２０１０年度の逸材
山梨
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 山本 将平 （甲府商） 大東文化大 |
ショート １７４・６６ 右・左 |
知らない選手でしたが、まずまず気になりました。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて大きく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動は許容範囲内かどうかは微妙な所です。 インサイドは、やや甘めであれば肘を畳んで捌ききれるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 落ちる系統には、膝を柔軟に使いきれる程ではないものの、チェンジアップに空振りした後には、きちんとチェンジアップをケアして見極めてくるのは学習能力の高さ。 頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。 コンパクトに振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 守備の動きは良く、グラブ捌きもまずまずで、地肩の強さは分からなかったものの、スローイングも安定していました。 足も速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは分からなかったです。 と言うことで、技術的にも大きな欠点は無いですし、少し治せば一変するのは間違いないところです。 夏の進化を楽しみにしたいものです。 （２０１０年７月９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 奥脇 俊一 （日川） |
ショート １７２・６８ 右・左 |
最近雑誌に名前が載るようになりましたが、初めて見ましたが中々面白いものを持っていると思います。 開いて踵を踏み込みながら、グリップを指２本余して握り、耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドには、ファールにはなるものの肘を畳んで引っ張りきれますので、グリップの内への移動を緩和させると完全にこなせるようになると思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 ストレートには絶対的に強く、コースに逆らわずに、広角にヒットを量産してきます。 落ちる系統のボールにも、膝を使って、リストワーク良く処理してきます。 頭の高さもあまり変わらないので、ミスショットも少ないですね。 シャープに振り切ってくるスイングもまずまずです。 足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは不明です。 守備範囲は広いですし、イレギュラーにも瞬時に反応する身体的能力の高さも感じられ、グラブ捌きも良く、スローイングも安定しています。 と言うことで、この選手は欠点が少ないですし、中々面白い資質をしていますので、夏の進化が非常に楽しみです＾＾ （２０１０年７月１１日掲示板にて寸評） ２年生の時にも寸評した選手でしたが、今年も見れましたので最終感想を。 開いて、グリップを耳よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げてから下げて、また上げるタイプで（このヒッチの動きは如何なものか？？）、内への移動も見られます。 インサイドは甘めでも詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースが多かったです。 左腕の変化球には苦戦していましたが、４打席目には、コースに決まった、しかも低めの難しいスライダーに対して、膝と股関節を柔軟に使いきっての、見事なバットコントロールによって、三遊間を破ってきたのはセンスです＾＾ 頭の高さは変るタイプですので、ミスショットも出てしまいます。 コンパクトに振っては来ますが、スイング的にはまだまだと思います。 足も速いほうなのですが、観戦日はサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは分からなかったです。 守備に関しては、フットワークも良く、グラブ捌きも良く、スローイングも安定していました。 と言うことで、観戦日は軟投派の左腕でしたので、片鱗は最後に見せましたが、本来の力はこんな程度の選手では無いです。 ただ、まだまだの部分もありますので、４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年８月２４日掲示板にて寸評） |
★ |
| 窪田 涼 （甲府工） |
レフト １７５・７１ 右・右 |
知らない選手でしたが、初戦では中軸を打っていましたが、決勝では代打での登場でしたが、気になりました。 懐深く、略スクエアに構えて、踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところでホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドは甘ければ、ライトに追っ付けて長打が打てるようですが、コースに決まったボールにはどうかな？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のスライダーの対応力などは、サンプル不足にて良く分からず。 柔らかく振り切ってくるスイングは中々の代物でした。 守備は守備機会がイージーなものしかなく、肩とともに不明です。 足もまずまず速いようで、盗塁も狙ってきますし、アウトにはなったものの隙を突いた好走塁も見せて来ます。 と言うことで、グリップの内への移動を緩和してインサイドを引っ張りきれるようになり、守備が良いのであれば面白いと思います。 夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年７月１４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 小河原 謙哉 （甲府南） 中央大準硬式 |
ショート １７２・６２ 右・右 |
知らない選手でしたが、結構気になりました。 開いて踵を踏み込みながら、グリップを体から離して、耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところでスクエアにし、投手が腰を落としきったところから軽く足を上げて気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見されました。 外のスライダーにはどうかな？と思ったのですが、甘いと打てるようですし、徐々に見極めもしてきたのは好感です。 また、１４０`弱くらいのストレートにも全く振り負けないのは好感。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 足も遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは不明です。 守備の動きも良く、横っ飛びのファインプレーも魅せていましたが、身体的な能力は高そうで、グラブ捌きもまずまずで、地肩の強さは分からなかったですが、スローイングも安定していました。 と言うことで、欠点はあるものの、中々面白いものは持っていましたので、今年の夏の進化が楽しみです。 （２０１０年７月２５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 小林 夏樹 （山梨学院大付） 専修大 |
レフト １８０・７２ 右・右 |
中学時代にも見て、打撃はそれ程気にならなかったので、その際は投手として寸評した選手でしたが、甲子園では良く分からない部分もあったのですが、予選を見て気が変わったので感想など。 略スクエアに構えて、踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも結構上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、かなりの内への移動も見られます。 インサイドには、当然窮屈そうになって、ファールが精一杯のようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートは、センターからライト方向に強く叩けます。 外の縦スラも甘いと打てるようです。 頭の高さはあまり変らないので、甘いボールは確実に長打を放ってきます。 リストの利いた、振り切ってくるスイングは、２年生にしてはまずまずでした。 守備範囲はまずまず広いようで、中学時代は投手も兼務していましたが、バックホームを見ましたが、肩もまずまず良いようです。 足はサンプル不足にて良く分からなかったです。 と言うことで、打撃は欠点もありますが、まずまず見所はありますので、夏の更なる進化に期待したいものです。 （２０１０年７月２７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 志村 凌 （富士学苑） |
捕手 １７０・７７ 右・右 |
下級生時代にも見ましたが、昨年も見れましたので感想など。 気持ちクローズに構えて、グリップを耳の高さにかなり体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引 き上げて回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げてから上げて、かなりの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？ 観戦日はインサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？ 打ちにいく際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 変速派のスライダーにはかなり崩されてしまいます・・・・ 頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまず見どころがありますが、右手を出しがちの部分は、ファールチップ対策が出来ていないで す。 ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドを後ろに逸らしたりも見られました。 肩はまずまず強肩で、コントロールも良かったです。 と言うことで、欠点も多いですが見どころもありますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年７月８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 内藤 雄一 （富士学苑） |
ショート １６９・７０ 右・右 |
知らない選手でしたが、気になりました。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった所から、 膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内ですが、ヘッドを投手方向に倒すのは？ 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のストレートはセンターに叩けますし、外のスライダーも苦にしないです。 頭の高さはあまり変わらないので、ミスショットは少ないです。 リストの強さを生かして振り切ってくるスイングはまずまずです。 で、準決勝？では逆転サヨナラＨＲも放ったようですが、観戦日もあわやＨＲの打球を飛ばしていましたし、小力はあるようです＾＾ 足は遅くは無いですが、売りにできるのかどうかは不明でした。 守備に関しては、殆ど打球が飛ばなかったので良くわからなかったです。 と言うことで、打撃には悪癖もほとんど無いですので、次のステージでは守備か足を磨いて売りにできれば、面白いのではないでしょう か？ 期待したいものです。 （２０１１年７月８日掲示板にて寸評） |
？ |
長野
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 羽入田 雄大 （長野） 慶応大 |
サード １７４・７１ 右・左 |
本来サードのレギュラーですが、観戦日ではショートとしても守りましたが、中々センス高いねえ＾＾ ショートとしての動きは非常に良く、グラブ捌きも中々で、肩も結構良いと思いますが、体がまあ１年生ですから仕方が無いですが華奢なので、体に強さが無いのが残念でしたが、３年生の夏には凄くなっているのでは？ また、絶対に間に合わないケースには無闇にムダな送球はしないですし、常に荒れたグラウンドを均している姿も１年生とは思えなかった＾＾ 盗塁センスは分からないですが、足も速いですね＾＾ 打撃は以下の通り。 大きく開いて、グリップを１握り余して握り、耳よりも上の高さにセットし、左肘でタイミングを計りながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内だと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早く、膝も開きがちで、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。 スイングも１年生ですのでまだまだではあるのですが、東海大三の甲斐の１４０`台のストレートが真ん中から外よりのコースにくれば、振り切ってきちんとミートしてくるのは、中々印象に残りました＾＾ 落ちる系統のボールに対しては、甘ければ打てますが、上から叩いてくるので、点でしか捉えられないので現状どうなのか？ と言うことで、１年生にしては全てに出色だと思います＾＾ とりあえず来年の進化した姿にまためぐり合いたいものです＾＾ （２００８年１０月２３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 池井 徹 (松商学園） 拓殖大 |
捕手 １８４・８４ 右・右 |
チーム事情でこの4月からファーストからキャッチャーにコンバート。最初、1週間もたたずに相手が公立高校とはいえ先発させる訳が分かりませんでした。しかし、レフトのネットを遙かに超えるライナーのＨＲをみせられれば、どうしても５番で使いたくなる理由が分かりました。寒い中我慢して観戦し、久々にいいものを見させていただきました。強い相手ではどうかと思いましたが、関係者に聞くと、次の日の大垣日大戦も先発しゲームを作れたとのこと。課題は多いが、楽しみな大型捕手出現です。 （０９年４月 コザックマンさん情報） この春３月下旬から本塁打を量産し、４番にすわって雑誌に載るスラッガーとして成長しましたが、春の地区大会決勝で柿田君にシャットアウトされてからどうやら不調になったようです。決勝はその柿田君から２本打っておりました。１点リードした勝負どころので、ツーストライクに追い込まれてから外角の落ちるボールをライト前タイムリーを打てたことは、成長のあとがみられました。上では落ちる系のボールの対応力に磨きをかけ、試合を決める豪快な一打を放てる打者として更なる成長を期待します。 （１０年７月 コザックマンさん情報） |
★ |
| 新村 涼賢 （長野日大） 信濃グランセローズ |
サード １７１・６５ 右・左 |
事前に雑誌に監督が『高校時代のイチロー以上の逸材』と語っていましたが、正直見たことも無いのに大袈裟な？と勝手に思っていたのですが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ちクローズに構え、膝を結構折って重心低く、グリップを耳よりも上の高さに、体に近づけてセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としたところから、膝を高く上げて、小さく回しこんで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げてから上げて更に下げる重度のヒッチは気になりますが、グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドは肘を畳んで捌けるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではしっかり踏ん張れるようです。 頭の高さもあまり変わらない部分は秀逸です。 左投手も苦にしないですし、低めの変化球も振り切りながら捌いては来ますが、精度的には高くは無いです。 スイング的には、振り切ってはきますが、そんなに力感は感じないのですが、レフト方向の打球は伸びますし、体の割にはパンチ力は中々ですね＾＾（高めがツボのようで、バックスクリーン左へのＨＲは凄かったです） 本人足には自信が無いと言っていましたが、三塁ランナーとして内野ゴロで楽々ホームインしてくる走塁はセンスがあると思います。 守備はサードタイプでは無いですので、肩は良さそうですので、外野手にコンバートするのがベストでは？と思いました。 と言うことで、打撃の力強さとの点では高校時代のイチローを凌駕すると思いますが、ミートセンスでは及ばないですね。 低めの変化球を如何に上手く膝を使って、且つリストワーク良く、ミスショットしないで叩けるようになって、左投手の厳しいスライダーにも付いていけるようになって、外野手としても上手であれば、高校即プロの声も出てくるかもしれません。 来年の進化に期待したいものです＾＾ （２００９年９月２１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 宇部 智騎 （松本一） |
捕手 １７０・６８ 右・左 |
小僧に名前が出ていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 軽く開いて膝でタイミングを計り、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、バットを寝かせてヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落としきった所から、膝を引き上げて気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内です。 インサイドは肘を畳んで完璧に捌けるようです＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外の難しいストレートもレフトに叩けますし、左腕の変化球も甘いと打てます。 頭の高さはあまり変らないので、選球眼も良いと思います。 シャープに振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 捕手としては、通常のキャッチングは見所があります。 ランナーがいる際には膝を付かないので、フットワークも使えて、ワンバウンドも止めてきます。 ファールチップを捕球してからの送球でセカンド盗塁を刺してきましたが、コントロールも良く、地肩の強さは分からなかったですが、刺せる肩だと思います。 １番打者で、足も速くて、セーフティーバントも決めてきます＾＾ と言うことで、全てに欠点が少なく、高いレベルにある選手だと思います。 まあ体が小さいので即プロのタイプでは無いですが、今年の更なる進化が楽しみな選手でした＾＾ （２０１０年６月２０日掲示板にて寸評） |
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| 宮下 一歩 （地球環境） 京都学園大 |
ファースト １７９・８７ 右・右 |
知らない選手でしたが、かなり気になりました。 開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところで、一旦スクエアにし、重心を下げて、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるも、内への移動は許容範囲内かどうか微妙なところです。 インサイドの甘めのストレートなら、センターにオッつけて来ますし、左腕のインサイドのスライダーにはファールにはなるものの、良い当たりを放ってきましたので、もう少し技術を高めるとインサイドを完全にこなせるようになると思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。 外のスライダーは見極めて振ってこないので、こなせるのかどうかは分からず。 頭の高さはそれ程変らないので、選球眼もまずまず良いと思います。 振り切ってくるスイングには力感があります。 足は売りには出来ないようです。 背番号２ですが、ファーストを守っていましたが、動きは良かったです。 と言うことで、打撃には中々のものを持っていますので、夏までの進化が非常に気になる右の強打者候補生でした。 （２０１０年６月２３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 大川 修也 （地球環境） 香川オリーブ |
捕手 １７５・６７ 右・右 |
知らない選手ですが、気になりました。 クローズに構えて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるところから、軽く膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 踏み込みは、軽くアウトステップしたりと変えてきますので、コースを読んでいるようです。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 インサイドには軽くアウトステップして、肘を畳んで振り切って飛ばしてきます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のスライダーに対するサンプルが無かったので、こなせるのかどうかは不明です。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 ヘッドの立った、鋭いスイングは２年生にしては中々でした。 捕手としては、キャッチングはまずまずですが、審判が見極める前にミットを動かしてしまうのは如何なものか？ ランナーがいても膝を付かない方で、ワンバウンドもフットワークを使って前に止めてきます。 肩はコントロールも良いですし、まずまずの強肩だと思います。 と言うことで、中々光るものは持っていますので、外のスライダーを打てるのであれば、非常に面白いのではないでしょうか？ 夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年６月２３日掲示板にて寸評） |
★ |
新潟
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 高橋 隼之介 （日本文理） 明治大 |
ショート 捕手 １７５・６４ 右・右 |
昨夏も見ていましたが、決め手に欠けたので寸評は控えたのですが、徐々に成長の後が伺えますね。 気持ちクローズに構えて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から膝を引き上げて（この際に上体が必要以上にホーム方向に被さるのが気になる）、大きく回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げての、内への移動が見られます。 インサイドには当然詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングが早く、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずも、軸足が動くのが気になります。 甘い変化球には長打も打てるようですが、振ってはくるものの、まあ２年生なので仕方が無いのですが、スイングに鋭さは無い。 守備は、グラブの芯で捕球できていないケースもあるも、基本に忠実で堅実だと思います。 ただ、三遊間の深い位置で捕球して刺して来たものの、あの位置では逆シングルで捕球したいものです。 肩は良いと思います。 足は良く分からなかったですが、遅くは無いと思います。 と言うことで、中々面白い選手に成長しつつありますので、今後の進化を楽しみに見守りたいものです＾＾ （２００９年４月１日掲示板にて寸評） この選手は伸びてますね＾＾ ややクローズに構え、踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも結構上の高さに体に近づけてセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、グリップの内への移動は許容範囲内だったり範囲外だったりと一定しないです。 インサイドには現状厳しそうです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外の低めの難しいスライダーに対しても、膝を使って上手く捌いてきます＾＾ 外のストレートも右方向に強く叩けます。 気になるのは、打ちに行く際に上体がホームベースに被さって行き、頭の高さも変る部分ですね。 本来これによって目線がぶれているはずなのですが、ミートセンスは高いのは抜けたセンスなのかもしれないですが、ここは是非改善したい。 後は、今現在繋ぎの打者ですので、振りきるスイングではないので、怖さは全く無いのですが、今後は振り切るプロ仕様のスイングに変えて行きたいですね。 打撃以外では、足は正直そうでもないような？ 守備は、フットワークも良く、グラブ捌きも良いのですが、スローイングの型から地肩はそうでもないような気がします。 と言うことで、かなりナイスな資質の選手ですので、打法を改造して、セカンドにコンバートして、走塁を磨いていくと将来的にプロの扉が開くかもしれません。 期待したいものです＾＾ （２００９年１０月３日掲示板にて寸評） 下級生時代に感想を書きましたが、昨夏も見れましたので観想を。 クローズに構えて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、かなりの内への移動も見られます。 ただ、インサイドはファールでは逃げれますし、甘いと捌けますので、もう少しグリップの内への移動を抑えれれば、木製でも捌けるようになるのではないでしょうか？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外の縦スラも見極めて来ますし、甘いと打てるようです。 頭の高さはあまり変らないので、選球眼はまずまず良いと思います。 コンパクトに振ってくるスイングは、恐さは無いですがまずまずだとは思います。 一番興味があったコンバートされた捕手としてですが、右手を隠さないのは如何なものか？と思いますが、通常のキャッチングはまずまずだと思います。 ランナーがいると膝を付かない方ですし、ワンバウンドも止めてきます。 肩もまずまずだと思います。 急造捕手と言った感じはしなかったですし、今後捕手としても進化次第では面白いかもしれません。 と言うことで、期待した成長曲線には達しなかったのは残念ですが、次のステージでの進化次第では面白いかもしれません。 頑張って欲しいものです。 （２０１１年４月８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 間藤 諒 （新潟明訓） 専修大 |
捕手 １８６・８１ 右・右 |
事前には注目していませんでしたが、まずまず面白いものは持っていると思います。 で、下級生の甲子園のオールスター選手に勝手に選んだ後で気付いたのですが、何故か２年生とばかり勘違いして思っていたのですが、３年生とその後気付きましたが、３年生であればまだまだですね・・・・ クローズに構えて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも下の高さにかなり体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった所から、膝を引き上げて気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られます。 インサイドには当然厳しいですし、ファールが精一杯ですが、金属使用でパワーで詰まりながら偶にヒットを放ったりもしてきましたが、木製では厳しくなるので今から矯正したいものです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外のストレートは右に強く叩けます。 落ちる系統には膝を使えるほどでは無いので、現状厳しいようです。 頭の高さは変るので、ミスショットも多くなる。 ヘッドが立った振り切って来るスイングは、まずまずと思います。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまずですが、ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドは基本止めてはきますが、結構弾いたりも見られました・・・ ブロックの動きなどを見ると、身体的な能力の高さは伝わってきます。 肩はまずまず強肩ですが、握りそこなったりも見られたのは今後の改善点。 リードは打者によってがらっと変えてくるタイプですが、疑問の配球も見られ、ピンチの際に勝負を急いでしまっては、勝てる配球では無いです。 特に自軍の投手達は、コントロールも良い方なのですから、ピンチの際に焦らずボール球から入って様子を見るとかの芸当はして欲しいですね。 と言うことで、資質的には面白いですが現状はまだまだです。 大学での進化に期待したいものです。 （２０１０年９月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 田村 昌大 （新潟明訓） 日大 |
ショート １６４・６６ 右・右 |
雑誌にも名前が出ていましたし、事前に気になっていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 軽く開いて、グリップを耳よりも結構上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、リリースポイントの前くらいから軽く足を浮かせて気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 インサイドには当然厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外よりのストレートには強いのですが、引っ張りの意識が強く全部引っ張ってくるのは？ 頭の高さは変るものの、粘って粘って甘いボールを仕留めてきます。 振っては来ますが、やや腕が硬そうなスイングは気になります。 ただ、小柄ですがパワーはあると思います。 守備のフットワークは良く、グラブ捌きもまずまずで、スローイングも安定していると思います。 足は良く分からなかったです。 で、インサイドの厳しい高目を本人バットを止めたつもりだったのですが、肩に球が当たって倒れこんだのですが、主審が三振のコールをした際に、自分自身に腹が立ったのか？主審のコールに腹が立ったのか？多分両方と思いますが、ベンチに戻る際に主審に声を掛けられても憮然として無視したのは物凄い気の強さと思います。 と言うことで、資質的には面白いのですが、小柄で欠点も多いので現状では木製に対応できないと思いますので、何時気付いて矯正してくるのかに興味があります。 ４年後に期待してみたい。 （２０１０年９月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
富山
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 中山 翔也 （礪波工） 三菱自動車岡崎 |
右/左 遊撃手 投手 １７８・７１ |
高岡シニア出身で、個人的には進路が気になっていた選手。まだ１年ということで身体つきは細いが、２番を打ちスタメン。巻きつくような打撃で、上市高校の池田の速球に力負けせずセンター前へ痛烈な打球を放っていた。守備範囲も広く、センター前へ抜けるような当たりを難なく裁いたり、外野と内野の芝の境目くらいが通常のポジションで深いところから刺せる肩も魅力。これからが楽しみな選手。 （０８年７月 クルックルンさん情報） 事前に野手として気になっていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 略スクエアに構えて、グリップを耳の高さにセットし（この際に両肩に力みがあるのは気になります）、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところから自身も膝を引き上げて行き、大きく回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げてから上げて、また下げてから上げる動きは如何なものか？と思いますが、内への移動は許容範囲内です。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のボールは、ストレート・変化球問わず、レフトにきっちり叩けます。 左腕のストレートも苦にしないですし、変化球の見極めも出来ています。 頭の高さが変る部分は残念。 リストワーク柔らかく、振り切ってくるスイングは中々の代物です＾＾ 足は速いですし、セーフティーバントも上手いです＾＾ 投手としては、ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、ショート方向に足を向けて、腰を落として、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕をやや低く使って、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まり気味となり、膝が割れて、首を振って、グラブは抱え込むタイプです。 投球以外はあまり練習していなかったようですが、牽制は上手で、クイックもしてきます＾＾ フィールディングの動きは野手ですし、ショートの守備機会は無かったのですが、多分上手いのだろうなあ？と想像します。 球種的には、MAX１３３`を計測したストレートと、１１０`台の縦スラと、１２０〜１３０`台のツーシームは確認。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 で、投手は四ヶ月前から始めたようですけど、スピードは無いものの、急造投手とは思えなかったですし、監督が何をやらせても抜群にセンスがあると語っていたようですが、確かに仰る通りと驚きました＾＾ と言うことで、将来性は勿論ショートと思いますが、打撃センスも今大会屈指と思いましたし、かなり楽しみな選手ではないでしょうか？ ４年後の進化にかなり期待したいですね＾＾ （２０１０年８月２５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 安念 大貴 （礪波工） |
右/左 三塁手 ？・？ |
庄西中学時代から、鍋田（高岡商業）と２枚看板で名の知れていた選手。中学時代は投手も兼任していただけあって肩は強い。コンパクトな打撃で広角に打ち分ける打撃が印象に残った。守備も機敏で１年春からレギュラー。 （０８年７月 クルックルンさん情報） |
★ |
| 朽木 夏也 （高岡一） |
センター １７６・６６ 右・右 |
全く知らない選手でしたが、面白いものを持っています。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも下の高さに体に近くセットし、バットを寝かせて、ヘッドを上下させ、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内へのかなりの移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？ 観戦日はインサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のスライダーの見極めは出来ますし、膝を使ってファールで粘ってきます。 外よりのストレートは、あわやＨＲと言うレフトフェンス直撃弾を放ってきます。 頭の高さはあまり変らないので、選球眼は良いですね。 腕を柔軟に使えて、ヘッドの立った鋭く振り切って来るスイングは中々だと思いました＾＾ 守備範囲は広いですが、肩はサンプルが無く不明です。 足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは分からず。 と言う事で、欠点はありますけど、３拍子揃った資質の高い選手ですので、次のステージでの進化が楽しみです＾＾ （２０１０年１１月１日掲示板にて寸評） |
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| 松下 大樹 （不二越工） 高岡法科大 |
サード １８０・６９ 右・左 |
知らない選手でしたが、中々面白いものを持っています。 開いて、グリップを耳よりも少し下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を軽く引き上げて、回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップを上げての、内への移動が見られます。 インサイドはファールでは逃げれるものの、現状厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のボールは、上手くレフトに叩けます。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 足も速いようですし、隙を突いた好走塁もしてきます＾＾ 背番号７でサードを守っていましたが、守備の動きは良く、スローイングも安定していましたし、しなやかな体の使い方は気に入りました＾＾（打撃でも、このしなやかな体の使い方をもっと生かせると良いのですけど） と言う事で、他県からの留学生のようですが、資質的には良いですので、次のステージではインサイドをこなせるようになると面白いと思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 松井 将成 （桜井） 名古屋学院大 |
センター １７８・６８ 右・左 |
この選手は、小僧に名前だけちょろっと出ていましたが、文句無く今年度の富山県ＮＯ１打者と言うか、北信越の中でももしかしたらＮＯ１打者では？ 懐深く、開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで軽くアウトステップして踏み込むスタイル。 クローズに踏み込むケースも見られましたが、コースを読んでいるようです。 グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内です。 インサイドはきっちり捌けます＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずと思います。 外のストレートはレフトに叩けますし、落ちるボールには膝を柔軟に使えるほどではないものの、リストワークにて処理できます。 頭の高さはそれ程変らないので、甘いボールの打ちそこないも少ないです。 振り切って来るスイングは中々です＾＾ 足は速いですし、盗塁も狙えますし、積極的な好走塁もしてくるものの、やや暴走気味のケースも見られましたが、積極性は生かしながらも状況判断はもう少し考えたほうが良いと思います。 守備範囲も物凄く広いですし、肩も良さそうですが、コントロールの精度はもっと上げたいですね。 と言う事で、間違いなく今年の真のドラフト候補に名前を挙げれる選手でしたし、欠点も少ないので、もっと打撃の精度を上げていければ、４年後間違いなく騒がれると思います＾＾ かなり期待したい選手でした＾＾ （２０１０年１１月４日掲示板にて寸評） |
★？ |
| 安念 雄正 （南砺福野） |
ショート １７８・７２ 右・右 |
昨年の甲子園でも多分出ていたのでしょうが、記憶には残っていないのですが、今年も内容は大した事が無かったのですけど、資質的な面では初めて気になりました。 略スクエアに構えて、グリップをヘルメッドの一番上の高さに、かなり体に近くセットし、バットを寝かせてヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて大きく回し込んで踏み込むスタイル。 どうも西武の中島を模倣しているように思います。 グリップを下げるヒッチ打者ですし、かなりのグリップの内への移動が見られます。 ただ、確率は高くは無いのですが、インサイドを肘を畳んで捌けるケースも見られるのは驚きでした。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外の難しい縦スラに対して、股関節を使って、ファールで逃げれますが、現状こなせるほどではないです。 外のストレートは、ライトに強く叩けます。 頭の高さは変るタイプなので、ミスショットの確率がかなり高い・・・・・ 振り切って来るスイングには、迫力がありました＾＾ 打撃を纏めると、全国レベルの素材の良さを、全く生かしきれていないのは残念です。 足も速いほうだと思いますが、サンプルが無く売りに出来るのかどうかは不明です。 守備の動きは良いですが、グラブ捌きは悪くは無いものの、もっと練習が必要で、スローイングは安定していました。 と言う事で、資質的にはかなり面白いですので、次のステージでは技術面を進化させれれば面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 松嶋 真樹 （高岡商） 中央大準硬式 |
捕手 １７９・７３ 右・左 |
事前に気になっていたものの、どうしようか正直迷ったのですが、１点多分全国のアマチュアの中では一番凄い部分がありますので感想など。 気持ち開いて、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を軽く引き上げて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 観戦日はストレートには良くなかったのですが、外の落ちる系統のボールには、膝を使ってミートしてきましたので、センスはあると思います。 頭の高さは変るのがミスショットを誘発している要因と思います。 スイング的には鋭さが足りないですね。 捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。 で、ここが１番良いところですが、ランナーがいても膝を付くケースもあるのですが、あの雨の中、かなりワンバウンドがあったのですが、全て止め切ってきたワンバウンド処理の見事さは、素晴らしいの一言ですね＾＾ インサイドを効果的に使ってくるリードにも見所があると思います。 肩はサンプルが無かったので不明です。 と言うことで、打撃のセンスはまずまずあると思うのですが、現状の打撃は弱いですので、何とか夏までに打撃のレベルが上がると将来的に面白いのではないでしょうか？ 期待したいものです。 （２０１０年４月５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 山本 諒太 （氷見） 名古屋商科大 |
ファースト １８０・８５ 右・右 |
２年生の模様も見たのですが、雑誌にも名前が挙がっていましたし、今年の模様も見れましたので感想を。 スクエアに構えて、グリップを顎の高さに体に近くセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて、回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップを上げての、かなりの内への移動が見られます。 インサイドには当然厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外の甘めのボールは右に叩けますし、２年生の際には外のスライダーの見極めも出来ずに、ボール球にも手を出していましたが、３年生になって低めの難しい変化球を、膝を使ってセンター前に打てるようになったのは成長したと思います＾＾ 真ん中付近の変化球は、強烈に引っ張り込んできます。 頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングは迫力があり、今年は甘いカーブをレフトスタンドの場外に叩き込んでいました。 守備はまあ無難にこなしていましたが、サードか外野辺りが出来れば良いのですが。 足は売りには出来無いように思いますが、決して遅いわけではなく、打ってから必ず全力疾走してくる姿は好感です。 と言う事で、確かに右の強打者としての資質は面白いものがありますので、インサイドが打てるように技術的な欠点を矯正できると、次のステージで面白いのではないでしょうか？ ４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年１０月２６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 亀田 真司 （新湊） |
サード １８５・７２ 右・右 |
２年生の模様も見たのですが、雑誌にも名前が挙がるようになっていましたし、今年も見れましたので感想を。 気持ちクローズに構えて、グリップを顎よりも下の高さに、体に当初から隠れてセットし、バットを寝かせて、ヘッドを上下させ、リリースポイントから軽く足を上げてクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内へのかなりの移動（当初から内に入れすぎですし・・・）あり。 インサイドには厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースが多かったです。 外のストレートは右中間方向に叩けます。 外のスライダーに対しては、２年生の頃はやや脆さも観られましたが、３年生の際には適当なサンプルが無く、対応力は不明です。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングは伸びたと思いますし、甘いボールはレフトスタンド上段にＨＲを叩き込んでいましたが、長打力には見所がありました。 足は遅くは無いですが、売りには出来ないと思います。 サードの守備の動きは良かったですし、スローイングも安定していました。 と言う事で、詳細が分からない部分もありましたが、右の強打者としては中々面白い素材だとは思います。 次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１０年１０月２７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 中野 雅之 （高岡） |
サード １７０・６４ 右・左 |
２年生の模様を見て、面白いなあ？と思ったのですが、今年の状況は以下の通り。 開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さにセットし、バットを完全に肩に担いでヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところから、自身も膝を引き上げて行き、大きく回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。 ２年生の時にはバットを担いだりはしていなかったのですが・・・・・ グリップを下げてから上げて、また下げると言うまどろっこしいヒッチ打者で、内への移動も見られます。 観戦日にはインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 左腕の変化球も甘いと打てますし、左腕のストレートはセンターに叩いてきますし、外角のストレートはレフトに叩けます。 頭の高さはそれ程変らないので、ミスショットも少ないです。 ヘッドを立てて、コンパクトに鋭く振り切って来るスイングはまずまずです。 足も速いですし、盗塁も狙えます。 守備の動きは良く、ダイビングキャッチも見せてきますし、スローイングも安定していました。 ただ、前へのダッシュは微妙でしたね・・・・ ということで、打撃の内容は２年生の時の方が良かったのですが、資質的には高い選手ですし、大學ではセカンド辺りが守れると、雑誌に名前が出るようになるかもしれません。 ４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年１０月３０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 佐々木 基 （砺波） 金沢大 |
捕手 １８０・７０ 右・右 |
２年生の模様を見て、面白いなあ？と思ったのですが、今年の状況は以下の通り。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきったところから、軽く浮かせて踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られます。 インサイドは甘いと詰まりながらレフト前に打てるのですが、一定以上のストレートには厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 縦スラには膝を使ってきますし、甘いときっちり打てるのですが、３年生になって崩されやすくなったのは・・・・・（調子落ちだったのかもしれません） 頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングはまずまずで、長打力もあります。 捕手としては、通常のキャッチングには見所はあるのですが、ミットを地面につけてからの捕球スタイルは？？ ランナーがいると膝を付かないので、ワンバウンドも止めてきます。 肩は中々良いのですが、３年になってスローイングのフォームが悪くなったのは・・・ リードは基本外なのですが、効果的にインサイドも使ってきます。 で、３年生になってプレーが雑になったのは・・・・・・・ ということで、資質的にはかなり良いと思いますので、大學に入ってから基本をもう一度思い出して進化していけると面白い捕手が誕生すると思います。 ４年後に期待してみたい。 （２０１０年１０月３０日掲示板にて寸評） |
★ |
福井
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 久保 祐太 （敦賀気比） 関西メディカル スポーツ学院 |
捕手 １７０・６８ 右・左 |
まあ正捕手は可愛そうでしたが、この選手にとっては物凄い良い経験となったと思いますし、久保と言う名前を全国の野球ファンに知らしめましたね＾＾ 当然初めて見た選手ですが、感想は以下の通り。 当初から軸足に重心を掛けて、軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めると、捕手方向に右足を引いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて小さく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内と思います。 インサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かないように我慢して、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずと思います。 外のストレートも強く叩けますし、外の落ちる系統のボールも膝を使ってレフトに運べるのはセンスですね＾＾ 捕手としては、キャッチングの際にグラブを地面につけてから捕球するのは気になるも、まずまず見所はあると思います。 捕球する際に膝を付かない方なので、ワンバウンドも前に落としてきます。 捕球してからの素早い動きから、コントロールも良い肩も中々だと思います。 リードに関しては、今回は絶対的なエースの投げたいボールを投げさせていましたので、良いのかどうかは分からなかったですね。 と言うことで、打撃センスもありますし、小柄なのが残念ですが、捕手としても見所があると思います。 来年の進化に期待したいものです。 （２００９年９月９日掲示板にて寸評） 昨夏突如現れたシンデレラボーイですが、一冬越えて更に成長したのでは？ 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が膝を引き上げ始めたところで、捕手方向に右足を引いて、リリースポイントから軽く足を浮かせてアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げてから上げるヒッチ気味の動きは気になりますが、内への移動は許容範囲内です。 インサイドはやや甘ければ引っ張りきれます＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。 左腕のスライダーは見極めて来ますし、やや甘いと捌けます＾＾ 頭の高さがやや変る部分は残念ですし、ミスショットも多くなる。 スイング的には恐さは無いですが、現状ではまずまずと思います。 捕手としては、キャッチングには見所があります。 ランナーがいると膝を付かない方ですし、ワンバウンドも止めてきますと言うか、ワンバウンド処理はかなり上手だと思います＾＾ 捕ってから、素早くコントロール良く刺してくる肩は、地肩の凄さは無いですが、本物の刺せる肩だと思います＾＾ しかも、ワンバウンドを捕球して刺してきたのには驚きました＾＾ リードに関しては、それ程現状凄くは無い４人の投手達の特徴を活かしつつ、投手達はコントロールを乱したり、連打を打たれたりもしましたが、粘り強く緩急を使わせて頭も使って（初戦は途中から恐くてインサイドを使えなくなったのですが、後半は開き直ってインサイドを見せ球に使ってきましたし）準々決勝まで導きましたが、今大会ではＮＯ２のリードでは？と思います。 ということで、即プロは無いですが、日々成長してきている部分は褒めたいですし、大学では即戦力の捕手となれるのでは？ 将来的に期待したいですね＾＾ （２０１０年４月２５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 錦織 大祐 （敦賀気比） 関西メディカル スポーツ学院 |
センター １７１・６５ 右・右 |
北信越の春季大会と甲子園でも見てましたが、どうも伝わってくるものが無く寸評はしなかったのですが、予選を見て気が変わったので感想など。 開いて爪先立てて、グリップを指１本余して握り、耳よりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを大きく回しながら、投手が膝を引き上げた所から、自身も膝を高く引き上げて、大きく回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？ インサイドには、当然ファールか、ドン詰まりとなってしまいます。 頭の高さが変るタイプなので、目線がブレて、選球眼が良くないです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のスライダーには、まずまずついては行けるようです。 低めの落ちるボールには、膝を結構柔軟に使えるのは中々＾＾ ヘッドの利いた、振り切ってくるスイングはまずまずも、まだまだ非力です。 打撃以外では、足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルは無くこの辺りは不明です。 守備範囲も広いようですが、肩はサンプルが無く不明でした。 と言うことで、確かに資質的には高いものを持っていますが、今の打撃では壁に当たると思います。 何とか欠点に気付いて冬の間に進化して、来年再び見たいものです＾＾ （２００９年１２月２６日掲示板にて寸評） まあ昨年甲子園では寸評しなかったですが、その後予選を見て感想を書きましたが、センバツでの模様は以下の通り。 開いて爪先立てて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに、かなり体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところでホーム方向に爪先を立てて、投手が腰を落としきった所から、膝を高く引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られます。 インサイドは甘いと引っ張ってきますが良い当たりのファールが精一杯で、基本クローズにも踏み込むので詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。 外のストレートは右に強く叩けますし、１５０`のストレートにも全く力負けしないですね。 頭の高さはかなり変るので、ミスショトがかなり多い。 で、超感覚的な打者だと思うのですが、ボール球にも手を出しますし、荒っぽく、強引過ぎる打撃ですけど、追い込まれると選球したりファールで粘ったりも出来ます。 振り切ってくるスイングは進化したと思います。 打撃以外では、足は速いですし、盗塁も狙えます。 守備範囲はかなーり広いですし、肩もまずまず強肩ですが、ずば抜けてはいないようです。 ということで、勿体無いですよね。 将来的にはプロも狙えるものを持っていますが、インサイドが打てなければ無理ですし、ミスショットも多すぎても無理です。 何とか自分で気付いて矯正しようと思った際が旬の時期だと思います。 後どのくらい掛かるのか分からないですが、その時が訪れるのを気長に待ちたいですね＾＾ （２０１０年４月２５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 森岡 大和 （福井工大福井） 浜松大 |
セカンド １７７・７４ 右・左 |
各種雑誌に名前が出ていたので、かなり気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 まずは、身長はもっと低いように見えましたね。 開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から軽く足を上げて小さく回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 上記が基本スタイルのようですが、投手が膝を引き上げたところで、ホーム方向に爪先を付いて、投手が腰を落としきった所から軽く足を浮かせて踏み込んだりするケースも見られました。 グリップを少し上げるものの、内への移動は許容範囲内だと思います。 インサイドは肘を畳んで飛ばしてきますが、僅かにファールとなってしまいます（２本はＨＲを損したのでは？）。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外よりのボールも引っ張り込んでいましたので、基本引っ張り専門の打者なんだと思います。 落ちるボールのサンプルが無かったので、膝を使って拾えるのかは分からなかったです。 頭の高さは変るので、ボール球に手を出したり、ミスショットしたり。 鋭く振り切って来るスイングはまずまずで、打った瞬間はライトオーバーのツーベースと思った打球が、そのままライトスタンドに届いたのは驚きましたし、長打力が売りらしいですが、基本長距離打者では無いですね。 打撃以外では、足は遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは分からず。 守備範囲は広いですし、センターに抜けそうな当たりに追いついて、素早く体を反転して刺してくる、体の強さも光ります。 と言う事で、愛知県からの留学生だったようですが、確かに資質的には面白そうですが、欠点も結構ありますので、次のステージでの進化に期待したいですね。 （２０１０年１２月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
石川
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 山岸 裕介 （遊学館） 日体大 |
捕手 １７１・７５ 右・両 |
今春は1年生ながらチームの4番を任され活躍している選手のようです。特に準々決勝の金沢学院東戦ではプロ注目左腕の松田から3安打を放ったようです。現時点でこれだけ打てるようですので今後がとても期待できそうです。 （０８年５月 大学のサイトさん情報） 試合前のノックから物凄い存在感を出しており、気になってパンフを観るとなんと1年! 物凄い期待感を持って観た感想は以下の通りです。 打撃は膝を折ったスクエアスタンス、グリップは顔の前に、バットを立てた構えから、相手投手の投球動作に合わせて、左足を捕手方向へ引いてタイミングを取りながら、上体を内へ捻り、ヘッドを投手方向へ向けてグリップを内へ移動させ、フォロー大きく振り抜くスタイル。 いずれの打席も右方向への打撃でしたので、この形だったのかもしれませんが、バットコントロールの良さが光りました。 ガッチリとした体格でフォローも大きいので、長打力も秘めているのでしょう。 守備は捕球時に膝をつかず、低く速い送球が出来る肩もかなり強いと思います。 足も1塁をオーバーランする姿は体格の割りにスピードがありましたし、積極的に広めのリードをとる姿からも結構動ける捕手のようです。 1年からレギュラーを取るのが最も難しいと思われる捕手で、さすが1年生でレギュラーを張るだけのことはある、と思える完成度の高い選手でした。 今後どこまで進化していけるか、注目したいですね。 （０８年６月 わかわしさん情報） 噂は聞いていましたし、かなり気になっていた捕手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 略スクエアに構え、踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としきった後から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内へのかなりの移動が見られ、ヘッド投手方向なのは？ ただ、腕を柔らかく使えますし、甘めのインサイドなら、肘も畳んでヒットを放ってきます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かずに、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のボールに対しては、軸足を引いて打ちに行くのですが、スライダーを巻き込んで引っ張るのはどうなのか？と思いますし、打ちそこないも多い。 軸足を引くのなら、右方向に打つべき。 始動が遅すぎのようにも思うのですが、１年生ながらストレートには滅法強く、シャープに振りきってくるスイングは１年生のものとは思えず。 捕手としては、いつも半身に構えるのは非常に気になります（投手が投げ難い）。 ランナーが出ると膝を付かないのは、基本が出来ているが、ワンバウンドを後ろに逸らしたりもしてしまうのは、ミットの出し方に問題がある。 通常のキャッチングは無難ですね（もっと磨きたいものです）。 また、右手の隠し方が甘いので、ファールチップ対策が出来ていない。 難しいファールフライを好捕するなど、動きは非常に俊敏です。 肩は強肩だと思います。 と言う事で、１年生にしてはかなりの逸材だと思いますが、打撃も守備も課題も散見されるわけですので、この冬の間に一気に修正して進化して欲しいですね＾＾ 小柄なのが残念ですが、非常に面白い逸材でした＾＾ （２００８年１１月１０日掲示板にて寸評） １年のときも寸評しましたが、昨夏の初打席を見て、誰だろう？と思ってしまいましたが、何とスイッチヒッターに転向したようです。 では、初めて見た左打席から。 略スクエアに構えて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、グリップを上下させてヘッドを動かしながら、リリースポイント辺りから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られ、インサイドに対してはファールとなってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外の高めのボールはレフトに叩けるものの、外の変化球は捏ねやすいようです。 落ちる系統にも厳しいようです。 頭の高さはあまり変らないのは良い点です。 スイング的には、まだまだだと思います。 右打席は、略スクエアに構えて膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを回しながら、リリースポイントの前くらいから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 どうも踏み込みが甘いのは気になります。 グリップの内へのかなりの移動が見られますが、インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝を開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 頭の高さはそれ程変らないのは良い点です。 振り切ってくるスイングは中々で、高めの甘いボールはレフトスタンドにＨＲを叩き込んでいました。 捕手としては、キャッチングには見所があります。 右手の隠しが甘いので、ファールチップが手に当たって悶絶したりもしてしまいます・・・・ ランナーがいると膝は付かないのは好感ですが、ワンバウンドをミットだけで処理しようとして、後ろに逸らしたりするのは如何なものか？ セカンドへの送球は見れなかったですが、ファーストへの牽制は素早いですし肩も良いようです。 リードはまずまず考えてはいると思います。 と言うことで、スイッチヒッターを本格的にやるのでしょうかねえ？ まだまだ他にもやる事があるのですから、右打者一本の方が良いように思いますね。 まあ、即プロは無いと思いますが、夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年３月１４日掲示板にて寸評） １年生の時から毎年見てきましたが、今年も見れましたので最終感想を。 右打席は、略スクエアに構えて、グリップを耳の高さに体にかなり近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった後から、軽く足を上げて踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドは基本厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れて、軸足を後ろに引くタイプです。 外のボールを軸足を後ろに引いているのに、引っ張ってもねえ？？ 頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。 振り切って来るスイングはまずまずと思います 左打席は、気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった後から軽く足を上げて踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドにはサンプルが無かったものの、厳しいだろうなあ？と思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 頭の高さが変るので、ミスショットも多いです。 作られた左打席ですが、スイングはかなり進化しましたし、パワーもありますね（左にも挑戦したのが２年生の春）。 捕手としては、通常のキャッチングには見所がありますが、ランナーがいても膝を付くタイプですが、今回はワンバウンドの破綻は無かったですが安心感は無いです。 肩はまずまず良いと思いますが、モーションがやや大きいのはどうか？と思いますし、コントロールの精度はもっと上げたいですね。 リードもまずまず考えてはいますが、投手が乱れた際には何も出来ないようです。 と言うことで、正直期待した成長曲線には全く達しなかったのは残念ですね（特に打撃は欠点を放置したままなのが・・・・）。 素材的には悪くないですので、４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年９月１３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 水野 一世 （遊学館） 國學院大 |
サード センター １８５・７６ 右・両 |
雑誌にも名前が挙がっていますが、初めて見た感想は以下の通り。 スイッチヒッターですので、まずは左打席から。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで爪先を立てて、リリースポイントの前から軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。 インサイドは甘めなら捌けます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見されました。 外のストレートはレフトに強く叩けます。 落ちる系統には、ある程度膝も使ってきます。 頭の高さは変るので、ミスショットも多いですね。 右打席は、気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった所から膝を引き上げて、回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドには、クローズにも踏み込みますし、当然詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 頭の高さは、右打席はあまり変らないようです。 振り切ってくるスイングは中々でした。 足も速くて、盗塁も狙えます。 守備もバント処理などの動きはまずまずですが、グラブ捌きには難があるものの、肩は良いと思います。 と言うことで、確かに面白いものは持っていますが、欠点も結構ありますので、何とか矯正できると面白いのですがねえ。 守備も外野にコンバートされたようなので、夏にどの位のレベルまで引き上げてくるのかに期待したいものです。 （２０１０年３月１５日掲示板にて寸評） 昨年も見て感想を書きましたが、今年も見れましたので最終寸評を。 右打席は、気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドには甘くても当然厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 外のボールを打つ際には、軸足を後ろに引くものの、引っ張ってくるのは？？ 左腕のカーブには、膝をまずまず柔軟に使って溜めて打てるようです。 頭の高さは変るので、ミスショットも多くなる。 振り切って来るスイングはまずまずと思います。 左打席は、気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。 きちんとしたインサイドのサンプルは無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外よりのストレートはレフトに強く叩けます。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってるスイングは進化したと思いますし、高校に入ってから左打ちも始めたのですが、パワーもありますね＾＾（左打席の方が変な癖が無いので、こっちの方が良いと思います） 足は速いですが、盗塁・走塁などのサンプルは無く、売りに出来るのかどうかは判断できず。 守備はやや積極性には欠けるようですが、守備範囲は広いですし、肩も中々の強肩だと思います。 ★まとめ と言うことで、旬の時期では無いのですが、もし本人のプロ入りの意思が固く、左打席に専念するのであれば、即プロでも良いのではないでしょうか？ この身体的な能力の高さは、ヌルイ大学での無駄な４年間を過ごすよりも、即プロで野球漬けの毎日を送った方が早く伸びると思います。 同じ左打者で騒がれている前橋商の後藤よりも、打撃は上ですし、身体的能力もこの選手の方が上回っているのでは？とも思いますし。 まあ進路はどうなるのか分からないですが、もし指名されたらプロの領域で長く頑張って欲しいと願っております。 （２０１０年９月１３日掲示板にて寸評） |
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| 福井 航輝 （日本航空石川） 金沢学院大 |
ショート １７６・７０ 右・右 |
どうしようか迷ったのですが、２試合目を見て面白いと思いましたので簡単に感想を。 クローズに構えて、グリップを体に近づけて耳の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としたところから、軽く足を上げて回しこんでスクエアに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 よって現状インサイドには厳しそうです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも散見されます。 また、踏み込んでいく際に、頭の高さも変わる部分から、目線もぶれているようです。 ただ、散々やられた日本文理の伊藤の縦スラに対して、４打席目に膝を使って振り切って粉砕した場面は、学習能力の高さ及びセンスの高さを証明しましたね＾＾（ただ、本当は３打席目には捉えたいですけど） 振り切ってくるスイングは、２年生にしてはまずまずと思います。 守備は、フットワークは良いと思います。 グラブ捌きに関しては、三遊間よりはイマイチですが、セカンドベース際は上手いですし、肩もまずまず良いようです。 足はサンプル不足にて、走塁・盗塁センスは不明でした。 と言うことで、まずまず面白い選手ですので、一冬越えた進化に期待したいものです。 （２００９年９月１９日掲示板にて寸評） ２年生の時にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 略スクエアに構えて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を軽く引き上げて小さく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを少し上げるも、内への移動は許容範囲内です。 インサイドは、ファールになってしまうのは残念ですが、引っ張りきれます、 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のストレートはセンターに叩けます。 縦スラに対しては、相変わらず膝と股関節を上手に使って拾ってきます＾＾ 頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く売りに出来るのかどうかは分からず。 守備はイージーなものが最後のイニングに３つ飛びましたが、動きも良かったですし、肩も強肩です。 と言うことで、まずまず順当に伸びてきているのは中々好感でしたので、次のステージでの更なる進化が楽しみではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月４日掲示板にて寸評） |
★ |
| 武藤 風行 （泉丘） 早稲田大 |
ショート １７６・７４ 右・右 |
知らない選手ですし、癖もあるのですが、資質的には面白いと思います。 気持ち開いて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落としきった所から、膝を引き上げて、回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は、微妙ですが許容範囲外だと思います。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったものの、クローズにも踏み込みますし、厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。 スライダーには崩されやすいものの、膝はある程度使えて、付いていけないわけでは無いようです。 ホーム方向に上体が被さって行くので、頭の高さが変って、ミスショットも多くなってしまいます。 勝負強さは光ります。 振り切っては来るものの、腕がやや硬いスイングは？ 打撃以外では、足もまずまず速いと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無く、この辺りは不明です。 守備範囲は広く、スローイングも安定していますし、ジャンプ１番ライナーをファインプレーにしていましたが、身体的な能力の高さも伺えます。 と言うことで、資質的には面白いものがありますので、夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年３月７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 河内 暢之 （金沢東） |
ファースト １７５・７２ 右・右 |
知らない選手でしたが、中々面白いものは持っています。 開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めるところから、ホーム方向に爪先を付いて、投手が腰を落としきった所から、軽く足を浮かせて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は、許容範囲内の場合もありますし、許容範囲外の場合もありますし、一定しないです。 インサイドには肘を畳んで振っては来ますが、ファールとなってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。 外のスライダーの見極めは出来ていますし、少し甘ければ簡単にヒットにしてきます。 外のストレートには強く、右方向に強く叩けます。 ヘッドを利かせて、振り切ってくるスイングは中々見所がありました。 打撃以外では、足は遅くは無いと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは不明です。 守備も無難にこなしていましたが、このタイプでファーストでは人気が出ないでしょうから、別のポジションが守れると良いのですが。 と言うことで、インサイドをきちんとこなせるようになると、打撃では石川県屈指の選手となれると思います。 夏に別のポジションでもう一度見てみたい選手です。 （２０１０年３月９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 廣田 文哉 （小松工） |
捕手 １８３・８３ 右・右 |
分からなかった部分もあるのですが、資質的には面白いのでは？ 開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めたところで、一旦スクエアにして、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られます。 よって、インサイドにはドン詰まりとなってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のスライダーには付いていけるようです。 甘いボールは長打も打てますが、振り切ってくるスイングはまずまずですが、まだ恐さは感じません。 捕手としては、ミットを動かしながらの捕球は如何なものか？と思いますが、キャッチングはまずまず見所があります。 ランナーがいる際には、膝を付かない方ですが、ワンバウンドも止めては来ますが、ここ一番で後ろに逸らしたりしてしまいますので、もっと上手くなりたいですね。 右手の隠しが甘いのは、ファールチップ対策が出来ていない。 軟投派のエースの持ち味を生かして、外のボールの出し入れをうまく使ってくるリードはまずまずだと思います。 肩はサンプルが無かったので不明ですが、相手が走ってこないので良いのでは？ と言うことで、まだまだ欠点も散見されますが、上手く矯正できると体も大きいですし面白い大型捕手が誕生するのでは？ 夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年３月１０日掲示板にて寸評） |
？ |
静岡
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 板倉 健人 （静岡） 立正大 |
セカンド ショート １６８・６８ 右・右 |
昨夏には、名門静岡高校で１年生ながら大活躍した選手です。 身長は１７０aくらいでしょうか？ 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、バットを寝かせて、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 それでも、インサイドに対しては、コンパクトに肘を畳んでミートしてきますので、グリップの内への移動さえなくなると、完璧にインサイドを捌けるようになるはずです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはやや足りないですね。 スイングには１年生ですから怖さは無いのですが、センターから右方向を中心に、コンパクトなスイングでどんなボールに対してもミートしてきます＾＾ 外の変化球にも付いていけますね＾＾ 打撃以外では、足は良く分からなかったのですが、守備は堅実にこなしていました。 と言う事で、小柄ではあるのですが中々良い選手ですので、残り１年半くらいでの進化が楽しみですね＾＾ 期待したいものです＾＾ （２００９年５月２５日掲示板にて寸評） 主将で1番バッター。数字ほど小さくは見えませんでした。 この日は5打数3安打で、塁に出れば必ずホームにに帰ってきました。 右にも左にも強い当たりを飛ばせるのは好感です。守備は、1つだけ緩慢なプレー（たしか、タッチアップの中継。 バックホームしても到底届かないのだが、主将としては？）は いただけませんが、それをのぞけばまずますよかったです。 （１０年７月 なっちゅんさん情報） １年生の時に見て感想を書いた選手ですが、それ以来に見れましたが感想は以下の通り。 クローズに構えて、膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 クローズにも踏み込みますし、上記欠点もありますので、インサイドには厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 観戦日にはサンプルは無かったものの、右打ちは得意だそうです。 縦スラなどに対するサンプルも無かったので、こなせるのかどうかは不明です。 頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも出てしまいます。 コンパクトに鋭く振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 守備の動きは良いですし、イレギュラーにも瞬時に反応して来るように身体的な能力も高いですし、サードが弾いてもバックアップに入っていますし、すかさず刺してくるプレーも集中力の高さが伺えます。 グラブ捌きもまずまずですし、スローイングも安定していますし、肩も良いですので、１年生の時はセカンドでしたが、大學でも十分ショートが勤まると思います。 足も速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く売りに出来るのかどうかは分からなかったです。 と言うことで、詳細には分からない部分も多いですが、守備は成長しましたので、後は打撃の欠点を矯正していけると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月２６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 牛場 友哉 （常葉橘） 亜細亜大 |
捕手 １６８・７０ 右・右 |
小僧で好評価でしたが、その際は確かサードと標記されていましたが、捕手になっていたのが事前に興味津々だった部分です。 で、今年の春から捕手にコンバートされたようなのですが、まずは捕手として。 キャッチングにはまずまず見所があるものの、左打者の外角の捕球はもっと磨く必要があると思います。 ランナーがいる際には、膝を付かないのは好感なのですが、ワンバウンドの際のミットの出し方はまだまだで、大きく弾いたりするケースも見られました。 地肩も良さそうですし、コントロールも良いので、刺せる肩だと思います。 リードはエースの庄司に気持ちよく投げさせようとしていましたが、まあこれからのお勉強が必要と思います。 まあそれでもこの短期間で、よくここまでになったものだと思いますし、捕手の重責を担いながら（かなり精神的にきつかったと思います）、コンスタントに打ちまくってくるのも凄いと思いました＾＾ 膝を結構折って重心低く、軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところから、膝を引き上げて回しこんでややクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内へのかなりの移動が見られ、左肩も内に入りすぎて、ヘッドを投手方向に倒しても？ クローズにも踏み込むこともあり、現状当然インサイドには厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずと思います。 ストレートには強く、コースに逆らわずに右に左にしっかり打てるようです。 ただ、最後まで振り切らないと言うか、右手を離しがちのスイングは気になりました。 と言うことで、資質的にはかなり面白いと思いますので、一冬越えた更なる進化に期待したいものです＾＾ （２００９年９月１１日掲示板にて寸評） 昨年も見て感想を書きましたが、今年も見れましたので感想など。 気持ち開いて密かに踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて大きく回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内へのかなりの移動が見られます。 インサイドはやや甘めでも詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外よりの甘めのボールは、レフトスタンドへ高々と上がってのＨＲを放ってきます。 また、打席を重ねるごとにタイミングを合わせてくるのは学習能力の高さ。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってくるスイングは進化したと思います。 捕手としては、キャッチングはまずまず良いと思います（昨年よりも進化した）。 ランナーがいても膝を付いてしまうので、ワンバウンドも止めてくるものの、横に大きく弾いたりもしてしまいます。 肩は、捕ってから素早く、コントロール良く刺してきますので、刺せる肩だと思います。 リードに関しては、事前分析が出来ておらず、インサイドが好きな打者にかなりインサイドの割合が多く、打たれてしまいましたね。 と言う事で、面白い資質ですし、徐々に成長はしてきてますが、今の打法ではインサイドが打て無いので、このままでは大学では通用しなくなります。 何とか気付いて矯正し、４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年８月１８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 稲角 航平 （常葉橘） 専修大 |
ショート １７６・６８ 右・右 |
昨年から小僧で評価が高かったのですが、個人的には打法に欠点が多く興味を惹かなかったのですが、今年は大分良くなったのではないでしょうか？ 気持ち開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 クローズに踏み込んだりしてきますが、コースを読んでいるのでしょうが、読みはあまり当たっていなかったですね。 グリップをやや下げるヒッチの動きは気になりますが、内への移動は許容範囲内です（この部分は去年から格段に進化した）。 インサイドのストレートのサンプルは無かったですが、インサイドの変化球は打てるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースが多かったですね。 外のスライダーは、ファールで粘ってきますが、現状完全にこなせる程では無いようです。 頭の高さが変るので、ミスショットも出てしまいます。 シャープに振ってくるスイングはまずまずですが、ヘッドスピードは物足りない。 守備に関しては、フットワークはかなり良いですし、グラブ捌きもまずまずで、地肩の強さは分からなかったですが、スローイングも安定しています。 中々華麗な守備だと思います＾＾ 足も遅くは無いですが、盗塁・走塁センスは分からなかったですが、予選では４盗塁していますので、走れる選手なのだと思います。 と言う事で、大分成長してきましたので、次のステージでの進化が楽しみです。 （２０１０年８月１７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 小岱 太志 （常葉橘） 専修大 |
サード １７７・６９ 右・左 |
昨年から甲子園で見てはいましたが、あまり伝わってくるものがなかったので何も書きませんでしたが、予選を見て気が変わったので感想を。 気持ち開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドは少し甘いと捌けるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のボールはレフトに叩けますし、コースに逆らわずに広角に打球を打ち分けてきます。 落ちる系統に、膝を柔軟に使えるのかどうかはサンプルが無く不明でした。 頭の高さはあまり変らないので、ミスショットも少ないように思います。 綺麗なスイングアークで振り切って来ますが、スイングもまずまずだと思います。 また勝負強いようです＾＾ 守備の動きも良いようですが、スローイングの精度はもっと上げたいですね。 足も速いほうだと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは分からなかったです。 と言うことで、良く見てみると技術的な欠点も少ないタイプですし、打撃を更に進化させて、その他の売りの部分を作っていけると、４年後に面白いのではないでしょうか？ 期待したいものです。 （２０１０年１１月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 桑原 凌 （常葉菊川） 三菱自動車岡崎 |
ファースト １８３・８２ 右・右 |
２年生の時の模様も見ましたが、調子は良くなかったようですが、雑誌にも名前が出ていましたし気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ち開いて、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて大きく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。 インサイドには、現状手が出ないか、甘くてもやや詰まったファールとなってしまいます・・・ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも散見されました。 外のストレートは、右方向に大きな当たりを放ってきます。 左腕の外の低めの難しいスクリューを、膝をかなり柔軟に使って打てるのは中々のセンスだと思います＾＾ 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 ヘッドを立てて振り切って来るスイングは、かなり力感がありますし、高校通算４５ＨＲを放っていたようですが、確かに長距離砲としての資質は伺えました。 足は遅くなく、盗塁も狙えるようですが、走塁の判断は良くないですね・・・・ 守備は無難にこなしていましたが、サード辺りが出来ると良いのですが。 と言うことで、インサイドを打てなければ、大學では淘汰されてしまいますので、打法の欠点を矯正していけると、右の長距離砲としての資質はありますので楽しみではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月２５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 水野 敬介 （静清工） 拓殖大 |
ライト ？・？ 右・右 |
小僧に名前だけちょろっと出ていましたが、２年生の時の模様を見ましたので、感想など。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを胸の高さに体に近くセットし、グリップを上下させながら、投手が腰を落とした所から、軽く膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げての内への移動が見られます。 インサイドには当然詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外のストレートは、右方向に大きな強い当たりを放ってきますし、１４０`台のストレートにも全く力負けしなかったのは中々です＾＾ 外のスライダーの見極めもしてきますが、振らないので対応力は不明です。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 鋭く振り切って来るスイングは、２年生の段階では中々でした＾＾ 足も遅くは無いと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無かったので、売りに出来るのかどうかは不明です。 守備もイージーなものしかなかったので、守備範囲は不明ですが、肩は強肩でしたが、コントロールの精度はもっと高めたいですね。 と言うことで、欠点もありましたけど、中々面白いものは持っていましたので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１０年１１月２３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 近藤 祐太 （静清工） 岐阜経済大 |
レフト ？・？ 右・右 |
小僧に名前だけちょろっと出ていましたが、２年生の時の模様を見ましたので、感想など。 開いて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、バットを寝かせてヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドは肘を畳んで捌けるようです＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 外のスライダーには苦戦していましたが、甘くなると長打を放ってきます。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 鋭く振り切って来るスイングはまずまずでした。 打撃以外では、足はサンプル不足にて良く分からなかったですね。 守備もイージーなものしかなく、守備範囲なども不明ですし、肩もサンプルが無く分からなかったです。 と言うことで、打撃にはまずまず面白いものがありましたが、今年どのくらい進化したのか不明ですが、守備や肩も良いのであれば、次のステージで面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月２３日掲示板にて寸評） |
？ |
岐阜
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 広瀬 直人 （中京） 中央学院大 |
１７７・８９ 右・右 ファースト |
甲子園経験のある中京で、1年で既に背番号3、5番先発。若干ウエイトオーバー気味か？ 今日は遊ゴロ3つとライト前ヒット。 足も遅く、開き気味なのですが、まだ1年生で、絞れれば注目されるかもしれません。 （０８年４月 なっちゅんさん情報） 中学時代に寸評もした選手ですが、正直こんなに伸びているとは嬉しい誤算でした＾＾ 軽く開いて、グリップをヘルメッドの一番上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を上げて踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチは如何なものか？と思いますが、グリップの内への移動も見られるのですが、中学時代と比べてかなり抑えられていました（ただ、まだ許容範囲外と思います）。 岐阜県屈指の速球派の浅野のインサイドのストレートも、やや詰まるものの、肘を畳んで振り切って、バックスクリーンのフェンス間際まで飛ばしてきます。 ネクストバッターサークルで、毎回球を捉えてからの右手での押し込みを意識した素振りを繰り返していますが、おっつけの意識も高いのでしょう。 ただ、インサイドは完璧に引っ張れるようになって欲しいですが。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りません（是は中学時代からの欠点）。 外の変化球の見極めはまずまずで、ファールでも逃げれますが、コースに来たスライダーを完全に捌けるほどではないです。 ファールで逃げれるようになったのは、腕をある程度柔らかく使えるように進化したからだと思います。 外の甘いボールには異常に強く、バットの芯に当たらなくても、長良川球場の右中間フェンス直撃弾を放ってきましたが、凄すぎるパワーですし、相変わらず右方向の打球は異常に伸びますね＾＾ やや頭の高さが変るのは、目線がぶれていると思います。 足は売りには出来ません。 守備はファーストでしたが、無難にこなしていました。 と言う事で、打撃はここまで２年生の段階で伸びるとは思っていませんでしたが、まだ欠点はありますので冬の間に潰して欲しいです。 秋からは、本職の捕手に戻ったようですが、捕手としては中学時代に欠点も多かったですので、打撃に悪影響を及ぼさないと良いのですが、捕手として伸びると勿論特殊ポジションですので、３割増しの付加価値が付きますので、何とか打撃と捕手と両方上手く行って欲しいと願っております。 まあ、上手く行けば当然２０１０年度の全国屈指の右の長距離打者の称号は貰えるでしょうから、かなり期待したいものです。 （２０１０年１月６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 小尾 拓大 （大垣日大） 立教大 |
セカンド サード １７０・６５ 右・左 |
出身校が、「福井工大福井」？ 有名校の日大で、3番を早くも任される。聞こえてきた話では、「この子一番期待できるよ」とか。 1年生ですが、明らかに小さくは見えませんでした。 きょうは5打数4安打で、2塁打1本あり。 はじき返すのは得意そうですが、距離が出るタイプではなさそうなので、逆に3番にいる限りは、チームにとってはよくないかも（選手層の問題）。 守備も無難でしたし、好捕もありましたので、今後注目されるかもしれません。 （０８年９月 なっちゅんさん情報） 事前に読者の方から名前を聞いており、興味があった選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 福井県からの野球留学のようで、身長は１７０aちょっとくらいだと思います。 軽く開いて、懐深く構えて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、軽く浮かせて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドのストレートのサンプルは無かったのですが、右投手のインサイドの変化球を、肘を畳んでリストワークにてライトに叩いてきました。 膝も使えますが、現状柔軟にまでは使えないように思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 左腕の軟投派の投手の変化球も、甘ければ全く苦にせず、広角にヒットを量産してきます＾＾ リストワークの上手さは中々だと思いましたが、アウトステップするので左腕の変化球が外角のコースに決まるとどうかな？とは思います。 打撃以外では、足もまずまずとは思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無く、この辺りは不明です。 守備はイージーな物しかなく、堅実にこなしていましたが、小柄な選手ですのでサードタイプでは無いと思います。 肩は中々良かったです。 と言うことで、夏の段階ではチームＮＯ１の打撃センスと思いましたので、センバツでの進化を楽しみにしたいものです。 （２０１０年１月９日掲示板にて寸評） 昨年も生観戦した際に感想を書いた選手ですが、センバツでの模様は以下の通り。 軽く開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところでホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから摺り足でアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの内への移動はぎりぎり許容範囲内だと思います。 インサイドも捌けるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のボールはレフトに叩けますし、左投手のスライダーも甘ければ打てるようです。 ただ、膝を柔軟に使いきれるほどでは現状無いので、落ちる系統にはどうかな？ 頭の高さはあまり変らないですし、選球眼は良いです。 コンパクトに振り切ってくるスイングはまずまずです。 打撃以外では、足も速いようで、隙を突いた好走塁もしてきます。 守備も動きが良く、肩も良さそうでしたが、体格的にサードのタイプではないので、将来的にはショート若しくはセカンドが出来ると良いのですがねえ。 また、キャプテンシーも素晴らしいらしく、監督も絶賛していましたね＾＾ と言うことで、ずば抜けたセンスという訳では無いのですが、全てに欠点が少ないタイプですので、後はもっと嫌らしい打者に変貌していけると大学で面白いのではないでしょうか？ 期待したい選手です。 （２０１０年４月２９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 井貝 星良 （県岐阜商） 東海理化 |
サード 捕手 １７０・６８ 右・左 |
事前に読者の方に聞いていましたが、まずまず面白いと思います。 開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を高く引き上げて（この際にグリップを胸の高さまで下げる）、大きく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上記のように下げてから、耳の高さまで上げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 真面目に見た試合では、きちんとしたインサイドのサンプルが無く、肘を畳んで捌けるのかどうかは分からずです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のボールもまずまず叩けると思います。 外の落ちる系統に対しても、膝を使って付いていけるものの、捌ける確率は現状それ程高くは無いようです。 変則派の左投手も苦にしないですね＾＾ ストレートが甘いと確実にミートしてきますが、やや高めにはヘッドが下がり気味なので現状どうかな？ 頭の高さが変る部分も、目線がぶれているのでは？ しっかり振り切ってくるスイングは２年生にしては中々ですし、特大のＨＲも見ましたが体の割には長打力も秘めていますね＾＾ 守備に関しては、グラブ捌きは良い時は良いのですが、まだまだ荒さもあるようですし、サード向きでは無いように思いますが、肩は良いようです。 足も速いようで、盗塁に関してはストレートの際に余裕でセーフとなっていたので、スタートセンスも良いのでしょうね＾＾ と言う事で、まずまず面白い資質だと思いますので、冬の間の進化に期待してみたい。 （２００９年１０月１日掲示板にて寸評） 下級生時代にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 気持ち開いて、膝でタイミングを計りながら、グリップを指一本余して握り、顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて大きく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドもファールになるのは勿体ないですが、肘を畳んで引っ張りきれます。 打ちにく際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 左腕のスライダーは見極めてきますし、股関節を使ってファールでは逃げれますし、少し甘いときっちり打てるようです＾＾ 外のストレートはセンターに叩けます。 頭の高さはあまり変わらないので、選球眼も良いですし、ミスショットも少ないです。 振り切ってくるスイングは中々でした＾＾ 足も結構速いようで、隙を突いた好走塁もしてきます。 で、捕手としては初めて見れましたが、キャッチングには見どころがあります。 ランナーがいると膝を付かないですので、ワンバウンドもフットワークを使って止めてきます。 リードもまずまず考えていると思います。 肩は良かったです＾＾ 急造捕手には見えなかったですし、中学時代には捕手だったのかもしれませんね。 と言うことで、打撃には欠点は少ないですし、資質の高さもありますし、捕手として次のステージでの更なる進化次第では上のステージも見えてくるのではないでしょうか？ 非常に期待したい選手でした＾＾ （２０１１年７月６日掲示板にて寸評） |
★ |
三重
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 小谷 将人 （菰野） 三重高虎ＢＣ |
レフト 右・右 １７３・６７ |
6番レフトで先発出場。三振、中安、三振でした。 2打席目のセンター前ヒットはうまくはじき返しており、素質の片鱗を感じました。 守備は難しい打球が飛んでいなかったのでわからないのですが、今後注目したいです。 （０８年５月 なっちゅんさん情報） |
★ |
| 奥野 孝太 （菰野） |
レフト １６８・６０ 左・左 |
雑誌にも名前が出ていますし、かなり打ちまくっていましたので、感想など。 軽く開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 ただ、インサイドに対しては、肘を畳んでファールにはなるものの一応捌いてきますので、内への移動を緩和すれば完璧に捌ける事を意味します。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 左投手のストレートは全く苦にしないですが、左投手の変化球や右投手の外の変化球には捏ねやすいのは、左投げ左打ちの弊害でしょうね。 外のストレートなら、センターからレフト方向にきっちり叩いてきますけど。 頭の高さは結構変る選手で、高めには重心が浮いてしまいますし、目線はぶれていると思いますけど、低めの変化球は見極めてきます。 スイングには恐さは無いも、鋭く振り切ってきますが、現状４番ですけど、小柄ですし４番タイプではなく、３番に置きたいですね。 打撃以外では、守備には特徴が無いですし、足も売りには出来ないようです。 まあ小柄な左打者ですので、何とか打撃以外で売りの部分を早期に作りたいものですけど。 と言う事で、上記の打撃の弊害を来年までに矯正できると打撃には見所があると思いますので、何とか頑張って欲しいものです。 （２００９年１０月２０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 川村 徳一 （四日市中央工） |
捕手 １７５・８６ 右・右 |
雑誌に名前が載っている選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 略スクエアに構えて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて、回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への異常な移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？ インサイドには当然詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れて、軸足を後ろに引くタイプです。 変則派も苦にしないようですし、外よりの甘いボールは引っ張りきって来ます。 外の厳しいスライダーも、膝を使ってライトに打てるのは中々。 スイング的には、まずまず迫力がありましたね。 捕手としては、ランナーがいると膝を付かないタイプで、ワンバウンドもフットワークが使えて、前に落としてきます。 バント処理の動きは、体の割にはかなり機敏です＾＾ キャッチングは無難でした。 肩は見た試合ではサンプルが無かったので、強肩との事ですが刺せる肩なのかどうかは不明です。 と言う事で、捕手としては良く分からない部分も多かったですが、打撃はインサイドを打てるように、グリップの内への移動を抑えれると面白いと思います。 来年の進化に期待したいものです。 （２００９年１０月２１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 谷元 勇気 （稲生） 日本福祉大 |
センター ？・？ 右・左 |
まあ当初何気なく見たのですが、稲生高校で谷元ってもしかして？と思ったら、やっぱ昨年日ハムに指名された谷元投手の弟でした。 まあ兄弟揃って、管理人が雑誌よりも先に名前を出すことになった訳ですが、谷元一家には妙に縁があります＾＾ 身長は兄よりは高く、１７０aちょっとくらいでしょうか？（兄とは違って結構がっちりした体です） どっしりと懐深く、開いて、グリップを耳よりも少し上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを耳よりも上の高さまで上げるものの、内への移動は許容範囲内です。 相手の投手の球が遅かったので一定以上のストレートには、インサイドが捌けるかどうかは分からないのですが、インサイドの甘めの落ちるボールはきっちり捌いてきます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 緩いボールを完璧に読んで引き付けて叩けるのは中々＾＾ 鋭く振り切ってくるスイングは２年生にしてはかなりの代物だと思います。 守備範囲はかなり広いですし、肩も良さそうです＾＾ 足はサンプルは無かったものの、守備範囲から速いと推測できます＾＾ と言う事で、かなりの掘り出し物では？ 即プロのタイプでは無いと思いますけど、将来的にはかなり期待が持てる選手です。 とりあえず来年の進化に期待したいものです＾＾ （２００９年１０月２２日掲示板にて寸評） |
★ |
| 奥野 慎司 （松阪） |
ファースト ？・？ 右・右 |
知らない選手でしたが、１７０a弱のゴロンとした体型の選手です。 略スクエアに構え、膝でタイミングを計り、グリップを耳の高さに体に近づけてセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、ホーム方向に爪先を持って行って付いて、リリースポイントから摺り足で気持ちクローズに踏み込むスタイル。 ややグリップを下げるヒッチ気味の動きは気になるものの、グリップの内への移動は許容範囲内も、ヘッドを投手方向に倒すのは？ インサイドは甘ければ、右方向におっつけてきます（相手が三重県屈指の速球投手でしたので、金属使用とは言え驚きました）。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見されます。 外のストレートは右方向に強く叩けますし、外の変化球も甘いと右方向に強く叩いてきます。 落ちる系のサンプルはなかったですが、中々のミートセンスしてると思います。 振り切ってきますし、腕もある程度柔らかく使えて、リストも柔らかそうなスイングは２年生にしては中々です。 守備は良く分からなかったです。 足のサンプルもなかったのですが、解説者によると体の割には足は速いとのことでした。 と言う事で、小柄ではありますが、守備位置がサード若しくは外野であれば面白いのですがねえ？ 冬の間の更なる進化に期待したいものです。 （２００９年１０月２１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 松本 貴大 （津高） |
ショート ？・？ 右・左 |
本来のレギュラーがけがをして、急きょ回ってきた出番を生かしました。 決して小柄ではないものの、まだまだ非力な感は否めませんが、センターから左方向へうまく打球を飛ばして3安打いました。 足も自慢できるほどではないかもしれませんが、まぁ及第点と判断。 守備もまずまず無難にこなしていました。肉がついてくればおもしろいかもしれません。 （０９年１月 なっちゅんさん情報） |
★ |
| 里中 建太 （伊勢） 筑波大 |
ショート ？・？ 右・左 |
全く知らなかった選手ですが、打撃は面白いのでは？ 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットして、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった所でホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。 インサイドに対しては、かなり華奢な選手なのですが、肘を畳んで腰の回転を生かしてライトスタンドにＨＲを叩き込んでいましたが、中々の技術ですね＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 落ちる系統に対しても、リストワーク良くミートしてきますので、中々の打撃センスしていると思います＾＾ ただ、始動が遅いので、一定レベル以上のストレートには力負けしてしまうのは、華奢な体を鍛えて、スイングスピードのアップをすれば解消できると思います。 打撃以外では、２試合ともに殆どショートゴロがなかったので良く分からないですが、フットワークは良かったですが、肩は分からずです。 足もまずまず速い方で、盗塁も狙える選手です。 と言う事で、打撃技術的にはヒッチを緩和する事くらいですので、冬の間に華奢すぎる体をどこまで鍛えれるかが勝負と思います。 来年の進化に期待したいですね＾＾ （２００９年１０月１９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 中園 洋輔 （いなべ総合） 法政大 |
捕手 １８０・８０ 右・左 |
評判の捕手でしたので期待していましたが、初めて見た感想は以下の通り。 まずは捕手としてですが、体を小さくして構えて、グラブも動かさないですし、ビシッと捕球できますので、審判にきちんと魅せれるタイプですが、中々高校生ではいないですね＾＾ ランナーがいる際には膝を付かないタイプで、ワンバウンド処理のサンプルが無かったのですが、多分上手なのだと思います。 肩に関しては、セカンドの盗塁阻止のシーンが無かったのですが、３塁ランナーを牽制で刺した場面を見ましたが、地肩の強さは分からなかったですが、捕ってから素早くコントロールは良いタイプです。 相手に的を絞らせずに、且つ投手に気持ちよく投げさせるリードにも見所があると思います＾＾ で、打撃なのですが、当たっていなかったこともあるのでしょうが、全打席バスター打法なんですよね・・・・・・ バントの構えから、開いて踵を踏み込みながら、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて、軽くクローズに踏み込むスタイル。 グリップを耳の高さまで上げるも、内への移動は許容範囲内だと思います。 インサイドのサンプルが無かったので、こなせるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも散見されます。 外のボールはレフトに強く叩けます。 落ちるボールには膝を使えますが、完璧に捉えられるほどでは無いようです。 と言う事で、確かに捕手としては非常に面白いタイプですが、打撃は今のままではダメです。 バスターはすっぱり辞めて、きちんと自分の型を早期に作って進化して欲しいものです。 （２００９年１０月２４日掲示板にて寸評） 昨年も見て感想を書きましたが、今年も見れましたので感想を。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を適度に引き上げて、回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますが、グリップの内への移動は許容範囲内です。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは分からず。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずも、外のストレートを叩く際に上体を逃がすのは？？ 多分、クローズに踏み込んでインサイドを捌くために、癖がついてしまったのでは？と想像します。 ただ、やや甘めの外のストレートには、強烈な当たりを放ってきます。 頭の高さが変るので、ミスショットも出てしまいます。 フォロースルーは大きくないものの、鋭く振ってくるスイングはまずまず進化したのでは？と思います。 捕手としては、通常のキャッチングは良いと思います。 ランナーがいる際には、膝を付かないので、ワンバウンドも止めてきます。 三重県の信用できる読者の方から聞いてはいましたが、地肩はそれ程強くは無いです。 リードに関しては、打たれたイニングも勝負球を急がずに、ボール球をうまく使って討ち取ろうとの意図は伺えたのですが、投手がコントロールミスばかりだったので・・・（また難しいボールも上手く打たれたこともあるけど） と言うことで、捕手としても打撃もそれ程欠点は無いタイプですので、大学での進化が楽しみではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年９月１０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 森山 翔太 （いなべ総合） 名古屋商科大 |
レフト １８４・９０ 右・右 |
事前には全く注目していませんでしたが、面白いものを持っていると思います。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるところから、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドのサンプルは無かったものの、厳しいのでは？と思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外の低めのストレートは、右中間突破の２ベースを放ってきます。 また、外の低めの難しいスライダーに対して、膝を使って、軸足を後ろに引いて、右方向に強い打球を放ってきたのは驚きました＾＾ スライダーは絶対的に得意なようで、外の見極めは完璧でしたね＾＾ 頭の高さは変るタイプなのは残念。 振り切って来るスイングはまずまずだと思います。 足は遅くはないも、売りには出来無いように思いますが、１塁まで全力疾走してくる姿は好感です。 守備機会も確か無かったと思いますし、肩とともにこの辺りは不明です。 と言うことで、外のボール（特にスライダー）には絶対の自信を持っていますし、後は頭の高さがあまり変らないようになり、グリップの内への移動を抑えてインサイドをこなせるようになると、かなりの右の強打者が誕生すると思います。 ４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年９月１０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 伊藤 悠人 （宇治山田商） 近畿大 |
センター １７４・６７ 左・左 |
雑誌にも名前が出てますし、少し気になりましたので感想など。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの後から、軽く足を浮かせて、ややクローズに踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 ただ、関節の可動域が広いようで、インサイドに対しても甘いとやや詰まるものの長打を放ってきていましたが、まあ一定レベル以上のストレートを持つ好投手相手では厳しいと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れるようです。 外のストレートはレフト方向にきっちり叩いてきます。 スイングには迫力は無いが、シャープに振っては来るものの、このスイングスピードで始動が遅い部分から、観戦日のようにレベルの低い投手からは打てるでしょうが、好投手には多分力負けすると思います。 左投げ左打ちの共通する欠点の捏ねやすさは、観戦日の相手投手のレベルが低すぎたので見られなかったですが、本来どうなのか？は不明です。 打撃以外では、足は速いようですが、盗塁・走塁センスは分からず。 守備もイージーなものしかなく分からなかったですが、監督に言わせると『宇治山田商』史上一番上手いとのことです。 まあ軽やかにセンター前ヒットを拾いに行った姿から、上手いのだろうなあ？とは想像できましたが、肩は不明でした。 と言う事で、良い投手から打ってこそ一流な訳ですので、自分の欠点を見つめなおして冬の間に進化してくることを期待したいですね。 （２００９年１０月２３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 玉川 昴平 （宇治山田商） 東海学園大 |
レフト 右・左 １６６・６１ |
1番レフトで先発出場、先頭打者にしてはもったいないくらい。 初回の1塁強襲2ベース、2打席連発を始めとして、当たりが鋭かったです。 足も2番の伊藤には少し負けそうですが、俊足の部類です。 肩・守備に関してはよくわかりませんでした。 （１０年５月 なっちゅんさん情報） |
★ |
| 加藤 匠馬 （三重） 青学大 |
捕手 １７１・６４ 右・右 |
事前には全く注目していませんでしたが、面白いものは持っていると思います。 略スクエアに構えて、グリップを体に近く耳の高さにセットし、バットを寝かせ気味として、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 ちゃんと見た際にはインサイドのサンプルが無かったですが、この異常な移動とクローズの踏み込みですので、インサイドにはお手上げでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 ストレートには強いようで、帝京の伊藤の高めのクソボールを右中間に長打を放っていました。 ただ、外のスライダーは全く見えていないようで、全くタイミングが合わなく、空振りばかりでは・・・・・・（根本的にストレートのみを待って、来るのを信じて振り切る打者のようですね） 頭の高さは殆ど変らないのは良いですね。 鋭く振ってくるスイングはまずまずだと思います。 サヨナラヒットも放っていましたし、勝負強さも持っている現状意外性の打者だと思います。 捕手としては、ポロっとしたりもしますが、通常のキャッチングにはまずまずだと思います。 ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドを股間を抜かれたりもしてしまいます・・・・（股間を抜かれるのは捕手として恥です） リードも一応考えてはいるようですが、ピンチでインサイドを使いすぎだと思います。 で、何と言っても一番の売りは肩ですが、新チーム結成後公式戦で１度も盗塁を許したことが無かったようですが、低めの変化球を捕球しても刺して来ますし、牽制も素早いですし、地肩の強さはかなりのもので、且つコントロールも良いです＾＾ 帝京の松本に初盗塁を許した直後に、牽制で刺しに行くのも、自身の肩に対して絶対的な自信を持っています＾＾ と言う事で、打撃ですねえ・・・・・ スライダーにかすりもしないのであれば、大学では使ってもらえなくなりますので、夏までに徹底的にスライダー打ちを特訓したいものです。 肩と言う絶対的な武器を持っていますので、今後の進化に期待したいものです。 （２０１０年４月１６日掲示板にて寸評） |
？ |
愛知
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 磯村 嘉孝 （中京大中京） 広島 |
捕手 １７８・８２ 右・右 |
この選手多分兄が甲子園でも活躍した（現中京大）の弟だと思います。 兄はかなりゴロンとした体型でしたが、弟は身長もまずまずありますね。 軽く開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が沈むと自身も沈み、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 クローズにも踏み込むので、インサイドには当然厳しいようです。 足を下ろすタイミングも現状調節できないようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 右投手の外のスライダーには、ついては行けますが、崩されやすいですね。 左投手は好きなようで、落ちるボールも振り切って捕えて来ます＾＾ 甘いボールをミスショットしないタイプで、ストレートを待っていても、甘い変化球には瞬時に溜めて振り切ってきます。 ヘッドの立ったスイングは、２年生にしては中々だと思います。 打撃以外では、足は良く分からず。 守備範囲は結構広そうですが、肩は分からなかったですね。 と言う事で、欠点もまだまだ多いですが、右の強打者としては魅力的です。 まずは、クローズの踏み込みを緩和して、インサイドを捌けるようになり、着地をもう少し調節できるようになると凄い打者が誕生するのでは？ 期待してみたい＾＾ （２００９年４月３０日掲示板にて寸評） センバツではレフトとして感想書きましたが、元々捕手だったのですが、夏には正捕手の座についたようです＾＾ センバツでの正捕手の柴田も良い捕手でしたが、チームメイトが磯村が捕手だと違うと言うのですから凄い信頼感ですね＾＾ 初めて見た捕手としては、感想は以下の通り。 ランナーがいると膝を付かない方ですし、フットワークが使えるので、ワンバウンドも偶に弾いたりもしますが、かなりの確率で止めてきます。 スクイズの際の飛び出しも物凄く速いですし、ダブルプレーに仕留めてきます。 グラブを動かしながらの捕球はどうかな？と思いますが、通常のキャッチングはまずまず見所があります。 監督も全幅の信頼を置いているようですが、確かに周りが良く見えていますし、投手に対する配慮も伺えます＾＾ やや右手の隠しが甘いケースも見られるのは？ 肩は良いと思います。 右打者のインサイドにインスラを結構使うのが特徴的で、１球はインサイドを見せて、外のボールの出し入れを使って、最後はボール球で仕留めてくるリードも中々だと思います。 打者としては、気持ち開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めるのに同期して、自身も重心を下げて行き、投手が腰を落とした所から、軽く足を上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られ、左肩も内に入りすぎて、ヘッドを投手方向に倒しても？？ しかもきっちりクローズに踏み込むのですから、インサイドには当然厳しいのは自明の理です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートは大好きなようで（まあクローズの踏み込みですし）、ボール球でもライトオーバーの長打を放ってきます。 スライダーに関しては、ついては行けますが、完全に捌けるわけでは無いようです。 左投手は得意なようです。 振り切ってくるスイングは２年生にしては出色ですし、やや詰まってもＨＲを叩き込んでくるパワーも凄いですね＾＾ と言う事で、捕手としては面白いですので、即プロに行きたいのなら後は打撃をもう１ランク進化させないとダメです。 今のフォームでは一生インサイドが打てませんので、何とか気づいて来年管理人を唸らせてくれる打撃に進化していることを期待したいものです。 （２００９年１０月５日掲示板にて寸評） 昨夏も寸評しましたが、微修正してきた部分もあるのですが、正直成長度合いは不満ですねえ・・・・・ 軽く開いて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は見られますが、昨年よりは緩和したものの、クローズに踏み込んで、肘の畳みも不十分（且つ腕も柔らかく使えない）なので、インサイドには悉くドン詰まりとなってしまいます・・・・・（相手も分かっているので、どんどんインサイドを攻めてきます） 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りも足りません。 真ん中から外よりのストレートには強く、外の縦スラに対しても一応膝を使ってきますし、脆さは感じさせないですが、完全に捉えられるほどでは無いようです。 頭の高さはそれ程変わらないのですが、クローズに踏み込んで上体がホームに被さって行き、頭の位置は結構変わるので、ミスショットも多くなる。 振り切ってくるスイングは、まずまず力感はあります。 捕手としては、通常のキャッチングにはまずまず見所があります。 また、ランナーがいる際には膝を付かない方で、ワンバウンドに対して、『絶対に逸らさない』と言う気持ちが伝わってきますし、投手もランナーがいても安心して低目に投げ込めるタイプです＾＾ 肩も良いですが、モーション（テイクバック）が大きいのが勿体無いですね。 リードに関しては、相手の事前分析はきちんと出来ていますし、森本が信じられないほどの不調の中でも、何とか粘り強く上手くリードできていたと思います。 ということで、打撃だ・・・・・・ クローズに踏み込んでも良い事は無いのですから、気持ちクローズくらいまでにして、腕をもっと脱力してのスイングに進化していけると、ガラリ一変するのですがねえ？ まあ夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年４月２７日掲示板にて寸評） 正直どうしようか迷ったのですが、今まで何度も見てきましたし簡単に感想を。 気持ち開いて、グリップを耳よりも下の高さに、体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、軽く足を上げて、回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は相変わらずです・・・・ しかも、クローズに踏み込むのですから、関節の可動域も広く無いようなので、インサイドには厳しいのは当然なのですが、頑固に変えない選手です・・・・・（興南の選手たちの打撃を見て感じて欲しいものです・・・・・） 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のスライダーも甘いと打てますが、コースに決まると現状厳しいようです。 頭の高さは変るので、ミスショットが多いのも相変わらず。 振り切って来るスイングはまずまずだとは思います。 捕手ですけど、足は速いほうで、スキを突いた好走塁をしてきます。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまずです。 ランナーがいる際には膝を付かない方で、ワンバウンドも基本止めてきます。 肩は良い方ですし、テイクバックの大きさも少し小さくするように改善してきましたし、コントロールもまずまずなので、刺せる肩に進化しつつあると思います。 リードも考えている方なのですが、投手が火達磨になっても何も出来ないのは？ と言うことで、捕手のスローイングは少し進化しましたが、その他の部分の進化は見られなかったのは残念でした。 大学では、欠点に気付いて頑張って欲しいものです。 （２０１０年８月３０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 森本 隼平 （中京大中京） 法政大 |
ファースト ショート １７８・７７ 右・左 |
中学時代から有名な選手だったようですが、初めて見た感想は以下の通り。 開いて、膝でタイミングを計り、グリップを顎よりも上の高さにセットし、ヘッドが揺らぎながら、投手が沈むと自身も沈み、投手が腰を落としきったところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを耳よりも上の高さまで上げますが、内への移動は許容範囲内です。 インサイドのきちんとしたサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 バットを寝かせてから打ちに行くタイプですが、ヘッドがグリップの高さよりも下がるケースが見られたのはどうなのか？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングが早く、膝もやや開きがちとなり、踏み込んだ足での踏ん張りも足りないケースが散見されたのは？ 左投手の変化球は見極めてきますし、センター方向に打てるようです＾＾ 右投手の外のストレートも強く叩けます。 また、高めは被せて強烈に叩いてきます＾＾ ヘッドの立った、きっちり振りきってくるスイングは２年生にしては中々＾＾ ただ、緩急にはどうかな？と思いました。 足は良く分からなかったですし、守備もファーストだったので・・・・・ まあ今年の中京大中京は層が厚いですので、ファーストしか守るところが無かったのだと思いますが、本来の守備位置はどこなのか？と、その守備位置で動けるのか興味がありますね。 と言う事で、確かに良い選手であることは理解できましたが、まだまだ欠点も多く散見されますので、今後徐々に欠点を潰していけるとかなり騒がれるのでは？ 期待したいものです＾＾ （２００９年４月３０日掲示板にて寸評） 打者としての評価が高いですが、投手としても中々の素質だと思います＾＾ ワインドアップで振りかぶり、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向に蹴るように足を伸ばして、腰を落として、スリークォーターより上から投げ込んでくる。 テイクバックで肘がやや一塁側に入るものの、肘はきっちり上がっており、柔らかい腕の振りは光りますね＾＾ 球種的にはMAX１３８`を計測したノビ・キレ十分のストレートと、１２０`前後のスライダーは確認。 ストレートは柔らかい腕の振りによって中々のボールです＾＾ コントロールはアバウトで、クイックはまずまずですね。 ということで投手に専念すればまだまだ伸びるのでは無いでしょうか？ 中京大中京の次期エース候補ですね＾＾ （０９年７月 智辯ファンさん情報） 野手としてはセンバツで寸評しましたが、投手としては今回初めて見れましたので感想など。 振りかぶって、ゆったり膝を引き上げて、内に入れて行き、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体がやや３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターからインステップ気味に投げ込んでくる。 左腕を縮めてからいきなりホーム方向に伸ばすタイプなので、引き込みが早くなる。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘はかなり鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、首を振って、グラブは後ろに流れて、やや体勢を崩すケースも見られます。 牽制を入れて、セットの時間は長くしてくるものの、クイックは微妙です。 フィールディングの動きは良いと思います。 球種的には、MAX１４５`を計測したストレートと、１００`台のカーブと、１１０〜１２０`台の縦と横のスライダーと、１００〜１１０`台のツーシームは確認。 いずれも２年生にしては中々だと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多い。 と言う事で、エースの堂林よりはかなり良いフォームだと思いますが、まああの打撃も捨てがたいので、両方更に高いレベルを追い求めてほしいですね＾＾ まあ決勝戦では、生涯味わう事が出来るかどうかわからない位の、物凄くしびれるような経験をしたわけですので、その経験を是非生かして、来年の投打の更なる進化に期待したいものです＾＾ （２００９年１０月４日掲示板にて寸評） まあどうしようか迷うほどの酷い状態のピッチングでしたが、感想など。 振りかぶって、膝を腰の高さにゆったり引き上げて、内に入れて行きながら、止まり加減に溜めて、ショート方向に軽く足を向けて、軸足のクッションを利用して、ややインステップして、略オーバースローから投げ込んでくる。 左腕を縮めてから、直ぐにホーム方向に伸ばして、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が突っ張り気味に、首をかなり振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩すケースも散見されました。 クイックは微妙ですね。 球種的には、MAX１３８`を計測したストレート（確か１４０`台は無かったと思う）と、１００`台の縦スラと、９０〜１００`台のカーブと、１００〜１１０`台のチェンジアップと、１１０〜１２０`台のカットボールは確認。 昨年よりも１０`もスピードが遅いですし、縦スラのスピードも出ないですし、カーブとチェンジアップによって、粘り強く試合を作ってきたのは昨年の経験でしょうけど、多分昨夏の故障の後遺症なのでは？？（昨夏も優勝後に監督が投げれる状態では無かったと語っていましたし） またいきなり２段モーションを指摘されて、フォームを変えるしか無かった部分も不調に輪を掛けたとは思いますが。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 ということで、打撃も調子を落としていましたけど、肘若しくは肩の故障が完治しないのであれば、夏には野手専任となって欲しいですね。 最終寸評は、多分夏も見れるでしょうから、夏にしたいと思います。 （２０１０年４月２７日掲示板にて寸評） 今までも何度も見てきた選手ですが、最終感想は以下の通り。 開いて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所でホーム方向に爪先をトンと付いてから、軽く浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますし、グリップの内への移動は許容範囲内の場合と許容範囲外の場合があります。 今回はきちんとしたインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは分からず。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のストレートは、レフトに強く叩けます。 落ちるボールには膝を柔軟には使えないので、現状厳しいようです。 頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってくるスイングはまずまずです。 ショートの守備が今まで見たかったのですが、今回少し観れましたが、フットワークも良く、グラブ捌きもまずまず良く、肩も良いですが、スローイングの精度はもっと上げたいですね。 まあ今後の進化次第では十分ショートとして使えそうな守備でした。 投手としては、小さく振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を軽く向けて、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕を縮めてから直ぐにホーム方向に伸ばして、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、やや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、やや腰が詰まって、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックは、まずまずしてきます。 球種的には、MAX１３９`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１１０`台のチェンジアップと、１００`台のカーブは確認。 まあ、ストレートは故障の影響から、２年生の時のスピードは戻らず、低めに丹念に投げ込む小さい投球に終始せざるを得ませんでしたし、早稲田実戦ではマウンド上で心が折れてしまっては・・・・ コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 過去の事例から、一度心が折れた投手は、復活するのは中々難しいです。 と言うことで、投手はきっぱり諦めて、次のステージでは強打のショートとして進化して、野手としてプロを狙って欲しいですね。 頑張って欲しいものです。 （２０１０年８月３０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 岩井川 雄太 （中京大中京） 東洋大 |
レフト １７８・７４ 右・左 |
事前に気になっていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 開いて、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの少し前から軽く足を上げて踏み込むスタイル。 昨年も寸評した先輩の伊藤に似ていますね。 グリップの内への移動は見られます。 インサイドには肘を畳んで甘いと打てますし、厳しくてもファールにはしてきますが、精度は高くは無いようです（もう少し内への移動を抑えれると、木製でもインサイドを捌けるようになると思います）。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートは強く叩けますし、左腕の変化球も甘ければ捌けます。 落ちる系統には、膝を使って捌けるほどでは無いですが、広陵の有原のチェンジアップにやられ続けたのですが、３打席目にはファールで粘ってきたのはまずまずの学習能力は伺えました。 もう少し、膝に柔軟性が欲しいですね。 頭の高さも変るので、ミスショットも多くなる。 振り切ってくるスイングには力感があります＾＾ 足は遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかはわからず。 守備はダイブしたりしていましたし、まずまず動けるようですが、ランナー２塁でレフト前の定位置の当たりで、カットマンへの返球ですので、肩は強くはないのかな？（チャージ出来る守備でもないようです） と言う事で、まずまず面白いものは持っていますので、今後の更なる進化に期待したいものです。 （２０１０年４月２７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 小木曾 亮 （中京大中京） 國學院大 |
ライト １７４・７０ 右・左 |
センバツでは気にならなかったのですが、予選では凄い打率を誇っていましたので気になっていましたが、初めて真面目に見た感想は以下の通り。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて３塁側を小さく蹴ってから回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げてから下げて、また上げる動きは如何なものか？と思いますが、内への移動は許容範囲内です。 ただ、インサイドには肘の畳み方も甘いようで詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 外のボールはレフトに叩けます。 落ちるボールには、膝を柔軟には使えないので、現状厳しいようです。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切っては来ますが、スイング的にはまだまだ恐さは感じられないですね。 足は速いですし、隙を突いた好走塁もしてきます。 守備範囲も広いですし、肩はかなり良いと思いますし、相手にも知れ渡っており、定位置のフライでは３塁ランナーが突っ込んで来ないです＾＾ また、酷い試合内容で負けた試合でも、ダイビングキャッチのファインプレーをしてきましたが、中々の集中力及び気の強さを感じました。 と言うことで、足と守備と肩は良いですので、後は打撃だと思います。 ４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年８月２９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 上戸 悠真 （東邦） 日大 |
１７４・６２ 右・右 |
3番の上戸は176センチ62キロと華奢な体ですがリストと球を捕らえるポイントが良く、体に似ず長打を飛ばします。 私は昨秋から東邦の試合を10試合近く見ていますが、ほぼ全試合で上戸は長打を放ち、複数安打を打ってると思います（この二回戦では3打数3安打1本塁打2二塁打の7打点）。 見栄えはしない選手なのですけどね。外野手としても安定していますし、彼なら今年の夏の中京大中京にいてもレギュラー間違いなしだったでしょう。 （０９年９月 名古屋人さん情報） 事前に噂は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 大きく開いて踵を踏み込みながら、グリップを体から離して指一本余して握り顎の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 ただ、追い込まれたりすると、投手が腰を落としたところで、一旦ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込む場合も散見されます。 グリップの内への移動は許容範囲外です。 インサイドには基本厳しいのですが、やや甘くなると確率は良くないものの、引っ張りきれたりもしてきますので、グリップの内への移動を緩和すると、インサイドは確実に打てる打者だと思います。 踏み込んで行く際に頭の高さは変るタイプです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見されます。 外のスライダーも甘ければ打てるようです。 スイング的には、コンパクトに振りきってきますが、ヘッドスピード自体は物足りないですね。 体の割りにはパンチ力はあるようで、追い上げられた嫌な流れの場面での止めのＨＲは中々の勝負強さだと思いました。 足も速いほうだと思いますが、盗塁・走塁のセンスはサンプルが無く不明です。 守備範囲は広いですし、球際に強い粘り強い守備は売りだと思います。 肩はサンプルが無く不明でした。 と言う事で、確かに面白いものを持っている打者ですので、体つくりを真面目に行って行くと来年騒がれるのでは？ 期待したいものです。 （２００９年１１月２３日掲示板にて寸評） 昨年も感想を書いた選手ですが、今年も見れましたので感想など。 開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げる所から、ホーム方向に爪先を付いて、投手が腰を落としきった後から、軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。 インサイドは甘いと捌いてきますが、木製では厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートは右に叩けますし、変化球に対しても前捌きは上手だと思います。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 シャープに振り切って来るスイングはまずまずですし、体の割には長打力がありますね（有力校の監督達も、瑞穂球場でＨＲを打てるのは、この選手くらいと話していたようです）。 打撃以外では、守備範囲はかなり広いですし、肩も良いと思います。 足は速いですし、隙を付いた好走塁もしてきます。 と言うことで、３拍子揃った好選手ではあるのですが、大学でインサイドを捌けない選手は淘汰されていきます。 何とか気付いて技術的に進化できると、４年後が楽しみではないでしょうか？ 期待したいものです。 （２０１０年１１月１７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 都築 弘晃 （東邦） 日大 |
捕手 １８１・７２ 右・右 |
昨年も見ていましたが、どうしようか迷った末に感想も書かなかった選手ですが、今年に入って各種雑誌に名前が載るようになり、進化に期待していましたが、感想は以下の通り。 気持ち開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られます。 インサイドには、詰まりながらもレフト前に落としたり、甘くなると強烈に引っ張ってきますが、木製バットではどうなのか？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のスライダーも甘ければ打てます。 頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。 振り切って来るスイングは、別人のように力強くなりましたし、通算ＨＲ２３本中、今年の春以降に１５本放ったというのは納得です。 捕手としては、キャッチングも良いときは良いのですが、１試合トータルしてみると微妙ですね・・・ ランナーがいても膝を付くので、ワンバウンドも止めては来ますが、後ろに逸らしたりも見られました・・・・ 肩はかなり良いと思いますが、コントロールの精度は？？？ と言うことで、確かに打撃は強打者に変貌していましたが、欠点もまだまだ多いですし、まあ捕手としてもまだまだの部分が多かったですね。 次のステージでは、きちんと自分の欠点を理解して矯正して行けると、資質は良いので面白い選手に変貌できると思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月１８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 浜島 佳祐 （刈谷） 慶応大 |
センター ？・？ 右・左 |
全く知らなかったですが、中々面白いのでは？ 身長は１８０a弱くらいでしょうか？ 軽く開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して、自身も重心を下げて行き、投手が腰を落としきった所から、膝を高く引き上げて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドのストレートのサンプルが無く、捌けるのかどうかは分からないですが、インサイドの落ちる系統には膝を使ってファールでは逃げれるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のボールはきっちりレフトにミートしてきます。 頭の高さが殆ど変らないのも、素晴らしいですね＾＾ スイングスピードは不足しており、ミートセンスは高いですが、恐さは感じません。 打撃以外では、足も速く、盗塁センスはサンプルが無かったものの、隙を突いた積極的な好走塁は連発してきました＾＾ 守備範囲は分からなかったですが、肩も強肩です＾＾ と言うことで、体つくりをしっかり行って、もっと振り込んでスイングスピードを上げて行けば、来年必ず騒がれるのでは？ かなり期待感の高い選手です＾＾ （２００９年１１月１８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 松岡 翔馬 （享栄） 愛知工大 |
捕手 １７３・７５ 右・右 |
全く知らない選手でしたが、中々面白いものを持っていると思います。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、軽く足を浮かせて大きく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったものの、現状厳しいのでは？と思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではしっかり踏ん張って、基本軸足を後ろに引くタイプです。 外のストレートには強いです。 外のスライダーには適当なサンプルは無かったものの、こなせないわけでは無いと思います。 コンパクトに振りきってくるスイングは、力感は無いものの、打球は伸びます。 捕手としては、ランナーがいても膝を付くタイプで、基本ワンバウンドも止めてきますが、後ろに大きく逸らしたりも散見されます。 通常のキャッチングにはまずまず見所があります。 右手を出しっぱなしのケースが多いですが、ファールチップ対策が出来ていないのは？ 肩はかなりの強肩だと思います。 と言うことで、中々見所のある選手ですが、欠点も多く散見されるわけですので、冬の間に矯正して、来年進化した姿に出会いたいですね。 （２００９年１１月２０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 谷口 雄也 （愛工大名電） 日ハム |
三塁手 センター 右/左 １８１・７７ |
恵まれた体格でバランスの良い大型三塁手。 打撃は適度に膝を折った気持ちオープン、あるいはスクエアのスタンスで、 グリップを左肩の前に、バット斜めに、適度に脱力した自然体で癖のない構えから、 右足で密かにリズムを刻んでタイミングを計って投球を待ちます。 相手投手が膝を伸ばしてテイクバックを取り始めるあたりから右足を上げ、上体を捻ってグリップを耳の後ろへ移動させてトップを形成し、スイングに移行します。 神戸国際との練習試合では初回先頭打者として、岡本の内角ストレートを開かずに肘を畳んで最短距離からバットを出し、キッチリ捕えて体に巻きつくようなフォロースルーで見事に右前へ弾き返し、タテスラにも膝を使ってまではいきませんが、柔らかさを感じさせるリストワークでついていっておりました。 また東海大会で掛川西・小崎から外のチェンジアップでやや体勢を崩されながらも右中間へ持って行った二塁打などは、リストワークに柔らかさと強さを感じさせ、迫力ある打撃でした。 あまり腿を上げず、しかしピッチは広めのライオン走法チックに駆け抜ける足も大型の割に速いと思いますが、先述の二塁打の際には三塁を窺うような姿勢だけでも見せて欲しかったですね。 守備はシートノックを見る限りはショートで育てて欲しい、と思うほど柔らかさがありましたし、肩もそこそこ強そうでしたが、試合では強烈なライナーを弾いたり、捕手からのショートバウンドの送球を後ろへ逸らしたり、といいところを見られませんでしたが、打球への反応はもう一つなのかな？と思いました。 しかし私が東海大会で観た選手の中で、最も魅力を感じた選手で、今後の成長も非常に楽しみな選手だと思います。 （０９年１２月 わかわしさん情報） 各種雑誌に載っており名前は知っていましたが、今まで観戦縁が無く今回初めて見れましたが最終寸評は以下の通り。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを上げての、かなりの内への移動が見られます。 ただ、サイドスローの投手のインサイド低めのストレートに対して、ライトにきっちり引っ張ってきます。 関節の可動域が広そうですし、例外の打者だと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外の逃げていくシュートボールにも、膝を柔軟に使って、リストワーク良く、レフトに叩いてきます＾＾ ファールにはなりましたが、レフトスタンドにあわやＨＲかと思わせる打球も放ってきます＾＾（高校通算４４ＨＲだったようですが、中々逆方向にここまで飛ばせる打者は高校生では見られないですね） 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングは力感があり中々だと思います＾＾ 守備範囲はかなーり広いですし、身体的な能力の高さを伺わせます＾＾ 足は速いですし、スタート良く盗塁も狙ってきますし、隙を突いた好走塁も魅せてきます＾＾ 途中からかなりのピンチの場面に投手としてマウンドに登ったのですが、公式戦の登板は今まで無かったようですけど、テイクバックがかなり大きく、悪くは無いのですが、将来的には投手は無理です。 ただ、１度マウンドを降りたのですが、再び登板した際には、１打サヨナラコールド負けの場面を凌ぎきった勝負強さは光りました。 センターとしての肩は見れなかったのですが、１３５`くらいのボールを投げていましたし、地肩は良いと思います。 ★まとめ まあ、事前に各球団のドラフト予想で、今年の高校生の中では一番と書いたのですが、理由は以下。 打法に欠点はあっても、それを凌駕する身体的な能力と、関節の可動域の広さと、抜群のセンスがある事（野手でここまで見ていてワクワクさせられた高校生は数少ないです）。 守備も上手いですし、足も一級品である事。 まあ、ここまでは何年かに１人くらいはいるのですが、一番の売りはチームの絶対的精神的支柱であった事です。 ボロ負けの試合の中でも、球に食らいついて勝負を諦めない姿勢をチームに示し、また殆ど投手として投げていないにも関わらず、この選手がマウンドに上がるとナインに安心感が漂った点（結果最後は打たれたのですが）。 また外野としても高校生ではトップランクですが、元々内野手なので、サードも守れる事。 更に、お亡くなりになった同僚だった選手のバットを、親御さんに懇願して譲り受けて、そのバットを使って快打を連発して、チーム一丸として戦う姿勢を示した男気！ 本当にこの選手を獲得した日ハムはお買い得の指名だったと思います（もし甲子園に出ていたら、外れ１位若しくは２位でなければ獲得できなかったでしょう）。 将来的には、巨人の小笠原を越えるものを持っていますので、ライバルの智弁和歌山の西川と切磋琢磨して、末永く超一流選手としてプロの領域で大活躍してほしいと願っています＾＾ （２０１０年１１月２２日掲示板にて寸評） |
★★ |
| 荒川 裕也 （誉） 東海学園大 |
？・？ 右投右打 ショート |
秋の大会は１番を打っていました。 コンスタントに強烈な打球で長打を打てるバッターのような感じでバットコントロールも非常によく夏の大会で愛工大名電の余語から１塁線に強烈なあたりで２ベースヒットを放ちました。 遠くに飛ばす力もあるように見えました。 ボールを前で捕らえて外野オーバーも打てるバッターですね。 ショートの動きは非常に良くグラブ捌きはなかなかのものが見えましたね。 足の速さはサンプルがなく不明ですが１番バッターだけに普通よりは速いと思います。 この選手も一冬越えてからが非常に楽しみですね＾＾ （１０年２月 愛知の高校野球オタさん情報） |
★ |
| 松澤 裕介 （誉） |
？・？ 左投左打 ライト |
３番バッターに適したバッターでした。 夏の大会では名電の余語から初回にヒットを打ってこのバッターのミートセンスはかなり見ものがあると思いました。 右にも左にもヒットを打てる広角バッターで引っ張ったときの飛距離はなかなかありました。 秋の県大会で中京大中京の森本からタイムリーヒット２本打つなど非常に勝負強いバッターだと思いました。 森本からあわやホームランかという大きなあたりを２本放ち球場をどよめかせました。 守備のほうは安定していて落下地点まで早く入りなかなかの守備範囲だと思います。 肩のほうは正確な送球を見せていました。 一冬越えてからの成長が非常に楽しみですね。 （１０年２月 愛知の高校野球オタさん情報） |
★ |
| 長谷川 貴博 （誉） 愛知産業大 |
？・？ 右投右打 ファースト |
夏の大会で名電の余語から最終回にかなり痛烈な打球の２ベースヒットを放ちました＾＾ パワーでもってくタイプのバッターで真芯を捕らえたときの打球と飛距離はかなりあります。 通産HRは２０本で新チームでは４番を任されていました。 余語君の後を打つバッターが心配されていましたがこの子がいればまずまず穴は埋めれると思います。 パワーだけで見ますと全国レベルのものが見れますね＾＾ しかしバッティングは若干荒削りで大振りになるところもありました。 一冬越えて課題を直してからまたパワーアップされてると思うのでこれから先がかなり楽しみです。 （１０年２月 愛知の高校野球オタさん情報） |
★ |
滋賀
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 小谷 太郎 （北大津） 近畿大 |
１７６・６８ 右・左 捕手 ライト |
小谷君ですが、先週の土曜日に行われた春季県大会の二回戦（vs彦根工業）で「７番・捕手」として、早速デビューを果たし、４打数２安打２打点の活躍でチームの勝利に貢献しました。 体はまだ細身ながらも振りはコンパクトで鋭く、右に左に１本ずつ長打を放ち、強豪の大津瀬田レイカーズ（ボーイズリーグ）で下級生の時から４番を任されていたその実力の片鱗を見せてくれました。 因みに全打席の内容は、右中間突破のタイムリー三塁打、二ゴロ、遊飛、フェンス直撃の左越えタイムリー二塁打です。 （０８年４月 ベースさん情報） 中学時代に寸評した選手ですが、高校では今回初めて見れましたので感想を。 開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げるのに同期して自身は重心を下げていき、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて３塁側に足を伸ばして大きく回し込んで軽くアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを少し上げて、内への移動はギリギリ許容範囲内かな？ コースに決まったインサイドを、肘を畳んで切れずにライトのポールに当てたＨＲは、高い技術保持者でである事を物語っています。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りもまずまずです。 左腕のストレートは苦にしないものの、左腕のコースに決まるスライダーの見極めは現状できないようです。 カーブに対しても、ストレートを待っていたのに、軸が全くぶれずにリストワークにて捉えてきましたが、膝を柔軟に使えるほどでは無いので、フォーク系には厳しいかもしれません。 今大会は引っ張りの意識が高すぎたようで、外のボールをレフトに叩けず、引っ掛けてばかりだったのは？？ 結構上体がホーム方向に被さっているのですが、その位置を戻していく動きは無いので、位置は変わらないのですが、頭の高さは変るので、ミスショットも多い。 ヘッドの立った振り切って来るスイングはまずまずで、高校通算３４本のＨＲを放っていたようですが、資質の片鱗は伺えました。 足は遅くなく、リードは大きく取れるものの、売りに出来るのかどうかはサンプルが無く不明でした。 守備は、ポジショニングはまずまずで、肩もまずまず良い方だと思います。 と言う事で、中学時代から成長はしましたけど、期待した成長曲線には達しなかったのが残念です。 次のステージでの更なる進化に期待したいものです。 （２０１０年１０月３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 中村 大雄 （北大津） ミキハウスREDS |
１７４・７０ 右・右 外野手 |
この人も大津瀬田レイカーズ時代から、有名な選手。 選手層の厚い北大津にあって、昨秋から、レギュラーを掴み取り、１番・センターとして出場しています。 選抜高校野球の直前に皇子山球場で行われた福知山成美（京都）との練習試合では、ＨＲを放つなど、一冬越えて、スイングの鋭さが増して、甘い球は、スタンドに放り込むパワーがあります。 （０９年４月 ベースさん情報） |
★ |
| 北林 雅也 （北大津） 佛教大 |
レフト １７８・７５ 右・左 |
事前には注目していませんでしたが、結構気になりました。 開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを少し動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を軽く引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内です。 ただ、インサイドには肘の畳み方も甘いようで、現状厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 落ちる系統のボールにも、膝を使って、振り切りながら捉えてきます。 左腕の変化球も、レフトに叩けます。 高めも被せて叩けます。 頭の高さは変るので、ミスショットもかなり出てしまいます。 振り切って来るスイングはまずまずで、甘いボールに対しての打球は速いです。 足は速いですが、走塁の判断がどうなのか？？ 守備はイージーなものばかりで、正直良く分からなかったですし、肩もサンプルが無く不明でした。 と言う事で、打撃は中々面白いものを持っていますので、大学で技術を更に高めて、打撃以外の部分で何か売りに出来るものを作っていくと、面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１０月２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 山口 元気 （北大津） 龍谷大 |
捕手 １７４・７８ 右・右 |
この選手は事前には全く注目していませんでしたが、ライブで観た際に直ぐに掲示板で褒めましたが、かなーり良い選手ですよね＾＾ 気持ちクローズに構えて、グリップを顎よりも少し上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を高めに引き上げて、回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。 大きくクローズに踏み込んだりもするのですが、コースは読めています＾＾ グリップを少し上げての、かなりの内への移動が見られます。 ただ、インサイドに対しては、肘の畳み方が異常に上手で、右手の押し込みも使って、完全に捌ききれる例外の打者です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。 当初は引っ張りの意識が高すぎだなあ？と思ったのですが、本人途中から意識を変えたと思いますが、外のストレートは軸足を後ろに引いてセンターから右に叩けますし、コースに決まった横スラもしっかり捉えてきます＾＾ 縦スラに対しても、膝をある程度柔軟に使って捉えてきます＾＾ 頭の高さは変るので、ミスショットは少ない方ですが、出てしまいます。 振り切って来るスイングはかなりの迫力ですし、ストレートには絶対的に強いですし、勿論長打力も持っていますし、左中間へのＨＲは甲子園通算１３００号だったようで、『持っています』よね＾＾ 捕手としては、通常のキャッチングには見所がありますし、ランナーがいると膝を付かないですし、ワンバウンドも止めてきます。 リードも中々で、インサイドも見せつつ、外のボール球の出し入れで討ち取ってきますし、点を与えては拙い場面では、慌てず騒がずボール球で討ち取れます＾＾ また、手詰まりになっても、今度は同じ球種でもスピードに変化をつけさせます＾＾ 肩は、投手の牽制・クイックが素晴らしい事もあるので、相手が走れないですが、ファーストへの牽制を見ましたけど、物凄い強肩だと思いますし、コントロールもかなり良かったです＾＾（多分予選でも肩が凄かったので、対戦相手は恐くて走れなかったこともあったと思います） 後は、マウンドへは投手を信じて殆ど行かない選手ですが、偶にマウンドに行った際には、普段は仏頂面なのですが、にこっと笑って投手を和ましたりと、色々考えているようです＾＾ ★まとめ と言う事で、文句の付けるところが殆ど無いわけで、即プロに行ってほしいですね。 ヌルイ大学での４年間は間違いなくムダになると思いますので、プロに行きたいのなら今が旬の時期ですし、絶対にプロでも活躍できるようになると確信しています。 高校生の捕手でここまで煩い管理人が絶賛したのは初めて（智弁学園ー法政大の土井でも少し文句をつけたし）だと思いますので、是非末永くプロと言う領域で大活躍して欲しいと願っています＾＾ （２０１０年１０月３日掲示板にて寸評） |
★★ |
| 畠中 健司 （滋賀学園） |
１８０・７２ 右・右 遊撃手 |
攻守に渡って野球センスが光る選手です。 とくに守りの面で、軽快な足の運びでショートに要求される守備範囲が広く、堅実なグラブ捌き。 （０９年４月 ベースさん情報） 甲子園でも気にはなったのですが、各種雑誌にも名前が出ていますが、予選を見ての感想を。 大きく開いて爪先を立てて、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が膝を引き上げた所で、ホーム方向に爪先を付いて、腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 気になるのが、構えで上体が反っている部分（踵体重まではなっていない）。 グリップを少し上げて、かなりの内への移動が見られます。 インサイドには当然厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かずに、踏み込んだ足では踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。 外のストレートは右方向に強く叩けます。 で、一番驚いたのが、落ちるボールには膝を柔軟に使って、リストワークにて処理してきた部分＾＾ 甲子園ではこの部分は分からなかったですが、中々のセンスしてますね＾＾ 上体が反っているので、打ちに行く際にその反りを戻して行く動きと、且つ頭の高さも変るので、ミスショットも多くなってしまいます・・・・ 振っては来ますが、スイングに恐さは感じないです。 足も速いようで、セーフティーバントも狙ってきますが、盗塁はサンプルが無く不明です。 守備に関しては、フットワーク良く、グラブ捌きもまずまずで、肩も良いですし、スローイングも安定しています。 前へのダッシュからのランニングスローなども魅せますし、守備職人と呼ばれているようですが、確かに安心感のある守備だと思います。 と言うことで、打撃ですねえ。 打撃の資質も高いと思いますので、上体の反りを辞めて、グリップの内への移動を緩和して、バットを振り込んでいくと化けると思います。 夏の進化を楽しみにしたい選手です。 （２０１０年６月２６日掲示板にて寸評） 下級生時代にも感想を書いていましたが、正直一目見て感想も書かないつもりだったのですけど、２試合目を見て気が変わったので、時期は逸してしまいましたが感想など。 バスター打法を採用し、開いて膝でタイミングを計りながら、投手が腰を落とし始めた所から膝を引き上げて大きく回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップを耳の高さまで上げて、頭の後ろから見える位置までの異常な移動も見られます・・・・ インサイドのストレートには当然厳しいのですが、インサイドの甘い縦スラはＨＲを叩きこんできました。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足で踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。 外の難しい低めの縦スラに対して、膝を上手く使ってライトに打てるのは高いセンスです。 頭の高さは変わるので、ミスショットも多いです。 振り切ってくるスイングは見どころがありました。 まあ、７番を打っていましたが、不調だったのでしょうが、それでも右の強打者がバスター打法を採用すると言うのは恰好が悪すぎです・・・・・ 足も遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは不明です。 守備の動きは良かったですし、肩も良いですし、スローイングも安定していました。 と言う事で、資質的には素晴らしいものを持っているのですから、グリップの内への移動を緩和して、バスター打法は捨てて、大学で進化できれば真のドラフト候補と呼ばれるようになると思います。 ４年後の進化に期待したいものです。 （２０１２年２月２１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 芝田 桜次郎 （滋賀学園） 國學院大 |
サード １７３・７５ 右・左 |
全く知らない４番を打っていた選手でしたが、時期は逸してしまいましたが、かなり面白いものを持っていると思います。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを大きく回しながら、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドのストレートのサンプルは無かったのですが、インサイドのスライダーには詰まっていましたので、もっと肘の畳み方を進化させたいものです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 左腕のストレートは全く苦にせず、左腕の難しいスライダーに対しても、膝を柔軟に使ってリストワーク良くレフト前に運んできます＾＾ 外のストレートは左中間に、甘くなると右中間へと、広角に長打を打ち分けてきます＾＾ 頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。 フォロースルー大きく振り切ってくるスイングは中々の代物でした。 足は遅くは無いですが、売りには出来ないようです。 守備に関しては、がっちり腰を落として捕球して、グラブ捌きもまずまずで、肩も良いですし、スローイングも安定していました。 と言う事で、雑誌にも名前が載っていなかったように記憶していますが、資質的にはかなり面白いものを持っていますので、大学で技術を更に高めて行ければ、かなり面白いと思います。 ３年後の進化に期待したいものです＾＾ （２０１２年２月２１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 目片 信之祐 （比叡山） |
？・？ 右・右 外野手 |
大津瀬田レイカーズボーイズ時代（２００７年の春に全国優勝）から有名だった捕手。 現在は、外野手での起用が多いですが、下級生ながら、核弾頭として、チームを引っ張っています。持ち前の力強いスイングから生まれる長打力が魅力です。 （０９年４月 ベースさん情報） |
★ |
| 荒居 和真 （水口） 甲賀医療専門学校 |
捕手 １７５・８０ 右/右 |
見栄えのいい体格で、１年生ながらチームの４番に座っています。 ５回からの観戦で、じっくり見れたのは２打席のみでしたが、レフトポール際にあわやホームランの大ファールを放つなど、いい雰囲気を感じる打者に見えました。 （２００８年９月 ベースさん情報） 全く知らない選手でしたが、面白いものを持っていましたので、時期は逸してしまいましたが感想を。 気持ち開いて、グリップを顎の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られました。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外のストレートはセンターに叩けますし、右中間に大きな当たりも放ってきます。 外の低めの難しい縦スラも、膝と股関節を使って拾って来ます＾＾ 頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってくるスイングは中々でした＾＾ 捕手としては、通常のキャッチングにはまずまず見どころがあります。 ランナーがいても膝を付くタイプですが、ワンバウンドは止めては来ましたが、安心感は無いです。 肩は捕ってから素早いですし、地肩も良いと思います。 リードはピンチの際にもインサイドをどんどん攻めてくる攻撃的なリードが特徴的でした。 と言う事で、全くの無名の選手ですし、進路は分かっていませんが、攻守に面白いものを持っていますので、大学で欠点を矯正して行ければ、かなり噂になるのではないでしょうか？ ３年後の進化に期待したいものです。 （２０１２年２月２３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 杉中 瑞規 （彦根東） 同志社大 |
捕手 １８１・７０ 右・右 |
全く注目していませんでしたが、順調に伸びれば、来年騒がれるのでは？ 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を適度に引き上げて、回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプで、内への移動も見られ、ヘッドを投手方向に倒す。 上記欠点もあり、クローズに踏み込むのですから、当然苦手だろう？と思いましたが、肘を畳んで引っ張れるのですが、やや詰まります。 グリップの内への移動を緩和して、クローズも緩和すれば、確実にインサイドを捌けるようになると思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のスライダーも、甘ければ問題なくこなせるようです。 選球眼は良いと思います。 振り切っては来るものの、スイングに鋭さは足りないのですが、ミート力はまずまず高い選手だと思います。 捕手としては、通常のキャッチングは無闇にミットを動かさないですし、まずまずだと思います。 ランナーが出ると膝を付かないですので、ワンバウンドも止めてきます。 地肩の強さはそうでもないかな？と思いますが、素早くコントロールの良い送球は中々では？ と言う事で、掘り出し物の選手だと思いますので、上記欠点を徐々に矯正して進化すると、ドラフト候補と呼ばれるのでは？ 期待してみたい＾＾ （２００９年４月１７日掲示板にて寸評） 下級生の際にも感想を書きましたが、時期は逸してしまいましたが一昨年の模様も見れましたので感想を。 気持ち開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げて、頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？ インサイドに基本手が出ないのですが、偶にファールにはなったものの引っ張れたりも見られましたので、グリップの内への移動を緩和すれば木製でもこなせるようになるのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外の縦スラには、膝と股関節は結構使えるようで、甘いと打てます。 外のストレートはライトに叩けます。 頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってくるスイングには少し力感も出ましたが、下半身が使えず腕で振りがちなのが？ 捕手としては、通常のキャッチングには見どころがあります。 ランナーがいる際には膝を付かない方で、ワンバウンドも止めてきます。 肩は良いのですが、コントロールの精度はもっと上げたいものです。 と言う事で、やっぱ面白いものを持っている選手だと再確認できましたので、大学で欠点を矯正できれば面白い強打の捕手が誕生するのではないでしょうか？ ３年後に期待したいものです。 （２０１２年２月２５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 平井 至 （彦根東） |
ライト １７７・７８ 右・右 |
全く知らない選手だったのですが、この選手の打撃は欠点もありますけど凄かったですので、時期は逸してしまいましたが感想を。 略スクエアに構えて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から下半身を始動してホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから足を上げて気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプで、頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？ インサイドには当然ドン詰まりとなってしまいます・・・・ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。 難しい縦スラにも膝を使ってファールで逃げれますし、甘くなると強烈に叩けます。 高めのストレートはバットを被せてセンターオーバーの長打を放ってきますし、外のストレートはライトフェンス直撃弾を放ってきます。 頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。 腰の入った振り切ってくるスイングは強烈です＾＾ 守備範囲は広いですが、肩はサンプルが無く不明です。 足も遅くないですが、売りに出来るのかどうかは不明です。 と言う事で、進路は分かっていませんが、大学ではグリップの内への移動を緩和させてインサイドを捌けるようになって、肩が良いのであれば非常に面白い存在となると思います。 ３年後の進化に期待大です。 （２０１２年２月２５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 布内 裕斗 （近江） 成美大 |
左翼手 右/右 １７９・７６ |
均整のとれた立派な体格が目を引きます。 打撃は適度に膝を折ったややクローズのスタンスで、グリップをやや体から離して顔の高さに、背筋伸ばすも若干猫背気味にバットを立てて構え、 相手投手が上げた膝を下ろし始めるあたりで、重心を軸足へかけながらグリップを捕手側へ移動させ、相手投手のテイクバックあたりで左足を捕手方向へ少しステップし、 耳の後ろで作ったトップからコンパクトにスイングし、力強くボールをシバきます。 ただボールを乗せたり押しこむ感じのスイングではないですし、フォローも小さいので放物線の打球は出にくいタイプでしょうか。 神港・前仲の伸びのあるストレートに対しても振り負けずに強烈な打球を連発しており、ストレート系には強そうですし、甘い球を逃がさない集中力も光りました。 反面打撃が硬いというほどではないのですが、リストワークなどあまり柔軟性を感じませんので、3番を打っていますが打てる幅はそれほど広くはなさそうな印象を持ちました。 足や守備に関してはサンプル不足でよくわかりませんが、今後の成長に期待したい選手です。 （１０年１月 わかわしさん情報） |
★ |
| 近藤 隼 （近江） 立命館大 |
中堅手 右/右 １８２・７５ |
長身、均整のとれた見事な体格の持ち主。 打撃はひざを気持ち折る程度の狭めのスタンスで真っ直ぐ立ち、グリップをヘルメットの高さで、ヘッド揺らぎながらバットを立てて悠然と構えます。 相手投手が上げた膝を下ろしてステップに入るあたりで左足を高く上げてタイミングを取り、グリップを耳の後ろへ移動させてトップを形成、ヘッドスピードの速さを感じるスイングで振り切ります。 グリップの位置が高い分やや振り出しにロスを感じますが、ミートしてからの押しこみの強さで飛距離も出せます。 フォローはそれほど大きくないのに迫力を感じるスイングですね。 神港戦では広い球場と深い外野守備に長打を2本損しましたが、前仲から左中間二塁打を含む3本の大飛球を飛ばしておりました。 足は大飛球を放った際のダッシュしか見れてませんが、綺麗なランニングフォームからして並み以上のものはあるかと推測します。 守備は中前へフラフラと上がった飛球をダイビングキャッチする姿を見れましたが、無難な動きだったと思います。 肩に関しては力を入れた返球を観ておらず不明ですが、投げ方からして強いのではと推測します。 今後が非常に楽しみな選手だと思います。 （１０年１月 わかわしさん情報） 事前に読者の方に聞いていましたし、雑誌にも名前が挙がっていますが、昨夏初めて（春は出ていたのかどうかも記憶に無い）見た感想は以下の通り。 福井県からの留学生のようです。 クローズに構えて、グリップをヘルメッドよりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて、クローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で（当初のグリップの位置も高すぎです）、内への移動も見られます。 インサイドには現状手が出ないですし、かなり厳しい状況でした。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースが多かったです。 どうも引っ張りの意識が強すぎるようで、外のスライダーも引っ掛けたりと・・・ 甘い変化球はレフトスタンドにＨＲを叩き込んでいましたが、滋賀大会の通算５００号のメモリアルアーチだったようですが、まあ何かを持っているのでしょう＾＾ 頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも多かったですね・・・ 振っては来ますが、スイング的には鋭さには欠けていました。 足は売りに出来るのかどうかは良く分からなかったです。 守備は無難にこなしていましたが、秋からショートにコンバート（今年からは外野のようです）されたようですが、これは見ていないので全く不明です。 ということで、確かに面白いものは持っていますが、まだまだです。 夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年６月２６日掲示板にて寸評） |
★ |
京都
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 松田 龍篤 (龍谷大平安） 東京情報大 |
一塁手兼外野手？ 右/右 １８０・７３ |
現西武で平安OBの、炭谷銀仁朗の母方の従兄弟にあたるそうですが、確かに骨格のしっかりとした体格、両脇を開けてドカドカと走る姿は銀仁朗そっくりです。 登録は外野手ですが、この日は8番・一塁で登場。 打撃は膝を折ったスクエアスタンスで、グリップは顔の前あたりに少し離して、バットを寝かせ気味にセットした構えからヘッドを回しながら投球を待ち、足を上げてから思い切り良くスイングしてきます。 好投手の智弁和歌山・岡田相手にはスピードについていくのが精一杯という感じでしたが、第一打席で詰まりながらもレフト前へヒットを放った時のしっかりと振り切ったスイングには力強さを感じました。 足は走り方が悪いわりには、遅いと言うほどではなかったと思いますが、走塁の状況判断の悪さなど目に付きましたし、これから勉強といったところでしょうか。 守備は不慣れなポジションなのかもしれませんが、観ていて冷や冷やしました。 しかし一塁ベース付近で、一塁目がけて激走してきた智弁和歌山・勝谷と激突して吹っ飛ばされてもボールを離さない根性は買えますね。 現状すべてにまだまだですが、平安待望の大型スラッガー候補として、どこまで成長するか楽しみな選手です。 （０８年５月 わかわしさん情報） 危うく見逃すところでしたが、負けている９回の２アウトから２年生なのに（普通は最後の夏ですし３年生を送るところですが、監督からも打撃を買われているのでしょう）代打に送られたのですが、１打席で資質の高さを理解できました＾＾ 数字を確認したら、予選でも１０打数５安打を放っていたようです。 気持ちクローズに構え、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 サンプルは無かったものの、現状インサイドには厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはやや足りないようです。 で、２ストライクと追い込まれたのですが、外の低めの難しい縦スラに対して、咄嗟に溜めて、膝を使って腰の入った素晴らしいスイングにて、レフト・センター間を真っ二つに割る長打を放ってきたのには驚きました＾＾ スイングの迫力は只者ではないですね＾＾ まあ是だけの打撃センスを持っているのに、スタメンではなかったのは守備に問題があるのでしょうか？ まあ秋から中軸を任されると思いますが、打撃だけは必見のものを持っています。 後はインサイドをこなせるようになって、守備も真面目に練習すると、来年雑誌に名前が載るのでは？ 期待したいですね＾＾ （２００９年８月２５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 今西 健太 （龍谷大平安） 龍谷大 |
中堅手 右/右 175〜7ぐらい？ 68〜70ぐらい？ |
昨秋から気になっていた選手で、昨秋は１番、沖縄遠征で３番、今大会は５番に座っています。 膝をあまり折らずにグリップを顔の高さ辺りに、ヘッドやや投手方向に向けて構え、上体を捻りながら足を上げてタイミングを取り、踏み込んで横からレベルにスイングします。 昨秋はバットを体に近づけて立てた構えから足を上げず横からレベルに振っていて、踏み込みが弱くてかなり腕が硬く窮屈なスイングでしたが、だいぶ腕の硬さなどはとれたと思います。 しかし上記スイング軌道に加えて上体を捻るので、相変わらず差し込まれる打撃が多いですね。 また踏み込みの弱さは解消されたものの、タイミングが合わないことも多いようです。 ただ昨秋も成美の島本からほぼ左手一本で詰まりながらレフトオーバーの二塁打を放ったように、パンチ力はありますね。 体がブレず真っ直ぐ駆け抜ける足は速く、一塁を駆け抜ける際にも加速しているのがわかるような、陸上選手のような走りですが、走塁に生かされているのかどうかはわからず。 当然守備範囲は広く、肩も強いですし、身体能力の高さが窺えます。 特に打撃面の成長を期待したい選手です。 （１０年４月 わかわしさん情報） |
★ |
| 久須美 亮太 （京都外大西） 駒沢大 |
捕手 １７３・６２ 右・右 |
戦術頭脳派なスーパー捕手が見つけ、強肩含めるいい急成長でき上げました。監督から実力であることも正捕手の座になりました。 （０８年７月 すきさん情報） まだ骨格ができていない感じの、華奢な体つきの選手。 打撃は大きく左足を引いて膝を深めに折ったオープンスタンス、背筋伸ばしてバットをかなり短く持って、グリップ体から離して胸の前に立てて揺らぎながら構え、相手の投球動作に合わせて左足をスクエアに戻しながら上げ、１塁側を少し蹴るようにしてタイミングをとり、グリップの移動少なく体に寄せた浅いトップから、ややアウトステップしてコンパクトに上から叩くスイングで、センスの高さは窺えるものの非力な感じは否めず、１年にしてはシャープだと思いますが、打撃はこれからでしょうね。 やはりこの選手の売りは話題になっているインサイドワークと、反射神経、運動神経の良さでしょうね。 相手の弱点を見抜く洞察力、徹底して攻めても大丈夫な打者か、続けると危ない打者かなど非常に良く分かっているように感じました。 ただ本人の考えなのかベンチの指示なのか、何がしたいのか分からないケースもありましたが・・・。 さすがに荒れ球投手の外に流れる球には膝を突いてグラブでボールを追うように捕球していましたが、基本捕球時に膝を突かないタイプで、股を広げて深く腰を落とし、腰を左右に動かすだけで内角、外角と構える姿からは股関節の柔軟性の高さが窺えます。 またプレーの合間に、スローイング動作を反復練習してステップを踏んで定位置へ戻るしぐさをしていたのですが、キレとリズム感があり、２塁や遊撃を守らせても上手いだろうなあと感じました。 肩もリードの大きな２塁走者をストライク送球で刺すなど強肩だと思いますし、 足も中前安打を放って１塁をオーバーランする姿はスピードがありました。 体が出来た時にどんな選手になっているのか、非常に楽しみな選手です。 （０８年７月 わかわしさん情報） この選手は雑誌にも名前が出ており、かなり興味があったのですが、正直驚きました＾＾ 捕手としてなのですが、１年生でありながらこれほど捕手としての素晴らしい雰囲気を持った存在感のある捕手にはお目にかかったことが無いです（何十年も捕手をやってきたベテランの雰囲気を持っています＾＾）。 ランナーが居ても膝を付かないですし、当然ワンバウンドもフットワークを使えるので止めてきます。 キャッチングは素晴らしいのですが、ミットを動かしながら捕球するスタイルは？ 地肩は分からなかったですが、ワンバウンドを止めに行くのではなく、捕球に行きながら素早くセカンドに送球するのは凄いの一言（まあギャンブルプレーではあるのですが、かなり自信があってのプレーだったようです）。 リードも考えているとは思うのですが、投手がストライクが入らない場合に、外ばかりの配球では、相手の打者に完全に読まれてしまったのですが、この辺りは今後のお勉強でしょうか？ 打撃は、かなり大きく開いて踵を踏み込みながら、グリップを一握り余して握り、顎よりも下の高さに体から離してセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を軽く引き上げて、回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内。 ただ、インサイドを肘を畳んで捌けるのかどうかはサンプルが無く不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 まだまだスイングは非力でしたが、甘いストレートなら振り切りながらミートしてきていました。 と言う事で、まずは体つくりを地道に行い、スイングスピードのアップに務めて、外のスライダーについていけるのであれば、只者では無い捕手が誕生すると思います＾＾ 今後の進化を暖かく見守りたいものです＾＾ （２００９年５月１３日掲示板にて寸評） １年生の際にかなり好評価したのですが、昨年も見れましたけど、うーん・・・・・ まずは打撃は１年の時からまだまだではありましたけど、昨年は基本バスター打法になってました・・・・・・ 軽く開いて、バスターの構えから、耳よりも下の高さくらいまでグリップを上げて、リリースポイントから摺り足で踏み出すスタイル・・・・ グリップの内への移動が見られます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、軸足を後ろに引いて、何とか踏ん張れるようです。 踏み込みが浅いんですよね・・・・・ 頭の高さも変ってしまいます・・・・・ 振っては来ますが、スイングも相変わらず弱い。 捕手としては、キャッチングは上手ですが、ミットを動かしながらの捕球スタイルは？ ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドも基本止めては来ますが、偶に弾くケースも見られました。 右手の隠しも甘いのも？ 肩は良いのですが、握りそこなったり、シュート回転するので、コントロールの精度も低い。 リードに関しては、打者によって配球は全く違うタイプで、特徴的なのが同じ球種とコースを３球以上続けるケースが多い。 特にピンチでインサイドのストレートを３球続けて要求して、三振に切り捨ててはいましたが、ピンチの際にはこのリードは好きではないです。 と言うことで、別人のごとく全てに退化していますが、困ったものです・・・・・ 資質は良いのですから、基本に立ち戻って、もう一度一から頑張って欲しいものです。 （２０１０年３月２２日掲示板にて寸評） |
★ |
| 渡辺 悠斗 （京都外大西） 阪南大 |
レフト １８２・７８ 右・左 |
この選手正直事前には全く注目していませんでしたが、中々面白いのでは？ 開いて、グリップを耳よりも上の高さに体から離してセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるも、内への移動は許容範囲内です。 インサイドは捌けます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 左腕の変化球も苦にしないですし、きちんと見極めも出来ています。 ただ、クイックで投げられると、タイミングを合わせられないケースも見られたのは？ 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切っては来ますが、体の割にはスイングに力感は感じられませんでした。 ３打席連続安打を放った直後に、代走を告げられましたので、足は多分売りには出来ないのでしょう。 守備機会が無く、肩とともに不明です。 と言うことで、打撃は基本が出来ている選手ですので、大学でもっと進化させて、打撃以外の部分にも力を入れていくと、面白い選手が誕生するのでは？ ４年後に期待してみたいですね。 （２０１０年９月４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 今井 新水 （福知山成美） 京都産業大 |
１６８・６０ 右・左 レフト |
昨秋の府大会２次戦で１年生でただ１人ベンチ入りしていた選手で今春の府大会では、主に２番ライトで起用されていました。 体型といい打撃フォームといい福知山成美のＯＢで今春、近畿大学（関西学生野球連盟）に進学した植田秀志くんを彷彿とさせます。 準決勝の京都外大西戦では、小柄ながら、左右に長打を打ち分けたり、あわやホームランの大ファール放ったりと存在感を示していました。器用さとパンチ力を兼ね備えた好打者だと思いますね。 （０８年５月 ベースさん情報） 小柄ながら打撃センスに秀でた左打者。 打撃は膝を折ったオープンスタンスで右足でリズムを刻みながら、グリップを顔の前〜頭上の範囲を腕ごとバットをグルグル動かして構えます。 相手投手が腰を落とすところで右足を摺りながら軸足へ引き寄せて、クローズにつま先立ちで静止、リリース後グリップを耳の後ろに持っていきややクローズ、もしくは真っ直ぐ踏み込んでコンパクトにスイングしますが、きっちり振り切ってきます。 左右に打ち分ける打撃センスにパンチ力を併せ持っていますが、強引に引っ張りに行って引っかける打撃も結構見られました。 足は俊足で走塁の勘なども悪くはないと思います。 守備は判断力に優れ、動きも良いと思いますが、肩はもう一つですね。 不本意な形で甲子園への夢が早くも断たれてしまいましたが、何とか上で野球をするつもりで頑張って欲しいと思います。 （１０年３月 わかわしさん情報） |
★ |
| 小嵜 裕之 （立命館宇治） 立命館大 |
１７５・８０ 右・右 捕手 |
昨秋は、４番捕手として出場し、野球小僧に紹介されていましたが遠投１１０メートルの強肩と強打に加えて脚力もある好素材の選手です。 今春は、故障により控えに甘んじていましたが、夏は、正捕手のマスクを被るのではないでしょうか？ （０８年５月 ベースさん情報） 非常にどっしりとした下半身となで肩が印象的な選手。 打撃は膝を深めに折ったスクエアスタンスで背筋を伸ばし、グリップを体に近く胸の前に、わずかにヘッドを動かしながらバットを立てて構えます。 相手投手がステップに入るところで左足を軸足へ引き寄せながら軽く上げてタイミングを取り、上体を軽く捻りながらグリップを捕手側へ移動させ、リリースでグリップを耳の後ろまで上げてトップを形成し、鋭くコンパクトに振り切ります。 パンチ力と勝負強さを併せ持っていますが、振り出し小さくフォローも小さい、ちょっと窮屈さも感じるスイングで、打撃にスケール感はありませんね。 足は意外と並み以上はありそうですね。 野球小僧で早くから評価されていた守備面は、捕球時に膝をつかず、縦にミットを出して捕球するキャッチングも上手いと思いますし、とっさの動きも素早いのですが、ショートバウンドを後ろや横へ大きく逸らすことが非常に多かったのが印象に残っています。 リード面はタイプの違う4人の投手の持ち味を引き出すリードが出来ていると思いますが、相手の弱点を突く嫌らしいリードをする印象はないですね。 肩に関しては捕ってから投げるまでの速さ、全力で投げなくてもベース手前で伸びる送球ともピカ一だと思います。 今後の進化に期待したいと思います。 （１０年２月 わかわしさん情報） 昨年から小僧に名前が挙がっており、昨夏も期待してましたし、センバツでも見れましたので現状の感想など。 開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としたところから、軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 昨夏もセンバツも、きちんとしたインサイドのサンプルが無かったので、こなせるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。 外のストレートは右に強く叩けます。 縦スラにも付いて行けないわけでは無いものの、現状こなせるほどでは無いようです。 昨夏は状況に応じた打撃は光りましたが。 スイング的には昨年からですが、振っては来ますが、鋭さには欠けます。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまずです。 ランナーがいても膝を付くタイプで、昨夏もここ一番の場面で後ろに大きく逸らしていましたが、センバツでは何とか前には落としてくるのですが、ワンバウンドの勢いを殺せないので、弾き方が大きく、後ろに何度も逸らしたりもしていましたので、基本ワンバウンド処理は上手ではないですね。 昨夏は、どうも集中力に欠けるイニングがあり、精彩を欠いたプレーが見られましたが、集中力が続かないタイプなのかも？ バント処理の飛び出しは素早いですし、昨夏は小フライをダイビングキャッチしたりなど、身体能力は高いタイプだと思います。 昨夏も肩は良いなあと思いましたが、センバツでも牽制も素早いですし、肩の強さとコントロールの良さも見せていましたね。 リードは、まあ基本２種類しか球種のない、コントロールの甘い投手ですので、苦労していましたが、基本読みやすいです。 と言う事で、期待した成長曲線には程遠かったですが、資質的には見限れません。 何とか夏までに伸びて欲しいものです。 （２０１０年４月３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 西川 進士郎 （立命館宇治） 立命館大 |
左翼手 右/右 １７５・７０ |
なかなかガッチリとした体格をしています。 打撃は適度に膝を折ったオープンスタンスで、グリップをヘルメットの前に、バットを頭上で寝かせ気味とした構えから、相手投手が腰を落としたところで自身も重心を下げて、相手投手がステップしたところで左足を軸足へ引き寄せながらスクエアに戻し、リリースでグリップを耳の後ろへ移動させてトップを形成し、上体を前方へ突込み気味に踏み込んで、コンパクトに強くボールを叩きます。 上記打撃フォームにつき一定以上のスピードにはどうなのか？と思いますが、ミートが巧く、右方向への打撃も上手いですし、持ち前のパンチ力で本塁打を放つ力もあり、勝負強さも持っています。 足は並みぐらいはあるでしょうか。 守備は無難にこなすレベルだと思います。 肩は強くはないですが、送球の精度はなかなか高いのではないかと思います。 センバツでの活躍に期待したいと思います。 （１０年２月 わかわしさん情報） 事前に名前は聞いており興味がありましたが、初めて見た感想は以下の通り。 開いて踵を踏み込みながら、グリップをヘルメッドよりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げた所から、自身は重心を下げて行き、投手が腰を落としきった所から、軽く足を浮かせて回し込んで踏み込みスタイル。 グリップを顎の高さまで下げるヒッチ打者ですが（移動距離もでかすぎ）、内への移動は許容範囲内です。 インサイドにはファールにはなるものの、打てないわけでは無いようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外の縦スラに対しても、膝は使ってくるものの、リストワークによって完全に捉えれるほどでは無いようです。 ただ、打席を重ねるごとに見極めはしてきますし、甘いと打てます。 頭の高さはやや変るのは残念ですが、高めは被せて打てるようです。 鋭く振り切ってくるスイングは、まずまず力感がありますね。 打撃以外では、足もまずまず速いようで、盗塁も狙えるようです。 守備も、打球の追い方などはまずまずですし、地肩は良く分からなかったですが、低く強い送球でホームで差してきたのは刺せる肩では？ と言うことで、打撃ではヒッチの部分と、肘の畳み方と、頭の高さが変る部分くらいでしょうから、夏までの進化次第では面白い選手が誕生するのではないでしょうか？ 期待してみたいですね。 （２０１０年４月３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 田口 真基 （立命館宇治） 立命館大 |
？・？ 右・左 外野手 |
立命館宇治の左の主砲で、１年の秋からクリンアップの一角を担っています。 左投手にやや苦手な感はありますが上背のあるスラッとした体型から左右に打ち分ける打撃と鋭い打球が印象的な好打者。 （０８年５月 ベースさん情報） 長身、細身の外野手ですが、昨秋はレフト、今春はライトを守っていました。 打撃は右足のかかとを浮かせた気持ちオープンのスタンスで、膝を適度に折って背筋を伸ばし、グリップは左肩の前方、あごの高さにセットして、中々隙のない構えで投球を待ちます。 相手投手が腰を落とすあたりで右足を捕手方向へ引いて(軽く上げることもある)タイミングを取り、上体を少し捻りながらグリップを耳の後ろへ移動させてトップを形成し、インサイドアウトならぬアウトサイドインでコンパクトに振り切ります。 スイング自体はコンパクトなはずなのに振り出しが遠回りに見えるのは、上体を捻るせいだと思いますが、終始頭が動かないのは良いですね。 昨秋の時点では鋭さに欠けましたが、大分シャープに感じられるようになったと思いますし、持ち前のミートセンスで左中間、右中間にライナーを飛ばします。 ただ上記スイング軌道かつフォローも小さいので、放物線を描く本塁打などは出にくいでしょうね。 足は並ぐらいのものはあり、走塁の勘も悪くはなく、機動力を使った戦術にも十分対応してきます。 守備は昨秋は打球の追い方など観る限り不安があるように見受けられましたが、今春は観戦位置からライトが全く見えず、成長したのか不明です。 肩に関してもサンプルがなく分かりませんが、打撃は順調に伸びてますので、更なる成長に期待がかかる選手です。 （０９年６月 わかわしさん情報） |
★ |
| 清水 祐太 （立命館宇治） 立命館大 |
セカンド １８２・６７ 右・右 |
この選手は多分昨夏も出ていたように思いますが、当時は他に寸評対象が多すぎて、この選手まで手が回らなかったのですが、センバツの感想は以下の通り。 開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は無いタイプです。 まだ肘の畳み方が甘い面も見られますが、広陵の有原のインサイドのストレートを引っ張りきれるのは好感です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のストレートは右方向に強く叩けますが、外のスライダーに対する対応力はあの試合では分からず。 頭の高さは変るタイプなのは残念。 打撃以外では、ストレートの際に走っていましたが、捕手が良いボールをセカンドに投げて、スライディングのスピードが落ちずにぎりぎりアウトでしたので、足は使えるほうだと思います。 守備範囲は広いと思いますし、体を反転させてのファーストへの強い送球を見ると、体の強さもあるようです。 カットプレーの際に、中継に入って、ホームへ良い送球してきた姿を見ると、肩は結構強いのでは？と思います。 と言うことで、下位打線を打っていましたが、外のスライダーの対応能力が有るのであれば、少し矯正すると上位を打てるようになりますし、将来的に面白いのでは？と思います。 取り合えず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年４月２日掲示板にて寸評） |
★ |
| 近本 大甫 （京都成章） 大体大 |
１７４・７１ 右・左 サード |
わかわしさんが紹介されている黒田雄太郎・梁有知をはじめとした強力打線の京都成章にあって２年生ながらクリンアップの一角を担っています。 バットに当てるのが上手で、左打席からヒット量産。 （０８年５月 ベースさん情報） 生観戦の際には正直覚えていないのですが、準々決勝では打ちまくっていました＾＾ 気持ち開いて、膝でタイミングを計り、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを小さく動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを耳の高さまで上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のボールも強く叩けますし、ストレートにはかなり強いと思います。 縦の変化球にも付いていけるのですが、完全なるダウンスインガーなので（低めのストレートも上から叩きつけてきます）、低めに決まるとどうかな？と思います（膝は柔軟に使えるほどではないようですし）。 シャープに振り切ってくるスイングはまずまずです。 足も遅くは無いですが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは不明です。 守備は、準々決勝では殆どサンプルが無く、生観戦の際にも見ていなかったので、良く分からなかったですね。 と言うことで、打撃には見所がありますので、打撃以外の売りが出来ると面白い選手だと思います。 とりあえず、夏までの進化に期待してみたい。 （２０１０年３月２０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 村松 一輝 （京都成章） 神戸学院大 |
ショート １８１・６６ 右・左 |
生観戦時には詳細には分からない部分も多かったのですが（正直この選手まで手が回らなかったことも要因）、妙に気になりますので、先物買いでご紹介してみます。 膝を結構折って、開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを少し上げての、内への移動が見られます。 観戦日はインサイドのサンプルが無く、捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 開くので、外のストレートを強く叩けないようです。 頭の高さが変るので、ミスショットも多くなる。 振っては来ますが、まだまだヘッドスピードが足りないので、力負けするケースが多かったです。 書いた内容から打撃には良い所は無いように思えるでしょうが、ミート力はあるので、バットを振り込んで、きちんと踏み込んだ足で踏ん張れるようになるだけで、がらり一変する資質だと思います。 足も速い方だと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは不明です。 守備は準々決勝ではサンプルが無かったのですが、生で試合前の練習を見た際には、大きな体ですけど動きが良かった記憶があります（他に見なければならない選手が多すぎて、集中できずにこの選手まで手が回らなかったのですが・・・・・）。 と言うことで、少し治すと一変する資質ですので、夏までの進化に密かに期待したいものです。 （２０１０年３月２０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 岸 翔太 （京都明徳） 大阪ガス |
三塁手 右/左 推定177・76 |
すでに高校通算20本を超える本塁打を放っているとの噂のある選手。 打撃は膝を適度に折って背筋を伸ばしたオープンスタンス、グリップを胸文字の高さでバットを真っ直ぐ立てて構え、相手投手が腰を落としたところで右足をスクエアに引いてから軽く内に入れつつ上げてタイミングを取り、グリップを耳の後ろへ移動させてトップを形成、フォロー大きく思い切りよくスイングします。 観戦日は鳥羽・西川の速球に力んで遠回りの振り出しになっていましたが、軌道そのものはあまり大きくはないので、力みが取れれば意外とコンパクトに振れるのではないかと思います。 守備の動きはシートノックを観る限りサードとしては無難だと思いますし、肩は強い部類ではないでしょうか。 足も遅くはなかったと思います。 左のスラッガーとして今後の成長に期待したいと思います。 （０９年７月 わかわしさん情報） |
★ |
大阪
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 勧野 甲輝 (ＰＬ学園） 楽天 |
右翼手 ファースト 右/右 １８３・８４ |
いわずと知れた超有名選手ですが、てっきりリストに載っていると思ったらまだ載ってませんので。 打撃は膝を適度に折ったスクエア、背筋伸ばして上体をホームに前傾、グリップを顔の高さで捕手よりに、ヘッドを投手方向に向けてバットを立てた構えから、相手投手が腰を落とすあたりで左足の踵を浮かせたつま先立ちになり、2.3度左足で地面を小刻みに突きながら、左肩を内に入れつつヘッドをさらに投手方向へ向けて深いトップを形成し、1年生とは思えないスイングスピードで振り抜きます。 振り幅は意外と小さいのですが、トップでかなりヘッドが投手方向を向きますので、振り出しは遠回りの軌道に見えますね。 また内角に詰まるのを嫌ってか、ややアウトステップして早く腰が開いて、球を迎えに行くようなケースも見られました。 しかししっかり捕らえた時の、インパクトしてから右手で押し込んで、豪快にフォローへ持って行く打撃はやはり迫力がありますね。 守備と足に関してはあまり注意して見てなかったのでよくわかりませんが、肩は元々投手もしていたので強いのでしょう。 打球が上がらなくて悩んでいるようですが、今後も期待を持って見ていきたい選手です。 （０８年１１月 わかわしさん情報） まあこの選手も昨夏生観戦して見ましたが、その日は先発大槻を継いで途中から公式戦初登板もしましたのでその模様も交えて感想など（中学時代には投手としてのみ見たので感想も書きましたが）。 まずは、センバツの模様から打撃の感想を。 略スクエアに構え、踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、投手が腰を落とし始める所から、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます（昨夏は許容範囲内だったのですがねえ？）。 インサイドには肘を畳んで振っては来ますが、膝が割れて、踏ん張れないですし、相手が秋山の速球とは言え、バットにかすらないですね（軸足も無闇に後ろに引きますし）。 どうも打ちに行く際に、上体がホーム方向に必要以上に被さっていくのも、目線がぶれている原因では？ インサイドを攻められて、打てないですので、徐々に開いていくので、外の変化球は突っ込んでボールを追いかけてしまいます・・・・ 昨夏は、アッパーまでは行かないものの、ヘッドが下がり気味で球をバットに乗せて飛ばすタイプだなあと思いましたが、センバツでは高めのストレートをセンターへ打った際には成長したかな？と思ったのですが、まだヘッドが下がり気味ですね。 昨夏の公式戦初登板の模様から、投手としては以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から、テイクバック大きく投げ込んでくる。 捻転差も維持しようとしているものの、やや着地が早い。 左腕の使い方は上手だと思います。 テイクバックが大きいので、腕を引き上げるタイミングも遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりとかも無く、グラブは抱え込みます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいの重そうなストレートと、カーブと縦スラを投げていました。 ストレートの威力は十分も、観戦日は変化球はイマイチでしたね。 コントロールも纏めては来ましたが、基本球威でねじ伏せていました。 と言う事で、現状の打撃では腰痛があったにせよ厳しいと言わざるを得なく（日ハムの中田っぽい匂いがプンプンしますが、新２年生の比較では中田のほうが上）、体がもう野手っぽいので投手に戻せるのかどうかは分からないですが、個人的には今なら投手としてやり直せる時期だと思います。 打撃も根本的な欠点を矯正できると勿論ありですけど、中々修正しにくいのでは？と思いますし、今後豪腕投手として進化したほうが良いのではないでしょうか？ （２００９年４月１６日掲示板にて寸評） 夏観にいった際には、足を故障して、試合前の練習にも参加できませんでしたが、春の動画で１試合フル（夏は打撃だけ）で見れましたので、最終感想を。 軽く開いて、踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く膝を引き上げて、軽くアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内っぽいです（ここは良くなったと思います）。 インサイドも甘いと飛ばしてきますが、ファールとなってしまいます。 また、センターに少し詰まるものの、良い当たりを放って来たりもしますので、今後の努力によっては完全にこなせるようになるのではないでしょうか？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見されました。 外のストレートは右に叩けるようですが、踏ん張りがたりないので、ややミート中心なのは残念ですが、少し甘いと左中間に叩いてきます。 低めのカーブを、膝を結構柔軟に使って飛ばしてきたのですが、是は初めて確認できた部分ですが、中々でしたね＾＾ ただし、外の縦スラの見極めは出来ないようで、脆そうな感じを受けました。 頭の高さは変るので、真ん中付近のボールでもミスショットしたりも見られました。 振り切って来るスイングは、中々です。 打撃以外では、足は遅く、売りには出来ません。 守備は、殆ど映っておらず、良く分からなかったです。 ★まとめ と言う事で、２年生のセンバツで見た際には、こりゃあ厳しいと感想も書きましたが、その後はスランプにてベンチ入りも出来なかった時期もあり、中学時代に投手として見た姿から投手に転向するしかないのでは？とさえ思っていましたが、大分良くなっていましたし、膝を柔軟に使えるほどのセンスがあるとは今回初めて確認しましたが、意外に面白いかもしれませんね＾＾ ただし、サードとしての守備が一定以上の代物ならと言う条件付ではありますが。 また、甲子園ではスランプでベンチに入れなかったり、最後の夏には足を故障してしまったりと、どうもここ一番の見せ場でベストの状態に持っていけなかった勝負弱さ？みたいな部分は気になりますね。 まあ、その分色々苦労してきたのでしょうし、絶対にプロに行きたかったのでしょうから、高校時代に不完全燃焼に終わった悔しさをプロの領域でぶつけて、何とか生き残ってほしいと願っています。 （２０１１年１月２２日掲示板にて寸評） |
★ |
| 吉川 大幾 (ＰＬ学園） 中日 |
中堅手 ショート 右/右 １７５・６８ |
いかにも運動神経の良さそうな、バランスの良い体格の選手。 打撃は膝を軽く折ったオープンスタンス、グリップ体から離し気味に顔の前辺りに、ヘッドを揺らぎながら投手方向に向けて、踵を踏みこみながら投球を待つ構えから、相手投手が腰を落とすあたりで左足を上げてタイミングを取り、ヘッドが投手方向を向いたままグリップを頭の後ろへ移動させてトップを形成し、振り抜きの良いレベルスイングで思い切り良く振ってきます。 リストが強そうでフォローも大きくしっかり取りますのでパンチ力がありますし、着地のタイミングの調節も上手いように思いましたので、踏み込みのタイミングに苦労するようなことはあまり無さそうで、対応力にも優れたものを持ってそうですね。 またトップでヘッドが投手方向へ結構向くのですが、肘の抜き方、畳み方が上手いので割と振り出しがスムーズに感じられ、内角も捌き切っていました。 俊足・強肩、持ち前の運動能力にセンスが今後どこまで磨かれるのか、非常に楽しみな選手です。 （０８年１１月 わかわしさん情報） 事前に噂は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも結構上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られますし、ヘッドを投手方向に倒すのは？ インサイドには見た限りサンプルが無かったですが、現状厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早く、膝も開きがちで、踏み込んだ足での踏ん張りが足りないケースも散見されます。 また、軸足を大きく後ろに引く場合も見られます。 ストレートには強いようですが（特に高め）、腕もやや硬いスイングなので、縦の変化球にはまだまだのようです。 ２年生にしては、スイングには力強さが伺えますね。 打撃以外では、守備範囲はかなり広いようで、肩も良いとは思うのですが、コントロールが乱れては？ 足もまずまず速いようで、盗塁も狙えるようです。 と言う事で、確かに素材としては面白いものを持っていますが、まだまだ欠点も多く散見されます。 上記欠点を少しずつ矯正して進化してくれることを期待したいものです。 （２００９年４月１５日掲示板にて寸評） 本来大阪の逸材特集でやるべきですが、山田（履正社）と同日に生観戦しましたし、寸評を同時にした方が面白いかな？と思ったので先にやりたいと思います。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動はぎりぎり許容範囲内のようです（関節の可動域は広そうです）。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌ききれるのかどうかは分からなかったです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 ２打席しか見れなかったので（しかも左腕との対戦）、外のきちんとしたボールに対するサンプルが無く、外のストレートを右に打てるのかどうかは分からなかったです。 落ちるボールには、膝と股関節をある程度柔軟に使えることは確認。 頭の高さは変るので、２打席ともに甘いやや低めの変化球だったのですが、打ち損なって外野への大きなフライでした。 まあ、甘いボールを１球でしとめれない部分は、まだまだ甘いですね。 振り切って来るスイングは中々ですが、どうも長距離打者仕様のスイング（下級生の頃からですけど）なので、この選手にはどうなのかな？と思います。 中々だなあと思ったのが、ネクストバッターサークルでは、集中してじっくり相手投手を観察し、タイミングの微修正を計ってきますし、前の打者にも打ちそこなった際にはアドバイスを送ってきます。 打撃以外では、足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無かったので、売りに出来るのかどうかは分からず。 で、守備なのですが、ショートにコンバートされたのは昨年の冬からですけど、守備練習を見て驚きましたが、肩も良いですし急造とはとても思えないくらいの上手さです。 南港球場は人工芝なので、土のグラウンドでのグラブ捌きが見たかったですけど。 更に驚いたのが、練習でスローイングに本人的に違和感があったのだと思うのですが、イニング間に投手のように入念にキャッチボールを行っている姿＾＾ かなりの志の高さが伺える選手です＾＾ ★まとめ 昨年の冬にコンバートの指令を受けた際に、プロでは外野は外人が守る事が多く、ショートも出来れば出場機会が増えると前向きに考えて練習に励んだようですが、まあプロ志向の高さが伺えますし、プロで生き残る術を既に考えている選手はまず高校生ではいないでしょう。 また、身体的な能力も高く器用さもあると思うのですが、上記にも記載した通り、良く半年足らずでここまでのショートとしての動きを身につけたものだと正直驚きです。 と言うことで、打撃には確かに色々欠点はあるので、プロで間違いなく直ぐに壁にぶち当たるでしょうが、この選手なら試行錯誤して早期にその壁を乗り越えれるのではないか？と思いました。 よって、旬の時期では無いですけど、即プロが妥当と思います。 まあ現状この選手以上の打撃の持ち主は数名高校生でもいますけど、２〜３年後には２０１０年度の高校生のドラフト指名された野手の中ではトップになれるのではないか（資質的には智弁の西川には勝てないですけど）と思いました。 末永くプロと言う領域で大活躍してほしいと願っております＾＾ （２０１０年９月２１日掲示板にて寸評） |
★★ |
| 山崎 和人 （ＰＬ学園） 東洋大 |
三塁手 右/右 １８０・７５ |
スラッとした体格ですが、均整がとれています。 打撃は膝を適度に折ったややオープンのスタンス、両脇を絞め加減にグリップを肩ほどの高さであらかじめ捕手方向へ、バットを寝かせ気味とした構えから、 相手投手が腰を落としたところで、グリップを内へ移動させながら左足を上げてタイミングを取り、クローズに踏み込んでスイングします。 1,2打席目は成美・島本の外のボールを追いかけるスイングばかりで遠回りの振り出しが目立ち連続三振に仕留められていましたが(2打席目の最後はズバッときた内角速球に手が出ず見逃し)、3打席目で外スライダーを強引に引っ張って三塁線を抜く二塁打、4打席目ではコンパクトかつシャープなスイングでショートを強襲して中前へ抜ける球足の速いヒットを放っておりました。 足はエンドラン崩れの盗塁を決めてはいましたが決して速くはなく、並みぐらいはあるかなという感じです。 守備は試合前のノックではポロポロしまくってましたが、動き、グラブさばきとも悪くは感じなかったです。 肩に関しては三塁線のファウルを一塁へ矢のような送球をする姿を見る限り、かなり強いと思います。 登録は遊撃手のようですが、確かに守備に関してはショートも守れそうな柔らかさを感じましたし、今後の成長に期待したい選手です。 （１０年１月 わかわしさん情報） 雑誌にも名前が載っていましたし、事前に読者の方にも名前を聞いており期待していましたが、初めて夏に見た感想は以下の通り。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるところから、軽く足を上げて一塁側を小さく蹴るようにして回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内かどうか微妙です。 インサイドには、肘の畳み方もやや甘く、現状やや詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。 観戦日は左腕との対戦だったので、外の縦スラなどの対応力は不明でした。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングは、中々だと思いました。 打撃以外では、足も遅くは無いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く売りに出来るのかどうかは不明です。 守備は、守備練習から見ていましたが、動きは良かったですし、肩も中々強肩だと思いますし、スローイングも安定していました。 と言う事で、詳細には分からない部分は多いですが、確かに資質的には面白いと思います。 次のステージでは、インサイドを捌けるようになって、膝を柔軟に使えるようになれば、面白い存在になると思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月２２日掲示板にて寸評） |
★ |
| 西垣 陽平 （ＰＬ学園） 立正大 |
右翼手 左/左 １８０・６８ |
数字の通りスラッとしてますが華奢ではないです。 打撃は膝を適度に折ったオープンスタンス、グリップをヘルメットの前でやや体から離してセットし、体とバットを揺らしながら投球を待ち、相手投手がセットあるいは振りかぶる動作に入る前に静止、相手投手が腰を落とすところで右足を蹴るように上げてタイミングを取り、グリップを下げながらバットを寝かせてアウトステップしてスイングに移行します。 成美・島本に対して1打席目〜3打席目はキレのあるインコースには差し込まれ、外スライダーにはヘッドアップして空振りを繰り返すなどいいところが見られませんでしたが、 4打席目で放った右中間への大犠牲フライ(成美・谷口中堅手が好捕)は、内よりのストレートをバットに乗せて、腰の回転でフォローも大きく運んだ素晴らしい打撃でした。 足に関してはサンプル不足でよくわかりませんが、ライトへの浅いフライに対してダッシュする姿からして遅くはないはずです。 守備は背番号3を着けていましたので本職は一塁なのかもしれませんが、先述のフライを捌く姿は無難な動きでした。 今後の成長に期待したいと思います。 （１０年１月 わかわしさん情報） |
★ |
| 村田 尚己 （初芝立命館） |
？・？ 右・右 |
非常にディフェンス能力の高い選手ですね。バッティングもこの試合ホームランを打っていてとてもスイングバランスがきれいですね。上体が前に突っ込んでいるので修正してもらいたいです。村田君は二年なので来年の夏期待します。 （０９年８月 大阪高校野球ファンさん情報） |
★ |
| 市川 涼太 （大阪桐蔭） 拓殖大 |
中堅手 右/右 １７０・６５ |
数字の通り小柄ながら、筋肉質でいかにも運動神経の良さそうな選手。 打撃は膝を軽く折ったスクエアスタンスで、グリップは胸の前に、バットを体に近づけ気味に立てた状態から、腕を脱力させてヘッドを周期的に投手方向へブラ〜ン、ブラン、と倒しては立てる、を繰り返す構えから、相手投手がステップに入るところで左足を上げてタイミングを取り、リリースでグリップを右肩の前に、バットを立てたトップから踏み込んで最短距離からバットを出して、コンパクトにシャープにスイングします。 フォローも小さく打撃も小さい印象ですが、パンチ力もそこそこ持っているようです。 足はかなり速く、オーバーランやリードなども俊敏な動きで、隙あらば次の塁を積極的に窺う姿勢も良いですね。 守備も無駄のない直線的な動きで打球に追いつきますので守備範囲は広く、クイックで低く速い送球の出来る肩も強いです。 肉体的ポテンシャルの観点からもすでに出来上がった感のある選手ですが、センバツでの活躍に期待したいと思います。 （１０年３月 わかわしさん情報） |
★ |
| 山口 拓也 （大阪桐蔭） 大阪ガス |
遊撃手 右/右 １５９・６０ |
数字の通り非常に小柄ながら、発達した筋肉が目を惹く選手。 打撃は膝を適度に折ったスクエアスタンスで、グリップを胸文字の前あたりに、左足の踵を密かに踏み込みながら、バットを立てた状態からヘッドを投手方向へ倒す動作を繰り返す仁志っぽい構えから、相手投手が膝を上げたところで軸足へ重心を掛け、相手投手が腰を落とすところで左足をつま先立ちで摺りながら軸足へ寄せて、相手投手がステップに入るところで軽く左足を上げてタイミングを取り、リリースでグリップを耳の後ろへ移動させてトップを形成し、真っ直ぐ踏み込んでスイングします。 横からバットを振り出して、ボールにバットを被せる様にミートし、遠心力を利するように強振してくるのが印象的ですが、フォローが中途半端な打席も散見され、そういった打席では打球が急失速していました。 右方向への打撃の方がスイングの形が良く、打球も伸びていた気がします。 足は広く取ったストライドで回転良く走り抜け、非常に俊足でそのべースランニングはスピードを感じます。 守備は素早い動きで捕球からスローイングまでの速さなど光りますが、比較的イージーなゴロを打球が跳ね切ってから体の右側で捕球したり結構雑な面も見られました。 ただそういったシーンでもグラブの芯でしっかりと捕球は出来ていますし、そういう勘やセンスはやはり非凡ですね。 身長が低いのが惜しいところですが、注目していただきたい選手です。 （１０年３月 わかわしさん情報） |
★ |
| 江村 直也 （大阪桐蔭） ロッテ |
捕手 右/右 １７５・７９ |
非常にガッチリした分厚めの体格。 打撃は膝を適度に折ったスクエアスタンスで、グリップを顔の前に、ややヘッド投手方向に向けてバットを立てて構えます。 相手投手が腰を落とすところで左足を摺りながら軸足へ寄せて重心を下げ、トンと地面を突いてタイミングを計り、グリップを耳の後ろへ移動させたトップからアウトステップして力強くスイングします。 振り出しがやや遠く感じられますが、スイング自体はやや硬いながらもコンパクトに振り切り、長打力と勝負強さを併せ持っています。 足は体の硬そうな遅く見える走り方ですが、各塁への到達は遅いというほどではなかったと思います。 守備は昨秋のレポでも触れましたし雑誌等でも話題になってますが、なんと言っても鉄砲肩が素晴らしいですね。 ただ腕の振りがやや横振りなのは気になるところです。 キャッチングは低めの捕球時にミットを下がってしまう以外は良かったと思いますし、 福本の変幻自在の投球を引き出すリードも良いと思います。 咄嗟の反応も悪くなかったと思いますが、あの硬そうな体でどれだけ動けるのかは気になるところです。 センバツでの活躍に期待したいと思います。 （１０年３月 わかわしさん情報） 事前にかなり注目していましたが、初めて見た感想は以下の通り。 略スクエアに構えて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところで、捕手方向に左足を引いてつま先を立てて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドには、かなり詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のストレートはセンターに叩けますし、外のスライダーも甘いと打てるのですが、コースに決まると膝は使っては来ますが、崩されやすいようです。 頭の高さはあまり変わらないので、甘いボールは確実に捉えてきます。 鋭く振っては来ますが、ややスイングが硬く、恐さまでは感じないですね。 捕手としては、キャッチングにはまずまず見所があると思います。 ランナーがいても膝を付きがちなので、ワンバウンドは基本止めては来るのですが、横に大きく弾いたりも見られます。 右手の隠しが甘いのも？？ 地肩は今大会でもＮＯ１の強さのように思いますし、低く送球してその送球が伸びていきますし、コントロールも良いとは思いますが、大垣戦では乱れてましたが。 リードに関しては、ドラフト候補との事でしたので、珍しく真面目に事例を使って考察してみました。 サンプルは、大垣日大の時本の３打席と、最後にトドメを刺されたタイムリーを打たれた場面から。 時本ってインサイドが得意な選手なのですが、２アウト１・３塁の場面で、初球からインサイドのストレートを要求しタイムリーを打たれ、２打席目にはまたもインサイドのストレートをライトスタンドに運ばれ、３打席目はインサイドの縦スラをあわやＨＲと言う打球を飛ばされるのは、元楽天の野村監督に言わせれば『何を考えているのかワシには全く理解できん』とぼやかれるであろうリードぶりです・・・・ また、まだ僅かながら逆転出来る可能性のある点差だったのに、最後にトドメのタイムリーを打たれた場面では、変化球をファールを打たせた直後に、慎重にボール球を使って様子を見るのが常套手段（絶対に打たれてはいけない場面だったので）ですが、ストライクのストレートを要求しては・・・・・ と言う事で、確かに面白いものは持ってはいますが、どうでしょう？？ 今年のアマチュアの捕手は、真のドラフト候補が今のところ思い浮かばないですので、頑健そうな体と肩という武器があるので、夏まで継続調査する球団も何球団かあるだろうなあ？とは思います。 夏までの劇的な進化を期待してみたいですね。 （２０１０年４月１８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 藤田 大将 （大阪桐蔭） 同志社大 |
右翼手 右/左 １７９・７０ |
下位打者ながら身体能力の高さを感じる選手。 打撃は適度に膝を折ったオープンスタンスで、グリップを体から離してヘルメットの高さに、バットを立てて構えます。 相手投手が膝を上げたところで右足のつま先を摺りながら軸足へ引き寄せ、ヘッドを投手方向へ倒し、リリースでグリップを耳より斜め下へ移動させてトップを形成、オープンに踏み込んでコンパクトにスイングしますが、遠回りの振り出しで走り打ちの傾向も見られ、打ち損じが多く打てる幅も狭そうな印象があります。 しかしスイング自体はシャープですし、パンチ力もあるようです。 体のバネを感じるランニングフォームで駆け抜ける足は速く、肩もシートノックではレーザービーム級の超〜低く速い送球を見せており、その高い身体能力から、今後の成長が非常に楽しみな選手だと思います。 （１０年３月 わかわしさん情報） |
★ |
| 山田 哲人 （履正社） ヤクルト |
ショート １８０・７３ 右・右 |
夏の遠征のお目当てはこの選手だったわけですが、予選の模様と合わせて最終寸評は以下の通り。 略スクエアに構えて、グリップをヘルメッドよりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、直ぐにグリップを耳位まで下げて、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて、回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 まずは、当初のグリップの位置が毎回違うのが良く分からず・・・・ グリップを早めに下げるので、ヒッチとまでは行かないとは思いますが、グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます（２戦目には少し緩和してきましたが）。 予選ではここまでの内への移動は無かったのですが、インサイドの変化球なら打てましたが、一定以上のストレートにはポップフライでした。 天理戦では、インサイドには手が出ないか、窮屈そうになって苦し紛れに振っては詰まっていました・・・・（ただ左腕の変化球なら強烈に引っ張ったりもしてきました） 聖光戦では、上記にも書いたとおり本人が自ら気付いたのか指導者から言われたのかは分からないですが、グリップの内への移動を少し緩和してインサイド高目をＨＲしてきたのは驚きました。 まあ、まずまず関節の可動域は広いタイプですが、巨人の坂本や西武の中島ほどでは全く無いですが。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張って、軸足を後ろに引くケースも散見されました。 予選からですが、どうも引っ張りの意識が高い選手なので、右方向に狙って打てるのかどうかは不明です。 落ちるボールには膝を使って、ファールでは逃げれます。 頭の高さは変ったり変らなかったり一定しませんが、選球眼は良かったです。 ヘッドを立てて振り切って来るスイングはまずまずです。 で、こう言ったタイプはプロでは状況に応じた打撃や、送りバントが出来ないと生き残れませんが、送りバントの下手さはどうなんでしょうね・・・・ また、引っ張りの意識が高すぎるので、状況に応じた打撃などは現状できないと思います。 打撃以外では、足は速いですし、予選では塁に出たら初球に盗塁も仕掛けてきましたし、甲子園では隙を突いた好走塁を随所に見せていましたね＾＾ 守備に関しては、予選の練習を見た際にも、リズムがあって上手かったですし（ただ予選では、スカウトにアピールしようとしたのか、グラブ捌きに綾をつけたりとか、子供っぽい部分は気になりましたが・・・）、肩も強肩でしたし、甲子園でもまずまずの守備を見せていたと思います。 ★まとめ 昨秋までは全く目立たない選手だったようですが、それから半年位でこのレベルまで来たというのは、かなり努力したのでしょうが、今の打撃ではプロでは苦しむでしょうね。 ネクストバッターサークルでの投手の観察なども不十分ですし、まだまだ取り組みに甘さが見られる部分も心配ですね。 とは言っても、本人昨年からプロに行きたいと監督に言っていたようですし、この選手よりも上の高校生の右の内野手は少ないですので、足と守備と言う売りもありますので、打撃はリスキーと言うか死に物狂いで矯正しないと淘汰されかねない部分もあるのですが、多分指名はされるのだろうなあと思います。 個人的には、旬の時期では全く無いですし、大学経由が妥当と思いますけど、指名されたら何とか頑張って欲しいと願っています。 （２０１０年９月２１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 東 駿 （北陽） 近畿大 |
ライト １７０・７０ 右・右 |
春に観にいった際にも打ちまくっていたのですが、春は高校のグラウンドでの試合だったので、右打者が見づらく解析できませんでしたが、夏にも見れましたので感想など。 クローズに構えて、グリップを体に近く、顎よりも結構下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて踏み込むスタイル。 グリップを上げての、内への移動が見られます。 夏はインサイドには大苦戦していました・・・・・ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りも足りなかったです。 外のストレートは、ライトに叩けます。 春も夏も有名な左腕との対戦でしたが、左腕投手は基本的に好きなようですが、右腕の外の縦スラに対する対応力はサンプルが無く不明です。 頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいます。 球を引き付けて、鋭く振り切って来るスイングは中々だと思いますし、体の割には長打力も秘めています＾＾ 足は速いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは不明です。 守備範囲も広いようですし、肩もまずまずの強肩だと思います。 と言う事で、落ちる系統のボールに対して膝を使って捌けるのであれば、後は打撃ではインサイドの捌き方の進化くらいだと思いますね。 ３拍子揃った好選手ですので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年１月１９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 大原 啓夢 （北陽） 近大準硬式 |
捕手 １７２・７０ 右・右 |
春季大会では覚えていなかったのですが、夏前に小僧に名前が出ていましたので気になっていましたが、夏に初めて真面目に見た感想は以下の通り。 略スクエアに構えて、グリップを顎の高さにセットし、完全にバットを担いで、肘でタイミングを計りながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内です。 観戦日はきちんとしたインサイドのサンプルが無く、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のボールはセンターに叩けます。 頭の高さはあまり変らないので、選球眼は良いと思います。 振っては来ますが、スイング的には鋭さは足りないのですが、読みで打つタイプのようです。 打てないと見ると、セーフティーバントも決めてきますし、足は速いです。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまずだと思います。 ランナーがいても膝を付くタイプですが、ワンバウンドは全て前に止めては来ました。 肩は地肩はそうでもないようでしたが、捕ってから素早いですし、コントロールは良かったです。 リードもまずまず考えていると思います。 と言う事で、確かに面白いものを持った捕手ですので、次のステージでの進化が楽しみではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月１９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 青木 拓己 （北陽） 関西大 |
ショート １８１・７４ 右・左 |
春季大会のお目当ての１人でしたし、その際にも解析していましたが、夏にも見れましたので感想を。 軽く開いて、膝でタイミングをい計り、グリップを体に近く、顎よりも下の高さにセットし、グリップを上下させながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を上げて踏み込むスタイル。 グリップを上げての、内への移動も見られます。 夏はインサイドのサンプルは無かったのですが、春は低めの変化球なら捉えれるケースもありましたが、結構厳しいようでした。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 左腕のストレートは全く苦にしないですし、左腕の低めの変化球に対して、膝を使ってリストワーク良くミートしてきますし、学習能力の高いタイプです。 春も低めの縦スラに対して、膝を使って振り切って、あわやＨＲの打球を放っていましたし、低めの落ちるボールは好物のようです＾＾ 広角に打ち分けてくる打撃は、更に磨きが掛かったように思います＾＾ 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングはまずまずです。 足も速いですし、隙を突いた好走塁も魅せてきます＾＾ 夏は守備機会は殆ど無かったのですが、春に見た際には、動きは結構良かったのですが、グラブの芯で捕球できないケースが何度か見られ、地肩の強さは分からなかったですが、スローイングは安定していました。 と言う事で、左腕の変化球を苦にしない柔軟な打撃は高校生の中では殆どお目にかかれない代物ですので、次のステージではインサイドをこなせるようにグリップの内への移動を緩和して、守備面のグラブ捌きをもっと進化させれれば、４年後にはかなり騒がれるようになるのではないでしょうか？ 期待したい選手でした＾＾ （２０１１年１月２０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 田上 豊 （東海大仰星） 東海大 |
ファースト １８６・８２ 右・右 |
各種雑誌に名前が載っていた選手ですし、気になっていましたが、初めて夏に見た感想は以下の通り。 軽く開いて、膝でタイミングを計り、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、肘でもタイミングを計り、投手が腰を落とした所から摺り足で踏み込むスタイル。 踏み込みが鋭くないのは気になりました。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったものの、厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずでした。 変化球には崩されがちで、当てがちでしたね・・・・・ 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切って来るスイングは、まずまずだと思います。 打撃以外では、足は売りには出来ないようです。 で、捕手として見たかったのですが、怪我をしていたのかな？と思いますが、ファーストを守っており、無難にこなしていました。 と言う事で、故障で調子も崩していたのかな？とは思いますが、今の打撃では木製では厳しいでしょうし、守備も捕手としての付加価値をつけないと、更なるステージでの活躍は厳しくなるのではないでしょうか？ 大學では捕手として進化して、打撃の欠点も矯正していけると面白い選手に化けれるかもしれません。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月２２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 穴田 真規 （箕面東） 阪神育成枠 |
ファースト １８０・７８ 右・右 |
春季大会で濱田を見るついでに見ようと思っていたのですが、右手を骨折してギプスを嵌めており、見れなかったと諦めていましたが、動画で少し見れましたので感想など。 軽く開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は見られますが、ぎりぎり許容範囲内っぽいです。 ただ、インサイドのサンプルは無かったのですが、スイングを見ると肘を畳んで捌けないような感じがしました。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。 外の縦スラの見極めは出来ないようで、かなり脆さを感じさせます。 頭の高さは変るので、選球眼は良くないようで、高めのくそボールにも手を出してしまいます。 ヘッドを立てて振り切って来るのですが、腕で振りがちなものの、腕が硬いスイングでは無いですし、球をバットに乗せて遠くに運ぶ事を優先したスイングのように思います。 まあ高校通算３０本以上のＨＲを記録したようですが、打つ確率は高くは無いのでしょうが、右の長距離打者だと思います。 足は見ていませんので分からず。 守備も不明です。 ★まとめ 中村ノリを高校時代に育てた監督さんが、飛ばす能力はノリ以上と語っていますし、ノリの高校時代も覚えてはいますが、決して技術的には良くなかったですが、プロでは一定期間活躍できましたし、橋にも棒にも掛からないのであれば、監督もプロ入りに反対するでしょうから、可能性はあるのだとは思いますし、事前に勝手に想像していたよりは見所はあると思います。 と言う事で、守備はサード若しくは外野を守れる事が第一条件ですけど、打撃は下半身を使えるようになって、もし膝や股関節も柔軟なのであれば、化ける可能性はあるのではないか？と思います。 まあ後は育成力と本人の努力に掛かっていますが、高校の監督が『ノリのようにはならずに謙虚に』としつこく語っていましたが、その言葉を忘れずに精進して何とか這い上がって欲しいと願っています。 （２０１１年１月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 中村 翔 （金光大阪） 立正大 |
レフト １７５・７２ 右・左 |
下級生のセンバツの際には良いとも思わなかったのですが、３年生の春と夏に生で見ましたが、打撃は確かに良いと言うか成長したと思います。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから膝を引き上げて、足を３塁側に伸ばして回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。 インサイドは、やや詰まるものの、肘を畳んで引っ張りきっては来ますが、木製ではもう少し内への移動を抑えないと厳しくなるのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 左腕の変則派の変化球も全く苦にしないですし、コースに逆らわずに広角に打ち分けてきます＾＾ 頭の高さはあまり変らないので、選球眼も良いですし、ミスショットも少ないです。 スイングは春よりも更に鋭く振り切ってきますし、バックスクリーンへのＨＲも見ましたが長打力も秘めています＾＾（基本２塁打・３塁打を量産するタイプ） 守備は、殆ど打球が飛ばなかったので、肩とともに良く分からず。 足は速いですし、盗塁も狙える選手ですし、積極的な好走塁も仕掛けてきます。 と言う事で、２０１０年度の大阪の左打者では、北陽の青木と双璧と言うか、打撃だけでは青木を上回っていると思います。 と言う事で、かなり打撃には成長の後が見られますので、大学では更に打撃を磨いて、守備面でも良いところを見せれるようになると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月２６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 川口 侑也 （近大付） 大阪経済大 |
ライト １７５・７５ 右・右 |
小僧に名前が載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ちクローズに構えて、踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるところから、膝を高く引き上げて回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内だと思います。 インサイドは、ファールにはなったものの、肘を畳んで完全に引っ張りきれます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 スライダーは、相手の投手が良かったこともありますが、こなせる程では無いのですが、脆さはあまり感じなかったです。 頭の高さはあまり変らないので、ミスショットは少ないと思います。 鋭く振り切って来るスイングは中々の代物でした。 足は遅くは無いですが、盗塁・走塁のサンプルが無かったので、売りに出来るのかどうかは不明です。 守備はイージーなものが多かったですが、クッションボールの処理は素早かったですし、肩は良かったです。 小僧では捕手となっていましたが、コンバートされたんでしょうかねえ？？ と言う事で、中々見所がある選手でしたので、後は膝と股関節を柔軟に使えるようになると、次のステージで面白いのではないでしょうか？ かなり期待したい選手です。 （２０１１年２月２２日掲示板にて寸評） |
★ |
兵庫
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 伊藤 諒介 (神港学園） 法政大 |
一塁＆三塁 １７１・７７ 右投左打 |
１年生ながら４番を任されています。ヤングリーグの姫路アイアンズ出身で昨年のAAアジアチャレンジマッチに日本代表として出場しました。１，２打席は松田の前に連続三振だったんですが３打席目はライトオーバーの３塁打、４打席目はレフト前ヒットと力を見せました。足も標準くらいはありそうでタイプ的には現段階では中距離打者タイプにみえます。１年生なので身体はまだできてない感じで175cm70kgくらいでしょか。守備は無難にこなしてました。 （０８年４月 DBさん情報） 新鋭として３番に座る伊藤諒は中々の選手だと思います。中学時代（姫路アイアンズ）も東京ドームで放り込んでいるそうですが、リストに柔らかさと力強さを兼ね揃えておりいます。アウトコース低めの変化球を物の見事に左中間フェンスにライナーで放ったバッティングには惚れました。ウチに入ってくる変化球・ストレートも見事にフェンスオーバーでした。少し低めのボール球に手を出していましたが、そこの見極めができだしたら兵庫を代表するバッターになると思います。 体はさほど大きくなく（ガッシリしてますが１７０少しくらい）、トップの位置は低く、さほどボールを待つときに動くこともなく、どっしりかまえている感じですね。とりあえず衝撃的なバッティングでした。 （０８年８月 ＹＫＫさん情報） 数字より小さく（170ちょっとくらい）見える小柄なスラッガーで、公式戦ではまだ1本しか打ってないそうですが既に高校通算48本塁打だそうです。 足を少し（半歩以上一歩未満）引いて膝をちょっと折り、左肘を上げてグリップは左手が耳あたりに来る高さで構え、ヘッドを投手方向に傾けて回しながらタイミングを取っています。 打ちに行く際にはヘッドの傾きが深くなり内移動も完全にアウト、グリップが肩あたりに下がるヒッチも見られるので内角を攻められたら厳しいでしょうね。 スイングの鋭さは2年生と思えず、今年生で見た選手の中ではダントツのヘッドスピードでフォローも大きくいかにも飛ばしそうです。 観戦日は半端なスイングはほとんど見られず振り切って来る姿勢には好感を持ちました。 今夏はずっと1番で出場していたので足は遅くないと思いますが、観戦日には速さも走塁面も目を引く物はなかったです。 ファースト守備はショートバウンドの送球も難なく捕って無難にこなしてました。サード守備は打球が飛ばずわかりませんでしたが、サードでスタメン出場した試合もあるのである程度はこなせると思います。 打撃で高いポテンシャルを持ってる事は伺えましたが、傾きや内移動も生で見た選手の中で1，2を争うレベルでまだまだ才能で打ってる感がありますね。 守備はこの体格でファーストは人気出にくいでしょうからサードか外野をメインに出来ればと思います。 （０９年８月 KEIさん情報） 県大会は腰の故障からの病み上がりだったそうで、背番号5を着けていましたが観戦した2試合ともファーストを守っていました。 打撃はストロングスタイルでヘッドは相変わらず投手（と言うかサードからショート）方向に大きく傾け、肩よりも下にグリップを下げ大きく内に移動させて打ちに行きます。 基本的には夏とそんなに変わってない印象を受けましたがグリップの内移動はマシになったと思います（と言ってもまだ耳よりも後ろ）。 腰を痛めている影響か腕でスイングして手打ちに見えたのが気になりましたが、それでも他の打者とは明らかに違うスイングスピードで、3位決定戦では高めの失投を右中間へのホームランにしたあたりリストが強いんでしょうか？ あとは本調子ではなかったとは言え準決勝で育英の堀田と対戦した際は全くタイミングが合ってなかったので左投手は苦手なのかも知れません（3位決定戦のホームランは左腕からですが）。 サード守備は見られませんでしたが試合前のノックを見る限り肩はサードも充分任せられるレベルだと思います。 （０９年１０月 KEIさん情報） 事前に注目していた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。 グリップを上げてから下げるヒッチ打者で、内への移動も見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？ トップに入るのが遅いのが・・・・ きちんとしたインサイドのサンプルは無かったですが、クローズにも踏み込みますし、上から叩けないですので厳しいのでは？と思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見されます。 左腕のスライダーは開くので基本厳しいのですが、甘くなると捉えてきます。 落ちる系統には膝は使えるものの、現状処理できるほどでは無いようです。 頭の高さも変るので、ミスショットも多くなる。 アッパー気味のスイングですが、かなりヘッドスピードは速く、ライトスタンドへの高々と上がってのＨＲは見事。 高めには弱いであろう事は、中京大中京の捕手の磯村も分かっており、高めを攻められてましたね。 打撃以外では、足は良く分からなかったです。 守備は、動きはまずまずで（腰高なのは気になる）、グラブ捌きは中々上手なようで、スローイングは安定していますし、肩も強そうです。 と言う事で、凄いスイングと言う武器はあるのですが、公式戦になると打てて居ないだろうなあ？と思いますし、現状の穴の多数ある打法では将来的に伸びないです。 何とか気付いて将来的に打法を矯正できると面白いのですがねえ？ （２０１０年４月１５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 藤嶋 宏俊 （神港学園） 関西大 |
左翼手 右/左 １７８・８０ |
小柄な選手が多い神港の中では目立つ立派な体格。 打撃は膝をやや深めに折ったややオープンのスタンスで、グリップをヘルメットの前に、 バットを立てたり寝かせたり繰り返して構えます。 相手投手が膝を上げたところで右足を上げてタイミングを取り、ヘッド投手方向へ向けながらグリップを耳の後ろへ移動させてトップを形成し、ややクローズに踏み込んでスイングします。 この選手も神港特有の縦スイングで、体に近いところからバットを振り出してコンパクトにフォローは大きめに振りきりますが、その軌道は常にヘッドの下がったアッパーで、やや粗い感じがあります。 成美戦では再三に渡って前を打つ伊藤が敬遠、この藤嶋が打ち取られるというパターンが見られ、最後のサヨナラの場面も３塁にサヨナラの走者を置いて、伊藤敬遠の後にこの藤嶋の打席でパスボールで終了でしたので、センバツでは勝負強さを見せてもらいたいところです。 足は並みぐらいはあるでしょうか。 守備は無難にこなしていましたが、肩についてはよくわからりませんでした。 非凡な長打力を持っているようなので、センバツでの活躍に期待したいと思います。 （１０年３月 わかわしさん情報） |
★ |
| 益田 久貴也 （神港学園） 立命館大 |
ショート １６９・６０ 右・左 |
事前には注目していなかったのですが、欠点もありますけど、面白いものは持っていると思います。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を高く引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます インサイドは甘いと処理できるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 左投手のスライダーには、開いてしまうので、かなり苦戦していましたが、左腕のストレートなら打てるようです。 落ちる系統には、膝は使えますが柔軟に使えるほどではないようです。 頭の高さも変るので、ミスショットも出てしまいます。 シャープに振っては来ますが、鋭さには欠けます。 打撃以外では、足は速いですし、リードで投手にプレッシャーを掛けれますが、盗塁のサンプルが確か無かったのでこの辺りは不明です（後で調べたら、４７試合で３２盗塁を決めていたようです）。 フットワーク良く守備範囲は広いですし、グラブ捌きもまずまずで、地肩は良く分からなかったですが、スローイングも安定しています。 と言う事で、グリップの内への移動を緩和して、開かないようにして、バットをもっと振り込んでいくと一変するのではないでしょうか？ 将来的に期待してみたいですね。 （２０１０年４月１５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 真野 恵祐 （神戸国際大付） 亜細亜大 |
右/左 １７５・７０ セカンド |
下位打者ながら、スピードあるプレーが魅力の二塁手。 打撃は軽く膝を折ったオープンスタンスで、グリップ体から離して顎の高さに、踵とバットでリズムを刻みながら構えます。 相手投手が腰を落としたところで右足を軸足へ寄せて、相手投手のステップで右足を上げてタイミングを取り、バット寝かせ気味に肩に乗せたトップから、コンパクトに振り切ります。 ミートはまずまず良さそうですし、天理・西浦の１４０キロ級のインハイをヘッドを立てて振りきって、右前タイムリーとした打撃が強く印象に残ってますが、スイング的に長打はないかと思ってたら成績を見ると長打も結構放ってますね。 足は俊足でバントなどの小技も巧いようですが、走塁に関しては立宇治との練習試合で監督から雷を落とされていたような？ 守備は打球へのスタートが良くて一連の動作にも無駄がなく、巧いと思います。 長打力のある右の石橋との併用が基本のようですが、センバツでの活躍に期待したいと思います。 （１０年３月 わかわしさん情報） |
★ |
| 藤本 佑真 (滝川第二） 天理大 |
ライト ？・？ 右投右打 |
１年生の４番打者で175cmくらいのがっちり系です。 バットを高く大きく構えるんですが打つ直前に脇腹あたりまで肘を下げコンパクトにスイングする変わったフォームです。 振り自体はシャープで綺麗ですがまだ引っ張り専門のようです。足も遅くはなさそうです。 （０８年１０月 ＤＢさん情報） |
★ |
| 藤原 健次 （滝川ニ） |
ライト ？・？ 右・右 |
2年生の4番打者で、特に目立つ体格ではないですが3年に混ぜても遜色ない程度にはしっかりしてます。 膝を折って重心を低めに置き投手側の足を一歩引くオープンスタンスでバットを体から離して一塁側に傾けグリップは顔ぐらいの高さで構え、打ちに行く際にグリップの移動は問題なくスイングも中々鋭いです（前後を打つ3年に比べると少し落ちる）。 ライトの守備は下手ではないと思いますがわかりやすい守備機会が無く、肩もよくわかりませんでした（弱くはないと思う）。 足は速いとは言えず、走塁もあまり積極的な面やリードを大きく取ってプレッシャーをかける等の面は見られませんでした。 打撃にパッと見てすぐわかるような悪癖は見当たらず、4番を打つからにはそれなりにパワーもあるでしょうからスイングに磨きがかかれば面白そうだと思います。 （０９年８月 KEIさん情報） |
★ |
| 井村 展章 (育英） 関西メディカル スポーツ学院 |
捕手 右/右 １７２・８２ |
小柄ながらなかなかガッチリした下半身をした選手。 打撃は軽く膝を折ったややクローズのスタンス、バットを体から離してグリップ胸の高さに(ヘッドやや１塁側へ倒れる)、左足でリズムを刻みながら投球を待つ構えから、 相手投手が腰を落とすあたりで大きく左足を上げながらグリップを耳の後ろまで移動させてトップを形成し、ヘッドスピードの速さを感じるスイングで振り切ります。 ちょっと硬くて粗そうではありますが、芯に当たれば強烈な打球が飛んでいきそうですね。 守備面は捕球時に膝を突いていたかどうかは忘れましたが、キャッチングはなかなか上手いと思いました。 ボール回しを見る限り肩は強かったのですが、モーションが大きいので、試合でクイックで良い球が投げれるのかは不明です。 足はよくわかりませんでした。 今後の活躍にも期待したいですね。 （０８年１０月 わかわしさん情報） ３番キャッチャーです。体型は堀田と同じくらいで身長の割にはがっちりしてます。 今日は活躍は無かったんですが育英の打者では１番オーラがありました。準決勝ではホームランを打つなど活躍しました。高校通算２４本塁打。 スクエアスタンスでグリップを耳の横辺りで高く構え投手のモーションに合わせて少し後ろに引きそこからスイングします。振り自体は凄みは無いんですがミートが上手そうな感じです。 プレーを見てるとかなり強気な選手のように見えます。先が楽しみな選手です。 （０９年５月 DBさん情報） 兵庫大会の途中までは3番でしたが結果が出ず5回戦以降は5番に回ってました。 スクエアに立ってグリップは体から離して頭ぐらいの高い位置でバットを立てる構え。 春の右肘を上げて体の近くでバットを立てる構えからはガラリと変わりましたが、腕が硬そうな感じは変わってないですね。 足をホームベース方向に大きめに上げてスイングしてきますが、グリップを耳あたりの高さまで下げて内に移動させヘッドも投手方向、 内角はおそらく捌けないでしょうし、スイングスピードは速いと思いましたが柔軟性に欠けてドアスイングっぽい印象を受けました。 捕手としては膝を付いて捕球しておりランナーがいないと最初から片膝を付いて構える事も多いです。 試合前のノックやイニング間の送球は地肩の強さが伺えますが、試合では素早い送球が出来ず観戦日は三盗を許してました。 リードは同じコースへ数回連続して要求する場面が目立ち、特に堀田の得意なクロスを要求する事が多かったですね。 （０９年８月 KEIさん情報） 新チームになってからは不動の4番となっています。基本的には夏とほとんど変わってませんが新しく気付いたことなどを。 打撃は腕が硬そうな感じやグリップの無駄な移動など変わってませんが、踏み込みがアウトステップなので内角もある程度はさばけそうです。県大会決勝ではアウトローの球に対し膝を使って合わせ、やや強引にレフト方向へ運ぶ場面も見られました。 スイングスピードは相変わらず速く、夏から体重が約10kg増えただけあってまともに当たった時の打球は強烈ですね。 捕手としては膝を付く頻度が夏に比べるとだいぶ少なくなったと思います（まだ付きがちではある）。 （０９年１０月 KEIさん情報） 各種雑誌に名前が出ていましたが、２年生の決勝の模様は見ていましたので感想など。 気持ちクローズに構えて、踵を踏み込みながら、グリップをヘルメッドよりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を高く引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。 外のスライダーは苦にしないですが、引っ張りの意識が強すぎるように思いました。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 シャープに振っては来ますが、スイングに恐さは無かったです。 捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。 ランナーがいても膝を付きがちなのは如何なものか？と思いますし、ワンバウンドのサンプルは無かったものの、安心感は無いです。 盗塁阻止のシーンは残念ながらなかったものの、バント処理からのファーストへの送球は中々の強肩だと思います。 ただ、投手に返球する際のコントロールが良くないのはどうなのか？ と言うことで、小柄なのは残念ですが、確かに資質的には面白いものを持っていると思いましたが、３年生になってどのくらい欠点を矯正できたのか不明なので、何とも言えませんが、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年３月２８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 船原 一樹 （育英） 甲南大 |
レフト ？・？ 右・左 |
６番ライトです。育英の中では１番を打つ橘田（３年）と共にセンスを感じる選手です。井村とは反対に左胸のあたりの低い位置で構えそこかやや大きく後ろに引いてスイングします。 左中間に綺麗に流して２塁打を打ち、送りバントも確実に決めました。新チームの１か３番候補でしょうか。 （０９年５月 DBさん情報） 旧チームから外野のレギュラーで、中学ではヤングリーグの神戸湊クラブで投手もやっていたようです。秋季県大会では準々決勝と決勝で3番、準決勝で5番を打っていました。 投手側の足を少し引くオープン気味のスタンスで膝を折り、グリップは体から離して顔ぐらいの高さでヘッドはライト方向へ斜めに傾けて構え、右足の踵を上下させヘッドを小さめに回しながらタイミングを取っています。 打ちに行く際にはヘッドが投手方向でグリップの内移動（セーフっぽい時もある）も見られますが、シャープに振り抜くスイングは中々だと思います。 タイプ的には中距離打者だと思いますが準決勝では外角の甘い球をライトフェンス直撃の三塁打にするなどパンチ力もあるようです。 足はそこそこ速いと思いますし走塁も積極的な面が見られました。 守備は準々決勝以降の3試合を見ましたがレフト前に落ちるだろうと思った打球を2度好捕するなど守備範囲は広いようです（2度とも球場全体が沸いたプレー）。 肩はよくわかりませんでしたがこの守備でレフトなのは横の動きが悪いか肩が強くないかかな？と思いました。 （０９年１０月 KEIさん情報） |
★ |
| 黒木 秀太 （関西学院） 関西学院大 |
サード １７５・７２ 右・右 |
事前に予選の数字から気になっていた選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも結構上の高さに（追い込まれる前までは、ヘルメッドよりも上の高さにセット）セットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで軽くアウトステップして踏み込むスタイル。 追い込まれると、足の上げ方を、爪先をホーム方向に付いてから、軽く足を上げてと言ったように変えてきます。 ややグリップを下げての、頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 ただ、右投手が相手の場合には、グリップの内への移動を緩和させてきますね。 インサイドのきちんとしたサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 球にバットを当てるのが上手で、左腕投手の低めのスライダーにも、リストワークによって捌いてきますね＾＾ 右方向にも打てるのですが、右投手の外のスライダーには引っ掛けがちの場合が散見されました。 スイング的にも鋭いものは見られるのですが、インパクトの後で球を持ち上げようとする部分と、腰を跳ね上げるタイプなのが気になりますね。 打撃以外では、足はサンプル不足にて良く分からず。 守備の動きは良いようですし、肩も強いと思います。 と言うことで、予選でもかなりの打点を上げているように、甲子園でも勝負強さを発揮していましたので、是非上記欠点を冬の間に解消して、また来年の夏に進化した姿を見たいものです＾＾ （２００９年９月８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 石岡 諒太 (神戸国際大付） ＪＲ東日本 |
ファースト １８４・７６ 左投左打 |
国際のトップバッターで185cm近くある大型内野手。旧チームから１番打者を務めます。 少しオープンに構え左わきのあたりでグリップを構え投球にあわせ脚を回すように上げバットを寝かし気味に捕手側に引きスイングします。 大型選手ですがミートが巧く内角球を上手く捌きライト前に運び一瞬の隙をついて２塁打にしました。非常に俊足でさらにデカいので迫力があります。 グランドではチームの誰よりも声を出しチームメイトを鼓舞する姿勢も良かったと思います。 （０９年９月 DBさん情報） 中学では同期や1つ上が神戸国際・神戸弘陵・市神港などに進学しているサンリーグの神戸Skyドラゴンズに所属していたようです。 ほぼスクエアに立って胸から肩の間あたりの高さで体の近くにグリップを起き、立てたバットを少し捕手方向と背中側に傾けた構え。 ヘッドを上下へ大きめに揺らしながらタイミングを取っており、打ちに行く際には投手のモーションに合わせて重心を沈ませ上体が三塁側に傾いて前かがみな姿勢でスイングします。 グリップを少し下げてから上げる感じのヒッチっぽい動作が見られ、内移動は押し手がヘルメットより後ろに行く場合も多くヘッドを寝かせて頭も結構動くのは？ スイングスピード自体は悪くないと思いますが、1番という事を考慮しても大柄なわりに構えもスイングも小さく全体的に小手先の打撃という印象を受けました。 観戦した3試合で左腕との対戦は育英の堀田だけだったのでハッキリとは言えないものの、何度もセーフティバントを試みてなかなか打ちに行かなかったあたりは左投手が苦手なのかも？ 50m走6秒0という足に関しては確かに速いと思いましたが、細かい走塁や盗塁などは機会が無くわかりませんでした。 守備は俊敏で相手打者がバントを打ち上げファールゾーンへの小フライになったのをチャージした勢いそのままにダイビングキャッチしたり、弱い当たりながらライト前に抜けそうに見えたハーフライナーをジャンプして好捕するなど瞬発力が感じられ、左投げで内野は一塁しか守れないのが勿体ないと思ってしまいました。 打撃で無駄な動きを減らし、当てに行かずしっかり振り抜くフォームに変えられれば大型の俊足選手として非常に楽しみだと思います。 （０９年１１月 KEIさん情報） 明治神宮でもちょろっと見てましたが、センバツと合わせて感想など。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、バットを寝かせてヘッドを上下させ、投手が膝を引き上げた所から、自身も膝を高く引き上げて、大きく回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られます。 センバツではインサイドのサンプルに乏しかったですが、明治神宮ではかなり詰まってしまっていました。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースが散見されました。 ストレートにはまずまず強いようですが、基本レベルスイングで、膝を使ってリストワーク良くみたいな技は無い様で、縦スラにはかなり苦戦していました。 また、明治神宮では左腕の軟投派の甘い変化球はレフトに叩いていましたが、コースに決まるとどうかな？と思います。 頭の高さも変るので、目線もぶれて、ミスショットも多くなる。 左投げ左打ちですが、捏ねやすさはあまり感じられなかったです。 スイング的には振ってはきますが、あまり恐さは感じられなかったですね。 守備の動きは大きな体ですがかなり良かったですね。 足も速いと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無くこの辺りは不明です。 と言う事で、資質的には面白いものは持っていますが、欠点も多いですし、ファーストの好打者では魅力が無いですね。 まあ徐々に欠点も矯正して行って、大学では外野手にコンバートすると面白いかもしれません。 今後の進化に期待したいものです。 （２０１０年４月８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 福田 優人 （神戸国際） 関西国際大 |
捕手 １７６・７０ 右・右 |
全く知らなかったですが、まずまず面白いものを持っていますね。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落とした所から膝を引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます・・・・ インサイドには当然厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。 外の甘いスライダーなら、何とかミートはしてきます。 頭の高さはあまり変らないのは良い点です。 振っては来ますが、スイングスピード的には物足りないですね。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまず見所があると思います。 ランナーがいても膝を付くタイプで、基本ワンバウンドも止めては来ますが、ここ一番で後ろに逸らしたりもしてしまいます。 リードはまあ無難です。 で、この選手の一番の売りは肩ですが、牽制も素早いですし、捕ってから速く、コントロールも良く、地肩もかなりのものだと思いますし、今大会の中でも３本の指に入る真の刺せる肩だと思います。 と言うことで、肩以外にはそれ程特徴が見られないのですが、少し治せば打てるようにもなりそうですので、今後の進化に注目したいですね。 （２０１０年４月８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 吉田 遼大 （北須磨） |
捕手 ？・？ 右・右 |
気になったのが途中からで大雑把な感想ですが、中学時代は育英の堀田とチームメイトだったようです（試合に出ていたかは知りませんが）。 4番を打つ打撃は気持ちオープン気味のほぼスクエアスタンスでバットを立て気味に構え、打ちに行く際にヘッドが投手方向に傾きグリップの内移動はアウトだったりセーフだったりで微妙な所。 スイング自体は2年秋の時点という事を考慮すれば鋭いと思います。 観戦日は元チームメイトの堀田に対し、低めに上手く合わせた綺麗なライト前ヒットと右中間を深々と破る三塁打を打っていました。 足は三塁打の際の走塁を見た限り、俊足とまでは行かずともそこそこ速そうです。 捕手としては捕球の際には膝を付きがちで、ランナーがいないと最初から片膝を付いて構えることもあります。 リードは味方投手の制球が悪く、肩もよくわかりませんでした。 守備で不明な点が多いですが打撃はなかなか良いと思います。 （０９年９月 KEIさん情報） |
★ |
| 中川 翔生 （東洋大姫路） 大体大 |
遊撃手 ？・？ 右・右 |
あまり目立つ体格ではありませんが旧チームでもショートのレギュラーだった主将です。試合前に1人でノックを受けていたので注目してみました。 3番を打つ打撃は膝を少し折ったややクローズスタンスにグリップは肩ぐらいの高さでヘッドを背中側に少し傾けて構え、投手側の足の踵を上下させつつヘッドを大きく回してタイミングを取っています。 打ちに行く際には足をホーム方向に上げてグリップの内移動が見られますがスイングはそれなりかと、頭の位置があまり変わらない点は良いと思います。 2試合見ましたが1打席目はじっくり見て後半になると初球でも打ちに行くタイプのようです。観戦日は安打がいずれも左方向で、唯一チャンスで迎えた打席は低めの球を引っ掛けて内野ゴロというのは？ 足自体はそこそこ速いと思いましたし肩も良い方だと思いますが、守備範囲や走塁などの細かい部分はわかりませんでした。 イマイチ不明な部分も多いですが気にはなりました。 （０９年１０月 KEIさん情報） |
★ |
| 八代 和真 （報徳学園） 立命館大 |
センター １７０・６２ 右・左 |
事前には全く注目していませんでしたが、まずまず面白いものを持っていると思います。 略スクエアに構えて、踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、リリースポイント付近から軽く足を上げてややクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 インサイドは打ってもやや詰まったファールが精一杯なのですが、甘いと捌けるケースも見られました。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも多かったです。 外のボールはレフトに叩けないケースも多かったのですが、踏ん張れた際にはレフトに叩けるようです。 外の変化球は引っ掛けがちですし、左腕の変化球には厳しいようですが、左腕のストレートは苦にしないようです。 平凡なフライアウトも多いのですが、状況に応じた打撃も出来るケースも見られました。 頭の高さも変るので、ミスショットも多いですね。 コンパクトに振っては来ますが、スイング的にはまだまだです。 セカンドゴロもセーフにしてくる足は、噂通りかなり速いですが、確か興南戦の前までは盗塁も１つも仕掛けなかったように記憶していますが、興南戦では鮮やかに決めてきましたので、もっと盗塁に対する意識を高めたいものです。 守備範囲は広いですが、肩はそうでもないように思います。 と言う事で、確かに面白いものは持っていますが、もっと自慢の足を生かすべきですし、打撃の欠点も矯正して行きたいですね。 そうすれば４年後かなり楽しみな選手が誕生するのではないでしょうか？ 期待してみたいものです。 （２０１０年９月２２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 小寺 敦 （市川） |
捕手 １７８・７２ 右・右 |
知らない選手でしたし、結果もあまり出ていなかったようですが、資質的には面白いものがあると思います。 略スクエアに構えて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、リリースポイントから爪先を立ててその場で踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られます。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったですが、厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、その場で踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートはセンターに叩けます。 左腕投手との対戦だったので、外の右投手の縦スラに対する対応力は不明ですが、その場で踏み込む融通性の無いタイプなので、難しいのでは？と思います。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 捕手としては、通常のキャッチングには試合中盤からは見所がありました。 ランナーがいる際には膝を付かないので、ワンバウンドも止めてきます。 肩は良いと思いますが、コントロールの精度はもっと高めたいですね。 と言うことで、現状地味ですし、欠点もあるのですが、大学で欠点を矯正していければかなり一変する選手だと思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年３月２９日掲示板にて寸評） |
？ |
奈良
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 内野 聡 （天理） 近畿大 |
１７８・８５ 右・左 レフト ファースト |
天理高校強打の１番バッター。打席では、１番打者と言うより４番バッターとしての貫禄十分で、奈良大会の予選では決勝戦含め２本塁打を記録する。内一本は場外まで運び、その打球は高校１年生とは思えない。中学時代は、京都東シニアで世界選抜にも選出された逸材であり、高校入学以降も順調に成長している。天性のホームランバッターとしての素質を開花するべく、本来は４番バッターとしての打席を早く見てみたい。 （０８年１０月 天理誓年さん情報） なで肩でそれほど肩幅がないのですが、首が短くて肩の位置が高く、厚みのある体で、打席でそびえ立つように見えます。 膝をあまり折らずに、踵一つ分ほど開いた気持ちオープンのスタンス、グリップを顔の高さに捕手よりに、左脇を大きく開けて体に近くバットを立てて真っ直ぐ立った構えから、相手投手が腰を落とすあたりでスッとベルトの高さまで右足を上げて、さらに左脇を開けながらグリップを少し内へ移動させて、ヘッドを投手方向へ向けたトップから、ヘッドが下がった振り出しながら、高い位置からスムーズにバットを振り下ろし、フォロー大きく掬いあげるようにダウン→レベル→アッパーで振り抜きます。 トップでヘッドが結構投手方向へ向くのですが、振り出しは意外とコンパクトで遠回りの軌道には感じません。 膝を使って云々というようなセンスはありませんが、低めであれば多少タイミングがズレてもリストワークでバットに乗せて運べますし、打球が速くて、飛ばす能力は確かに高いようですね。 打順は1番を打ってはいますが、足は速くないですね(というか並よりも遅く見える)。 守備も見ている限りは無難にこなしていましたが、肩が入らずに胸を突き出してから腕を振り回して投げる投げ方からして、いかにも肩が弱そうですね・・・。 あの投げ方では将来を見据えても一塁以外ないと思いますが・・・。 打撃は確かに騒がれるだけのものは持っていますし、打撃をさらに磨いて進化して欲しいと思います。 （０８年１１月 わかわしさん情報） 事前に噂は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を高く引き上げて気持ちクローズに踏み込んでいくスタイル。 グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内。 ただ、インサイドに対しては、クローズにも踏み込みますし、現状肘の畳み方も不十分で厳しそうです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 ストレートには強いようで、外のストレートは痛烈な打球を放ってきますし、甘いストレートは思い切り引っ張ってきます。 落ちる系統のボールに対するサンプルに乏しく不明です。 スイング的には、２年生にしてはかなり迫力があると思います＾＾ 打撃以外では、１番を打っているので、足は速いほうなのだろうと思いますが、観戦日は走塁・盗塁センスも含めて不明でした。 守備はまあ無難でしたが、上手いのかどうかと肩は不明です。 と言う事で、中々の強打者の素材ですので、今後欠点を徐々に矯正して行って、順当に進化すると来年騒がれるのでは？と思います。 打撃以外にも付加価値をつけて進化して欲しいですね＾＾ （２００９年４月２０日掲示板にて寸評） 昨年のセンバツ以来に見ましたが、感想は以下の通り。 軽く開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところから、膝を高く引き上げて踏み込んで行くスタイル。 グリップをやや上げるも、内への移動は許容範囲内です。 インサイドは甘ければ打てますが、肘の畳み方がやや甘いので、きちんとコースに決まると詰まりやすいですね。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 軸があまりぶれなくなってきましたし、２年前の大阪桐蔭の萩原に少し似てきたような気がします。 左投手のストレートは全く苦にしないですが、変化球がコースに決まると現状厳しいようです。 頭の高さはやや変るのは残念。 落ちる系統には膝は使えますが、完全にこなせるほどでは無いようです。 スイング的には、パンチショットまででは無いですが、最後まで振り切らないので、恐さは無いですね。 足は、盗塁は狙ってきますが、売りに出来るほどでは無いようです。 守備は無難で、肩は良くないですね（投げ方も悪い）。 と言うことで、打撃に欠点は少ないですが、打撃以外に売りの無い左の好打者では、将来的に厳しいと思います。 何とか守備も向上させて、もう少し振り切るスイングになると面白いかも知れません。 夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年３月２８日掲示板にて寸評） 何度も見てきた選手ですが、昨年も見れましたので感想など。 開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んでアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内です。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートはレフトに叩けますし、打球が伸びます。 落ちる系統のボールも甘いと打てますし、見極めもしてきます。 左腕の変化球は開くので引っかけがちでした。 頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。 コンパクトに振り切ってくるスイングはまずまずで、真ん中付近のボールをライトスタンドの場外へのＨＲはものすごいパワーでした。 足は売りには出来ません。 昨年はファーストを守っていましたが、無難にこなしていましたが、外野の守備も無難なタイプです。 と言うことで、足と守備は期待できないので、打ちまくるしかない選手ですが、打撃には見どころはありますので、大学４年間でどのくらい進化してくるのかに期待してみたいものです。 （２０１１年５月３０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 安田 紘規 （天理） 青学大 |
１７６・７５ 右・右 三塁手 ショート |
1年生ながら、風格は上級生を凌ぎクリンーンナップを不動のものとした。予選では本塁打を含め5割以上をマークし、既にチームの中心的存在。本来は中距離ヒッターと思われるが、基本に忠実な打撃は、芯で捕らえればスタンドインも十分狙える。彼も中学時代ジュニアホークスの3番主将として、ジャイアンツカップで優勝し、鳴り物入りで入学したが、噂通りの実力の持ち主である。次期主将候補としても期待されるが、是非甲子園で、兄弟（ＰＬ学園2年生）対決を見てみたい。実力は既に兄を凌いでいるのでは…
（０８年１０月 天理誓年さん情報） 身長は175ぐらいあると思ってましたが、肩周りの筋肉が発達していてなかなかガッチリしています。 打撃は膝を適度に折ったスクエアスタンス、グリップを体に近く肩の前辺りに、力を抜いてバットを上下に揺らぎながら構えて、相手投手が腰を落としたあたりで左足を上げてタイミングを取り、少し沈みながらバットを肩に担ぐようにトップを形成して、スムーズにバットを振りだしてフォロー大きく、シャープに振り切ります。 どのコースにも素直にバットが出る印象ですが、踏み込み位置を調節していたので、配球を読んでスイングするタイプでしょうか？ 構えた姿に威圧感はないのですが、スイングすると怖さを感じますし、勝負強さもかなりのものを持ってそうです。 足はよくわからなかったのですが、並ぐらいのものはあったと思います。 守備はエラーこそなかったのですが、捕球〜スローイングへ移る際に腰が浮いて、あごも上がって見えるのは気になりました。 今後の成長にも期待したいですね。 （０８年１１月 わかわしさん情報） 中学時代にも見て感想を書いた選手でしたが、高校では初めて見た感想は以下の通り。 気持ちクローズに構え、踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さに体に近づけてセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて、回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても・・・・（中学時代には見られなかった悪癖ですね） インサイドのサンプルは無かったものの、現状厳しいのでは？ 足を上げてから打ちに行く間に、頭の高さが結構ぶれています・・・（是によって甘いボールをミスショットするケースも多い） 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れますが、軸足を後ろに引くタイプです。 外のスライダーは引っ掛けがちでしたが、外の低めのストレートを、引っ張って痛烈な打球を放っていました。 中学時代はどちらかと言うと好打者タイプでしたが、ヘッドが立ったスイングから豪快に振り切ってくるようになりました。 打撃に力感は出ましたが、フォームは正直悪くなったと思います。 中学時代はショートでしたが、高校ではサードにコンバートされており、堅実な守備は定評のあるところで、肩もまずまず強肩だと思います。 足はサンプル不足にて、盗塁・走塁センスなども含めて分からずです。 と言う事で、スイングに力感は出たのは良いのですが、もう一度中学時代のように基本に立ち返って、フォームの欠点を矯正していかないと、良い投手は中々打てません。 気づいて進化して欲しいものです。 （２００９年４月２０日掲示板にて寸評） 中学時代から見てきた選手ですけど、正直高校に入ってどんどん劣化してきていますね・・・・ 気持ちクローズに構えて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さに既に顔に半分くらい隠れるほど体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落とし始めたところから膝を引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドには基本詰まってしまいますし、甘くても捌けない。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。 外のストレートは右方向に強く叩けます。 観戦日は左投手だったので、右投手の外の縦スラに対する対応力は分からず。 頭の高さもやや変ってしまいます。 ボール球に手を出して、強引に引っ張って平凡なフライになっても？？ 鋭く振り切ってくるスイングは進化したとは思います。 足は遅くは無いですが、盗塁・走塁のサンプルが無く、この辺りは不明です。 守備の動きは良いですが、小さいグラブを使用していることもあり、グラブの芯で捕球できなかったケースもありました。 小さいグラブは、かなりの上級者でなければ使いこなせないですね（君には正直早すぎます）。 肩は今回はサンプルが無かったですが、下級生のときに見た際には強肩でした。 最後に、９回２アウト満塁の一発出ればサヨナラの場面で、本人インサイドをミスショットしたと思っているでしょうが、確かに頭の高さが変るのでミスショットも出るのは当たり前ですし、その前段階で、評判の速球投手と今まで対戦して、きちんとしたインサイドをきっちり捌いた経験が無いでしょう？と思います（今のままでは、夏の大事な場面でも必ずミスショトしてしまうでしょうね）。 ４番なんかになっているので尚更長打力に拘っているのかもしれませんが、基本中距離打者ですし、その前に中学時代はこんなインサイドを打てない打撃ではなかったのですから、一からやり直したほうが良いのでは？と強く思った次第です。 今のままでは、木製では絶対に対応できないですので、大学に入って気付いたら４年生で終了となる前に、気付いて欲しいものですが。 （２０１０年３月２８日掲示板にて寸評） 中学時代から感想を書いてきた選手ですが、昨年の模様は以下の通り。 クローズに構えて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに当初から頭に半分くらい隠れる位置にセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところから、膝を引き上げて回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、頭の後ろから見える位置までの異常な移動も相変わらず見られます。 インサイドには当然厳しいのですが、強引に引っ張りきってくるケースも見られましたが、関節の可動域もそれ程広くは無いように思いましたし、木製では苦しむことが想定されます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 外のストレートはセンターに叩けます。 縦スラも甘いと打てるのですが、基本引っ張りの打者なので、コースに決まると厳しいようです。 頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってくるスイングは強烈ですが、荒っぽいですし、振りすぎと思いますね・・・・ 守備範囲も広いですし、肩も強いですが、グラブ捌きは荒っぽいです・・・ 足は遅くはないですが、売りにできるのかどうかは不明でした。 と言うことで、中学時代から毎年見てきましたけど、全てに悪くなったと思います・・・・ 大学では今の打撃フォームでは厳しいと思いますので、もう一度基本に返って、ゼロから出発して進化してほしいものです。 （２０１１年５月３０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 中村 奨吾 （天理） 早稲田大 |
センター サード １７８・７５ 右・右 |
センバツのメンバーを押しのけて、夏にレギュラーを掴んだ選手ですが、事前にかなり気になっていましたが、感想は以下の通り。 略スクエアに構え、踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回しこんで踏み込むスタイル。 グリップを少し上げるタイプで、頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドに対しては、当然詰まってしまいます。 膝を引き上げてから踏み込んでいく際に、頭の高さもあまり変わらない方だと思いますので、選球眼もまずまず良く、甘いボールのミスショットは少ないようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。 外のスライダーに対しては、崩されながらも、膝を使ってリストワークにて拾えるようです。 スイングは２年生ではまずまずと思います。 守備に関しては、動きは中々良いと思いますし、肩も良いようです。 足もまずまず速いほうで、盗塁も狙えるようです。 と言うことで、資質的には面白いですので、上記のグリップの内への移動さえ緩和してインサイドをこなせるようになれば、近畿を代表する３拍子揃った右のスラッガーが誕生すると思います。 来年の進化に期待してみたい。 （２００９年９月２３日掲示板にて寸評） 昨夏も感想を書きましたが、今回も見れましたので感想など。 スクエアに構えて、踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、投手が腰を落としきった所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプで、かなりの内への移動も見られます。 インサイドは甘くなると痛烈に引っ張りきりますが、ファールとなってしまいますし、コースに決まるとかなり詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。 外のストレートは右に打てるようです。 左投手との対戦でしたが、落ちるボールにはどうかな？と思いましたので、右投手の外の縦スラにも厳しいのでは？と想像します。 頭の高さもやや変る部分も、ミスショットが多くなる原因です。 腰の回転を生かして振り切ってくるスイングは中々です。 打撃以外では、足もまずまず速いほうだと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無く今回はこの辺りは不明です。 守備もイージーなものばかりでしたが、軽やかな足取りで打球に追いつきますので、多分守備範囲は広いのだろうなあ？と想像します。 肩はサンプルが無く不明でした。 と言うことで、昨夏よりも打撃技術的には伸びていないです。 夏までにきちんとインサイドを捌けるようになって、膝をもう少し柔軟に使えるようになると、一変するのでは？と思います。 頑張って欲しいものです。 （２０１０年３月２６日掲示板にて寸評） 今までも何度か見てきましたが、昨年も見れましたので感想など。 気持ちクローズに構えて、グリップを耳の高さに体にかなり近くセットし（この際に腕がかなり窮屈そうなのが気になります）、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドは肘を畳んでパワーによって引っ張りきってきますが、木製では厳しいと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。 外の縦スラも、膝をある程度使って捌いてきます。 頭の高さはやや変わるので、ミスショットも出てしまいます。 振り切っては来ますが、腕がやや堅そうなスイングは？ 足は遅くはないですが、売りには出来ないようです。 一番気になっていたコンバートされたサードの守備ですが、動きはコンバートされて間もない感じはしなかったですが、スローイングはまだまだぎこちなさも見られました。 と言うことで、面白いものは持っているのですが、期待した成長曲線には達しなかったのが残念ですね。 大学での進化に期待したいものです。 （２０１１年５月３０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 岩崎 亮太 （天理） 亜細亜大 |
遊撃手 セカンド 右/左 １７８・７８ |
均整のとれた体格が目を惹く天理のリードオフマン。 打撃は適度に膝を折って、半足分ほど開いたややオープンかつ狭めのスタンスで、背筋を伸ばし、グリップを胸文字の前の低い位置にバットを立てて構えます。 相手投手が膝を上げたところで一旦自身が沈んで重心を下げ、相手投手が腰を落とすところで右足の踵を浮かせながら重心を軸足にかけ、相手投手の着地に合わせて右足を浮かせた状態で回しこんでタイミングを取りながら、上体ホームベース側へ少し前傾しつつグリップを若干捕手側へ移動させ、リリースでグリップを耳より下の位置まで上げてトップを形成し、ややアウトステップしてシャープなレベルスイングで振り切ります。 グリップの位置が終始低いのと、結構上下前後に頭が動くのが特徴的な打撃フォームですが、ゆったりとした一連の動作によるものであり、インパクト前後でブレるというものではありません。 都合3試合観てきましたが、自分の「間」を持っていてミートが巧く、芯で捕える率が非常に高い印象があります。 センターへの打球が多いのも印象的で、左投手の奈良大付・松田のスライダーは綺麗にセンター前に弾き返しましたが、神戸国際・岡本の中に入ってくるスライダーを打ち損じて三邪飛に倒れるシーンなど観ると、多くの打席でセンターやや左に意識を置いているようにも見えます。 守備は確か野球小僧に「背中の立った捕球〜スローイング」と書かれていたと記憶していますが、まさにその表現がぴったりで、姿勢が良くて足さばきも含め非常に綺麗に見えますし、肩に自信があるようで、深めのポジショニングから際どい打球にも追い付いてきます。 足も綺麗なランニングフォームで速いと思いますが、盗塁を狙った走塁などは観れませんでした。 旧チームでは西浦の陰に隠れていたのでしょうが、新チームでようやくレギュラーになったとは思えないほど完成度の高さを感じる選手で、今後の進化にも期待したいですね。 （１０年２月 わかわしさん情報） 事前に名前は聞いていましたし、小僧にも名前が載っていましたので期待していましたが、今回は正直分からない部分が多かったですけど初めて見た感想は以下の通り。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が膝を引き上げた所から、自身は重心を下げて、投手が腰を落とし始めたところでホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。 ただ、観戦日は左投手との対戦だった事もあったのかもしれませんが、インサイドには肘を畳んで振ってきますが、かなり詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 左投手の変化球には、開いてしまうので、現状厳しいようです・・・・・ 頭の高さも変るタイプなので、ミスショットも多いのでは？ スイング的には振っては来ますが、観戦日は鋭さは感じられなかったですね。 打撃以外では、足は天理の１番打者なので速いのだろうなあ？とは思いますが、観戦日は全く不明でした。 背番号６なのにセカンドを守っていましたが、打球が飛ばなかったので全く分からないですし、ファーストへカバーに入って送球をポロっと落とした際に多分負傷して、その後直ぐに交代となってしまったので・・・・・ と言うことで、詳細には分からん部分が多いですけど、強打の天理の中でもこの選手がキーマンであることは分かりましたので、夏に是非資質の全てを魅せて欲しいと願っております。 （２０１０年３月２６日掲示板にて寸評） どうも甲子園ではあまり良くないのですが、昨年の予選の模様から感想を。 気持ち開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるものの、内への移動は許容範囲内です。 インサイドに対しては、肘を畳んで僅かに切れたものの、ライトスタンドまで運んできます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートはレフトに叩けるものの、追い込まれると当てがちとなるのは？ 左腕のストレートは全く苦にしないようです。 頭の高さはやや変わるので、ミスショットも出てしまいます。 鋭く振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 左腕投手から楽勝で盗塁を決めてきますし、セーフティーバントも上手ですので、足は売りです＾＾ 守備範囲も広かったですし、まずまず上手な守備だと思いました。 と言うことで、大舞台ではあまり結果が出ないのは残念ですが、基本もある程度できている打撃ですし、足も守備も売りにできますので、大学での進化次第では面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月３０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 勅使河原 竜三 （一条） |
センター ？・？ 右・右 |
知らない選手ですが、まずまず気になりました。 身長は１７０aちょっとくらいでしょうか？ 開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも少し上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、軽く膝を引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げての、内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒しても？ インサイドには当然詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足ではまずまず踏ん張れるようで、軸足を後ろに引くケースも見られました。 外のストレートはセンターに打ち返せます。 頭の高さは変るので、ミスショットも多い。 体は柔らかそうで、振り切っては来るのですが、体幹が弱そうなスイングは？ 足も速いですが、牽制で刺されたりもするのは？ ただ、隙を突いた好走塁もしてきます。 軽やかな足取りで打球に楽に追いついてくる守備範囲は広いですし、肩もまずまず強肩だと思います。 と言うことで、中々面白い資質はしていますが、技術的にはまだまだ欠点が多いです。 夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年７月３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 藤井 健友 （郡山） 慶応大 |
捕手 ？・？ 右・右 |
小僧に名前がちょろっと載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を高く引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 インサイドには当然詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外の変化球も甘ければ打てますし、外のストレートはセンター方向に長打が打てます。 頭の高さは変るので、ミスショットも多い。 振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 捕手としては、キャッチングには見所があります。 ランナーがいても膝を付くタイプで、ワンバウンドは前には落としてきますが安心感は無いです。 肩もまずまず強いですが、コントロールの精度は？ リードは変化球を要求する割合が多いのですが、効果的にインサイドも使ってくるのはまずまず見所があると思います。 と言うことで、打撃ですねえ。 まあ面白いものは持っていますので、とりあえず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年７月５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 池上 遼 （奈良北） |
捕手 ？・？ 右・右 |
小僧にもちょろっと名前だけ載った選手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 開いて、グリップを耳よりも少し下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を高く引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒すタイプです。 ただ、インサイドのやや甘めなら、僅かにファールになったもののレフトスタンドに叩き込んでくるのは、例外の打者と言っても良いでしょうが、もう少しグリップの内への移動を抑えれると、木製でもインサイドを確実に捌けるようになるのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。 外のスライダーも振り切って捌けます＾＾ また、外のストレートはコースに逆らわずにライトに強く叩けます。 頭の高さはやや変るので、ミスショットも出てしまいますが、甘いボールはレフトスタンドにＨＲも叩き込んでいましたし、長打力も秘めています。 振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 捕手としては、通常のキャッチングはまずまずです。 ランナーがいても膝を付くのですが、２試合見たのですが、ワンバウンドは数え切れないくらいあったのですが、全て止めきってきたのは上手いと思います。 肩も捕ってからまずまず素早く、セカンドベース上にグーンと伸びる送球は中々なのですが、コントロールの精度は？（もっと低く投げたい） 軟投派のエースを、球の出し入れを使って、インサイドも効果的に見せながら、緩急も使って何とか持たせるリードも中々だと思います。 と言うことで、欠点も少ないですし非常に面白いと思います。 夏までの更なる進化に期待したいですね＾＾ （２０１０年７月４日掲示板にて寸評） ２年生の時も感想を書いた選手でしたが、その後雑誌にも名前が載るようになりましたが、昨年も見れましたので感想を。 開いて、グリップを体に近く、耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドにはかなり詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外のストレートは右に強く叩けます。 観戦日は資質の高い左腕との対戦だったので、右投手の縦スラに対する対応力は不明です。 頭の高さはそれ程変わらないので、選球眼はまずまず良いと思います。 振り切ってくるスイングは中々でした。 捕手としては、通常のキャッチングにはまずまず見どころがあります。 右手を出しっぱなしにしている部分は、ファールチップ対策が出来ていない。 ランナーがいる際には膝を付かないほうなので、ワンバウンドも止めてきます。 バント処理の飛び出しは素早く、肩も良いです。 リードに関しては、同じコースをしつこく投げさせるのが特徴的ですが、読まれやすいと思います。 と言うことで、期待した成長曲線には達しなかったものの、資質的には面白いですので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年５月２６日掲示板にて寸評） |
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| 今西 直人 （奈良北） |
サード ？・？ 右・右 |
この選手全く知らなかったですが、将来的に伸びると思います。 気持ちクローズに構えて、踵を踏み込みながら、グリップを顎よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて、気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップを上げて、内への移動が見られ、ヘッドを投手方向に倒すタイプです。 ただ、この選手は特殊で、腕を伸縮自在に使えるスイングの持ち主で、インサイドを捌いてきます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 外のストレートはセンターに叩けますが、外のスライダーにはどうなのか？ 高めは被せて叩けます。 頭の高さはやや変るタイプなので、ミスショットも多くなる。 腕を柔らかく使った、鋭く振り切ってくるスイングは、中々の代物だと思います＾＾ 守備は、あまり打球は飛ばなかったので詳細は不明ですが、堅実にこなしていましたが、肩は良く分からなかったですね。 足も遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは不明です。 と言うことで、腕を伸縮自在に使えるという特技がありますので、何とか頭の高さがなるべく変らないようになって、外のスライダーもこなせるようになると面白い選手が誕生すると思います。 将来的に期待したい選手です。 （２０１０年７月４日掲示板にて寸評） |
★ |
| 中條 竜也 （奈良北） |
ショート ？・？ 右・右 |
知らない選手でしたが、面白いものを持っていると思います。 クローズに構えて、グリップを耳の高さにかなり体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから爪先を立てて、リリースポイントから軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内へのかなりの移動が見られます。 観戦日はインサイドのサンプルはなかったものの、厳しいのでは？と想定します。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。 外のストレートはセンターに叩けますし、少し甘くなると強烈に引っ張ってきますし、真ん中付近に来るとレフトスタンドにＨＲを叩きこんできます＾＾ また、外の左腕のスクリューも右にうまく拾ってきます＾＾ 頭の高さはあまり変わらないので、ミスショットは少ないです。 ヘッドを立てて振り切ってくるスイングは中々だったと思います＾＾ 足も遅くはないですが、売りにできるのかどうかは不明です。 守備はやや腰高気味なのは気になりましたが、動きは良かったですし、グラブ捌きもまずまずで、地肩の強さは分からなかったですがスローイングも安定していました。 と言うことで、全くの無名の選手ですが、グリップの内への移動を抑えて、肘を畳んでインサイドを捌けるようになると、次のステージでの活躍は約束されたも同然と思います。 かなり４年後に期待したい選手です＾＾ （２０１１年５月２６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 井上 大輔 （関西中央） 中部学院大 |
捕手 ？・？ 右・左 |
今年になって、雑誌に名前が載ったりしていますが、初めて見た感想は以下の通り。 身長は１７０aちょっとくらいです。 軽く開いて、膝でタイミングを計りながら、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきったところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの少し前から、軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップを上げての内への移動が見られます。 観戦日はきちんとしたインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のボールはセンター方向に叩けます。 頭の高さが変るので、ミスショットも出てしまいます。 柔らかく振り切ってくるスイングはまずまずも、もっと強く振りたいですね。 捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。 ランナーがいる際には膝を付かない方なので、フットワークも使ってワンバウンドも止めてきます。 右手を出しっぱなしなのは、ファールチップ対策が出来ていない。 肩は中々の強肩で、隙を見つけて素早く牽制もしてきますし、ランナーは動き難いタイプです。 と言うことで、まずまず見所はありますので、とりあえず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年７月４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 岩本 大祐 （智弁学園） 東北福祉大 |
ライト センター １７８・７７ 右・左 |
知らない選手でしたが、中々面白いものを持っています。 開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで軽くアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外の厳しいボールに対するサンプルも無かったのですが、甘い変化球は高々と上がってのライトスタンドへのＨＲを叩き込んでいましたし、落ちるボールにも崩されながらも、膝を使ってバットコントロールにて長打を放ってくるのはセンスです＾＾ 頭の高さもあまり変らないので、選球眼も良いと思います。 コンパクトに振り切ってくるスイングは２年生にしてはまずまずだと思います。 守備もイージーなものしかなかったのですが、落下点に入るまでの走り方を見ると、守備範囲は広そうでしたし、肩も中々強いようです。 足も速いと思いますが、盗塁・走塁のサンプルが無く、売りに出来るのかどうかは分からなかったです。 と言うことで、３拍子揃った好選手ですので、夏までの更なる進化が楽しみですね＾＾ （２０１０年７月６日掲示板にて寸評） ２年生の際にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 スクエアに構えて、密かに踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも下の高さに、体に近くセットし、バットを寝かせ気味に、ヘッドを上下させながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内の場合と許容範囲外の場合が見られます。 インサイドは、グリップの内への移動が許容範囲内の場合には捌けるケースも見られました。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートはレフトに叩けます。 左腕のスライダーに対しても、確率は高くはないものの、崩されながら、膝を使ってリストワーク良く捌いてくるケースも見られました。 頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってくるスイングはまずまずです。 守備範囲が広いことは初めて分かりましたが、ダイビングしてのスーパーキャッチを何度か見ましたが、中々でしたね＾＾ 肩はサンプルが無く不明でした。 足も遅くないですが、売りにできるのかどうか不明でした。 と言うことで、悪癖も少ないですし、大学で更に技術的に進化できると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月３１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 稲垣 英継 （智弁学園） 亜細亜大 |
捕手 １７７・７７ 右・右 |
知らない選手でしたが、中々気になりました。 気持ち開いて、グリップを指１本余して耳よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内です。 インサイドもファールになりがちなのは残念ですが、肘を畳んで捌けるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りもまずまずです。 外の縦スラも苦にしないのは中々ですね＾＾ 頭の高さもあまり変らないので、選球眼も良かったです＾＾ 振り切ってくるスイングもまずまずだと思います。 捕手としては、通常のキャッチングには見所があります。 ランナーがいる際には膝を付かない方で、ワンバウンドも前に落としてきます。 肩も強肩だと思います。 リードも相手の事前分析はしっかり出来ていますし、応用力もまずまずと思います。 と言うことで、欠点は少ないタイプですし、夏までの更なる進化次第ではひょっとするかもしれませんね＾＾ かなり期待したい選手です。 （２０１０年７月６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 中村 亮介 （畝傍） |
ショート ？・？ 右・左 |
知らない選手でしたが、まずまず気になりました。 軽く開いて、グリップを体に近く耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプですが、内への移動は許容範囲内です。 インサイドは肘を畳んで捌いてきます＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 落ちる系統には、膝を柔軟に使えるほどではなく、現状どうかな？と思いました。 頭の高さが変るので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってくるスイングは、体が華奢なこともあって非力ではあるのですが、まずまずだと思いましたが、もう少しリストに柔らかさが欲しいですね。 守備範囲は広いですし、グラブ捌きは荒さも見られるもののまずまずで、地肩はそうでも無さそうではあるもののまずまず強肩で、スローイングは安定していました。 足は遅くは無いのですが、現状売りに出来るほどではなかったです。 と言うことで、体作りを真面目に行って、打撃に柔らかさが出てくると、一変する素材だと思います。 とりあえず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年７月７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 山崎 太陽 （王寺工） 天理大 |
ショート ？・？ 右・右 |
雑誌に名前が載っており、かなり気になっていた選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ちクローズに構えて、グリップを耳よりも下の高さに、体にかなり近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めるところから、捕手方向に膝を引き上げて左足を伸ばして振り子気味に回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 左腕投手のインサイドのスライダーにも、全くバットにかすりませんでした・・・・ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りも足りないケースが見られました。 外の変化球にも、開くので厳しいようです・・・・ 頭の高さも変わるので、選球眼は悪く、ボール球にも手を出してしまいます・・・・ 振り切ってくるスイングはまずまずですが、大振りしすぎの感もしましたが・・・・・ 守備の動きは良かったですし、身体的な能力も高いようで、守備範囲は広い選手です。 足も遅くはないですが、売りにできるのかどうかはサンプルが無く不明でした。 と言うことで、この打撃では大学では正直厳しいと思いますね。 何とか気づいて大学で矯正していければ、身体的な能力も高そうですし、一変するかもしれません。 頑張ってほしいものです。 （２０１１年５月２８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 鎌田 亮介 （王寺工） 奈良Ｊメンテナンス 野球クラブ |
ファースト １７０・７５ 右・右 |
雑誌に名前が載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを当初から顔に隠れる位置にセットし、バットを寝かせ気味に、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの当初の位置が良くなく、かなりの内への移動も見られます。 ただ、例外の打者と思いますが、厳しいインサイドを肘を畳んで右中間におっつけて来ますし、少し甘いと強烈に引っ張りきれます。 木製になると厳しくなるようにも思いますので、もう少しグリップの内への移動を抑えた方が良いと思いますね。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 左腕投手の外のスクリューも見極めてきますし、右投手の外の縦スラも膝を使って粘り強く打てますので、全く脆さは感じないです。 頭の高さはあまり変わらないので、選球眼も良いですし、ミスショットも少ないです。 腰の回転を生かして振り切ってくるスイングは、投手に怖さを感じさせる代物です。 足は遅くもないですが、売りには出来ないように思います。 守備は無難にこなしていましたが、サード若しくは外野が出来ると良いのですが。 と言うことで、確かに打撃には秀でたものを持っていますので、大学でグリップの内への移動を緩和して、守備面も売りにできるように努力すると騒がれるのではないでしょうか？ 期待したい選手でした＾＾ （２０１１年５月２８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 三橋 大貴 （奈良大付） 阪南大 |
ショート ？・？ 右・右 |
知らない選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 略スクエアに構えて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さにかなり体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から、ホーム方向に爪先をついて、リリースポイントから足を上げて踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られます。 インサイドには基本詰まるのですが、偶に肘を畳んで捌き切れたりもしますので、もう少しグリップの内への移動を抑えれると、木製でもインサイドを捌けるのではないでしょうか？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のストレートはライトに叩けます。 外の縦スラには、インサイドを攻められた後には呆然と見逃したりと、現状厳しいようです。 頭の高さはそれ程変わらないので、ミスショットは少ない方です。 振り切ってくるスイングは、まずまずでした。 足も遅くはないですが、売りにできるのかどうかは不明です。 守備の動きはかなり良く、グラブ捌きもまずまずで、三遊間の深い位置からノーステップで刺してくる肩も強肩です。 と言うことで、無名の選手ですがまずまず面白いものを持っていますので、大学での進化が楽しみでは？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月２９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 中嶋 真也 （奈良大付） |
ファースト ？・？ 右・右 |
雑誌に名前が出ていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 クローズに構えて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所で捕手方向に左足を引いて、爪先を立てて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 ただ、インサイドを狙った際には、グリップの内への移動を緩和して、甘めのインサイドをレフトスタンドにライナーでのＨＲを叩きこんできます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。 外のストレートは、きっちりライトに叩けます。 外の低めのスクリューを、膝を使って、バットコントロール良く、右に打てるようです＾＾ 頭の高さはあまり変わらないので、選球眼は良いです。 バットを立てて、振り切ってくるスイングは中々です＾＾ 足は売りには出来ないようです。 守備も動きは悪くはないのですが、バント処理で焦ってポロっとしたりと、どうなのか？？ と言うことで、打撃にはかなり秀でたものがありますので、守備が外野辺りを出来るのなら、大学で面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月２９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 木村 慎吾 （法隆寺国際） |
ライト ？・？ 右・右 |
雑誌に名前が載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ちクローズに構えて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを投手方向に倒して回しながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますし、内へのかなりの移動も見られます。 観戦日はインサイドのサンプルが無かったものの、厳しいのでは？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずでした。 外のスライダーには厳しそうでした・・・・ ど真ん中高めのボールを打った瞬間のレフトスタンドへのＨＲを叩きこんでいましたが、長打力は中々です。 頭の高さは変わるので、ミスショットはかなり多いのですが、打撃は荒っぽいのですけど、じっくりボールを見てきた際には、ボール球には手を出さずに四球を選んできます。 振り切ってくるスイングはまずまずです。 足は速い方ですが、売りにできるのかどうかは不明です。 守備範囲は広いと思いますが、肩はサンプルが無く不明でした。 と言うことで、確かに面白いものは持っていますが、欠点が多いですので、大学で打撃を矯正していければ面白い選手に化けれると思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月３１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 尾田 亮太 （法隆寺国際） |
ショート ？・？ 右・右 |
知らない選手ですが、面白いものを持っていると思います。 略スクエアに構えて、膝でタイミングを計りながら、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、軽く足を浮かせて大きく回し込んで気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップのかなりの内への移動が見られます。 インサイドは、甘いとおっつけてセンターに良い当たりのヒットを放ってきますが、引っ張ると詰まるようです。 打ちにいく際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートはライトに叩けます。 外の変化球は引っかけがちです・・・・ 頭の高さはやや変わるので、ミスショットも出てしまいます。 コンパクトに振り切ってくるスイングはまずまずで、勝負強さが売りです。 足も遅くはないですが、売りにできるのかどうかは不明です。 守備の動きもよく、通常のスローイングも安定していますが、三遊間の深い位置の打球を、逆シングルで捕球せずに、無理に正面に入ってスローイングが乱れるのは？ と言うことで、欠点はありますが見どころはある選手ですので、大学での進化に期待したいものです。 （２０１１年５月３１日掲示板にて寸評） |
？ |
和歌山
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 西川 遥輝 （智弁和歌山） 日ハム |
１８０・７０ 右・左 ライト |
西川遥輝選手（ヤングリーグ・和歌山打田タイガース）が、昨日、進学先の智弁和歌山で１番ショート、３安打（２本塁打）と鮮烈な公式戦デビューを果たしました。 身体の線は細いものの、運動能力に優れ、何より打撃フォームに変なクセがありませんので、夏にはポジションを獲得、全国の高校野球ファンにお目見えできるものと期待しています。 （０８年４月 有田みかんさん情報） 細身で華奢な体型はやはりまだ1年生、という感じですが、打撃は膝を深く折ったスクエアスタンス、背筋を伸ばして、グリップを側頭部の前辺りの高い位置にバットを立てて、ヘッドをわずかに揺らぎながら投球を待ち、投手がモーションに入ったところで右足を捕手方向へ引き始め、グリップを耳の後ろへ移動させて、右足を引ききったところでトンと右足を突いてからクローズ？真っ直ぐ？に踏み込んで、非常に綺麗なスイング軌道で、フォロー大きく振り切ります。 柔らかいリストを生かしてミートする姿には、天才肌の雰囲気を感じましたし、思い切りが良くてフォローも大きいので、長打力も持ち併せているようです。 守備は肩はわかりませんでしたが、ゴロを捌く一連の動作も流れるようでしたし、足も速かったと思います。 堂々としたプレーぶりにも自信のほどが窺えます。 これから徐々に体も出来てくるでしょうし、今後の進化が楽しみな、末恐ろしい1年生だと思います。 （０８年５月 わかわしさん情報） 掲示板でも褒めまくりましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ２戦目では、右手の骨折明けにて、右手を庇って、強く叩けないなあ？と思っていましたが、常葉菊川戦では天才の片鱗を余すところ無く見せてくれました＾＾ まずは僅かにファールとはなってしまいましたが、インサイドの厳しい縦スラに対して、肘を畳んで、全く窮屈そうにならずに、フォロースルー大きく振りきったスイング。 逆風全く関係なく、僅か数十aだけポール際で切れたようですが、ちょっと衝撃が走りました＾＾ 正直、これほどの腕の自由自在な伸縮の出来る選手には、アマチュアではお目にかかったことがないです。 で、１３−２と一方的にやられっぱなしとなった際に、不甲斐ない先輩達に喝を入れるように、ストレートを右手を庇わずに今大会初めてフルスイングして、センターの頭上で更にひとノビする凄い当りの３塁打も凄かったが、滑り込まなくても楽々セーフとなる快速振りにも衝撃が走りました。 今までは、トップスピードに乗るまでの時間の短さの観点では、熊本工から巨人に入った藤村が最高の選手でしたが、この選手の方が今現在で上だと確信しましたし、トップスピードに乗ったら誰も止められません。 更に、変則の左投手のスライダーを、完璧に叩いて左中間を破る３塁打を放ちましたが、左中間突破でもスライディング無しで楽々セーフというのも、まずお目にかかれないです。 で、フォーム的には以下の通り。 開いて、グリップを体から離して耳よりも上の高さにセットし（グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用）、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めると、ホーム方向にゆっくり爪先をもって行って付いて、リリースポイントの前から少し足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動も許容範囲内。 腰の開くタイミングはやや早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足でしっかり踏ん張れます＾＾ １年生ですので仕方が無いですが、スイング的には凄いまでは行きませんが、ヘッドを利かせて振り切って来るスイングは、１年生では出色＾＾ 足が速い選手は、外のボールを走り打ちするのが多いですが、この選手は全くそんな事はありませんね＾＾ 足は上述した通り物凄く速いですし、セーフティーバントも上手いです＾＾ で、フォーム的には、やや踵体重気味になる打席もあったので、現状欠点はこれだけだと思います。 打撃以外では、守備はちょっと良く分からんかった（怪しさもあった）ですが、本来ショートなのにサードを守ったので、本来の守備力は不明です。 後は、前に読者の方が掲示板で書かれてましたが、食事では肉が嫌いなようですので、是は何とか克服しなければダメですね（先輩の坂口のように怪我に強くなるには、バランスの良い食事を取る事が一番大事です）。 甲子園後に故障したと聞いていますが、右手を再び痛めていなければ良いのですが・・・・・ ということで、本物の打撃の天才とはこの選手の事を言うのでしょう。 このまま順調に伸びれば、間違いなく将来ＮＰＢを背負って立つのはこの選手だと思います＾＾ 文句の付けようがない、異次元の資質の選手でした。 （２００８年９月１５日掲示板にて寸評） まあ、寸評ではなく、苦言と新発見の部分のみ。 新発見の部分は、守備はライトにコンバートされてましたが、肩はイチロー並みのレーザービームを誇るんですね＾＾ また盗塁センスもかなり高いようです＾＾ 更に、開きを我慢できて、膝及び股関節を柔軟に使える部分も出色です＾＾ 後は、１年生の夏も２年生の夏も直前に骨折とは、何なのだろう？？？ 怪我を恐れてプレーを小さくすることはして欲しくないですし、もっと故障を防げるように体つくりをしっかり行って欲しいですね。 打撃は故障さえなければ、高校時代のイチローよりも今時点で遥かに上ですので、順調に進化して、来年最高評価で即プロに行って欲しいものです。 （２００９年９月１６日掲示板にて寸評） まあ大して活躍しなかったですけど、フォーム的に１点崩れていたところがあったからで、中々短期決戦で直ぐには修正できなかった訳ですので、全くこの選手の評価は変らないです。 このくらい何度も全国大会に出場して、過去２回は手首の骨折した状態のものでしたが、それでも過去に感想を書いたように様々な凄さを魅せてくれた選手ですので、もうスカウト達も、この選手に限っては『怪我無く無事にプレーしてくれれば』とだけ思っているのではないでしょうか？ 崩れていたのは、緒戦で顕著でしたが、踵体重となってしまっていた部分ですが、２戦目では踵体重にならないように且つ外のボールをレフトに叩こうと意識しすぎたが故に、インサイドに手が出なかっただけです。 また、ややトップに入るのも遅かったですね。 開いて、グリップを顎よりも下の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が膝を引き上げたところから、自身も膝を引き上げて、回し込んでややアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを上げるも、内への移動は許容範囲ですが、随分ヘッドを投手方向に倒すようになったのは遺憾です。 本来インサイドは完全に捌ける選手ですが、まあ島袋のインサイドはファールで逃げてはいましたが、捕手のリードにも幻惑されて、外に意識があったが故に完全に捌けなかったですね。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れます。 まあ踵体重だったので、外のボールも引っ張り込んでセカンドゴロが多かったですが、本来外のボールはレフトに叩けます。 あわやＨＲのファールも打っていましたし、体も少しは大きくなったようで、長打力も秘めています。 頭の高さは殆ど変らないですので、選球眼も抜群です。 守備範囲も広いですし、フェンス際でのアグレッシブなプレーも魅せていました＾＾ 肩はアマチュア屈指（プロに混ぜても凄いレベル）ですが、今回は披露するチャンスが無かったですね。 と言う事で、まあほんの僅かなズレによって打撃は不発に終わるのですが、スカウト的にはあまり結果をバンバン残して活躍すると競合先が多くなるので、今のままでもなんて思っているスカウトもかなり多かったのではないでしょうか？ 後は、唯一確認できていない部分が、『絶対に俺はプロでメシを食っていくんだ』と言う覚悟で、気になるのは食生活（好き嫌いが激しい部分）が改善されたのかどうかだけです。 この２点がプロに入ってから伸びるのかどうかの決め手ですので（その他の細かい部分は、この天才には指摘するだけナンセンスだと思いますし、プロで改善していけます）。 まあ個人的には今年の大・社の投手達は大豊作ですけど、投手は今後も必ず沢山出てきますが、野手で凄いのは中々現れてくれませんので、この選手が２位若しくは３位で取れればその球団は勝ち組になると思っています＾＾ それだけの選手です。 （２０１０年４月２０日掲示板にて寸評） まあ１年生の時から腐るほど絶賛してきた選手ですが、予選の決勝は見たのですが、プロに行く心構えの部分を見たかったですが、良く分からんかった（爆）。 であれば、自分の目を信じるしかない。 高校生からプロに行って成功する野手の条件は以下。 （１）一定以上の技術。 （２）抜けた資質。 （３）勝ちたいと思う心。 （４）打撃以外の付帯条件。 （５）プロに行って必ず稼いで成功してやるとの気構え、及び向上心。 （６）頑健な肉体。 です。 で、西川の今回の甲子園の模様と、過去の予選及び甲子園での模様から考察すると以下の点数となります。 （１）に関しては、高校生では文句をつける部分は無いです（今までの智弁の打者とは比べる余地も無いです）。 （２）に関しても、素晴らしいです。 （３）に関しては、昔の寸評で書きましたが、常葉菊川戦で手首骨折してるのに、だらしない先輩達の姿を観て、『俺が突破口を開く』と初めてフルスイングしてきた姿。 これが全てを物語っているでしょう。 （４）肩はプロでも屈指のレーザービームですし、守備もアグレッシブなプレーもセンバツで見せましたし、今回盗塁の意識の高さも見せましたよね（初球からスタート良く走って来ましたし、予選でも６盗塁を決めています）。 （５）は、正直分からんかったです。小僧のインタビューを読みましたが、完璧主義者で考えすぎの部分があると言うのは、超一流は皆そうですし、向上心はあると思います。 （６）は、下級生の頃は手首の骨折ばかりでしたが、今年のセンバツで守備でのアグレッシブなプレーも見せてもらいましたし、身のこなしから守備などで大きな怪我をするタイプではないと思います。 また食べ物の好き嫌いも少なくなったのだろうと思いたい。 で、甲子園で打ったとか打たないとかは、それは指名されるかどうかのボーダーラインの選手に必要な条件であって、あのイチローも甲子園で活躍したか？と言えば、活躍はしていませんし。 今年のセンバツでは島袋（興南）にやられ、夏は中川（成田）にやられたわけですが、この２人との初対戦（しかも投手は絶好調でしたし）では打てるかどうかは紙一重です。 ★まとめ 即プロが妥当中の妥当。 アマでダラダラ４年間もやるよりも、即プロで２軍で１年間みっちり鍛えて、２年目から１軍でガンガン活躍できる資質ですので。 最後に、プロで末永く頑張れなどと言う陳腐なことは言いません。 ただ、歴史に残る打者（福留が目標との事ですが、将来的に毎年３割５分以上の３５ＨＲの３５盗塁以上なら目指せるのでは？）になって欲しいなあと願っています＾＾ （２０１０年９月２９日掲示板にて寸評） |
★★★ |
| 山本 定寛 （智弁和歌山） 同志社大 |
ファースト １８０・８９ 右・右 |
どうしようか迷いましたが、この選手少し矯正できると別人のごときの伸びを見せる可能性がありますので簡単に。 まあ結果はあまり残せませんでしたが、５月に右手首の疲労骨折から復帰したとのことですので、まあ本調子には程遠かったこともあったと思います。 スクエアに構えて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを投手方向に倒して回しながら、投手が腰を落とし始めたところから、爪先をホーム方向について、リリースポイントの少し前から、軽く足を浮かせて回しこんで踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内だと思います。 インサイドも肘を畳んで痛烈な打球を放ってきますが、全部ファールとなってしまうのは惜しいですね。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いも、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 右へ打つ際には軸足を後ろに引いてきます。 低めの変化球の見極めが不十分ですが、都城商戦で代打で登場した際には見極めてきましたので、今後の成長が見込めます。 スイング的には、中々ではあるのですが、ややヘッドが下がっているのはどうなのか？ と言うことで、まあ足も期待できないタイプのようですから、打って打って打ちまくるしかないですので、何とか外のスライダーをきちんと膝をやわらかく使って捌けるようになって、インサイドも技術を磨いてフェアゾーンに入れれるようになると面白い存在となると思います。 がんばって欲しいものです。 （２００９年９月１６日掲示板にて寸評） 昨夏も感想を書きましたが、まあセンバツでは結果も出なくて悩んでいたようですが、今の段階ではそれ程悲観する内容でもないのでは？と思います（理由は以下にて）。 気持ち開いて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの結構前から軽く足を浮かせて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げての内への移動も見られます（去年から変ってねえ・・・）。 インサイドにはお手上げと言うわけではなく、右手を離しながらも良い当たりのファールは放ってくるので、グリップの内への移動を緩和させれば打てるようになるのですがねえ・・・・・ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝も開きがちに、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないです。 右方向の意識は殆ど無かったですが、偶に監督の指示によって右方向の意識を持った際には、ライト方向に犠牲フライは放ってきました。 縦スラとかにも、脆さまでは感じさせないですし、膝も使えないわけではないですし、腕が硬いスイングでは無いので、甘ければ痛烈に引っ張ってきます。 ただ、島袋のカーブには全打席タイミングが合わないのは・・・・・ ヘッドを立てて振り切ってくるスイングの迫力は凄いのですが、振りすぎです。 また、読みとかは考えていないようで、何でも手を出してしまうのも・・・・ で、この選手だけではなく、智弁の全員ですが、あの雨の中投手が投げた後にも、バットのスイートスポット付近が雨に濡れたままなのに、拭きもせずにそのまま構えてスイングしていましたが、この選手だけであの試合２本くらいＨＲを損したと思います。 インパクトの瞬間に、ボールが雨によって滑って、バットに吸着する時間が無く、結果として打球が失速したのですが、これはちゃんと考えないと！と思いました（こういう細かな事を考えないと勝てない）。 守備も本来動けないわけでは無いのですが、打撃不振を引きずっていたのか、動きが緩慢なケースも見られました。 足も売りには出来ませんが、加速が付くと（セカンドからホームに突入の際）意外に速かったです。 と言うわけで、全く良い所は無かったのですが、資質的には悪くないわけで、細かいところからきちんと教えてあげれば一気に伸びるはずです（今まで何も考えずに野球をしてきたのだと思いますが）。 頭脳的にも悪くは無いのでしょうから、きちんと教えてそれを吸収できると、必ず一変すると思います。 監督ともどもしっかりしてくれ！と思いましたが、夏には剛打を期待したいものです。 （２０１０年４月２１日掲示板にて寸評） 今まで何度も見てきた選手ですが、最終寸評を。 気持ちクローズに構えて、グリップを耳よりも少し下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところで、ホーム方向に爪先を付いて、リリースポイントの前から、軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドはファールになるのですが、肘を畳んで捌けないわけでは無いので、もう少しグリップの内への移動を緩和できれば、木製でも対応できると思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようになったようです。 ストレートを待って、カーブが来た際には、咄嗟に溜めて凄い当たりを放ってきます。 また、外の難しい縦スラに対して、追い込まれていた際に、膝を柔軟に使って軽打できるようになりましたし、ある程度球種を読めるようになってきたようです。 頭の高さは変るので、ミスショットは多いです。 ヘッドが下がったアッパー気味のスイングですが、物凄いスイングですが、顎が上がるまで振るのは如何なものか？と思いますし、そこまで振らなくても、この選手なら当たればスタンドインなのですから。 で、やっぱ、アッパースイングは矯正していかないと、成田の中川のストレートが如何にホップして凄いとは言っても、プロと比べると落ちるわけですので、それも捉えられないのですからレベルスイングに近づけて行くしかないですね。 まあ、春から夏の間にかなり進化したと思いますので、大学ではリーグの記録を破るＨＲを狙って、４年後に真のドラフト候補に君臨してほしいと願っています。 （２０１０年８月１５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 城山 晃典 （智弁和歌山） 立教大 |
中堅手 右/右 １７３・６８ |
上背はないものの、筋肉質でいかにも運動神経の良さそうな選手。 打撃は膝を適度に折ったスクエアスタンスで、ヘッドを投手方向へ向けながら、グリップを胸文字の前〜顔の前あたりで腕全体ごとせわしなく動かして投球を待つ仁志っぽい構えから、 相手投手が上げた膝を下ろすところで軸足に重心をかけながら静止(この時グリップは胸文字の前で捕手よりに少し移動、上体ややホームに前傾)、相手投手のステップで左足を上げてタイミングを取り、リリースでグリップをヘルメットの上部まで上げてトップを形成し、ややクローズに踏み込んでバットを振り下ろします。 振り出しはコンパクトですがヘッドは終始下がりがちですね。 押しこみの良いインパクトからフォローを大きく取ろうとしていますが、フォローは最後までとりきれていないケースが散見され、打撃自体もやや硬い印象がありますが、リストワークは意外に使える方で、ミートも悪くないと思います。 ピッチ走法で駆け抜ける足は速く、ベースランニングもフォームは硬いものの上手いと思います。 守備は左中間への浅い飛球に対する反応、ダッシュとも素早く、楽に捕球体勢に入っており、守備範囲の広さを窺わせます。 肩も投げ方を見る限り並み以上のものはあると思います。 肉体的ポテンシャルの観点からもすでに出来上がった感のある選手ですが、打撃には進化の余地が残されていると思いますので、期待したい選手です。 （１０年１月 わかわしさん情報） |
★ |
| 岩佐戸 龍 （智弁和歌山） 関西大 |
セカンド １７１・６７ 右・右 |
事前にはそれ程注目していた訳ではないのですが（多分今までも何度も観ていたのでしょうが印象には残っていなかった）、中々面白いものを持っています。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを体から離して、耳よりもかなり上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んでややクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 インサイドに対しては、詰まるのですが、少し甘くなると長打を放ってきますので、もう少しグリップの内への移動を緩和すると、木製でも捌けるようになると思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 低めの変化球に崩されても、膝を使ってファールで逃げれます。 外のストレートも強く叩けます。 左投手は大好きなようで、島袋を完全に粉砕してきたのは中々＾＾ 頭の高さは変るのは残念。 ヘッドを立てて、腰の回転を生かして振り切ってくるスイングは中々と言うか恐さを感じさせる代物で、町田（常葉菊川から早稲田に進学した後中退して今年からヤマハ）に似ています。 打撃以外では、守備はポジショニングは良いと思いますが、サンプルもそれ程無かったので詳細には分からず。 足は遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかはわからなかったです。 と言う事で、打撃はかなり今後伸びるだけのものを持っていますので、取り合えず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年４月２０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 上村 凌平 （南部） 近畿大 |
投手兼一塁手 １７８／６９ 右・右 |
２年生ながら四番を任され、投手としても４試合に先発しました。 プロフ以上に大きく見えますね＾＾ 投手としては少しバランスの悪いフォームで、スリークォーターから投げ込んできます。 テークバックが大きく、腕が背中側に入り、変に力みを感じるのは気になりますね・・・ 球種的にはMAX１３５`超のストレート（シュート回転している）と、緩い縦スラは確認。 ストレートはMAX１４０`とのことで、剛球タイプまでは行かないですが、中々球威がありそうです。 コントロールはアバウトで、全体的にボールが高いですね。 将来性はどちらかというと野手の方で、走塁・守備に関しては伝わるものが無いですが、打撃は粗いですが面白いと思います。 内への移動が大きく、ヘッドを投手方向へ倒すの気になりますが、スイングには怖さというか迫力がありますね＾＾ 外のボールは右方向へも打てるようですが、決勝では岡田のインコースへの直球に手が出なかったですね。 ということで投手としても力はあるのですが、故障の可能性もありそうなフォームですし、強打者タイプの打撃の方が良いような気はしました。 とりあえずは夏に投打での進化を見たいですね＾＾ （１０年１月 智辯ファンさん情報） 雑誌にも名前が出ていましたし、読者の方にも聞いていましたが、時期は逸してしまったものの一昨年の録画を見れましたので感想を。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、上体が３塁側に傾いて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として（セカンドベース方向に重心が掛かりすぎ）、インステップ気味に、スリークウォーターよりも上から真向投げ込んでくる。 左腕を直ぐにホーム方向に向けて、天に突き上げるようにするものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとして、着地も遅らせようとしてくるものの、早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブは遊びがちに後ろに流れて、軸足を意識的にあまり跳ね上げないようにしています。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいの威力のあるストレートと、縦スラと、ツーシームは確認。 ストレートは序盤は高めに浮いてしまったのですが、球威はかなりあり凄味もありましたね＾＾ コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 打撃は、グリップの異常な内への移動があり、腕が硬いスイングで、対応力に欠けるタイプなので将来性は投手だと思います。 と言う事で、大学では投手に専念して欠点を矯正して行ければ、１５０`超の剛腕投手が誕生すると思います。 ４年後にかなりの期待を持ってみたいですね＾＾ （２０１２年１月８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 新谷 将 （南部） 近畿大 |
捕手 １７８・７７ 右・右 |
雑誌にも名前が出ており気になっていた選手ですが、時期は逸してしまいましたが一昨年の模様を見れましたので感想を。 気持ちクローズに構えて、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から下半身を始動して左足を捕手方向に引いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動は許容範囲内ですが、ヘッドを投手方向に倒すのは？ 観戦日はインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートはライトに叩けます。 外のスライダーはこなせる程では無く、ファールでは逃げれるレベルでした。 頭の高さは変わる（捕手方向に左足を引いた際に重心が上がってしまうので）ので、ミスショットも多いです。 振り切ってくるスイングはまずまずでしたが、どうもキレには欠ける代物でしたが、観戦日は変速派の投手との対戦だったので、苦手だったのかもしれません。 また、１年生の夏に４番を打っていたものの、その後はスランプに陥ったものの、やっと復調したとの事でしたが、全てに迷いが見られましたね・・・・ 捕手としては、通常のキャッチングはまずまず見どころはありました。 ランナーがいても膝を付くタイプですが、ワンバウンドは止めては来ましたが、後ろに逸らしたりも見られました。 捕ってからやや遅いものの、地肩は良く、コントロールも良かったです。 リードもまずまず考えているとは思います。 と言う事で、高校時代には迷いの中で終了してしまったようですが、確かに資質的には面白いものは持っていますので、大学で欠点を矯正できれば面白いかもしれません。 ４年後に期待したいものです。 （２０１２年１月７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 宮崎 由郎 （初芝橋本） 奈良産業大 |
一塁手 ライト 右・左 １８０／７８ |
１年生にしては風格があります＾＾ 打撃がウリで、ライト方向へ放つ当たりはグングン伸びていく特徴があります。 ただ現状は体重移動がしっかりできていない印象を受けます。 守備もファーストを守っておりますが、ポロポロ落とすシーンが目立ち、その辺りが今後の課題となりそうです。 （０８年１０月 智辯ファンさん情報） 和歌山県には、１年生に智弁和歌山の西川と言う天才がいますが、この選手も西川とはタイプが違いますが、かなり凄い選手だと思います＾＾ 略スクエアに構え、グリップを体から離して、顎よりも少し下の高さにセットし、ヘッドを３塁方向にやや倒して、ヘッドを動かしながら、投手が膝を引き上げたところで、右足を捕手方向に引いて爪先を立てて、リリースポイントから足を軽く浮かせて踏み込んでいくスタイル。 グリップをヘルメッドの一番上の高さまで上げるものの、内への移動は許容範囲内。 グリップの上げる距離は正直大きすぎと思います。 インサイドは苦にせず、肘を畳んで、上から球を潰して引っ張りきってきますね＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早く、膝も開きがちも、踏み込んだ足ではしっかり踏ん張れるようです。 外の難しい低めの変化球にも、膝を使って、リストワークにて捌ききってくるのは、１年生にしては驚きのミートセンス＾＾ スイングに関しては、正直１年生レベルは遥かに凌駕し、メッチャパワフルですし、ＨＲ打者なのかどうかは１試合では分からなかったですが、少なくとも野手の間を抜ける当たりを連発できる中距離打者以上の資質ではあります＾＾ 打撃以外では、足は良く分からなかったですが、守備の動きは良いのですが、ポロっとしたりもしてしまうのは、もっと真面目に練習したい。 と言うことで、初戦で負けたので、まあこのくらいしか書けませんが、来年以降絶対に名前を覚えて損はしない野手である事は断言できます＾＾ 今後の進化を温かい目で見守りたいものです＾＾ （２００８年１２月７日掲示板にて寸評） 去年、初めて見たときは１年生とは思えない打球を飛ばしていました。 今年は１打席見ただけなので何とも言えませんが・・・ 昨年は小笠原（巨人）のようにグリップを体から離す構えが印象的でしたが、今年はそれを随分緩和させていました。 ただ、相変わらずパワフルなスイングはひと味違いますね＾＾ ということで詳細は掴めないままでしたが、去年より大きく伸びたという感じはしませんでした。 しかし打撃センスには素晴らしいものがあるので、もう少し全体的にレベルアップさせて、来年はドラフト候補に名を連ねて欲しいです。 （０９年１０月 智辯ファンさん情報） １年生の時に見て高評価した選手でしたが、時期を逸してしまいましたが一昨年の模様も見れましたので感想を。 軽く開いて、グリップを耳よりも下の高さに体から離してセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを少し上げるタイプですが、内への移動はギリギリ許容範囲内かな？ インサイドのカットボールはファールにはなりましたが完璧に引っ張りきれますし、インサイドのストレートもあわやＨＲの打球を放ってきます＾＾ 更に技術を高めて、フェアグラウンドに入れれるようになれば、木製でもインサイドはツボの打者になれると思います＾＾ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートはセンターに叩けます。 左腕のストレートも苦にしないです。 落ちるボールも見極めてきますが、拾えるのかどうかはサンプルが無く不明です。 頭の高さが変わるのと、インパクトの際に頭が傾くのは気になります・・・・・ 振り切ってくるスイングはまずまずです。 で、当時は膝の半月板損傷を負っていたようですが、そんな中での打撃としては流石に出色でしたね＾＾ 足はサンプルが無く売りに出来るのかどうかは不明です。 ライトの守備も中々動けましたし、肩も良かったです。 と言う事で、大学では既に出場していたのかどうかは分かっていませんが、インパクトの際に首を傾けなくなれば、大学トップランクの左の強打者が誕生するはずです。 ４年後にかなーり期待したい選手です＾＾ （２０１２年１月６日掲示板にて寸評） |
★？ |
| 山本 凌介 （慶風） 大産大 |
ショート １７５・６５ 右・右 |
高校自体も今まで聞いた事が無かったですが、１年生で３番を打っていましたが、確かに面白いものは持っています。 解説者によると、中学時代にはシニアの全国大会にも出場した事があるようです。 軽く開いて、踵を踏み込みながら、グリップエンドに小指を掛けるストロングスタイルを採用し、グリップを耳よりも上の高さに体に近づけてセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて、振り子打法にて踏み込んでいくスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 それでもインサイドに対して、肘を畳んで果敢に振り切ってきますが、ファールとなってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りない。 外のスライダーはこなすまでは行かないのですが、ファールでは逃げれるようです。 で、観戦日には高めのクソボールを逆転ＨＲにしたのですが、上から大根切りのようなスイングで、打った瞬間はまさか入るとは思わなかったのですが、高々と上がってレフトスタンドに入ってしまいました＾＾ 守備は１年生にしてはかなり安定しています。 また、三遊間の深い位置で捕球した後に、ワンバウンドにて強い送球をしてくる肩も中々強肩では？ と言うことで、１年生にしては中々の選手でした。 今後の進化を見守りたいものです。 （２００８年１１月２６日掲示板にて寸評） 無名の慶風高校の遊撃山本選手！決して高校事態は強くなく・・・ですが和歌山では屈指の遊撃手だと思います。まずシートノックから彼一人動きが違いました。輝いていた？といいますか肩も強くダッシュも強い。打撃も見逃し方や構えなどやはり雰囲気、センスを感じました。体格は体感で180 70ぐらいでしょうか？右右です。高卒プロはなくても上でまだまだ開花していきそうな気がしました。 （１０年５月 近畿よりさん情報） |
★ |
| 川上 弘喜 （串本） 金沢星稜大 |
サード １７９・７９ 右・右 |
現状まだまだの選手ではあるのですが、鍛えがいがありそうな選手ですね＾＾ 守備は動けないわけでは決してないのですが、中学時代は別のポジションだったようで、高校に入ってからサードにコンバートされたこともあるのでしょうが、ポロポロしまくるんですよね・・・・・ 肩は強いと思います。 足は売りには出来ないようで、捕手からの牽制で挟まれたりと、今後守備とともに徹底的に練習しないとダメですね。 打撃ですが、気持ち開いて、懐深く構え、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とした所から、膝を適度に引き上げて、回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げてから打ちに行くヒッチと、内への移動が見られ、やや甘めのインサイドにも当然詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足でも何とか踏ん張れるようです。 一番気になるのが、構えで上体がホーム方向に被さっているのですが、膝を引き上げると被さりが無くなり、踏み込んで行く際にはまた被さっていくので、頭の位置があちこちに動くのでミートポイントにもブレが生じている部分。 ただ、振り切ってくる中々パワフルなスイングは１年生にしては出色ですし、外のスライダーにも空振りが多いのですが、紙一重の空振りですので、今後の楽しみを抱かせてくれますね。 と言う事で、まずは守備・走塁面はもっと鍛えるのは当たり前の事ですが、打撃面もグリップの内への移動を緩和させて、ヒッチは辞めて、軸がぶれないフォームに徐々に修正していきたい。 これが３年次に上手く完成すると、きっとドラフト候補として騒がれているのでは？ 期待したいものです＾＾ （２００８年１１月２９日掲示板にて寸評） １年生の時に感想を書きましたが、時期は逸してしまいましたが昨年の模様も見れましたので感想など。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から下半身を始動してホーム方向に爪先を付いて、腰を落としきった所から軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。 インサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外のストレートはセンターに叩けます。 縦スラのきちんとしたサンプルも無かったので、膝を柔軟に使えるのかどうかは不明です。 頭の高さはやや変わるので、ミスショットも出てしまいます。 振り切ってくるスイングは中々でした＾＾ 守備に関しては、三塁線を襲った打球にダイブしたシーンしか無かったので、何とも言えないのですが、反応は良かったです。 足は遅くは無いですが、売りに出来るのかどうかは不明です。 と言う事で、サンプル不足で進化の度合いは判断できませんでしたが、やっぱ気になる選手なんですよね。 大学では既に出場しているのかどうかは分からないですが、守備を磨いて、打撃も更に進化して行けばかなり化けれるように思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１２月２６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 沼田 真伸 （海南・大成連合） |
レフト １７５／６８ 右・左 |
２年生ながら海南・大成のトップバッターを務めます。 ややオープンスタンスの構えから、柔軟にどのコースもミートしてきて、レフト方向への当たりも少なくありません。 一番打者ながらの足を使った攻撃もでき、器用に小技も出来るようです。 レフトの守備はよく分かりませんでしたが、俊足なので守備範囲は広いのかな？？ 来年を楽しみに期待したいです。 （０９年７月 智辯ファンさん情報） |
★ |
| 杉原 豪希 （高野山） |
遊撃手 １７５／６７ 右・右 |
センス溢れるプレーヤーです。 チームでは一番打者を務め、どんなボールでも食らいつくしぶとさがあります。 足も飛び抜けて速くはないですが、まずまず速いと思います。 守備に関しても破綻が無く、もう少し肩が強いと面白いかもしれません。 来年に期待したい選手です。 （０９年８月 智辯ファンさん情報） |
★ |
| 麻生 直靖 （那賀） |
一塁手 １７９／９０ 右・右 |
大柄な選手で、構えに迫力がありますね＾＾ この夏は当たりが出ていませんでしたが、時折見せる打球の速さには目を見張りました。 外のボールを軽く当ててライトに持って行くのは中々ですが、ボールになる変化球には結構手を出していました。 ファーストの守備はよく分かりませんでしたが、足は体型からして期待出来なさそうです。 ということで打撃には面白いものを持っていると思いますが、少し体を絞らないと上のレベルでは厳しいのでは？ まだ２年生なので、来年に期待したい選手です。 （０９年９月 智辯ファンさん情報） |
★ |
| 新家 敏之 （近大新宮） |
センター １７２／７３ 右・左 |
１打席のみ見ましたが、気になる部分がありました。 ２年生の四番打者ですが、現状は中距離打者といった感じです。 どのコースにもミーとしてくる部分にセンスを感じました＾＾ 足はまずまずだと思いますが、守備はよく分かりませんでした。 ということでまだ２年生なので、来年に期待を持ってみたい。 （０９年９月 智辯ファンさん情報） 事前に読者の方に聞いていましたが、時期は時期は逸してしまいましたが初めて見た感想は以下の通り。 スクエアに構えて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から膝を引き上げて回し込んで軽くアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。 やや甘めのインサイドは、肘を畳んでファールにはなったものの引っ張りきれます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 ストレートには一定レベル以上の速いボールでも絶対的に強いですね＾＾ 左腕の変化球も見極めてきますし、ストレートは苦にしません。 高めのボールもバットを被せて長打を放てます。 外の落ちるボールに対しても、膝を使ってレフトにミートしてきます＾＾ 頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。 シャープに振り切ってくるスイングは中々で、高校通算２１ＨＲを放ったようですが、確かに逆風の中打った瞬間の逆転３ランＨＲは凄かったです＾＾ 足もまずまず速いですが、売りに出来るのかどうかは不明です。 守備範囲はかなり広かったですが、肩のサンプルが無かったので不明です。 と言う事で、打撃に欠点もかなり少ないですし、守備は売りに出来ますので、肩が良いのであれば大学でかなり面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したい選手です。 （２０１１年１２月２８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 藤村 真也 （近大新宮） |
サード １７４／６８ 右・右 |
身長・体重に関しては間違っているかもしれません（すみません）。 新家と同じ２年生で、チームでは三番を務めます。 あまり体は大きくありませんが、振り切ってくるスイングが光ります。 足はよく分からなかったですが、遅くは無いと思います。 守備も上手い方だと思いますし、肩も強いです。 ということで破綻の無い選手ですが走攻守、どれも基準くらいのレベルはありそうです。 来年に期待を持ってみたい。 （０９年９月 智辯ファンさん情報） |
★ |
| 寺井 康貴 （市和高） 中京大 |
センター １６７／６７ 右・左 |
昨年も見た選手ですが、セカンドからセンターにコンバートされていました。 打撃に関しては小技などを絡めてくる、「巧さ」を感じさせる選手です。 ただ、現状長打を打つ力は無いようです。 それでも相変わらず足はかなり速いようですし、その足の速さが外野守備でも生きているようです＾＾ ということで足と守備は標準以上のものがありますので、打撃をもう少し何とかすれば面白いのでは？ 来年に期待したい。 （０９年１０月 智辯ファンさん情報） |
★ |
| 阪口 哲也 （市和歌山） 阪神育成枠 |
セカンド １８０・７７ 右・左 |
一昨年育成枠でドラフトされた選手ですが、時期は逸してしまいましたが感想を。 開いて小刻みに踵を踏み込みながら、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から膝を高く引き上げて大きく回し込んで軽くアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げてから上げて、内への移動も見られます。 インサイドには厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られます。 落ちるボールには膝を使って来ますが拾える程では無いですが、甘いと打てるようです。 左腕のストレートは苦にしないですし、スライダーは打てるのかどうかは分からなかったですが、きっちり見極めてきます。 序盤戦は外のストレートを中々叩けなかったのですが、試合を重ねるごとにきっちり対応していました。 頭の高さはあまり変わらないので、選球眼は良いです。 鋭く振り切ってくるスイングはまずまずです。 甘いストレートは、高々と打球が上がって逆風の中ライトスタンドにＨＲを叩きこんでいましたが、パワーもあるようです。 また勝負強さも持っている選手です。 守備に関しては、センターに抜けそうな打球に追いついて、ノーステップで体を切り返してファーストにワンバウンド送球してきましたが、中々の身体能力だと思いました。 ただ、前へのダッシュの際にはグラブ捌きに粗さも見られましたが。 足も結構速く、盗塁も狙えます。 また２アウト１塁の際に、エンドランが掛かってのレフト線へのヒット（フェンスまで達しなかった）で１塁から一気にホームに帰ってきましたが、中々の走塁だったと思います＾＾ ★まとめ もっと荒っぽい選手なのかな？と勝手に想像していましたが、まずまず高いレベルで３拍子揃っていましたね＾＾ 旬の時期では無いですけど、打撃もインサイドが打てない部分と、膝と股関節を柔軟に使える程では無い点のみですし、身体的能力も高いですしセンスもまずまず高いですので、育成可能では？と思います。 後は、グラブ捌きにもっと磨きを掛けて、盗塁もバンバン狙えるようになれば面白いのではないでしょうか？ と言う事で、育成枠での指名は納得でしたので、後は必ず生き残るんだとの気持ちを強く持ち続けて努力して行けば数年後に１軍の戦力になれるように思いますので、是非頑張ってほしいですね。 （２０１２年１月１０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 中田 宏明 （田辺） |
ショート １７３／６１ 右・左 |
今夏はショートを守っていましたが、新チームでは投手としても活躍しているそうです。 打撃に関しては基本どのコースにも対応でき、外のボールをきれいに逆方向に打てるのは好感＾＾ 多少打ち損じもありますが、中々の打撃センスだと思います。 しかしこの選手は守備の良さも光り、肩はそれほど強いとは思いませんでしたが、柔らかいグラブ捌きが光ります。 ということで攻守に面白いものは持っているので、打撃をもう少し磨くと面白いのでは？ （０９年１０月 智辯ファンさん情報） |
★ |
| 濱矢 廣大 （日高中津） |
ファースト １８２／６８ 左・左 |
一打席見ただけなので詳しくは分かりませんが、何となく気になりました。 プロフ通り、スラッとした体型。 チームでは五番を打っていますが、現状長打を打つ打者ではありません。 野手の間を抜けていくような当たりを打ち、ミートは上手い打者だと思います。 足と守備は見ていないので分かりませんでした。 ということで詳細は掴めませんでしたが、打撃は少し気になったので、来年再確認したい選手です。 （０９年１０月 智辯ファンさん情報） |
★ |
| 榎本 勝也 （神島） 天理大 |
捕手 １６５／６２ 右・右 |
知らなかった選手ですが、まずまず気になりました。 捕手としてはワンバウンドを結構止めてきますし、一塁への牽制も入れてきます。 肩もまずまず強いと思いますし、精度も悪くありません。 打撃はグリップを頭より少し高くセットして、ややクローズ気味に構えて、投手が腰を落とし始めたところから、膝を高く引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 現状インサイドは厳しそうですが、振り切ってくるスイングは見所ありました。 ということで小柄ですが攻守に光るものを持っていました。 クローズ気味の構えをもう少し緩和して、インサイドを捌けるようになると面白いのでは？ 来年に期待したい。 （０９年１２月 智辯ファンさん情報） |
★ |
| 向 清貴 （笠田） 奈良産大 |
捕手 １７３・７０ 右・左 |
時期は逸してしまいましたが、全く知らない選手でしたが、２０１０年度の和歌山県では評判の打者だったようです。 ただ、１年生の夏からレギュラーだったようですが、夏の大会では過去２年間１本もヒットが出なかったようですが、智弁和歌山戦で覚醒したようです。 大きく開いて踵を踏み込みながら、グリップを胸の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から膝を引き上げて大きく回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを耳の高さまで上げるタイプで、内への移動も見られます。 インサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは不明です。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 左腕のストレートは苦にしないです。 落ちるボールには膝は使えるものの、拾える程では無いのかな？と思ったのですが、２球空振りした後に３球目をきっちり狙って三遊間突破してきましたが、学習能力はあるようです。 頭の高さはそれ程変わらないので、選球眼はまずまず良いと思います。 小柄な割にはフルスイングしてきますが、中々迫力がありました＾＾ 捕手としては、通常のキャッチングはまずまず見どころがあります。 ランナーがいても膝を付かないので、後ろに大きく逸らしたケースもありましたが、ワンバウンドも基本止めてきます。 肩は良いものの、コントロールの精度は？ 緩急及びインサイドを効果的に使ってくるリードにも見どころがあります。 と言う事で、確かに面白いものを持っていましたので、次のステージで欠点を矯正できれば４年後に面白いかもしれません。 頑張ってほしいですね。 （２０１１年１２月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 安本 匠佑 （和歌山商） |
レフト １７８・８２ 右・左 |
全く知らない選手でしたが、時期は逸してしまいましたが感想を。 略スクエアに構えて、グリップを胸よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後で爪先を立てて、腰を落としきった所から軽く足を浮かせて早めにアウトステップして踏み込んで、爪先を立てて最終的にその場で踏み込むスタイル。 グリップを上げるタイプで、内への移動は許容範囲内かどうか微妙な感じです。 インサイドには肘を畳んでくるも、現状厳しそうです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、その場で踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも多かったです。 外のストレートはレフトに叩けますし、甘ければ引っ張ってきますし、広角に打てるのが特徴的です。 左腕のストレートは苦にしないです。 ツーシームやシンカーも、膝を使ってリストワーク良く拾って来ます。 頭の高さは変わるのでミスショットも出てきますが、一昨年の夏は打ちまくっていました。 フォロースルーは大きくないものの、スイング的にもまずまずだと思います。 足は遅くは無いのですが、現状売りには出来ないようです。 守備はイージーなものしかなく、肩も全くサンプルが無かったので不明です。 と言う事で、進路は分かっていませんが、打撃には見どころがありますので欠点を矯正して、打撃以外にも売りを作れれば非常に面白いのではないでしょうか？ 数年後に期待したいものです。 （２０１２年１月２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 関戸 太祐 （桐蔭） 静岡大 |
ファースト １７３・７６ 左・左 |
小僧に名前が載っており気になっていましたが、時期は逸してしまったものの昨年の状況を見れましたので感想など。 気持ち開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から下半身を始動してホーム方向に爪先を立てて、リリースポイントから軽く足を浮かせて気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。 インサイドは肘を畳んで引っ張りきれます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 日によっては踵体重になったり、上体がホーム方向に被さったりと一定しないのは気になりますし、開きがやや早いので外のストレートを強く叩けないのは？ 外の縦スラは膝をそこそこ使って、甘ければ打てるようです。 頭の高さは変わるので、ミスショットも多いです。 鋭く振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。 足は遅くは無いのですが、売りに出来るのかどうかは不明です。 守備は無難にそつなくこなしていましたが、外野が守れると良いのですがねえ。 と言う事で、確かにまずまず面白いものは持っていましたので、大学で欠点を矯正できれば面白いかもしれません。 ４年後に期待したいものです。 （２０１２年１月１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 太田 亮 （箕島） 名古屋商科大 |
レフト １７４・７３ 右・右 |
下級生時代にも見ていた記憶はありますが、時期は逸してしまいましたが昨年の模様も見れましたので感想など。 昨年は８割くらいの打率を誇っていたようです。 気持ち開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた所から膝を引き上げて大きく回し込んで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。 インサイドも肘を畳んで甘いと打てるようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 落ちるボールは、膝を結構柔軟に使って振り切って捉えてきます＾＾ 外のストレートはセンターに叩けます。 頭の高さはあまり変わらないので、選球眼は良かったですし、ミスショットも少なかったですね。 コンパクトに振り切ってくるスイングはまずまずでした。 足は遅くは無かったですが、売りに出来るのかどうかは不明でした。 守備はまずまず動けるようですが、イージーな打球しか無く上手なのかどうかは不明で、肩もサンプルが無かったので不明でした。 と言う事で、打撃には秀でたものを持っていましたので、進路は分かっていませんが打撃技術を更に高めて、打撃以外にも売りを作れれば面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１２月２７日掲示板にて寸評） |
？ |