選手に化けれるかもしれません。頑張ってほしいものです。（２０１１年６月２日掲示板にて寸評）	？
小暮　友也（高崎経済大付）東北福祉大	センター１８８・７７左・左	雑誌に載っていますし、結構評価も高いようなのですが、初めて見た感想は以下の通り。軽く開いて密かに踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、リリースポイントからホーム方向に一旦爪先をトンとついてから少し踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドには長い腕も邪魔になって、肘の畳み方も甘く、かなり詰まってしまいます・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み出した足での踏ん張りはまずまずです。ただ、上記のように踏み込むタイミングが遅すぎて、体重移動も小さいので、かなり差し込まれやすいです。外のボールはレフトに打てるものの、球に合わせるスイングなので・・・左投げ左打ちの弊害ですが、捏ねやすいのも・・・頭の高さも変るので、ミスショットも多いです振り切ってくるスイングはまずまずだとは思います。足は遅くも無いですが、サンプル不足にて良く分からず。守備もイージーなものばかりでしたので、肩とともに不明です。と言う事で、打撃には欠点がかなり多すぎますし、正直雑誌の評価の高さは疑問と言わざるを得ないですね。まあ守備や足が売りに出来るのであれば、長距離打者として進化していけると面白いかもしれません。頑張って欲しいものです。（２０１０年６月１日掲示板にて寸評）２年生の時も感想を書きましたし、雑誌にも名前が載っていた選手ですが、昨年も見れましたので感想など。軽く開いて懐深く、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで軽くクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げてから下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドは長い腕も邪魔になってこなせるほどでは無いですが、ファールでは逃げれるようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。左腕のスライダーは、開いて引っかけがちでした。頭の高さは変わるので、ミスショットも多い。振っては来ますが、フォロースルーが大きくないですし、スイングに鋭さが無いのは？足は遅くはないですが、売りにできるのかどうかは分からず。守備は無難にこなしていましたが、肩はサンプルが無く不明でした。と言うことで、雑誌では評価が高いのですが、個人的にはそれ程伝わってくるものが無いのではありますが、何とか次のステージで頑張ってほしいものです。（２０１１年６月４日掲示板にて寸評）	？
野口　裕也（嬬恋）	ライト１７５・８２右・右	知らない選手でしたが、まずまず面白いものを持っていると思います。腰の据わった構えから、気持ち開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としきった所から、膝を引き上げて、気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動は、許容範囲内かどうか微妙なところです。甘めのインサイドにはＨＲを叩き込んでいました＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。外の縦スラには現状苦戦していました。頭の高さが変る部分からミスショットも出てしまいます。鋭く振り切ってくるスイングには恐さを感じさせますね＾＾打撃以外では、足も遅くは無いのですが、売りに出来るのかどうかは不明です。守備はイージーなものが殆どでしたが、１本捕球は出来なかったものの、ダイブしていましたので動けるようです。と言う事で、右の強打者として面白いものを持っていますので、膝をもう少し柔軟に使えるようになると、面白い選手に脱皮できるのでは？夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年６月５日掲示板にて寸評）	？
内田　智之（前橋育英）	ショート１７２・６９右・右	小僧に名前がちょろっと載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて膝でタイミングを計りながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げての内への移動が見られます。やや甘いインサイドなら、肘を畳んで腰の回転を生かして振り切って捉えてくるのは中々です。グリップの内への移動をもう少し抑えると、厳しいインサイドも捌けるようになると思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のストレートには強いですし、外の縦スラにもついていけます＾＾頭の高さが変る部分は残念ですね。ヘッドが立った、小柄の割りに振り切ってくるスイングは中々の代物だと思います。足は速いですが、盗塁・走塁センスはサンプルが無く分からず。守備の動きは良いですし、グラブ捌きもまずまず良いですし、地肩の強さは分からなかったものの、スローイングも安定していました。と言う事で、資質は高いですし、打撃に欠点も少ないタイプですので、今年の進化が非常に楽しみです。（２０１０年６月６日掲示板にて寸評）２年生の時にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。クローズに構えて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を上げて回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内かな？インサイドに対して、肘を畳んで振っては来ますが、クローズの踏み込みから詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。外寄りのストレートはライトに長打を放てます。外の左腕のスクリューも、右腕の縦スラも、崩されながらも粘り強く膝を使って捌けます＾＾頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングはまずまずです。足も速い方ですが、売りにできるのかどうかは分からず。守備の動きは良いですが、グラブ捌きには荒っぽさもあり、肩は良いものの、スローイングの精度はもっと上げたいものです。と言う事で、打撃には見どころがありますので（スクエアに踏み込みたい）、大学で足や守備を売りにできるようになれば、かなり噂になるのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１１年６月１１日掲示板にて寸評）	★
神戸　良（富岡実）	サード１７５・６７右・左	知らない選手でしたが気になりました。大きく開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも少し下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内です。インサイドのサンプルが無かったので捌けるのかどうかは分からず。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外よりのボールは強く叩けるようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。鋭く振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。足は速いですし、ランナーに出ると投手にプレッシャーを掛けれますし、ベース際のスライディングスピードも落ちないですし、盗塁も決めてきます。守備の動きはまずまず良いですし、肩も強肩ですが、球を握りそこなったりも見られたのは？？と言う事で、打撃も大きな欠点は無いですので、もう少し柔らかさが出てくると面白いのではないでしょうか？夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年６月６日掲示板にて寸評）	？
高島　悠希（太田工）	ライト１７０・７８右・左	全く知らなかったですが、打ちまくっていました＾＾軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところでホーム方向に爪先を付いてその場で踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドも、肘を畳んで腰の回転を生かして、きっちり捌いてきます＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、その場で踏み込んだ足でも踏ん張れます。外のストレートは、レフト方向からセンター方向にきっちり叩いてきます。左投手の変化球も全く苦にしないタイプです（農大ニの加藤を子ども扱いして、全打席完璧に粉砕した打撃は素晴らしかったですね＾＾）。頭の高さも殆ど変らないので、選球眼もかなり良いです＾＾ヘッドの立った鋭いスイングは中々です＾＾で、上記のその場で踏み込むスタイルの選手は、融通性の無い打撃の選手が殆どですけど、この選手は全身が柔らかく融通性のある例外の打者です＾＾（ただ上を目指すなら体重移動は今後するようにしていきたい）足も遅くは無いのですが、盗塁・走塁のサンプルが無く売りに出来るのかどうかはわからず。守備の動きは良かったですし、ライト前へのヒットが芝の剥げた所でかなりイレギュラーしたのですが、普通の選手なら間違いなく後ろに抜かれていたと思いますが、瞬時に反応して後ろに逸らさないですし、瞬発力があると思います。肩はサンプルが全く無く不明でした。と言う事で、小柄な打者ではあるのですが、関東地区の左打者では資質的にも、技術的にもトップランクだと思いますし、雑誌にその内名前が出ると思います。夏の更なる進化に期待したいものです＾＾（２０１０年６月７日掲示板にて寸評）２年生の際も感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。軽く開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった所で、ホーム方向に爪先を立てて、その場で踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。観戦日はインサイドのサンプルが無かったですが、２年生の際には捌けていました。その場で踏み込んだ足でも踏ん張れます。沈むボールも膝を使ってリストワーク良く捉えてきます＾＾頭の高さは変わらないので、選球眼は良いです。コンパクトに振り切ってくるスイングは中々です＾＾足は遅くはないですが、サンプルが無く売りにできるのかどうかは分からず。守備もイージーなものしかなく、肩も全くサンプルが無かったので不明です。と言うことで、６番を打っていましたが、調子も落としていたようですが、やっぱ体重移動が無いのがネックなのではないでしょうか？打撃にはかなり秀でたものがありますので、大学での進化に期待したいものです。（２０１１年６月５日掲示板にて寸評）	★
川端　大翔（沼田）立教大	ファースト１９０・９３右・右	小僧に載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。略スクエアに構えて、グリップを顎の高さにセットし、肘でタイミングを計り、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げての、頭の後ろから見える位置までの異常な内への移動が見られます。インサイドは振っては来ますが、バットにかすらないですし、相手も分かっているのでどんどんインサイドを攻めてきます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも散見されました。外のスライダーには付いていけるものの、ボール球にも手を出してしまうのは・・・頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。スイングの迫力はかなりの代物で、甘いボールに対しては物凄い打球を放ってきます＾＾足は売りには出来ないと思います。守備も無難にこなしていましたが、ファースト限定の選手かな？と思います。と言う事で、打撃には欠点が多いものの、右の強打者としては魅力的です。取り合えず、夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年６月８日掲示板にて寸評）	？
黒川　将貴（桐生一）東洋大	捕手１８０・７１右・左	雑誌に名前が載っていた選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで軽くクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートは、クローズに踏み込むのに強く叩けないようでした・・・・落ちるボールには、膝を使って甘いと打てるようです。頭の高さは変わるので、ミスショットも多いです。振り切ってくるスイングはまずまずです。捕手としては、通常のキャッチングは見どころがありますが、ミットを動かしながらの捕球スタイルは？ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドも止めては来ますが、股間を抜かれたりと・・・・肩は良いらしいのですが、観戦日はサンプルが無く不明でした。と言うことで、捕手以外も守れるユーティリティープレイヤーのようですが、現状まだまだの部分も多かったですが、資質的には面白いものは確かにあるように思います。ライバルの多い大学に進学しましたが、どのように進化してくるのか期待したいものです。（２０１１年６月３日掲示板にて寸評）	？
ルシアノ・フェルナンド（桐生一）白鴎大	センター１７５・７９右・右	雑誌に名前が載っていましたが、２年生の時は故障にて試合に出ていませんでしたが、昨年初めて見た感想は以下の通り。ブラジルの日系４世のようです。クローズに構えて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて軽くクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドは、詰まりながらセンターにおっつけてきます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外の縦スラも、こなせるほどでは無いようですが、見極めては来ますし、ファールで粘ってきますので、脆さは感じなかったです。頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングには力感があります。守備範囲はかなり広いですが、肩はサンプルが無く不明です。足は速く、隙を突いた好走塁もしてきますが、センターライナーで飛び出してアウトになったりと、ポカも多いようです・・・また怪我がかなり多い選手のようなのも・・・・と言うことで、もっと荒っぽいのか？と勝手に想像していましたが、思った以上に欠点は少ない選手ですので、高い身体的な能力を生かして故障しないトレーニングをしていければ、面白いかもしれませんね。４年後に期待したいものです。（２０１１年６月３日掲示板にて寸評）	★
渡部　長史（高崎工）高千穂大	ライト１７７・７８右・右	雑誌に名前が出ていましたが、初めて見た感想は以下の通り。開いて踵を踏み込みながら、上体がホーム方向に被さって、グリップを顎よりも結構下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手がモーションに入る前にスクエアにして、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。足を上げるタイミングは打席によって色々変わってきます。グリップを下げてから上げて（トップに入るのが遅い）、内への移動が見られ、上体が更に被さっていきます。基本インサイドは甘くても詰まるのですが、肘を畳んで打った瞬間のＨＲも放ったりしてきますし、例外の打者とも思えないのですが、何とも掴みどころが無い選手です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないです。外のストレートはライトに叩けます。外のスライダーに対するサンプルは乏しく、捌けるのかどうかは不明です。頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。ヘッドを立てて振り切ってくるスイングはまずまずです。足は良くわからなかったです。背番号５でライトを守っていましたが、打球判断は良くないケースもありましたが、外野の経験は乏しいのかも？で、最後投手としてマウンドに上がったのですが、癖のあるフォームから１３５㌔超のストレートを投げていましたが、地肩は良いと思います。と言うことで、一般的には厳しい打撃フォームですが、野手として大学４年間でどのように進化してくるのか興味はありますね。頑張ってほしいものです。（２０１１年６月９日掲示板にて寸評）	？
明石　大基（健大高崎）青森大	ショート１７８・７５右・右	雑誌に名前が載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにかなり体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、ホーム方向に爪先をついて、投手が腰を落としきった所から軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドは甘めなら完全に捌けるようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。外のストレートは右に叩けます。外の縦スラは見極めてきますし、膝を使ってセンターにミートしてきます。頭の高さはあまり変わらないので、選球眼は良いです。スイング的には振り切っては来ますが、ヘッドスピードは物足りないです。足も速く、盗塁も狙えます。守備に関しては、横の動きは良いのですが、前への打球を待って処理するタイプで、偶に前にダッシュしてもグラブ捌きはどうなのか？スローイングはまずまず良かったですが、地肩は分からなかったです。と言うことで、打撃は中々素晴らしいものを持っていますので、前への打球を処理する部分を徹底的に矯正していければ、大学でかなり噂になると思います。４年後に期待したいものです。（２０１１年６月１１日掲示板にて寸評）	★
森山　彰人（健大高崎）拓殖大	捕手１７５・９０右・右	雑誌に名前が載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを胸よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から爪先をトンとついてから、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを顎よりも上の高さまで上げるものの、内への移動は許容範囲内です。ただ、肘の畳み方が不十分のようで、インサイドには現状厳しいようです・・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外の縦スラに対しても、膝は使っては来ますが、こなせるほどでは無かったです。真ん中のボールを、レフトスタンド上段へのＨＲは物凄いパワーです（高校通算５６ＨＲだそうです）。頭の高さは変わるので、ミスショットも多かったです。振り切ってくるスイングはまずまずでしたが、かなりの不振でしたので、スイングに迷いが見られました。捕手としては、通常のキャッチングには見どころがありました。ランナーがいても膝を付きがちなタイプで、ワンバウンドも止めては来ますが、後ろに逸らすケースも見られました。小フライに飛び込んで捕球したりと、体の割には動けますし、ブロックは中々でした＾＾肩は盗塁阻止のシーンは無かったのですが、牽制を見ましたが、まずまずとは思いましたが、コントロールの精度は？と言うことで、かなりの不振だったようですので、本来の打撃では無かったようなのが残念ですが、それ程大きな欠点もないですし、大学での進化次第では面白いかもしれません。４年後に期待したいものです。（２０１１年６月１１日掲示板にて寸評）	★

氏名	身長・体重	コメント	将来性
田村　和麻（本庄一）東京情報大	センター１８２・８０右・左	事前に話は聞いていましたが、まずまず見所はあるのでは？開いて、膝でタイミングを計り、グリップを顎の高さにセットし、肘でもタイミングを計り、投手が腰を落としきったところで、ホーム方向に爪先を立てて、リリースポイントから軽く足を上げて踏み込むスタイル。始動が遅すぎですね。また、グリップの内への移動があり、当初のトップの位置が浅すぎて、捕手方向に引く距離もでかいので、スイングは遅れてしまいます。インサイドの低めの変化球には、膝を使って、肘を畳んで振り切ってくるものの、ファールとなってしまいます。また、インサイドのストレートには当然詰まります。打ちに行く際に、ホーム方向に上体が被さりすぎの部分も気になります。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外の変化球を引っ張ってしまい、捏ねやすい部分も？スイング的には１年生ですから止む無しですが、怖さは感じない。守備はファーストなので良く見ていなかったですが、足は速いようです。と言う事で、打撃は欠点も多いが資質的には面白いので、何とか欠点を潰して行って、足も速いので、肩が良ければ外野手にコンバートしたいものです。期待してみたい。（２００８年９月２４日掲示板にて寸評）昨年も感想を書きましたが、今年も見れましたので感想など。開いて膝でタイミングを計り、グリップを顎よりも下の高さにセットし、投手が腰を落とし始めると、自身も重心を落としつつスクエアにして（この際に上体がホーム方向に被さりすぎだと思います）、リリースポイントの少し前から摺り足で回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップを胸まで下げてから上げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。ただ、インサイドに対しては、グリップの移動を許容範囲内に抑えて、肘を畳んで振り切ってきますので、多分コースを読んでいると思いますが、読みは良いようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。左投手のストレートは苦にしないですね＾＾スイング的には、シャープに振っては来ますが、力感は無いですし、打撃が体の割には小さいのが残念です。打撃以外では、走塁・盗塁センスは不明ですが、足は速いと思います。守備は背番号５でセンターを守っていましたが、動きは中々良かったですが、肩のサンプルが無く強肩なのかどうかは不明です。と言う事で、まあまあ進化はしてるかな？とは思いましたが、まだまだです。資質的には良いですので、欠点を矯正して、プロ仕様の振り切る打撃に進化して欲しいですね。来年に期待してみたい。（２００９年１０月９日掲示板にて寸評）２年前の夏の甲子園に１年の４番打者で出場していた打者ですが、２年経った今秋はエース投手として登場しました。今日は投手としての紹介です。ノーワインドアップからオーバースローで投げ込む右腕です。腕の振りはしなやかさを感じさせ、直球は１３０㌔中盤位の球を投げ、変化球はゆるいカーブとスライダーとシュートを投げます。気になる点はカーブを投げるときに振りが鈍るように見えたのと、小手先でコントロールを付けようとしているせいか腕をしっかり振りきれていないのが気になりました。しっかり振りきった時にはかなり見所のある球を投げるので、この点は今後の課題だと思います。今後の成長に期待したいです＾＾（０９年１０月　道さん情報）今までは打撃しか見た事が無かったですが、今年投手として初めて見た感想は以下の通り。ノーワインドアップから、膝を回しこむようにして内に引き上げて、溜めて、ショート方向を蹴るようにして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。捻転差が解けるのが早く、腰の横回転が強くなって、着地も早い。テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は使えますが鋭角までには使えないようです。フィニッシュでは、やや膝を突っ張って、首を振って、グラブを少し後ろに引くタイプです。この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。牽制を入れて、クイックもまずまずしてきます。球種的には、MAX１４３㌔を計測したストレートと、１２０㌔台の縦と横のスライダーと、１２０㌔台のツーシームとチェンジアップと、９０～１００㌔台のカーブは確認。どのボールもまずまずだと思います。コントロールも纏めて来ますが、ここ一番で失投も出てしまいます。打者としては、開いて、グリップを胸の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますが、グリップの内への移動は殆ど無いものの、トップの際のグリップの位置が低いのが気になります。インサイドは肘を畳んで捌けるのですが、金属バット使用ですので、木製になると上から叩けなければインサイドを捌けないのでは？と思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のボールはレフトに叩けます。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。トッブの位置が浅いので、一定以上のストレートにはやや振り負けるのですが、振り切って来るスイングはまずまずと思います。足は遅くは無いですが、投手をしていますので全力では走らないですので詳細は不明です。と言うことで、正直投打のどちらも良いものは持ってはいますが、その反面欠点も持っていますので、将来的にどちらが良いのかは予選も結構見ましたけど判断できなかったですね。まあ本人が決めることですので、４年後の更なる進化した姿に出会いたいものです。（２０１０年９月１９日掲示板にて寸評）	★
久保　翔平（浦和学院）東洋大	捕手１７３・７８右・右	２年生ながら正捕手で、監督からの信頼も厚いようです。打撃はバットを指１本位余して握り、スクエアに構え、グリップを耳より少し上の高さにセットし、ヘットを上下に揺らしながら構え、リリースするタイミングでバットを寝かして踵を少し上げで踏み込んできます。グリップの内への移動は少ないように見えました。中々スイングが鋭いですし、パンチ力もあります。捕手についてはあまり細かい動きはわかりませんでしたが、捕球時に左膝が地面に着く傾向がありますね。研究熱心のようですし、打撃も中々だと思うので、夏に向けて楽しみな選手だと思います＾＾（０９年５月　道さん情報）中学時代は明徳義塾中で大活躍した捕手でしたが、初めて見れた感想は以下の通り。略スクエアに構え、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げてから下げるヒッチの動きは気になりますし、頭の後ろから見える位置までの異常な内への移動も見られます。当初は『左投手の甘いインサイドの変化球ならセンターへおっ付けれるんだ』、位の感想だったのですが、ちとこの選手は一味違う。インサイド攻めをされた際には、グリップの内への移動を意識的に緩和させて、肘を畳んで捌ききるケースも見せてくれました。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまず。外のボールを右方向に打つのが得意ですね。捕手としては、右手の隠しが甘いのは？ランナーがいると膝を付かない方で、ワンバウンドのミットの出し方も上手い方です。通常のキャッチングにも見所があります（低目を下から上にミットを出して捕球できます）。肩は良いと思いますが、全部ワンバウンドの送球なのは？（刺せなければ、送球タイムの早さなどは全く関係ないのです！！）リード面では、監督が全幅の信頼を置いているようですが、確かにその片鱗は伺えました。と言う事で、２年生の夏の段階ではまずまずの高レベルの捕手だと思いますが、現状まだまだの部分も多い。来年の進化に期待してみたい。（２００９年８月７日掲示板にて寸評）旧チームから正捕手を務めるキャッチャーです。強肩が注目されますが、投手への配慮がしっかりしたキャッチャーで、140キロ近い速球にも力負けせず打ち返せる力強い打撃もできる選手です。プロ注目とはいきませんが、攻守のバランスが取れたキャッチャーの成長ぶりを確認するために大宮球場に足を運びました。（打撃）スタンスはスクエアスタンス。グリップは高めにセットして、膝を曲げて構えています。投手を両目で見据えて、集中力を感じさせてくれます。投手の足が着地する寸前に始動を仕掛けていき、足を小さく上げて、真っ直ぐ踏み出していきます。以前はトップが頭の後ろに入りすぎていた癖がありましたが、それも緩和されるようになり、振り出しも良くなってきました。彼の良さというのはセンター方向～右に綺麗に打ち返せる技術です。それはしっかりと溜めた上で、ポイントが近くならず、前に置いて打ち返すことができています。右打ちの精度は以前よりも高まってきましたね。一発をがんがん打つ選手ではありませんが、この打撃をレベルの高い投手たちにできるようになると、評価はぐんと高まってくると思います。（守備）守備に関して。ワンバウンド処理なのですが、以前よりは止められるようになりましたが、足首が固いということもあって、一瞬反応が遅れるときがあります。それは気をつけていきたいですね。スローイングタイムは平均で1.9秒～2.0秒台をたたき出します。相変わらず強肩ですし、タイムをかけて投手の下によるなど、配慮もしっかりしています。ただ今回の観戦で気になったことをひとつ。彼、インコースを不用意に使うんです。確かに外角の一辺倒も良くないですが、インコースを要求して、真ん中に入ってしまうのはもっと危険です。この試合でも先頭打者を出してはいけない場面で、インコースを要求して、打たれてしまう場面もありました。あともうひとつは9回同点のピンチに簡単にストライクを取りにいって、打たれてしまったこと。勝負を急がず、もう少しじっくりと攻めていけば、打ち取れる場面はいくらかありました。危機回避能力がまだまだだと思いますので、リード面はこれからも勉強することになるでしょう。（まとめ）打撃技術は確実に良くなってきています。またランナーがいるときに打ってくれますから、勝負強さも健在です。まだリード面に課題を抱えていますが、だんだん良くなっていると思います。春の関東大会上位進出、そして最大の目標である夏の甲子園出場は彼のリードにかかっています。本人もそれを自覚しているはず。夏では更に大きくなった姿で戻ってきて欲しいですね。（１０年５月　プライセスさん情報）昨年も感想を書きましたが、今年も見れましたので感想など。気持ち開いて、グリップを耳よりも少し上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内へのかなりの移動が相変わらず見られます。インサイドは、左腕のスライダーは引っ張ってきますがファールとなりますし、ストレートも良い当たりは打てるケースもありますが、木製では厳しいと思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。外のストレートは右に叩けますが、外のスライダーは追い込まれるまでは引っ掛けがちですが、追い込まれて少し甘くなると右に叩く事は可能のようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。振り切って来るスイングは良くなったとは思います。捕手としては、キャッチングには見所があります。ランナーがいても膝を付くタイプですが、基本ワンバウンドも止めては来ますが、安心感は無いですね。リードは考えているとは思います。肩は良いのですが、コントロールの精度は相変わらず良くないので、刺せる肩では無いと思います。ということで、もう少し伸びるかな？と思ったのですが・・・・４年後に期待したいものです。（２０１０年１０月２０日掲示板にて寸評）	★
萩原　大貴（浦和学院）中央大準硬式	レフト兼投手１７５・７５左・左	春の大会では投打に活躍した選手です。打撃はグリップを耳のあたりの高さにセットし、バットを立てて少し回しながら構え、リリースする前に足を少し上げて踏み込みます。グリップを内への移動が少しあるように見えました。振りはシャープなスイングで、アベレージヒッターだと思います。初球から打ちにいくタイプ？のようで、積極性がある打者のようです。投手としてはノ―ワインドアップから膝を内に引き上げて、足ををセカンド方向に伸ばし、オーバースローから投げてきます。グラブは抱え込めてますが、若干リリースの時肩が前に流れているように見えました。球種は１３０㌔ちょっと位のキレのあるストレートとカーブを投げてました。コントロールはアバウトです。現時点では打者の方が魅力を感じましたが、投手としても球にスピードが増せば良くなると思います。夏の大会に向けて期待したいです＾＾（０９年５月　道さん情報）外野手のレギュラーなのですが、少し投げましたので感想など。ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向を軽く蹴るようにして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、ややインステップ気味に、オーバースローから柔らかく投げ込んでくる。右腕を低い位置で使って、引き込みが早くなる。捻転差が解けるのが早く、着地も早くなる。テイクバック小さく、担ぎ気味なものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。クイックはまずまずしてきます。球種的には、１３０㌔くらい（本来もう少し出ると思います）のストレートと、大きな落差のあるカーブと、スライダーと、スクリューは確認。どもボールも、２年生の段階ではまずまずだと思います。コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多い。打撃も悪くは無いのですが、現状抜けているわけではないので、将来性は投手だと思います。上記の欠点を徐々に矯正して、ストレートを磨いていくと来年面白い速球派の左腕が誕生するのでは？期待してみたいですね。（２００９年８月７日掲示板にて寸評）	★
濱田　雄太（浦和学院）東洋大	セカンド１６５・６５右投左打	小柄の打者ですが、浦学には小柄のうるさそうな打者がいつも現れますね。スクエアに構え顎の少し下のあたりにグリップをセット（バットを短く持つ）します。バスターの構えからでも強い当たりを放つなど、小柄の割にはパンチがある打撃が印象に残りました。足は速く、守備の要として期待できそうです。少し気になったので、今後の成長に期待です＾＾（０９年１１月　道さん情報）	★
星　稜太（浦和学院）東洋大	センター１７８・８０左投左打	旧チームからスタメンに入っていたと思いましたが、気になったので紹介を。オープンスタイルでグリップは顎より下の位置にセットし、相手投手の足が上がった時点で右足を上げスクエアに踏み込みます。グリップの内への移動がかなり大きいのは気になりました。中々パンチのある打撃で、観戦日は外の変化球を外野に引っ張る打撃が印象に残りました。課題は多そうな感じはしましたが、今後の成長に期待したいですね＾＾（ただ、左投げ左打ちで管理人さんはあまり評価をしないかも？）（０９年１１月　道さん情報）浦和学院のトップバッターで、掬い上げるようなスイングからライナー性の鋭い打球を飛ばしていく好打者です。（打撃）スタンスはスクエアスタンス。背筋は伸びており、バランスの良い構えをしております。投手が足降ろしたところから始動を仕掛けていき、足を回しこむように上げて真っ直ぐ踏み出していきます。トップをとったとき、捕手側方向に引かれていますが、振り出しは悪くないですが、この選手はスイングは掬い上げて、そして体を動かしながら打つ選手ですので、ポイントはずれやすい傾向にあります。それでもセンスで捉えることはできていますが、木製でこの打撃ができるかというと疑問に残ります。（走塁）塁間タイムを測ることはできませんでしたが、三塁打を打ったときのベースランニングは非常に速かったです。二塁からの加速が速かったですね。足はそれなりに速い選手ではないかと思います。（まとめ）ミートセンスはある選手ですが、結構癖のある打撃をしていますので、いかに目線をぶらさず、自分のポイントで打てるかで決まってくると思います。守備・走塁はそつなくこなしている選手ですし、大学でも続けていける選手ではないでしょうか。（１０年５月　プライセスさん情報）名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、特にシンクロ等見られず、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。インサイドには厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。左腕のストレートは苦にしないですし、左腕の変化球も甘いと打てるようです。外のボールはレフトに叩けます。落ちるボールには、膝を柔軟に使えるほどではないです。左投げ左打ちですが、捏ねやすさはあまり見られなかったですね。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。状況に応じた打撃なども出来るようです。振り切って来るスイングには力感があります。守備範囲も広いようですし、肩もまずまずの強肩です。足も速い方だとは思いますが、売りに出来るのかどうかは分からず。ということで、まずまず面白いものは持っていますので、次のステージでの進化に期待してみたいですね。（２０１０年１０月１９日掲示板にて寸評）	★
原　大輔（浦和学院）東洋大	右・右レフト１７６・７４	浦和学院の４番打者です。均整の取れた体格をしていますが、パンチ力のあるバッターで、捉えた打球にはひと伸びするのが彼の持ち味であります。埼玉県の方はぜひ注目していただきたい選手であります。（打撃）バランスの取れたスクエアスタンスで構える選手。投手が足を降ろしたところから始動を仕掛けていき、足を小さく上げて真っ直ぐ踏み出していきます。ぐいっとトップをとっていき、ロスなく振り出すことができています。スイングは鋭く、リストが強いので、捉えたときは他の野手と違って、一伸びしていきます。強打者が多い浦和学院ですが、打撃のポテンシャルではＮＯ．1ですね。（守備）関東大会からみていますが、守備機会が少なく、守備力に関しては良く分かりません。可もなく不可もなくといった印象です。肩はそれなりに良い選手ですね。（走塁）塁間タイムは4.30秒前後。全力で走れば、これぐらいのタイムは計測します。もう少しサンプルが欲しかったですが、仕方ありません。守備・走塁に関してはサンプルが少なく良く分かりませんでした。夏は見られる機会があると思いますので、そこでじっくり見ていきたいと思います。（まとめ）打撃技術、パワーに関しては浦和学院のレギュラーの中でもトップクラスです。あとは関東大会～夏でどのくらい結果を残すことができるか。確かに、高卒プロを狙えるような選手ではないですが、打撃のポテンシャルが高いので、今後の成績次第では強豪大学へ進める可能性も持っていると思います。まずは夏、春に比べてどのくらい成長しているか確認したいと思います。（１０年５月　プライセスさん情報）事前に名前は聞いていましたが、サンプル不足にて良く分からない部分も多かったですが、感想などを。気持ちクローズに構えて、グリップを顎よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を軽く引き上げて回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップのかなりの内への移動が見られますし、左肩も内に入りすぎてしまっては？左の軟投派のインサイドはファールでは逃げれますが、一定以上のストレートには厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。外のボールはライトにも叩けるようです。スライダーに対する良いサンプルが無かったので、こなせるのかどうかは良く分からなかったですね。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。振り切って来るスイングはまずまずだと思います。守備は動ける方ですが、肩はサンプルが無く不明です。足も遅くは無いと思いますが、売りに出来るのかどうかは分からなかったです。ということで、特長には欠けるのですが、それでも浦学の４番を張ったのですから、長打力等は中々なのでしょう。次のステージでの進化に期待したいものです。（２０１０年１０月１９日掲示板にて寸評）	★
市川　昌幸（昌平）	セカンドショート１７７・６７右・右	知らない選手でしたが、中々面白いものを持っています。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さに、かなり体に近くセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めた後から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。よって、肘を畳んでインサイドを果敢に振ってきますが詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れたり踏ん張れなかったりと一定しないですね。また、軸足を少し後ろに引くタイプです。足を上げてから踏み込んで行く際に、頭の高さが変るタイプなので、目線がぶれてしまっています。腰の回転を生かした、中々迫力のある振り切ってくるスイングは見所がありますね＾＾守備は下手とは思わないですが、グラブの芯で捕球できないケースも見られましたので、もっと練習が必要ですね。足はサンプルが無く解らなかったです。と言う事で、下級生にしてはスイングに迫力がありますし、上記欠点を矯正できると、来年埼玉県を代表する野手に化けれる素材だと思います。期待してみたいものです。（２００９年７月２９日掲示板にて寸評）昨年見て感想を書いた選手ですが、今年も見れたのですが正直どうしようか迷う内容だったのですが、折角なので感想など。気持ち開いて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを大きく回しながら、投手が腰を落としたところでスクエアにし、投手が腰を落としきった所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドには肘の畳み方が甘く、現状苦戦していましたね。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。調子が落ちていたこともあったのでしょうが（初戦では４番も、次の試合では６番に降格となっていましたし）、どうも何でも強引に引っ張りすぎるのが調子を崩した一番の要因ではないでしょうか？最後の打席では、外の高めのストレートを意識的にライトに叩いていましたので、本来は右打ちも出来る選手なのですから、コースに逆らわない打撃を心がけると一変すると思います。頭の高さが変るので、ミスショットもかなり多かったです。足は遅くないですが、盗塁・走塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは不明です。守備はショートにコンバートされていましたが、動きは良く、守備範囲も広く、グラブ捌きもまずまずで、スローイングも安定していました。と言うことで、内容は良くなかったものの、資質的には見限れません。大学での進化に期待したいものです。（２０１０年８月８日掲示板にて寸評）	★
斉藤　達也（昌平）城西大	センター１７８・７２右・左	この選手も知らなかったですが、同僚の市川とはタイプは違いますが、中々見所のある選手だと思います。気持ち開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、肘でタイミングを計り、投手が腰を落とし始めると、それに同期して自身も重心を落として行き、投手が半分くらい腰を落とした所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを耳の高さまで上げるタイプで、内への移動は許容範囲内かどうかは微妙なところです。インサイドに対しては、肘の畳み方が不十分で詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。左腕の厳しいコースのスライダーに対して、ややアウトステップするものの、バットが届く範囲内なので、見事なバットコントロールにてレフトへ叩けるのは中々のセンスだと思います。軸がぶれない、シャープなスイングは中々だと思います。打撃以外では、守備範囲は広くて上手なようですが、肩はサンプルが無く不明です。足もサンプルが無く、走塁・盗塁センスは不明でした。と言う事で、左の好打者としては全国的に観ても結構レベルが高い選手です。来年の大いなる進化に期待したいものです＾＾（２００９年７月３０日掲示板にて寸評）昨年も見て感想を書いた選手ですが、今年も見れましたので感想など。気持ち開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内です。インサイドは高めのストレートには厳しいようですが、インサイドの縦スラはきちんと肘を畳んで引っ張りきってきます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。結構引っ張りの意識が強くなったようで、外のボールも引っ張ってくるのですが、本来広角に打ち分けるのが売りなのですから、この部分はどうなのか？頭の高さが変るので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングには力感が出ましたし、長打力も秘めています。守備範囲も広いようで、肩も中々良いようです＾＾足も５０ｍ６秒フラットとの事で、盗塁も狙える選手です。と言うことで、伸びた部分もありますが、悪くなった部分も見られましたが、まあ高いレベルで３拍子揃った選手ですので、大学での更なる進化を楽しみにしたいものです。（２０１０年８月８日掲示板にて寸評）	★
岩崎　優一（昌平）獨協大	捕手１８３・７６右・右	初戦ではあまり気にならなかったのですが、次の試合では４番に昇格していましたが、確かに面白いものがありましたね。開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて、大きく回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますが、内への移動は許容範囲内です。インサイドには、肘の畳み方も甘く、トップに入るのも遅いので、現状厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りもまずまずです。外よりのストレートはライトに叩けます。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。ヘッドの立った振り切ってくるスイングはまずまず迫力があり、勝負強さも持っているようです＾＾捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。ランナーがいると膝を付かないですし、ワンバウンドのサンプルは少なかったですが、前に落としてきます。インサイドも効果的に使って、外のボール球で討ち取ってくるリードもまずまず考えていると思います。投手に柔らかくコントロール良く毎回返球してくるのは好感ですが、肩は相手が走ってこなかったので、詳細は不明です。と言うことで、大型捕手ですし、欠点もそれ程多くないですので、かなり今後伸びる余地があると思います。次のステージでの進化を楽しみにしたいものです＾＾（２０１０年８月９日掲示板にて寸評）	★
小泉　健（昌平）平成国際大	セカンド１７５・６８右・左	確か昨年も見たような記憶はありますが、殆ど覚えていませんでしたが、かなり成長したのではないでしょうか？気持ち開いて、グリップを耳よりも少し下の高さに体から離してセットし、かなり左脇を空けて、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますし、内への移動も見られます。インサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは分からず。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。左投手のストレートは苦にしないようです。かなり低い、縦の難しい変化球に対して、膝を使って、リストワークによって、レフト前に落とせるのは中々のセンスだと思います。頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。球を引き付けて、コンパクトに叩いてくるスイングもまずまずだと思います。守備の動きはかなり良かったですし、前へのダッシュからの素早いスナップスローなどを見ると、身体的な能力の高さも伺えます。足も速いですし、盗塁も狙えます。と言うことで、インサイドを打てるようになれば、かなり大学でも活躍できると思いますので、４年後の進化に期待したいものです＾＾（２０１０年８月９日掲示板にて寸評）	★
鍛冶　雄大（上尾）	レフト１７９・７８右・右	知らない選手でしたが、面白いものを持っていると思います。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを体に近く耳よりも結構上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？インサイドには厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外の縦スラも膝を使って打てるようです＾＾頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも出てしまいます。鋭く振り切ってくるスイングはまずまずですし、初戦ではかなり低いコースは甘い変化球を、すくい上げてレフトスタンド上段へのＨＲは凄かったですし、ローボールヒッターなんでしょうね。足は速いですが、売りに出来るのかどうかは分からず。守備範囲はかなり広い選手ですが、肩はサンプルがなく不明でした。と言うことで、右の強打者として中々面白い資質をしていますので、次のステージでは欠点を徐々に矯正して行けると面白いのでは？４年後に期待したいものです。（２０１０年８月１２日掲示板にて寸評）	？
谷澤　由浩（鷲宮）東洋大	サード１８０・８４右・左	昨年も見たのですが、その際には伝わってくるものが無かったのですが、かなり良くなったのではないでしょうか？２０１０年度の埼玉県の中では３本の指に入る打者に進化したのではないでしょうか？開いて踵を踏み込みながら、グリップを胸よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを耳の高さまで上げるタイプで、内への移動は許容範囲内です。グリップの移動距離が大きすぎるので、トップに入るのが遅いのは？インサイドのサンプルは少なかったものの、手が出ないケースも見られたので、こなせる程ではないようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。ストレートには強く、左打者で県営大宮球場の左中間スタンド（普通の球場の２倍以上の高さを誇るモンスターフェンス）に叩き込んだＨＲは初めて見ましたが、凄いパワーです＾＾ストレートを待って、低めのカーブを咄嗟に溜めてミートはしてきたものの、膝を柔軟に使えるタイプではないので、低めの縦スラやフォークにはどうかな？と初戦に思いましたが、次のＴＶ中継の浦学の阿部の縦スラに案の定崩されていました。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。鋭く振り切ってくるスイングはかなり進化しましたし、ヘッドスピードも速くなったようです＾＾足はサンプルが無く良く分からなかったです。守備機会も２試合で殆ど無かったのですが、サード前へのぼてぼてのゴロを、ダッシュ良く捕球して、コントロール良く刺していましたので、まずまず動けますし、肩も良いようです。と言うことで、欠点も少なくなりましたし、後はグリップの移動距離を少なくして、トップに早期に入って、膝と股関節を柔軟に使えるようにトレーニングしていくと、大学では本物の左の強打者が誕生するのではないでしょうか？かなり期待したい選手でした＾＾（２０１０年８月１２日掲示板にて寸評）	★
丸山　歩（鷲宮）	セカンド１７４・６５右・左	知らない選手でしたが、中々面白いものを持っています。気持ち開いて、膝でタイミングを計り、グリップを顎よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますが、内への移動は無いタイプです。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、こなせるのかどうかは分からず。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。外よりのストレートはセンターに叩けます。落ちる系統には、膝を柔軟に使えるほどでは無いですが、甘ければヒットを放ってきます。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出やすいですね。振り切ってくるスイングはまずまずではありますが、鋭さには欠けますが、体が柔らかそうで、リストワークにも秀でていると思います。足は遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは不明です。守備は、ポジショニングも良く、守備範囲も広く、グラブ捌きも良く、本当に上手いと思います＾＾と言うことで、将来的にかなり伸びる資質の選手ですので、大学では上記欠点を徐々に矯正して、体つくりもしっかり行っていくと、必ず安打製造器の名手のセカンドが誕生すると思います。４年後に期待したいものです＾＾（２０１０年８月１３日掲示板にて寸評）	★
橋本　祐樹（花咲徳栄）明治大	ライト１８１・８１右・左	初めて観ましたが、中々面白いものを持っていると思います。大きめに開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった所から、膝を高く引き上げて（この際にバットを寝かせる）、回し込んで踏み込むスタイル。グリップをやや下げるヒッチが気になりますし、グリップの内への移動はぎりぎりアウトっぽいですね。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。落ちる系統も、リストワーク良く捌けますし、右に左にセンターにと広角に安打を量産してきます。ただ、スイング的に鋭くなく、振り切るスイングではないのは勿体無いですね。打撃以外では、観戦日は守備のサンプルが無く肩と共に不明です。足は速くて、盗塁も狙えますし、スライディングのスピードがベース際で落ちないのも中々だと思います。と言う事で、肩が良くて、インサイドが捌けるのであれば、後は鋭いスイングに進化して行くと来年名前が雑誌に出るのでは？期待したい選手でした。（２００９年８月１日掲示板にて寸評）前チームからレギュラーとして出場している外野手。打席での雰囲気を見て即取り上げようと思った選手である。 (打撃) スクエアスタンスで構え、グリップの高さは肩の位置ぐらい。投手が着地するところから始動を仕掛けていく。足を小さく上げてまっすぐ踏み込んで打つ選手。この日は完全にタイミングが狂っており、打ち上げることが多かった。本来は右、左に打ち分けるタイプのようだが、スイングを見る限りそれほど鋭くなく、なにか壁にぶち当たっているなという印象であった。 (走塁) 足はかなり速い。セーフティバントをしたときのタイムは３．８０秒。４秒切れば俊足と云われるが、０．２秒を上回るタイムを計測したのを考えればかなりの俊足であることは間違いないだろう。 (まとめ) 打撃の調子を崩していたので、冬場はしっかりと土台固めをすることが大事だろう。足が売りの選手なので、スイングに強さが出てくると紙面に取り上げられる日も時間の問題だろう。春以降、抜群のバットコントロールと俊足を併せた打者として紹介されることを期待したい。（０９年１１月　プライセスさん情報）昨夏も感想を書いた選手ですが、随分打撃が変りましたね・・・・・開いて踵を踏み込みながら、グリップを胸よりも少し上の高さにセットし、完全にバットを肩に担いで、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて、回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内です。インサイドの低めのストレートを捌けます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートは、開いてのパンチショットなので平凡なフライが多かったです。落ちる系統には上から叩きがちで、膝は一応使っては来るものの、現状捉えれるほどではないですね。頭の高さはあまり変らないのは良い点です。で、昨夏はパンチショット（最後まできちんとバットを振り切らずにインパクト後に止めるスイング）までではなかったのですが、逆風の中ライトスタンド中段へのＨＲを叩き込んでいましたが、かなりのパワーです。足も遅くは無いのですが、売りに出来るのかどうかはわからず。守備もイージーなものしかなかったので、肩とともに良く分からなかったですね。と言う事で、もうすこし柔らかさも求めて、パワーをつければ良かったのですが、現状の打撃では将来的に厳しくなると思います。何とか夏までに柔らかく振り切るスイングに矯正してほしいですね。（２０１０年４月１４日掲示板にて寸評）センバツでＨＲを放ったパワーヒッターですが、春の大会では投手として準決勝、決勝と完封する大活躍を見せてくれました。ワインドアップからセカンド方向に足を伸ばし、テイクバック大きく上から投げ込んできます。直球はＭＡＸ１３８㌔で、変化球はスライダー、カーブを投げます。ちょっと固さのあるフォームで、将来性は打者の方だと思いますが、投手としても面白いものは持っていると思います。夏の大会に向け期待したいです＾＾（１０年５月　道さん情報）	★
戸塚　瞬 (花咲徳栄) 東京国際大	右・右外野手１６５・７０	小柄であるが花咲徳栄の4番を打つ。体格はがっしりしており、非常にパワーがありそうな選手にうつった。この試合では4打数3安打1本塁打の大活躍を収めた。（打撃）若干左足を引いたスクエアスタンス。グリップエンドの高さはやや高く、グリップを揺らしながら投手の球を待っている。腰が据わっており、非常に良い構えである。投手が足を下ろしたところから始動を仕掛けていき、足を回しこんで真っ直ぐ踏み込んで打ちにいく。スイングは鋭く、力強い打球を飛ばしている。緩いカーブでもしっかり溜めることができており、三遊間に打ち返すことが出来る。軸足はなんとか踏ん張ることはできており、スイングの形は悪くない。（守備）守備の反応は悪くない。地肩の強さはそこそこ。（まとめ）思い切りのよい打撃は非常に魅力的。センターの守備は抜群に上手いというわけではないが、強豪校だけにしっかりと鍛えられているようだ。選抜出場が決定したならばぜひ注目してほしい打者である。（０９年１１月　プライセスさん情報）	★
佐藤　卓也（花咲徳栄）東北福祉大	ショート１７３・６５右投右打	旧チームからスタメンに入っていた選手のようで（よく覚えて無かったですが・・・・・）、今秋の大会で活躍した選手の一人です。足を開いて構え、グリップを耳の高さ位にセットし、相手投手が腰を落とし始めるタイミングで膝を引いてから、軽く踏み込んできます。グリップの内への移動はちょっとあるかな？関東大会決勝の東海大相模戦でフェンス直撃のヒットを放つなど中々のパンチ力があるようで、僕が観た試合でもスイングはまずまずの鋭さがあったと思いますが、もうちょっと鋭さが増すと良いのでは？と思います。足は中々の俊足だと思います＾＾中々面白そうな選手で、来春以降の活躍を期待したい選手だと思いました。今後の成長に期待したいです＾＾（０９年１１月　道さん情報）雑誌にも名前が出ている選手ですが、昨夏ももしかしたら見てたのかもしれないですが（記憶に無い）、初めて真面目に見た感想は以下の通り。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めたところでホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの結構前から、軽く足を上げて気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動はぎりぎり許容範囲内かな？ただ、インサイドにはファールとなってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りずに、軸足を後ろに引くケースも見られます。縦スラには何とか付いていけるものの、手首を必要以上に使って処理しようとするのはどうなんだろう？？？軸がしっかりしていないですし、頭の高さが変る部分も？また、チャンスでは力むのか、チャンスに弱いですね。スイング的には、振り切るタイプではなく、どうも小手先のスイングが・・・・足は遅くは無いですが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは不明です。守備は初戦ではフットワークがぎこちなかったですが、２戦目にはまずまずの動きを見せていましたし、グラブ捌きもまずまずですが、スローイングの精度は？レフト前へのポテンヒット性の当たりも好捕してきますし、身体的な能力はまずまず高いと思います。と言う事で、資質的には面白いものはあるのですが、今のスイングでは木製では厳しいでしょうね。何とか夏までの進化に期待は持ってみたいですが。（２０１０年４月１４日掲示板にて寸評）	★
木村　駿斗（花咲徳栄）国士館大	サード１７５・７０右・右	事前には注目してはいなかったのですが、まずまず面白いものを持っていると思います。気持ち開いて密かに踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を高く引き上げて、回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内だったり範囲外だったり一定しないタイプです。インサイドにはクローズの踏み込みもあり詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足で踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。外のストレートも強く叩けますし、外のスライダーを打つのはかなり上手だと思います（軸足を後ろに引いて右に狙ってきます）。頭の高さはあまり変らないのは好感です。スイング的にもまずまずだと思います。守備の動きは２戦目は良かったですが、スローイングの精度はもっと上げたい。足は遅くは無いですが、売りには出来ないように思います。と言う事で、外のスライダーが打てると言う売りがありますので、インサイドもグリップの内への移動を抑えて、肘を畳んで捌けるようになると、かなり面白いのではないでしょうか？夏までの進化に期待してみたいですね。（２０１０年４月１４日掲示板にて寸評）	？
江澤　一輝（市立川越）東京国際大	ファースト１８０・８２右・左	知らない選手でしたが、途中から気になったので感想など簡単に。気持ち開いて、グリップを耳よりも結構上の高さにセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とすのに同期して、自身も重心を下げて行き、投手が腰を落としきった所から軽く足を浮かせてアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチの動きは気になるも、グリップの内への移動は許容範囲内。ただ、観戦日はインサイドのきちんとしたボールのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。左投手のスライダーには、アウトステップして開く割には、何とかリストワークにてヒットを放ってきます。ただ、外のストレートも叩けるのですが、打球に力強さは無いですね。スイング的には、振っては来ますが、怖さは感じられない。体の割には安打製造器タイプです。足はサンプル不足にて解らなかったですし、ファーストの守備は正直良く見ていなかったので分からず。と言う事で、打撃センス的には面白いですが、ファーストで安打製造器タイプでは人気は出ないですので、他のポジションが守れると良いのですが。来年の進化に期待したいですね。（２００９年８月１２日掲示板にて寸評）昨年も見て感想を書いた選手ですが、今年も見れましたので感想など。略スクエアに構えて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを少し上げるものの、内への移動は許容範囲内です。インサイドのサンプルは無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは分からず。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。腰が開くので、左腕のスライダーには厳しいのですが、粘って粘って四球を選んできますし、次の打席ではレフトに叩いてきたのは中々の学習能力です。落ちる系統には、膝を柔軟に使えるほどでは無いので、現状厳しいようです。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。振り切って来るスイングは力感が出ましたし、甘いボールには長打力も秘めています。足も速いようで、盗塁も狙ってきます＾＾ファーストの動きは普通でしたが、サード若しくは外野が出来ると良いのですが。ということで、まずまず進化していますし、大学での進化が楽しみではないでしょうか？４年後に期待してみたい。（２０１０年１０月１８日掲示板にて寸評）	？
彌田　裕貴（市立川越）桐蔭横浜大	ライト１７８・８５右・右	知らない選手でしたが、欠点も多いですがまずまず気になりました。クローズに構え、グリップを顎の高さにセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、グリップを上下させ、投手が腰を落とした所で爪先を立てて、リリースポイントの前くらいから軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプで、内への移動が見られます。観戦日はインサイドのサンプルは無かったものの、グリップの内への移動があってクローズに踏み込むのですから現状お手上げでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のストレートを右方向に打つのは得意なようですが、スライダーにはクローズに踏み込むのに現状どうなのか？ヘッドが立ったスイングは、２年生の割にはまずまず迫力がありました。守備も動けるようですし、肩は中々強肩のようです＾＾足はサンプル不足にて良く分からず。と言う事で、資質的には面白いですが、今の打法では甘いボールと外のストレートしか打てません。何とか膝を柔軟に使えるようなトレーニングを行って（外のコースに決まったスライダーはファールで逃げる）、クローズは辞めてせめてスクエアの踏み込みにして、グリップの内への移動を辞めて肘の畳み方を進化させると、かなり一変して右の強打者が誕生すると思います。頑張って欲しいものです。（２００９年８月１２日掲示板にて寸評）昨年も感想を書きましたが、今年も見れましたので最終感想を。略スクエアに構えて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、リリースポイントから軽く足を浮かせて気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップを少し上げるタイプで、内への移動は許容範囲内の場合と範囲外の場合が見られます。軟投派の左腕の甘いインサイドのスライダーなら引っ張りきれますし、やや厳し目のスライダーは肘を畳んで見事なＨＲを叩き込んでいましたが、技術は高いものを持っていますね＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のスライダーは見極めて来ますし、脆さは感じさせませんし、甘いと確実に捉えてきますが、コースに決まると引っ掛けがちなのは・・・・外のストレートは右中間に叩いてきます。頭の高さは殆ど変らないですので、ミスショットは少ないですね。豪快に振り切って来るスイングは中々です＾＾守備は動けますし、肩は強肩です。足は売りには出来ないと思います。ということで、正直ここまで成長するとは、嬉しい誤算でした＾＾全国的に見てもトップクラスの右の強打者ですので、大学での進化が非常に楽しみですね＾＾４年後に期待したいものです。（２０１０年１０月１８日掲示板にて寸評）	★
丹羽　俊亮（市立川越）東京国際大	捕手１７５・８０右・右	知らない選手でしたが、欠点も多いですが気になりました。略スクエアに懐深く構えて、グリップを耳よりも下の高さに体に近くセットし、特にシンクロ等見られず、投手が腰を落とすのに同期して重心を下げて行き、リリースポイントの前から軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？観戦日はインサイドのサンプルは無かったものの、現状厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないですね。変化球は甘ければ対処できますし、外のボールは右方向に長打が打てる選手です。ヘッドが立った振り切ってくるスイングはかなり迫力があるのですが、ややアッパースイング気味なのはどうなのか？捕手としては、ランナーがいると膝を付かない方ですが、ワンバウンドを後ろに逸らすケースも見られましたので、もっとフットワークの使い方やミットの出し方に工夫が必要ですね。通常のキャッチングには見所があると思います。で、問題は肩なのですが、捕ってから素早いのですが、フォームが悪いですし、地肩も弱いようです・・・・・（是では刺せない）と言う事で、打撃もインサイドを打てるフォームに矯正して、送球フォームが矯正できないのなら、別のポジションにコンバートすべきだと思います。資質的には面白いですので、一冬越えての進化に期待してみたい。（２００９年８月１３日掲示板にて寸評）この選手も昨年見て感想を書きましたが、今年も見れましたので感想など。略スクエアに構えて、グリップを顎の高さにセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落としきった所から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。グリップを下げてから上げての、かなりの内への移動も見られます。インサイドには当然厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のスクリューを、膝を柔軟に使いきって捉えてくるのは中々のセンス。外の厳しいストレートも、右に叩いてきます＾＾頭の高さはあまり変らないので、ミスショットも少ないです。振り切って来るスイングはまずまずで、甘いボールに対しては長打力も秘めています。捕手としては、通常のキャッチングはまずまずです。ランナーがいても膝を付くので、ワンバウンドは止めては来ますが、大きく弾いたりも見られました。インサイドも見せながらのリードは見所がありますし、下級生の投手に対する配慮も出来るようになったようです。ただ、肩は良くない選手でしたが、スローイングをどこまで改善して来たのかに興味があったのですが、サンプルが無かったので不明でした。ということで、良いものは持っているのですが、技術的にはまだまだの部分も多いのはガッカリでした。４年後に期待してみたい。（２０１０年１０月１８日掲示板にて寸評）	？
勝谷　優詞（浦和北）日体大	投手１７６・６４右・左	知らない選手でしたが、投手としては伝わってくるものが無いのですが、中軸を打っていた打撃は気になりました。略スクエアに構えて、グリップを顎よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所で爪先を立てて、投手が腰を落としきった所から、軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内かな？やや甘めのインサイドなら、肘を畳んで捌けるようです。打ちに行く際に、腰を開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。左腕の変化球も少し甘ければレフトに打てるようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。振り切っては来るものの、スイングスピードはまだまだですが、リストワークには優れていると思います。構内マラソンで１位のようですし、身体的な能力には優れているようです。投手としては、インステップして、カクカクして、腕を遅らせようと意識しすぎている独特なフォームですし、将来性は野手だと思います。次のステージでは、野手として頑張って欲しいものです。（２０１０年８月４日掲示板にて寸評）	？
浜田　亮祐（成徳大深谷）上武大	捕手１７３・７６右・右	知らない選手でしたし、欠点もかなり多いのですが、気になりましたので感想を。開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドは肘を畳んで捌けます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。外の甘い変化球は打てますが、コースにきちんと決まった変化球のサンプルが無かったのですが、アウトステップして開くのでどうかな？と思います。ミスター右中間との異名があるようですが、確かに外のボールは徹底的に右方向を狙ってきます。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。鋭いスイングはまずまずだと思います。捕手としては、キャッチングにはまずまず見所はありますが、ミットを動かしながらの捕球は如何なものか？ランナーがいても膝を付くので、後ろには逸らさなかったですが、横に大きく弾くケースは多かったです。リードは外オンリーなので、相手に踏み込まれていましたが、意図が分からなかったですね・・・・肩が見たかったですが、相手が走ってこないので分からず。と言うことで、面白いものは持っているのですが、リード面等に疑問が残りますので、捕手頭脳の面では不安ですけど、まあどのように進化してくるのかは興味があります。４年後に期待したいものです。（２０１０年８月７日掲示板にて寸評）	？
徳永　慎太郎（武南）獨協大	ライト１８０・７１右・左	知らない選手でしたが、まずまず気になりました。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを耳の高さまで下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。ただ、インサイドには肘の畳み方が不十分で、現状は厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外よりのストレートはセンターに強く叩けます。落ちるボールには膝を使ってくるものの、完全に捌ける程ではないようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。スイング的には、振っては来ますが鋭さにはやや欠けるようです。足はサンプルが無く売りに出来るのかどうか不明です。守備の動きは良かったですし、何と言っても凄いのは肩＾＾３回捕殺してきましたが、物凄い強肩だと思います＾＾と言う事で、打撃も悪くないですし、肩と言う強烈な武器がありますので、次のステージでの進化を楽しみにしたいものです＾＾（２０１０年１０月９日掲示板にて寸評）	★
越智　諒（所沢北）	ライト１７８・７４右・右	知らない選手でしたが、まずまず面白いものを持っていました。気持ちクローズに構えて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて、回し込んで軽くアウトステップして踏み込むスタイル。グリップを耳よりもかなり上の高さまで上げて、内への移動が見られます。観戦日はインサイドのサンプルはなかったものの、厳しいのでは？打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではしっかり踏ん張れます。外のストレートは、ライトに叩けます。甘いボールは逆転サヨナラ二塁打を放ってきますし、勝負強さも持っています。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。やや、ヘッドが下がるアッパー気味のスイングも、振り切って来るスイングには迫力があります。埼玉ＮＯ１の速球投手の浦学の南のストレートも果敢に振り切って捉えてきたものの、トップに入るのが遅いこともあり、やや詰まり気味となったのは残念。足は遅くはないですが、売りに出来るのかどうかは分からず。守備はイージーな打球しかなかったものの、落下点までの軽やかな足取りなどを見ると動ける選手だと思いますし、肩も良さそうでした。と言う事で、欠点はありますが、右の強打者候補生ですので、次のステージでの進化に期待したいものです。（２０１０年１０月１１日掲示板にて寸評）	？
黒澤　智大（坂戸西）	ライト１８０・７３左・左	知らない選手でしたが、まずまず面白いものは持っています。軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げた所から、自身も膝を引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れるようです。外のボールは、センターからレフト方向に叩けます。左投げ左打ちですが、それ程捏ねやすさは感じなかったです。頭の高さはやや変るタイプなので、ミスショットも出てしまいます。シャープに振っては来ますが、スイングに力感はないです。足は速く、セーフティーバントも見せてきますが、盗塁を全く試みないので、スタートがもしかしたら下手なのかもしれません。守備はイージーなものばかりで、詳細は分からなかったですが、肩はまずまず強肩だと思います。と言うことで、打撃にもまずまず見所はありますので、もっと進化させて、自慢の足も盗塁と言う形でアピールできると面白いのではないでしょうか？４年後に期待したいものです。（２０１０年１０月１２日掲示板にて寸評）	？
石黒　夏季（立教新座）立教大	サード１７８・６６右・右	知らない選手でしたが、気になりました。開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く浮かせてややクローズに踏み込むスタイル。グリップを上げての、頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。インサイドには当然厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。外のスライダーも甘ければ打てますし、コースに決まっても膝を使ってファールでは逃げれますし、脆さは感じられないですね。頭の高さは変るので、ミスショットも多い。ヘッドを立てて、振り切って来るスイングは中々だと思います。足も遅くはないですが、売りに出来るのかどうかはサンプルがなく不明です。守備の動きは良かったですし、肩も良いですね。と言う事で、今のままでは木製では厳しいですので、インサイドを打てるようになると面白いと思います。４年後の進化に期待したいものです。（２０１０年１０月１５日掲示板にて寸評）	？
青木　大将（春日部東）上武大	ショート１７６・６５右・左	知らない選手でしたが、中々良い選手だと思います。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを指１本余して握り、耳の高さにセットし、バットを寝かせ気味として、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドも少し甘くなると捌けるようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。左腕のストレートは苦にしないですね。コースを読んでいるようで、踏み込みをクローズに変えて、外のボールをきっちりセンターに叩いてきたりもします。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。コンパクトに振り切って来るスイングは中々で、ミートセンスは高いと思います。足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無かったので、売りに出来るのかどうかは分からず。守備の動きも良く、グラブ捌きも良く、スローイングも安定しています。と言う事で、３拍子揃っていますし、全国レベルの資質ですので、大学の進化次第では雑誌に名前が出るようになると思います。４年後にかなり期待したいものです＾＾（２０１０年１０月１５日掲示板にて寸評）	★
柴田　翔（富士見）東京国際大	ショート１７８・７０右・右	知らない選手ですが中々良い選手です。軽く開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げた所で一旦スクエアにし、投手が腰を落とし始めた所から、軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドは甘めなら引っ張りきれます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートはライトに叩けます。低めのボールには膝を結構使えるのは好感です。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。シャープに振り切って来るスイングはまずまずだと思います。守備範囲は広く、グラブ捌きも良く、スローイングも安定していますが、地肩の強さは分からなかったです。足も速くて盗塁も狙えます＾＾ということで、高校生の中では高いレベルで３拍子揃った選手だと思いますし、全国の中に入れても屈指のレベルだと思いますね。次のステージでの進化をかなり楽しみにしたい選手でした＾＾（２０１０年１０月２１日掲示板にて寸評）	★

氏名	身長・体重	コメント	将来性
山下　斐紹（習志野）ＳＢ	１８０・７５右・左捕手	「これは大物捕手かもしれない！」久しぶりに関東大会出場を決めた習志野高校。その原動力となったのは捕手で、4番を座る山下捕手である。まだ1年生。山下は、強肩強打の売りの選手。肩はこれこそ強肩だ！といえるような肩の強さ。恐ろしいスピードでセカンドベースに到達していく。明らかにエースの山田投手より速い…。この選手は肩だけが売りではないのです。まあエースが先輩だというのもあるとおもいますが、ベースが汚くなったらすぐ手で掃いたり、ピンチになるとマウンドに駆け寄ったり、気遣いができる優しい女房さんなのです。そして一塁へのバックアップも速い。やはりこの選手は打撃がいいことだ。打球の飛距離・ミートセンス・スイングの速さは強打者が揃う習志野打線でも一際目立つ存在です。体の軸がぶれておらず、最後のフォロースルーはしっかりと振り切っているところが良いです。まだ一年生なので、習志野・小林監督はじっくり育てることになるでしょう。山下捕手にとっては関東大会出場を初めて県外のレベルを間近に知る良いチャンスだと思います。そういった機会を逃さないで、しっかりと吸収して伸びてもらいたい。 2年後最終学年になったときに、高校トップクラス捕手になれるように頑張ってもらいたいですね。2年後を待ちましょう。（０８年１０月　プライセスさん情報）噂の選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。大きく開いて、グリップをヘルメッドよりもかなり上の高さにセットし、バットを寝かせ気味として、ヘッドを上下させながら、投手が膝を引き上げた所から、かなり高く膝を引き上げて、大きく回し込んでややアウトステップして踏み込むスタイル。バットにボールを乗せて運ぶ打撃が特徴的です。膝を高く引き上げてから踏み込むまでの間に、上下動が結構あるのが・・・・当初のグリップの位置が高すぎるし、そこから耳より下の高さまで下げる完全なるヒッチ打者で、且つグリップの内への移動も見られます。インサイドには上記の悪癖もあり、肘の畳みも不十分で、現状厳しいですね。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早く、膝も開きがちなのですが、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れるのが救いです。開くので、外のボールも強くは叩けない（甘ければ叩けますが）。左投手のスライダーにも、甘ければ打てますし、選球眼は良いと思います。足を高く上げるので、相手も崩してやろうとしてきますので、タイミングが合わずに足の上げ方を調節したり、足を上げず打ちに行ったりとしてきますが、まだまだ自分の打撃の型が出来ていないですね。捕手としては、ランナーがいると膝を付かないのは中々。通常のキャッチングにも見所はあります。リードは、緩いボールを効果的に使ってきますし、相手が打つ気が無いと判断した場合には、ど真ん中に投げさせたりしますが、先輩投手に首を振られて、投手の意見を尊重してインサイドに投げさせてましたが、先輩に対しても堂々と自分の意見を伝えて、上手く操縦できるようになりたいですね＾＾肩は噂通り強肩だと思います。と言う事で、現状まだまだの選手ですが、資質的には今大会ＮＯ１捕手だと思います。打撃の大きな欠点を矯正し、今後見違えるほど伸びてくれることを期待してみたい。（２００９年４月１９日掲示板にて寸評）２年生ながらその強肩と、貫禄すら感じるマスク姿。俊足強打も持ち合わせ、関東を代表するキャッチャーとして知られる存在。今春のセンバツでも活躍し、その名は全国区になったのではないでしょうか？今大会は主に５番キャッチャーとして出場。俊敏なフットワークと強肩は相変わらず健在です。バッティング面でも右足を大きく引き上げる一本足打法からすり足に変えたことで確実性が増し、春からの成長がみられました。５回戦の市立船橋戦では８回コールド勝ちを決める２ランＨＲを、千葉マリンスタジアムのライトスタンドへ放り込みました。（０９年８月　千葉県元球児さん情報）一年生から正捕手の選手。昨年のこの時期に大絶賛した捕手であります。選抜では一気に注目を集めるではないかと思いましたが、それほど実力が発揮できず、残念に思いました。夏では中心選手として活躍してきましたが、今年の夏はビデオでチェックできていないので、まだわかりません。そのため夏の模様を見ないで、生で彼の現状を見ることを決断いたしました。 (打撃) 構えはオープンスタンス。大きく変わったのは足の上げ方。以前は一本足でタイミングを取る選手でしたが、すり足気味に上げるスタイルに変えました。一本足ははまれば大きい当たりを打てますが、目線がずれれば、不安定な打撃になります。彼は確実性を求めてすり足にしたと考えられます。しかしこの日は完全にバランスを崩しており、右腰の開きが若干早まり、泳いで打っています。長打力は魅力的な選手でありますが、この日を見る限り、だいぶ試行錯誤をしている印象がありました。今、壁にぶち当たっている選手でしょうね。 (守備) 打撃は不調でも、司令塔の役割はしっかりこなさなければなりません。打撃はダメでも、捕手としての役割をこなせているか注目してみました。やはり一年生から正捕手として出場しているだけあり、しっかりとその役割をこなしていました。投手のボール球が多くなったら、すぐにタイムを取り、マウンドに駆けつけ、アドバイスを送っています。また一塁のカバーリングも全力疾走ができており、気配り・小さなことを怠らない彼の長所は生きていました。また彼の武器であるスローイングは相変わらず健在。二塁のスローイングタイムは1.97秒を計測していました。この地肩の良さはこの世代でもトップクラスだと思います。しかし後ろに逸らすことがたびたびあり、ワンバウンド処理に課題を抱えているように見えました。上のレベルでは縦の変化球を武器にする投手が多くいます。そういった投手と組んだとき、信頼を得られるか不安なところがあります。 (まとめ) 捕手のディフェンス力は、ワンバウンド処理を除いてはできているレベルにあります。ただ捕手は「ワンバウンド処理」ができないと、上のレベルでは生きていけません。これは練習というより、レベルの高い投手と組まないと成長は望めないだと思います。大捕手は投手を育てるともいいますが、大投手も捕手を育てるといいますから。打撃も壁にぶつかっており、この壁をどう打ち破るかが今後の活躍のカギとなるでしょう。ポテンシャルの高さは素晴らしいものを持っていますが、高卒プロでいける捕手ではありません。習志野の投手陣は現状、彼を育ててくれるような投手はおりません。彼自身が引っ張っていかなければならない投手ばかりだと思いますし、その結果、捕手としての幅は広がると思いますが、上のレベルで通用する捕手になるにはそれは指導者の指導、本人の努力もありますが、「プロ注目の好投手に出会う」のも成長のきっかけになると思います。それならば大学に進んで、一歩ずつステップアップをしたほうがいい。彼を見下しているわけではありません。彼のことをいずれプロになれる素質を持った選手だと思いますし、その可能性を広げるにはどうしたらいいかと考えれば、大学経由が一番ベターな選択だと思います。まだこれは秋の時点での評価ですから、この先、どんな成長を見せてくれるかわかりません。我々を驚かす成長を見せてくれれば、高卒プロの可能性もあるでしょう。私もそれを期待したいですし、彼自身の成長がチームの成績に直結すれば、彼と習志野関係者は嬉しいものでしょうね。今後も見守っていきたい選手であります。（０９年９月　プライセスさん情報）細かい紹介は省きます。打撃フォームは、オープンスタイルでバットを耳の高さよりも少し高く斜めに構えます。そこから打ちにいく時は、足を上げホームベースの方をつま先を伸ばし右肩が少し下がって踏み込みます。ボールを手元まで呼び込むタイプでストレートでも変化球でも泳がさせることはあまりありません。高橋由(巨人)みたいにバットにバールを乗せて運ぶ様なスイングで詰まり気味でもマリンスタジアムでスタンドインの長打力があります。センターからライト方向への打球が多く引っ張り傾向な感じですが、打撃スタイルから逆方向へも上手く打ちそうです。タイプとしては高橋由や稲葉(日ハム)か？守備は、肩は間違いなく県内トップで隙を見せるとファーストにもどんどん投げてきますので盗塁は非常に困難です。捕球は、研究熱心なのは分かりますが、高度な技術に走って簡単に捕球ミスするのは・・・ただワンバン処理などは上体に当てきちんと前に落としてきます。走塁も俊足で外野の間を抜けたらスリーベースは必至です。感情を表に出しすぎる感があるのでプロで捕手をやるのか分かりませんが、野手として評価してもかなりのレベルの選手です。（１０年９月　リー兄弟さん情報）下級生時代にも感想を書きましたが、ドラフト指名されましたので最終寸評を。軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて振り子気味に回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内かな？インサイドの厳しいコースのサンプルは無かったものの、中川（成田）のインサイド高めのストレートには、ファールにはしたものの厳しそうな感じでした。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートはセンターには打ってきますが、レフト方向には強くは叩けないようです。左腕のスライダーがコースに決まると、開いて付いて行け無いようですが、甘くなるときっちり捌いてきます。頭の高さはそれ程変らないので、選球眼も良い方だと思います。フォロースルーは大きくないものの、鋭く振ってくるスイングは、確実性が上がったと思います。決して天性のＨＲ打者では無いですけど、ＨＲも２本観ましたが、打った瞬間にＨＲと分かる弾道で、特にバックスクリーン直撃弾は凄かったですね＾＾で、この選手の打撃での特徴的な部分が以下の２点。まずは、チェンジアップで崩されても、その打席内で修正して膝を柔軟に使って捉えてくる学習能力の高さ。次に、自分の配球ミスによってＨＲを打たれて勝ち越された直後の打席では、逆転タイムリーを放ってくる、意地の強さ。捕手ですので足は別にどうでも良いのですが、隙を突いた好走塁もしてきますし、足は速いです。で、捕手としては以下の通り。ＭＬＢのナックルを受ける捕手のような、特注のミットを使っているようです。体を小さくして構えるのが特徴的で、キャッチングも悪くは無いのですが、特注ミットを完全に使いこなせてはおらず、なんでもないボールをポロっとしたりしますし、ミットを動かしての捕球はどうなのか？ランナーがいる際には膝を付かない方ですが、基本前にワンバウンドを落としてはきますが、偶に股間を抜かれるのは？？地肩は確かに強いですし、ファーストへの牽制を何度も繰り出して、走者にプレッシャーを掛けて来ますし、ワンバウンドを前に落として、セカンドにドンピシャのコースに凄いボールを投げて盗塁阻止してきます＾＾また、バント処理の飛び出しは、まるで獣の姿を伺わせます＾＾リードに関しては、事前にマークしていたであろう打者に対しては、徹底して苦手なコースを突いてきますが、マークしていなかった良く分からない打者に対しては無難に外の配球となるのが特徴的です。ホームベース付近の土の部分が荒れている際には、手で均してきますが、細やかな性格も伺わせます。で、ここから雑誌に色々書かれていました性格面ですが、色々観察してみましたが、以下の通り。投手がサインミスした際には、明らかにブンムクレした態度を全面に出し、投手がコントロールを乱しがちになると、明らかにイライラし始めますが、ずーっと続くわけではなく、その後のプレーには影響しないですので、気持ちの切り替えは出来るようです。また、絶対君主的なリードでは無く、下級生の投手に首を振られると、投手の投げたいボールを優先させますので、投手への配慮が無いわけではないようです。投手への返球が雑なのは、これはどうなのか？厳しいコースを突かれて、デットボールが多かったのですが、怒ったりせずに喜んで１塁に走っていくのですが、チームの為にと思える心は強く持っているようです。最後に解説者が語っていましたが、練習試合などで試合に出ない際には、荷物運びなどを率先して行う選手だそうです。 ★まとめと言う事で、打撃に関しては、下級生時代のフォームでは厳しいと思っていましたが、随分改良してきたのは好感です＾＾（ただまだまだではありますが、まあその内プロで通用するようになるでしょう）捕手としても、自分なりに色々考えてプレーしてきますし、まだまだの部分もありますけど、きちんとプロで育成すれば十分１０年以上スタメンを張れると思います。性格面も、子供っぽい部分は見られますけど、チームの為と思える選手ですし、こちらもこの性格を全て否定することなく良い方向に導いていけるコーチと出会えれば、捕手としてはムリとかの声もありますけど、個人的には捕手がこの選手の天職と思います。ドラフト１位指名されましたが、それだけの資質は持っていると思いますし、今後のノビシロも無限大にあると思います。まずは先輩達に好かれるように接して、色々教えを請いながら努力していければ、ＳＢの正捕手は３～４年後から１０年以上任せられるようになるのではないでしょうか？末永くプロと言う領域で思う存分暴れて欲しいものです＾＾（２０１０年１２月２１日掲示板にて寸評）	★
福田　将儀（習志野）中央大	センター１７７・７２右・右	初めて見た選手ですが、面白いものは持っていると思います。開いて、グリップを耳の高さにセットし、バットをやや寝かせ気味として、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から、膝を高く引き上げる１本足打法から、気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。グリップは早期にトップを作り、そこから動かさずに振ってきます。インサイドに対しては、肘の畳み方が不十分で詰まるものの、やや甘ければ長打を放ってきます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはやや足りないですね。やや硬いスイングですが、パワーは凄く、弾丸ライナーでレフトスタンドに叩き込んだＨＲは凄かった＾＾１打席目にやられたスライダーに対しては、２打席目には甘くなったとは言え、スライダーを狙ってセンターへヒットを放ってきていましたが、学習能力もあるタイプのようです＾＾打撃以外では、肩は確かサンプルが無く分からないですが、守備範囲はかなり広いですし、上手い選手ですね＾＾盗塁は刺されたものの、走れる選手だと思います。また、レフトオーバーで３塁打にしてくる足も中々。と言う事で、アスリートタイプの右の強打者ですが、もうすこし柔らかさが出て、踏み込む際の着地をある程度調節できる柔軟性があると凄い選手が誕生するのですが。今後の進化を期待を持って見守りたいものです＾＾（２００９年４月１９日掲示板にて寸評）今春のセンバツ、１回戦の彦根東戦で弾丸ライナーでレフトスタンドへＨＲを放つなど、２試合で８打数３安打。野球小僧などでも紹介され、今大会は主に１番センターとして出場。鋭いスイングから広角に強く、大きい打球を放つバッティング。相手の隙をつく抜け目のない果敢な走塁。俊足強肩、広大な守備範囲を誇るフィールディングと、まさに三拍子揃ったアスリートタイプの選手です。（０９年８月　千葉県元球児さん情報）山下同様、一年秋からレギュラーの選手。中学時代は本格派投手だったが、その肩の良さ、俊足ぶり、そして打撃センスの高さを買われ、センターにコンバート。順調に成長を遂げ、今春の選抜では本塁打を放った。強肩強打の外野手を取り上げたい。 (打撃) スクエアスタンスに構え、グリップの位置は水平だ。自然な構えに見えるのだが、なにか窮屈さを感じる。ただ打席での集中力は高く、甘い球は逃さないという意識は感じられた。足を高く上げてややアウトステップ気味に打っていく。ただこの選手、ステップの幅が狭く、踏み込みに強さが感じられない。軸足の粘りも甘い。それでも強い打球を打つことができており、この選手のパワーの凄さを感じることが出来るが、まだまだ甘い。何かこぢんまりとした打撃に見える。 (守備) 外野守備は安定している。打球の反応・落下点までの速さ・肩の強さは高いレベルにある。スローイングはもともと130キロ中盤の速球を投げる投手だっただけに、非常に強肩だ。 (走塁) 観戦記でも取り上げたが、彼の走塁は実にうまい。彼が二塁走者の時に、打者がセーフティ気味のバントをした。判定はぎりぎりでアウトになったのだが、一塁手が判定を確認するために塁審を見ていた。確かに判定を確認したいという気持ちがあったのだろう。福田はその心理を読んでホームへ陥れたのだ。これも観戦記で述べたが、この走塁は足の速さはもちろん。先の塁を盗む意識と、周りがしっかり見えなければできないプレーであり、この走塁を見て、この選手の視野は広いものだなと思った。 (まとめ) 走攻守適度にまとまった選手であるが、打撃はなにかこぢんまりとした打撃になっており、迫力が感じられなかった。この選手は十分大学でもやっていけるような身体能力・野球センスはある選手だと思うが、もう少し打撃を見直すべきではないだろうか。これでは宝の持ち腐れになりかねない。もう少し長打を打てるフォームにこだわるのはどうだろうか。なにかこぢんまりとしてしまい小さくまとまった選手になってしまう可能性があるのだ。それではもったいない。将来はプロにいける可能性を持った選手だ。それはたんに身体能力だけではなく、相手の隙をついてホームに陥れる鋭さや打席の集中力を見れば分かる。　今後は来年の候補として注目していきたい選手であった。（０９年９月　プライセスさん情報）走攻守３拍子揃った３番打者です。打撃フォームは、クローズドスタンスでバットを胸の高さに立てて構えます。そこから打ちに行く時には上体を捻って踏み込みます。インサイドアウトのスイングで逆方向へ打つのが上手く長打もあります。ただ内角にきっちり投げられると厳しいと思います。センターの守備は守備範囲が広く強肩で県内でも屈指だと思います。走塁も意識が強く隙を見せると積極的に走ってきます。全体的に大塚(ロッテ)に似たタイプです。（１０年８月　リー兄弟さん情報）２年生の際にも感想を書いた選手ですが、今年も見れましたので感想など。クローズに構えて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始めた後から、一旦踵を踏み込んでから、膝を高く引き上げて、回し込んで軽くクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。上記欠点にクローズの踏み込みですので、インサイドには厳しいようですが、左腕の甘めのスライダーなら良い当たりを放ってくるものの、ファールとなってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のストレートは右に叩けますし、外のスライダーは基本引っ掛けがちなのですが、脆さまでは感じません。頭の高さはあまり変らないので、選球眼はまずまずだと思います。スイング的には、下級生の時代には腕で振っていましたが、この辺りは大分改善されたのではないでしょうか？守備範囲は広いですし、肩も強肩です。足は速いですし、盗塁も狙えるようですし、隙を突いた好走塁もしてくるのですが、２試合連続で牽制球に刺されるのはどうなんだろう？と言う事で、良くなりつつはありますが、期待した成長曲線に達しなかったのは残念でした。資質的には良いですので、次のステージでの更なる進化に期待したいものです。（２０１０年１２月２０日掲示板にて寸評）	？
本山　貴士 (習志野) 東京情報大	１６５・６２右・左セカンド	習志野の核弾頭。この試合では4打数2安打の活躍であった。 (打撃) スクエアスタンスで構え、バットを立てて構える選手。グリップの位置は水平だ。ややすり足気味に打っていく選手。バットコントロールは良く、右、左に打ち分けることができている。 (守備) 肩は福田ほどではないが、なかなか強い。守備も可もなく不可もなくといったところだろうか。 (まとめ) バットコントロールは良く、外野手としても肩が強い選手。一番打者ではあるが、大学でも野球を続けられる選手だと思う。あと一年、どこまで実力を伸ばしていくか楽しみである。（０９年９月　プライセスさん情報）習志野のトップバッター。ミートセンスが光る選手で、昨秋に取り上げたことがあります。今年もトップバッターとして活躍し、関東大会準優勝に貢献。夏ではチャンスメーカーとしての役割が期待されます。 (打撃) スタンスはスクエアスタンス。腰が据わっており、バランスの良い構えしております。投手が足を下ろしたところから始動を仕掛けていき、足を小さく回しこむように上げていきます。グリップを予め近くにおいていますので、振り出しは良いですね。打球は昨年より鋭くなりましたし、彼も好くなっています。気になったのはトップバッターの割に慎重なんです。西武台千葉戦では第1打席から見逃し三振。これは球を見極めるため、あるいはボールに慣れる為に待球していたという見方もありますが、私から見た限りでは消極的な打撃に見えました。夏では積極的な打撃ができるか期待されます。 (守備) ライトを守っていますが、肩はそれなりに強い選手です。ノック中ではワンバウンドに収めるボールを投げていました。 (まとめ) 昨年より打撃には力強さを増しましたし、守備を見る限り強肩ということも分かりましたので、攻守ともにバランスが取れた選手になってきました。まあ消極的な打撃が気になりましたが、今夏はチャンスメーカーとして期待されると思いますので、泥臭さを見せて欲しいですね。福田、山下は県内屈指の長打力と勝負強さを持った選手ですから。大学でも続けられる選手だと思いますので、上のレベルを目指して、取り組んでほしいですね。（１０年７月　プライセスさん情報）	★
望月　俊明 (習志野) 中央学院大	１７４・７０右・左	2番打者。この試合では4打数3安打の活躍。好打者が揃う習志野の中にもひときわバットコントロールが光る選手である。 (打撃) スタンス見づらいので良く分からなかったが、この角度から見るとどうやらオープンスタンス気味の。右足を左足に近づけ、投手が投げ始めたときに前にステップする選手だ。スイングは鋭く、2番打者とは思えないフォロースルーの大きさがあり、軸も安定している。 (守備) 外野のノックを見ると、福田や本山に比べると、物足りないというかそれほど印象に残らなかった。それなりの守備力はあると思うのだが、福田のような強肩ではない。 (まとめ) 打撃センスはクリーンナップに匹敵するものがある。2番打者であってもひ弱さを感じないところが良い。これからの成長次第によっては、3番あたりを担える選手ではないかと思っている。　こういう選手を発見できたのはとても嬉しい。これからの活躍を期待したい。（０９年９月　プライセスさん情報）	★
水野　聡（習志野）順天堂大	サード兼投手？・？右・右	中位から下位の打順を打つことが多い選手ですが、あまりに右打ちが渋いので・・・打撃フォームは、軽いオープンスタンスで上体はやや前傾姿勢で左膝が投手の方を向いているがに股打法で構えます。そこから足をあまり上げず摺り足気味に踏み込みます。内角も甘いコースなら引っ張れて、右打ちは計った様にライトの前にヒットを打つ高校生ながら職人肌です・・・サードの守備は、強肩で前へのダッシュも鋭く県内でも上位レベルだと思います。投手としてもやや上体頼りな投げ方ですが、ストレートの切れが良く空振りが奪えます。打撃フォームやポジションから種田(元中日)が被りますが、小技を磨いてセカンドや外野が守れたらユーティリティープレーヤーとして先々でも重宝されそうなタイプだと思います。（１０年８月　リー兄弟さん情報）	★
岡　美地矢 (成田)	１７６・６２右・左外野手	成田高校の３番打者。前日の幕張総合戦では、本塁打も打った選手で、注目してみていた。外野のノックを見ていても、肩は強く、これは楽しみだなと思った。 (打撃) 打席に入る前に素振りを繰り返して、準備を整える選手。そして打席に入ったら足場を整えて、構えに入る。この選手はどんな劣勢になっても、自分のペースで準備ができる選手だ。こういう選手は安定した成績を期待することができる。私の見る位置では左打者のスタンスはわかりづらかったが、おそらくスクエアスタンスで構える選手。そのあと、足を上げて踏み込む選手。ミートセンスは良い選手で、頭がぶれないところがこの選手の良さだ。 (守備) やはりセンターを守っているだけに肩は非常に強いものがある。ただバックホームではダイレクトに投げることはできるものの、ボールの軌道が高く、まだまだ刺せる肩ではない。外野手はダイレクトで低い返球が投げられたら理想であるが、基本はワンバウンド。ワンバウンドの返球を心がけてほしい。足は速く、守備力は今の時期としては高いレベルにある。 (まとめ) わずか２打席しかチェックできなかったが、野手としてはなかなか面白い選手だと思う。ひと冬こえてどこまで成長するか注目していきたい選手である。（０９年９月　プライセスさん情報）	★
近藤　智椰 (成田) 国士館大	捕手１７１・６９右・左	強肩強打の捕手でチームの４番を努めます。打撃フォームは、軽いオープンスタンスから耳の高さにバットを斜めにして構え足を上げ爪先をベースの方に伸ばして踏み込みます。少し肩が入り過ぎてボールが見難そうな感じがするのが気になります。捕手としては、やや構えが小さい印象ですが、コースにしっかり構えて投げやすそうに思いますし上手に投手をリードします。少し小柄ですが、肩は全国でも通用すると思いますし繋ぐ４番タイプですが打点も期待できると思います。（１０年８月　リー兄弟さん情報）事前に名前は聞いていましたが、初戦は良く分からなかったのですが、２戦目以降徐々に成長したのではないでしょうか？軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで一旦スタンスをスクエアにし、リリースポイントの少し前辺りから、軽く足を上げて気持ちクローズに踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。ただ、真面目に見た試合ではインサイドのきちんとしたサンプルが無く、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明でした。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外のボールはレフトに叩けます。左腕のスライダーも甘いと打てるようです。頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。球を引き付けて振り切って来るスイングはまずまずです。捕手としては、通常のキャッチングはまずまず見所があります。ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドは止めては来ますが、安心感は無いですね。肩もまずまずの強肩だと思います。リードも事前分析は出来ていますし、まずまず見所はあると思います。ということで、事前に想像した以上に良い捕手ですので、４年後の進化を楽しみにしたいものです。（２０１０年９月３０日掲示板にて寸評）	★
大木　涼太（成田）流通経済大	セカンド１６７・６３右・両	事前には全く注目していませんでしたし、欠点も多いのですが、中々面白いものは持っていると思います。左打席は、気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を高く引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。一番ダメな所は、踵を踏み込むリズムと、ヘッドを動かすリズムが（上半身と下半身のリズム）全く違うのが？？人間そんなに器用な事は出来ないわけで、これによって打ちまくる日と全く打てない日の差が物凄く激しいくなるのだと思います・・・・グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。インサイドは甘めなら捉えてきますが、コースに決まると肘の畳み方も不十分でやや詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外のボールはレフトに叩けます。落ちるボールには膝は使え無いようですが、リストワークにて拾ってきます。頭の高さはやや変るのも、ミスショットが多い原因の一つです。ヘッドを立てて、シャープに振り切って来るスイングは、中々だと思います。右打席は、開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を高く引き上げて、一塁側に足を大きく伸ばして回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。観戦日はインサイドのサンプルが無かったものの、厳しいのでは？と思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。外の甘い変化球なら打てるようです。頭の高さは変るので、ミスショットも多い。右打席は、どうも捏ねやすいスイングなので、左打席一本の方が良いのでは？と思います。守備範囲も広いですし、身体的能力の高さを生かした守備です。足も速いのですが、セカンドランナーの際に、ショートゴロでサードに走って刺される等走塁センスには疑問が残りましたが。ということで、大学では左打者１本に絞って、足にも磨きを掛けていくと面白いのでは？４年後に期待したいものです。（２０１０年９月３０日掲示板にて寸評）	？
板垣　雄太 (松戸国際)	？・？左・左外野手投手	松戸国際の2番打者。個人的には最も野球センスが優れた選手だと思っており、旧チームではトップバッターを打っており、この選手はトップバッターにぴったりな選手だと思うが、野球センスの高さを買って、細かいことができる2番に置いたのではないかと思う。この試合では5打数4安打の活躍。　(打撃) スクエアスタンス気味に構え、バットを立てて、グリップの位置は肩の位置ぐらい。足を上げて、まっすぐ踏み込むスタイル。しっかりとトップを作って、振りだすことができている。バットは下から出ず、高めも払うことができているのはGOOD。バットコントロールは素晴らしく、低めの変化球を払うように打ち返すことができている。こんな芸当ができる打者は、粗い打ち方をする打者が多い松戸国際の中では彼しかいない。もちろんバットコントロールが素晴らしいだけではなく、ホームランをガンガン打つほどではないが、長打力は兼ね備えている。 (守備) 打球の反応はしっかりしており、打球まで一直線に走ることができている。そして地肩は強く、この試合では1回だけ補殺を記録しており、その時のスローイングは素晴らしいものがあった。 (走塁) 走塁は実に速い。塁間タイムは3.72秒。これはセーフティバントでのタイムなのだが、このタイムは破格だ。もちろん直線のタイムだけではなく、足は非常に速い。 1回の表ではライト線の二塁打を打ったが、これはよほど足が速くないとセーフにならない当たりであったし、三塁打のベースランニングは非常に速かった。 (まとめ) 走攻守まとまった選手であり、この試合で見た野手の中では一番好感がもてた選手であった。野球センスは高く、大学でも野球を続けられるだろう。公立校の選手であるが、私学の強豪校に匹敵する選手であり、今後の活躍が期待できる選手であった。更なる成長を期待したい。（０９年９月　プライセスさん情報）常時セットポジションからスリークウォーターより上の角度で投げ込む左腕です。投球フォームは、セットポジションから上体がサードの方へ仰け反って足を大きく上げ膝を内に入れグラブを肩の位置から小さく横に使い足をセカンド方向へ伸ばしグラブは抱え込んで踏み込みフィニッシュで頭を振ります。テイクバックは、大きいですが肘から上がります。牽制は上手です。球種は、ストレート、カーブ、スライダーです。まれにサイドから投げ打者を幻惑してきます。（１０年８月　リー兄弟さん情報）事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。身長は１７０㌢ちょっとくらいでしょうか？ランナー無しでもセットから、膝をゆったり内に引き上げて、更に内に入れて行きながら溜めて（この際に上体が反るのは気になる）、セカンド方向に足を伸ばして、上体が今度はやや１塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる、カクカクとしたフォームです。サイドスローから投げて、打者の目先を変えてきたりもします。右腕を直ぐにホーム方向に向けるものの、右肩には意識があり、引き込みはある程度押さえ込めています。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。テイクバック大きくないものの、肘がやや背中側に入りすぎて、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘はまずまず鋭角に使えるものの、もう少し前に出したいですね。フィニッシュでは、膝が割れて、物凄く首を振って、グラブはまずまず抱え込んで、やや体勢を崩すケースが見られました。牽制もまずまず上手で、クイックも上手です。球種的には、MAX１３０㌔ちょっとくらいのストレートと、スライダーと、緩い落差のあるカーブは確認。コントロールは纏めては来ますが、頭の位置がかなり変るので、甘いのも多かったです。と言う事で、欠点は結構ありますが、資質的には面白い左腕でもあり、次のステージでの進化に期待してみたいものです。（２０１０年１２月１４日掲示板にて寸評）	★
菊池　譲 (松戸国際) 清和大	？・？右・右一塁手	松戸国際の4番打者で、非常に恵まれた体躯をしている選手だ。身長はおそらく190センチ近くあるのではないだろうか。この体格のでかさに長打力を期待していたが、結果は散々であった。 (打撃) 大きくオープンスタンスで構え、バットを前に出して揺らすやり方は外国人打者みたいだ。それから構えに入る。バットは寝かせている。足をすっとあげて、まっすぐ踏み込んでいくが、完全に腕だけのスイングになってしまい、またダウンスイングをしようと意識しているみたいだが、下から出たスイングになってしまい、アッパースイングになっている。　そのためにスイングには鋭さ・キレを感じない。 (守備) 守備は緩慢で、それほど動ける選手ではない。打撃を売りにしていくしかない選手だろう。 (まとめ) 打撃は恵まれた体格を全く生かし切れていない。彼はプレー自体にキレがなく、彼はこういうきれいな動きをするには適していない選手かもしれない。上のレベルで活躍するにはプレーに鋭さ・キレが出てこないとだめなのだが、彼は守備・走塁が伸びることは難しいので、徹底的に打撃を磨いていくしかないだろう。また、彼は昨夏で投手も兼ねており、この長身を買って投手に専念するにもひとつの選択肢だ。このままでは上のレベルどこか、高校でも活躍するのも難しいレベルであり、もう一度指導者は試合に使うことも伸ばす上では大事であるが、野球選手・菊池を育ててほしい。この恵まれた体格を持て余すのはあまりにもったいなさすぎる。（０９年９月　プライセスさん情報）同校の５番打者。アフリカ系のハーフで大柄でガッチリした体をしています。打撃フォームは、オープンスタンスでバットを耳の高さに斜めに構え打ちにいく時には体を大きく捻って足を上げて踏み込みます。強烈なスイングですが、バットが下から出てきます。内角や高めの球は厳しそうですが、真ん中から外角の甘いコースならばスタンドインのパワーは十分感じます。ズレータ(元ロッテ)に少し似た感じですが、もっと荒っぽい・・・ファーストの守りは、見た目よりも俊敏でファーストなら十分です。（１０年８月　リー兄弟さん情報）雑誌にも名前が出ており、プロ志望届けも出していた選手ですが、本来寸評対象外の実力ですけど、折角なので初めて見た感想は以下の通り。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、バットを寝かせてヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、かなりの内への移動も見られます。インサイドには振っては来ますが、殆どかすらないですし、偶に当たってもドン詰まりとなってしまいます・・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れるようです。外の縦スラに対する対応力は不明です（変化球を使うまでも無く、インサイド攻めされちゃったので）。頭の高さは変るので、選球眼も良くないですし、ミスショットも多いです。スイング的には、振り切っては来ますが、ヘッドが下がって、下半身が使えずに腕で振ってしまう部分は・・・・打撃以外では、足はかなり遅いです。ファーストの動きは無難でしたが、ワンバウンドの送球処理は上手でした。と言う事で、正直に書くと今のままでは大學では１軍には入れないでしょうね。きちんと打撃のメカニズムを１から勉強して、大学では何とか打法を作り直して、右の長距離砲を目指して進化して欲しいものです。（２０１０年１２月１４日掲示板にて寸評）	★
岡田　啓 (松戸国際) 日本福祉大	？・？右・右三塁手	松戸国際の核弾頭。強打を誇る三塁手で、球際が強い守備も注目である。 (打撃) オープンスタンスに構え、グリップの位置は肩ぐらい。背筋が伸びており、なかなか良い構えであると思っている。足を回し込んで上げていき、真っ直ぐ踏み込んで打つ選手。ただこの選手、踏み込みが弱く、膝がうまく使えていない。そのため低めの変化球には対応できるか、気になるところであった。ただスイングの軌道は悪くなく、肘の畳み方もそれなりに上手かったので、強い打球を打つことが出来ている。 (守備) 守備範囲は広く、なにより球際に強いのがこの選手の良さ。相当な練習量を積んできた事がうかがうことができる。肩もそれなりに強そうだ。 (まとめ) 打撃ではまだ課題が残る選手。クリーンナップの打者に比べると、癖はないが、膝をうまく使えないこと、踏み込みが弱いのを解消していかないと上のレベルでは厳しそうだ。　ただ守備はまずまずの選手なので、打撃が良くなれば、面白い選手に成長するのではないだろうか。今後の活躍を期待したい。（０９年９月　プライセスさん情報）	★
下野　雄 (松戸国際)	？・？右・右遊撃手	松戸国際のショートストップ。強打が売りの遊撃手で、4打数2安打の活躍であった。 (打撃) スクエアスタンスで構え、膝を屈めている。グリップの位置は高い。足を回しこんであげていき、アウトステップ気味に打ち込む。左腰が開いてしまい、ドアスイングになってしまっている。スイング自体は鋭いので、強烈な打球を放つことができているが、この欠点を解消しないと、難しい。 (守備) ショートの守備は可もなく不可もなくといったところ。ただ肩は強く、中継プレーから捕殺を記録した。 (走塁) 塁間タイムは4.44秒を計測。右打者なので、左打者として換算すると4.1秒前後となかなかの俊足だ。 (まとめ) 左腰が開く癖が気になるが、なかなか強い当たりを飛ばす選手であり、またチェックするのが楽しみな選手であった。ただ左腰を開く癖を直していかないと上のレベルでの活躍は厳しいと思っている。今後の成長に期待したい。（０９年９月　プライセスさん情報）	★
山崎　竜馬 (松戸国際)	？・？右・右二塁手	松戸国際の5番打者。1打席目にいきなり3ランを放ち、われわれを驚かしたバッターである。 (打撃) オープンスタンスで構え、グリップの位置は高く、バットを寝かせている。この構えで、結構強打者にも見え、粗そうな選手にも見える。足を回し込んで上げていき、真っ直ぐ踏み込む選手。この選手、完全に腕だけでスイングする選手。踏み込みも弱いし、全く膝が使えていません。この試合は本塁打を打ったが、完全に金属バットの反発と上半身の強さで持っていったものであり、上のレベルでは厳しいのではないだろうか。 (守備) 可もなく不可もなくといったところだろうか。守備を売りにするタイプではなさそうだ。 (まとめ) 完全に打撃を売りにするタイプであるが、その打撃も非常に粗いので、これから修正していかないと上のレベルでは相当厳しそうだ。このフォームで本塁打が打てるのだから、もっと修正していけば、怖い打者に成長するのではないだろうか。（０９年９月　プライセスさん情報）	★
有馬　貴弘 (銚子商業) 国際武道大	１８０・７８右・右レフト	今大会は背番号９をつけ、外野手登録ながらもマウンドに上がる右の本格派です。バランスの良いフォームから投げ込まれる１３０キロ台後半のストレートがなんといっても魅力。サイドハンドの技巧派エース・加瀬弘人と共に、今秋以降の活躍が楽しみな選手です。（０９年８月　千葉県元球児さん情報）銚子商業の4番打者。旧チームからレギュラーの選手であり、長打力を秘めた選手である。もともと投手だったのだが、肩の良さと打撃センスを買われ、外野手に転向したのだろうか。そのコンバートは功を奏しているといっていいようだ。 (打撃) スクエアスタンスで構え、グリップの位置は肩寄り。足を回し込んで上げて、アウトステップ気味に打ち込んでいく。アウトステップになる選手は、腰の開きが早い選手が非常に多いのだが、彼もやや開き気味なものの、それほど悲観するほどではない。ただ腕の畳み方が上手いので、インコースをしっかりと叩くことができている。そしてこの選手、アウトコースを打つのも上手く、おっつけただけなのに、ライトフェンス直撃の二塁打を打ったときは本当に驚いた。この選手のパワー、リストの強さは非凡なものを持っているといいだろう。 (走塁) 一塁の塁間タイムは4.57秒とそれほど速くない。左打者に換算しても4.3秒前後とそれほど褒められる内容ではない。これが全力なら致し方ないが、もっと速く走れるのならば、もっと塁間タイムを縮める努力をしてもらいたい。 (守備) レフトではあるが、投手ということもあり、肩は非常に強肩だ。ノックの返球では非常に強いボールを投げていた。反応や守備範囲はまずまずといったところか。肩の良さはずば抜けている。 (まとめ) 強肩強打の外野手。個人的に見て、打撃の素質なら福田(習志野)より上だと思う。インコースも叩けるし、おっつけてライトフェンス直撃の一打を見て、福田より上だなと確信した。ただ福田にはプレーの鋭さが長けている選手なので、有馬もそれほど悪くないのだが、もっと鋭さ・怖さを磨いていくべきではないか。良い選手ではあるが、4番というほどの怖さは感じられない。そうなった時、彼は千葉県どころか関東を代表するスラッガーになっているだろう。（０９年９月　プライセスさん情報）銚子商業の４番打者。強肩強打の外野手ですが、今回は打撃のみの寸評にさせていただきます。こ春季大会では1試合2本塁打をマークし、長打力は一段と増してきたようです。スクエアスタンスで構える選手で、背筋を伸ばして構えることができています。投手が足を下ろしたところから始動を仕掛けていき、足を高く上げて、真っ直ぐ踏み出していきます。この選手、トップを深くとっていくのですが、グリップが頭の後ろに移動してしまい、インコースは打ち辛いと思うのですが、肘を畳むのがうまく、結構インコースを打ち返すことができるのです。以前よりは長打力は出てきて、雰囲気が出てきた印象を受けます。５イニングしかみていないので、なんともいえないですが、少しずつ打撃の力強さは出てきましたし、最後の夏までにさらなるステップアップを期待したいと思います。（１０年７月　プライセスさん情報）勝負強い銚子商の4番打者です。構えとしては軽いクローズドスタンスでバット顔の前に斜めに構えヘッドは投手の方に軽く傾けます。そこから左足を大きく上げバットを捕手の方へ引いてから踏み込みます。内角甘目の球が得意の様でツボに嵌るとスタンドインの長打力を秘めています。対して外角の球に踏み込みがやや甘く感じますが、上手く追っ付けてセンター方向へ打つ技術も持っています。外野守備も捕殺できる肩を持っています。（１０年７月　リー兄弟さん情報）雑誌にも名前が載っていた選手ですが、今回初めて見た感想は以下の通り。気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。スクエアに踏み込む場合もあるので、コースを読んでいるようです。グリップをかなり上げるタイプで、かなりの内への移動も見られます。ただ、厳しいインサイドのストレートは、結構アウトステップしてレフトスタンドにＨＲを叩き込んできます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。外のスライダーの見極めは出来るものの、こなせるのかどうかはサンプルが無く不明でしたが、スライダーの際には読んでスクエアに踏み込まないと、アウトステップして腰を開いていては難しいように思います。頭の高さはそれ程変らないタイプなので、ミスショットも少ないようです。振り切って来るスイングは中々だと思います。守備範囲は広いですし、肩はレフトですが中々の強肩でした＾＾足も遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは分からず。と言う事で、確かに右の強打者候補生として面白いものを持っていますので、外の縦スラを打てるのであれば、次のステージでも面白いと思います。４年後に期待したいものです。（２０１０年１２月３日掲示板にて寸評）	★
平　雄介（千葉経済）東京農大生産学部	？・？右・左二塁手	俊足巧打堅守を誇るセカンド。一年の春から春４強メンバーを差し置いてベンチ入りをするなど、能力の高さは千葉では知られていた存在であった。今年は千葉経済の核弾頭として出場した。この日ヒットはわずか１本だけだが、アウトの内容は悪くなく、しっかりと津花投手のストレートを捉えていた。打球の速さは、強打者が揃う千葉経済の中でもトップクラスで、強烈なゴロを放つたびにスタンドからどよめきが起きた。この選手がすばらしいのは守備。七回のことである。一塁線へ抜けそうなゴロを回り込んで、アウトにした。これには思わず拍手をしてしまうほどであった。１試合通してみて、俊足巧打を求める球団があったら狙ってもいい選手であると思う。ただこの選手は、大学・社会人を経てから、プロを目指したほうがいい選手だろう。今後一年間、どこまでレベルアップするか注目してみていきたい選手である。（０８年４月　プライセスさん情報）	★
木南　了（千葉経大附）帝京大	捕手？・？右・右	甲子園常連校へと成長した同校。今大会２年生ながら背番号２を背負い、正捕手として活躍。３回戦で小川擁する千葉英和に１‐６で敗れたものの、小川から唯一の得点となるタイムリーを左中間へ放つなど、打撃でも魅せました。今夏の敗戦の経験を生かし、今秋以降どんな活躍を魅せてくれるのか、攻守に成長が楽しみです。（０９年８月　千葉県元球児さん情報）強肩が売りのキャッチャーで、２年生から正捕手を務めています。（打撃）オープンスタンスで、グリップを肩と平行な位置にセットして投手の球を待っています。投手の足が着地したところから始動を仕掛けていき、小さく足を上げて、真っ直ぐ踏み出していきます。トップの動作を見ると、グリップが頭の後ろに移動してしまい、インコースは捌きづらそうです。打球の速さ、ヘッドスピードの速さを見ると、それなりに速いですが、まだ振り込む必要があります。（守備）千葉県は好捕手が多数おり、彼もその中の一人として挙げられていますが、あまり惹かれるものがありません。スローイングタイムは１．９秒～２．１秒台とそれなりのタイムを叩きだしてきます。キャッチングも悪くないですし、捕手としての能力はまずまずですが、リード面では７回のピンチに初球から入って、痛打されるなど、危機回避能力がまだ欠けます。そういえば昨夏の千葉県大会でも大事なところで追加点を奪われています。キャッチャーとして光るものを感じないのは大事なところで打たれる、ランナーを刺せない。その勝負弱さを解消できない限り、私は彼を捕手として評価する事はないと思います。（走塁）塁間タイムは４．６秒台と、左打者に換算すると４．３秒前後とまずまずのタイムです。（まとめ）強肩のキャッチャーですし、打撃もそれなりに力強い選手ですが、何か特徴を欠けるキャッチャーで見栄えがしません。そのため大学経由となりますが、まずは夏に向けて頑張って欲しいですね。このチーム、投手陣がぴりっとしませんので、木南がうまく投手の配慮を行って、奮起を促してほしいですね。このままのモチベーションでは夏では勝てません。（１０年７月　プライセスさん情報）	★
坂本　拓弥（東海大望洋）ＪＲ東日本東北	捕手１８０・８２右・右	試合前のキャッチボール、シートノック時の姿から惹かれるものを感じ、そのときはまさか２年生だとは思いもしませんでした。まずはシートノック時。管理人さんもおっしゃっていましたが、下級生捕手ながらしっかりリーダーシップをとり、肩も素晴らしいものがありました。課題はやはり打撃面でしょうね。この試合は６番を打っており、５打数１安打という結果でしたが、現状まだまだという感は否めませんでした。１年時からベンチ入りしている選手ですし、期待されてる選手だと思います。今夏、快腕・眞下の好投を支える２年生捕手にも是非注目してみて下さい。（０９年４月　千葉県元球児さん情報）春にも紹介した坂本ですが、体が一回り大きくなって逞しくなったなー、という印象を受けました。眞下とは中学時代（佐倉シニア）からバッテリーを組んでいたとのことで、２年生ながら眞下をよくリードしていたと思います。バッティング面でも力強いスイング、鋭く大きな打球が目を惹くようになり、今後の活躍に期待がかかります。（０９年８月　千葉県元球児さん情報）東海大望洋の正捕手。２年のときから眞下とバッテリーを組んでおり、強肩ぶりが目立っていた選手だ。今年は４番、主将も兼ね、文字通り大黒柱である。関東大会出場、春の選抜は彼にかかっているといっても過言でもないだろう。 (打撃) スクエアスタンスで構え、グリップの位置は肩の平行で、バットを立てている。余計な力が抜けて、なかなか良い構えである。足を小さく上げて、まっすぐ踏みこんで打つ選手。４番打者であるが、なにか迫力不足という印象が否めない。右打ちはうまく、巧さが光る選手。個人的には６番打者あたりだと思うのだが……。 (守備) ２年生から正捕手を務めただけあり、ディフェンス力は高いものがある。地肩は非常に強く、スローイングタイムは１．９秒台とかなり速い。また、キャッチングはうまい選手だ。そしてワンバウンド処理はうまく、一回だけ相手走者を進めたが、これはしっかりと前に止めたけど、ボールが横にいってしまったものなので、悲観するほどではない。また場数を踏んでいるので、賢い捕手であり、一打出れば、サヨナラというピンチで、２安打を放っている大胡選手にまわった。大胡選手はストレートに強く、長友の速球にも振り遅れずに打ち返していた。その危険を察知したのか、敬遠をして、次の打者を打ち取った。当たり前なことであるが、これができない捕手は結構多いもので、安易に勝負にいって打たれるものなのだ。延長戦を制したのは、坂本の冷静な判断力があったからだろう。あとリードに関してはもう少しインコースがうまく使えるようになると、長友投手の持ち味をさらに引き出せるのではないだろうか。あの速球が懐に抉られたら、まだスイングができあがっていない高校生で打てる確率は低くなるのだから。 (走塁) 塁間タイムは４．３秒と右打者ならまずまずのタイム。といっても、足を売りにするタイプではないようだ。 (まとめ) ディフェンス力なら千葉県では屈指の選手。しかし打撃はまだ４番打者といえるような威圧感・長打力は併せ持っていない。確かに捕手も務め、主将も務め、そして４番打者を務めることは大変なことである。しかしスラッガーとして成長すれば、将来の野球ができる幅は絶対に広がるし、なによりチームが甲子園にいける確率はぐっと高くなる。期待されて重圧になっていると思うが、強靭な精神力で、見違えるような選手に成長してほしい。（０９年１０月　プライセスさん情報）まあ来年のセンバツでも見れるでしょうが、春季大会で生観戦し、夏も見れましたので感想など。開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、爪先をトンと付いてから、膝を引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動は、許容範囲内なのか範囲外なのか微妙なところです。左腕投手の甘いインサイドの変化球なら、きっちり引っ張りきれます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。春はスイング的にも弱くて、打てない選手でしたが、夏にはかなり振りきれるようになりましたし、打撃は急激に進化したと思います＾＾捕手としては、キャッチングにはまずまず見所があります。ランナーがいても捕球時に膝を付くケースもあるのですが、ワンバウンド処理はかなり上手いと思います。右手の隠しが甘いのは？リードは春季大会ではインサイドも使っていたのですが、夏は外オンリーの配球だったのは？？肩は春に見て驚きましたが、かなりの強肩です＾＾また、春季大会では試合前の練習の際に、３年生かと思ったほど統率力のあるタイプですし、投手の所に行くタイミングも良いと思います＾＾と言う事で、かなり魅力のある選手ですので、冬の間に更に進化してくると、中京大中京の磯村とセンバツでＮＯ１捕手争いするのでは？期待したいものです＾＾（２００９年１２月７日掲示板にて寸評）昨夏も寸評した選手ですが、センバツでの感想は以下の通り。膝を結構折って、気持ち開いて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とした所から軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。踏み込みをクローズに変えてきたりしますので、コースを読んでいるようですが、確率はそれ程高くは無いようです。グリップを上げての内への移動が見られます。昨夏はインサイドも良い当たりは打ったりもしていましたが、センバツではサンプルが無く完全にこなせるようになったのかどうかは不明です。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。外のボールはセンターからライト方向に強く叩けます。頭の高さはそれ程変わらないのですが、必要以上に頭が動きすぎるので、目線もぶれていると思います。振り切ってくるスイングはまずまずです。捕手としては、右手の隠し方が甘すぎるのは？キャッチングはまずまずとは思います。ランナーがいても膝を付きがちですが、観戦日はワンバウンド処理に破綻は無かったです。自慢の肩は、桐蔭も警戒して盗塁をして来なかったですが、ランナーが居る際に投手に対して『走ったら俺に全て任せろ！』とサインを送っていましたが、まあ見れなかったのが残念です。と言う事で、正直期待した成長曲線に達していないのが残念でした。ただ、素材としては良いですので、夏までの進化に期待したいものです。（２０１０年４月１１日掲示板にて寸評）この選手も細かい紹介は省きます。打撃フォームは、軽いオープンスタイルでバットを耳の後ろの位置に斜めに構えます。そこから打ちにいく時には足を軽く上げバットを捕手の方へ引いてから踏み込んでスイングします。スイングが鋭く打球も強烈です。城島に似た感じですので上手く真似て良い気がします。守備は、強肩ですし広く構え基本に忠実で投手への気配りもあって捕手としては山下(習志野)よりも良いかも？県内屈指の捕手なのは間違いないです。（１０年９月　リー兄弟さん情報）	★
天川　大勢（東海大望洋）国際武道大	ファースト１８１・８４右・右	中学時代にも感想を書いた選手でしたが、センバツでは寸評対象外でしたが、夏にかなり伸びたと思います＾＾（正直嬉しかったです）略スクエアに構えて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッド動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップの内への移動が見られます。ただ、インサイドは甘いと振り切って捉えてきますが、もう少し内への移動を抑えれると良いのですが。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。外のストレートは右に強く叩けますし、外の縦スラの見極めもしてきますし、甘いとセンターに叩けます。基本的に左腕投手が大好きなようです。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。ヘッドが立った振り切って来るスイングは力感たっぷりです＾＾打撃以外では、足は売りには出来ないようです。守備の動きは良かったですね（中学生の際には外野も守っていましたので、外野も出来ると良いのですが）。と言う事で、次のステージではインサイドの１４０㌔台のストレートを打てるように、グリップの内への移動を抑えれるようになると、右の強打者としてかなり面白いのではないでしょうか？４年後に期待したいものです＾＾（２０１０年１２月１６日掲示板にて寸評）	★
中野　圭一郎（沼南）	右・右？・？キャッチャー	２年生ながらチームの正捕手で５番を打つチームの中心選手。投球を外した際の送球ですが、中々の強肩です。大型で膝を付かず構えが広いので投手からすれば投げやすいタイプだと思います。打撃フォームは、軽いオープンスタンスでバットを耳の辺りに斜めに傾けて構え足を上げず全身を捻ってすり足で踏み込みます。パンチ力も結構ありそうです。潜在能力は高そうだと思います。（０９年８月　リー兄弟さん情報）事前に読者の方に聞いていましたが、５番を打っている１８０㌢くらいの捕手です。開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始めた後から、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。気になるのは、踏み込むタイミングが殆ど合わないんですよねえ・・・グリップの内への移動も見られます。インサイドには現状手が出ないようです・・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見されます。カットボール気味の、外のストレートは右方向に叩けていました。踏み込んで行く際に、頭の高さもやや変る部分が、ミスショットが多くなる原因。スイング的には、やや硬さも見えるのですが、２年生の夏の段階ではまずまずでしょうか？捕手としては、キャッチングにはまずまず見所があります。ランナーがいても膝を付きがちなのですが、ワンバウンド処理のサンプルが無く、巧拙は不明です。リードは、インサイドも見せつつ、外のボール球で討ち取ってきますが、まずまずだと思います。肩もまずまず強肩です。と言う事で、今現在では平均的な選手ではあるのですが、資質的には高いですので、少し欠点を治せば一変するタイプだと思います。来年の進化に期待してみたい。（２００９年１１月２９日掲示板にて寸評）２年生の際にも感想を書きましたが、昨年の模様も見れましたので感想を。開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。インサイドは、肘の畳み方は不十分ですが、腰の回転で良い当たりは放ってきますので、もう少しグリップの内への移動を抑えて、肘の畳み方を進化させると、木製でもインサイドを捌けるようになると思います。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。外の縦スラの見極めが出来ずに、当てがちなのは・・・頭の高さは変らないので、甘いボールのミスショットは少ないと思います。振り切って来るスイングは進化したと思います。捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。ランナーがいても膝を付きがちなので、ワンバウンドは止めては来ますが、前に大きく弾いたりもしてしまいます。セカンドへの牽制で刺してきた肩はまずまず強肩ですが、盗塁阻止の際のコントロールの精度は上げたいですね。リードはまずまず考えていると思います。と言う事で、徐々に良くなっている部分もありましたが、期待した成長曲線に達しなかったのは残念です。次のステージでの進化に期待したいものです。（２０１１年２月２０日掲示板にて寸評）	★
館花　翔 (市立柏) 国士館大	？・？右・左捕手	市立柏の正捕手。強肩強打を誇る捕手であり、スローイングタイムは１．９秒台と抜群のスローイングタイムを誇る捕手だと聞いていた選手だ。彼の打撃と守備をチェックしてみた。 (打撃) ややオープンスタンス気味に構え、グリップを高く持っている。足を高く上げて、まっすぐ踏み込んで打つ選手。スイングは力強く、甘く入ったらオーバーフェンスするパワーは持っている。しかしこの日は体が突っ込み気味になってしまい、軸足がぶれてしまっているのが残念であった。 (守備) スローイングタイムはなんと最高1.89秒を計測。コンスタントに1.9秒台をマークしており、強肩だということを証明したが、なんと3度も盗塁を許した。まだコントロールを乱す場面があり、制球力はまだまだ。しかしこれほど強いスローイングができるのは頼もしい。キャッチングはうまく、非常に良い音を鳴らすことができる選手だ。時折、逸らすこともあり、まだまだという印象。リードも単調で、外角一辺倒になることが多く、配球を見破りやすいリードをしていた。 (まとめ) スローイングタイムは１．９秒台をコンスタントに計測したとおり、彼のスローイングは突出している。そしてパンチ力のある打撃に、良い音を鳴らすキャッチングは魅力的だ。しかしリードはまだ単純で、緻密な駆け引きがまだない。このままだと、上のレベルで捕手を務めるのは難しく、打撃を活かしてコンバートする可能性が高い。いずれにしろ来年は注目を浴びる存在になるだろう。千葉県の高校野球ファンはぜひ彼の名前を覚えてもらいたい。（０９年１０月　プライセスさん情報）	★
中沢　亮太（市立柏）	ライト？・左？・？	同校の一番打者。打撃フォームは、軽いオープンスタンスでバットを胸の前に立てて構え打ちにいく時は早めにスクウェアにして踵を上げバットを捕手の方へ引いてから踏み込みます。体の開きを抑えて十分ボールを引きつけて打つスタイルでパンチ力も持っています。（１０年８月　リー兄弟さん情報）	★
飯塚　将斗 (千葉商大付属) 国際武道大	？・？右・右遊撃手	千葉商大付属のショートストップ。動きが軽快な選手だ。彼はオープンスタンスに構え、グリップの位置は高め。足を回し込んで上げていき、真っ直ぐ踏み込んで打つ選手。うまく肘を畳んで打つが、スイングがまだまだ力不足で、打ち返す打球もひ弱い。私が彼を取り上げようと思ったのは、守備。この選手、非常に動きが軽快で、難しいゴロを軽々と捌いていた。スローイングもそれなりに強く、上手い選手だなと思った。まだまだ打撃がひ弱いため、あまり取り上げられることはないが、一冬こして、スイングに鋭さが身につくと、この選手も注目される存在になるだろう。（０９年１０月　プライセスさん情報）	★
石井　悠太 (市立船橋) 東京情報大	右・右外野手１７５・８２	市立船橋の４番打者。がっしりした体格をした強打者である。千葉県大会３位決定戦では場外ホームランを打ちこんでいる。この日はいきなりライトオーバーのスリーベース。そしてその後も2本内野安打を放ち、意外に足が速いことも印象付けた。内角の速球に振り遅れることがあり、変化球に対応にも課題を抱えているが、豪快なパワーを持った選手である。千葉県では数少ない右のスラッガーだ。こういう選手はレベルの高い好投手と対戦することで自分の資質を高めていくことが大事だろう。幸い千葉県には長友(東海大望洋)、久保(千葉経済)と好投手が多い。彼らから一発を打てるようになると雑誌からも取り上げられるような選手に成長してほしい。（０９年１１月　プライセスさん情報）	★
佐藤　開 (市立船橋)	右・左外野手１６６・６２	市立船橋の５番打者。勝負強さを持った打者であり、直球に強いタイプである。この試合でもライトオーバーのスリーベースを放った。一発長打のパワーはないが、ツボに入れば力強い打球を飛ばす。直球に強い反面、まだ縦の変化球についていけない欠点があるので、冬の間で克服してもらいたい。（０９年１１月　プライセスさん情報）	★
富田　匠人 (市立船橋) 国際武道大	ショート右・右？・？	チームの一番打者で内野の守備の要の選手です。打撃フォームは、スクウェアスタンスでバットを耳の高さに斜めに構えその位置からあまり動かさず足を上げ踏み込みます。スイングもシャープです。守備は、強肩で守備範囲が広くフットワークも良く県内屈指だと思います。（１０年８月　リー兄弟さん情報）	★
浅沼　京祐（流通経済大柏）	？・？右・右外野手	シュアな打撃と快速が売りの流通経済大柏のトップバッターです。この試合では4打数4安打の活躍を見せてくれました。バランスの取れたスクエアスタンスから、しっかりと溜め込んで打ち返してきます。ミートセンスは中々なもので、右、左へと打ち返してきます。ベースランニングを見ていると、とにかく足が速く、スライディングしてからの加速が素晴らしい。この走塁技術が県のトップレベルにどこまで通用するか興味があります。この選手についてもう少し追いかけてみていきたいと思わせるものがあります。次、観戦できたときはもう少し細かくみて、濃い寸評を作成できるようにしたいと思います。（１０年５月　プライセスさん情報）	★
須田　凌平 (千葉黎明) 立正大	？・？右・右捕手	今春の県大会にベスト４進出に貢献したキャッチャーです。あまり取り上げられないキャッチャーですが、肩の強さとパンチ力のある打撃は千葉県でもトップクラスです。 (打撃) スタンスはオープンスタンス。グリップは高い位置にセットして、大きく構えているのが特徴的です。投手が足を着地する寸前に始動を仕掛けていき、回しこむように上げていき、まっすぐ踏み出していきます。ぐいっとトップを深くとっていき、振り出していきます。彼のスイングは乗せるスイングで、ボールの上っ面をたたくことなく、掬いあげるように持っていく打撃スタイルです。そのため芯で捕らえたときの打球は一伸びしていきます。スイングスピード、打球もそれなりに早いです。やや粗っぽい打撃スタイルをしていますが、パワーは大きな魅力があります。 (守備) 最近、センス型、俊足型のキャッチャーが多いですが、彼はずんぐりむっくりの体型で、まさに一昔前のキャッチャーらしい体格をしています。この選手の売りは抜群の強肩です。スローイングタイムは平均で１．９秒～２．０秒台を計測し、最高は１．８８秒でした。強肩のキャッチャーが多い千葉県ですが、肩の強さとスローイングスピードは山下(習志野)に匹敵します。キャッチングはまずまず柔らかく、的が大きいので、包容力があるキャッチャーです。またテンポの良いリードを心がけており、コントロールを売りにする投手にとっては投げやすいキャッチャーではないかと思います。 (まとめ) この選手の良さは体の強さと肩の強さではないかと思います。頑丈な体をしていますから、故障には強そうですし、厳しい練習でも追い込みができそうなキャッチャーです。上のレベルで活躍するのなら、まず打撃はレベルの高い投手の対応力を高めることと、キャッチャーとしては切れのある１４０キロのストレートを造作な捕球できるキャッチングが極めて重要です。リードは経験を積むしかありませんし、まず起用されるには逸らさないキャッチャーを目指してほしいです。千葉黎明は数年前から結構見てきていますが、初めて上のレベルで活躍ができる選手が現れました。これからも伸びていって欲しいキャッチャーですね。（１０年５月　プライセスさん情報）強肩強打で４番を努めるチームの中心選手です。打撃フォームは、オープンスタンスでバットを肩の高さに軽く斜めに構える打撃フォームはラミレス(巨人)に似ています。ただ本家と一緒で外角のスライダー系の球には弱そうです・・・肩は千葉でも屈指だと思いますし、打撃もスタンドインのパワーがあります。（１０年７月　リー兄弟さん情報）小僧にも名前がちょろっと載っていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。身長は１７０㌢ちょっとくらいです。結構軸足を折って重心低く、開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、ホーム方向にトンと爪先を付いてから軽く足を浮かせて、回し込んで踏み込むスタイル。構えは、巨人のラミレス風です。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。インサイドにはかなり詰まってしまいます。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。外の縦スラに対するサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。フォロースルーは大きくないものの、振り切って来るスイングはまずまずだと思います。捕手としては、通常のキャッチングは、ミットを動かしながら捕球するスタイルはどうなのか？とは思いますが、ビシッと捕球できる高校生の中では数少ない捕手です＾＾ランナーがいると膝を付かない方で、ワンバウンドも止めてきます。右手を出しっぱなしなのは、ファールチップ対策が出来ていないようです。肩はまずまずの強肩だと思います。と言う事で、欠点もありますが、確かに資質は面白そうに思います。４年後の進化に期待したいものです。（２０１０年１２月９日掲示板にて寸評）	★
美通　真樹（浦安）	センター？・？右・右	知らない選手でしたし、結構見た割には詳細には分からない部分も多いのですが、妙に気になるので感想を。身長は１７５㌢弱くらいでしょうか？軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さにセットし、投手が腰を落としたところで、一旦スクエアにし、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内だと思います。インサイド打ちは上手です＾＾打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。外の縦スラのサンプルが少なく、膝を柔軟に使ってこなせるのかどうかは分からず。頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。球を引き付けて、鋭く振り切って来るスイングは中々だと思います。守備範囲は広いようですが、肩はサンプルが無く不明でした。足も速いほうだと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは不明でした。と言う事で、打撃は縦スラが捌けるのであれば面白いと思いますし、守備や足も今後磨いていけると面白いのではないでしょうか？次のステージでの進化に期待したいものです。（２０１０年１２月４日掲示板にて寸評）	？
岡崎　友哉（学館浦安）高千穂大	ライト？・？右・右	知らない選手でしたが、まずまず気になりました。軽くクローズに構えて、膝でタイミングを計りながら、グリップを耳よりも少し上の高さに体にかなり近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。インサイドには厳しいようです。打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。外の縦スラは見極めては来ましたが、振らなかったので、こなせるのかどうかは不明です。ストレートには滅法強いです。頭の高さはあまり変らないので、選球眼もまずまず良いと思います。振り切って来るスイングは迫力がありましたね。足も遅くは無いと思いますが、売りに出来るのかどうかは不明でした。守備の動きは良かったですが、肩はサンプルが無く不明でした。と言う事で、欠点もありますが右の強打者ですので、大学での進化に期待したいものです。（２０１１年２月２１日掲示板にて寸評）	？