２０１０年度の逸材
岡山
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 木下 直哉 （おかやま山陽） 東北福祉大 |
センター ？・？ ？・？ |
秋季予選でスリーランホームランを打ってるみたいです。打撃も然ることながら魅力は足力と試合の集中力、面白い選手だと思います。 （０９年９月 すぽっとらいとさん情報） |
★ |
| 花谷 晃士 （おかやま山陽） 大体大 |
捕手 右投右打 １８０・７８ |
強肩強打が売りの捕手で、がっちりした且つ均整のとれた体型が目を引きます。観戦できたのが４イニングほどだったので詳しくはわからないのですが、肩は非常に強いと思います。ただ、頻繁に投球を後ろに逸らしてしまう場面が見られ、また投手への配慮もあるようには感じられませんでした。 打撃も１打席しか観戦できなかったのでよくわからないのですが、おそらく打てる選手なのだとは思います。この選手は地元でもそれほど名前が挙がってこなかった選手ですが、もう少し注目されてもよかったのではないかと思います。 （１０年８月 青テンさん情報） |
★ |
| 坂田 和将 （金光学園） |
三塁手 右投右打 １７４・７６ |
かなりがっちりした体格でいかにも身体に力がありそうな選手です。昨夏は４番遊撃手でしたが、今夏は４番三塁手でした。遊撃手としては守備範囲に不安がありますので、三塁手の方が適しているでしょう。投手としてもかなり速い球を投げるようで、肩は強いです。 また、打撃では当たれば強い打球を放つのですが、やや雑なのが残念です。今後攻守に更に洗練されていくと身体に力があるだけに大学・社会人でも面白いかもしれません。 （１０年８月 青テンさん情報） |
★ |
| 佐藤 幹人 （玉島商） 倉敷ﾋﾟｰﾁｼﾞｬｯｸｽ |
サード １７６・６１ 右・左 |
まあ現状まだまだではあるのですが、資質的には面白いのでご紹介してみます。 大きめに開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めるところから、膝をかなり高く引き上げて、大きく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドには、当然甘くても詰まってしまいます。 頭の高さも結構変ってしまい、目線がぶれて、ミスショットも多くなっています。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外の落ちる系統のボールに対しては、まずまず膝を使ってレフト方向にミートしてきますが、どうも外のストレートを強く叩けないようです。 甘いストレートは、きっちりライトに引っ張ってきます。 スイングは２年生の段階ではまずまずだと思います。 打撃以外では、守備の動きも良いですし、肩も良いと思います。 足は結構速いですし、盗塁も狙える選手で、昔のピート・ローズばりのセカンドへのヘッドスライディングは迫力がありました。 と言うことで、矯正する部分は、グリップの内への移動を緩和させる事と、踏み込んで行く際に頭の高さが変りすぎている部分と、はっきりした選手ですので、気付いて冬の間に矯正すると次のステージでの活躍のチャンスが出ると思います（矯正できないと、大学では野球は難しくなるでしょうね）。 何とか気付いて矯正してくる事を期待してみたい。 （２００９年１２月３０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 植田 弘樹 （関西） 明治大 |
捕手 １８１・７４ 右・右 |
事前に妙に気になっていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 開いて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から、ホームベースの所（ベース板の所までなので、あまり見たことが無いです）に爪先を立てて、リリースポイントから軽く足を浮かせて、気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドには現状厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。 開くので、外のスクリューにも当てただけとなりがちでしたので、右投手のスライダーにも厳しいのでは？と想像します。 頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。 ランナーがいると、膝を付かない方で、ワンバウンドも止めてきます。 肩は、３度盗塁を仕掛けられて、１度はまずまずの強肩振りを見せましたが、残り２回は握りそこなったりして、ワンバウンド送球でしたが、確率は良くないです。 リードはまずまず考えている方だとは思います。 と言うことで、まだまだ欠点も多いのですが、見所はありますので、夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年４月６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 磯本 龍志 （関西） 法政大 |
センター サード １７０・７１ 右・左 |
小僧に載っていたので注目はしていたのですが、まあ島袋に子供扱いされていましたので、どうしようか迷ったのですが折角なので感想など。 開いて、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて、回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。 観戦日はインサイドのサンプルは無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 左腕の変化球には崩されて、現状開くのでかなり厳しいようです。 頭の高さも変るタイプなので、ミスショットも多くなる。 小柄ですが、スイングには力感がありますね。 打撃以外では、三振ばかりなので、足は全く分からないですが、守備を見ると速いのだろうなあ？と想像します。 守備範囲はかなり広い選手だと思いますが、肩のサンプルが無く不明でした。 と言うことで、右投手との対戦を見たかったですけど、まずはいくら島袋が良い投手でも、全部三振ではお話になりません。 夏までに何とか開かずに、左腕をこなせるようになった姿を見たいものです。 （２０１０年４月６日掲示板にて寸評） ５０ｍ５秒台、ベース一周１３秒台の同校史上屈指といわれる俊足選手です。昨秋までは細身で非力な印象がありましたが、一冬越えて見違えるほどビルドアップされていて驚きました。ただ、確かに打撃の力強さは増したのでしょうが、逆に非常に荒く雑になった感があります。 打撃センス自体は悪いとは思いませんので残念です。俊足という武器がありますので、大学・社会人に進んでも活躍の場はあると思います。 （１０年８月 青テンさん情報） |
？ |
| 藤原 将司 （岡山東商） 亜細亜大 |
右翼手 左投左打 １７９・６９ |
５０ｍを５秒台で走る俊足選手です。今年の県内では関西高校の磯本選手と脚の速さでは双璧となると思いますが、走塁センスはこの選手の方が上ではないかと思います。 昨秋に初めて観戦した時から好選手との印象を持っていましたが、今春複数のプロスカウトが注目していたのには驚きました。そこそこ身体があって俊足という武器があるからでしょうか。 好選手ではありますが、ドラフト候補として考えた場合、打撃力が絶対的に足りませんので、大学等へ進学することになるのではないでしょうか。 （１０年９月 青テンさん情報） |
★ |
広島
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 山田 春秀 （如水館） 名古屋商科大 |
センター １７１・６１ 右・左 |
知らない選手でしたし、詳細は分からない部分も多かったですが、面白いものを持っているのでは？ 軽く開いて、グリップを耳よりも少し下の高さにセットし、投手が膝を引き上げた所からスクエアにし、リリースポイントから小さく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドは肘も畳んで捌けるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 左投手のストレートは苦にしないですが、スライダーがきちんと決まると現状厳しいようです。 踏み込んで行く際に、頭の高さが変るのは？ スイング的には、コンパクトに振っては来るも、まだまだ鋭さは無いです。 足は速く、左投手から癖を見切ってスタート出切るので、盗塁センスも高そうです（打者がファールにしてしまったのですが、打たなければ楽々セーフだったと思います）。 ちなみに、この選手に対してはノーサインで走らせるらしいです。 で、足は速いのですから、苦手な投手などの際には、もっとセーフティーバントなどを試みた方が良いと思いますが？ 守備はあまり良いサンプルが無かったのですが、足から判断して守備範囲は広いんだろうなあ？と思います。 肩に関しては、悪くはないのだろうなあ？とは思うのですが、精度はどうなのか？？ と言うことで、資質的には面白いと思いますので、一冬越えた進化に期待してみたい。 （２００９年８月２１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 和田 凌太 （広島工） 巨人育成 |
ファースト ショート １８０・７１ 右・両 |
昨年小僧にも名前がちょろっと載りましたが、１年生の時の模様を見ましたが、確かに資質的には抜けていますね＾＾ 身長は１８０a弱くらいでしょうか？ スイッチヒッターなので、両打席の模様を。 左打席は、開いて踵を踏み込みながら、グリップを指１本余して耳の高さにセットし、バットを寝かせ気味にヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて、サード方向に足を伸ばして回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチで、内への移動はぎりぎり許容範囲内です。 きちんとしたインサイドのサンプルが無く捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースが散見されました。 頭の高さは変るタイプです。 リストワークの柔軟さは非凡で、膝もまずまず柔軟に使ってきますので、落ちるボールも拾えます。 右打席は、開いて、グリップを耳の高さに体に近づけてセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチで、内への移動も見られます。 インサイドには当然かなり詰まってしまいます。 頭の高さも変るのでミスショットも多い。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 で、個人的には左の方が好みですが、右の方がパワーはあるようです。 足も速いとは思いますが、盗塁・走塁センスなどは不明でした。 守備は、昨年から外野に回ったようですが、見ていないので分からず。 と言うことで、天性のミートセンスを持った選手ですが、まだまだ欠点は多かったですけど、今年の夏の進化がかなり楽しみな選手です＾＾ （２０１０年２月１３日掲示板にて寸評） まあ１年生の時に感想を書いた選手でしたが、育成枠で指名されたのに時期を逸してしまったのですが、折角なので寸評を。 １年生の時はスイッチヒッターでしたが、左打席の調子が悪かったのかもしれませんが、観戦日は右投手に対して右打席に入っていました。 軽く開いて、膝でタイミングを計りながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、バットを寝かせてヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドにはかなり厳しいのですが、稀に肘を畳んでファールにはなるも引っ張れたりも見られましたし、インサイドに意識的にグリップの内への移動を緩和してきたりも見られましたので、救いはあるタイプです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外の縦スラの見極めは出来なかったのですが、やられた次の打席では見極めてきましたが、捌けるほどでは無いようです。 頭の高さは変わるのでミスショットも出てしまいますが、意識的にじっくり球を見ようとしてきた打席ではしっかり選球して四球を選んでいました。 鋭く振り切ってくるスイングはまずまずです。 守備機会は少なかったですが、フットワークも良く肩も良かったです。 足は速く、余裕で盗塁も決めてきましたが、ストレートの際に走ったのですがスタートは良かったですが、変化球の際に確実に走りたいですね。 ★まとめ 正直左打席を再確認したかったのですが、打撃は詳細には分からない部分もあったのですが、一つ言えることは天才肌の選手と言うか感性で野球をやっている感じがしましたね。 是は悪い事では無いのですが、やっぱしっかりしたフォームを作ってからの感性にしないと、プロでは中々通用しないと思います。 まあプロでは当然スイッチヒッターとしてやっているのでしょうが、旬の時期では無かったですし、時間はかなり掛かるでしょうけど、何とかスイッチを完成して、足と守備は売りに出来ると思いますので、下剋上して欲しいですね＾＾ 巨人の内野の層は薄すぎなのでチャンスは必ずありますので、密かに期待したいと思います。 （２０１２年２月２９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 安本 英正 （広島商） 法政大 |
捕手 ？・？ 右・右 |
知らない選手でしたが、詳細には分からなかった部分もありますが面白いのでは？ 身長は１８０a弱くらいでしょうか？ クローズに構えて、グリップを耳の高さに体に近づけてセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、リリースポイントの少し前から足を上げて踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動が見られます。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったものの、グリップの移動があって且つクローズの踏み込みですので、厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外のスライダーの見極めは出来るようです。 で、低めの難しい落ちるボールを、膝を使って振り切って捉えてきたのは驚き＾＾ 振り切ってくるスイングは中々です。 背番号３ですが捕手をしていましたが、キャッチングはまずまずですが、低めの捕球はもっと練習して上手くなりたいですね。 ランナーがいても膝を付いてしまいますが、ワンバウンドを止めては来ますが安心感は無いですね。 肩はまずまず強肩も、コントロールの精度は？ と言うことで、打撃センス的には中々面白いものを持っていますので、インサイドを打てるように欠点を矯正して、捕手としても進化すると夏に雑誌に名前が出ると思います。 期待してみたい選手です。 （２０１０年２月１８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 新谷 淳 （広陵） 東海大 |
捕手 １７７・７２ 右・右 |
センバツ後にどっかの球団がドラフトリストに入れていると聞いていましたが、センバツ時には正直気にならなかったのですが、今回初めて真面目に見た感想は以下の通り。 略スクエアに構えて、踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 クローズにも踏み込みますし、上記欠点からもインサイドには甘くても詰まってしまいます・・・ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずで、軸足を後ろに引くタイプです。 外のボールはセンターに叩けます。 頭の高さは変るので、ミスショットも多くなる。 振っては来ますが、スイング的にはまだまだです。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまずです。 ランナーがいても膝を付いてしまいますし、低めのミットの出し方にも問題があり、痛恨のパスボールをしてしまっては・・・・ 肩は良いと思いますが、捕ってからやや遅いですし、コントロールの精度は？？ リードはまずまず考えてはいるものの、ピンチの際にインサイドが多いのは気になるところです。 と言うことで、正直即プロは有り得ないですし、大学経由となりますが、確かに良い部分もあるのですが欠点も多いですので、何とか気付いて大学で矯正して頑張って欲しいものです。 （２０１０年９月２５日掲示板にて寸評） |
？ |
鳥取
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 山根 健太 （鳥取西） |
ショート １７２・７０ 右・左 |
まあ甲子園でも見ていましたし、どうしようか迷ったのですが、気になる部分はあるので簡単に感想など。 膝を結構折って構え、開いて、グリップを耳よりも上の高さに体に近づけてセットし、バットを寝かせ気味として、ヘッドを回しながら、投手が膝を引き上げた所で、何故か下半身の開きを狭めて、腰を落としきった所から、摺り足で踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内だと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りません。 ミートセンスは高いとは思いますが、全部走り打ちとなるので、強い打球が打てません・・・・（踏み込んだ足で踏ん張れないで、この走り打ちが直らない限り、厳しいと思います） 甲子園では左投手の変化球にも苦戦していた記憶があります。 打撃以外では、足は速いほうだとは思います。 守備でも、甲子園ではポロポロしていた記憶がありますし、まだまだのようです。 で、一番気になった（気に入らなかった）部分なのですが、走塁の際に打球に当たったり、守備ではカットプレーに入らなくても良いのに入ってしまったりと、状況判断が悪すぎる部分。 おっちょこちょいな選手なのかもしれません。 と言うことで、欠点は全てに多いですが、資質的には気になります。 今後の進化に期待したいものです。 （２００９年１月６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 三上 大介 （鳥取商） 近大工学部 |
セカンド １７１・６４ 右・左 |
雑誌にも名前が載っていましたが、２年生の模様は見ていましたので感想など。 開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを上下させながら、投手が腰を落とした所でホーム方向に爪先をついて、リリースポイントから軽く浮かせて気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 踏み込むタイミングは一定しておらず、投手が腰を落とし始めた所から、軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイルとなったりもします。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドの甘めには、肘を畳んでセンターにおっつけて来ます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外の厳しいストレートも、レフトに強く叩けます＾＾ 落ちるボールは、膝を使って、リストワーク良くレフトに運べます＾＾ 甘いボールは引っ張ってきますし、広角に打ち分けてくる打撃は、全国でも上位レベルでした＾＾ 頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。 シャープに振り切ってくるスイングは中々でした。 足は速い方ですが、売りにできるのかどうかは不明です。 守備範囲はかなり広く、センターに完全に抜けたと思った打球に追いついて、体を切り返してノーステップでファーストに送球してきますし、身体的な能力がかなり高いと思います。 と言うことで、昨年の進化ぶりは見れませんでしたが、雑誌に書かれている通りの非常に良い選手でしたので、大学での更なる進化にかなり期待したいですし、４年後にプロを是非狙ってほしいものです。 （２０１１年６月２７日掲示板にて寸評） |
★？ |
| 岡垣 旭紀 （鳥取商） 流通経済大 |
レフト ？・？ 右・左 |
雑誌にも名前が載っていましたが、２年生の模様は見ていましたので感想など。 身長は１６０a台の小さな４番打者です。 軽く開いて、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを投手方向に倒して回しながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？と思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外のボールは偶に強く叩けるケースも見られるのですが、ミスショットがかなり多い。 落ちる系のボールには当初どうかな？と思ったのですが、打席を重ねるごとに膝を使って、グリップが前に出るのを何とか我慢して、長打を放ってくるのは中々でした＾＾ 頭の高さは変わるので、選球眼は甘く、高めのボール球に手を出してしまいます・・・・ 体の割には、かなり鋭く振り切ってくるスイングは中々です。 足は遅くは無いですが、売りには出来ないような？ 守備は無難で、肩も無難でした。 と言うことで、確かに打撃には欠点はあるものの面白いものを持っていましたので、大学で欠点を矯正して、打撃以外にも売りを作れると面白いかもしれません。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年６月２７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 船越 健太 （米子北） |
ライト ？・？ 右・右 |
知らなかった選手ですが、気になりました。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、軽く膝を引き上げて一塁側に足を伸ばして回し込んで軽くクローズに踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドは甘いと、やや詰まりながら右におっつけて来ますが、木製になると厳しいと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 低めの変化球には膝を使って来ますが、現状こなせる程ではないようです。 頭の高さは変わるので、ミスショットは多いです。 ヘッドを立てて振り切ってくるスイングはまずまずですが、引っ張りの意識が高すぎるように思います。 本来捕手のようですが、打撃に専念させる為にライトにコンバートしたようなのですが、動きはまずまずでしたし、肩も良さそうでした。 足は遅くは無いですが売りに出来るのかどうかは不明です。 と言うことで、欠点は多いのですが、資質的には高いと思いますし、少し矯正すれば一変すると思います。 次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年６月２８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 高橋 直也 （米子北） |
レフト ？・？ 右・右 |
知らない選手でしたが、まずまず面白いものは持っていると思います。 身長は１７０a弱くらいの小柄な選手です。 略スクエアに構えて、密かに踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から、膝を引き上げて回し込んでかなりクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 この欠点に、クローズの踏み込みですので、インサイドには手が出ません・・・・ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。 左腕投手の低めのボールは大好物のようで、外のボールは右中間フェンス直撃弾を放ってきます。 落ちるボールに膝を使えるのかどうかは不明です。 頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってくるスイングの迫力はかなりの代物でした＾＾ 守備機会が殆どなく、詳細は不明ですが、肩は無難のようです。 足は遅くは無いのですが、三塁コーチャーが制止しているのに突っ込んで余裕で刺されたり、ＨＲと思って全力で走らずに２ベース止まりとなったりと、この辺りは何なのでしょうね・・・・ と言うことで、欠点も多いのですが、見限れないものは持っています。 次のステージで打撃のメカニズムをきちんと理解して欠点を矯正できれば化けれるかもしれません。 頑張ってほしいものです。 （２０１１年６月２８日掲示板にて寸評） |
？ |
島根
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 糸原 健斗 （開星） 明治大 |
サード １７５・７７ 右・左 |
この選手は事前に聞いてはいましたが、かなり良い選手ですね＾＾ 開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの少し前から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを少し下げるヒッチ気味の動きは気になるものの、グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドのサンプルは無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れるようです。 高めのストレートは得意なようで、バットを上から被せて長打が打てますね（甘ければ引っ張ってきますし、外は強くレフトへ叩けるようです）＾＾ 落ちる系統のボールにやられた次の打席では、きっちり狙いに行って振り切ってヒットを放ってくる学習能力は買いです＾＾ 追い込まれると、しぶとくファールで粘ってきますし、選球眼も良いですね。 振り切ってくるスイングは、２年生にしては力感に溢れています＾＾ 足は速いですが、盗塁センスは分からず。 守備の動きはかなり軽快で、フットワーク・グラブ捌きも良く、スローイングも安定していますし、肩も強そうですので、ショートも出来るのでは？ と言う事で、２年生の春の段階では１００点の選手ですので、即プロを狙うのでしたら、インサイドをきっちりこなせるようになる事と、左投手のスライダーを苦にしない事と、盗塁・走塁センスをアピールすることと、来年はショートとしてアピールする事くらいでは？ 期待したいものです＾＾ （２００９年４月２日掲示板にて寸評） 正直センバツの模様では、良く分からなかった部分も多いですが、数少ない野手のドラフト候補ですので感想など。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを小さく回しながら、投手が膝を引き上げた所から、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動はぎりぎり許容範囲内だと思います。 インサイドも肘を畳んで捌ける方だと思うのですが、この選手の欠点は、軸足を打つ際に動かすんですよね・・・・ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、踏み込んだ足での小細工が多いんですよねえ・・・・ 踏み込んだ足をわざとずらしたりとか。 また、軸足を後ろに引いて引っ張るのもどうなんだろう？と思います。 頭の高さがやや変る部分も、ミスショットを誘発しているのでは？ ただ、厳しいボールには、カットして逃げれるケースも多かったです。 落ちるボールにやられた後の打席では、見極めては来ますが、完全に捌けるほどでは無いようです。 シャープに振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 で、この選手だけでは無いのですが、高校生の殆どが捕手をチラ見してコースを確認しますが、プロでは是は出来ないのですから、プロに行きたいのであれば今から辞めた方が良いと思います（是が高卒プロに入って、戸惑う要因の一つとも思っています）。 守備の動きは良かったですし、肩は強いのは以前に確認しています。 盗塁・走塁センスは分からないですが、大きなリードを取って、投手にプレッシャーを掛け続けれるのは中々です＾＾ と言うことで、踏み込んだ足も、軸足も無闇に小細工して動かさないようにして、頭の高さが変らないように出来ると、夢の領域も現実のものとなるのでは？ 夏の進化に期待したいですね。 （２０１０年３月３１日掲示板にて寸評） 今までは、技術的に甘さもあったのですが、今回は技術的な成長を見れました＾＾ 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、バットを寝かせ気味として、ヘッドを上下させながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドは肘を畳んできっちり捌けます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れたり踏ん張れなかったりと一定しないです。 軸足を妙にずらしたりする部分も、今回は意識的に修正してきたと思います。 左腕のスライダーも、膝を使いながらミートしてきますが、やや開くので厳しいコースに決まったスライダーは強くは叩けないようです。 右投手の外のストレートは、強烈に左中間方向に叩けます＾＾ 頭の高さはそれ程変らないので、選球眼も良いと思います。 ヘッドを立てて鋭く振り切って来るスイングは、かなり進化したと思います＾＾ また、捕手のチラ見が顕著な選手でしたが、今回は少しまだ名残がありましたが、大分見ないようになったと思います。 守備は、まあサードタイプでは無いと思いますが、前へのダッシュも良く、スローイングも安定していますし、肩も強いと思います。 足も速いですし、盗塁も狙える選手です。 ★まとめ 技術的には、踏み込んだ足の踏ん張りがやや足りないケースもあるくらいで、他は全部合格点です。 センバツで指摘した点も、略矯正してきましたし、本人のプロ志望の強さも伺えます（別に甲子園で素晴らしい結果が出なくても、技術的な問題がクリアしていて、プロ志向が強い選手であれば、プロでも活躍した例は多数ある）。 後は、体は強そうですし、怪我にも強いのでは？と想像します。 守備に関しては、セカンド若しくは外野手にコンバートしても、こちらもこなせるのでは？と思います。 と言うことですので、プロの最終指名リストにも間違いなく名前はあると思いますので、指名されるのは当然と思います。 巷の評価は低いのでしょうけど、それを覆して、末永くプロと言う領域で大活躍してくれる事を願っております＾＾ （２０１０年８月２７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 本田 絋章 （開星） 大体大 |
ライト １８１・７２ 右・右 |
報知高校野球のメンバー表には名前が無い選手ですが、いきなりセンバツでは５番を打っていましたが、確かに資質は面白いと思います＾＾ 大きく開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体から離してセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めた所から、ホーム方向に爪先を付いて、投手が腰を落としきった所から、軽く足を上げて大きく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 よって、インサイドには現状厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見され、軸足を後ろに大きく引くタイプです。 落ちる系統のボールにも、付いて行けないと言う事は無いようですが、現状捌ききれるほどでは無いですね。 ストレートにはかなり強そうです。 振り切ってくるスイングも２年生にしては中々だと思います。 足は分からなかったですが、守備範囲は広くて上手なようです。 肩はサンプルが無く不明でした。 と言う事で、インサイドが打てないフォームを矯正し、軸足も無闇に後ろに引かないようにして進化していくと、来年面白い打者が誕生するのでは？ 期待してみたいですね。 （２００９年４月３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 出射 徹 （開星） 広島経済大 |
捕手 １７３・８４ 右・右 |
事前にかなり興味があった選手ですが、まあ熱発により鼻水をすすりながらのプレーは残念でしたし、折角の晴れ舞台で体調管理が出来ないという部分はかなり減点です。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げた所から、軽く足を浮かせて大きく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 インサイドには甘くても振り負けますし、詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。 外のスライダーは見極めて来ますし、完全にこなせるほどでは無いようですが、脆さはあまり感じなかったです。 頭の高さがやや変るので、ミスショットも出てしまいます。 鋭く振り切ってくるスイングは力感があります。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまずです。 ランナーが居ても膝を付くので、ワンバウンドを後ろに逸らしたりも見られます。 肩はまずまずの強肩だと思います。 リードは単調で読みやすかったのですが、熱により頭が朦朧としていて、思考能力が低下していた部分もあるのでは？とは思います。 と言うことで、即プロは無いと思いますが、資質的には面白いものを持っています。 今回の体調管理のずさんさを反省して、技術的な欠点も徐々に矯正し、何とか夏には更に進化した姿を見せて欲しいものです。 （２０１０年３月３１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 陳 健男 （石見智翠館） |
サード ？・？ 右・右 |
知らない選手でしたが、２年生の秋に見ていましたが、面白いものを持っていると思います。 気持ち開いて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを投手を方向に倒して、投手が腰を落としきった所から膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、かなりの内への移動が見られます。 インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？と思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 ストレートにはかなり強いです＾＾ 外のスクリューにやられた後の打席では、きっちり見極めてきます。 頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。 終盤に致命的なトンネルをして失点をしてしまった後の打席では、球にくらいついて粘って四球を選んできましたが、何とかしようと気迫十分でしたし、性格面は好感が持てますね。 振り切ってくるスイングはまずまずです。 足は遅くは無いですが、売りにできるのかどうかは不明です。 守備は背番号９でサードを守っていましたが、トンネルはしてしまったものの、他の守備機会では堅実にこなしていましたし、肩はかなり良いと思います。 と言うことで、欠点はあるものの面白いものは持っていますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年７月２日掲示板にて寸評） |
★ |
山口
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 目代 新 （南陽工） 駒沢大 |
ショート １８０・７６ 右・左 |
下級生時代にも見ていたのでしょうが、全く覚えていませんでしたが、随分伸びたのではないでしょうか？ どっしりとした構えから、開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げてから上げるヒッチ気味の動きは気になりますが、内への移動は許容範囲内かな？ インサイドには肘を畳んで振ってきますが、コースに決まった際にはファールとなりますが、少し甘くなるときっちり良い当たりを放ってきます＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずのようです。 左腕の低めの変化球も、膝を柔軟に使ってファールで逃げれますし、少し甘くなるときっちり捉えてきます＾＾ 右投手の、コースは甘いも低めの難しい変化球に対しても、リストワークにて上手くレフトに叩いてきます。 頭の高さもあまり変らないので、選球眼も良いと思います。 ヘッドスピード的にはまだ不十分も、振り切って来るスイングはまずまずと思います。 足も遅くはないと思いますが、売りに出来るのかどうかは不明です。 守備の動きも良いですし、フットワーク良く、グラブ捌きもまずまずで、肩もかなり良いと思います（三遊間の一番深い位置から、ノーバウンドでコントロール良く刺してきたのは中々です）＾＾ ★まとめ 本人的に絶対にプロで稼いでやるとの強い気持ちがあるのであれば、即プロを押したいですが、多分志望届けは出さないのでしょう。 今の技術を更に高めて、足も売りに出来るようになれば、４年後にプロの扉が確実に開くと思います（基本が出来ていますので、必ず伸びると思います）。 かなり期待したい選手です＾＾ （２０１０年１０月１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 久保 勇人 （南陽工） 日本文理大 |
センター １７７・７７ 右・右 |
知らない選手でしたが、まずまず気になりました。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも少し上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、リリースポイント辺りから、軽く足を浮かせて一旦踏み込んで、つま先を立ててその場で踵を踏み込む融通性の無いスタイル。 グリップの内へのかなりの移動が見られます。 インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？と想像します。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏ん張りはまずまずのようです。 外のコースに決まった難しいストレートを、右中間を破る長打を放ってきたのは中々。 外の変化球は見極めて来ますし、こなせる程では無いのですが、脆さはあまり感じなかったですね。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングは力感があります。 足は速いですが、売りに出来るのかどうかはサンプルが無く不明です。 守備はイージーなものしかなかったですが、落下点に素早く回り込んで来ますので、上手なのでは？と思います。 肩はサンプルが無く不明でした。 と言う事で、打撃には欠点は多いですが、資質的には面白いものを持っていると思います。 次のステージでの進化に期待を持ってみたいですね。 （２０１０年１０月１日掲示板にて寸評） |
？ |
香川
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 平井 孝治 （尽誠学園） 筑波大 |
センター １７８・８１ 左・左 |
読者の方から事前に名前を聞いていましたが、秋に初めて見た感想は以下の通り。 投手としては、振りかぶって、膝を内に引き上げて、ファースト方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 捻転差が当初から無いので、腰を開いて着地が早くなる。 右腕を下から上に使って、直ぐに引き込むのは？ テイクバック大きくないものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘も鋭角には使えない。 フィニッシュでは、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、大きな落差のあるカーブと、スライダーと、スクリューは確認。 コントロールはアバウトです。 打撃は、開いてつま先を立てて構え、グリップを耳よりも結構上の高さにセットし、ヘッドを投手方向に倒して回しながら、投手が腰を落とすと自身もかなり重心を下げて（下げすぎだと思います）、爪先をホーム方向について、リリースポイントから軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。 体重移動を行うまでに、無駄な動作を行って忙しすぎますね・・・ グリップの内への移動が見られます（インサイドには厳しいのでは？）。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れるようです。 １打席目にやられた縦スラに対して、２打席目には膝を柔軟に使うことは出来ないようですが、リストワークにてミートしてくるのは学習能力の高さが伺えました。 と言うことで、将来的には打者としての資質が高いと思いますが、まだまだ欠点も多いですので、今後の進化に期待したいものです。 （２００９年２月６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 岩田 修治 （寒川） 四国学院大 |
センター １６４・６２ 右・左 |
小柄な選手ですし、事前には全く注目してませんでしたが、かなり面白かったです＾＾ 軽く開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを投手方向に倒して、グリップを上下させながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 膝を引き上げてから、踏み込んで行く際に、頭の高さが殆ど変らないのは出色＾＾ 背も低いので投手がかなり投げ難く、且つ上記の頭の高さが変らない部分から、選球眼がかなり良いですし、カットして球数を投げさせますので、本当に嫌らしいタイプの選手だと思います＾＾ グリップの内へのかなりの移動が見られます。 インサイドのサンプルは無かったものの、現状厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れるようです。 外のストレートはセンターに強く叩けますし、コンパクトに振りきってくるスイングには鋭さもあり、体の割には打球が伸びますね＾＾ 打撃以外では、守備範囲はかなり広くて、上手だと思います＾＾ 肩も悪くは無いと思いますが、コントロールの精度は？ 足は速いですし、１塁走者としては、リードを大きく取って、投手にプレッシャーを掛けてきますが、チェンジアップの際にスタートを切ったのに刺されていたのは、スタートが良くないのかも？ と言う事で、中々心に残った選手ですので、一冬越えた進化に期待したいものです。 （２００９年８月３１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 田村 洋介 （高松商） 龍谷大 |
ファースト １７８・７６ 右・右 |
下級生の時も見ていましたが、昨年も見れましたので感想など。 クローズに構えて、グリップを体に近く耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、ホーム方向に爪先を付いて、投手が腰を落としきったところから足を上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 インサイドには、上記欠点とクローズの踏み込みですので、かなり詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも多かったです。 外のスクリューボールも、やや引っ掛けがちではありますが、膝を使ってミートはしてきます。 頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。 振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 準々決勝では、外の甘いボールを引っ張り込んでの、高々と上がって逆風を物ともせずにレフトスタンド中段に運んだＨＲは凄かったですね。 足は遅くは無いものの、売りには出来ないようです。 下級生時代はサードを守っていましたが、その際にはフットワークはぎこちなく、肩は良かった記憶がありますが、スローイングの型には違和感がありましたが、昨年はファーストを守っていましたが、無難にこなしていました。 と言うことで、右の強打者候補生としては面白いものを持っていますので、次のステージで欠点を矯正してインサイドを捌けるようになると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月２９日掲示板にて寸評） |
★ |
徳島
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 南 優希 （川島） |
捕手 １７３・７１ 右・右 |
事前に気になっていた捕手ですが、初めて真面目に見た感想は以下の通り。 膝を結構折って、重心低く、クローズに構えて、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきったところで、爪先を立てて、リリースポイントのかなり後から摺り足でややクローズに踏み込むスタイル。 大垣の左投手は球が遅いですが、それにしても踏み込むタイミングは遅すぎだと思いますね。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動は許容範囲内だと思います。 インサイドにはクローズに踏み込むので、かなり厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では何とか踏ん張れるようです。 頭の高さは変らないのは好感です。 振り切ってくるスイングはまずまずも、同じような攻め方をされて、同じように凡打してましたので、読みと言うか学習能力の部分ではどうなのか？ 捕手としては、通常のキャッチングはミットを動かしながらの捕球は気になりますが、まずまずです。 ランナーがいると膝を付かない方ですが、ここ一番でワンバウンドを後ろに逸らしていましたが、もっとワンバウンド処理は磨きたいですね。 肩は、捕ってから速く、地肩も良さそうで、コントロールもよいのですが、フットワークを使い切れて居ないスローイングの型は気になりました。 リードに関しては、１巡目は外オンリーの配球で、２巡目からインサイドも混ぜてきていましたが、大垣が振り回したので捉えられなかったですが、連打されたりした場面での配球をもっと見たかったですね。 と言う事で、打撃ですねえ。 今のままでは大学では通用しなくなりますので、何とか欠点を理解して進化して欲しいものです。 （２０１０年４月１３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 川原 央 （小松島） 日大 |
捕手 １７４・８３ 右・右 |
雑誌にも名前が載っている選手ですが、昨夏と秋に見ていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 クローズに構えて、膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さに体に近くセットし、バットを寝かせてヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるところから、膝を引き上げて回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？？ インサイドには当然かなり詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 外よりのストレートには強いですし、外のコースに決まった縦スラに対しては、膝を使ってライトに打てるのはセンス＾＾ 頭の高さは変るので、ミスショットも多い。 振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまずだと思います。 ランナーがいても膝を付くタイプで、夏はワンバウンドを後ろに逸らしたり、ポロポロしたりと・・・・（もっと真面目に練習したいものです） リードはインサイドを使ってくるのは良いのですが、コントロールの甘い投手にピンチの際に何度も要求しすぎても逆効果です（当然甘くなって乱打されました）。 肩はセカンドへの牽制とサードでの盗塁阻止の場面を見ましたが、地肩は良さそうですが、コントロールの精度は？ と言うことで、確かに面白いものは持っていますが、現状はまだまだです。 何とか夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年５月２９日掲示板にて寸評） 下級生時代にも感想を書きましたが、昨夏も見れましたので感想など。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、バットを寝かせてヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から、膝を引き上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？と思いますが、アウトステップするのでもしかしたら捌けるのかもしれません。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 外のストレートはライトに叩けます。 縦スラも見極めてきますし、膝を使ってライトに打てるようです＾＾ 頭の高さはあまり変わらないので、選球眼は良いです。 振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまず見どころがあります。 ランナーがいても膝を付くので、ワンバウンドは止めては来ますが、横に弾くケースも散見されました。 肩に関してはサンプルが無かったので、コントロールの精度が上がったのかどうかは不明です。 と言うことで、打撃は少し良くなったと思いますので、４年後に期待してみたいですね。 （２０１１年６月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 中村 広樹 （小松島） |
レフト １７８・６５ 右・左 |
知らない選手でしたが、まずまず気になりました。 気持ち開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。 インサイドはファールでは逃げれますし、カットボールには肘を畳んでやや詰まりながらもライト前に落とせます＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートはレフトに叩けます。 低めの縦スラも、膝を使って拾って来ます＾＾ 頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。 シャープに振ってくるスイングはまずまずです。 足は遅くは無いですが、売りにできるのかどうかは不明です。 守備は一歩目が遅く、肩も無難でコントロールの精度もどうなのか？？ と言うことで、折角打撃には秀でたものがあるのですから、守備ももっと練習して、肩ももっと低く強いワンバウンド送球を心掛けていければ、大学でも面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年６月２５日掲示板にて寸評） |
★ |
高知
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 座覇 政也 （明徳義塾） 山口福祉文化大 |
ファースト １７７・８７ 右・右 |
知らない選手でしたし、少ししか見れなかったですが、資質的には面白いのでは？ 略スクエアに構え、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？ インサイドに対しては、肘を畳んで振り切ってきますが、やはり上記の欠点から詰まるのですが、金属バット使用でパワーも物凄いのでヒットは放っていましたが、木製バットになると厳しくなりますので、今から矯正したいですね。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも散見されます。 外のスライダーに対するサンプルは無かったので、こなせるかどうかは不明です。 １年生にしては、スイングの迫力は中々でした＾＾ 打撃以外では、足はサンプルが無く不明です。 ファーストの守備は動けるようです。 と言う事で、今年の先輩達の資質は凄いですし、守備位置も江藤と被っていますので、現状代打要員なのでしょうが、この選手は使って育ててみたいですね。 今後の成長振りを見守りたいものです。 （２００９年５月１５日掲示板にて寸評） １年生の秋にも見て感想を書いた選手ですが、昨秋も代打で痛烈な長打を放っていたのですが、今年も見れましたので感想など。 クローズに構えて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としきった後から、軽く足を浮かせて気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動は相変わらずです。 当然インサイドはネックです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 外のスライダーの見極めはどうなのか？ 落ちる系統には、膝は使えますが、現状こなせる程ではないようです。 高めのストレートを打った瞬間のレフトスタンドへの豪快な代打ＨＲは凄かったですし（投手にかなりのダメージを与えましたね）、高めのストレートは島袋のストレートにも対応してきます＾＾ 頭の高さは変らない方ですが、ミスショットは多いのは・・・・ 豪快に振り切って来るスイングは、今大会でも屈指の凄さでした＾＾ で、足は売りには出来ません。 また、背番号２ですがレギュラーではなく、代打で登場した後もファーストに入っていましたが、ファーストとしての動きは悪く無かったです。 ただ、捕手が出来ないのは、腰痛が完治していないのかも？？ と言うことで、右の長距離砲としてはかなり魅力的な選手ですので、大学での進化に期待したいものです。 （２０１０年９月１１日掲示板にて寸評） |
★ |
| シング・ アンドリュー （明徳義塾） 仙台大 |
ライト １７８・７５ 右・右 |
昨秋に初めて見れましたが、雑誌にも名前が載っていますが、感想は以下の通り。 フィジー出身で、２歳の時に日本に来たようです。 膝を結構折って、気持ちクローズに構えて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの少し後から軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られ（許容範囲内の場合も偶にある）、ヘッドを投手方向に倒しても？ インサイドに対しては、左腕の低めの変化球ならレフトスタンドにＨＲを叩き込んでいましたが、一定以上のストレートにはかなり詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られます。 外のストレートも引っ張りの意識が高いものの、狙った際には右にも打てます。 外の縦スラも甘いと打てるようです。 頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも多いです。 振り切ってくるスイングは、まずまず迫力があります。 身体的な能力が高く、守備の動きも良く、ライトゴロも狙ってきますし、かなりの強肩だと思います＾＾ 足も速いですし、盗塁も狙えるのですが、捕手の送球が逸れなければ余裕でアウトだったケースもありましたので、スタートのタイミングをもっと考えたいですね。 と言うことで、確かに面白いものを持っている選手ですので、今後の進化に期待したいものです。 （２０１０年６月２８日掲示板にて寸評） 昨年も感想を書きましたが、今年も観れましたので最終感想を。 略スクエアに構えて、グリップを耳よりもかなり下の高さにセットし、ヘッドを回しながら、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップを少し上げるタイプで、グリップの内への移動は、許容範囲内の場合と許容範囲外の場合があります。 インサイドには手が出ないことが多いし、厳しいようです（まあ相手も悪かった事もある）。 打ちに行く際に、腰を開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のボールはきっちりライトに強く叩けますし、甘いストレートは左中間突破の２ベースを放ってきます。 外のスライダーの見極めは出来ています。 頭の高さはあまり変らないので、ミスショットも少なくなったと思います。 振り切って来るスイングは、硬さも消えましたし、大分良くなったと思います。 足も速いですし、加速が付いたら誰も止められないですし、隙を突いた好走塁も魅せてきます＾＾ 今回は肩の見せ場は無かったですが、この選手の肩は高校ＮＯ１と思います。 と言うことで、かなり木製にも対応できる打撃に進化しつつありますので、大学でもかなり楽しみではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年９月１２日掲示板にて寸評） |
★ |
| 岡田 恭明 （土佐） 立命館大 |
捕手 １７４・６８ 右・左 |
この選手正直どうしようか迷ったのですが、打撃センスはかなり光るものを持っていますので感想など。 膝を結構折って重心低く、軽く開いて、グリップを耳よりも結構上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきったところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 踏み込みをクローズに変えてきたりも見られますので、コースを読んでいるようです。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 ただ、インサイドに対しては、肘を畳んで５割くらいの確率で捌いてくるのは驚きです（グリップの内への移動を緩和すると、完全にインサイドを捌けるようになると思います）。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。 外のストレートはレフトに強く叩けます。 ２０１０年度の高知県ＮＯ１投手の岡豊の田内の縦スラに三振に切り捨てられた次の打席では、きちんと縦スラをケアして、膝は柔軟に使えるほどでは無いですが、きっちりリストワークによってミートしてくるのは学習能力の高さです。 頭の高さはそれ程変らないのも良い点です。 で、何と言っても、リストの柔らかさ＋強さを兼ね備えた、振り切ってくるスイングは出色でした＾＾ 昨夏までは外野手で、秋から捕手にコンバートされたようですが、確かに全てにおいて急造捕手でした・・・・ キャッチングは無難で、ワンバウンド処理はかなり下手で、肩も地肩は分からないがスローイングが良くないですし、コントロールも乱れがちでは刺せないです・・・・ 但し、投手に対する配慮は出来る選手なのが救いでしたが。 と言うことで、２０１０年度の高知県トップレベルの打撃を生かして、外野手に再コンバートするのが良いのでは？と強く思いますね。 今年の夏にも更に進化した打撃を見たいものです。 （２０１０年６月３０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 仙頭 大生 （高知中央） |
センター １７０・６６ 右・左 |
小僧に名前が載っていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 スクエアに構えて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く膝を引き上げて振り子気味に回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は、許容範囲内の場合と許容範囲外の場合が見られます。 インサイドは甘いと打てるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外の縦スラは、膝を使ってレフトに運べます。 頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。 振り切って来るスイングはまずまずですが、上体を一塁側にかなり逃がすのは（インサイドに限らず）どうなんでしょう？ 足は遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは不明です。 センターの守備は殆ど無く、投手として登板したので、外野の守備面は分からず。 投手としては、１３５`を計測したストレートにはまずまず力はありましたが、身長も小柄ですし将来性は野手だと思います。 大學４年間での進化に期待してみたいですね。 （２０１１年３月１６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 掛水 祟裕 （小津） 関西学院大 |
ショート ？・？ 右・左 |
多分今までも見た事が無かったように思いますが、中々面白いと思います。 身長は１７５aくらいでしょうか？ 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも少し下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げてから上げるタイプで、内への移動が見られます。 インサイドにはかなり詰まってしまいます・・・ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 左腕のスライダーも甘いと打てますし、落ちるボールも甘いと振り切って飛ばしてきます。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングは、まずまずだと思います。 足は速いほうだと思いますが、売りに出来るのかどうかは不明です。 イレギュラーに瞬時に反応してきますし、守備の動きはかなり良く、グラブ捌きもまずまずで、スローイングも安定していました。 と言う事で、グリップのヒッチ気味の動きを辞めて、内への移動も緩和してインサイドが捌けるようになると、噂になるのではないでしょうか？ 全くの無名の選手ですが、資質的にはかなり面白いものを持っていますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年３月１６日掲示板にて寸評） |
★ |
愛媛
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 喜井 達郎 （済美） 日本経済大 |
捕手 １７８・６８ 右・右 |
愛媛ＮＯ１捕手と事前に聞いていましたし、小僧にも名前が載っていますが、初めて見た感想は以下の通り。 略スクエアに構えて、踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？ インサイドには当然ドン詰まりとなってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のスライダーを引っ掛けがちになるのは？ 頭の高さも変る部分も？ コースの甘い、低めの落ちる系統のボールは上手く拾ってきます。 スイング的には、ヘッドを利かせて振り切ってきますが、まだまだです。 捕手としては、キャッチングにはまずまず見所があります。 ランナーがいる際には膝を付かない方で、ワンバウンドもかなりの確率で止めてきますが、偶に後ろに逸らしたりもしてしまいます。 捕球してから素早く送球してきますが、コントロールはどうなのか？ また、地肩の強さもそうでもないようです。 と言うことで、確かに面白いものは持っていますが、打法には先輩の田中と同様の欠点があります（田中よりは良い）し、現状では厳しいと思います。 何とか気づいて冬の間に矯正して進化して欲しいものです。 （２００９年１２月１７日掲示板にて寸評） ２年生の際にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 気持ちクローズに構えて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにかなり体に近い位置にセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動は相変わらずです・・・ インサイドには甘くても当然詰まってしまいます・・・・ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようで、軸足を後ろに引くタイプです。 外のスライダーは甘いと付いて行けるようです。 頭の高さはそれ程変らないので、選球眼はまずまず良いと思います。 振っては来ますが、ヘッドスピードはまだまだでした。 捕手としては、通常のキャッチングは、地面にミットを付けてからの捕球スタイルはどうなんでしょう？ ランナーがいても膝を付きがちなので、ワンバウンドを後ろに逸らしたりも見られました。 肩はまずまずですが、コントロールの精度は？ リードはまずまず考えているとは思います。 と言うことで、資質的には面白いものを持っているのですが、欠点を放置していてはこれ以上は伸びないと思います。 大學での発想の転換に期待してみたいですね。 （２０１１年２月１７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 関 裕一郎 （今治西） 同志社大 |
ファースト １７３・７５ 右・右 |
夏に少し観れたのですが、まずまず興味を惹いた選手ですが、秋はまだ見て無いですが、あまり噂になっていないようですので、進化の度合いは少ないのかな？ 気持ち開いて、膝でタイミングを計りながら、グリップを耳よりも下の高さにかなり体に近くセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が膝を引き上げると自身は重心を下げて、投手が腰を落とし始めるところで爪先を立てて、リリースポイントの後から少し踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は、微妙ですが許容範囲内かな？ インサイドのストレートには詰まるものの、インサイドの変化球なら引っ張りきってきます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み出した足での踏ん張りはまずまずのようです。 ただ、踏み込みが小さいのがねえ？？ 外のストレートを右方向に打つのは得意なようです。 踏み込む際に、頭の高さが変る部分が目線をぶれさせているのでは？ 鋭く振り切ってくるスイングはまずまずでした。 守備は当初サードを守っていましたが、ポロポロしてファーストに戻されていましたが、下手では無いように思いますので、冬の間にサードとして進化できると良いですが。 足はサンプルが無く、盗塁・走塁センスなどは分からなかったですが、足を売りに出来るほどでは無いようです。 と言うことで、中々の強打者の資質だとは思いますので、肘の畳み方を進化させて、もっとゆったり大きく踏み込めるようになると面白いのでは？ センバツでの進化を密かに楽しみにしたいものです。 （２００９年１２月２０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 濱元 大希 （今治西） 関西学院大 |
ショート １７２・６５ 右・左 |
まあセンバツでは正直良い所は１つもなかったですけど、明治神宮もちょろっと見てましたので、その模様と合わせて感想など。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを体に近く耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせてアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも散見されます。 左腕の変化球には厳しいようです。 で、明治神宮も１試合見てたのですが、神戸国際の岡本の１４０`弱の外の高めのストレートをレフトに強く叩けていました。 また、岡本の縦スラには苦戦していました。 頭の高さはやや変わるのは残念。 スイング的には、シャープには振ってきますが、打撃が硬いですし、恐さは無いです。 また、神宮でもそうでしたが、バントが下手すぎです・・・・・ 打撃以外では、足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは不明です。 守備の動きは良く、グラブ捌きもまずまずで、地肩の強さは分からなかったですが、スローイングも安定しています。 と言う事で、まずまず面白いものは持っていますので、もっと努力して夏に進化した姿に再び出会いたいものです。 （２０１０年４月１０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 渡部 圭介 （松山商） 国士館大 |
サード ？・？ 右・右 |
小僧に名前だけちょろっと出ていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 身長は１７５aくらいでしょうか？ 略スクエアに構えて、グリップを胸よりも下の高さに体に近づけてセットし、特にシンクロ等見られず、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落としきったところで、ホーム方向に左足をずらしてその場で踏み込むと言う融通性の無い打法です。 グリップを当初と同じ高さで内に移動させてしまいます。 インサイドの甘いボールなら、金属バット使用ですのでレフトのフェンス際まで飛ばしてきますが、グリップの高さも低すぎなので、上から叩けないですし、きちんとしたインサイドにはきっとお手上げだと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、その場で踏み込んだ足では何とか踏ん張れるようです。 外のスライダーには、崩されながらも、リストワークのみでついてはいけます。 甘いストレートには強く、長打力もあるようです。 フォロースルー大きく振りきっては来ますが、下半身が使いきれないので・・・・ 打撃以外では、守備のサンプルが無く不明です。 足も遅くは無いと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは不明でした。 と言う事で、確かに資質的には面白そうに思いますが、打撃にはかなりの欠点が散見されますので、何とか冬の間に気づいて矯正できると面白いのですがねえ？ （２００９年１２月２２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 竹本 光毅 （宇和島東） |
捕手 １７１・７４ 右・右 |
事前に読者の方から聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 略スクエアに構えて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めるところから、軽く足を浮かせて大きく回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、かなりの内への移動が見られます。 上記欠点及びクローズの踏み込みですので、インサイドには当然厳しいのですが、インサイドの少し甘めの左腕の低めのスライダーなら捉えてきます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。 頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも出てしまいます。 ヘッドの立った、振り切ってくるスイングは力感がありますね＾＾ 捕手としては、通常の捕球はまずまずですが、ミットを一旦地面につけてからの捕球は如何なものか？ ランナーがいる際には膝を付かない方なのですが、ワンバウンドの際のミットの出し方が軽率で、パスボールが多すぎなのが・・・・ また、動きも緩慢なので、パスボールして１塁から３塁まで走られては論外です。 投手に対する気配りは出来ますし、打者の読みを上手く外してくるリード面は光ります＾＾ 肩は、相手が走ってこなかったので不明です。 と言う事で、面白いものを持っているのですが、まずはもっと体にキレが無いと厳しいと思いますし、インサイドが打てないと大学でも淘汰されていきます。 何とか気付いて次のステージで進化して欲しいものです。 （２０１０年８月１９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 三浦 真吾 （宇和島東） 近大工学部 |
ショート １７２・７２ 右・左 |
甲子園では正直良さは分からなかったのですが、予選を見て流石に雑誌に名前が出てるわけは分かりました。 開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、軽く足を浮かせて大きく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップをお腹の高さまで下げてから、耳の高さ位まで上げるものの、内への移動は許容範囲内です（グリップのヒッチ気味の動きと、移動距離のでかさは如何なものか？）。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のストレートはセンターに叩けますし、甲子園では左腕のスライダーには大苦戦していましたが、予選では少し甘くなると打っていました。 落ちる系に関しては、フォークを膝を使って振り切ってライトフェンス上段直撃の３塁打を放っていましたし、ツーシームも膝を使ってレフトに叩いていました＾＾ 頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。 コンパクトに振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 守備範囲は広いですし、三遊間の深いところでイレギュラーした打球を瞬時にグラブの先に引っ掛けて、ワンバウンド送球で刺してきましたが、まずまずの強肩だと思いますし、中々の身体的な能力だと思います。 ただ、グラブ捌きも悪くは無いのですが、弾いたりも見られましたので、もっと練習して完璧になりたいですね。 足も速いほうですが、売りに出来るのかどうかは不明でした。 と言うことで、資質的には面白いものを持っているのは理解できましたので、大學での４年間の大いなる進化に期待したいものです。 （２０１１年２月１６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 小寺 俊輔 （西条） 山梨学院大 |
捕手 １７７・６８ 右・右 |
名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 クローズに構えて、膝でタイミングを計りながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところで左足を捕手方向に引いて、リリースポイントから軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 インサイドには、上記欠点とクローズの踏み込みから、当然厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。 外の変化球は甘いと打てます。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 ヘッドを立てて振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。 ランナーあいると膝を付かない方で、ワンバウンドも前に落としてきます。 肩は見た試合ではサンプルが無かったですが、強肩とのことです。 リードも相手の事前分析は出来ているようでした。 と言うことで、インサイドが打てないと木製では苦労しますので、次のステージではグリップの内への移動を緩和して、スクエアに踏み込むようになると一変すると思います。 資質的には面白いものを持っていますので、４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月１１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 岡田 穣二 （野村） 九州共立大 |
ライト １７５・６８ 右・左 |
愛媛ＮＯ１打者との噂で、雑誌に名前が載っていましたし、読者の方にも聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ちクローズに構えて、膝でタイミングを計りながら、グリップを顎よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を軽く引き上げて回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、こなせるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 左腕のスライダーは甘いと打てますし、外の高めのストレートも詰まりながらレフト前に落としてきましたが、１３５`くらいの外のストレートには開くからだと思うのですが付いていけませんでした。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 守備はイージーなものしかなく、肩とともに良く分からず（肩は強肩のようです）。 足は速いですが、左腕投手から盗塁を狙ってきていましたが、ストレートの際に走って余裕で刺されていましたので、現状盗塁はバンバン決めれる選手ではないようです。 と言うことで、観戦日は調子も落ちていたのかな？とは思いますが、欠点もありますし、現状まだまだだと思いますが、中学時代は補欠だったようですが努力で愛媛ＮＯ１打者の称号を得たわけですし、今後の更なる技術面でのノビシロは期待できると思います。 次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年２月１４日掲示板にて寸評） |
？ |
福岡
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 古賀 翔太 （自由が丘） |
レフト １７５・７９ 右・右 |
（筑後リバーズ出身） ５番打者としてＨＲを連発。AAチャレンジマッチ日本代表選手。 （０８年６月 平和台さん情報） １年生の際に見て以来でしたが、当時はまだまだでしたが少しずつ成長はしてきているようです。 略スクエアに構えて、踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし切ったところから、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 インサイドのきちんとしたサンプルが無かったですが、上記欠点とクローズの踏み込みですので厳しいのでは？と思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 外のストレートは右に叩けるようですし、右方向の意識が高いようです。 縦スラも甘いと打てるようです。 頭の高さは変る部分は残念。 振りきってくるスイングはまずまずも、恐さは感じなかったですね。 足はそれ程速いとは思えなかったですが、隙を突いた好走塁はしてきます。 守備は無難にはこなしていましたが、決して上手くは無いようですし、肩はサンプルが無く分からなかったです。 と言う事で、詳細には分からない部分が多いですが、まずまず面白いものは持っています。 大学では欠点を矯正して、右の強打者として進化して欲しいものです。 （２０１０年４月２３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 中村 圭太 （自由ヶ丘） 苅田ビクトリーズ ベースボールクラブ |
捕手 １７５・７０ 右・左 |
事前に気になっていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ちクローズに構えて、踵を踏み込みながら、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて、回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内へのかなりの移動が見られます。 インサイドには、クローズにも踏み込みますし現状手が出ないようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。 左腕のストレートは苦にしないですし、左腕のスライダーも膝を使ってファールでは逃げれます。 落ちる系統にも膝は使えるものの、完全にこなせる程では無いようです。 頭の高さが変るのは残念。 振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまずだと思います。 ランナーがいても膝を付きがちですが、ワンバウンド処理の破綻は無かったですが、安心感は無いです。 肩はまずまず良いと思いますが、もっとピンポイントで投げれるようになりたいものです。 リードは、まずまず考えているとは思います。 と言う事で、まずまず面白いものを持っていますので、今後の進化に期待したいものです。 （２０１０年４月２３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 榎本 葵 （九州国際大付） 楽天 |
センター １７７・７８ 左・左 |
（青葉緑東シニア出身） 体格、スイングなど３年生級の風格を持つ４番打者。シニアＭＶＰ。 （０８年６月 平和台さん情報） 中学時代からかなり評判の選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 １年生ですので仕方が無いのですが、構えに怖さを感じさせないですね。 略スクエアに構え、踵を密かに踏み込みながら、グリップを顎よりも上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めるところで、大きく踵を踏み込んでから、膝を軽く引き上げてややクローズに踏み込むスタイル。 ゆったり体重移動できるのは良いですね。 準々決勝では左投手との対戦だったので、クローズに踏み込んでいましたが、生観戦の際には右の好投手との対戦でしたが、この際にはスクエアに踏み込んでいました。 踏み込んで行く際に、頭の位置が結構変わるのは？ グリップは耳まで上げるも、内への移動は許容範囲内。 ただ、生観戦の時に結構インサイドのスライダーを投げられたのですが、苦戦していました。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。 左投手のスライダーは甘ければミートはしてきますが、厳しく決まると見極めが出来ずに、ストライクからボールになるスライダーには全く付いていけませんでした。 膝は使えるタイプの選手です。 スイングに怖さは無いですが、リストは柔らかそうです＾＾ 甘いボールはリストを利かせて遠くに飛ばせますが、真の長距離砲では無いと思います。 守備範囲はまずまず広いようですが、シートノックの際の外野からの返球を見ると肩は凄いわけではないようです。 足は遅くは無いですが、売りに出来るほどではないようです。 と言うことで、確かに資質的には面白いですが、現状はまだまだです。 今後の進化に期待を持ってみたいものです。 （２００９年６月１５日掲示板にて寸評） 昨年も見て感想は書きましたが、今年も見れましたので感想など。 軽く開いて秘かに踵を踏み込みながら、グリップを体から離して、耳よりも少し下の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落としたところで、軽く足を浮かせて回しこんでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを上げてから下げるヒッチ打者で、内への移動は許容範囲内もヘッドを投手方向に倒すのは？ インサイドに対しては、クローズに踏み込むものの、少し甘い変化球なら上体を１塁側に逃がして捌ききってきますが、１４０`台のストレートで攻められた場合には現状ついていけないようです。 打ちに行く際に、腰を開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のボールは引っ掛けやすいようで、現状強くは叩けないような？ 踏み込んでいく際に、頭の高さも結構変わる部分がミスショットが多い原因では？ ＨＲが欲しい場面できっちり答えを出してくる部分は、中学時代から様々な修羅場を潜り抜けてきた経験なのでしょうし、逆風関係なく叩き込んでくるパワーもあるようです。 ただ、スイング的には鋭くないですけど。 足も良く分からなかったですし、守備範囲は広いようですが、肩はサンプルが無く不明でした。 と言うことで、まあ中学時代のネームバリューからすると、現状まだまだの選手です。 来年の進化に期待したいものです。 （２００９年９月１５日掲示板にて寸評） １年生の時から毎年見てきましたが、昨夏に生観戦した模様から最終寸評を。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを体から離して顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げての内への移動が見られます。 インサイドは甘いと良い当たりを放ってきます（結果はファーストゴロ）も、プロでは苦しむと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外の変化球は捏ねてセカンドゴロだったのですが、次の打席では修正して測った様にレフト前に叩いてきましたが、学習能力は高いようです。 左腕の変化球には開いて厳しいようでしたが、甘くなると捉えてきます。 落ちる系統にも、膝を使って捌いてきますし、リストワークもまずまずだと思います。 外よりの高めのストレートはライトスタンドへの滞空時間の長いＨＲを叩き込んできました。 頭の高さは変る（リリースポイント後に重心が沈む）ので、ミスショットも出てしまいます。 球を引き付けて、鋭く叩いてくるスイングはまずまずだと思います。 足に関しては、速い方ですが、盗塁のスタートセンスはあまり良くないのですが、途中から加速がついてから速いですし、スライディングのスピードも中々でした（結果アウト）。 守備に関しては、先発投手としてマウンドに上がったので、降板してからもそれ程難しい打球が飛ばなかったですが、まずまず守備範囲は広そうでしたが、肩は今回サンプルが無かったですが、下級生時代に見た際には売りには出来ない代物です。 で、投手としても初めて見たので、折角なので感想を。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ファースト方向を蹴るようにして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 右腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差に当初から乏しく、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまあまあ鋭角に使って、開く割には球の出所は見づらかったです。 フィニッシュでは、やや腰が詰まって、膝が割れたりは無く、グラブは抱え込むタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１２９`を計測したストレートと、８０〜１００`台の大きな落差のあるカーブと、９０〜１００`台のスクリューと、１１０`台のスライダーは確認。 コントロールは纏めては来ましたが甘いのも散見されましたが、まあ軟投派の典型的な投手でした。 ★まとめ 中学時代からかなり騒がれていましたし、若生監督も今までに教えた選手の中ではＮＯ１の打撃と言われていますが、確かにセンスは良いのですが個人的には決して飛びぬけてはいないように思います。 ただし、この選手の一番の売りは、ここ一番での勝負強さです。 ２年生の甲子園の際にも『ここで打たないと厳しい』と言った場面でＨＲを叩き込んできましたし、昨年生観戦した際にもいやーな流れのゲームだったのですが、『ここでＨＲが出ると流れが変る』と言った場面でまたもやＨＲを叩き込んでくるのですから、持っている選手だと思いますし、集中力は半端無いですし、是は生まれながらの勝負強さでしょうね。 と言うことで、守備及び肩はプロに混ぜると無難な選手ですので、後は足は磨きを掛ける余地は残っていると思いますし、持って生まれた勝負強さを生かして、何とか生き残って欲しいですね。 わざわざ遠征してまで見た選手ですし、頑張って欲しいと願っています。 （２０１１年２月４日掲示板にて寸評） |
★ |
| 粟田 了徳 （大牟田） 日本経済大 |
内野手 １７４・６５ 右・左 |
（福岡南シニア出身） １番打者、俊足で長打も打てる安打製造機。ホークスカップ優勝キャプテン。 （０８年６月 平和台さん情報） 走・攻・守センス抜群のスピードスター。兄の創史（柳ヶ浦）以上の抜群の走力は、まさに天性そのもの。シャープなスイングからミートが巧く、安打を量産する。機敏な守備力を誇り、１年夏は２番セカンドでレギュラーを獲得し、秋はさらに３番セカンドでチームの中心選手として注目したい。柏原中学時代は福岡南シニアに所属し、キャプテンで遊撃手兼投手として活躍し、ホークスカップはチームを優勝に導き、九州硬式野球チームナンバー１に輝く。また九州選抜チームに選出されるなど輝かしい実績を誇り、シニア時代だけで２００盗塁以上を達成する。中学の時は大阪桐蔭からもスカウトがあるぐらいに潜在能力を持った選手の一人である。 （０９年３月 九州高校野球ファンさん情報） |
★ |
| 仙田 慶仁 （沖学園） 沖ﾃﾞｰﾀｺﾝﾋﾟｭｰﾀ学院 |
左翼手 １７６・７７ 右・右 |
１年生ながら沖学園の３番を張る選手です。入学してすぐ４月からレギュラーとのこと。 今大会準決勝までで今大会の打率は４割５分５厘。５０ｍ６・１の俊足。 中学時代はフレッシュリーグの福岡ガッツで活躍していたそうです。 （０８年７月 翔さん情報） この選手は１年生ながら３番を打っていましたが、福岡県ＮＯ１打者では？ 気持ち開いて、グリップをヘルメッドの一番上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから摺り足でややアウトステップして踏み込むスタイル（ステップがかなり小さいですね）。 グリップを顎の高さくらいまで下げるヒッチ打者ですが、グリップの内への移動はぎりぎり許容範囲内かな？ インサイドには、肘を畳んで振り切って、確率は高くは無いですが、捌く事は可能のようです＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かずに、踏み込んだ足での踏ん張りはやや足りないようです。 外のストレートは右方向に強く叩けますし、外の厳しい縦スラに対しても、膝を使ってリストワーク良くヒットを放ってくるのは高いセンスを伺わせますね＾＾ ヘッドの立ったスイングは、１年生のものとはとても思えず＾＾ 打撃以外では、好機にヒットを放ってバックホームされた際に、当然のごとくセカンドを陥れてくるように（２回見ました）、好走塁も期待できる選手です＾＾ 足も速いほうだと思いますし、盗塁も狙える選手で、１回目はストレートの際に走って刺されたものの、２度目は変化球の際に走ってセーフとなっていたように、学習能力もありますし、盗塁センスもあると思います。 守備は、動きはかなり良いと思いますが、肩はサンプルが無く不明でした。 と言うことで、かなり走攻守の３拍子揃った、且つ強打者候補生ですので、今後の進化に目が離せませんね＾＾ かなり期待したい選手です＾＾ （２００９年６月２２日掲示板にて寸評） |
★★ |
| 金子 聖史 （飯塚） 九州共立大 |
１７８・７６ 右・右 捕手 |
報知高校野球に写真が載っていました。 中学時代は桂川中（軟式）で彼も福岡選抜でした。 NHK旗では難しいインサイド低めのカーブを特大のホームラン。 やや身体が硬い感じを受けますが力強い捕手です。 （１０年６月 翔さん情報） 各種雑誌に名前が出ており、気になっていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 開いて、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを投手方向に倒して動かしながら、投手が腰を落とし始めるところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドは右におっ付けてきますが、引っ張れないようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 縦スラも甘いと打てますし、右方向に膝を使って長打を放てます。 落ちる系統には膝をかなり使えますので、得意なようです＾＾ 頭の高さはあまり変らないので、ミスショットも少ないです。 球を引き付けて、腰の回転を生かして振り切って来るスイングは中々でした。 また、嫌なムードの展開の中、自ら突破口を開いて来ますし、勝負強さも持ってる打撃はプロの器だと思います＾＾ で、捕手ですので足はあまり関係無いのですが、決して遅くはないですし、盗塁も決めてくるのですが、何度も見られた状況判断の悪すぎる走塁は・・・・・ 捕手としては、キャッチングには見所があります。 ランナーがいると膝を付かない方ですし、ワンバウンドも前に止めてきます。 地肩も良いです。 インサイドも効果的に使ってくるリードも見所がありましたが、味方のエラーが続いて失点したイニングは、熱くなったのか？（２年生投手に対する配慮が全く見られなくなったのは捕手としてどうか？？） と言うことで、この選手は捕手の逸材揃いだった昨年の福岡県の中でも個人的にはＮＯ１だと思います。 打撃はかなり良いですし（後はグリップの内への移動を緩和して引っ張りきれるようになることのみ）、捕手としても見所がありますし、４年後がかなり楽しみな選手だと思います。 期待したいものです＾＾ （２０１１年２月７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 下川 知弥 （筑陽学園） 駒沢大 |
ショート ？・？ 右・左 |
雑誌に名前が挙がっており気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 身長は１７０aちょっとくらいでしょうか？ 開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げての内への移動が見られます。 インサイドには詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートはレフトに叩けます。 落ちる系統のサンプルが無かったので、膝を柔軟に使って捌けるのかどうかは不明でした。 頭の高さはあまり変らないので、選球眼はまずまず良いと思います。 コンパクトに振り切って来るスイングはまずまずです。 バントは上手です。 足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く売りに出来るのかどうかは分からず。 守備範囲は広いですし、グラブ捌きも良く、肩も良いのですが、初回に相手のペースとなって苦しい最中に、焦ってポロっとして失点をしてしまったのは？ と言うことで、小柄ですが、走・攻・守の３拍子揃った好選手ですので、大學での進化次第では面白いかもしれません。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 土田 航大 （小倉） |
セカンド ？・？ 右・左 |
小僧に名前が載っていましたが、初めて生で見た感想は以下の通り。 身長は１７０aちょっとくらいでしょうか？ 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップをヘルメッドよりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 外のボールはセンターに叩けるようです。 落ちる系統のサンプルが無かったので、膝を柔軟に使ってリストワーク良く捌けるのかどうかは不明です。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 コンパクトに鋭く振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 足も速い方だとは思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無く、売りにできるのかどうかは不明でした。 守備は安定していましたし、足も遅くない打者だったのですが、普通は絶対にダブルプレーは取れないと思った打球だったのですが、ショートからトスを受けてから強烈に体を反転させて強い送球をしてダブルプレーを完成させたシーンを見ましたが、身体的な能力は高そうですし、体も強そうでした。 と言うことで、詳細には分からない部分もありますし、身長にはそれ程恵まれてはいない選手ではありますが、確かに面白い素材である事は分かりましたので、大学での進化が楽しみです。 （２０１１年２月９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 金子 大喜 （西日本短大付） 中央大 |
捕手 １７６・７８ 右・右 |
予選を生観戦していますので、その模様と合わせて最終寸評を。 気持ちクローズに構えて、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、軽く足を上げて、ファースト方向に伸ばして回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 甲子園では、相手チームがインサイドをあまり攻めてこなかったですが、左腕の甘いスライダーは打っていましたが、予選ではファールでは逃げていましたが厳しそうでした。 木製では間違いなく苦しむと思いますので、矯正したいですね。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のコースに決まったスライダーを、レフトスタンドへＨＲを叩き込んでいましたが、予選では縦スラに対して、膝を使ってファールで逃げていましたし、甘いと右方向に長打を放ってきました。 頭の高さは変るタイプですが、失投の打ちそこないは少なかったです。 振り切って来るスイングは、フォロースルーはそれ程大きくは無いのですがまずまずだと思います。 で、甲子園でも片鱗を見せましたが、予選で一番凄かったのは以下。 味方が打てない際には、自ら突破口を切り開く長打を放ってきますし、点を取られて嫌なムードになった際には、しっかりタイムリーを放ってくるように、欲しい時に必ず点に絡むんですよね＾＾ 高校生では中々見られないですし、プロの器の打撃だと思います。 捕手としては、ランナーがいる際には膝を付かないのは好感で、ワンバウンドは基本止めてきます（偶に逸らしたりはありますので、もっと磨きたいですね）。 リードはピンチになればなるほど、慌てずにじっくり構えて、インサイドも効果的に使っての、外のボールの出し入れを使って押さえ込みます＾＾ 相手の事前分析も出来ていますし、予選では相手がバッターボックスでの位置を変えた際にも瞬時に見逃さなかったです＾＾ 予選でも絶体絶命のピンチも何度かあったのですが、上手く間を取りますし、点を取られる雰囲気がしなかったです（これぞ勝てるリード）。 で、問題は掲示板でも既に書いていましたが、スローイングのフォームなのですが、予選で練習からじっくり見ましたけど、地肩は悪くないのですが、腕が横振りで、コントロールが良くなかったのですが、甲子園では少しは改良してきたようですが（改良しようとした意欲は買います）、まだまだでしたし、投手への返球のフォームから地道に矯正していかなければだめだと思います。 ★まとめ と言うことで、スローイングの欠点と、グリップの内への移動さえ無ければプロに推したい選手なのですが、大学経由が妥当だと思います。 資質的には素晴らしいものを多数持っていますので、４年後真のドラフト候補に上り詰めた姿に再び出会いたいと思います。 生観戦までした選手ですので思いいれもありますし、期待したいものです＾＾ （２０１０年９月１８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 中谷 将大 （福岡工大城東） 阪神 |
捕手 １８４・８０ 右・右 |
まあ事前の報道から指名されるのだろうと思い、九州遠征のお目当ての選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ち開いて、グリップをヘルメッドよりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も許容範囲内かどうかは微妙です。 １打席目にはインサイドにドン詰まりとなったのですが、２打席目には甘いインサイドを良い当たりのファールを放っていましたが、読みはまずまずですが、肘の畳み方はやや甘いかな？ で、３打席目にはインサイドを打った瞬間ＨＲと思ったのですが、レフトの定位置よりも前のフライに終わったのですが、是は後で説明します。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 左投手との対戦だったので、インサイドを結構厳しく攻められたので、右投手の外の縦スラに対する対応力は不明でしたが、左腕のスクリューは見極めてきていましたので、脆いタイプでは無いと思います。 ただ、落ちる系統には膝はあまり使えないので苦手なのでは？ 頭の高さはそれ程変らないものの、打ちに行く際にホーム方向に上体が被さって行くタイプなので、ミスショットも多いです。 振り切って来るスイングは、腕が硬いわけでもないですし、まずまずだと思います。 で、一番気になったのが上記に触れたＨＲと思った打球が失速した部分なのですが、インパクトの際に腰を跳ね上げるタイプの打者（一般的にこの悪癖は中々直らない）なので、高めは苦手でしょうし、インパクトがブレますし、プロでは苦労しそうに思いますね。 また、ネクストバッターサクル内でも、相手を観察している訳でもなく、自分のチェックポイントを持って素振りするタイプでもないので、まだまだ野球に対する取り組みには甘さがあるようです。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまずで、ランナーがいると膝は付かない方なのですが、ただ膝を付いた場合にはワンバウンドをミットだけで捕球しに行って、致命的な場面で後ろに逸らしてしまうのは？ 投手に返球する際には、スナップを使って柔らかく投げてきますし、地肩も中々なのですが、盗塁阻止の際のコントロールはもっと上げたいですね。 スナップを使って投げるタイプは一般的にコントロールの精度は高いのですがねえ？？ リードは読みやすく、投手のコントロールが甘くなった際にも、配慮が足りないので連打を食らってしまって、流れを食い止めれなくなるのは？ ★まとめ と言う事で、打撃も悪く無いのですが１点直しにくい悪癖を所有していますし、捕手としてもリードなどまだまだ勉強しなければならない点が多く、旬の時期では無いです。 また指名したのが、捕手作りには長けておらず、更に高校生野手の育成にも長けていない阪神と言うのは気になります。 まあ時間はかなり掛かるタイプと思いますが、折角狙い撃ちしてわざわざ福岡まで生観戦しに行った選手ですし、何とかプロで生き残ってほしいと願っております。 （２０１１年２月３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 池田 貴彦 （慶成） |
捕手 ？・？ 右・右 |
この高校とは縁があって、福岡に遠征した際には必ず見れているのですが、プロフが分からないのですが、多分３年生だと思いますが気になりました。 開いて、グリップを胸の高さに左手だけでバットを握ってセットし、バットに触れていない右手でタイミングを計り、投手が腰を落とし始めたところから、軽く足を上げてクローズに踏み込むスタイル。 踏み込むタイミングを調節できずに、中々合わないのは？？ グリップの内への移動が見られます。 インサイドには、上記欠点＋クローズの踏み込みから詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 落ちる系統のサンプルが無かったので、膝を柔軟に使えるのかどうかは不明です。 頭の高さはあまり変らないので、ミスショットは少ないですし、選球眼もまずまずです。 コンパクトに振り切って来るスイングは、まずまずだと思います。 捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。 ランナーがいると膝を付かない方ですし、ワンバウンドも止めてきます。 リードもまずまず考えていると思います。 肩はかなーり良いですね＾＾ と言うことで、攻守に面白いものを持っていますので、踏み込むタイミングを調節できるようになって、膝と股関節を柔軟に使えるようになって、グリップの移動を緩和してスクエアに踏み込むようになると、大學で雑誌に名前が出るようになると思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 成松 直弥 （九産大九州） 愛知工大 |
捕手 １８１・８２ 右・右 |
各種雑誌に名前が載っており気になっていた選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 軽く開いて、膝でタイミングを計り、グリップをヘルメッドよりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を上げて踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動は許容範囲内かどうか微妙です。 インサイドには肘の畳み方も甘く、詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外の縦スラのサンプルが無く、こなせるのかどうかは不明です。 頭の高さもやや変るので、ミスショットも多いです。 振っては来ますが、スイングにキレが欠けており、基本センター中心にミートしてくるタイプのようです。 捕手としては、通常のキャッチングはまあまあですが、ミットを動かしながらの捕球スタイルはどうなのか？ ランナーがいても膝を付くタイプで、観戦日はワンバウンド処理のサンプルが無かったのですが、安心感は無いです。 地肩は良いのですが、捕ってから遅いですし、コントロールの精度も良くないです。 まあ、プレーの全てにおいて、瞬発力に欠けるのはどうなんでしょうね？ と言うことで、確かに資質的には見所がありましたが、欠点は多いタイプですし現状はまだまだでしたね。 ４年後の進化に期待したいものです。 （２０１１年２月６日掲示板にて寸評） |
？ |
佐賀
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 久保田 優希 （伊万里農林） 日本文理大 |
捕手 １７９・８５ 右・左 |
事前に数字も良かったですし、気になっていたのですが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ち開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としきったところから、膝を引き上げて回し込んでややアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを少し下げるヒッチの動きは気になりますが、内への移動は許容範囲内。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは分からず。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはやや足りないケースも散見されました。 読みで打つタイプのようですが、観戦日はかなり読みが外れてしまい、外のシンカーに対して開いてしまって空振りばかりでした。 外の見極めも出来ないようで、３打席ともにシンカーで同じようにやられてましたので、学習能力は低いと思います。 スイングはまずまずです 捕手としては、地肩もまずまずで、１００`台の変化球の際に素早くコントロール良く刺してくる肩は中々良いと思います。 ランナーがいる際には膝を付かないですし、ワンバウンドも止めてきます。 キャッチングに関しては、ただ捕球するだけではなく、もう少し際どいコースの捕球に磨きを掛けたいですね（特に低めは下から上にミットを出したい）。 上記に学習能力は低いと書いたのですが、この捕手は捕手頭脳は決して低くない。 外中心のリードも、球の出し入れによって、上手く打者の芯を外してきます。 試合前には、インサイドも使いたいと言っていたようなのですが、投手のストレートがシュート回転するので要求しずらかった部分があったと思います（ただ、それでも少ないながらも場面場面でインサイドを見せるのが一流捕手です）。 と言う事で、資質的には面白いものを持っていますが、現状では全てにまだまだです。 冬の間に上記欠点を矯正して、来年進化した姿を見せて欲しいものです。 （２００９年８月２８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 根北 湧也 （佐賀商） 関東学院大 |
ファースト １７７・８６ 右・右 |
雑誌にも名前が出ている選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 略スクエアに構えて、膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げた所で、ホーム方向に爪先を付いて、投手が腰を落としきった所から、膝を引き上げて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは分からず。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外の厳しい縦スラに対して、振り切ってライト方向に叩いてくるのは、高校生では中々見れないですね＾＾ ただ、外のスライダーは大好きな故に、見極めが出来ずにボール球にも手を出すケースも見られたのは？？ 落ちる系統のボールに対しても、膝を柔軟に使って、振り切りながら捉えてくるのも中々です＾＾ 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってくるスイングは、２年生にしてはかなりの迫力でした＾＾ 打撃以外では、足は売りには出来ないようです。 観戦日は守備も無難にこなしていましたが、小僧によると守備に難があるようです。 と言うことで、打つだけなら全国でも屈指の右の強打者（インサイドが打てるなら）ですけど、守備に難があるのでしたら（上に行きたいのなら）、猛練習によって克服していきたいですね。 夏までの進化にかなり期待したい選手です。 （２０１０年６月１６日掲示板にて寸評） ２年生の時にも感想を書きましたが、昨年も観れましたので感想を。 クローズに構えて、踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところで、捕手方向に左足を引いて爪先を立てて、投手が腰を落としきった所から、軽く足を上げて気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 決勝では、徹底的にインサイド攻めをされたのですが、少し甘いときっちり捌いてきますし、４打席目にはかなり厳しいインサイドの１４０`台のストレートに対して捌ききってきた打撃は、これぞ４番打者だと思いましたし、ここまでインサイドを捌ける高校生は全国でもこの選手だけだったのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りもまずまずです。 外のスライダーも右に打てます＾＾ 頭の高さはあまり変らないので、選球眼も良いです。 鋭く振り切って来るスイングは、かなりの迫力がありましたね＾＾ 打撃は略文句をつける部分は無いのですが、その他では足は期待できないです。 守備もまあ無難でした。 と言う事で、打撃だけは文句無くプロに行ける代物でしたが（素晴らしい打撃の成長曲線に拍手を送りたいですね＾＾）、守備がサードか外野が出来ると面白いのですがねえ？？ 次のステージでは、守備の適正を見極めて、サードか外野として進化していけると、４年後には争奪戦が起こるのではないでしょうか？（まあ、ファーストでもインパクト後の一手間をマスターして、本物のＨＲ打者に進化できる可能性もあるけど） かなり期待したい選手でした＾＾ （２０１１年３月８日掲示板にて寸評） |
★★ |
長崎
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 高尾 宗一郎 （長崎日大） 駿河台大 |
レフト 投手 １８０・８５ 右・右 |
甲子園では正直良く分からなかったのですが、予選を見て少し気になりましたので、感想など。 略スクエアに構えて、グリップを胸よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、爪先を立てて行き、リリースポイント辺りから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップを耳よりも下くらいの高さまで上げて、頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドの一定以上のストレートには当然厳しいのですが、左腕の甘めのインサイドのスライダーは詰まりながらもパワーでレフトスタンドに叩き込んできたのは驚きのパワーですねえ。 ただ、木製バットになると厳しいと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。 外よりのストレートは、右方向におっつけての長打が打てますし、外のコースの甘い低めのストレートは弾丸ライナーでレフトスタンドにＨＲを叩き込んでいました。 外のきちんとしたスライダーは、サンプルが無くこなせるのかどうかは不明です。 頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも多いようです。 ヘッドの立った豪快なスイングには見所がありました。 打撃以外では、足は売りには出来ないようです。 守備はイージーなものしかなかったので、詳細は不明ですけど、無難にこなしていましたし、肩は低く強い送球をしていましたので、まずまず強肩なのでは？ と言うことで、右の長距離打者としては魅力的ですので、何とか将来的に上記の欠点を矯正していけると面白いのではないでしょうか？ とりあえず、夏までの進化に期待してみたい。 （２０１０年１月２７日掲示板にて寸評） 昨年も感想を書きましたが、今年も見れましたので感想など。 略スクエアに構えて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、投手が膝を引き上げたところから、自身も膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの、異常な移動が見られます。 インサイドには基本厳しいのですが、パワーは凄いので、偶に肘を畳んで右におっ付けてくる場合がありましたが、木製では厳しいと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のコースに決まった縦スラには厳しいのですが、コースに決まった横のスライダーをＨＲにしてきたのは見事の一言。 ただ、スライダーの見極めは今一歩のようです。 ９０`台のカーブも溜めて打てる場合も見られました。 頭の高さはあまり変らないのは良い点ですが、甘いボールを良い当たりは打ってくるのですが、ファールにしちゃったりと勿体無いですね。 最後まで振り切らずに、肩のところ辺りで止めるスイングなのですが、パワーは凄いので長打力はありますが、やや腕が硬いスイングなのは気になりますね。 足は売りには出来ないと思います。 守備は意外に動けるのですが、肩も投手をやるのですから地肩は良いと思うのですが、カットマンへの返球の精度が悪いのは？ と言うことで、少しずつ成長はしてきていますがまだまだです。 また投手としても見たかったですね。 大学ではどっちの道に進むのか分からないですが、打撃も矯正できると右の長距離砲となれる資質ですので、４年後の進化した姿に出会いたいものです。 （２０１０年９月７日掲示板にて寸評） 打者としては寸評していましたが、予選で初めて投手としても見れましたので、投手としての感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕を大きく使ってくるものの、引き込みはやや早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、腰が横回転してしまい、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますし、開く割には球持ちも良いと思います。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。 セットの時間を長くして、クイックもしてきます。 大きな体ですが、バント処理の動きも中々良かったです＾＾ 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、縦と横のスライダーは確認。 ストレートには威力がありましたし、変化球もまずまずの代物でした。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、投手としては体が柔らかいんだなあ？と思いました（打撃はやや硬いのですが）し、正直投手として進化したほうが将来性があるのかも？ まあどちらに決めるのかは本人の問題ですが、どちらにしても４年後に期待して見たいですね。 （２０１１年５月８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 島袋 翔輝 （長崎日大） 国際武道大 |
サード １７０・６７ 右・左 |
昨年も見た記憶がありますが、今年も見れましたので感想を。 気持ち開いて、グリップを胸よりも上の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを耳の高さまで上げるものの（移動距離がでかすぎと思います）、内への移動は許容範囲内です。 インサイドの難しい縦スラを、ライトスタンドに運んでくるのは中々の技術ですし、インサイドのストレートも肘を畳んでしっかりミートしてきます＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外よりの高めのボールは、レフトに強く叩けます。 チェンジアップには、膝を柔軟には使えるほどでは無いので、捌ききれる程では無いようです。 頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも出てしまいます。 コンパクトに鋭く振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 足も速いほうですが、ストレートの際に走って刺されていたのはどうなんだろう？ 守備は、サードタイプではないですし、イージーなものしかなく良く分からなかったですが、ショート及びセカンド辺りが守れると良いのですが。 と言うことで、打撃には頭の高さが変る部分と、膝を柔軟には使えない部分のみ矯正できると、大学でも打ちまくれると思います。 まあ基本は出来ている選手ですので、４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年９月７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 近藤 正則 （鹿町工） |
ライト １７７・８０ 右・右 |
全く知らない選手でしたが、見所があると思います。 膝を結構折って重心低く、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、ホーム方向に爪先を付いて、爪先を立ててその場で踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。 インサイドは甘いと肘を畳んで引っ張り切れますので、グリップの内への移動を緩和すれば、木製でも捌けるようになると思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足で踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。 縦スラもまあまあ膝を使って打てます。 ストレートにはかなり強く、１４０`台でも振りまけないのは中々＾＾ 頭の高さはあまり変らないので、選球眼はかなり良く、低めの縦スラも見極めてきます＾＾ 鋭く振り切って来るスイングは、中々迫力があると思います。 守備は下手ではないですが、現状売りには出来ないようですが、肩はサンプルが無く不明でした。 足も遅くは無いですが、現状売りには出来ないようです。 と言うことで、全くの無名の選手でしたが、打撃にはかなり見所がありますので、次のステージではグリップの内への移動を緩和して、守備をもっと練習していければ、かなり面白い存在になるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 吉岡 大悟 （長崎商） 日体大 |
捕手 １７５・７８ 右・右 |
知らなかった選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ち開いて、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドには上記の欠点とクローズの踏み込みなので基本厳しいのですが、甘くなるとセンターにおっ付けれるケースも見られました。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られ、軸足を後ろに引きがちなタイプです。 外の縦スラには、膝は使っては来ますが、現状こなせる程ではないです。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 ヘッドを立てて振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。 ただ、右手を出しっぱなしなのは、ファールチップ対策が出来ていません。 ランナーがいると膝は付かない方なので、ワンバウンドも止めてきます。 で、一番の魅力は肩ですが、昨年度の全国トップランクの猛肩でした＾＾ と言う事で、欠点はありますけど、中々魅力のある選手ですので、大学で欠点を矯正していければ面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月１０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 下野 大地 （創成館） 近大産業理工学部 |
捕手 １８１・７９ 右・左 |
雑誌に名前が載っていましたが、２年生の時も試合に出ていたようですが、正直記憶には残っていませんでしたが、感想は以下の通り。 少し開いて、膝でタイミングを計りながら、グリップを顎の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった所から、早めに踏み込んで着地してその場で打ちに行く変則のノーステップ打法です。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドは確率は良くないですが、良い当たりも放っては来ますが、ファールとなってしまいます。 もう少しグリップの内への移動を抑えれれば、木製でもインサイドを打てるようになるのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏ん張りは足りないケースも多かったです。 落ちる系統のサンプルは無く、膝を使えるのかどうかは不明です。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 鋭く振り切って来るスイングはまずまずで、勝負強さが売りです。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまずだと思います。 ランナーがいる際には膝を付かない方で、ワンバウンドも止めてくると言うかワンバウンド処理は上手です。 肩はサンプルが無く不明でした。 と言う事で、確かに面白いものは持っていましたが、現状はまだまだでした。 ４年後の進化に期待したいものです。 （２０１１年５月１２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 江越 大賀 （海星） 駒沢大 |
センター １８０・７６ 右・右 |
各種雑誌にドラフト候補として名前が挙がっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにかなり体に近くセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、軽く足を上げて大きく回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドには、上記の欠点とクローズの踏み込みですので、現状はかなり厳しいようです・・・・ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外の変化球には見極めが出来ずに、崩されてしまって、引っ掛けがちとなってしまいます・・・・ 頭の高さは変るので、ミスショットも多いですし、選球眼も良く無かったです。 ただ、かなり各校に警戒されており、四死球は多かったです。 振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 足は速いですし、カーブの際に走って、スタートも良く余裕でセーフでしたので、足は売りに出来ると思います。 軽やかな足取りで打球に追いついてくるように、守備範囲は広いですが、肩はサンプルが無く不明でした。 と言う事で、高校通算２６ＨＲの強打の触れ込みは、調子がかなり悪かったようですし、欠点も多数ありましたので、ちと酷い状況でした。 まあ大学では既にレギュラーとなっているようですが、徐々に欠点を矯正していかなければ淘汰されてしまいますので、何とか頑張って欲しいものです。 （２０１１年５月１２日掲示板にて寸評） |
？ |
大分
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 野上 康平 （日田林工） |
ファースト 捕手 １７９・７６ 右・左 |
この選手は、１年生で５番を打っていますが、打撃も気になりましたが、それ以外が特に気になりました。 気持ち開いて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が膝を引き上げた所から、適度に膝を引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動はあるものの、全く問題の無いレベルです。 よって、インスラも一応捌けるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではしっかり踏ん張れるようです。 ただ、左の変則派の投手には、開くので苦戦していました。 また、落ちる系にも現状どうなのか？ １年生ですから仕方が無いですが、スイングはまだまだで、１４０`のストレートには力負けしていました。 軸足に重心を残して打つタイプなので、長距離打者を目指しているのだろうと想像しますが、フォロースルーも大きくないですし、現在の打撃スタイルとの乖離が大きいのはどうなのか？ で、一番気に入ったのが、守備。 本来ファーストの守備は殆ど見ないですが、バント処理などの素早く且つ柔らかい身のこなしを見ると、別のポジションで間違いなく行けると思いました＾＾ まあ、１年生ですので、打撃をもっと進化させて、サード（もしかしたら、ショートも出来るかも？）として行くと、２年後が楽しみでは？ 期待してみたい。 （２００８年９月１４日掲示板にて寸評） １年生の時に感想を書いた選手でしたが、昨年も決勝で見ていましたし、今年も見れましたので感想を。 略スクエアに構えて、膝でタイミングを計り、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところでホーム方向に爪先を付いて、投手が腰を落として行くのに同期して自身も重心を下げて行き（下げすぎのように思います）、リリースポイントから摺り足でアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを顎よりも下の高さまで下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 インサイドには詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 落ちるボールには膝を使えるほどでは無いようです。 頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。 振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 １年生の時にはファーストを守っていましたが、２年生から捕手にコンバートされていましたが、通常のキャッチングには見所があります。 ランナーがいても膝を付きがちですが、ワンバウンドは観戦日には止めてきていましたが、安心感は無いです（昨年は膝を付かなかったのですがねえ）。 肩もまずまず良いと思いますが、コントロールの精度は？？ リードは昨年は急造捕手では無いような感じがしましたし、今年もまずまず考えたリードでしたね。 と言う事で、打撃は昨年の方が良かったように思いますし、期待した成長曲線には達しなかったですね。 資質的には面白いものがありますので、４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月２７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 山部 裕臣 （日田林工） |
ショート １７４・６８ 右・右 |
昨年の決勝も見て気になっていましたが、今年も見れましたので感想を。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げた所から、自身も高く膝を引き上げて、大きく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップをかなり上げての、内への移動が見られます（昨年はグリップの内への移動は許容範囲内だったのですが・・・）。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明ですが、厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れて、軸足を後ろに引くタイプです。 外の変化球に対しては、引っ掛けがちも、膝は使えますし、打席を重ねるごとにファールでは逃げてきます。 但し、落ちるボールは現状拾える程では無いようです。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングは進化したと思います。 足も速いほうだと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無く売りに出来るのかどうかは不明です。 守備は昨年はサードでしたが、今年はショートにコンバートされていましたが、守備範囲は広いですし、グラブ捌きもまずまずで、スローイングも安定しているようでした。 地肩の強さは分からなかったですね。 と言う事で、少しずつは伸びているようですが、まだまだの部分も多いです。 次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１０年１１月２７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 篠川 拓也 （明豊） 同志社大 |
ショート １７２・７２ 右・右 |
２年生の際に甲子園でも見てましたが、それ程気にならなかったので寸評はしなかった選手ですが、伸びたねえ＾＾ こう言った選手を見ると正直嬉しくなります＾＾ 気持ち開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、特にシンクロ等見られず、投手が腰を落とし始めた所から、ホーム方向に爪先を突いて、リリースポイントから軽く浮かせて踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内かな？ インサイドは、肘を畳んで甘めなら引っ張りきれます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足で踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。 外のストレートはライトに強く叩けます＾＾ 外の縦スラの見極めも出来ており、少し甘くなると長打を放てます。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 鋭く振り切って来るスイングは進化したと思います。 守備範囲は広いと言うか抜群の動きですし、グラブ捌きもまずまずで、肩も強いです。 足も速いですし、盗塁も決めてきますが、変化球の際に楽々盗塁を決めてくるのは、中々だと思います＾＾ と言うことで、小柄ではありますが資質は高いですし、欠点もそれ程多くないですので、次のステージでの更なる進化があれば上のステージも狙える選手だと思います。 ４年後に期待したいですね＾＾ （２０１０年１１月２８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 砂川 哲平 （明豊） 駒沢大 |
セカンド １７２・６８ 右・左 |
センバツでも気にはなったのですが、今大会でよい選手であることが分かりました。 結構膝を折って開いて構え、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、軽く足を上げて回しこんで踏み込むスタイル。 グリップを上げるも、内への移動は許容範囲内です。 インサイドに対しては、高めのストレートはやや詰まるも肘を畳んで捌けますし、インサイドの落ちる系統のボールも捌けるようです＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りもまずまずです。 外のストレートも強く叩けますし、左投手のスライダーも甘ければ打てるようです。 足を上げてから踏み込んで行く際に、頭の高さが変わるのは？ 足も速くて、セーフティーバントも上手ですね＾＾ 守備は、ポジショニングが良く、動きも良く、上手だと思いますし、難しい体勢からノーステップで投げてくる身体的な能力も高いと思います。 と言うことで、打撃は頭の高さがなるべく変わらないようにするだけで、打ちそこないが減るでしょうし、後は盗塁センスは分からないですが、その辺りを高めて、スイングに力感が増すと非常に面白いのでは？ 来年に期待した選手でした＾＾ （２００９年９月１７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 平山 慧 （大分工） |
サード １７７・７７ 右・右 |
予選で生観戦した際にはあまり気にならなかったのですが、甲子園では結構気になりました。 開いて、グリップを胸の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを顎の高さまで上げるものの、内への移動は許容範囲内です。 インサイドは強烈に引っ張っても来ますし、ライト方向におっつけたりも出来ますし、完全に捌ける選手ですね。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りもまずまずです。 生観戦した際には、左腕の軟投派の投手が相手でしたし、甲子園でも外のきちんとしたスライダーに対するサンプルが無かったので、こなせるのかどうかは分からず。 頭の高さは変らないタイプなので、ミスショットも少ないですね。 シャープに振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 足はサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは分からなかったです。 守備の動きは良かったですが、スローイングの精度はもっと上げたいですね。 と言うことで、無名の選手の割には、中々技術的にも資質的にも良いものを持っているのは理解できましたので、次のステージでの進化が楽しみではないでしょうか？ ４年後の更なる進化に大いに期待したいものです＾＾ （２０１０年９月１７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 平野 航史 （大分工） |
ライト １８２・８１ 右・右 |
雑誌にも出ていましたし、予選でも見てましたが、感想は以下の通り。 気持ちクローズに構えて、膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところで、捕手方向且つホーム方向に左足を引いて爪先を立てて、投手が腰を落としきった所から、軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 予選でも甲子園でもインサイドのサンプルが無かったのですが、厳しいのでは？と想像します。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外の落ちるボールの見極めは出来ないようで、脆さを感じさせます（予選でも、ノーアウト３塁だったと思いますが、打たせずにスクイズさせてましたし）。 甘いストレートには、１４０`台でも振りまけないですね。 頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングは、まずまずだと思います。 足はサンプルが無く良く分からなかったです。 甲子園では守備機会も無かったように思いますが、予選を生観戦した際にも無かったのですが、守備練習を見てましたが、送球にばらつきはあるのですが、地肩はかなり良いと思います。 と言うことで、資質的には中々面白いものを持っていますので、大学では技術を高めて進化して欲しいですね。 頑張って欲しいものです。 （２０１０年９月１７日掲示板にて寸評） |
？ |
熊本
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 富高 央崇 （九州学院） 上武大 |
１７３・７３ 遊撃手 サード セカンド 右・右 |
名門九学で１年生での大抜擢であったが期待に応え初打席でフェンスにワンバンで当たる先制左中間２塁打デビュー。 その後も第２打席では、一二塁間を破るヒットを放つなど大活躍。 昨年度の熊本県中学硬式野球大会でのMVP選手で良い選手だとは思っていたが、打順は８番であったが中軸を打ってもおかしくないような雰囲気を持っている。 （０８年７月 マッティングリー２３さん情報） 名前だけは聞いていましたが、１年生にしては中々面白いのでは？ 開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始める所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 きちんとしたサンプルは見た試合ではなかったですが、インサイドには現状厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 自分よりも実力が下の投手からであれば、外のストレートはライトへタイムリーを放ってきますし、甘い変化球は逆風の中左中間突破の２ベースを放ってきていましたが、体の割にはパワーがあります。 スイングも１年生にしては中々鋭かったです。 ただ、相手のレベルが上がっていくと、甘いボールも打ちそこないが多くなってきましたし、まだまだ勉強が必要なようです。 打撃以外では、守備範囲は広いようですが、身体的な能力のかなりの高さが伺えますので、肩も多分強肩なのだろう？とは思いますが、見た試合では適当なサンプルが無く不明でした。 と言う事で、資質的には高いことは理解できましたので、今後の更なる進化に期待してみたいですね＾＾ （２００９年２月１６日掲示板にて寸評） 昨年も感想を書いた選手ですが、今年も見れましたので現状の感想を。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近づけてセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き（重心下げすぎでは？）、投手が腰を落としきった後から、膝を軽く引き上げて、回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内も、クローズに踏み込んでインサイドを引っ張るので、かなり詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のスライダーは、クローズに踏み込むのに、引っ掛けてしまうんですよねえ・・・ 甘いストレートにはかなり強いです。 振り切っては来ますが、腕の硬いスイングは気になります。 ただ、体の割にはパワーは中々です。 背番号４ですが、サードを守っていましたが、身体的な能力は高いですし、横の動きは中々良く、肩は強肩です。 また、決勝戦ではショートも守りましたが、この選手にはショートの方が似合っていると思います。 足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは分からずです。 ということで、面白い選手ではあるのですが、クローズの踏み込みを緩和して、もう少し股関節と膝を柔らかく使えて、腕も柔らかく使えると良いのですが？ 夏の進化を期待してみたい。 （２０１０年１月１２日掲示板にて寸評） １年生の時から毎年見てきましたが、今年も見れましたので感想を。 気持ちクローズに構えて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としたところで爪先を立てて、リリースポイント辺りから足を軽く上げてクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドは、クローズの踏み込みと、肘の畳の甘さから基本厳しいようですが、良い当たりのファールを放ってきたりもします。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 ストレートは高低問わずに強いですが、外のスライダー系には脆さまでは見られませんが、完全に捉えきれるほどではないようです。 頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。 ヘッドの立った、振り切って来るスイングには力感があります。 足は遅くは無いのですが、売りには出来ないようです。 守備もそれ程難しい打球は無かったのですが、フットワーク良く、落ち着いて捌いていましたが、天職はショートと思いますね。 と言う事で、正直期待した成長曲線には達しなかったのが残念ですね。 何とも現状打撃が中途半端なので、まずはインサイドをインステップせずに完全に捌けるようになりつつ、膝と股関節を柔軟に使えるようなトレーニングを地道に積んでいくしか道は無いと思います。 資質はよいものを持っていますので、４年後に期待したいものです。 （２０１０年１０月５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 井 翔平 （九州学院） 函館大 |
ライト １７３・７０ 右・左 |
知らない選手でしたが、小柄ですが４番を打っていました。 略スクエアに構えて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から、前傾が深まり、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は、許容範囲内か許容範囲外か微妙なところです。 インサイドには、肘を畳んで引っ張り切れる場合もありますが、ドン詰まりになったりもしますし、現状確率は良くないようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のストレートはレフトに叩けます。 左投手のきちんとコースに決まるスライダーの見極めは出来ないのですが、甘いとミートしてきます。 上体の前傾を戻していく部分から、頭の位置が変って、目線もぶれているのでは？ ４番打者ではありますが、コンパクトなスイングで、基本センターからレフト方向にミートしてくるタイプなので、現状恐さは感じないです。 打撃以外では、足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く不明です。 守備もイージーなものしかなく、守備範囲は分からないですが、肩は中々良いと思います。 と言う事で、ミートセンスに優れた打者ですが、盗塁などが狙えるのなら１番打者にして、欠点（治せるものばかり）を矯正していけると面白いのでは？ 夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年１月１１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 秋本 勇介 （秀岳館） |
捕手 １８３・８８ 右・右 |
小僧にもちょろっと名前が載っている選手ですが、夏には４回位まで先発出場し、その後は先輩の捕手に任せていましたが、まあ監督が育てようとしたのでしょう。 まだまだの選手ではあるのですが、折角見たので感想など。 捕手としては、ランナーがいても膝を付くのはどうなのか？ 見た試合ではワンバウンドのサンプルが無かったのですが、安心感は無いですね。 通常のキャッチングには、１年生にしては中々見所があると思います。 肩に興味がありましたが、サンプルが無く不明でした。 打撃は、略スクエアに構え、グリップを耳よりも少し下の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 ただ、追い込まれると、その場で爪先を立てて踏み込むと言う融通性の無いスタイルになってしまうのは・・・・ グリップをかなり上げて、頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます・・・・・（サンプルは無かったが、インサイドにはお手上げでは？） 打ちに行く際に腰を開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見されます。 外のスライダーに対しても振っては来るものの、引っ掛けたゴロとなりがちでした。 スイング的には１年生にしては中々だと思います。 と言うことで、秋にはベンチ入りもしていなかったようですので、スランプに陥ったのでしょうが、資質的には見所はあると思います。 兎に角、上記の欠点を一つ一つ潰して、打撃フォームの改造が急務だと思います。 頑張って欲しいものです。 （２００９年２月２７日掲示板にて寸評） どうしようか迷いましたが、１年生の時も感想書きましたし、折角なので現状の模様など。 クローズに構えて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、リリースポイントから軽く足を浮かせて、クローズに踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動は相変わらずで、ヘッドを投手方向に倒しても・・・ インサイドには、長い腕も邪魔をしてバットにもかすらず。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りません。 外のスライダーを追いかけてしまい、ファールでは逃げれるケースは見られましたが、現状厳しいようです・・・・ 踏み込むタイミングが殆ど合わないので、腕で振りがちな部分が・・・・ 頭の高さも変りますので、目線もぶれています。 スイングスピードだけは、一昨年よりも進化したのでは？ 打撃以外では、足は売りには出来ない選手です。 捕手としての成長を見たかったのですが、背番号２ですが、ファーストを守っていました。 試合によっては、途中から捕手として登場したケースもあるようですが、今回は確認できず。 と言うことで、正直今の状況では厳しいと言わざるを得ないですね。 どれもこれもいじっても却っておかしくなるように思いますので、踏み込むタイミングを合わせることだけを冬の間に特訓した方が良いのでは？ 資質的にはおもしろそうではあるので、何とかちゃんと育ってほしいものです。 （２０１０年１月２２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 金城 大也 （秀学館） 九州国際大 |
ライト １７１・７３ 右・右 |
知らない選手ですが、気になりました。 気持ち開いて、踵を小刻みに踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られます。 ただ、この選手は、肘を畳んでインサイドの厳し目のストレートを腰の回転で捌いてきます。 左腕のスライダーには、かなり詰まりますので、もう少しグリップの内への移動を抑えれると、木製バットでもインサイドに対応できるようになると思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。 外のストレートは右方向にきっちり叩いてきます。 外のスライダーは見極めては来るものの、甘ければ捌けますが、コースに来たものを捌けるのかどうかは不明です。 頭の高さもあまり変らないですので、選球眼も良いと思います。 リストの利いた、鋭く振り切ってくるスイングは中々だと思います＾＾ 足も速いですし、盗塁も狙える選手です。 守備はイージーなものしかなく、守備範囲はよく分からなかったですし、肩もサンプルが無く不明でした。 と言うことで、中々見所はある選手ですので、夏に進化した姿を再び見たいものです。 （２０１０年１月２２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 今村 裕一郎 （熊本工） 國學院大 |
ファースト １８５・９５ 右・右 |
甲子園では良く分からなかったのですが、予選を見て良さが少し理解できましたので感想など。 ややクローズに構えて、上体がホームに被さって、膝でタイミングを計り、グリップを顎よりも結構下の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としきった後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。 ただ、インサイドに対しては、長い腕も邪魔になって、肘の畳み方も甘いので、かなり詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見されます。 外のスライダーには、追いかけてしまいますが、甘いと長いリーチを生かして引っ張り込んできます。 頭の高さが変るので、ミスショットも多い。 振り切ってくるスイングの迫力は凄かったですね＾＾ 打撃以外では、足は売りには出来ません。 守備も無難にはこなしていましたが、守備固めを出されますので、動きは良くないのでしょう。 と言うことで、全てにまだまだではありますが、右の長距離砲としての資質は面白いと思います。 夏までに完成は難しいかな？と思いますので、将来的に進化に期待したいですね。 （２０１０年１月２５日掲示板にて寸評） 一昨年も感想を書きましたが、昨年も少し観れましたので感想を。 気持ちクローズに構えて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。 観戦日はインサイドのサンプルは無かったですが、厳しいのでは？と思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。 外のスライダーもこなせる程ではないですが、脆さは感じないです。 ただ、基本引っ張りの打者のようで、外のボールも強引に引っ張りこんで来ますが、外のボールは逆らわずに右に叩けるようになりたいですね。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングは迫力があります＾＾ 真ん中のストレートを、左中間スタンドの中段にＨＲを叩き込んでいましたが、天性のＨＲ打者としての資質もありますし、高々と打球が上がって打った瞬間ＨＲと分かる打球でしたが、凄かったですね＾＾ 足は売りには出来ないです。 守備は良く分からなかったですが、無難にはこなしていました。 と言うことで、打撃以外には売りは無いような感じですが（打撃にも欠点は散見されますが）、天性のＨＲ打者としての資質を生かして、次のステージで進化できると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月１２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 糸永 祐章 （熊本工） 東洋大 |
ライト １７６・７７ 右・右 |
甲子園では緊張したのか？良さが全く分からなかったですが、予選を見て、今現在で２０１０年度の高校生の右の打者では全国屈指では？と思いました。 軽く開いて、膝でタイミングを計り、グリップを顎よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった後から、軽く足を上げて小さく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げての内への移動が見られます。 きちんとしたインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは分からず。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れて、軸足を後ろに引くケースも見られます。 外のストレートはライトに強く叩けますし、外のスライダーは全く苦にしないです（膝も使えます）＾＾ 甘いボールはレフトに痛烈に引っ張ってきますし、ライト・センター・レフトに簡単に広角に打ち分けてきます＾＾ 頭の高さも変らないので、選球眼も良いですね＾＾ 鋭く振り切ってくるスイングは中々です。 で、全体的に打撃を見て誰かに似てるなあ？と思ったのですが、フォームは違いますが巨人の谷に似ていますね。 打撃以外では、足は速いですが、盗塁・走塁センスはサンプルが無く不明です。 軽やかに打球に追いついてくる守備範囲は広いですが、肩はサンプルが無く分からないものの、名門熊本工のライトですので強肩なのでは？と想像します。 と言うことで、是でインサイドが打てれば、打撃に関しては文句無いですし、その他の部分の精度を上げていくと、ドラフト指名も現実のものとなるのでは？と思います。 夏の進化が今から楽しみです＾＾ （２０１０年１月２５日掲示板にて寸評） ２年生の時にかなり高評価した選手でしたが、昨年も少し見れましたので感想を。 略スクエアに構えて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。 一昨年もインサイドのサンプルが無かったのですが、昨年も無かったので、捌けるのかどうかは分からず（ただ、クローズにも踏み込むのでどうかな？とは思います）。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張って、軸足を後ろに引きたがるのは？ 軸足を後ろに引くと言う事は、崩された際に右に打って逃げる為の高等技術ですけど、軸足を後ろに引いて引っ張ってもどうなんでしょう？ 縦スラのサンプルも昨年は無かったのですが、一昨年は膝を使って打てていました。 頭の高さはあまり変らないので、選球眼は良いです。 鋭く振り切って来るスイングはまずまずと思います。 打撃以外では、足は速いほうだと思いますが、売りに出来るのかどうかは分からず。 守備もイージーなものしかなく、肩は今年も不明でしたが、読者の方によると肩はかなり良いとの事です。 と言うことで、観れたのも少なかったですし、当たってもいなかったようですし、成長したのかどうかも良く分からなかったですが、資質的には高いのは再確認しました。 超強豪大學に入学も決定しましたが、多数のライバルがいる大学ですが、レギュラーを早期に取って何とか大活躍して欲しいですね。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月１２日掲示板にて寸評） |
★ |
| 石田 智揮 （熊本工） 九州産業大 |
セカンド １７６・７５ 右・右 |
小僧に名前だけちょろっと出ていた選手ですが、春季大会でブレイクしたようですが、少し観れましたが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ち開いて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 基本インサイドのストレートには、肘の畳み方も甘く、窮屈そうになって詰まってしまうのですが、少し甘くなると引っ張りきってきます。 もう少し、グリップの内への移動を緩和して、肘の畳み方が進化すれば、木製でもインサイドをこなせるようになると思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外のボールも右に叩けるようですが、縦スラに対するサンプルが無かったので、こなせるのかどうかは不明です。 頭の高さはあまり変らないので、選球眼は良かったです。 振り切って来るスイングはまずまずだと思いますし、長打力も秘めているようです。 足も遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは分からず。 守備もイージーなものしかなかったので、詳細には分からなかったです。 と言うことで、確かに面白いものを持った選手ですので、次のステージで欠点を矯正していければ面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月１２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 堀澤 豊 （専大玉名） |
センター １８１・７６ 右・左 |
小僧にちょろっと名前が載っていた選手ですが、少し見れましたので感想など。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体にかなり近くセットし、バットを寝かせ気味として、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの少し前くらいから、軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内かな？ 観戦日はインサイドのサンプルが無く、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外の変化球はセンターに叩いてきましたが、落ちる系統に膝を柔軟に使えるのかどうかはサンプルが無く不明です。 頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングはまずまずだと思いますが、小僧でスラッガーと書かれていましたが、長打力は観れなかったので不明です。 足も遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは不明でした。 守備もイージーなものしかなく、肩とともに売りに出来るのかどうかは不明でした。 と言うことで、詳細には分からない部分が多いですが、打撃は面白いものを持っていると思います。 次のステージでは、打撃以外の売りの部分も作れると面白いかもしれませんね。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月１０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 中村 圭輔 （熊本国府） 山梨学院大 |
サード １７８・６４ 右・右 |
小僧に○印で載りましたので、気にはなってましたので感想など。 気持ちクローズに構えて、膝でタイミングを計り、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで、踵を浮かせて、リリースポイントから軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒して、左肩が内に入りすぎています・・・・ インサイドには、上記悪癖とクローズの踏み込みも相まって、窮屈そうなスイングとなり、完全に詰まるものの、金属バット使用なので、何とかセンター前へ落としてきたりもします。 頭の高さはあまり変らないタイプなので、選球眼はまずまず良いと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではしっかり踏ん張れて、軸足を少し後ろに引くタイプです。 で、一番良いのは外のスライダーを全く苦にしないというか、得意な部分です＾＾ スイング的には、フォロースルーは小さいものの、鋭く振りきってきます。 打撃以外では、守備は三塁ライナーが多く、詳細には分からなかったですが、動き自体はまずまずだと思いますし、安定はしていました。 足もまずまず速そうですが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは不明です。 と言うことで、確かに面白いものは持っていますが、今のインサイドが打てない打撃では今後厳しくなります。 スライダーが得意と言う売りがありますので、冬の間に打法の欠点を矯正していけると面白いのでは？ 夏に期待してみたい。 （２０１０年１月２５日掲示板にて寸評） ２年生の時も感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 略スクエアに構えて、膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきったところで、爪先を立てて、リリースポイントの少し前から軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますし、内への移動も見られます。 今回はインサイドのサンプルは無かったですが、厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のストレートは右方向に長打を放てます。 頭の高さはあまり変らないので、選球眼はまずまず良いと思います。 振り切って来るスイングは、まずまずだとは思います。 足は速いですし、投手のモーションを盗んで速攻で盗塁を仕掛けてくるのは中々ですし、足は売りに出来るようです。 守備はまずまずなのですが、スローイングの型に違和感がありますし、スローイングの精度はもっと上げたいものです。 と言うことで、正直足は新発見でしたが、打撃は期待した成長曲線に達しなかったのは残念でした。 次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年１月１６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 廣井 元稀 （八代東） 日本経済大 |
ショート １７２・６６ 右・左 |
小僧に載っていた選手ですが、多分昨年も見ているのでしょうが記憶に無かったですが、今年も少ししか観れなかったのですが、折角なので感想を。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、バットを寝かせ気味に、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった後から軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずのようです。 左腕のスライダーの見極めはしてきますが、こなせるのかどうかは不明です。 頭の高さが変るのと、インパクトの際に首がかなり傾くので、目線はぶれていますし、ミスショットも多い。 コンパクトに鋭く振り切って来るスイングはまずまずだとは思います。 足は速いほうだと思いますが、サンプルが無く売りに出来るのかどうかは不明です。 守備も観戦日はイージーなものしかなかったのですが、無難にこなしていましたが、地肩の強さなども不明でした。 と言うことで、詳細は分からない部分は多いですし、欠点も多いのですが、確かに資質的には面白そうなものも持っていると思いますので、次のステージでの進化に期待してみたいですね。 （２０１１年１月１０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 若林 孝太 （東海大ニ） 東海大 |
センター １７３・６６ 左・左 |
小僧で妙に高評価だったので気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 開いて踵を踏み込みながら、グリップをヘルメッドよりも上の高さにセットし、バットを寝かせてヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを耳の高さまで下げるものの、内への移動は許容範囲内です。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートはレフトに叩いてきます。 左腕のスライダーも甘いと打てますが、外に沈むボールはややこねやすいものの、ファールで粘ったりもしてきます。 頭の高さはあまり変らないので、選球眼はまずまず良いと思います。 コンパクトに振っては来ますが、当たっていなかった事もあるのでしょうが、ヘッドスピードはまだまだだと思います。 セーフティーバントも狙っては来ますが、転がす精度は低いです・・・・ 足は５０ｍは５秒９だそうで、普通のショートゴロでぎりぎりアウトでしたし、普通の打者なら単打のところを２塁打にしてきますし、盗塁は仕掛けなかったので分からないですが、足は売りに出来ると思います。 守備範囲は広いですし、肩はまずまず強肩だと思います。 と言うことで、足や守備は良いのですが、後は打撃ですね。 ４年後の進化に期待してみたいですね。 （２０１１年１月１５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 野田 直樹 （熊本北） 筑波大 |
ショート １７２・６６ 右・左 |
小僧では２年生の時から名前が出ていましたが、今回初めて少し見れましたが感想は以下の通り。 略スクエアに構えて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきったところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。 観戦日はインサイドのサンプルが無く、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外のボールをレフトに叩けるのかどうか？や、落ちるボールに膝を柔軟に使えるのかどうかも、観戦日はサンプルが無く不明です。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 ヘッドを立てて、鋭く振り切って来るスイングは、まずまずだと思います。 足も速いほうだと思いますが、サンプルが無く売りに出来るのかどうかは分からず。 守備機会も殆ど無く、正直良く分からなかったです。 と言うことで、打撃のフォームくらいしか分からなかったのですが、確かに資質的には面白そうではありますので、足や守備が売りに出来るのであれば、次のステージで面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月１５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 牧原 大成 （城北） ＳＢ育成枠 |
セカンド １７２・６７ 右・左 |
ＳＢに育成枠で指名された選手ですが、２年生の際にも見たような気もしますが、正直覚えていませんでしたが、昨年きっちり見れましたので最終寸評を。 軽く開いて、グリップを体に近く、指２本余して握り、顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドに対しても、肘を畳んでまずまずこなせます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートは、センターに叩いてきます。 左腕のストレートは苦にしないものの、左腕のスライダーには現状厳しいようです。 落ちるボール系のサンプルが無かったので、膝を柔軟に使えるのかどうかは不明です。 頭の高さはあまり変らないので、選球眼は良いと思います。 球を引き付けて、コンパクトに振り切って来るスイングは中々ですし、ミートセンスは高いと思います。 足は速いですし、投手にプレッシャーを掛けて、盗塁も決めてきます。 隙を突いた好走塁もしてきますし、タッチを掻い潜る身のこなしは、中々の身体的な能力の高さを伺わせます＾＾ セーフティーバントも狙ってきますが、転がすコースの精度は高くないのは？ 守備に関しては、ポジショニングが良く、前の動きも左右の動きも良く、熊本ＮＯ１セカンドと呼ばれていたようですが、確かに納得。 ★まとめ 肉体的なキャパには恵まれてはいませんが、打撃技術的にも欠点は少なく、体作りをきっちり行って、スイングスピードももっと上がって、左腕の変化球をこなせるようになって、膝も柔軟に使えるようになると、将来性は高いのではないでしょうか？ 守備や足に関しては、プロでもかなり売りに出来ると思います。 と言う事で、育成枠での指名となったわけですが、是は掘り出し物かもしれませんね（まあ小柄ですし、他球団のスカウトも４年後まで待ってと思ったのかもしれません）。 後は、絶対にプロで下克上して伸し上がってやるとの強い気持ちを持って、毎日の練習に取り組んでいければ、３〜４年後から１軍で使われるようになるのではないでしょうか？（指名したのが、川崎を育てたＳＢなのも本人にとって良かったのでは？） 是非プロと言う領域で活躍して欲しいと願っています＾＾ （２０１１年１月１８日掲示板にて寸評） |
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宮崎
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 米良 孝秋 （都城商） 九州産業大 |
捕手 １７１・６５ 右・右 |
事前には全く注目していませんでしたが、中々面白い選手です。 クローズに構えて、グリップをヘルメッドよりも上の高さにセットし（高すぎ）、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落とした所で、一旦左足を捕手方向に引いて、リリースポイントから軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 ただ、この選手は関節の可動域が広い選手のようで、左腕のインサイドの変化球なら、肘を畳んで引っ張りきることが可能のようです。 もう少し内への移動を抑えられると、木製でも対応可能な選手だと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。 外の厳しいスライダーに対しても、膝を使って捌いてくるのは凄いですし、瞬時にヘッドを遅らせての、下半身の粘りはたいしたものだと思います＾＾ 捕手としては、ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドを何とか止めては来るのですが、股間を抜かれて後ろに逸らすケースもあったのは、捕手として恥ずかしいですね・・・・ 低目をビシッと捕球できるキャッチングは２年生にしては中々。 素早い動きからの送球は、コントロールも良く刺せる肩だと思います。 リードも良く考えていますし、高めの釣り球を上手く使ってきますね＾＾ と言うことで、欠点もありますけど、将来的にかなり楽しみな選手だと思います。 とりあえず、来年どこまで進化してくるのか楽しみです＾＾ （２００９年９月２５日掲示板にて寸評） |
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| 長嶺 修平 （宮崎工） 明治大 |
ショート １７８・７０ 右・右 |
事前に注目していた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 略スクエアに構えて、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を上げて気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られます。 この選手は例外の打者だと思いますが、この欠点があっても肘を畳んでインサイドを捌けるのは驚きです（ただ木製になるとどうかな？とは思いますが）。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。 スライダーには付いていけないわけではないのですが、右方向を狙う際には、もっと素直に叩けると良いのですが、小細工しすぎなのか？ヘッドが下がった小さなスイングとなるのは勿体無い。 よって振り負けて（変化球の際には捏ねて）、平凡なフライとなってしまいます。 チェンジアップには、膝を使って捌けるようです。 頭の高さはそれ程変らないのは良い点です。 ヘッドを立てて、腰の回転を生かして、シャープに振り切ってくるスイングはまずまずです。 打撃以外では、守備はスローイングは良いのですが、フットワーク・グラブ捌きともに悪くは無いのですが、後一歩でしょうか。 足は速いですし、リードを大きく取って投手にプレッシャーを掛けれますし、変化球の際に走ってきますし、ベース際のスライディングのスピードも落ちないですし、盗塁センスは高いですね＾＾ ただ牽制に挟まれてしまうのは、もっと集中力を高めたい。 走塁では、アウトにはなったものの、セカンドランナーの際にパスボールで一気にホームに突入してくる積極的な走塁も光りました＾＾ と言う事で、資質的には確かに面白いですので、即プロは無いですが、今後の更なる進化に期待したいですね＾＾ （２０１０年４月２３日掲示板にて寸評） |
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| 伊比井 悠嗣 （宮崎工） |
捕手 １７７・８０ 右・右 |
事前に気になっていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ちクローズに構えて、膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げていき、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動は許容範囲内だと思います。 ただ、インサイドには肘を畳んで振っては来るものの、捌けるほどではないようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。 縦スラに対しては、見極めが出来ないようで、甘いと打てますが、コースに決まると崩されてしまうようです。 頭の高さはあまり変らないのは良い点です。 球を引き付けて、鋭く振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 捕手としては、キャッチングにはまずまず見所があります。 ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドの破綻は無かったものの、安心感は無いですね。 肩も良さそうですが、コントロールの精度はもっと上げたい。 リードは特定のボールを相手に意識させる餌撒きが出来るタイプで、中々考えていると思います。 と言う事で、資質的には面白いものを持っていますが、現状まだまだ欠点も多いです。 今後の進化に期待したいものです。 （２０１０年４月２３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 新見 航希 （宮崎工） 上武大 |
ファースト １９４・９０ 右・右 |
事前にはでかすぎるしどうなのかな？と正直思っていましたが、結果も大して出なかったですけど将来性は伺えました。 クローズに構えて、膝でタイミングを計り、グリップを耳よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきったところから、膝を引き上げてクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は、許容範囲内の場合もあれば、許容範囲外の場合も見られますし、一定しないですね。 ただ、インサイドに対して、確率は良くないですが肘をきちんと畳んで捌けるケースも見られましたが、長い腕でクローズにも踏み込むのに、ちょっと驚きました。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のスライダーもこなせる程では無いのですが、脆さは感じられなかったですね。 頭の高さはやや変る部分は残念。 振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 足は売りには出来ないですが、もっと全力疾走しないとダメ！ 守備は無難にはこなしていました。 と言う事で、グリップの内への移動を抑えて、クローズの踏み込みを辞めると、インサイドをきっちり打てるようになるでしょうから、外のスライダーはクローズに踏み込まなくても長い腕で届くと思いますので、後は膝と股関節を有る程度柔軟に使えるように日々トレーニングしていくと、かなり面白い右の長距離砲に化けるのではないでしょうか？ 将来的にかなり期待してみたい未完の大器です＾＾ （２０１０年４月２３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 佐藤 亮 （宮崎工） |
サード １７２・６８ 右・左 |
正直事前にはあまり注目していなかったのですが、打撃は面白いですね＾＾ 開いて、グリップを耳よりも結構上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて、回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。 インサイドも肘を畳んで、クローズの踏み込みの割にはまずまず捌ける方だと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートはレフトに強く叩けます。 また、甘いボールは引っ張りきってきますし、広角に安打を量産できます。 高めも被せて叩けるようです。 落ちる系統には、膝を一応使ってきますが、捌ききれる程では無いようです。 頭の高さが変るのは残念。 また、外のチェンジアップを４打席連続全く対応できなかったのは、学習能力は高くないようです。 スイング的には中々鋭いですね＾＾ 守備の動きはまずまず良いですが、スローイングに難があり、内野手タイプでは無いかな？ 足も速くて（左中間突破で３塁を陥れる加速の付いた走塁は中々）盗塁も狙ってきますが、変化球の際に走りたいですね。 また、３塁ランナーの際にショートゴロでホームに突っ込んでくるのは良いのですが、スタートが遅いのは？ と言う事で、想像以上に良い選手では有るものの、欠点も散見されますが、今後の進化が非常に気になる選手です。 （２０１０年４月２３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 前田 俊 （日南学園） 三菱重工名古屋 |
ショート １７４・７０ 右・左 |
各種雑誌に名前が挙がっており気になっていた選手でしたが、多分初めて見たように思いますが感想は以下の通り。 ただ、四球・死球・送りバントと言う打席内容でしたので、実質最終打席しかまともなサンプルが無く詳細は不明でしたが。 略スクエアに構えて、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップをかなり下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明でした。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 シャープに振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 守備の動きは良く、守備範囲も広いですし、グラブ捌きも良く、スローイングも安定しているのですが、スローイングの型には違和感があります。 足も速いとは思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは不明でした。 と言うことで、確かに面白いものは持っていますが、分からない部分も多かったですけど、大学で何とか欠点を矯正して進化できると面白いかもしれません。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月１日掲示板にて寸評） |
？ |
鹿児島
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 中原 大樹 （鹿児島城西） ＳＢ育成 |
ファースト １８３・９８ 右・右 |
小僧にも名前が出ている選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを大きく動かしながら、投手が膝を引き上げた所で、ホーム方向に爪先を付いて、投手が腰を落としきった後から、軽く足を浮かせて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったものの、上記欠点の且つクローズの踏み込みなので、かなり厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。 外のストレートにはかなり強い選手ですが、外のスライダーも甘いと打てますし、コースに決まってもファールで逃げる事は可能です。 で、２打席連続三振に切り捨てられたスライダーを、３打席目にはきちんと見極めてきて、４打席目には難しいスライダーをライトに叩いてくるように、学習能力もあるタイプのようです。 頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも多い。 振り切ってくるスイングは迫力がありますし、その場面は実際には見ていないですが、昨夏に２打席連続ＨＲも放ったようですし、長打力も十分の選手です。 足は売りには出来ないと思います。 守備は結構動けていましたので、まあ今後圧倒的なパワーヒッターに成長していければ、ファーストでも良いかな？とは思います。 と言うことで、脆さもあまり無いですし、自慢の長打力を磨いて、インサイドを打てるように進化していくと、面白い右の長距離砲が誕生すると思います。 とりあえず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年５月１３日掲示板にて寸評） 昨年も見て感想を書いた選手ですが、今年はドラフト指名されましたので最終寸評を。 気持ちクローズに構えて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところで、ホーム方向に爪先を付いて、投手が腰を落としきった所から、軽く足を上げて小さく回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動がみられます。 クローズにも踏み込みますし、当然の事ながらインサイドには厳しいです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られ（足首の故障明けだったらしいので、この影響もあったのかもしれません）、軸足を後ろに引いてきます。 外よりのストレートは、右中間に凄い当たりを放ってきます。 外の横のスライダーも大好きで、完全に捉えてきますし、しっかり見極めもしてきます＾＾ 落ちるボールのサンプルは無く、膝と股関節を使えるのかどうかは分からず。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングの迫力は、全国屈指だったと思います＾＾ 打撃以外では、守備はファースト専門の選手で、守備範囲も狭そうです。 足は遅いですし、期待は出来ない選手です。 ★まとめ まあ正直打撃以外は期待できない選手ではあるのですが、外のストレートもスライダーも苦にせず逆方向に長打を放てるのは、高校生の中では全国屈指だと思いますし、スライダーに全く脆さを見せないのは売りです。 その反面、グリップの内への異常な移動があり、クローズの踏み込みで、軸足を後ろに引いては、インサイドは打てないです。 と言うことで、相反する二面性を持った選手ですが、旬の時期では無いですし、ポジション的にはファースト若しくはＤＨですので、外人との競争となりますので、インサイドを欠点を矯正して打てるようにならないと、早期の退団となってしまうかもしれません。 ただ、現在殆ど居ない右の長距離砲候補ですし、折角指名されたのですから、何とか打撃の欠点を矯正して、打ちまくって、生き残って欲しいと願っております。 （２０１０年１２月３０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 東郷 拓也 （鹿児島城西） 九州産業大 |
サード １７７・８０ 右・左 |
小僧のみ妙に高評価していたので気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 開いて、グリップを体から離して、耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるところで、一旦スクエアにして、リリースポイントの少し前から摺り足で踏み込むスタイル。 グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内です。 ただ、観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 落ちる系統のボールには膝は使えますが、現状捌ける程ではないようです。 外のボールを引っ掛けがちですし、レフト方向に強く叩けないようです。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切っては来ますが、ややヘッドの下がり気味の、アッパー気味のスイングは？？ 打撃以外では、足は遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは不明です。 サードの守備は、グラブ捌きには荒さも見られるものの、動きはまずまずでしたし、スローイングは安定していました。 と言うことで、調子も良くなかったのかもしれませんが、欠点も散見されますし、まだまだだと思います。 資質的には面白いものは持っていますので、４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年１２月３０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 篠原 健太 （鹿児島商） 日本経済大 |
ライト １７７・６６ 右・左 |
知らない選手でしたが、４番を張っていましたが、面白いものは持っています。 軽く開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。 ２ストライクと追い込まれてしまうと、足を上げずに早く踏み出してのノーステップ打法となるのですが、球には食らいついては来ますが、この辺りは今後の改善点でしょうね。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 ただインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のストレートはレフトに叩けますし、ストレートには強いようでコースに逆らわずに広角に打ち分けてきます。 左腕の変化球も甘いと打てるようです。 但し、落ちる系には膝が使えないので、現状かなり苦手のようです。 頭の高さは変らないので、ミスショットも少ないですし、選球眼も良いです。 シャープに振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 足も速いようで、アウトにはなったものの積極的な走塁もしてきます。 守備はイージーなものしかなく、守備範囲は分からなかったですが、肩は良さそうでした。 と言う事で、３拍子揃っていますし、後は打撃の落ちる系統を如何に捌けるようになるかが将来を決めるポイントと思います。 ４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年１２月２７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 中辻 真悟 （鹿児島南） 東海大九州キャンパス |
ショート １７８・７８ 右・右 |
小僧に名前が出ていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 クローズに構えて、グリップを耳よりも上にかなり体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所でホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？ 左腕の球の遅い投手からは、インサイドを捌いていたものの、一定以上のインサイドのストレートには、上記欠点とクローズの踏み込みですので、当然かなり詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りなく、軸足を後ろに引くタイプです。 基本引っ張りの打者のようで、外のボールも強引に引っ張りこんできます。 頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。 鋭く振り切って来るスイングはまずまずです。 パンチ力はあるようで、逆風関係なくレフトスタンドにＨＲを叩き込んできます。 足は遅くは無いと思いますが、売りに出来るのかどうかは分からなかったです。 守備に関しては、動きは中々良いのですが、グラブ捌きには荒さが見られますが、肩は良いと思います。 と言う事で、今の打撃では木製では苦労しそうですが、資質的には面白いものは持っていますので、育成の上手な大学に進学して欠点を矯正できると、一変するのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１２月２８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 大谷 昇吾 （樟南） 上武大 |
ショート １７５・６８ 右・左 |
甲子園では気にならなかったのですが、その後雑誌に名前が載るようになりましたが、予選を真面目に見てみましたが感想は以下の通り。 開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドに対しては、ファールになりがちも、肘を畳んでまずまず捌けるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外の難しい低めの変化球を、膝を使って、リストワークにて拾ってくるのはセンス＾＾ 左腕投手には開くので苦戦していました。 頭の高さも変るので、ミスショットも多いですね。 振っては来ますが、スイング的にはまだまだ弱いです。 足は速いですし、盗塁も狙えます。 守備範囲は広いですし、グラブ捌きもまずまずで、三遊間の深いところから刺してくる肩もまずまずだと思います。 と言うことで、確かに面白いものは持っていることは理解できましたので、後は振り込んでヘッドスピードを上げて、左腕投手の変化球を開かずにこなせるようになると面白い選手が誕生すると思います。 とりあえず、夏までの進化に期待してみたい。 （２０１０年５月１６日掲示板にて寸評） 昨年も感想を書いた選手でしたが、今年も見れましたので感想など。 軽く開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで、爪先をついて、投手が腰を落としきった所から一旦踏み出してその場で踏み込むと言う、結果としてノーステップ打法を採用しています。 まあこの選手には合っていないように思います。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドも捌けるのですが、一定以上のストレートには詰まります。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。 外の低めの難しいストレートはセンターに返してきますし、左腕の変化球も甘いと打てるようです。 落ちるボールには、膝を使って、リストワークにて拾ってきます。 頭の高さは変らないので、選球眼は良いです。 シャープに振っては来ますが、スイング的にはまだまだと思います。 足は速いですし、詰まったセカンドゴロがセーフとなりますし、盗塁も狙える選手です。 守備の動きも良いですし、グラブ捌きも良いですし、スローイングも安定しています。 と言うことで、次のステージではノーステップ打法を辞めて、きちんと体重移動して打つように矯正し、バットを振り込んでヘッドスピードを上げると、真のドラフト候補となれるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 原 泉 （喜界） 第一工業大 |
ショート １８８・８５ 右・右 |
各種雑誌に名前が出ていましたが、２元中継だったので、少ししか見れなかったですし、詳細には分からない部分が多いものの、確かに資質の片鱗は伺えました。 略スクエアに構えて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、リリースポイントの前くらいから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 踏み込みをスクエアにしたり、クローズにしたりしてきますので、コースを読んでいるようです。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても・・・ インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？と思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のスライダーは見極めてくるものの、振らないので、こなせるのかどうかは不明です。 頭の高さは変るので、ミスショットも多いのでは？ 振り切ってくるスイングはまずまずも、ヘッドスピードは物足らなかったです。 足は分からず。 守備は、１回だけ見れたのですが、三遊間の深いところに飛んだのですが、大きな体ですけど動きはかなり良く（身のこなしも柔らかいですし）、送球は緩かったので地肩は分からなかったものの、強肩なのでは？と思います。 と言うことで、守備の身のこなしから、かなりの身体的能力は伺えましたので、グリップの内への移動を抑えて、インサイドが捌けるようになると面白いのでは？ 夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年５月１７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 川崎 友幸 （鹿児島実） |
レフト １８０・７５ 右・左 |
確か雑誌に名前が載っていた選手だったと思いますが、初めて見た感想は以下の通り。 軽く開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった所から、軽く足を上げて大きく回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は、許容範囲内の場合と許容範囲外の場合があり、一定しないタイプです。 インサイドは確率は高くないものの、肘を畳んで捌けるケースも見られました。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 左腕のコースに決まったスライダーに対しては、確率は高くないですが膝を使って何とかミートはしてきます。 ただ、膝は柔軟に使えるほどでは無いようです。 外のストレートは、強烈に左中間を破ってきます。 頭の高さは変るので、ミスショットが多いんですよねえ・・・・ 振り切って来るスイングはまずまずの代物だとは思います。 守備もまずまず動ける方だとは思うのですが、肩も悪くはないと思いますが、スローイングの精度はもっと上げたいですね。 足はまずまず速いほうだと思いますが、走塁・盗塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは分からなかったです。 と言うことで、もっと本来打ててよいはずの選手と思いますが、甲子園ではミスショットが目立ちましたので、大学では打撃の精度を高めて、打撃以外にも売りを作れると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待してみたいですね。 （２０１０年９月９日掲示板にて寸評） |
？ |
沖縄
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 山川 大輔 （興南） 沖縄電力 |
捕手 １７１・７１ 右・右 |
知らない選手でしたが、中々面白い捕手だと思います。 軽く開いて密かに踵を踏み込みながら、グリップを耳よりもかなり上の高さに体に近づけてセットし、バットを寝かせて、投手が腰を落とすと爪先を立てて、リリースポイントの少し前から、軽く足を浮かせて回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒すのは？ インサイドのきちんとしたサンプルは無かったものの、現状厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早く、膝も開きがちで、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見されます。 読みで打つタイプのようで、チャンスの打席での初球カーブを狙って打ったのは、捕手頭脳の高さを物語っています。 体の割には振り切ってくるスイングはまずまずでした。 捕手としては、打者によってはがらっと配球を変えてくるのは中々ですが、変化球を投げさせすぎの部分はどうなのか？ キャッチングは上手だと思います。 膝を付かない方なので、ワンバウンドもフットワークを使って止めてきますが、グラブだけで軽率に処理するケースも見られたので、この辺は反省点。 捕ってからの素早いスローイングは中々ですが、コントロールは？？ と言うことで、２年生の春の時点では中々レベルが高い選手でした。 今後是非欠点を矯正して進化して行ってほしいですね＾＾ （２００９年４月１３日掲示板にて寸評） 下級生時代に既に感想を書いてましたが、捕手として成長してきたと思います＾＾ 気持ち開いて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで捕手方向に左足を引いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 ちょっと踏み込みが小さいのは気になります。 グリップの内への移動が見られます。 左腕のインサイドの変化球ならミートしてきますが、一定以上のインサイドのストレートにはかなり詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られます。 外のストレートは右に叩いてきますし、外の左腕のスクリューもファールで逃げれますし、右投手の外の縦スラにもついては行けますが、完全にこなせる程ではないようです。 頭の高さが変るのがミスショットを誘発しています。 球を引き付けて叩いてくるので、小力もありますし、ライトにＨＲも叩き込んでました＾＾ 捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。 ランナーがいても、ベタっと膝を付いてしまうので、ワンバウンドも基本止めては来ますが、後ろに弾いたりもしてしまいます。 右手の隠しが甘いのも？ 肩は中々良いですし、コントロールも悪くは無いですが、もっとピンポイントで投げれるようにしたいものです。 で、何と言っても、光るのはリードですが、島袋が注目されましたけど、その良さを最大限に引き出したのがこの選手のリードですし、相手の裏を見事にかいてきますね＾＾ ということで、打撃はもう少し伸びて欲しかったですが、捕手としては１年前に予想したとおり面白いです＾＾ 即プロは無いですが、大学での進化次第ではもしかするかもしれません。 今後の更なる進化に期待したいものです＾＾ （２０１０年５月８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 真栄平 大輝 （興南） 明治大 |
ファースト １７９・８０ 右・左 |
この選手、事前に注目もしていなかったですし、結果も出なかったのですけれども、来年必ず九州を代表とする打者になると思います。 開いて、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、バットを寝かせて、シンクロ等特に見られず、投手が腰を落とすとスクエアにし、リリースポイントから摺り足でアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの内への移動はぎりぎり許容範囲内と思います。 インサイドに対して、きちんと肘を畳んで苦にしないのですが、開いて、踏み込んだ足での踏ん張りが足りないので、ファールとなってしまうのが残念。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングが早く、膝は開かないものの、踏み込んだ足での踏ん張りが足りないケースも見られます。 低めの落ちる系統のボールに対しても、完全には現状こなせないですが、膝を使ってついては行けるようです。 始動がやや遅いので、ストレートに食い込まれがちなのは残念。 中々のフォロースルーの大きな綺麗なスイングは気に入りました＾＾ 足はサンプル不足にて良く分からず。 守備は、バント処理のダッシュなど動きが良いですので、サード辺りが守れると面白いのですけど？ と言うことで、少し矯正するだけ（始動を少し早めて、開かずに踏み込んだ足でしっかり踏ん張れるようになるだけ）でかなりの強打者が誕生するはずです。 夏に再び一変した姿を見たいものです＾＾ （２００９年４月１３日掲示板にて寸評） 春に高評価した選手ですが、未だに雑誌に取り上げられていないのが疑問ですけど、長距離砲としての資質の高さを今回新発見しましたので簡単に感想を。 開いて、グリップを耳よりも上の高さに体に近づけてセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところで一旦スクエアにして、リリースポイントから軽く足を浮かせて気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの内への移動はあったりなかったりのレベルですが、やや甘いインサイドなら肘を畳んで豪快にライトスタンド中段にＨＲを叩き込んできました＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングはやや早いも、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れますね。 フォロースルーの大きな美しい軌道のスイングは、センバツ時よりも進化し、長距離砲としての資質が開花しつつあるようです＾＾ 左腕のスライダーに対しては、やや開いて引っ掛けがちとなるものの、２打席目以降には見極めは出来るようになり、溜めて振り切ってファールとなっていたので、今後の努力次第では必ず打ちこなせるようになるはずです＾＾ と言う事で、思いいれもある選手ですし、来年の更なる進化にかなり期待を持ってみたい選手でした。 （２００９年８月１６日掲示板にて寸評） まあ、昨年のセンバツで雑誌よりも先に取り上げたわけですが、正直進化の度合いは遅いと思いますけど、徐々に伸びてはいると思います。 大きく開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところでホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせてアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲外っぽいです。 インサイドには、良い当たりのファールを打つこともあるのですが、基本詰まりやすいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 左腕の外のストレートは、レフトに強く叩けます。 左腕のスライダーは、当初どうなか？と思いましたが、打席を重ねるごとに見極めて来ますし、甘ければ打てます。 落ちる系統には、膝を柔軟に使えるほどではないので、現状どうかな？ 頭の高さが変るので、ミスショットが多いのが残念。 ヘッドの立った、スイングアークの美しい、振り切ってくるスイングは磨きがかかってきたと思います＾＾ 腰の回転も強烈ですし、フォロースルーは福留に似ています＾＾ 長打力にも磨きが掛かってきたと思いますし、バックスクリーンへのＨＲは凄かったですね＾＾ ただ、どうも打撃が淡白と言うか（脆さはそれ程無い）、貪欲さに欠ける部分が残念ですし、この部分が絶対的な打線の核とまでは行かなかった要因と思います（日大三の２年生の４番の方に現状軍配が上がる）。 足は売りには出来ないと思います。 守備も動きは悪くは無いですが、外野手が出来ればなあ？と思いますが、肩はどうなんでしょうね？ と言う事で、大学若しくは社会人での進化次第では、真のドラフト候補と呼ばれるようになると思います。 素材としては素晴らしいものをもっていますので、今後の更なる進化に期待したいものです＾＾ （２０１０年５月８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 国吉 大陸 （興南） |
セカンド １６９・６５ 右・右 |
今までも何度も見て、どうしようかなあ？と迷った末に何も感想も書いてこなかったですが、徐々に成長してきていますので初めての感想を。 気持ち開いて、グリップを顎よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを上げての、内への移動が見られます。 インサイドに対しては、確率はまだ良いわけではないですが、肘を畳んでセンターにおっつけてヒットを放ってきます。 もう少しグリップの内への移動を抑えて、引っ張れるようになると良いのですが。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 外のストレートは右方向に叩けますし、縦スラも甘ければ打てます。 ただ、落ちる系統には膝を柔軟に使えるほどでは無いようです。 頭の高さが変るので、ミスショットも多くなる。 球を引き付けて、鋭く振り切ってくるスイングはかなり進化したと思います＾＾ 守備は、守備範囲は広いですが、グラブ捌きもまずまずですが、グラブの芯で捕球できずにポロッとしたりも観られたので、もっと練習したいものです。 足は速いですし、盗塁も狙える選手です。 と言うことで、大学でも活躍できそうな程には進化してきましたので、後はインサイドを引っ張れるようになることと、守備のグラブ捌きの精度を上げる事でしょうね。 夏までの更なる進化に期待したいものです。 （２０１０年５月７日掲示板にて寸評） まあ興南の野手で誰が一番センバツから伸びたかと言えば、この選手がダントツでしょうね。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも少し上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は、許容範囲内の場合と範囲外の場合が見られます。 序盤戦は完全に許容範囲内だったのですが、後半戦に入って微妙に範囲外の場合も結構見られましたが、インサイドを引き付けて思いっきりぶっ叩けるようになったのは、素晴らしく成長した点と思います＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外の低めの縦スラに対しても、膝を柔軟に使いきって、下半身で粘って拾ってくるのは、素晴らしい技術とセンス＾＾ 頭の高さも変らなくなったので、選球眼も良くなったし、ミスショットの割合も減ったと思います。 球をぎりぎりまで引き付けて、強烈に振り切って来るスイングは、体は小柄ですが恐さを感じさせますね＾＾ 足は遅くはないですけど、それ程印象に残っていないのが残念です。 守備範囲も広いですが、難しい打球処理の場面が殆どなかったので、詳細には分からなかったです。 と言う事で、この打撃が一流の（決して超一流ではない）高校生としては究極の打撃だと思います＾＾ 木製バットでも十分やれますので、走塁面と守備面をもっと鍛えると、４年後プロと言う領域が見えてくると思います。 本当に良く努力した跡も伺えますし、期待したい選手です＾＾ （２０１０年１０月８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 我如古 盛次 （興南） 立教大 |
サード １７０・６７ 右・右 |
８打席連続安打に１大会１３安打と言う、大会タイ記録を達成した選手ですが、この選手も随分成長したのではないでしょうか？ 気持ち開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落として行くのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落としきった所から、軽く足を浮かせてアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドの低めの１３０`ちょっとくらいのストレートならセンター方向におっつけてきますが、基本詰まるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも散見されました。 外よりのストレートもセンターからライト方向に強く叩けます。 縦スラも甘いとしっかり打てますし、コースに決まっても右方向に打つことが可能です＾＾ 頭の高さがやや変るのが残念。 球を引き付けて、鋭く振り切ってくるスイングは進化したと思います＾＾ 足も速いようで、盗塁も狙えます。 守備の動きは良く、肩も良いものの、スローイングの精度はもっと上げたいですね。 また、サードタイプでは無いので、大学に向けてセカンド辺りが出来るように練習しておきたいものです。 ということで、インサイドを引っ張れるようにグリップの内への移動を緩和して、スローイングの精度が上がると、大学でも通用するようになるのではないでしょうか？ 今後の進化に期待したいものです。 （２０１０年５月７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 伊礼 伸也 （興南） 関東学院大 |
レフト １７９・７５ 右・右 |
今まであまり気になった事は無かったのですが、最後の夏に結構伸びたのではないでしょうか？ 当初から膝を深めに折って、軽く開いて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、バットを寝かせ気味に、ヘッドを上下させながら、投手が腰を落としたところで、スクエアにして爪先を立てて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドは打てますし、引っ張りきってＨＲも叩き込んでいました＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のボール（ストレート・変化球問わず）は、きっちりライトに叩いてきます＾＾ 膝は使えるのですが、柔軟までは行かないですね。 頭の高さはあまり変わらないのですが、ミスショットも結構見られたのは、集中力の問題でしょうか？ 球を引き付けて振り切って来るスイングは、力感が出ましたね＾＾ 足は遅くはないですが、売りには出来無いように思います。 守備範囲は結構広いように思いますが、肩は沖縄の選手にしては強く無いように思います。 もっと低く強い送球を心がけると、弱肩では無いので何とかなると思いますが。 と言う事で、右の中距離ヒッターとして、中々面白いものを持っていますので、守備の送球面と、走塁面にも力を入れていくと、４年後に面白いのではないでしょうか？ 期待したいものです。 （２０１０年１０月８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 島袋 陽平 （糸満） 国士館大 |
１８１・７８ 右・右 捕手 |
強肩・強打と評判の選手ですね。 体型はこちらも細身であまり捕手っぽくはないですね。足腰も細いですし、また腕も細いです。ただ送球は鋭く・速くやはり評判通りの強肩ですね。糸を引くような送球が２塁上へいきます。スローイングは早くコントロールも安定していますが少し高いかなと思いました。でもこの肩を見せられたら、なかなか盗塁のサインは出せないでしょうね。これまで何人か強肩だなぁと思う捕手は見てきましたが、個人的には見てきた中では一番ですね。 体を丸め小さくしてミットを示します。フットワークは速いと思いますし、キャッチングもまずまずだと思います。なるべく早く投手へ返しテンポのよい投球をしてもらうことを心がけているようです。リードは外角の出し入れで打ち取るようにしているように思えました。 チームでは３番を勤めています。グリップは頭の位置からバットを軽く揺らしタイミングを取り、スクエアスタンスからややインステップに踏み込んでスイングしてきます。ただ少し腰を落としすぎかなと思います。スイングのキレはイマイチで力強さもあまり感じられませんでした。リストはかなり強そうですが、スイングは少し堅いかなと思いました。 個人的な印象としては確かにかなりの強肩ではありますが、言われている程強打という印象では正直ありませでした。ただ、競技大会も打撃部門で上位に入っていますし、この冬の間に磨かれてきたのではないかと期待しています。 この選手は中学時代には既に１８０超えていたようで、県で１１０ＭＨが２位、今では１００Ｍが１１秒台、競技大会で遠投は１１０Ｍ（４位）、握力は右８０キロ、左７５キロと身体能力は本当に抜群ですね。監督曰く「まだ磨かれていないダイヤの原石」とのことです。このようにポテンシャルの高さが伺えますので身体ができてくると非常に楽しみです。 ただ、本人は一応プロ志望なようですが大学進学を念頭に置いているようですね（ソースは、baseball okinawa という沖縄の高校野球を扱った雑誌の記事です） （１０年３月 山原さん情報） この選手もというか糸満の選手全員が腰回りやお尻が大きくなっています。 守備面に関してはやはり強肩ですし、送球も早いです。また実際仕掛けられたらどうなのか気になってましたがそれを見ることができました。全て刺しておりましたが、一回目はかなり驚かされました。スローイングは早いですし、送球は２塁ベース上にしっかりと投げていますし、そして球の軌道も低く地面と平行のような感じでした。その勢いも凄かったです。実戦においても刺せる肩じゃないでしょうか。 キャッチングやフットワークについては良いと思いますし、リード面については基本的にはどの投手が出ても外角の出し入れで勝負するといった感じですが、内を厳しく突いたり見せ球をうまく使ってきたりといった感じなのでインサイドワークも悪くないんじゃないでしょうか。試合を見ても、タイムなどを使うタイミングも悪くありませんし、間を入れて投手陣に配慮したりと状況を読むセンスも悪くないと思います。ただプレーを見ると、守備の要としてチームをがんがん引っ張っていくといった気の強さや個性がある選手ではないという印象です。 構えは、秋は少し腰を落としすぎではないかと感じましたがそれが無くなり、軽くクローズ気味に構え、グリップは頭の位置と高めで、バットのヘッドを少し投手側にし揺らしながらリズムをとる構えです。投手が沈んだとこで始動してきたかと思います。足元のブレもあったと思います。 秋に比べるとヘッドスピードも増してきて、スイング自体も柔らかく迫力も出てきたかなと思いました。選球眼もまずまず良い方ではないでしょうか。また内に捌きに関しては良くわからなかった部分もありますが、上手く肘を畳めていなかったのでそこまで捌けないかなと思います。スイングを見てもある程度芯で捉えていますし打球もそれなりに早いのですが、強烈な打球や大きい当たりを飛ばすといった場面は見られませんでした。個人的にはもう少しヘッドスピードやスイングに鋭さが欲しいですね。 個人的には捕手としてこれからも十分やっていける選手だと思います。身体能力は高いですし、素材として抜群だと思うので、大学などで体作って揉まれていくとかなり伸びる選手じゃないかと見ています。 （１０年４月 山原さん情報） 島袋君も宮国投手と同じようにイマイチ存在感に欠けるというか、どちらかというとチームを鼓舞し引っ張るというタイプではなかったですが、招待野球の頃くらいからそういった意識が出てくるようになり今夏はまさにチームの守備の柱でした。 守備に関して気になったのはバウンド処理やキャッチングですね。基本的に球際への意識が少し低いかなといった印象があります。パスボールなども多いですし、課題としてはそこまで改善されていないかなと思いました。リードに関しては、まずは投手の強みを活かすことを意識したリードという印象です。ただ、勘の良さや観察眼については良く分からず。送球は相変わらず早いですし、コントロールも良いです。チャレンジマッチまでは自信があるのでしょうか、ランナーを注意しても走るなら２塁で刺せばいいやと思っていたように感じました。しかし、招待野球のときには意識が高くなっており、隙があれば一塁で刺そうといった姿勢が見えていました。決勝でも２度牽制で刺すなどその姿勢が結果にも表れていましたね。課題としては、もう少し展開や流れを読みプレーすることかなと思います。決勝で大量点許しても自分から間を取ろうとしませんし、ファーストストライクからどんどん振ってくる興南の打者に対して配球がやや不用意だったんじゃないかとそのシーンを見直したら感じましたね。こちらも切り替え方やそうなった時のメンタル面にやや不安かもしれません。まぁ課題は多いかと思います。大学で捕手をするのは難しいかもしれません。技術的な部分に関しては吸収力の問題ですが、そこはそこまで悪くないのではないかと思います。意識自体は低い選手ではないと感じるので。ただ、どちらにせよ捕手としてすぐに出てくることはないかと思います。 打撃では、以前と比べてグリップの位置をかなり下げており、胸の辺りくらいでした。軽く捕手寄りにあらかじめ引いて、シンクロ打法のようにタイミングをとりそのままの位置から振ってきます。構えにあまり見栄えはしませんが、スイングには結構迫力がありハマったら大きい当たりを放つことができるんじゃないかと初戦を観戦したときに思いましたが、決勝でまさにその通りの一発がでていました。以前と違って確かに強打と言われても納得するようなスイングではありました。足元や頭もそこまでぶれていないと思います。やはり体はまだ細身ですがパワーはあるんだなと感じさせましたね。しかし、ボールを捉えるセンスは個人的にはやはりイマイチかなと思いますね。 全体的に課題は多いですが、抜群の身体能力を活かす体と術を身につければ大きく伸びていくんじゃないかと思います。期待していきたい選手です。 （１０年９月 山原さん情報） 各種雑誌に載っており、気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを胸の高さにセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプで、内への移動は許容範囲外っぽいです。 インサイドにはドン詰まりとなってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝を開かず、踏み込んだ足で踏ん張って、全て軸足を後ろに引くタイプです。 落ちるボールに膝を柔軟に使えるほどでは無いものの、コースが甘い落ちるボールは、リストワークによってレフトスタンドに運んできます。 頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。 柔らかいリストを生かして、振り切って来るスイングには見所がありますね。 捕手としては、通常のキャッチングは、微妙なコースのキャッチングに課題あり。 ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドは止めては来るものの、ミットの出し方も良くないので、弾いたり、後ろに逸らしたりが散見されます。 ワンバウンド処理をもっと上手にならないと、大学では使ってもらえないと思います。 バント処理の飛び出しの素早さはかなり俊敏ですし、地肩はかなり良いと思います。 リードに関してですが、インスラを結構使ってくるのが特徴的ですが、色んな変化球を投げさせすぎの部分はどうなんでしょう？ また、大量点を取られてしまったイニングは、相手が初球外角を狙ってきてるのに、外ばかりの配球も疑問でした。 と言うことで、資質的にはかなり面白いものがありますが、現状は攻守全てに課題が一杯です。 育成の上手な大学に進学して、４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年１１月８日掲示板にて寸評） |
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| 金城 秀一郎 （糸満） 東海大 |
１７３・７１ 右・右 右翼手 |
グリップは体からやや離れた位置で、バットを軽く揺らしスイングしてきます。振りはなかなか力強いです。左中間や右中間へ滞空時間の長い長打を打つなどパワーは強そうです。手首がかなり強いように感じましたが、少しこねてしまう癖があるように感じました。 嘉手納戦では全打点を上げるなど勝負強さを発揮していました。特に２点目は今まで引っ掛けていたスライダーを強引ながら三遊間を割っていくなどここぞの集中力も高そうです。打順は２番ですが、こちらも２番らしくなく中軸という感じでした。 守備での動きをみるとなかなか良いです。守備練習の時など肩強いなと思っていたら、投手としても投手としても１４０超えるとか、やはり肩はかなり強いと思います。 （１０年３月 山原さん情報） 投手としては４番手ですが、最速は１４０越えるとか。 守備面は特に気になる面はなく上手くこなしていたと思います。足もまずまず速いほうだと思います。肩はやはり強いです。 構えは、オープン気味に構え、踵を浮かし、グリップはかなり高めに置き、バットを軽く寝かせ、バットと踵を揺らしながらリズムを取ります。投手の重心が沈んだとこで指導し、バットを内へ移動させ振ってきます。ヘッドスピードもなかなか鋭く、振りも大きいので迫力を感じさせます。管理人様から見たらあまり好きではないフォームかと想像します。頭の位置は変わるも足元はそこまでぶれんてなかったと思います。 糸満の打線の中では一番長打力がある選手です。今大会でも２本ホームランを打ち、一本は場外まで飛ばしたそうでつぼにはまれば大きい当たりを飛ばすことができます。観戦した準決勝でもファールにはなりましたがあわや場外ホームランかという当たりを飛ばしていました。ただやはりこの打ち方では内を上手く捌けないようで、詰らされたりしていました。こういった部分をどう対処していくかが課題になってくると思います。ただ準決勝でもサヨナラ打を放つなどやはり勝負強さはある選手だと思います。 （１０年４月 山原さん情報） 小柄ながら糸満の打者の中では一番パワーがあり、投手としても１４０オーバーをマークするなど身体能力抜群ですね。 グリップをかなり高く添え背筋を伸ばし、気持ち分開いて構えます。始動はかなり早くバットを捕手側に引き足も結構高く上げインに踏み込んでスイングしてきます。スイングはかなりパワフルに振ってきます。当たれば飛ぶでしょう。頭は少し動いてるかなとも思いますが、足元はぶれていないと思います。内は上手く捌けるかは少し疑問を感じます。この選手は直球には強く島袋投手の直球でもある程度対応できるようです。ただ、ひざを柔らかく使えるという感じではないので変化球は上手く捌けないようですね。また見極めもそこまで良くないと思います。確かにパワーはありますが、総じて粗いというか結構癖があるなーというのが個人的な印象ですね。 足もありますが、あまり走る意識は高くないように思います。守備は上手いですし強肩です。 投手としては、振りかぶって足も高く上げ、腰を落としサイドよりやや上の位置から投げてきます。かなり腕を強く振って投げているように感じました。そのためちゃんとグラブも抱えられています。 変化球はスライダー・カーブ・シュート・ツーシーム・チェンジアップがあるようですが、基本的にはスライダーとシュートたまにカーブという感じでしょうか。直球は手元でもかなり勢いありますし、球速に見合ったものがあると思います。直球に関して言えば糸満の投手陣の中でも一番かもしれません。ただ、制球は悪く浮いてしまいますし、シュートを投げているのかそれともシュート回転しているのかちょっと良くわからない球もありました。 個人的には野手としても悪くないですが、これだけの球が投げれるのであれば投手のほうが面白いかもなとも思います。サイド気味でこれだけの球を投げる投手もそうはいないのではないかとも思いました。ただ、先発よりも短いイニング向きでしょうね。しっかり指導していけば結構面白いのではないかと思いました。 （１０年９月 山原さん情報） 事前に読者の方に聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 開いて踵を踏み込みながら、グリップをヘルメッドよりも上の高さにセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを顎よりも下の高さまで下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のボールは右に叩けますし、打球が伸びます。 落ちるボールには膝を柔軟に使える程では無いので、現状こなせる程ではないです。 頭の高さは変るので、選球眼はあまり良くないですね。 ヘッドを利かせた、振り切って来るスイングにはキレがあります。 守備の動きは良かったです。 投手としては、ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、軸足に絡めて、上体を３塁側に倒して、腰を落として、インステップして、サイドとスリークウォーターの中間よりも少し上から投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差を維持しようとして、着地も遅らせようとしてくるものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体が必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使えて、肘から先が立って使えるタイプです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れ気味に、首を振って、グラブは大きく後ろに流れて、体勢を崩すケースも見られました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもまずまずしてきます。 球種的には、MAX１４４`と噂されたストレートは、確かに速いですし、浮き上がってきますし、変化球は、スライダーと、カーブと、シンカーは確認。 ストレートのノビは尋常ではないですね＾＾ コントロールは纏めては来ますが、甘いのも見られました。 と言う事で、将来性は間違いなく投手だと思いますので、次のステージで欠点を徐々に矯正していけると、かなり騒がれるようになると思います。 期待したい選手でした＾＾ （２０１０年１１月８日掲示板にて寸評） |
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| 照屋 樹 （糸満） |
１７１・７０ 右・両 中堅手 |
最初に見た宜野座戦では７番を勤めていましたが、内容が良かったので気になってみていました。 右打席では、グリップは耳の位置から体を軽く揺らしリズムをとり、足を軽く上げスイングをしてきます。スイングはやや力強さにかけるでしょうか。ただ高めの球でもしっかりと叩けるようです。 左打席では、巨人の亀井選手のような構えをしています。スイングはこじんまりとしていて非力ですね。また外角の球には腰が引けたスイングになってしまいます。右では打つという感じですが、左では当てるという感じ。 足は速く、守備の動きもなかなか良いです。地肩はまずまずといったところでしょうか。 （１０年３月 山原さん情報） 秋に見たときは下位打線でひ弱さがありましたが、足もありますしなかなか面白い選手だなと思いました。春は怪我のようで見れませんでしたが以降は見ることができ順調に成長しているように感じました。 軽く膝を曲げオープンスタンス、グリップは顎くらいの位置でしょうか。バットを立たせ軽く揺らしながらリズムをとり始動は早めですがあまり足を上げずに振りに来ます。スイングはまずまずですがやや力感には欠けるように感じます。ただ足元は崩れておらず、生で観戦していても秋と比べてスイングした時の下半身の安定感がだいぶ違うように感じました。左右どちらの打席でも同じような構えです。芯で捉えた時の打球はなかなか鋭いものがあります。また、セーフティーを仕掛けたりと自慢の足を活かした場面も見られます。今大会は不調だったのか３戦目までは一番を任されてたようですが、中商戦から７番になっており打順を下げられていました。個人的には期待している選手だっただけに残念でした。 守備は、中商戦ではレフト側へ予め寄っていたとこに右中間方向へ強い当たりが来て抜けたら同点という場面で、見事なダイビングキャッチを見せるなど球際も強く、足も速いですし、打球の判断も良く上手いです。小柄ですが結構強肩でもあります。 盗塁も仕掛けたりとセンスもまずまずだと思います。 当然大学でも続けてける選手だと思います。足も早く守備も良いので速い段階で使われる機会も多いかもしれません。期待したいです。 （１０年８月 山原さん情報） |
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| 徳元 紀明 （糸満） |
１７０・６６ 右・右 遊撃手 |
正直あんまり印象に残ってない選手だなと思ったら、春は外野を守ってたりと二桁番号でもあったようで、春から夏にかけて大きく伸びてきたかな？実際に糸満打線の中で一番打率が良かったようです。 腰と膝を軽く曲げグリップ短く持ち肩の位置くらいでしょうか、肩幅よりはやや狭く感じますがオープンスタンスで構えます。始動も早めで内に移動させ振ってきます。スイングは結構大きくしっかり振ってきますね。まずまずヘッドスピードも鋭いです。小柄ですが遠い球でも捉えることができており右にも強い打球を飛ばせます。足元も崩れていませんね。打撃を見ても結構器用なタイプの選手のように思います。しっかりと芯で捉えておりますし選球眼もいいのではないでしょうか。 守備はシートノックや実際の守備機会を見てもグラブ捌きもまずまず柔らかいですし、足腰強く打球への反応も良いです。肩も基準以上のものがあり送球も安定してます。守備は良い選手でしょう。足はまずまず速いですが、積極的に仕掛けるといったケースは見られなかったので盗塁センスは良くわかりませんでした。 打撃や守備面なども良いですし、今大会でもトップレベルのショートストップといえると思います。小柄ですが身体能力は高い選手が揃う糸満野手陣の中でも高い選手だと思いますし、大学などでも案外早く出てくるかなと。これからの成長に期待したいです。 （１０年８月 山原さん情報） 読者の方から聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ちクローズに構えて、グリップを指２本余して握り、顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを上げての、頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドには現状手が出ないようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずで、軸足を後ろに引くタイプです。 外のストレートは、右方向に長打が打てますし、右打ちは絶品です。 落ちるボールには膝を柔軟に使えるほどでは無いものの、ファールでは逃げれるようです。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 鋭く振り切って来るスイングは中々だと思います。 守備の動きは良いですし、グラブ捌きもまずまずで、スローイングも安定していますし、肩も良いと思います。 足も速く、走塁センスも抜群です＾＾ と言うことで、小柄ではありますが中々光るものを持っていますので、次のステージでは欠点を矯正できると面白いと思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月８日掲示板にて寸評） |
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| 山城 征記 （浦添商） |
１７３・７０ 右・右 捕手・一塁手 |
あの０８年浦添商業・捕手だった山城選手の弟です。兄とは違って結構細身な体型です。 トップは頭の位置くらいでしょうか、バットと足を軽く揺らしながらタイミングを取っています。軽く足を上げてスイングしてきます。スイングはなかなかキレがありました。また頭の位置もそこまで変わらないように感じました。 打球に関しては長打というより早い打球で間を割っていくようなタイプです。きちっと捉えているようで球足も速いです。打撃のセンスに関しては浦商の中でも光るものがあると思います。 守備位置は１年の秋は一塁を守っていましたが、この試合は兄と同じ捕手を任されていました、動きなどの反応はなかなか早いかなと思いますし、肩もまずまずです。ただやはりまだまだ慣れていないからかふわふわした印象を受けます。勉強することは多そうなのでこれからでしょうね。 （１０年３月 山原さん情報） 小柄ではありますが広角に打ち分ける打撃で、県内屈指の打線を誇る浦商打線の中でも一番のセンスを誇る選手でないかと思います。 スクエアスタンスで構え踵を軽く浮かし、グリップはあらかじめ後ろで位置は顎くらい、腕を揺らしリズムをとり、投手が沈みきったとこで始動し足を上げインに踏み込んできたかと思います。スイングは秋に比べるとだいぶ鋭さを増してきました。頭の位置や足元はあまりぶれているようには感じませんでした。 選球眼も良いですし、外角の球をしっかり叩いてライトへもっていきますし、内角も興南との練習試合で島袋投手の直球をやや甘かったとはいえ肘を上手くたたみ三塁へ強烈な打球を放っておりましたのである程度上手く捌ける選手だと思います。またきっちり芯で捉えミート力も高いですね。ただ打球はあまり上がらずゴロが多い打者です。 守備はグラブ裁きも柔らかくしっかり鍛えられていますね。打球への反応も早く球際にも強い選手です。足も速く小柄ですが身体能力の高さを感じさせます。 一冬越えて順調に伸びてきてるんじゃないかと思います。このまま怪我なく夏を迎えて欲しいですね。 （１０年５月 山原さん情報） |
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| カラム・ アレキサンダー ・エリー （浦添商） 名桜大 |
１７７・７７ 右・右 右翼手 センター |
均整の取れた体格が目を引きます。しかしすごい名前ですね。確か３番を任されていたと思います。 トップは頭の位置ですが、やや内に入っているかなと思います。軽く足を揺らしながらタイミングを取るタイプです。そしてインステップで踏み込んできます。スイングはキレもあり力強さも感じさせます。ある程度振り切ってはきますが、タイプ的には中距離打者でしょうか。 この選手は右へ打つのがとても上手いです。そしてしっかり捉えて鋭い打球を飛ばしているので技術は高いのではないでしょうか。ただ、僕が見た打撃ではほぼ右への打球だったので、内をどのように捌くのかが気になるところです。一応一球だけインハイの見せ球をファールでしたが三塁線へ鋭い打球飛ばしていたので対応力はそれなりに高いとは思うのですが。 守備に関しては、鍛えられていてまずまず上手いと思います。また肩も強肩です（競技大会で１１０Ｍを記録）足もなかなか速いですね。 まぁ典型的な三拍子揃った選手という感じでしょうか。何かこれっ！という武器が欲しいかなと思います。浦添商業の中心選手としてどのように成長していくか期待したいです。 （１０年３月 山原さん情報） 昨夏から見てきた選手です。今大会は５番を任されておりました。 オープンで構え踵を軽く浮かし、グリップはあらかじめ捕手寄りですが肩の位置くらいとそこまで高くはなく、また気持ち分短めに持ちます。体をゆらしリズムをとり投手が沈んだ時に始動し、足を軽く上げインに踏み込み振ってきます。スイングはコンパクトに振り力強さは感じますが、そこまで鋭さは感じませんでした。選球眼はまずまずいいですが、足元は少しぶれているように思います。 基本的には強引にはいかずセンターから逆方向を意識したようなスイングですね。打球もなかなか鋭いです。 守備は無難にこなしますし、足も速く肩も強い選手との印象はあまりかわりません。 個人的には秋から大きく伸びているようには感じませんでした。浦商の主力ですし夏までにもう一段は力を高めてほしいです。 （１０年５月 山原さん情報） |
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| 大嶺 俊貴 （浦添商） 沖縄国際大 |
１８０・７８ 右・右 三塁手 |
プロフで想像するよりは結構細身な体型です。４番を任されております。 軽いオープンスタンスで、グリップは耳の位置で、体を軽く揺らしながらタイミングをとるタイプです。投手がモーションに入るとすり足になり、ちょんと挙げ少しインステップに踏み込んで振ってきます。振りは大きく、力強さもあり、キレもなかなか感じさせます。しっかり最後まで振り切ってくるので迫力があるスイングです。ただ、踏み込んだ足元が少しぶれるような印象があるのでそこら辺は課題でしょうか。外角低めのちょっと遠いかなと思ったコースを右中間へ結構大きな鋭い当たりを飛ばしていたので、パワーもあると思いますし、技術的にも悪くないんじゃないかと思います。競技大会の打撃では３位（１０２Ｍ）になるなどやはりパワーはありますね。 守備は少し打球への反応が良くないかなと感じましたが、そこまで破綻はないと思います。ただ、残念なのが地肩が物足りないところです。 走塁に関しては特に印象はないですが、足を売りにするようなタイプには思えないですね。 打撃に関しては長打力がありますから来年度の選手の中でも高いものがあると思います。しかし、現状打撃オンリーかなという印象です。なので走守も磨かれてくればもっと注目されてくるんじゃないかと思います。 （１０年３月 山原さん情報） |
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| 崎山 翔太 （八重山） 城西大 |
１７９・７８ 右・右 一塁手 |
こちらも旧チームで４番を任されるなど打撃は良い選手です。体格もがっしりしていますし、打席に入るとなかなか雰囲気があります。 トップは耳の後ろくらいでやや高めにおき、スクエアスタンスで軽く体を揺らしながらタイミングをとるタイプです。特に力みも感じられませんし、良い具合にリラックスしていると思います。足を軽く上げそのまま踏み込んでスイングをしてきます。しっかり振り切り、キレ・力強さを感じさせます。足元もそこまでぶれていないと思うので力のロスもあまり無いのではないかと思います。 興南の砂川投手の球威のある直球にも振り負けないですし、島袋投手の直球もあわやセンター頭超えるかと思うとこまでもっていくなど、直球には強いと思います。変化球への対応についてはあまり分かりませんでした。選球眼については良いと思います。 守備・走塁についてはあまり印象がありません。ただポジションがポジションなのでそれなりという感じだとは思います。 やはり打撃オンリーというタイプだと思います。ただ打撃は光るものがありますし、素質はいいと思います。それを磨き、その他のレベルも引き上げれば非常に楽しみです。 （１０年３月 山原さん情報） 個人的には県内の右打者の中で好きな打者で期待している選手です。ただ今春は、下位に下げられており調子を崩していたのかな？という感じでした。しかし美里戦で本塁打も放ったようなのでやはり力のある打者だと思います。 肩幅程度に開いたスクエアスタンスで、グリップは捕手寄りで頭の位置くらいに添えられ高いです。程よく腰を落とした感じ、そして無駄な力が入ってない印象で非常に強打者の雰囲気がある選手です。投手の重心が沈んできたとこで始動してきたかと思います。足はあまり高く上げず内に踏み込んできます。スイングは綺麗な弧を描くようなスイングでフォロースルーもきっちりいれてくる選手です。秋と比べてもヘッドスピード増してきた印象でした。頭の位置や足元もそこまでぶれてないと思います。 選球眼はまずまず良く、直球には強いです。ただ変化球、特に右投手の外低めに決まるスライダーの見極めができておらず、手を出し空振りといったシーンがよく見られ、そこらへんの学習能力はあまり高くないかもしれません。変化球の見極めが上手くできないのが不調の要因かもしれません。様子を見てもあまり元気があるようには見えず、かなり悩んでるかなといった印象でした。 守備に関してはグラブ捌きもまずまず柔らかく、バントへの反応も良いです。足はまずまず速いかなと思いますが、まぁやはりタイプ的には足を売りにする選手ではないです。 今春は自分でも思ったような打撃ができず悩んでいたと思いますが、練習にも課題をもって取り組んで不調を乗り越えていって欲しいです。非常に期待しているだけに夏は思いっきりのいいスイングと元気な姿がみたいです。 （１０年４月 山原さん情報） 八重山が誇る強打者も最終学年になりました。昨夏から見てますが個人的には今年の打者の中でも好みの打者です。春と比べてもお尻周りが大きくなりだいぶバットをふりこんできたのかなという印象でした。 グリップの位置も高くあらかじめ捕手寄りに、軽く開いてオープン気味に適度に落とし構えます。軽くバットを寝かし揺らしながらリズムをとり、投手が踏み込んだときに始動してきます。インステップ気味に踏み込み、スイングは弧を描くような感じで鋭いです。足元もぶれていないと思います。春には変化球の見極め対応に課題を残しましたが、今夏は一打席では凡退してもその後の打席ではしっかりとアジャストすることができるようになりました。逆方向にも強い打球を打てるようになり、元気がなかった春に比べても打撃も良くなってきたと思います。 守備は無難にこなしていますが、お尻が大きくなったので足は遅くなりましたね。 まぁ打撃は良いですが、それ以外はうりに出来るものがあるタイプなので打撃はもちろんですが、総合的に力を伸ばしていって欲しいです。 （１０年７月 山原さん情報） 事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ちクローズに構えて、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて、気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプで、頭の後ろから見える位置までの異常な内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？ インサイドには、当然空振りか手が出ないかの状況です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のボールに対しては、軸足を後ろに引いてきます。 頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。 ヘッドの立った、シャープに振り切って来るスイングは中々だと思います。 足は遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは不明です。 守備の動きもまずまずですし、ワンバウンド処理は上手でした。 サードか外野が出来ると良いのですが。 と言うことで、資質的には面白いものを持っていますが、欠点は結構多いタイプですので、次のステージで何とか欠点を矯正していけると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月７日 掲示板にて寸評） |
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| 又吉 大智 （八重山） ﾁｯﾌﾟﾁｯﾌﾟﾍﾞｰｽﾎﾞｰﾙ ｾﾝﾀｰ（軟式） |
１６７・６３ 右・左 中堅手 |
小柄ながら投手もこなす選手で、春には４番を任されておりました。 グリップはかなり高く頭を越すくらいとこにおき、オープンで構えます。始動は早めでバットコントロールも上手く広角に打ち分けることが出来る選手です。きっちりと芯で捉えていますしミートセンスも良いです。選球眼も良く勝負強いですね。今夏の見た試合では下位を任されておりましたが、調子が悪いわけではなく下位打線でもチャンスを作れるように任されていたと思います。 守備は足や反応も早く素早いですね。まずまず上手い選手だと思います。また、投手をやっているだけあって肩もなかなか良いですし送球も安定しています。 走攻守纏っている巧打型の野手だという印象です。これからの活躍も期待したいです。 （１０年７月 山原さん情報） |
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| 長嶺 敬太 （八重山） |
１７５・７８ 右・左 右翼手 |
今まで期待していた選手ですが、個人的にはいまいちピンと来なくて取り上げてきませんでした。ただ面白い選手ではあると思うので今回は取り上げたいと思います。肩幅も広くがっしりとした体格です。 グリップの位置は肩くらいで軽く捕手寄りに添え、腰を落としオープンで構えます。身体を揺らしながらリズムをとり始動は早めに振ってきたと思います。スイングはコンパクトに振るという感じですが、力はあるのでハマッた時には強い打球を放ちます。ただ、バットコントロールやミートセンスに優れているという印象はないですね。このへんの強打でいくのか巧打でいくのかどっちつかずな感じがあまりピンと来なかった理由かもしれません。 守備は上手いですし、足も結構速くもっと意識すればある程度使える選手だと思います。また、肩も強肩です。 課題としてはやはり打撃でしょうか。秋から見てますがいまいち伸びてこなかったかなという印象はありますが素質は面白いと思うので、これからに期待したいです。 （１０年７月 山原さん情報） |
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| 真謝 博哉 （嘉手納） 沖データコンピュータ 学院 |
捕手 １６８・６８ 右・右 |
開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを小さく動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を内に高く引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 構えで、やや上体が反っていたのが気になりました（明治神宮大会では、こんな感じでは無かったですね）。 グリップを上げての内への移動が見られます。 左腕のやや甘いインサイドのスライダーならファールにはなるものの飛ばしてきますが、一定以上のインサイドのストレートには厳しいのでは？と想像します。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足で踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。 外のスクリューボールには、膝を使って付いていけるようです。 上体が反った所から、打ちに行く際に、ホーム方向に上体が被さるので、頭の高さも変って目線もぶれていると思います。 振り切ってくるスイングは、身長は低いですけど迫力がありますし、明治神宮では甘いボールをバックスクリーンに叩きこんでいましたが、長打力も秘めています。 捕手としては、通常のキャッチングは見所があります。 ランナーが居ても、膝を付くケースも見られましたが、センバツでは確かワンバウンド処理は無かったと思いますが、明治神宮では止めてきていました。 右手を出しっぱなしの部分は、ファールチップ対策が出来ていない。 リードに関しても、インサイドも効果的に見せつつ、外のボールの出し入れで討ち取ってきますので、きちんと考えていると思います。 で、一番の売りは肩でしょうが、かなりの強肩ですし（リストの強さも光ります）、フットワークも俊敏ですし、コントロールもピンポイントで投げてきますので、本物の刺せる肩だと思います。 と言うことで、小柄ですので即プロのタイプでは無いと思いますが、次のステージ経由では面白いのではないでしょうか？ 取り合えず夏までの進化に期待したいですね＾＾ （２０１０年３月２９日掲示板にて寸評） |
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| 大城 武直 （美里） |
１８０・８２ 右・右 捕手 |
秋も見ましたが、この体格でそして肩も強いので注目してましたが打撃がかなり粗いなと思い、載せませんでした。 気持ち分開いて構え、グリップは結構高めに添え、バットを少し寝かせ気味にし、ひじを揺らしタイミングを取るタイプです。投手が腰を沈みきったとこで始動してきます。頭や足元もぶれる選手だと思います。スイングワークは堅いように感じ、体は大きいですがスイングはそこまで大きくなく迫力には欠けるでしょうか。パワーはあるでしょうが、ミート力には欠けますね。やはりまだまだ打撃の粗さは改善されていないと思います。 キャッチングやフットワークはそれなりといった感じです。肩は強いですし、送球はまずまず良いです。 これから打撃面をもっと磨いて欲しいですね。 （１０年４月 山原さん情報） |
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| 仲本 裕希 （美里） 白鴎大 |
１８１・７２ 右・右 左翼手 |
秋にも見たと思いますが、全然印象に残っていませんでした。ですが、スイングを見て思い出しました。４番を任されている選手です。 スクエアスタンスで肩幅以上に開いて、グリップは後ろへ引き肩の位置、投手が腰を沈みきったとこで始動してきます。頭の位置もそこまで変わらないかと思います。スイングはキレがありますし、力強いです。しかし横から出てくるかなり平面的なスイングですね。外の球は逆らわず逆方向へ打てますし、内の球はしっかり引っ張って鋭い当たりを飛ばせます。広角に長打を打てる選手だと思います。 足も速いですし、守備の動きを見ても上手い方ではないでしょうか。そして球際にも強いです。地肩に関しては正直良く分かりませんでした。 走攻守それなりにまとまったタイプの選手だと思います。ただ個人的にはあの平面的なスイングはあまり好きではないですが、夏に向けてもう一段成長して欲しいです。 （１０年４月 山原さん情報） |
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| 徳元 千真 （中部商） |
１７１・６７ 右・右 捕手 |
身長はそこまでですが、体格はがっちりしていてまさに捕手といった感じです。 打撃では５番を任されています。バットを気持ち分短く持ち、スクエアスタンスでグリップは高めに添えられ、バットを軽く寝かせ肘を揺らしながらリズムをとります。投手が沈みきったとこで始動してきます。スイングは大きく迫力があるというよりはコンパクトにそしてシャープに振ってきます。対応力は高くある程度きっちり捉えておりました。また内も肘をたたみ上手く捌いてきます。大きい当たりを打つというわけではないですが打撃レベルは高い選手だと思います。 守備面に関してはキャッチング・フットワークはまずまずといったとこでしょうか。強肩ですし、送球も早く安定しています。リードは内を強気でぐいぐい攻めてくる強気のリードが持ち味と言えば聞こえは良いですが、中商投手陣もそこまで制球は良くないので死球を与えて無駄な走者出すこともしばしばです。それでもリードを変えませんし、そこらへんの投手陣への配慮や流れを読む力はどうかなといった印象があります。またあまりタイムを取ってもこないのですし、準々決勝では自らの三塁への悪送球で逆転を許しそのまま敗戦となったので、正直プレー全体に繊細さがないかなと思います。 強肩で打撃も良いですが、個人的には捕手としては買えないですね。ただ今大会をきっかけに上手く伸びていってほしいです。 （１０年４月 山原さん情報） こちらも春にお伝えした選手です。小柄ですがこちらもがっちりした体格ですね。 まずは捕手として、基本的には膝をつけない選手で、ミットの示し、キャッチング、反応などはまずまず良いと思います。春はかなり強気に、投手陣の制球にやや不安があるにもかかわらず、内角をがんがん攻めてくる配球で、投手を引っ張るタイプの捕手ですがやや自分本位で全体的に投手への配慮など繊細さには欠けた印象でした。自分に自信があるのでしょうがプレーも粗いかなといった印象でした。実際、春の八重山戦では死球で無駄なランナーを出し、自らの三塁牽制悪送球で逆転を許し敗れてしまうなど良くない面が目立ちました。それが効いたのか、今夏は外内を上手く使う配球でした。また、全体的に繊細さが出てきたように感じ、もともと引っ張るタイプでしたから捕手として纏まってきたかなと感じました。肩は強いですし、送球も安定しており刺せる肩だと思います。 グリップは頭の位置くらいである程度後ろに引き、ややガニ股気味に開いて構える選手です。軽くバットを寝かせリズムをとり、投手が足を下ろす時くらいに始動して、スイングはコンパクトな感じでまずまず鋭いです。肘を上手く畳んでるので内も捌けるかと思います。 最後の夏ということで捕手としてもだいぶ成長してきたかなと感じました。大学などでも捕手を続けれる選手だと思うので活躍を期待したいです。 （１０年７月 山原さん情報） |
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| 津波古 隆太 （中部商） |
１７１・７２ 右・右 右翼手 |
中学の時は嘉手納の池原・真謝とともに全国優勝したときの４番だったそうです。中部商業でも４番を任されております。下半身は大きくしっかりしてますが、ぼてっとしたお腹が気になります。 グリップは高めに添えられ、スクエアスタンスで軽くお尻を落として少し丸まった感じの構えです。体を揺らしながらリズムをとり、投手が沈みきった時に指導したかと思います。足をあまり上げずにクローズ気味に踏み込んできます。ヘッドスピードも鋭く、力強さを感じさせるスイングでした。またしっかり振り切ってきます。 選球眼はまずまず良く甘いとこは逃さず振ってきますし打球もなかなか強烈です。ただあまり打てる幅はそこまで広くないかなといった感じがします。打球は高く大きい当たりを打つというよりは強烈な打球で野手の間を抜くといった感じでしょうか。 守備に関しては、打球の追い方などを見るとまずまずといった感じで、肩は良くわかりませんでしたが、ポジション柄それなりには強いだろうと思います。また足はあまり速くありません。ただ走塁に関して意識はそれなりに高いと思います。 （１０年４月 山原さん情報） こちらも春にお伝えした選手です。 グリップの位置は高めに添え捕手寄りにスクエアで構えます。軽く腰を落とし少しバットを寝かせ、投手が着地したときに始動してきます。下半身が充実しており体を軸にスイングしていますし鋭いです。インサイドをどう捌くかは良く分からず。足元もぶれてませんし、選球もまずまず良いです。逆方向にも強烈な打球を飛ばしますし打撃は良い選手です。糸満戦では宮国投手の多彩な変化球に惑わされていましたが、中途半端なスイングはせず自分のスイングを心掛けていました。やはり４番打者らしくプライドがある強打者だなという感じを受けました。 守備は追い方や反応は悪くないですしまずまずです。肩もまずまず良いですね。 中部商業の選手らしく体幹が強い選手ですね。去年４番だった山川選手と比べるとややスケールに劣るかなという印象がありますが、大学などでも活躍していける選手だと思います。 （１０年７月 山原さん情報） |
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| 上地 悠策 （中部商） 富士大 |
１６９・６０ 右・右 遊撃手 |
小柄ながらシートノック時に良い動きをしていました。チームでは主将を務め、打順では２番を任されています。 オープンスタンスから、グリップは顔くらいの位置でしょうか、バットを立たせ軽く揺らしながらタイミングを取り、投手が腰を落とした時に始動してくるタイプです。いかり肩なのか肩にだいぶ力が入ってるように感じるのが少し気になるところです。体は細見ですが、結構スイングは鋭いです。打球もなかなか強烈でした。 この選手は守備が良いですね。反応や足も速いので守備範囲はなかなか広いです。グラブ捌きも安定しております。肩や送球も良いですね。見ていて機敏な印象です。 （１０年４月 山原さん情報） 春にお伝えした選手です。 グリップの位置は耳くらいで気持ちぶん足を開いたオープンで構えます。軽くバットを寝かせ体を揺らしながらリズムを取り始動は早めに振ってきます。スイングはまずまず鋭いですし、ある程度広角に打てる選手です。２番らしく選球もいいですし器用なタイプですね。 守備は反応も早く、足も速いですし、グラブ捌きも良いです。結構バネを感じさせる選手で肩も強いですし、送球も良いですね。守備力は県内でも上位の選手ではないでしょうか。 守備力があるタイプの選手ですがこの手のタイプにしては、打撃も良いものがありますので走攻守纏まっているのでこれからも活躍を期待したいです。 （１０年７月 山原さん情報） |
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| 大城 陽平 （小禄) |
１６８・６０ 右・右 遊撃手 |
小柄な選手ですが小禄打線の４番を任されています。 オープンで構え、グリップの位置はそこまで高くなく胸の位置くらいでまたあまり捕手寄りでもないです。身体を揺らしながらリズムをとり、始動も早めに軽くグリップを軽く後ろへ引き振って来ます。捉えてからは結構大きいスイングで上手く球をバットに乗せる感じです。また春季の決勝では宮国投手から本塁打を打ったようでパンチ力もあります。 打球も鋭いですし、芯できっちり捉えてる感じでミートセンスやバットコントロールが上手い選手です。強引さがない選手でセンターを中心に弾き返す打撃をしてきます。２試合観戦しましたが、第一打席は凡退しても以降の打席ではそれを活かしてかきっちり結果を残してきますし、対応力も高いと思いますし頭も良い選手ではないかと思います。 選球眼も良く、際どいコースはカットしてきますし走者がいると一段と集中力高くなり繋げていく打撃をしてきます。４番を任されていますし勝負強い打者ですね。 守備面では反応も良くグラブ捌きや足運びもなかなか柔らかい選手です。打撃もそうですが全体的に柔らかさがある選手です。地肩はまずまずですが、スローイングが横から出てくるのが気になります。他の内野手陣もそのような感じなので監督の指導なのかな？足もなかなか速い選手です。 タイプ的にはアベレージタイプかな？ただパンチ力もあり守備力もあるので走攻守が高くまとまった選手だと思います。 （１０年４月 山原さん情報） |
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| 田中 貴也 （八重山商工） 山梨学院大 |
１７５・６５ 右・左 捕手 |
たしか昨年の夏から出場していたかと思うので、もしかしたら管理人様もご覧になったかもしれません。今年の商工は打力がなく堅守が持ち味と言われていますが、その堅守の要の選手です。 キャッチング・フットワークもまずまずで、何と言っても相手打者の動きを観察しながらの好リードが光ります。花城投手はあまり球種が多い投手ではないので、横と高さをめいっぱいに使ったリードをしていました。タイムの取るタイミングも良く投手に状況を読める選手だと思いますし、１試合しか見ていませんが恐らく投手によってそういった対応を変えていける選手なんじゃないかと感じました。肩は強いですが、スローイングの早さ・コントロールの良さが目を引きますね。２回仕掛けられましたが２回とも完璧な送球でした。これには観戦に来ていたスカウトも目を引いたようです。 打順は３番を任されております。スクエアスタンスから、適度に腰を落とし、グリップはある程度後ろへ引き高さは耳の位置くらいで、投手が沈み始めた時に始動してきたかと思います。足を引き上げ回しこむような感じでした。スイングはそれなりにキレや柔らかさはありますが、足元がぶれてる印象であまり力強さを感じさせませんでした。スイングはまだまだ磨く必要があると思います。 打撃にひ弱さは感じますが、捕手としての能力は高いものがあると感じる選手なので大学などで捕手を続けていける選手だと思うので揉まれて磨かれていって欲しいですね。 （１０年４月 山原さん情報） |
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| 宮城 文哉 （本部） |
１６１・６２ 右・左 二塁手 |
昨夏から試合に出ており小柄ながら良い選手だなと思っておりました。 今大会は本部の選手の中でも非常に元気がよく目立っていました。主将もつとめ打順では一番と、まさにチームを引っ張っている存在です。 グリップは肩の位置から、足を軽く開き気味に構え、身体を揺らしながらリズムをとるタイプです。投手が沈んだ時に始動するタイプです。振りはなかなか鋭く大きめですね。またしっかり振り切ってきます。ただ少しアッパー気味かなと感じました。頭の位置や足元はぶれてはいなかったと思います。 この選手の良いところは球の見極めです。くさいとこには手を出しませんし、甘く入ってきたら逃しません。２試合とも甘く入った球を捉え長打を放っていました。またそれも外野の頭を越えるような打球で小柄ですがパンチ力があります。しっかりと芯で捉えるので打球も鋭いです。外角の球も強く叩けておりレフト方向へも鋭い当たりを打つことも出来ていました。打撃はセンスを感じさせますし良い選手です。しかしそれだけではなく大きく振ってきたかと思えば、その直後の球にはセーフティーも仕掛けてきたりと相手バッテリー・守備陣からすると非常に嫌らしい選手です。大技・小技を兼ね備えたまさに核弾頭といった選手です。 守備に関しては、反応も早く俊敏でまずまず良かったと思います。肩は二塁手として平均ぐらいじゃないかと思います。足は結構速いですし、塁に出ても相手バッテリーを揺さぶったりして本当に嫌らしく一番打者らしい選手だと思います。 観戦していて気持ちのいい選手ですね。また夏に嘉手刈投手と一緒に確認したいと思います。 （１０年４月 山原さん情報） 春と比べてもそこまで身長・体重は変わってはいませんが、腰回りが大きくなったと感じました。 軽くオープンに開き、グリップの位置は頭くらいで適度に腰を落とした構えで、バットは立たせたまま揺らしリズムを取るタイプの打者です。始動はやや遅めで、しっかりと球を見てくる打者です。頭の位置や足元もあまりぶれずスイングも鋭く力強いです。じっくり球を見極めてきて選球眼も良いですし、２ストライクに追い込まれても粘ることができそれでいて甘い球は見逃さず振ってきます。相変わらず鋭い選手だなという印象でした。 塁に出てもバッテリーにプレッシャーを与えるなど隙がないですね。足も速い選手です。 守備は反応も速いので守備範囲も広く球際にも強い選手です。肩もまずまずだと思います。 初戦で真和志にサヨナラ負けを喫してしまいましたが、サヨナラ直後でも涙を見せずしっかりと前を向いて、相手選手にも声をかけていくなど観ていてホントに気持ちの良い選手です。キャプテンらしく責任感も強い良い選手です。こちらも小柄ですが、大学など進学しても野球を続けていくことができる選手だと思うので、またどこかでプレーしている姿を見たいと思わせる選手でした。 （１０年７月 山原さん情報） |
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| 島袋 翼 （西原） |
１６０・７０ 右・右 遊撃手 |
こちらも小柄ながら、４番を任されておりなかなかの強打者と聞いておりました。かなり下半身が充実している選手です。 グリップも高く捕手寄りに、スクエアに構えます。始動も遅めで足を軽く上げインステップ気味に踏み込んでスイングしてきます。足元はぶれていなかったと思います。体を軸としてきれいに弧を描くようなスイングでなかなか鋭く力強さもありますね。あまり強引に引っ張ったりせず、逆方向にも強烈な当たりを飛ばすこともできます。ただ、飛距離が出るというよりはライナー性の打球で間を割るといった感じです。選球眼もまずまず良く自分の得意なコースは見逃さずに振ってきます。 個人的には中部商業の津波古選手に体型も似ていますし、タイプも似ているかなと思います。 守備は破綻なく無難にこなしていたと思いますが、将来的には遊撃手というタイプではないように感じました。 体格には恵まれませんが打撃は良い選手なので、このまま野球を続けていくことができると思います。 （１０年７月 山原さん情報） |
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| 玉城 英輔 （沖縄水産） 沖縄電力 |
１７５・７３ 右・右 三塁手&投手 |
沖縄水産の主将でもあり、投手も任され、打順では一番などチームからの信頼も厚い選手のようです。タイプ的には一般的な一番というよりも強打の一番という感じでしょうか。 グリップの位置も高く、捕手よりに引いており右肩もあらかじめ後ろに引いてスクエアに構えます。足を着地する直前で始動し振ってきます。スイングは力強いですが、少し堅いかなといった印象があります。インコースは上手く捌けるかはあまり良くわかりませんでした。足元ぶれていまぜんし、遠くのコースでもしっかり叩けますし打球もなかなか力強く鋭いです。 守備に関してはあまり印象に残っておりません。ただ、投手も任されているだけあって肩は強いです。足はまずまず速いと思います。 投手に関しては、ややアーム式といった感じのスリークウォーターから投げてきます。制球はあまり良くないですが、直球はまずまずの勢いで力強さを感じさせます。そして適度に荒れているので打者からしたらやりにくいでしょうか。また変化球も一通り投げてきます。 ただ、タイプ的には投手よりも野手だと思います。これからも活躍を期待したいです。 （１０年８月 山原さん情報） |
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| 上地 泰史 （沖縄水産） 岐阜経済大 |
１７０・７３ 右・右 捕手 |
４番を任され強肩強打の捕手です。 グリップもかなり高く先端を投手寄りにし揺らしながら、スクエアで構えるいかにも強打者といった感じのスタイルです。投手が着地した時に始動し、足もあまり動かさずスイングしてきます。スイングは大きく、ハマれば大きい当たりも打てそうです。ただタイプ的には中距離打者でしょうか。まだまだ上手く捉えきることが出来てないかなと感じました。内に関してはそれなりに捌くことは出来るかと思います。選球眼はまずまずだと思いますが、スライダーの見極めが課題でしょうか。 捕手としてはミットをあまりしっかり示すような感じではなかったので投手としては少し投げにくいかもしれません。キャッチングはまずまずだと思います。すぐに強く返球するなどテンポの良さを重視しているようです。肩は強いですし送球も良いですね。 まだまだ全体的に粗いかなとも思いますね。小柄ですが体は強そうですし、良いものは持っていると思うのでこれからの成長に期待したいです。 （１０年８月 山原さん情報） 事前に読者の方から聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 プロフよりも大きく見える選手です。 スクエアに構えて、グリップをヘルメッドよりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、左足を捕手方向に引いてつま先を立てて、リリースポイントから摺り足で踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内へのかなりの移動も見られます・・・ インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 ストレートには強いのですが、外のスライダーを引っ掛けがちですし、見極めも現状できていないようです。 頭の高さも変るタイプなので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングは、まずまずだと思います。 捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。 ランナーが居る際には、膝を付かない方ですし、ワンバウンドも止めてきます。 肩は良いと思います。 リードに関しては、先制タイムリーを打たれた打者に対して、次の打席でも同じコースの同じ球種を要求して、トドメのタイムリーを打たれたのは、疑問な配球です。 また、ピンチの場面でインサイドを続けて要求するのも疑問ですね。 と言う事で、確かに面白いものは持っていますが、現状まだまだだと思います。 次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１０年１１月７日掲示板にて寸評） |
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