２０１０年度投手
岡山
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 薮田 和樹 （岡山理大付） 亜細亜大 |
１８８・８０ 右・右 |
入学したばかりの１８５センチくらいありそうな大型右腕です。 ２９日の試合では、この時期としては破格の常時１３０超、Max１３８を計測していました。 特筆すべきは、この選手、ほぼストレート一本で勝負の上、アウトの大部分が空振り三振又はフライアウトであるということです。 相当球質がいいからでしょうが、１年次の本田（京都外大附）を連想させる楽しみな投手です。 （０８年５月 メールでの情報提供） 入学直後の春季大会で１３８キロを計測した期待の速球派右腕です。足をゆっくりと引き上げ、十分に軸足に体重を乗せてから大きく腕を振って投げ込んできます。非常に投球フォームに気を遣って投げており、まだフォームが固まってないのかもしれません。（春からかなりフォームが変わっていました。）それでも、その直球は１３０キロを軽く越えており（これまでの最速は１４２キロということです。）、順調に成長すれば再来年のドラフト候補として注目されるでしょう。 （０８年１０月 青テンさん情報） 藪田投手は１８６センチの本格派投手でまだ２年生です。あまり力感がないフォームなのですが、この日の球速は140ｷﾛを頻繁に超え、最速は145ｷﾛを計測していました。 ただし、藪田投手の長所はその球速ではなく、その球質です。この投手の直球ですが、とにかく打者がよく空振りをします。アウトのほとんどを三振か内野フライで奪うのは、打者の手元で球が伸びているからでしょう。 この日は２イニングのみの登板でしたが、興譲館打線は結局一人も打球をまともに前に飛ばせませんでした。 ただ、課題もありまして、制球は基本的に良くなく、球も全体的に高いです。また、時折力みからかフォームを乱す点があるのも気になります。 まあ、まだ２年生なので、徐々に改善していって欲しいと思います。 雑誌等への露出が少なかった投手ですが、これから騒がれていくことになるのではないでしょうか。 （０９年５月 青テンさん情報） 春の県大会では１４８キロを計測した大型の速球派投手です。球速以上に打者の手元で伸びる球質が魅力の投手です。ただ、今夏の内容は春よりかなり悪かったです。投球フォームにスムーズさを欠いており、バランスを崩す姿が見受けられました。球速も今夏は１４０キロ出てなかったように見えました。また、課題も非常に多い投手です。まず、基本的に制球に不安があるので、球を見極められると投球が苦しくなり、カウントを取りにいった球を痛打される場面があります。スタミナも不安があるのか、長いイニングになると１４０キロ台が続かなくなります。他にも課題が多く見受けられ、まだまだの投手なのですが、嵌った時はまともな打球が前に飛ばないほどの凄い投球をするだけに非常に楽しみな投手ではあります。ただ、現在は故障中ということで、秋のリーグ戦には登板がないのが気になります。県大会に間に合うかどうかは県大会の優勝争いを左右するかもしれません。 （０９年９月 青テンさん情報） まあ雑誌にも名前が挙がっているものの、故障にて幻の中国地区ＮＯ１投手となりつつありますが、２００９年に運良く見てましたので感想など。 すらっとした長身の投手体型ですが、下半身が華奢すぎますね・・・・・ 振りかぶって、膝を内に引き上げて、サード方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、オーバースローから真っ向投げ下ろしてくる。 捻転差が解けるのが早く、腰を開き気味に着地が早くなる。 左腕を縮めてから伸ばすタイプですが、引き込みは早い。 テイクバックやや大きめで、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れてかなり顎が上がって開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、上体が１塁側に倒れて、膝もやや割れ気味となり（突っ張るケースも）、グラブは何となく腰の辺りにはある感じで、やや体勢を崩すケースも散見されました。 クイックはまあまあしてきますが、かなり高めにボールが浮いてしまってはクイックとは呼べないです。 球種的には、１５０`弱と噂されていたストレートは、観戦日は１４３`くらい計測されており、ドロップのような大きな落差のある中々のカーブと、縦スラは確認。 カーブは独特な中々の代物ですし、ストレートも確かに速く威力もありました。 コントロールは、一応纏めては来ますが、荒れ球と言った方が適切でしょうか？ と言う事で、確かに資質的には怪物級ではあるのですが、２年生の段階ではまだまだ素材型の投手です。 冬の間に何とかフォームの欠点を矯正できると、今年真のドラフト候補と呼ばれるのでしょうがねえ？ 期待したいものです＾＾ （２０１０年１月４日掲示板にて寸評） この投手は非常に思い入れのある投手です。１年春から登板し、その夏からは主戦投手として活躍してきました。この投手で印象深いのは、秋の１年生大会の時の投球で、既に３年生のドラフト候補に匹敵する直球を投げていました。（これはその時の投球を見た方は同意いただけると思います。）２年後のドラフト上位指名は間違い無いと思っていましたが、２年春には１４８キロは計測するもののややフォームを崩し、２年夏には完全に調子を落としていました。そして秋には故障で戦列を離れてしまいます。 今春の県大会決勝で久々の公式戦登板を果たすも、そこには以前の姿はありませんでした。テークバックから腕を振り上げる動作が非常にぎこちなく、腕が振れていません。これは故障の影響でスムーズに腕を挙げることができなくなったのかもしれません。球速も１３０キロ後半くらいで１４０キロは出てなかったと思います。（それでも並の投手よりは球威がありますが）同校史上最高の素材だと言われていただけに、この姿は見るにしのびなかったです。 故障の状態は気になりますが、もともとの素材の良さから、獲得してくれる大学・社会人チームはあるかもしれません。（プロスカウトは最後の夏も確認に来てました。） 今春も今夏も「投手・藪田」の場内アナウンスで場内から歓声と拍手が起きました。詳しい地元のファンは、彼の全盛期が素晴らしい投手だったのを知っています。打者がほとんどボールの下を振ってしまう浮き上がるような直球が蘇るのを願ってます。 （１０年９月 青テンさん情報） |
★ |
| 石橋 史哉 （岡山理大附） 東海大 |
右投右打 １９３・８４ |
今大会背番号１を背負った１９０センチの超大型右腕です。超大型でありながら、かなり体が使える投手で、球速は１３０キロ前後（最速は１３５キロということです。）ながら、丁寧に低めをつく投球が印象に残りました。投球フォームはまとまっているのですが、やや尻を落とす意識が強すぎですかね。もう少し尻の落としを緩和すれば、球に角度が付くし、軸足の蹴りも強くなり球速も増すのでは？と思います。１９０センチあるこの時期の１年生がこれだけ体が使えて投げられれば十分合格で、将来が楽しみです。 （０８年１０月 青テンさん情報） 昨秋は背番号１を背負って先発を任されていましたが、冬場の故障で春の県大会は出場していませんでした。夏の県大会もパンフレットには名前がなかったのですが、直前の変更でベンチ入りしていました。超大型投手でありながら、案外器用で試合を作れるので、同学年の藪田投手より首脳陣は使い易いのではないでしょうか。今年度になって観戦していないので、今秋は是非観戦したいと思います。 （０９年９月 青テンさん情報） 噂の投手でしたが、今年初めて見れたのですが、感想は以下の通り。 身長はでかいですが、体は華奢です。 ただ、ランナーのいる際の登板だったので、セットしか分からず。 セットから、クイックにて、ショート方向に足を伸ばして、上体がやや３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、左肩には意識はあるのですが、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしていますが、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は使えるものの鋭角にまでは使えないようですが、開く割には球持ちはまずまず良いと思いました。 フィニッシュでは、膝がやや割れ気味で、グラブは抱え込むタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`弱くらいのストレートと、縦スラのみ確認。 ストレートは威力はかなりありますし、本来もっと出ると思います。 コントロールはランナーを背負っての投球だったので、甘いのが多かったですね。 と言うことで、確かに資質的にはかなり面白いと思いますので、冬の間にフォームの欠点を矯正して、下半身を鍛えていくと、来年非常に面白いのではないでしょうか？ 期待したいですね。 （２０１０年１月３日掲示板にて寸評） この投手は１年秋からほぼ毎シーズン観戦してきましたが、伸び悩んだ感があります。超大型右腕でありながら身体を持て余すことがなく、投球においてもかなり器用で試合が作れる投手です。これだけの身体でフォームも大きな欠点がないですから、もう少し球速があってもいいと思うのですが・・・まだ下半身が弱い印象で、真に身体ができれば変化もあるかもしれません。 とはいえ、投手としての土台はできている選手なので、今後球速・球威が出てくれば面白いと思います。 （１０年９月 青テンさん情報） |
★ |
| 森本 光 （明誠学院） 関西大 |
１７６・６９ 左・左 |
１回戦の相手の明誠学院の投手は、２年生左腕の森本投手でした。聞くところによると、奈良からの野球留学生で中学時代はボーイズの日本代表にもなった投手らしいです。身長は１７２センチほどで球速も130ｷﾛ前後でしたが、切れのいいスライダーと強気に内角を突く投球が目を引き、８回まで倉敷商打線を０点に抑えていました。岡投手目当てに集まったプロスカウトも興味を持ったようで、急遽情報を集めてました。来年の夏までにもう一度観戦してみたいと思わせる投手でした。 （０９年４月 青テンさん情報） ２年春に観戦し好投手との印象を持っていましたが、今夏久々に観戦できました。左腕からそれほど球速はない（１３０キロ程度でしょう）のですが、身体が開かず球持ちがいいので打者は速く感じるでしょう。また、右打者の内角・左打者の外角への制球が非常にいいです。 まあ、２年春から大きな成長も感じませんでしたが、好投手であるのは間違いなかったです。大学・社会人でもある程度やれる可能性は感じました。 （１０年８月 青テンさん情報） |
★ |
| 星野 大地 （岡山東商） ＳＢ |
１７９・８０ 右・右 |
前回同校が選抜大会に出場した際の４番捕手でプロも注目した雄大選手の弟で、１年秋までは捕手をこなしてました。とにかく肩の強さが印象に残っていて（既に県内１だったと思います）、最終学年になったら注目されるのではと思っていましたが、春くらいに投手に転向したということを聞きました。肩が強いので球は速いだろうなと思っていましたが、今秋から投手としても注目選手として名前が挙がるようになりました。 初めて見た印象としては、思ったよりもまとまっている投手でした。元捕手でしたので、野手投げなのかと思っていましたら、案外溜めがあるフォームで踏み込んだ脚に重心がよく乗っており、球に力が良く伝わっているのがわかります。（まあ、気になる点はありますが。）また、制球は案外安定してます。球速は目測ですが、常時１３０キロ後半くらいで、たまに１４０キロを超えるかなといったところだと思います。近くで球速測定していた他校偵察部隊からは最速で１４１とか１４４とはいう声が聞こえてきました。これまでの最速は１４７キロという話ですが、制球を気にしなければそれに近い球速は出るかもしれませんね。 とにかくヤンチャな性格のようで、試合中の態度やプレー振りに性格が出ています。監督の怒声がスタンドまで聞こえてきました。（笑）こういう性格は乗せたら手が付けられない投球をする反面、その反対もあるんですよねえ。これだけの投球ができるのに背番号１０の二番手投手になっているのは、この辺りの理由でしょうか。 高卒プロというタイプかというと現状では少々疑問符が付くのですが、理大附の薮田投手の登板がなかった今大会では、間違いなく最も速い投手でした。 （０９年１０月 青テンさん情報） １年秋には捕手で、その時はすごい強肩だなという感想を持っていました。２年春から捕手に転向したことをその夏に知って驚いたのですが、その秋には県内で最も速い球を投げる投手として注目される存在になっていました。 ワインドアップ・ノーワインドアップ・セットホジションを１試合の中で使い分けて投げますが、これは本人が意識的にやっているとのことです。ゆっくり足を上げ、そこから全身の力を使って投げ込みます。テークバックは小さいのですが、そこからの腕の振りは強烈です。また、踏み出した足に良く重心が乗っており、軸足の蹴りも充分ですので、球に身体の力が乗っています。シンプルですが、身体の強い同投手の長所に合ったフォームだと思います。 球速は常時１４０キロ超で最速は１４８キロといわれています。私がスカウトのガンを覗いて観戦できた時は、１３８キロが２球あっただけで、後は全て１４０キロ台を連発し最速は１４６キロを計測してました。また、速いだけでなく球威もあります。変化球はカーブ・スライダー・チェンジアップ系の落ちる球と一通りありますが、いずれも絶対的なものではないです。 制球は速球派の割には良くて、ストライクを取るのには苦労しません。ただ、まだアバウトであり、本当の意味での制球力は備わっていません。変化球の際には全体的に球が高くなるのも気になります。 この選手は非常にヤンチャでお調子者の性格らしく、それが試合中の態度にもはっきりと出てしまいます。近くで観戦していたスカウト達も、実力を評価する声がある一方で、性格面を危惧する声もありました。この性格面を、問題と捉えるかプロ向きと捉えるかで評価は変わってくると思います。 また、この投手は基本的に先発には向いてません。これはスタミナ面が問題というより、やはり性格的なものだと思います。先発だと試合開始からは気持ちが入ってない感じで、立ち上がりから崩れることもありましたし、立ち上がりを凌いでも９回の内のどこかで集中力が散漫になる時があります。一方で、救援登板になると一転して全く隙を見せることがなく、私は救援登板時に打ち込まれたのを見たことがありません。先発登板と救援登板で気持ちの入り方が違うと感じられます。本人も救援の方が好きといっているようですし、短いイニングで持っている力を爆発させるのがこの選手には合っているのでしょう。 今夏は、準々決勝で敗れてしまい、本人も肘に違和感があったとかで、不完全燃焼に終わりました。どういった進路になるかわかりませんが、もし本人がプロ志望で、性格面や肘の状態などの懸念材料が問題なしと判断されれば、ドラフトでは中位から下位なら指名があると思います。（社会人入りという噂も耳にしましたが、どうなんでしょうか？） （１０年９月 青テンさん情報） 本当は、夏の模様も見れる予定だったのですが、見れないＤＶＤだったので変換中で、まだ時間が掛かるようですので、春季大会の模様から感想を。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向を小さく蹴るようにして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる、きっちりとしたフォームが印象的です。 腕の振りもかなり良いと思います。 捕手から投手に転向したようですが、変な癖も無いですし、是はベストの転向だったのではないでしょうか？ 左腕をホーム方向に向けるのが早いので、引き込みも早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは見られず、首を振って、グラブもまあまあ抱え込んで、体勢を崩したりは見られない強靭な下半身が光ります。 クイックはしてきますし、クイックでも球威が落ち無いのは中々です。 球種的には、MAX１４５`くらい（本来１４８`のようです）のストレートと、大小２種類の縦スラと、カットボールと、ツーシームも少し投げていたようです。 ストレートは確かに速いですし、威力もありますが、球を置きに行くケースが見られ、開きも早いですし、痛打される場面も見られました。 鋭くボールゾーンに落ちる縦スラは中々でしたが、カウントを取る縦スラ（もしかしたらカーブなのかも？）やカットボールは悪くは無いですが絶対的なものでは無かったです。 コントロールも纏まってはいますが、基本アバウトです。 ★まとめ 春季大会は先発完投したのですが、スタミナ面は問題ないのですが、読者の方にお聞きしましたが、長いイニングだとお調子者の性格面から集中力が切れるケースが多いとのことで、短いイニングの方が絶対に良いそうです。 と言うことで、フォーム的にも変な癖は無いですし、想像以上に良い意味で纏まった投手でしたし、性格面如何では面白いのではないでしょうか？ と思ったのですが、肘？の故障で今期絶望とか出ていましたが、フォーム的に故障を起こすような問題点は見られなかったので、理由は性格面の問題からきちんとケアなどしていなかったのかな？と思いますね。 素材は素晴らしいですので、何とか早期に完治して、クローザーとして生き残って欲しいと願っております。 （２０１１年３月１４日掲示板にて寸評） |
★ |
| 人見 公規 （岡山東商） 広島経済大 |
右投右打 １７７・７０ |
直球は１３０キロに届くかどうかですが、ツーシームと大きなスライダーで打たせて取る投手です。同校では同僚の星野投手が注目を集めましたが、今期同校が安定して県上位進出したのは背番号１のこの投手の功績が大きいです。 （１０年９月 青テンさん情報） |
★ |
| 山本 基生 （玉島商） 国士館大 |
１８５・７３ 左・左 |
秋に報知高校野球にも名前が載った投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて（足首捻りすぎ）、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、担ぎ気味に、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪く無いのですが、やや引き込みは早い。 捻転差は維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、着地は早い。 テイクバック大きいわけではないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、担ぐ割には肘も鋭角には使えるのですが、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が突っ張り気味に、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしようとするものの、微妙です。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらい（本来もっと出ると思います）のストレートと、スライダーと、シンカーは確認。 ストレートは結構威力がありますし、スライダー回転を掛けてくるクロスファイヤーは中々の代物だと思います。 コントロールは、纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言う事で、サイズにも恵まれていますし、左腕でもありますし、資質的にも面白いと思います。 何とか欠点を矯正できると来年楽しみではないでしょうか？ 期待してみたい＾＾ （２００９年１２月３０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 花岡 竜也 （作陽） 東北福祉大 |
１７８・７２ 右・右 |
この投手全く知らなかったですが、正真正銘良い投手です＾＾（雑誌に名前が挙がっていないのは全くの疑問） プロフは１７８aとなっていますが、１７５aくらいではないでしょうか？ 振りかぶって、膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向を小さく蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる、美し目のフォームです。 左腕の使い方も悪く無いのですが、やや引き込みが早いのが残念。 捻転差も維持していますし、着地も遅らせようとしてきますが、着地はやや早い。 テイクバックは大きいわけでは無いですが、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎がかなり上がって開いてしまうものの、肘はかなり鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、上体が１塁側に倒れて、グラブはまあまあ抱え込むタイプですが、体勢を崩してしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのかなり伸びるストレートと、キレの良い縦スラのみ確認。 ２年生にしては、このストレートのノビは異質で、打者が空振りか詰まるかしか無かったですね。 コントロールも纏めて来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、フォームも治せない欠点は無いですし、冬の間に少し矯正できると、更に手が付けられなくなるのでは？ 後は球種が少なすぎますので、最低もう１種類の絶対的な変化球を修得して、ストレートを更に磨いていくと、来年正真正銘のドラフト候補として騒がれるはずです。 観れて良かった投手ですし、冬の間の進化が楽しみです＾＾ （２００９年１２月３１日掲示板にて寸評） ２年時から同校の主戦を務める本格派右腕です。２年時には、洗練されたフォームから非常に球筋のいい直球を投げ、球速は１３０キロ強ながらそれ以上の威力を感じさせる投手でした。 私はこの投手を３年時に確認できませんでしたが、最後の夏には球速は１４０キロ前後になり、確認にきていたプロスカウトもいたという話は聞きました。確かにそれくらいの素質はあったと思います。 （１０年８月 青テンさん情報） |
★ |
| 谷川 敏昭 （作陽） 佛教大 |
左投左打 １７８・７２ |
同校の２枚看板を務める投手です。私は現チームになって花岡投手目当てに２度同校を観戦に行ったのですが、２度ともにこの投手が投げていました（笑） とはいえ、この投手も左腕としては完成度の高いフォームから切れのいい直曲球を投げる好投手でした。花岡投手がいなかったら充分エースになれていたと思います。 （１０年８月 青テンさん情報） |
★ |
| 小西 崇太 （津山商） |
右投？打 １７５・６９ |
２年生だった昨年から、県北の公立校に１４０キロ近い直球を投げる投手がいると評判だった投手です。今年も好投手の一人として名前が挙がっていましたが、私は観戦できませんでした。評判が本当かどうか確認したかったのですが・・・ （１０年８月 青テンさん情報） |
★ |
| 谷口 乃基 （勝山） 福山大 |
右投右打 １６９・５８ |
３年前に勝山中が全国中学軟式野球選手権に出場した際の主戦投手で、県南の強豪校からの誘いを蹴って地元の公立高校に進学した投手です。 小柄で球威不足の面がありますが、変化球の切れ・フィールディング等投手としての総合力が高い好投手でした。 （１０年８月 青テンさん情報） |
★ |
| 安部 健太 （倉敷） 大阪商業大 |
１７８・６６ 右・右 |
知らない投手でしたが（パンフにも載っていないので、下の名前及びプロフは不明）、夏に生観戦した際に投げたのですが、中々面白かったです。 身長は１８０aくらいはあると思います。 振りかぶって、膝を回し込んでかなり内に引き上げて、サード方向に軽く足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕も天に突き上げるようにして、上から使えるものの、引き込みは早い。 捻転差は当初から乏しいものの、何とか腰を開かないようにしているものの、着地は早いようです。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、やや顎も上がって開いてしまい、肘は使えますが鋭角にまでは使えないようです。 フィニッシュでは、膝がやや割れて、グラブは後ろに引くタイプです。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、縦と横のスライダーは確認。 ストレートはまずまず威力がありました。 コントロールも纏めては来るのですが、ランナーが出ると乱れるのは？ と言うことで、当初は３年生かな？と思ったのですが、読者の方から２年生と聞きましたので、それならば可能性はあると思います。 肉体的なキャパにも恵まれていますし、冬の間に肘の使い方さえ矯正できると、直ぐに一変できると思います。 進化に期待したいものです。 （２０１０年１月２日掲示板にて寸評） ２年時から同校の主戦投手を務めており、昨年雑誌等に名前が挙がっていた先輩投手より、当時からこの投手の方がいいと感じていました。（この投手は何故か雑誌に名前が挙がりませんが・・・）最終学年になって、直球は最速で１４０キロを超えるようになり、プロスカウトも注目する投手になりました。 ただ、ドラフト候補として考えると体格・球速ともにそこそこで物足りないのも事実です。プロスカウトも「大学経由で」と話していましたが、私も同感です。 （１０年８月 青テンさん情報） |
？ |
| 島田 慶太 （倉敷商） 関西大 |
１７７・７１ 右・右 |
甲子園では登板のチャンスは無かったですが、予選で少し見れましたので、まあまだまだの投手ではあるのですがご紹介してみます。 ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、軸足に絡めるようにして、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 左腕を直ぐにホーム方向に向けるので、引き込みが早くなる。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバックは、セカンドベース方向に腕を伸ばすタイプで、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘も鋭角には使えるものの、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れて、グラブはまあまあ抱え込むタイプです。 クイックはしようとしてきますが、微妙なレベルです。 球種的には、MAX１３０`くらいのストレートと、縦スラと、カーブと、ツーシームは確認。 いずれもまだまだの代物ですし、ちょっと小手先のピッチングは残念ですね。 コントロールはアバウトで、観戦日は死球が多かったです。 と言うことで、面白いものは持っていますので、上記欠点を矯正しつつ、ストレートをもっともっと磨いていくと面白いのですがねえ。 来年の進化に密かに期待してみたい。 （２０１０年１月２日掲示板にて寸評） 昨春から主戦投手の一人として投げておりましたが、昨夏から昨秋にかけては調子を崩しておりました。今夏から復活し、同校を甲子園に導きました。少し身体を開き気味で腕を下げて投げてきます。直球は速くないですが、カーブ・スライダー・チェンジアップ・シンカーを交えて打たせて取ります。また、経験豊富で投球術に長けています。 全国レベルでどうか不安はありましたが、充分に役割は果たしました。打線の援護がない中、県大会からほぼ一人で投げ抜いたわけで、本当にお疲れ様を言いたいです。 （１０年８月 青テンさん情報） |
？ |
| 岡田 学 （興譲館） 三菱自動車倉敷 オーシャンズ |
投手兼左翼手 右投左打 １７７・６６ |
２年次から３番投手兼左翼手を務め、投打両面で見所がある選手です。まず投手としてですが、まとまったフォームから切れのいい直球・カーブ・スライダーを投げ分けます。球速は１４０キロくらい（目測）でしょうか。切れはあると思いますが、やや球が軽い感じがします。 制球はまずますいいのですが、時折乱れることもあります。投手としてはもう少し背が欲しいですし、好投手なのですが決め手に欠ける面があります。 次に打者としてですが、まずはとにかくフルスイングしてきます。リストが柔らかくミート力があり、フォローが大きいので左方向にも打球が伸びます。構えから小刻みに動きすぎな気もしますが、これはこの選手のリズムなのでしょう。脚は正確なタイムはわかりませんが、見たところ速いのではないかと思います。積極的なプレースタイルで、体にバネがありそうなのは好感を持てます。 春から夏にかけて数人のプロスカウトが注目していましたが、投打に絶対的なものがないので、おそらく大学か社会人に進むことになるでしょう。投打どちらでいくにしても、成長を楽しみにしたいと思います。 （１０年８月 青テンさん情報） 小僧に名前が出ていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を高く内に引き上げて、軸足に絡めるようにして、ショート方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 体が柔らかそうですね。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、腰の横回転がやや強く、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブを後ろに引いて、やや体勢を崩すケースも見られました。 セットの時間を長くして、牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、縦スラと、カットボールと、スローカーブは確認。 ストレートのノビは光りますが、カーブの時に腕の位置が上がるのでバレバレです。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 打者としては、気持ち開いて、グリップを耳よりも上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めたところから、ホーム方向に爪先を付いて、投手が腰を落としきったところから、軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドには当然厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外よりの低めのストレートはセンターに叩けますし、膝と股関節を使ってきますので、落ちるボールのサンプルは無かったものの捌けるのではないでしょうか？ 頭の高さは変らないので、選球眼もまずまず良いと思います。 リストを柔らかく使って振り切って来るスイングは中々の代物だと思います。 と言うことで、投打のどちらも魅力はありますが、本人どちらにするのか分からないですが、どっちにしたとしても４年後楽しみではないでしょうか？ 期待したい選手です。 （２０１１年３月１３日掲示板にて寸評） |
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| 難波 大輝 （興譲館） 関西大 |
右投右打 １８２・７９ |
地元紙に１４０キロ超の本格派右腕と紹介された大型の本格派投手です。実際には１３０キロから１３５キロくらい（スカウトのガン）でしたが、それ以上の威力は感じましたので、調子のいい日の最速では１４０キロくらい出るのかもしれません。長身で肉付きのいい体格のわりにバランスがとれた力強いフォームです。 ただ、球が全体的に高く変化球もいまいちですし、まだまだの投手です。素材はいいと思いますので、将来的には面白いと思います。 （１０年８月 青テンさん情報） |
★ |
広島
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 有原 航平 （広陵） 早稲田大 |
１８７・８７ 右・右 |
センバツでも堪能しますけど、夏の模様から感想など。 お尻の大きさは、元巨人の江川さんを彷彿とさせます。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、上体が３塁側に傾いて、サード方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 腰を落とさないのは良いのですが、どうも軸足の股関節にきちんと体重が乗っていないような気がしますねえ。 捻転差が解けるのが早く、着地も早い。 左腕も直ぐにホーム方向に伸ばすので、左肩には意識は持っているものの、やや開きが早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますし、球持ちも悪くは無い。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは抱え込むタイプです。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、大小２種類の縦スラと、チェンジアップは確認。 ストレートは重くて威力がありますし、縦スラは中々だと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、広陵は打者の育成は正直イマイチですけど、投手の育成は確かなものがありますので、センバツでの進化したピッチングに期待したいものです。 （２０１０年２月１８日掲示板にて寸評） 昨夏の模様から既に感想を書いてましたが、センバツでの感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、膝を引き上げて内に入れて行きながら溜めて、ショート方向に足を軽く伸ばして、軸足のクッションを利用？して、上体が前屈みになって、インステップ気味に、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、直ぐにホーム方向に向けて、引き込みが早くなる。 捻転差が解けるタイミングが早く、腰がやや横回転気味となって、着地もやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、腰がやや詰まり気味となって、首を振って、グラブは後ろに流れて、軸足も意識的にあまり跳ね上げないようにしています。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的にはMAX１４５`（もう少し出た試合もあったかも？）を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１２０〜１３０`台のチェンジアップと、１２０`台のカットボールと、１００`台のカーブは確認。 ストレートのボリューム感は、今大会ではＮＯ１でしょうし、縦スラもチェンジアップも高校生では一級品だと思います。 インサイドを意識的に攻めれるのも中々だと思います。 コントロールも纏めて来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、昨年も指摘した上体が前屈みとなる部分が全てに悪影響を与えており、股関節に体重もきちんと乗っていないはずで、ちょっとした事（雨など）からコントロールを乱したり甘くなったりするわけです。 また、精神的にもそれ程強いとも思えなかったです。 後は、左腕の使い方に難があるので、開きも速くなる部分。 この２点さえ治せば、１５０`台のストレートが手に入るでしょうし、開きも抑えれれば球も見づらくなって打ち難さもでるでしょうし、もっとコントロールも良くなるでしょうし、真のドラフト候補となって上位指名されると思います。 ほんの少しの矯正なので、指導者ともども何とか気付いて夏までに進化して欲しいものです。 （２０１０年４月３０日掲示板にて寸評） まあ、あまり書くことも無いのですが、最終感想を。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を軽く向けて、上体が３塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みが早い。 捻転差も解けるタイミングが早く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、首を振って、膝を突っ張り気味に、グラブを少し後ろに引くタイプです。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４９`を計測したストレートと、１２０`台の縦スラと、１００`台のカーブと、１２０〜１３０`台のチェンジアップは確認。 変化球は良いですし、ストレートの威力は全国ＮＯ１ですが、中盤辺りからシュート回転するケースが多かったですね。 変な力みも消えましたし、コントロールもまずまず良かったです。 ★ と言うことで、基本的なフォームは変っておらず、股関節が硬そうなのは気になります。 ただ、６月に肘を痛めて、予選もぶっつけ本番のような感じで乗り切り、甲子園でもまずまずのピッチングをしてくる部分は非凡ですね。 まあ本人大学進学を決めたようですが、噂されている進路先は自分で進化しようと思わないと無駄な４年間になってしまいかねない所ですので、開きを抑えて、もう少し股関節を柔らかくするトレーニングを積んで、ストレートをもっと磨いていくと、４年後には１位指名と言う栄誉が待っていると思います。 頑張って欲しいものです。 （２０１０年９月２５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 上野 健太 （広陵） 近畿大 |
１７７・６８ 右・？ |
知らない投手でしたが、面白いものは持っていましたので、時期は逸してしまいましたが感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、軸足に絡めるようにしてからショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、ややインステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝を突っ張って、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、落差のあるカーブと、縦スラと、ツーシームは確認。 カーブで緩急も付いていましたし、いずれもまずまずの代物だったと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、好投手が多数集まる大学に進学したようですが、資質は引けを取らないものを持っていますので、じっくり欠点を矯正してストレートを磨いていけば花開くかもしれません。 ３年後に期待したいものです。 （２０１２年３月６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 恵谷 通 （尾道商） 流通経済大 |
１７５・８５ 右・右 |
知らない投手でしたが、時期は逸してしまいましたが面白いものを持っていましたので感想など。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、直ぐにホーム方向に向けて引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って、肘から先をまずまず立てて使えるタイプです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝を突っ張って、首を振って、グラブを後ろに引いて、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、縦スラと、ツーシームは確認。 いずれもまずまずの代物だったとは思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 余談ですが、パワフルな打撃も欠点はあるようですが面白いものは持っていましたね。 と言う事で、資質的には面白いものを持っていましたので、大学で欠点を矯正して行ければ面白いのではないでしょうか？ ３年後に期待したいものです。 （２０１２年３月５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 末兼 隼 （山陽） 拓殖大 |
１８２・７２ 右・右 |
知らない投手でしたが、時期は逸してしまいましたが面白いものは持っていましたので感想など。 ノーワインドアップから、膝を腰の高さに内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、略オーバースローから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪く無いものの、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、腰の横回転が強くなって、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、お辞儀して、首を振って、グラブを後ろに少し引くタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのストレートと、縦スラと、カットボールと、フォークは確認。 ストレートの威力もありましたし、変化球もまずまずの代物だったと思います。 コントロールは纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言う事で、進路は分かっていませんが資質的には面白いですので、大学で欠点を矯正して行ければ面白いと思います。 ３年後に期待したいものです。 （２０１２年３月８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 石田 健太 （広島工） 法政大 |
１７９・８０ 左・左 |
各種雑誌に名前が載っておりましたが、高校時代の感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、やや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、首を振って、グラブは少し後ろに引いて、軸足を意識的に全く跳ね上げないようにしています。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、スライダーと、スクリューは確認。 観戦日は疲労から調子も落ちていたようですが、いずれも絶対的な代物では無かったです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多く、大量失点を喫してしまいました。 と言う事で、本来もっと良いのだろうなあ？とは思いましたが、正直現状では期待したほどでは無かったですが、欠点を矯正して大学で進化できれば面白いと思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１２年２月２９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 佃 勇典 （広島商） 拓殖大 |
１７８・７９ 右・左 |
知らない投手でしたが、まずまず面白いものを持っていましたので、時期は逸してしまいましたが感想を。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は上手いと思いますが、引き込みが早いのは残念。 捻転差は維持しようとしていますが、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ますし、開く割には球持ちは悪くないです。 フィニッシュでは、上体が１塁側に倒れて、首を振って、グラブを少し後ろに引いて、大きく体勢を崩すケースも見られました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのノビのあるストレートと、縦スラと、カットボールは確認。 いずれもまずまずの代物だったと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、資質的には面白いものを持っていますので、大学で欠点を矯正して行ければ面白いのではないでしょうか？ ３年後に期待したいものです。 （２０１２年３月３日掲示板にて寸評） |
？ |
島根
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 岩成 翔太郎 （出雲商） |
１７４・？ 右・左 |
知らなかった投手ですが、まずまず見所があると思います。 振りかぶって、膝を回しこむように内に引き上げて、サード方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕は大きく使えるのは好感も、引き込みがやや早いのは残念。 捻転差に当初から乏しく、着地も遅らせようとするものの、早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し前に出ると良いのですが。 また、腕の軌道が必要以上に体から遠ざかるのも気になります。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れて、軸足を意識的に跳ね上げないようにして、やや体勢を崩すケースも見られました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、落差のあるカーブと、縦スラと、ツーシームは確認。 変化球は２年生にしてはいずれもまずまずですし、ストレートの威力もまずまずあると思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも見られました。 と言うことで、資質的にはまずまず面白いですので、今年の夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年６月１７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 勝部 鵬陽 （浜田） 東洋大 |
？・？ 右・右 |
知らない投手でしたが、まずまず面白いものを持っていると思います。 身長は１７５aちょっとくらいでしょうか？ 振りかぶって、膝を内に引き上げて、左足を伸ばさずに腰を落として、インステップ気味にスリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って球持ちも悪くない。 フィニッシュでは、膝が割れたりは見られないものの、スパイクでの地面の掴み方は甘く、大きく体勢を崩して、グラブも後ろに流れてしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのノビのあるストレートと、独特な落差のある縦スラと、横スラは確認。 いずれも２年生にしてはまずまずだと思います。 コントロールはアバウトです。 と言うことで、資質的には面白いものを持っていますので、上記欠点を矯正できると面白い投手に化けると思います。 夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年６月１７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 戸根 千明 （石見智翠館） 日大 |
１７３・７２ 左・左 |
各種雑誌に名前が載っていましたが、２年生の秋に見ていましたが感想は以下の通り。 ランナー無でもセットから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を軽く向けて、軸足のクッションを利用して、ややインステップ気 味に、スリークウォーターよりもかなり下から担ぎ気味に投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます が、肘から先は立っては使えないようです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブは抱え込んで、やや体勢を崩すケースも見ら れました。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、スライダーと、スクリューと、偶に落差のあまりないカーブは確認。 ストレートにはかなり威力がありましたし、変化球もカーブ以外はまずまずだったと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、昨年どのくらい伸びたのかは残念ながら見れませんでしたが、超強気の性格の持ち主ですし、資質も良い左腕ですので、 ４年後の進化に期待してみたいものです。 （２０１１年７月１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 室 賢吾 （大田） 近大工学部 |
１８０・７５ 左・左 |
雑誌に名前が載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を向けて、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、右肩には意識はあるものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとするものの、やや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまい、肘は使えるものの鋭角には使えないようで、肘がきちんと前に出ないですね。 また、腕の軌道が必要以上に体から遠ざかるのは？ フィニッシュでは、首を振って、膝が割れて、グラブは後ろに流れて、体勢をやや崩してしまいます。 牽制を入れて、クイックもまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、スライダーと、スクリューと、腕の位置を上げて投げるカーブは確認。 ストレートにはまずまず威力がありますし、変化球もまずまずですが、カーブも落差があって良いのですが、上記に記載したように腕の位置を上げるのでバレバレです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、資質的には高いですので、肘の使い方を矯正できれば、４年後に楽しみだと思います。 期待したいものです。 （２０１１年７月２日掲示板にて寸評） |
？ |
鳥取
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 上川 和真 （八頭） 京都産業大 |
１７５・７０ 左・左 |
各種雑誌に名前が載っており気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンドベースとセカンドの中間方向に足をピンと伸ばして（伸ばした足に力が入りすぎているのは気になります）、腰を落として、ややインステップ気味に、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 右腕を天に突き上げるように使うタイプも、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、インステップによって、腰がやや詰まって、グラブは何と無く腰の辺りにある感じで、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックはしてきます。 球種的には、MAX１２９`を計測したストレートと、９０〜１００`台の落差はそうでもないカーブと、１１０`台のスライダーと、１１０`台のチェンジアップは確認。 ストレートはキレはまずまずですが、本来もう少しスピードが出ると思いますが、変化球もまずまずですが絶対的なものでは無かったですね。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、甲子園初登板で緊張した事もあるでしょうし、調子も良くなかったとは思いますが、現状ではまだまだですね（特に、ストレートはもっともっと磨きたいものです）。 左腕でもあり資質的には面白いと思いますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１０年８月２６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 奥山 健志 （鳥取商） 東京国際大 |
１７１・６８ 左・左 |
雑誌にも名前が載っていましたが、２年生の模様は見ていましたので感想など。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向を軽く蹴って、上体が結構１塁側に傾いて、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角にまでは使えず、もう少し肘を前に出したいものです。 フィニッシュでは、インステップによってやや腰が詰まって、膝が割れて、グラブを後ろに引いて、軸足をあまり跳ね上げないようにして、体勢を崩すケースも見られました。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、落差のあまりないカーブと、スライダーは確認。 ストレートのノビはまずまずでしたが、スライダーが緩いので相手に見極められてしまっていました。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、昨年どのくらい伸びたのかは分からないですが、小柄ではありますが左腕ですので、大学で肘の使い方を矯正できれば面白い投手に化けれるかもしれません。 頑張ってほしいものです。 （２０１１年６月２７日掲示板にて寸評） |
？ |
山口
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 岩本 輝 （南陽工） 阪神 |
１８０・８０ 右・左 |
津田２世との触れ込みでしたが、まあ現状はまだまだですけど、確かに将来的には津田２世と呼ばれるのでは？ ノーワインドアップから、膝をゆったり腰の高さに内に引き上げて、溜めて（足首捻りすぎ）、ショート方向に足を伸ばして、腰を落とし、略オーバースローから投げ込んでくる。 左腕を大きく上から下に使ってくるのは好感も、やや引き込みが早いのが残念。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早いようです。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れてやや顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が絶対に割れないように意識しているも、やや腰がつまり気味で、首を振って上体を１塁方向に倒し、グラブの抱え込みは甘いですが、この部分はオーバースローですのでそれ程問題ではない。 牽制をしつこく入れたりしますが、クイックは微妙です。 球種的には、MAX１３７`のストレートと、１００`台のカーブと、１１０〜１２０`台の縦と横のスライダーと、１２０`台のフォークは確認。 いずれも新２年生にしてはまずまずのボールで、特に横スラは素晴らしい＾＾ サイン交換の際もフォークの握りをしていますが、グラブにボールを入れた際には、握りを変えてくるので意識的にやっているのでしょうが、ピンチになると現状のストレートでは中々レベルの高い相手には通用しないので、フォークの連投となるのですが投げ過ぎです。 コントロールは立ち上がりが甘いタイプですが、回を追うごとに良くなってきました。 と言う事で、資質的には良いですし、フォームの直せない欠点は無いタイプですので、今後順調に伸びていくと、来年中国地方ＮＯ１の右腕と称されるのでは？ 期待してみたい＾＾ （２００９年４月２５日掲示板にて寸評） 下級生の時も見て寸評しましたが、最終寸評は以下の通り。 １０`増量したようで、下半身が太くなりましたね。 ランナー無しでもセットから、膝をゆったり内に引き上げて溜めて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりもやや上から投げ込んでくる、変な癖の少ないフォームです。 清峰−広島の今村のフォームをベースに腕の位置を上げた感じのフォーム（模倣したように思います）ですが、今村よりも良いフォームだと思います。 左腕の使い方は上手だと思いますが、やや引き込みが早いのが残念。 捻転差も維持しようとして、着地も遅らせようとしてくるものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィイッシュでは、左膝を絶対に割らないと言う強い意思が伝わりますが、インステップはしていないのに、腰が詰まり気味となって、首を振って、お辞儀して、軸足を意識的に跳ね上げないようにして、グラブは少し後ろに流れてしまいますが、体勢を崩したりは無いです。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 フィールディングの動きも良かったです。 球種的には、MAX１４４`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１２０`台の横スラと、１２０〜１３０`台のフォークと、偶に９０`台の小さなカーブを投げていました。 いずれの変化球も進化したように思います。 スピードは通常は抑えて、淡々と投げてくるものの、ここ一番やマークする相手には力を込めてきます（最後の打者に１４３`を続けた事からも、スピードの絶対値及びスタミナは上がったと思います）。 コントロールも良い方だと思います。 味方が点を取ってくれた直後に逆転されたのは、精神的にまだまだでしょうが、下級生の時代と比べると精神面も成長したように思います。 ★まとめ まあフォームも、腰の詰まる部分を解消して、開きをもう少しだけ押さえるくらいでしょうし、体重を増量したとは言ってもまだ肉体的にも伸びる余地もありますし、即プロが妥当と思います。 スピードが物足りないと評価を下げる球団もあるかと思いますが、全力で投げていないのですから、球速は出ないわけで、打線もそれ程打てるわけではなかったのですから、勝つピッチングを飄々としていただけですので。 ９０`台の小さめのカーブの落差をもっと大きく出来れば、プロで先発投手として将来的に活躍できるとも思います。 個人的に好みの投手に進化しましたし、末永くプロの領域で大活躍してほしいと願っております＾＾ （２０１０年１０月１日掲示板にて寸評） |
★ |
香川
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 小林 良輔 （香川西） 大経大 |
１７８・８０ 左・左 |
知らない投手でしたが、かなり面白いと思います。 甲子園初登板で、緊迫したゲームで、堂々としたピッチングは光りましたね＾＾ 振りかぶって、ゆったり膝を内に引き上げて、上体が１塁方向に傾いて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、テイクバックやや大きめに、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 捻転差が解けるのが早いので、腰を開いて着地が早くなる。 テイクバック大きめなので、やや肘が背中側に必要以上に入って、引き上げるタイミングも遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れてから突っ張って、お辞儀して、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置から投げるのであれば、グラブは抱え込まないとダメです。 球種的には、MAX１３３`を計測したストレートと、９０`台のカーブのみ確認。 ストレートのキレは中々です＾＾ コントロールもフォームの割には纏まってはいるようです。 と言う事で、全国的な欠点は所有してはいるものの、資質的にはかなり高い投手だと思います。 何とか今から欠点を少しずつ潰していけると、２年後には四国ＮＯ１左腕が誕生すると思います。 かなり期待してみたい。 （２００８年９月２８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 高橋 涼平 （寒川） 駒沢大 |
１７５・５６ 右・右 |
中学時代に軟式野球で全国３位にチームを導いた投手です。 初めて見ましたが、感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、セカンドベースとショートの中間方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして略オーバースローから真っ向投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとするものの、着地は早く、腰の開きをインステップによって誤魔化しているようです。 テイクバック大きめで、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて、顎もかなり上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝は絶対に割れないようにして、上体を１塁側に倒して、顔も１塁方向に向いてしまい、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩しがちとなってしまいます。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３６`を計測したストレートと、１１０`台の縦と横のスライダーと、１１０〜１２０`台のフォークと、９０`台のカーブは確認。 いずれも２年生にしてはまずまずですが、絶対的なものではなく、特にフォークにもっと鋭さがほしいですね。 コントロールはフォームからしても甘いです。 と言う事で、資質的には面白いですが、フォームには治し難い欠点も多いです。 何とか冬の間に少しずつ矯正して、体つくりも真面目にやると将来的に面白いかもしれません。 来年の進化に期待したいものです。 （２００９年８月３１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 奴賀 康弘 （高松北） |
？・？ 左・左 |
今日の奴賀投手は、連投に備えて（高松北は明日に準々決勝第４試合が控えてます）体力を温存するためなのか、スピードを抑えて打たせて取る投球をしているように見えました。 今日確認できた球種は、ＭＡＸ１３８キロのストレート（クイックでもこのスピードが出ていました）、１００キロ台のカーブ、１１５キロくらいのスライダー、１１０キロ台〜１２５キロのスクリューでした。 体は１７０センチ前半の細身な体躯でした。この体格と、スクリューを投げられる投球スタイルから、私は去年の秋田明桜のエース二木に似ている、と感じました（ちなみに去年、私は甲子園で二木を生観戦してきました。スクリューのキレが凄かった印象があります）。 （１０年７月 香川のにわかファンさん情報） |
★ |
| 平井 和貴 （英明） 専修大 |
１７５・７１ 左・左 |
初めて見た投手ですが、感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、やや引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、着地はやや早いようです。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 テイクバックの際に、首がかなり傾くので、本人球を隠しているつもりなのかもしれませんが、球は隠せておらず見やすいです。 フィニッシュでは、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３６`を計測したストレートと、１００〜１１０`台のカーブと、１１０〜１２０`台の２種類のスライダーと、１２０`台のチェンジアップは確認。 ストレートは１３５`超えのボールは殆ど無く、威力はまずまずあるようですが、キレにはやや欠けていました。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で、左腕でもあり資質的には面白いと思いますが、現状はまだまだだと思います。 次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１０年８月１６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 榎内 和也 （高松商） 近大工学部 |
１７６・６２ 右・右 |
２年生の時も少し見ていましたが、かなり伸びたのではないでしょうか？ 準々決勝まで２５回を投げて３４奪三振を奪っていたようです。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる、変な癖の少ないフォームです。 腕の位置は、偶にサイドとスリークウォーターの中間くらいとなったりもします。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って、肘から先が立って使えるタイプです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩すケースも見られました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３０`台後半のストレートと、縦スラと、カットボールと、ツーシームは確認。 ストレートのキレは中々でしたが、開くのでシュート回転しがちなのは残念。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 余談ですが、グリップの内への移動はあるものの、夏は７割以上の打率だったようで、打撃センスも高いと思います。 と言うことで、かなり伸びたと思いますので、次のステージでは欠点を矯正していけると４年後に面白いのではないでしょうか？ 期待したいものです。 （２０１１年１月２９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 綾田 圭司 （高松商） |
？・？ 左・左 |
確か下級生時代にも少し見たような記憶がありますが、良くなったのでは？ また身長も１８０a弱位まで伸びたようです。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ファースト方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、テイクバック大きく、インステップして、サイドとスリークウォーターの中間よりも下から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差に当初から乏しく、腰が完全に横回転となって、着地を遅らせようとするものの、やや早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 ただ、肘から先が立って使えないので、修得できる変化球は限られてしまうタイプです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝がかなり割れて、グラブは後ろに大きく流れてしまいます。 この投法ではグラブの抱え込みは必須です。 クイックは出来ないのか？しないのか？？ 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのキレの良いストレートと、スライダーと、スクリューは確認。 いずれも伸びたように思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、まずまず進化してきましたので、次のステージで面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月２９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 藤田 荘馬 （丸亀城西） 日体大 |
？・？ 左・左 |
小僧に名前だけちょろっと載っていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り（法政に行ったでかい左腕のサイドスローの弟でしょうか？）。 身長は１７５aくらいでしょうか？ ノーワインドアップから、膝を高く内に引き上げて、セカンド方向を蹴るようにして足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、腰が横回転して、着地も早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは何と無く腰の辺りにある感じとなっています。 クイックはしないのか？出来ないのか？ 球種的には、MAX１３６`と言われるストレートは、確かにそのくらいは出ており、変化球は２種類のスライダーと、落差はあまりないカーブと、スクリューは確認。 いずれもまずまずですが、絶対的な代物では無かったです。 コントロールも纏めては来ますが、基本アバウトな投手です。 と言うことで、確かに左腕ですし面白いものは持っていますが、現状はまだまだでした。次のステージでの進化に期待してみたい。 （２０１１年１月３０日掲示板にて寸評） |
？ |
徳島
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 東谷 祐希 （川島） |
１６７・６２ 右・右 |
正直どうしようか迷ったのですが、面白い変化球を持っている変則派なので、現状の感想など。 ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、止まり加減に溜めて、セカンドベースとショートの中間方向に軽く足を向けて、軸足のクッションを利用して、インステップしてサイドスローから投げ込んでくる。 スリークウォーター以上の投手は腰を落とす必要が無いのですが、サイドよりも下から投げる投手は、腰をしっかり落とすべきです。 左腕を低い位置で使って、引き込みも早くなる。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 この投法にしてはテイクバックはそれ程大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは膝が割れたりは無いものの、グラブは後ろに大きく流れてしまいます・・・・ この投法であれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１２０`台後半のストレートと、１００`台のスライダーと、１００`台のフォークと、９０〜１００`台のチェンジアップは確認。 ストレートは遅いですが、キレ・ノビはまずまずで、左打者の外及び右打者の内にはシュート回転を掛けてきます。 この投法で、フォークやチェンジアップを投げる投手は殆ど居ませんが、肘から先が立って使えるので投げれるわけです。 コントロールは結構良かったです。 と言うことで、面白い変化球は持っていますので、開きを抑えてもっともっとストレートを磨くべきですね。 そうすれば大学でも面白い存在になれると思いますので、今後の進化に期待したいものです。 （２０１０年４月１３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 切上 貴人 （板野） |
１８０・７５ 左・左 |
知らない投手でしたが、小僧に名前が載っていました。 ２年生とは思えない、しっかりした体が目を惹きました。 ノーワインドアップから、膝を引き上げて、内に入れて行きながら溜めて、１塁方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差には当初から乏しく、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘はまずまず鋭角に使えるものの（鋭角に使えないケースも散見されたが）、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 また、必要以上に腕の軌道が体から遠ざかる部分も気になりました。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 セットの時間を長くして、通常はクイックはしないものの、ここ一番ではしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいの、かなり威力のあるストレートと、スライダーと、落差のあるカーブは確認。 ストレートは１０球に１球くらいの割合で凄いボールが来たりしますが、この肘の使い方でカーブが投げれるのは珍しいタイプですが、カーブの際に腕の振りが緩むのは？ コントロールは荒れ球で、かなりの割合で高めに浮いてしまいます。 と言うことで、資質的には確かに高いですが、肘の使い方でしょうね。 この部分さえ矯正できれば別人のごときの剛球左腕に化けれると思います。 まあ高校時代には難しそうですので、将来的に期待してみたい投手でした＾＾ （２０１０年５月２７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 大橋 直也 （鳴門工） 大阪学院大 |
１７５・７０ 左・左 |
雑誌にも名前が挙がっていますが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、溜めて、セカンド方向に足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、インステップ気味に、サイドよりも結構上から投げ込んでくる。 右腕を大きく使ってくるものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れ気味となってから突っ張って、首を振って、グラブの抱え込みは甘く、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制は入れるものの、クイックは出来ないようで、かなり走られてしまいます。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらい（本来もう少し出ると思います）のストレートと、２種類のスライダーのみ確認。 ストレートには球速以上に威力があると思います。 コントロールは纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、資質的には面白い左腕ですので、欠点を矯正して夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年５月２９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 西口 元気 （小松島） 中部学院大 |
１７７・７６ 左・左 |
雑誌にも名前が載っている投手ですが、昨夏と秋の模様を見ましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、セカンド方向に足を向けて、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとして来るものの、着地は早い。 テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘はまずまず鋭角に使って来るも、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れがちに、お辞儀して、グラブの抱え込みは甘いタイプで、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 牽制を入れて、クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、２種類のスライダーと、秋にはスクリューを覚えたようです。 夏は腰を痛めていたようですが、夏の方がスピードはあったように思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのがかなり多かったです。 と言うことで、左腕の本格派の投手ですので、欠点を徐々に矯正していけると速球派に脱皮できると思います。 取り合えず、夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年５月２９日掲示板にて寸評） 下級生時代に感想を書きましたが、昨夏も見れましたので感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は鋭角には使えますが、もう少し前に出したいものです。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは遊びがちに後ろに流れて、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、スライダーと、チェンジアップと、落差のあまり無いカーブは確認。 いずれも絶対的な代物では無かったです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、期待した成長曲線には全く達しなかったのは残念ですが、左腕の本格派ですし、欠点を矯正してストレートをもっと磨いていければ面白い投手に化けれると思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年６月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 前田 将志 （徳島商） |
１７２・７４ 右・？ |
１年生の秋に見たのですが、中々面白かったです。 １年生の割には、体はしっかりしていました。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、更に内に入れて行きながら溜めて、サード方向に足を伸ばして、腰を落として、略オーバースローから投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早くなる。 捻転差が当初から乏しく、着地も早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がやや割れるものの、グラブは抱え込むタイプで、一塁側に体勢を崩しがちでした。 牽制も入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、大きな鋭い縦スラは確認。 ストレートは重そうで、威力もありますし、縦スラは中々独特なボールでした。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言う事で、１年生の秋以来には見ていませんし、雑誌にも名前が挙がっていませんので、伸びているのかどうかは分からないですが、見所はありましたので今年の夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年５月３０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 吉田 忠浩 （鳴門） 中央学院大 |
１７５・７３ 右・右 |
徳島県ＮＯ１右腕との評判だったので楽しみにしていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 大きく振りかぶって、膝を腰の高さに内に引き上げて、溜めて、ショート方向を蹴るようにして、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップはしていないようですが、腰が詰まって、膝が割れて、グラブはまずまず抱え込むタイプで、体勢を崩したりも見られます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３７`を計測したストレートと、９０〜１００`台の落差のあるカーブと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１１０`台のフォークは確認。 いずれも絶対的なボールでは無い様ですが、ストレートにはまずまず威力がありますし、カーブによって緩急は付いてはいるのですが、カーブの際に腕の振りが緩むのと、指を立てる独特な握りなので、バレ易いのは？ コントロールは甘かったです。 甲子園初登板で緊張したのもあるでしょうが（しかも相手が興南でしたし）、MAX１４３`と言われていましたが、そこまでは出ないのでは？と思いました。 と言うことで、資質的にはまずまずと思いますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１０年８月２３日掲示板にて寸評） |
？ |
愛媛
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 山本 喬之 （宇和島東） 同志社大 |
１７７・７３ 右・右 |
録画が途中からで、打席も回らず先発して直ぐに降板してしまったので、下の名前など分からないのですが、欠点も多いものの１年生にしては中々面白いのでは？ 身長１８０aくらいの、しっかりした体が目を惹く投手です。 振りかぶって、軸足で爪先立ちして行きながら、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、テイクバック大きく、オーバースローから真っ向投げ込んでくる。 腰を大きく落とすので、前方に推進する際に、下半身で支えきれなくなって上体が浮いてしまうので、上下動が大きいのは？ 捻転差を維持しようとしているものの、着地は早い。 左腕も大きく使ってはいますが、引き込みが早いのが開く原因のひとつ。 テイクバックが大きいので、腕を引き上げるタイミングも遅れて顎もやや上がって開いてしまい、肘も使えるのですが、肘が前に出る前に投げてしまいます。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、首を振って、グラブは抱え込むものの、体勢を崩しがちとなってしまいます。 腰を落とす割には、クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３０`くらいのストレートと、カーブのように大きな縦スラのみ確認しました。 ストレートは、指に引っかかりすぎるのか、沈んだりしていました。 コントロールはアバウトです。 と言う事で、詳細は分からない部分も多いですが、資質的には高いとは思いますが、欠点も多く散見されます（特に腰の落しを辞めないと、一変はしない）。 まあ、今後の進化ぶりに期待を持ってみたいですね。 （２００８年１２月２８日掲示板にて寸評） 昨年も少し観て感想を書いた投手ですが、今年も少し見れましたので感想を。 身長は１８０aくらいはあると思います。 ランナー無しでもセットから、膝をゆったり内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、テイクバック大きめに略オーバースローから投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みが早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に反って顎も上がって開いてしまうものの、肘はまあまあ鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、首を振って、グラブは後ろに流れて、やや体勢を崩してしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱（本来もう少し出ると思います）くらいのストレートと、縦スラと、カットボールは確認。 コントロールはアバウトでした。 と言うことで、もう少し進化するかな？と楽しみにしていましたが、成長度合いは低かったのが残念です。 素材は良いですので、何とか冬の間に欠点を矯正できると、雑誌にも名前が確実に挙がると思います。 期待したいものです。 （２００９年１２月１９日掲示板にて寸評） 高校１年生の時から毎年見てきた投手ですが、最終感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、膝を引き上げて、内に入れて行きながら溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも少し上から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝を突っ張って、首を振って、グラブは少し後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 牽制を入れて、クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３６`を計測したストレートと、１２０`台の縦スラのみ確認。 ストレートの威力はまずまずで、左打者の外角にはシュート回転を掛けていましたし、縦スラには絶対的な自信を持っています。 コントロールは立ち上がりは悪かったものの、徐々に纏めてきていました。 と言う事で、もう少し伸びるかなあ？と思っていましたが、正直期待した成長曲線には残念ながら達しなかったようです。 資質的には面白いものを持っていますので、フォームの欠点を矯正して、ストレートをもっと磨いていくと大学でも活躍できるかもしれません。 頑張って欲しいものです。 （２０１０年８月１９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 妻鳥 和騎 （川之江） |
１８０・？ 右・右 |
知らない投手でしたが、かなり期待されている投手のようです。 すらっとした長身の投手体型が目を惹きます。 少ししか投げなかったので詳細は分からないですが、感想は以下の通り。 大きく振りかぶって、膝をゆったり引き上げて、内に入れて行き、ショート方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、テイクバック小さく、スリークウォーターからややインステップ気味に投げ込んでくる。 グラブを低い位置で使って、直ぐに引き込むのは？ 捻転差が解けるのが早いので、腰を開いて着地が早くなるも、インステップ気味にて腰の開きを誤魔化しているようです。 テイクバック小さいも（やや担ぎっぽい）、着地が早いので、必要以上に上体も遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れるものの、グラブは抱え込むタイプです。 球種的には、１２０`台後半（１球くらい１３０`台があったかも？）のストレートと、フォークのみ確認。 フォークには自信があるようですが、かなりの落差ですね＾＾ コントロールは結構アバウトです。 まあ長身の投手体型ですし、資質的にも面白いものは持っていますので、今後の進化を見守りたいものです。 （２００８年１２月３０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 三好 竜太 （川之江） |
１８０・？ 左・？ |
知らない投手でしたが、かなり期待されている投手のようです。 すらっとした長身の投手体型が目を惹きます。 少ししか投げなかったので詳細は分からないですが、感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、軸足に絡めて、上体が１塁側に倒れて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落とし、オーバースローから豪快に投げ込んでくる荒削りなフォーム。 グラブを下から上に使って、上方に突き上げた後に、何故か遊んでしまうのは？ 捻転差も、軸足に絡めたりと小細工している割には、直ぐに解けてしまい、腰を開いて着地が早くなる。 テイクバックも大きく無いが、着地も早いので、必要以上に上体も遅れて、物凄く反って、顎も上がって開いてしまうものの、肘は使えるのですが鋭角には使えないようです。 フィニッシュでは、膝が割れて、上体が３塁方向に倒れて、グラブは後ろに引いて、体勢も崩してしまいます。 牽制を入れたり、セットに時間は長くしたりするので、クイックはしてこない（と言うか出来ないのでしょう）。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいの重そうなストレートで押しまくり、偶に落差のあるカーブのみ確認。 コントロールは、フォームからも当然荒れ球です。 と言うことで、フォームには課題が満載ですが、左腕の長身投手ですので、今後の進化を見守りたいものです。 （２００８年１２月３１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 細田 英城 （川之江） 四国学院大 |
ライト ？・？ 右・左 |
知らない投手でしたが、かなり気になりました。 身長は１８０a以上あると思いますが、すらっとした投手体型が目を引きます。 ノーワインドアップから、膝を高く内に引き上げて（この際に上体が反るのは気になる）、溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、略オーバースローから真っ向投げ下ろしてくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、やや早い。 テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、首を振って、お辞儀して、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、カーブと、縦スラは確認。 ストレートの角度と威力はかなりのものでした。 コントロールはアバウトです。 と言うことで、資質的にはかなり高いですので、次のステージでは投手として進化すると噂になるのではないでしょうか？ ４年後にかなり期待したいものです。 （２０１１年２月１９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 日野 玲央奈 （今治西） 岩手大 |
１７０・７５ 左・左 |
昨秋にも見ていましたが、どうしようか迷いましたが感想など。 ノーワインドアップから、膝を腰の高さに内に引き上げて溜めて、上体が１塁側に傾いて、セカンド方向に足を伸ばして腰を落とし（この際に重心がセカンドベース方向に掛かりすぎ）、略オーバースローから投げ込んでくる。 右腕も上から使えるも、引き込みが早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 上体を必要以上に遅らせようとしているのでしょうが、フォームのバランスは良くない。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘もまずまず鋭角には使えるものの、必要以上に左肩も下がって、肘も前に出ない。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１２６`（本来もっと出ると聞いていましたが）のストレートと、９０〜１００`台の落差のあるカーブと、１００`台の小さなカーブのようなスライダーは確認。 コントロールは甘い。 と言う事で、まずはバランスの悪いフォームを徐々に矯正して、ストレートを磨いていくと面白いのですがねえ？ 今後の進化に期待してみたい。 （２００９年４月１４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 佐々木 裕弥 （今治西） 関西大 |
１７１・６４ 右・右 |
夏の大会で少し投げたのですが、小柄なのは残念ですが、中々の速球投手だと思いました。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、溜めて（足首捻りすぎ）、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として（この際に上体が反りすぎ）、テイクバック大きく、略オーバースローから全身を使って投げ込んでくるダイナミックなフォームです。 左腕は上から大きく使えるものの、引き込みは早い。 捻転差が解けるのが早くて、着地も早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れてかなり顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 故障には要注意と思いますので、ケアには充分注意したい。 フィニッシュでは、首を振って、大きくお辞儀して、グラブは後ろに引くタイプです。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`を計測したストレートと、１００〜１１０`台の縦スラと、９０`台のカーブは確認。 球威は中々ですし、セットでもスピードが全く落ちないですね＾＾ コントロールは纏めて来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、明治神宮大会でも投げていないようなのですが、資質的には面白いものがありますので、冬の間にフォームの欠点を矯正して、センバツでは進化した姿を見せて欲しいものです＾＾ （２００９年１２月２０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 藤田 健吾 （丹原） 城西大 |
？・？ 右・右 |
知らない投手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 身長は１７５〜１７８aくらいでしょうか？ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、溜めて、サード方向を蹴るように足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕は大きく使えるものの、引き込みは早い。 捻転差が解けるのが早く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまい、肘はまあまあ鋭角には使えるものの、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３０`くらいのストレートと、１００`台のカーブと、１１０`台の縦スラは確認。 ストレートはスピード表示以上に威力があり、まずまずの代物ですが、変化球の精度は低いと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多い。 と言うことで、資質的には面白いと思いますので、何とか冬の間に欠点を矯正して進化すると、来年の愛媛を代表する投手になれる素材です。 期待してみたい。 （２００９年１２月２１日掲示板にて寸評） ２年生の時に見て感想を書いた投手でしたが、昨年も見れましたので感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、サード方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、インステップ気味に、略オーバースローから真っ向投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差に当初から乏しく、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、膝が突っ張ってから割れて、首をかなり振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 セットの時間を長くして、牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいの威力のあるストレートと、縦スラは確認。 ストレートはまずまずですが、変化球は縦スラ以外には無いのかな？？？ コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、正直期待した成長曲線には達しなかったのは残念でしたが、資質的には見限れないものを持っていると思います。 次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年２月１６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 藤田 宏章 （新居浜商） |
？・？ 右・右 |
知らない投手でしたが、この高校は毎年面白い投手がいますね。 身長は１８０a弱くらいでしょうか？ ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、インステップ気味に、略オーバースローから真っ向投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、直ぐにホーム方向に向けて、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は柔らかく鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝がかなり割れて、首を振って、グラブを少し後ろに引いて、やや体勢を崩すケースも見られました。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいの重くて威力のあるストレートと、縦スラと、フォークは確認。 いずれもまずまずの代物だったと思います。 ただ、開くので球が見やすく、シュート回転して、緩急も無く、コントロールも甘くなって乱打されてしまいましたが・・・・ と言うことで、資質的には愛媛県のトップランクだったと思いますので、次のステージでは開きを押さえれるようになると一変すると思います。 ４年後に期待したいですね。 （２０１１年２月１６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 上田 晃平 （南宇和） 中央大 |
１７５・６６ 右・左 |
全く知らない投手でしたが、２イニングだけ見れましたが、中々素晴らしい資質の投手だと思います＾＾（雑誌に載っていないのが全くの疑問です） 身長は１８０a弱くらいです。 振りかぶって、膝をゆったり内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きめに、スリークウォーターよりも上から力み無く投げ込んでくる、美しめのフォームです。 左腕を下ろしたところから、いきなりホーム方向に伸ばして、引き込みが早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックは上手です。 球種的には、かなり威力のある１３５`超のストレートと、中々の縦スラのみ確認。 多分ツーシームなども投げれると思います。 ストレートは高めに浮きがちでしたが、空振りが取れる球質です＾＾ コントロールは纏めて来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、１つ１つの動作が洗練されていますし、今日現在全国の下級生を見た中では１番好みの右腕投手です。 来年の進化次第では、当然真のドラフト候補となれる逸材です＾＾ 非常に楽しみです＾＾ （２００９年１２月２１日掲示板にて寸評） ２年生の時に偶々見て高評価した投手でしたが、その後雑誌にも名前が出るようになりましたが、昨年も見れましたので感想など。 振りかぶって、膝をゆったり内に引き上げて、セカンドベースとショートの中間方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる、相変わらず美し目のフォームです。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みはやや早い。 捻転差も維持しようとしており、着地も遅らせようとするものの、やや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が突っ張ってから割れて、軸足を全く跳ね上げずに、グラブはまずまず抱え込むタイプで、やや体勢を崩すケースも見られました。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、縦スラと、落差のあるカーブと、フォークは確認。 いずれも中々の代物だったと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、背番号１０と言うのは良く分からなかったですが、２０１０年度の愛媛県のＮＯ１投手である事は間違いないと思います。 資質的にはかなり面白いですので、大學で欠点を矯正していければ、必ず真のドラフト候補と呼ばれるようになると思います。 ４年後の進化に期待大です＾＾ （２０１１年２月１５日掲示板にて寸評） |
★？ |
| 宮下 昴輝 （南宇和） |
？・？ 左・左 |
知らなかったですが、上田を差し置いてエース番号をつけていました。 身長は１７５a弱くらいでしょうか？ ノーワインドアップから、膝を素早く内に引き上げて、軸足に絡めて、セカンド方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕は大きく使ってきますが、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、腰がやや横回転して、着地も早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックはしています。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのノビのあるストレートと、落差のかなり大きな中々のカーブと、スライダーは確認。 カーブに関しては、素晴らしいの一言でしたし、ストレートもまずまずの代物でした。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、中々面白いものを持った左腕ですし、次のステージでの進化が楽しみではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月１５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 重川 拓也 （伊予） |
？・？ 右・右 |
全く知らない投手でしたが、癖はあるのですが、妙に気になりました。 身長は１７５aちょっとくらいでしょうか？ ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、サード方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、直ぐにホーム方向に向けて、引き込みは早く、有効活用は出来ていないようです。 捻転差に当初から乏しく、着地は遅らせようとしてくるも早い。 テイクバックかなり小さく（と言うか無いと言った方が良いかも？）、担ぐタイプで、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは抱え込んで、膝が割れたりは無いです。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいの重くて威力のあるストレートと、縦スラと、独特なツーシームは確認。 左腕の使い方が下手なので、右腕のみで投げてくる割には、ストレートはかなり面白かったですし、変化球も独特な面白いボールでしたね。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、全く無名の癖のある投手ですが、大学ではテイクバックをもう少し取って、且つ左腕の使い方を直せば取り合えず一変することは間違いないと思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月１５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 市川 恵洋 （野村） 東京国際大 |
１７５・７３ 右・左 |
雑誌に名前が載っていましたし、読者の方にも聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝をかなり内に引き上げて、軸足に絡めて、セカンドベースとショートの中間方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首をかなり振って、グラブは後ろに流れて、軸足をあまり跳ね上げないようにして、体勢を崩してしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的にはMAX１３５`くらいのかなり威力のあるストレートと、縦スラと、あまり投げないですがチェンジアップは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 雑誌にも書いてありましたが、打撃センスも高いように思います。 と言うことで、肉体的なキャパにはそれ程恵まれていませんが、この投手はかなり球速が伸びてきたようなので、次のステージでの進化次第では面白いと思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月１４日掲示板にて寸評） |
？ |
| ニ神 光祐 （北条） |
？・？ 左・左 |
知らない投手でしたが、まずまず面白いと思います。 身長は１７０aくらいの小柄な投手です。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、テイクバック小さく、スリークウォーターからテンポ良く投げ込んでくる。 右腕は上から大きく使えますし、引き込みも我慢できています。 捻転差は維持しているものの、着地は早いようです。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れてやや開きが早いですが、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、グラブは中途半端な位置にあります。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３０`くらいのストレートと、スライダーと、落差はそうでもないカーブは確認。 ストレートのノビ・キレは中々でした。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、小柄なのは残念ですが、左腕で資質はよいですので、取りあえず冬の間の進化に期待したいものです。 （２００９年１２月２１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 鈴木 貴也 （済美） 法政大 |
１８０・７３ 右・右 |
事前に噂は聞いていましたが、初めて夏に見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として（この際に重心がセカンドベース方向に掛かりすぎ）、テイクバック大きく、スリークウォーターから投げ込んでくる、溜めには乏しいフォームです。 左腕は上から大きく使ってくるものの、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとして、着地も遅らせようとしてくるものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れてやや顎も上がって開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使えますし、球持ちは開く割には悪くないです。 フィニッシュでは、お辞儀して、グラブはまあまあ抱え込むタイプです。 牽制も入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３９`を計測したストレートと、１１０`台の縦と斜めに切れ込む２種類のスライダーと、１１０`台のツーシームは確認。 ストレートのキレはまずまずですが、球は軽そうです。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、夏は体調不良にて医者から３イニングまでと限定された中でのピッチングだったようで、本来のものではなかったようですが、資質的には面白いですので、何とか完治させて、フォームも少しずつ矯正できると面白いと思います。 来年の進化に期待したいものです。 （２００９年１２月１６日掲示板にて寸評） ２年生の際にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 ランナー無しでもセットから、素早く膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きく、インステップして、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、首をかなり振って、グラブは少し後ろに引くタイプです。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`を計測したストレート（本来１４１まで伸びたようです）と、９０〜１００`台のカーブと、１１０`台の縦スラと、１１０`台のフォークと、１１０〜１２０`台のツーシームと、１２０`台のカットボールは確認。 球種は豊富ですし、いずれもまずまずの代物ではあったとは思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、資質的には面白いですので、次のステージで上記の欠点を潰していければ面白い投手が誕生すると思います。 病気を克服して頑張ってきた投手ですし、４年後にかなり期待したいものです。 （２０１１年２月１７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 山本 卓哉 （済美） 山梨学院大 |
１８２・７５ 左・左 |
事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 身長は１８０a弱くらいでしょうか？ 振りかぶってから、ノーワインドアップに変化し、膝を内に勢い良く引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 フォームに溜めが無いのはどうなんだろう？ 右腕の使い方も悪くは無いものの、やや引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、グラブは抱え込むタイプです。 クイックはしてきます。 フィールディングの動きも良かったですね。 球種的には、MAX１３３`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台のスライダーと、１１０`台のスクリューは確認。 いずれもまずまずではありますが、絶対的なボールでは無いです。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、サイズのある左腕投手ですし、何とか上記欠点を矯正できると面白いのですがねえ？ 冬の間の進化に期待してみたい。 （２００９年１２月１８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 高岸 宏行 （済美） 東洋大 |
１８５・８４ 右・右 |
事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 身長は１８０aちょっとくらいの大きな投手です。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、略オーバースローから投げ込んでくる、正直垢抜けないフォーム。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバックやや大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がやや突っ張り気味に、かなり首を振って、グラブは少し後ろに引くタイプです。 クイックは器用にしてきます。 球種的には、MAX１３４`（本来もっと出るはずです）を計測した重そうなストレートと、１００`台の落差のあるカーブと、１１０`台の縦スラは確認。 この体なのですが、変化球が多すぎなんですよね・・・・・ コントロールは良くないです。 と言う事で、資質的には来年愛媛を代表する右腕本格派の速球投手になれる素材なのですから、欠点をきちんと矯正できると期待できると思います。 冬の間の進化に期待したい。 （２００９年１２月１８日掲示板にて寸評） ドラフト的観点から言うと高岸投手（3年・済美）が非常に面白い存在かなと思います。 正直体つきや昨年の模様などから野手一本に絞るべきだと思ってましたが、投手としてかなり成長してきています。 昨年は担ぎ投げのような投球フォームだったのですが、だいぶ投手らしいフォームに修正されており少々びっくりしました。 なんと言っても持ち味は、長身から投げ下ろす威力のあるストレートで、MAXでは145kmとも聞きます。 実際2回戦（新居浜東戦）の模様を映像で見たのですが、非常に角度があり見ていてボリューム感のあるストレートでした。 （１０年７月 とら茶さん情報） ２年生の際にも感想を書きましたが、その後雑誌に大きく取り上げられたりしましたが、昨年も見れましたので感想など。 ランナー無しでもセットから、クイックのように膝を素早く内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、略オーバースローから真っ向投げ下ろしてくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに引くタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`超くらいのストレートと、カーブと、縦スラは確認。 ストレートはかなり伸びたと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、球自体は伸びましたが、まだまだフォームには欠点が散見されます。 資質的には怪物級のものを持っていますので、大学での進化次第では真のドラフト候補と呼ばれるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月１７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 松本 将幸 （松山北） 松山大 |
？・？ 右・右 |
他には松本投手（3年・松山北）も大学あたりで化けそうな資質を持っていると思います。 1回戦（伯方高戦）で見た時のストレートはあまり威力が無いように見えましたが、調子がよければ130後半は出るそうです。 この投手の武器はスライダーで、中々のキレがあると思います。あと試合をまとめるセンスを感じました。 （１０年７月 とら茶さん情報） 事前に読者の方に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 身長は１７５〜１７８aくらいでしょうか？ ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、止まり加減に溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、ややテイクバック大きめに、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を天に突き上げるように使うものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとするものの、やや早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて結果として開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいの威力のあるストレートと、落差のあるカーブと、縦スラは確認。 いずれもまずまずの代物だったと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、確かに面白いものを持っていますので、次のステージでの進化が楽しみではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月１９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 冨谷 誠志 （新田） 日本文理大 |
１６６・？ 左・左 |
小僧に名前だけちょろっと載っていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、膝を腰の高さに内に引き上げて、セカンド方向に足を向けて、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、腰の横回転が強く、着地も早い。 テイクバックやや大きく、腕を遅らせようと必要以上に意識しすぎて、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて、結果として開いてしまい、肘も鋭角には使えないようです。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、お辞儀して、グラブの抱え込みは甘い。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 セットの時間を長くして、牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、スライダーと、落差はそうでもないカーブと、チェンジアップは確認。 ストレートは、ＡＶ的には１３０`ほどなのですが、マークした相手には力を込めて投げ込んできますし、カーブも落差はあまり無いのですが、偶に落差のあるカーブも投げれたりもします。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、身長が低いのは残念ですし、フォームにも欠点が見られますけど、何故か妙に気になる投手です。 とりあえず、大學では肘をきちんと鋭角に使えるように矯正できると一変すると思いますので、４年後の進化に期待したいものです。 （２０１１年２月１０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 真鍋 太一 （西条） 松山大 |
１７９・６９ 右・左 |
名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 身長は１８０a弱くらいでしょうか？ 振りかぶって、膝をゆったり内に引き上げて、止まり加減に溜めて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕をホーム方向に向けるのが早く、引き込みも早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がかなり割れて（突っ張るケースも）、大きくお辞儀して、グラブを後ろに引くタイプです。 クイックはしてきます。 気になったのは、バント処理の後のスローイングのコントロールが良くないのは？？ 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、縦スラと、カーブと、フォークは確認。 いずれもまずまずの代物でしたが、絶対的では無かったです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、資質的には面白いものを持っていると思いますので、次のステージでの進化次第では噂になると思います。 ４年後に期待してみたい。 （２０１１年２月１１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 野村 塁 （帝京五） 国士館大 |
？・？ 右・？ |
知らない投手でしたが、１８０aくらいのすらっとした投手体型が目を引きます。 ノーワインドアップから、膝を高く内に引き上げて、軸足に絡めるようにして、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕は大きく使って、使い方は上手ですが、引き込みが早いのが残念。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は使えますが鋭角には使えないようです。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブは抱え込むタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、縦と横のスライダーと、観戦日は投げなかったと思いますがフォークもあるようです。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、１インングしか投げなかったので詳細には分からない部分も多かったですが、次のステージでは肘の使い方を改善できれば、がらり一変すると思います。 資質的には高いですので、４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月１３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 中本 尚人 （愛媛大付） 愛媛大 |
？・？ 右・右 |
知らない投手でしたが、面白いものは持っていると思います。 身長は１８０aくらいでしょうか。 振りかぶって、膝を内に引き上げて（この際に左腕を胸の辺りに抱え込むのが独特です）、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を上記のように抱え込んだ所から、大きく使ってくるものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首をかなり振って、グラブは抱え込むタイプです。 クイックはまずまずしてきます。 フィールディングの動きは良かったです。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、落差のあるカーブと、縦スラと、ツーシームは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、無名ですけど結構心に残った投手ですので、大学で欠点を矯正できると一変するのではないでしょうか？ 期待したいものです。 （２０１１年２月１３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 西岡 耀平 （松山工） |
？・？ 右・右 |
全くの無名の投手ですが、見所があると思います。 身長は１８０a弱くらいでしょうか？ 振りかぶって、膝を回しこむように高く内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、テイクバック大きめに、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、直ぐにホーム方向に伸ばして、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバックやや大きめなので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はかなり鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、首を振って、グラブは抱え込んで、必ず体勢を崩してしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、落差のあるカーブと、縦スラと、シュートは確認。 いずれもまずまずの代物でした。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、資質は良いものを持っていますので、大学で欠点を矯正できると面白い投手が誕生するのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月１８日掲示板にて寸評） |
？ |
高知
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 市川 英男 （室戸） |
１８６・８０ 右・右 |
この投手は昨秋に初めて見たのですが、うまく育てると２０１０年度の四国を代表する投手になれる素材だと思います。 振りかぶって、膝を勢い良くかなり内に引き上げて、軸足に絡めて、セカンドベース方向に足を伸ばして、腰を落とし、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って引き込みが早い。 捻転差も維持しているものの、着地は早い。 テイクバックは大きくないものの（やや担ぎ気味です）、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝をやや突っ張って、首を振って、グラブはまずまず抱え込むタイプですが、やや１塁側に体勢を崩しがちとなってしまいます。 クイックはイマイチで、コントロールも乱れては？ 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいの威力のあるストレートと、カーブと、キレの良い縦スラは確認。 いずれもまずまずですし、ストレートは見た目以上に威力があるようです。 コントロールは纏めて来ますが、甘いもの多い。 と言う事で、左腕の使い方を改善して、軸足に絡めて足を伸ばす方向が極端すぎる部分を辞めて、腰の落としも緩和すると、直ぐに１４０`台に突入するでしょうし、縦回転で投げれるようになり一変すると思います。 資質的にはかなり良いのですから、何とか気づいて進化して欲しいですね＾＾ （２００９年５月１７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 前田 克樹 （明徳義塾） 神院大 |
１７８・７２ 右・右 |
昨春からサードのレギュラーとして登場していたのですが、昨秋には投手としても見れましたので感想を。 ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を低く使って、直ぐにホーム方向に向けて、引き込みが早い。 捻転差が解けるのが早くて、着地も早いのを、インステップによって誤魔化しています。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、当然腕を引き上げるタイミングも必要以上に遅れて開いてしまい、肘はまずまず鋭角には使えるのですが、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れて、お辞儀して、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいの重くて速いストレートと、２種類の縦スラと、フォークは確認。 四国大会では良くなかったですが、秋の県大会の決勝ではスピードがありました＾＾ 変化球の際に腕の振りが緩むのは残念。 コントロールは荒れ球です。 打撃は、クローズに踏み込んで、グリップの内への移動もあるので、インサイドにはドン詰まりとなりますし、将来性は投手だと思います。 何とか夏までに進化して欲しいものです。 （２０１０年６月２８日掲示板にて寸評） 昨年も見て感想を書きましたが、今回も観れましたので感想など。 小さく振りかぶって、ゆったり膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして、腰を落として、スリークウォーターよりもやや下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、ホーム方向に向けるのが早く、引き込みも早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとするものの、やや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、やや顎も上がって開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、お辞儀して、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 フィールディングは良いですし、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４０`を計測したストレートと、１２０`台の縦と斜めに切れ込むスライダーと、１１０〜１２０`台のチェンジアップは確認。 ストレートの威力は見た目以上にありますし、右打者のインサイドのはシュート回転を掛けてきます。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 打者としては、グリップの内への移動は無くなりましたが、下げてから上げるヒッチの動きは気になりますし、クローズの踏み込みで、やや腕が硬いスイングですので、将来性は投手だと思います。 次のステージでの投手としての進化に期待したいものです。 （２０１０年９月１１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 岩元 俊樹 （明徳義塾） 拓殖大 |
１７８・７５ 右・右 |
この投手は今まで見たことが無かったので、気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、ゆったり膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を有効活用出来ておらず、引き込みも早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、リリース直後に膝が割れて、腰砕けのようになってしまい、グラブは抱え込んで、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 牽制を入れて、クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１４３`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦と横のスライダーは確認。 ストレートの威力はあると思いますが、変化球はスライダー以外にはないのかな？ コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、まあ欠点は多いのですが、まずまず面白いものは持っていると思います。 ４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年９月１２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 門田 卓将 （追手前） 甲南大 |
１８４・７２ 右・右 |
雑誌にも名前が載っていますが、この投手が２０１０年度の高知県ＮＯ１の資質だと思います。 ノーワインドアップから、膝を高く内に引き上げて、溜めて、上体が３塁側に傾いて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きめに、インステップして、オーバースローよりも少し下から投げ込んでくる。 腰を落として推進する際に上体が浮くのは？ 左腕の使い方にはやや癖があり、引き込みは早い。 捻転差は解けるのが早く、着地も早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がかなり割れて、顔が１塁側を向いて、グラブを後ろに引くタイプです。 華奢ですが、下半身は強そうです。 クイックは器用にしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、カーブと、縦スラは確認。 いずれもまずまずですが、絶対的なボールでは無かったです。 コントロールも纏めてくるものの、基本アバウトで、無駄な四球が多かったです。 と言うことで、少し矯正すると、直ぐに一変するのですがねえ？ まあ資質はかなり高いですので、夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年６月２８日掲示板にて寸評） ２年生の際にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想を。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、略オーバースローから投げ下ろしてくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングは早く、腰の横回転がやや強く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れ気味に、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのストレートと、縦スラと、カットボールは確認。 ストレートには威力がありましたし、カットボールは中々でした。 観戦日は、前半は妙に変化球の割合が多かったのは気になりましたが。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言う事で、資質の観点で言えば、２０１０年度の高知県ＮＯ１でしょうが、故障に悩まされてきた事もあってか、期待した成長曲線には達しなかったのが残念です。 ただ、資質は高いですので、次のステージでの進化が楽しみではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年３月１８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 問可 大輔 （土佐） |
レフト １８３・８３ 右・右 |
打者としては伝わってくるものが無かったのですが、少し投げたのですが投手としては気になりましたので感想など。 振りかぶって、膝を内に引き上げて（グラブから直ぐにボールを出して左膝で隠す）、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも上から力み無く投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早くなる。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はかなり鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、上体が１塁側に倒れて、グラブはまあまあ抱え込んで、体勢を崩しがちとなってしまいます。 まあ、フォームが固まっていない部分が感じられますし、腕の振りが鋭くないのは残念ですね。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３０`くらいのストレート（本来もっと出ると思います）と、縦スラは確認。 コントロールも纏めては来ますが、甘くなったりも多かったです。 と言うことで、急遽レフトからマウンドに上がったので、投球練習もしていなかったようですので、その割には光る部分はありましたし、投手に専念して経験を積んで行くとかなり伸びるのでは？と思いました。 とりあえず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年６月３０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 津野 雅人 （高知南） |
１７１・６２ 右・右 |
知らなかった投手ですが、中々面白いものを持っていると思います。 大きく振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも上から担ぎ気味に投げ込んでくる。 左腕を天に突き上げるように使うものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、担ぎ気味の割には肘は鋭角には使えるものの、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が突っ張って、かなり首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩すケースも見られます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`超くらいのストレートと、縦スラのみ確認。 ストレートは、膝が突っ張って体重が乗り切らない割にはかなり威力がありますし、縦スラも決まると中々の代物です。 コントロールはアバウトでした。 と言うことで、小柄なのは残念ですが、上記欠点を矯正していけると将来的に１４０`台中盤までスピードは伸びると思いますので、とりあえず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年６月３０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 五味 裕貴 （高知南） 高知大 |
１７８・７０ 右・右 |
知らない投手でしたが、まずまず面白いものを持っていると思います。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を軽く向けて、腰を落として、テイクバックやや大きめに、インステップ気味に、やや担いでスリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバックやや大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝がやや割れた後に突っ張って、首を振って、お辞儀して、グラブを少し後ろに引くタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`を計測したストレートと、縦スラと、カーブと、フォークは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、全くの無名の投手ですが、大学で少し矯正すれば一変する素材ですので、４年後に期待して見たいですね。 （２０１１年３月１７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 田川 駿太 （高知中央） 関西国際大 |
１９１・７１ 右・右 |
知らない投手でしたが、まずまず気になりました。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、溜めて、サード方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 左腕を直ぐにホーム方向に向けて、引き込みは早い。 捻転差に当初から乏しく、着地も早い。 テイクバック大きいので、着地が早いのも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使えますし、肘から先が立って使えるタイプです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは大きく後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`（殆ど１２０`台）を計測したムーブするストレートと、１１０〜１３０`台のツーシームのみ確認。 スライダーは持っていないのでしょうか？？ コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言う事で、長身の資質の良い投手ではありますが、現状まだまだではありましたが、育成の上手い大学に進学すれば一変してもおかしくないと思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年３月１６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 岡本 健斗 （高知商） 中部学院大 |
１７８・６２ 右・左 |
知らなかった投手ですが、中々見所はあると思います。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として（セカンドベース方向に重心が掛かりすぎ）、テイクバック大きく、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は上手ですが、引き込みが早いのは残念。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角には使えるのですが、きちんと前に出したい。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは少し後ろに引いて、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 牽制を入れて、クイックもまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのキレのあるストレートと、大小２種類の縦スラのみ確認。 いずれもまずまずの代物でした。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、資質的には面白いものを持っていますので、華奢すぎる体作りを真面目にやって、上記欠点を徐々に潰していけると将来的に面白いと思います。 とりあえず夏までの進化に期待してみたい。 （２０１０年７月１日掲示板にて寸評） ２年生の時も感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想を。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し肘を前に出したいものです。 また、必要以上に腕の軌道が体から遠ざかるのも？ フィニッシュでは、膝が割れ気味に、首を振って、グラブは少し後ろに流れて、軸足を意識的にあまり跳ね上げないようにしています。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３４`を計測したストレートと、縦と横のスライダーと、カーブは確認。 ストレートにはキレはありましたが、スピード的にはもっと出そうにも思いますが不十分でしたし、変化球もまずまずですが、絶対的な代物では無かったです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、資質的には面白いのですが、期待した成長曲線には達しなかったのが残念ですね。 ４年後の進化に期待したいものです。 （２０１１年３月１７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 田内 亘 （岡豊） ＪＲ四国 |
１７４・６７ 右・右 |
１年生の秋にも見ていたのですが、それ以来に見れましたが、高知県ＮＯ１投手と呼ばれるまでになったようです＾＾ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰をかなり落として、スリークウォーターから力投してきます。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、早い。 テイクバック大きいので、肘が必要以上に背中側に入りすぎて、着地も早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブを後ろに引いて、やや体勢を崩すケースも見られました。 クイックも腰を大きく落とす割には、まずまず器用にしてきます。 フィールディングの動きも良かったですね。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、カーブと、縦スラは確認。 ストレートには中々ノビがあって、威力もありますし、縦スラもまずまずの代物だと思います。 コントロールはストレートの際には良かったですね。 と言うことで、身長が低いのは残念ですが、確かに良い投手には成長しつつありますが、まだまだフォームには欠点も多いです。 即プロのタイプでは無いですので、何とか欠点に気づいて矯正していけると、将来的には面白いのでは無いでしょうか？ とりあえず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年７月１日掲示板にて寸評） ２年生の時も見て感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想を。 ノーワインドアップから、素早く膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きく、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使えますが、もう少し前に出したいですね。 また、腕の軌道も必要以上に体から遠ざかるのも？ ちょっと故障には要注意だと思います。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 球種的には、MAX１４１`を計測したストレートと、１１０`台の縦スラのみ確認。 ストレートのノビは確かに高知県ＮＯ１でしたが、変化球は縦スラのほかには投げなかったように思いますが、何も持っていないのかな？ コントロールも纏めては来ましたが、勝負球が甘かったりも見られました。 と言う事で、小柄なのは残念ですが、資質的には面白いですので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年３月１９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 谷川 匠 （高知） |
１７６・７０ 右・右 |
センバツでは投げなかったですが、中々面白い物をもっています。 振りかぶって、膝を腰の高さに内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きく、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕を縮めてから伸ばすタイプですが、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングは早く、着地も早くなる。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、お辞儀して、グラブを少し後ろに引いて、軸足を意識的に跳ね上げないようにしており、体勢を崩したりも見られました。 クイックは、まあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、縦スラのみ確認。 ストレートのキレ・ノビはまずまずでしたが、観戦日は縦スラの精度はあまり良く無かったですね。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも見られました。 と言う事で、資質的には中々面白いものを持っていますので、夏には是非エースとなって、進化した姿を見せて欲しいものです。 （２０１０年７月２日掲示板にて寸評） ２年生の際にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして、腰を落として、テイクバック大きめに、担いで、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブを少し後ろに引くタイプです。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`を計測したストレートと、縦スラは確認。 ストレートには威力はありましたが、変化球は縦スラの他には何があるのかは不明です。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言う事で、期待した成長曲線には達しなかったのは残念ですが、資質的には面白いものを持っていますので、大学での成長を期待したいものです。 （２０１１年３月２０日掲示板にて寸評） |
★ |
福岡
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 橘 朋晃 （鞍手） 日本文理大 |
？・？ 右・右 |
生観戦の際にも気になっていましたが、準々決勝の模様と合わせて感想など。 １７５aくらいの、１年生にしては結構下半身がしっかりした投手です。 中学時代には、全国大会にも出場経験があるようで、マウンド捌きなどは確かに１年生とは思えなかったですね。 ランナー無しでもセットから、膝を内にゆったり引き上げて、ショート方向を軽く蹴るようにして、上体を３塁側に倒して、腰を落として、サイドスローよりも少し上から投げ込んでくる。 捻転差も維持しているものの、着地はやや早い。 左腕の引き込みも早いのが開く原因のひとつ。 テイクバックで背中側には腕を入れずに、セカンドベース方向に腕を向けるタイプで、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角には使えますが、リリースポイントで肘から先が立って使えない投手です。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、グラブの抱え込みは甘い。 この投法では、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、ストレートは１２０`台で、純粋なストレートは殆ど無く、手元で微妙に変化するブレ球で、スライダーと、シュートと、シンカーは確認。 コントロールは結構アバウトでした。 ということで、変則派の面白い投手ではありますので、今後はもっと開かないように工夫して、ストレートを磨いていくと２年後に面白いのでは？ 期待してみたい。 （２００９年６月１６日掲示板にて寸評） 鞍手は寸評されている橘投手が一番打者。 強肩小関から初回出塁し初球盗塁を決めるなど、小柄ながらスピード感溢れるプレーぶりでした。 投手としては一年生の時より力感が出てきました。 サイドハンドからインサイドを点くナチュラルシュートと外へのスライダーが良く決まっていたのですが、前半はスタミナが持っていたものの、一番打者として三塁打を打つなど塁上を駆け回った疲れからか、六回に疲れが出て交代。鞍手は逆転を許してしまいました。 春の大会では、九州国際大付打線を二点に抑えるだけの力を持っている投手ですが、まだまだスタミナ不足ですね。 しかし体力が付けば楽しみな選手です^^ （０９年７月 翔さん情報） １年生の際にも偶々生で見た投手でしたが、雑誌にも名前が挙がるようになりましたし、昨年も生で見ましたので感想を。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、上体を３塁側に倒して、サード方向を小さく蹴って、腰を落として、サイドよりも少し上から投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバックはこの投法ですので仕方が無いのですが大きく、着地も早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れがちに、グラブの抱え込みは甘いタイプです。 この投法では、グラブのきちんとした抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１２９`を計測したストレートと、１００〜１１０`台のスライダーと、１００`台のシンカーは確認。 ストレートの球速は伸びなかったのは残念（本来もう少し出るとは思います）ですが、変化球はまずまず良かったです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 また中軸打者相手になるとコントロールが乱れるので、気持ちの強さも足りないようです。 と言うことで、正直期待した成長曲線には達しなかったのは残念ですが、妙に観戦縁があった投手ですし思いいれもありますし、資質的には見限れません。 大學４年間での進化に期待したいものです。 （２０１１年２月５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 高木 克将 （鞍手） 九州共立大 |
ライト ・投手 ？・？ 右・左 |
知らない選手でしたが、３番を打っていましたが途中から登板したのですが、将来性は間違いなく投手です。 プロフが分からないですが、多分３年生かな？と思います。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、サード方向に足を向けて、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 腕の振りはかなり良いと思います。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は当初から乏しく、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、お辞儀して、グラブは後ろに引くタイプです。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３４`を計測したストレートと、１１０`台の縦スラと、１００`台のカーブは確認。 ストレートの威力は結構ありましたね。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、投手として経験も不足しているようですが、大學では投手一本で進化すると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待してみたい。 （２０１１年２月５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 角谷 悠宇 （稲築志耕館） |
？・？ 右・左 |
知らない投手でしたが、初めて生で見ましたが、少し気になりました。 パンフが売り切れだったので学年が分からないのですが、多分３年生だとは思うのですが。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向を小さく蹴るようにして、上体を３塁側に倒して、腰を落として、サイドスローから投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無く、グラブも抱え込むタイプです。 クイックはイマイチです。 球種的には、MAX１３０`を計測したストレートと、１００〜１１０`台のスライダーと、１１０`台のシンカーは確認。 ストレートのノビはありましたし、変化球も悪く無いのですが、開くのでスライダーの曲がるタイミングが早いのは残念。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、育成の上手な大学に進学して、開きを抑えて、ストレートを磨いていくと、速球派のサイドスローに変身できるのではないでしょうか？ 資質的には面白いですので、４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 寺岡 寛治 （東海大五） 九州共立大 |
１７８・７７ 右・右 |
ｍａｘ１４８ｋ 球威のあるストレート、スライダー 本格派 （１０年４月 熱血さん情報） 福岡県屈指本格派右腕。 体全体から『強さ』を感じる。打パワー溢れるスイングから長打を連発。 中学時代粕屋フェニックスボーイズ所属、エースとして活躍。 早ければそろそろ復活！ 活躍楽しみにしてます。 （１０年４月 熱血さん情報） |
★ |
| 川神 良行 （折尾） 九州共立大 |
１７５・７３ 右・右 |
ＭＡＸ１４５ｋ スライダー、チェンジアップ ０９年秋福岡北部 決勝進出の柱 （１０年４月 熱血さん情報） 秋の北部地区を沸かせた無名公立高のエースです。 中学時代は宗像市立日の里中学（宗像球友ボーイズ所属） 1年夏から控え投手としてベンチ入り常時セットポジションから伸びのある快速球を速いテンポで投げ込んできます。 変化球はスライダー、フォーク、緩いカーブは確認。 秋の北部決勝、3位決定戦を観戦しましたが力が入りすぎたのか大事なところでの暴投が失点に繋がり敗北 メンタル面にやや不安ありかな・・・？ 野球小僧にはMAX145kmとの事ですが、本人に聞くと143kmだとか 部の不祥事等で揺れた春は勝ち進めなかったものの夏の大会にはまた夏を沸かせてくれる投球を期待しています。 （１０年６月 翔さん情報） |
★ |
| 小野 剛貴 （自由ヶ丘） 苅田ビクトリーズ ベースボールクラブ |
１７４・７５ 左・左 |
（小倉バディーズ出身） ３番で起用される長打力と足が魅力。中学時代は投手としても活躍。 （０８年６月 平和台さん情報） １年生の際に打者として見た事はあるのですが、投手としては初めて見れましたが感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、セカンド方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 昔一時期中日のエースだった野口に雰囲気が似ていると思います。 右腕を下から上に使って、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って、球は見づらいです。 フィニッシュでは、膝が割れ気味で、グラブはまあまあ抱え込むタイプです。 牽制は入れますが、クイックはしようとするも微妙なレベルです。 フィールディングの動きは良いと思います。 球種的には、MAX１３７`を計測したストレートと、９０〜１００`台の落差はそうでも無いカーブと、１００〜１１０`台のスライダーと、１２０`前後のチェンジアップは確認。 ストレートは本来もう少し出るのでは？と思いますが、変化球もまずまずではあるのですが、変化球の際には腕の振りが緩むのは？ 余談ですが、グリップを下げるヒッチで、グリップの内への移動はあるものの、左の変化球も甘いと苦にしないですし、フォークを膝を使ってミートしてきますし、広角に打ち分けれるミート力は高いと思います。 ただ、守備の問題もあるでしょうから（野手なら好打者ですので外野手としてしか無い）、将来的には投手だとは思います。 と言う事で、左腕でもあり資質的には面白いものを持っていますので、今後の更なる進化に期待したいものです。 （２０１０年４月２３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 行弘 剛 （自由ヶ丘） 福岡大 |
１８０・７６ 右・右 |
事前に気になっていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 ただ、ランナーのいる際に１人だけの投球でしたので、ランナーがいない場面での投球も見たかったですね。 セットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として（セカンドベース方向に重心が掛かりすぎ）、スリークォーターよりも少し上から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、天に突き上げるように使うタイプですが、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は鋭角には使えるものの、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブを後ろに引いて、やや体勢を崩すケースも見られました。 球種的には、MAX１３９`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台のフォークと、１１０`台の縦スラは確認。 ストレートは本来もっとスピードが出るでしょうし、変化球も絶対的なものではないですが、まずまずだとは思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で、まだまだあのランナーのいる際の甲子園初登板のピッチングでは底が見えませんし、資質的には面白いものがある事は分かりました。 高卒プロのタイプでは無いですが、将来的に面白いのではないでしょうか？ 今後の進化に期待したいものです＾＾ （２０１０年４月２３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 森田 祐輔 （飯塚） 九州産業大 |
？・？ 右・右 |
今春九州4強に導いたエース。中学時代は軟式。 昨年活躍した記憶が新しい、九国の三好も所属した福岡選抜にも選ばれておりました。（学年はひとつ上） 最速140kmほどの直球にスライダー、カーブのコンビネーション。 （１０年６月 翔さん情報） |
★ |
| 福田 大輔 （九州国際大付） 白鴎大 |
？・？ 右・右 |
小僧に名前だけちょろっと出ていた投手でしたが、パンフが売り切れていてプロフは分からないのですが、多分３年生だと思いましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向を小さく蹴るようにして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕の使い方も悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりも無く、グラブも抱え込むタイプです。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３８`を計測したストレートと、１１０`台の縦スラと、１００`台のカーブは確認。 ストレートの威力は中々でしたね。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、資質的には面白いものを持っていますので、育成の上手な大学に進学すると１４５`超のストレートを投げる速球投手に化けれるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 高橋 昴平 （東福岡） 福岡大 |
１７８・８２ 右・右 |
雑誌に名前が出ていましたが、初めて生で見ましたが感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、サード方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる、カクカクとした正直垢抜けないフォームです。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は当初から乏しく、やや腰の横回転が強く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無く、首を振って、グラブを少し後ろに引いて、体勢を崩すケースも見られました。 牽制を入れて、クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３６`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦と横のスライダーと、１００`台のカーブは確認。 観戦日は結構疲労していたようですが、ストレートは空振りが取れる球質では無いようですが、威力は結構ありましたし、縦スラは決まると中々でした。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 余談ですが、打撃も欠点はあるものの気にはなりましたね。 と言うことで、確かに資質的には面白いものを持っていますので、次のステージで欠点を矯正していけると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 大宮 慎司 （戸畑） 九州共立大 |
１７５・６８ 左・左 |
小僧に名前が載っていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、ややインステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる、変な癖の無い美し目のフォームです。 右腕の使い方も悪くは無いも、引き込みは早い。 捻転差は何とか維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、かなり首を振って、グラブを少し後ろに引くタイプです。 牽制を入れて、セットの時間を長くして、クイックもまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３６`を計測したストレートと、９０〜１００`台の落差のあるカーブと、１１０〜１２０`台のスライダーと、９０`台のスクリューは確認。 変化球はいずれも見所がありますし、ストレートのキレも良く、クロスファイヤーは中々でした。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、資質的には高いですし、大学で欠点を矯正して、ストレートをもっと磨いていくと騒がれるのではないでしょうか？ 個人的には好みの投手ですので、４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 谷川 昌希 （筑陽学園） 東京農大 |
？・？ 右・？ |
週刊ベースボール増刊号にのみに名前が載っていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 身長は１７５a弱くらいでしょうか？ ノーワインドアップから、膝を回しこむように内に引き上げて、ショート方向を小さく蹴るようようにして、腰を落として、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無く、グラブもまあまあ抱え込むタイプです。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３９`（本来１４３`のようです）を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦スラと、９０〜１００`台のカーブは確認。 ストレートは威力がありましたし、変化球もまずまずだとは思います。 コントロールも纏めては来ましたが、勝負球が甘くノックアウトされてしまいました。 と言うことで、肉体的なキャパにはあまり恵まれていないのは残念ですが、資質的には面白いものを持っていますので、大学での進化に期待したいものです。 （２０１１年２月８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 木村 大希 （筑陽学園） 駒沢大 |
？・？ 左・左 |
中学時代に名前を聞いていましたし（ホークスカップ優勝投手）、小僧にも名前だけちょろっと載っていた『福岡のランディー・ジョンソン』と噂された投手ですが、中軸を打って通常ライトを守っていますが、最後少し見れましたので感想など。 身長は１７７〜８aくらいでしょうか？ ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、右足をブラブラっとさせて、セカンド方向を蹴るようにして、腰を落として（この際に上体がかなり反るのが気になります）、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕をいきなりホーム方向に向けて、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まり気味となり、膝を突っ張って、首を振って、グラブはまあまあ抱え込むタイプです。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３３`を計測したストレートと、１１０`台のスライダーと、１１０`台のカーブは確認。 ストレートは本来もっと出ると思います。 コントロールに関しては、ライトの守備位置から登板したのですが、投球練習も不足気味だったと思いますが、投球練習ではストライクが全く入らず大丈夫なのか？と思いましたが、ピンチを何とか凌いできました。 ただ普段からだと思いますが、コントロールはアバウトです。 と言うことで、中軸を打っている打撃も悪いわけでは無いのですが、この選手は投手一本でやるべきでしょうね。 資質の高い左腕ですので、育成の上手な大学に進学して、欠点を矯正できると、かなり一変すると思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 坂田 将人 （祐誠） ＳＢ |
１７３・６２ 左・左 |
生では見れなかった投手ですが、ドラフトされましたし、動画で見ましたので最終感想を。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、軽くセカンド方向に足を向けて、軸足のクッションを利用して、オーバースローから投げ下ろしてくる。 かなりバランスが良いフォームですし、体が柔らかく関節の可動域も広そうです。 右腕の使い方は悪くないものの、やや引き込みは早い。 捻転差は維持しているものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎もやや上がって開いてしまうものの、肘は柔らかく鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無く、グラブを後ろに引いて、やや体勢を崩すケースも見られました。 クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、２種類の独特なかなり落差のあるカーブと、落ちるのと横に曲がるのの２種類のスライダーは確認。 ストレートの角度及びノビ・キレは光りますが、スピードはそれ程無く、ボリューム感も無いです。 まあ、カーブが現状生命線の投手のようですが、打者の顎が上がってしまう代物で、プロでもここまでのカーブを投げる左腕はいないのでは？ コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 ★まとめ 確か、ギリギリになって志望届けを出した記憶がありますが、本人も迷ったのでしょうね。 フォームに欠点が少なく、カーブと言う必殺の武器を所有していますし、体を１年間作ってスピードを上げて、スクリュー系を修得すれば必ず活躍できるとＳＢのスカウトも確信しての指名と思います。 楽天の同郷の辛島と比較しても、この投手の方が資質が高いように思いますし。 確かに大學４年間はムダのような気が管理人もしますし、３年後には１軍のマウンドで投げている姿が想像できますね＾＾（ただ性格面が良く分からなかったので、この部分次第でしょうね） この順位で取れたのはお買い得と思いますし、プロの領域で輝いて欲しいものです。 （２０１１年２月９日掲示板にて寸評） |
★ |
佐賀
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 福田 遼河 （佐賀北） 福岡大 |
１８５・７８ 右・右 |
中学時代からエースで4番打者として注目されていた選手のようです。 今夏は1年生ながらベンチ入りし、MAX143qの速球に2種類のスライダーを武器に活躍したようです。 打撃面では長打力、走塁面では50ｍ6秒2の足が武器のようです。 まだ、1年生ながらかなりレベルが高い選手のようですので今後の成長にかなり期待できそうです。 （０８年９月 大学のサイトさん情報） ＭＡＸ１４２ｋ スライダー・ 今からの成長が期待できそう。 （１０年４月 熱血さん情報） ０７夏甲子園でブレークした『佐賀北』に現るスーパールーキー。 入学直後４月１４３キロをマーク。前回もお伝えしましたが、縦横２種類のスライダー切れ味も抜群。 打撃センス長打力も光る。 ５０ｍ６秒２とバネがある。 今後進化する要素たっぷりな好素材。 中学時代は軟式野球部エースとして活躍。 （１０年４月 熱血さん情報） |
★ |
| 峰下 智弘 （佐賀学園） 近畿大 |
１７９・７２ 右・左 |
小さく振りかぶって、ゆったり膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は上手ですが、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、やや腰が詰まって、首をかなり振って、グラブを後ろに引くタイプです。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックはまずまずしてきます。 ピッチャーゴロの捌きなど見ると、フィールディングは上手ですね。 球種的にはMAX１４２`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１１０`台の横スラと、１１０〜１２０`台のチェンジアップは確認。 ストレートの威力は結構ありますし、チェンジアップは中々なのですが、握りに癖があり（指を立てる）、ステージが上がるにつれてバレてしまうのでは？と思います。 コントロールもまずまず纏まっていると思いますが、甘いのも散見されました。 で、打撃ですが、軽く開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも結構上の高さにセットし、ヘッドを回しながら、投手が腰を落とし始めた後から、膝を引き上げて回し込んでややアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動は許容範囲内です。 インサイドには肘の畳みも甘そうで、詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 甲子園では調子も落ちていたようで、２戦目までは外のストレートを強く叩けなかったのですが、３戦目では左投手に対して意識的に開きを抑えて、レフト方向に３本ヒットを放っていました。 左腕の変化球にも崩されながらもリストワークにて対応は出来るようですが、落ちる系統に対しては柔軟に膝と股関節を使えるほどでは無いので、現状捌ききれないようです。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 足は速いですし、走塁のセンスも高いと思います。 投手としてのフィールディングを見ると、本来のショートとしての守備も上手いのでは？と想像します。 と言うことで、投打のどちらも一定以上のセンス及びレベルだと思います。 正直どっちの適正が上なのかは判断できませんでしたが、本人が決めることですが、次のステージではどちらに進んでも進化次第では面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年９月６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 幸尾 伸一 （佐賀学園） |
１７８・６９ 右・右 |
全く知らない投手でしたし、直ぐに引っ込んだので、正直どうしようか迷ったのですが、将来的には伸びるものを持っていますので簡単に感想を。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を向けて、上体が３塁側に傾いて、腰を大きく落として、担いで、スリークウォーターから投げ込んでくる、癖のあるフォームです。 左腕を低く使って、引き込みが早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、着地も早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘はまずまず鋭角に使ってきますが、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝を突っ張り気味に、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３４`を計測したストレートと、１１０`台の縦スラと、１２０`台のチェンジアップは確認。 ストレートには球速表示以上に威力を感じますが、変化球はまずまずですけど、精度は今一歩でしたね。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、フォーム的には垢抜けていないですし、欠点も多いのですが、育成の上手い大学に進学すれば、一変してもおかしくない素材だと思います。 ４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年９月６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 甲斐田 駿亮 （龍谷） |
１８３・８３ 右・右 |
知らない選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、膝を腰の高さに内に引き上げて、ショート方向に足を向けて、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕を直ぐにホーム方向に向けて、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使ってきますが、もう少し前に出したいものです。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは少し後ろに流れて、やや体勢を崩してしまいます。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、縦スラと、落差のあまり無いカーブは確認。 ストレートは体格からもっと出そうに思いますが、変化球は今一歩です。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言う事で、次のステージでは欠点を矯正しつつ、大きな体を生かしてストレートをもっと磨くと面白いのではないでしょうか？ 期待したいものです。 （２０１１年３月５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 宮島 勇二 （多久） ＪＲ九州 |
１７８・７１ 左・左 |
各種雑誌に名前が載っており気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、上体もやや捻って、セカンド方向に足を向けて（この際に、グラブから直ぐにボールを出して、ボールを左足に押し付けるのが特徴的です）、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、やや引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングは早く、腰の横回転が強く、着地も早い。 テイクバック小さいものの、腕を引き上げるタイミングが遅れすぎて、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使ってきますが、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらい（本来１４８`くらいが出るようです）のストレートと、２種類のスライダーは確認。 確かにストレートには威力がありましたし、スライダーもまずまずだと思います。 コントロールは纏めては来ますが、甘くなったり荒れたりも多かったです。 と言う事で、観戦日はノーヒットノーランを達成した次の試合だったようなので、疲労もあったとは思いますが、フォームに欠点も多いです。 ただ豪腕の左腕ですし、資質的には確かに高いものはありますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年３月４日掲示板にて寸評） |
★ |
| 太田 直嗣 （佐賀商） 徳山大 |
？・？ 左・左 |
知らない投手でしたが、面白いものは持っていると思います。 身長は１７５aくらいでしょうか？ ノーワインドアップから、膝を回しこむように内に引き上げて溜めて、軸足のクッションを利用して、略オーバースローから投げ下ろしてくる。 ノールック投法では無いのですが、元巨人の岡島にやや似ているフォームです。 右腕を天に突き上げるように使うタイプですが、やや引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングはやや早く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、大きくお辞儀して、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、落差のあるカーブと、縦と横のスライダーと、チェンジアップは確認。 カーブは中々でしたし、その他もいずれもまずまずの代物だったと思います。 コントロールには本人絶対の自信があるようなのですが、このフォームですので結構甘いのも多かったですけど。 と言う事で、左腕の本格派ですし、資質的には面白いものを持っていますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年３月７日掲示板にて寸評） |
？ |
長崎
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 中野 浩平 （清峰） 日本文理大 |
１７５・７８ 右・右 |
事前に１４０`超の投手として期待していましたが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を腰の高さに内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落とし、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 左腕を大きく上から使えるのですが、使い方が硬く、引き込みが早いのは残念。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック小さい（やや担ぎっぽい）ものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角には使えるもののもう少し前に出るとよいのでしょうが。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブはだらんと後ろに流れてしまいます・・・ この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３６`のストレートと、１１０`台の縦と横のスライダーは確認。 いずれもまずまずではありますが絶対的なものではないようです。 コントロールもアバウトでした。 と言う事で、資質的には確かに面白いものはありますがフォームに欠点が多いタイプです。 何とか気づいて今後進化して欲しいものです。 （２００９年５月７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 野中 賢人 （創成館） 九州産業大 |
１７７・６６ 右・左 |
知らない投手でしたが、順調に育てば、２０１０年の長崎県屈指の投手となるのではないでしょうか？ ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が結構３塁側に傾いて、腰を落として、ややインステップ気味に、サイドとスリークウォーターの中間よりも少し上くらいから投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みが早い。 捻転差が解けるのがやや早く、着地も早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘はまずまず鋭角には使えますが、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブの抱え込みは早い。 セットの時間を長くして、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレート、ツーシームと、縦スラは確認。 変化球もまずまずですし、ストレートには威力があります。 コントロールは纏めては来ますが、基本アバウトです。 と言うことで、資質的には面白いので、冬の間に上記欠点を矯正できると雑誌に名前が挙がるようになると思います。 夏までの進化に期待してみたい＾＾ （２０１０年１月２８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 酒井 伸 （創成館） |
１７６・６４ 右・右 |
知らない投手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、ゆったり膝を内に引き上げて、ショート方向に足を軽く向けて、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕を縮めてから伸ばすタイプですが、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまい、肘はまずまず鋭角に使ってくるものの、もう少し肘をきちんと前に出したいものです。 フィニッシュでは、インステップによって、腰が詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 牽制を入れて、クイックもまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、縦と横のスライダーは確認。 ストレートのノビは光りましたし、縦スラは中々の代物でした。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言う事で、５０ｍを５秒８で走るようで、身体的な能力にも優れていますので、大学で欠点を矯正していければ面白い投手に化けれると思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月１２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 村井 竜也 （長崎商） |
１７１・７１ 右・右 |
知らない投手でしたが、小柄なのは残念ですが、面白いものは持っています。 プロフよりも体重は重そうで、ゴロンとした体型で、下半身はしっかりしています。 振りかぶって、膝を内に勢い良く引き上げて、軸足に絡めて、ショート方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕は大きく使えるものの、引き込みはやや早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて、やや顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、グラブは後ろに引くタイプです。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいの重そうなストレートと、縦スラと、カットボールと、落差はあまり無い小さな１００`台のカーブと、シュートは確認。 ストレートには威力がありますし、どのボールも２年生の段階ではまずまずでした。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、即プロのタイプでは無いですが、欠点を矯正して、ストレートをもっと磨いていくと将来的には面白いかもしれません。 頑張ってほしいものです。 （２０１０年１月２９日掲示板にて寸評） ２年生の際にも見て感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、軸足に絡めて、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、膝を突っ張り気味に、グラブは後ろに大きく流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、カットボールと、縦スラと、シュートは確認。 いずれもまずまずの代物ではありました。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言う事で、身長が低いのは残念ですが、球自体はまずまず伸びたとは思います。 ただ、まだまだ欠点は多いですが、資質的には面白いものを持っていますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年５月１０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 竹野 裕貴 （長崎商） 駒沢大 |
１７８・８５ 右・右 |
雑誌にも名前が載っていますが、初めて見た感想は以下の通り。 小さく振りかぶって、膝を腰の高さに引き上げて、内に入れて行きながら溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、テイクバック大きく、インステップして、サイドとスリークウォーターの中間くらいから投げ込んでくる。 左腕も大きく使えるものの、引き込みが早い。 捻転差も維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘はかなり鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、グラブの抱え込みが甘いケースも散見されます。 この投法では、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはまずまずしてくるものの、体勢を崩したりも観られます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、縦スラと、横スラと、シュートは確認。 ストレートのキレは中々ですが、横スラは開くので曲がるタイミングが早い。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、もっとオーバースローから投げ込んでくる本格派を勝手に想像していたのですが、イメージは違いました。 多分秋に急成長したのだと思いますが、１４５`くらいまで球速が上がり、スライダーも打者の手元で曲がるので、打者はお手上げとも聞いています。 夏に是非成長振りを確認したいですね＾＾ （２０１０年１月２９日掲示板にて寸評） 安定感抜群！MAX145K右腕。 スリークオーター威力ある直球＆高速スライダーのコンビネーション抜群。 ２年夏の活躍で長崎大会ベスト８。 ２年秋長崎県大会防御率ゼロの活躍で制覇。 続く九州大会初戦宮崎商投げ合い２安打完封。 中学時代は軟式野球部所属 （１０年４月 熱血さん情報） ２年生の時も感想を書いた投手ですが、昨年も見れましたので感想を。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るように足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる、元巨人の水野に少し似たフォームです（２年生の時とは結構フォームは違いましたね）。 左腕を下から上に使って引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいものの（２年生の時よりは小さくなったかな？）、着地が早いので上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますし、開く割には球持ちは悪くないと思います。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブの抱え込みは甘く、体勢を崩すケースも見られました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４８`のストレートと、縦スラと、カーブは確認。 ストレートはコンスタントに１３０`台後半から１４０`台が出ますし、球に迫力が感じられるようになっていました。 コントロールも纏めては来ましたが、結構荒れるケースも多かったですね。 と言う事で、フォームには欠点はありますが、ストレートの迫力は増しましたし、大学での進化次第では楽しみではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月１０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 今村 賢 （鹿町工） |
１７５・７５ 右・右 |
知っている人は知っていたでしょうが、センバツ優勝投手のカープの今村の弟です。 小さく振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に軽く足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりもかなり下から力み無く投げ込んでくる。 まあ、兄貴を一回り小さくした結構似た部分の多いフォームです。 左腕を下から上に使って、ホーム方向に向けるのが早く、引き込みも早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、腰の横回転が強く、着地も早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますし、肘から先もまずまず立って使えるタイプです。 フィニッシュでは、首を振って、グラブは抱え込んで、軸足を意識的にあまり跳ね上げないようにしています。 しつこく牽制を入れてきますが、クイックは微妙です。 球種的には、MAX１３７`を計測したストレートと、縦と横のスライダーは確認。 ストレートは本来もっと出そうに思いますし、威力も中々でした。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、肉体的にはそれ程恵まれては居ないのが残念ですが、資質的には中々面白いと思います。 まあ、大學４年間で更に進化して、兄貴の後を追って欲しいですね＾＾ （２０１１年５月９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 福田 優 （西海学園） |
１８０・６４ 右・右 |
全く知らない投手でしたが、見所があると思います。 ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、やや腰の横回転が強く、着地も早い。 テイクバックやや大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し肘が前に出るようになると良いのですが。 フィニッシュでは、インステップによって、腰がやや詰まって、膝が割れてから突っ張って、首を振ってお辞儀して、グラブは後ろに流れて、あまり軸足を跳ね上げないように意図的にしており、やや体勢を崩すケースも見られました。 牽制は入れるものの、クイックはまあまあでしょうか？ フィールディングはもっと練習しないと、自分の首を絞めることになってしまいます・・・・ 球種的には、MAX１３７`を計測したストレートと、縦スラと、カーブは確認。 スライダーが良い投手のようですが、観戦日の精度は良くなく、ストレートの方が魅力的でしたね。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、大學で上記欠点を矯正しつつ、きっちり体つくりも行っていくと、ガラリ一変してもおかしくない資質だと思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 平倉 伸太 （佐世保実） |
１７５・７０ 右・右 |
雑誌に名前が載っていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、腰の横回転がやや強く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによってやや腰が詰まって、首を振って、グラブは抱え込んで、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのストレートと、縦と横のスライダーと、ツーシームは確認。 いずれもまずまずの代物だったとは思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 余談ですが、中軸を打っていた打撃は欠点もありますけど中々面白かったです。 と言う事で、確かに面白いものは持っていましたが、現状はまだまだでした。 資質は良いですので（３年生になって開花したようです）、４年後の進化に期待したいものです。 （２０１１年５月１１日掲示板にて寸評） |
？ |
大分
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 山野 恭介 （明豊） 広島育成 |
１８０・８３ 右・右 |
事前に気になっていた投手でしたが、想像以上に良い投手でしたね＾＾ ピンチで笑いながらマウンドに登って（投げたくて仕方が無いみたいな）、１本タイムリーは打たれたもののその後凌ぎきったピッチングは心に残りました＾＾ 精神的にも強いんでしょうね。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落とし、オーバースローよりもやや下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は上手だと思いますが、引き込みがやや早いのが残念。 捻転差も維持しようとしていますが、着地は早い。 テイクバックは大きくないものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて、やや顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりとかは無いのですが、グラブを抱えると言うよりも、何となく腰の辺りにグラブがある感じとなっています・・・ クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３９`を計測したストレートと、１００〜１１０`台の中々の落差のあるカーブと、１２０`台の縦スラと、１１０〜１２０`台のフォークは確認。 ２年生の春の段階ではいづれも中々の代物でしたが、変化球の割合が多いのが？ コントロールも纏めて来ますが、甘いのも散見されます。 と言う事で、資質的にはかなりの投手だと思いますので、欠点も直せないものは無いですし、もっともっとストレートを磨いていくと、来年の進化振りが今からかなり楽しみですね＾＾ （２００９年４月２３日掲示板にて寸評） まあセンバツでも好評価しましたけど、あの経験によってかなり短期間で伸びたようです（まあ実際に登板させないと、連れてきているだけでは伸びないですね）。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕も大きく使えるものの、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がやや突っ張り気味で、首を振って、グラブは抱え込もうとはしていますが、やや１塁側に体勢を崩してしまいます。 やや頭が１塁方向に必要以上に逃げがちな部分は気になりますし、これによって球の出所も折角肘を鋭角に使っているのに見やすくなってしまいます。 クイックは上手ですし、クイックでも球威が全く落ちないのは素晴らしい＾＾ 球種的には、MAX１４６`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１００`台のカーブと、１２０`台のカットボールとツーシームは確認。 変化球も２年生にしては中々ですし、スピードが伸びましたね＾＾ コントロールも纏めては来ますが、甘いもの多かったです。 と言うことで、上記欠点も直せないものはないはずですので、一冬の間に少しでも矯正できると、来年九州を代表するトップランクの右腕が誕生するのでは？ かなり期待したい投手です＾＾ （２００９年９月１７日掲示板にて寸評） ２年生の時に感想を書いた投手でしたが、３年生になって故障したと聞いていましたが、２試合見ましたが最終寸評は以下の通り。 振りかぶってから、ノーワインドアップに変化し、ゆったり膝を腰の高さに内に引き上げて、溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる、変な癖の無いフォームです。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無く、首を振って、グラブはまあまあ抱え込むタイプです。 セットになると、体勢を崩してしまうのは気になります。 クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４５`を計測したストレートと、１２０`弱の縦スラと、１２０〜３０`台の落差の小さなフォークと、偶にスローカーブは確認。 まあ、ストレートも下級生の時のほうが速かったですし、変化球も下級生時代の時のものの方が良かったと思います。 スタミナはあると思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 余談ですが、構えも良く、低めの変化球に膝を使って対処できる打撃センスも良いと思います。 ★まとめ 春季大会後に入院して治療（肩か肘かは分からず）を行ったようですが、正直もっと良くないのかと思っていたのですが、故障明けにしてはまずまずだと思いました。 下級生時代の妙に力ぬ欠点は、ピンチの際にはまだ見られますが、カウントを整える際には、力み無く投げれるようになったのは、怪我の功名でしょうか？ また、投げれない際にランニングなどで下半身を鍛えたようで、かなり下半身が充実しています。 と言うことで、育成枠での指名となったわけですが、ちとこの投手に対して育成枠は失礼だと思いますね！ 故障によって各球団のスカウト達は手を引いたのでしょうが、あれだけ投げれるのですから大丈夫なのでは？と思います。 フォーム的にも欠点も少ないですし、全く素材型ではないでしょうし、故障さえなければ人気の高かった岩本（南陽工）と同様の順位での指名となったはずですし、育てやすさと言った観点では今年の高校生の投手の中では上位だったはずです。 故障を克服（ここが心配ではありますが、後遺症無く克服したと信じたい）した気持ちの強さもありますし、マウンド上での気迫もありますし、個人的にはドラフト３位くらいでの指名が妥当な投手だと思います。 育成契約も結んだようですし、絶対に同期には負けないという強い気持ちを持ち続けて努力すれば、１軍のマウンドも早期に踏めるようになると思います。 末永くプロの領域で大活躍してほしい投手です！ （２０１０年１１月２８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 三好 銀次 （大分） 日本文理大 |
１７１・７５ 右・右 |
投打に魅力大分屈指の逸材。 MAX：147K計測（本格派右腕） 打撃大分県で指折り数えるパンチ力で高校通算３０本以上 （１０年４月 熱血さん情報） |
★ |
| 田中 太一 （大分工） 巨人 |
１７９・７７ 右・右 |
夏に生観戦した模様と合わせて、最終寸評は以下の通り（まあ管理人スカウトよりも先に球場に到着してスタンバッてましたが、その後見る見る内に１０球団くらいのスカウトが集まってきてスピードガンをスタンバッた光景は壮観と言うか、高校生でここまでと言うのは初めてでした）。 まず、生観戦した際のオーラ及び低めにグーンと伸びてくる１４８`を計測したストレートを見た際に、現ヤクルトの増渕を高校時代に見た際と同様の衝撃を受けました＾＾ 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターとサイドの中間よりも少し上から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバックやや大きめなので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 開くので球は見やすいのですが、球持ちはまずまず良いです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まり気味となって、グラブの抱え込みは甘く、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 この投法なら、グラブの抱え込みは必須です。 セットの時間を長くして、牽制も入れて、クイックもまずまずしてきます。 予選では、フィールディングの動きにキレが無かったのは気になりました。 球種的には、甲子園でMAX１４５`を計測したストレートと、１２０〜１３０`台の縦と横のスライダーと、偶に１１０`台の落差のある縦スラは確認。 縦と横のスライダーは、小さく打者の手元でキュッと曲がるタイプで、バットの芯をずらすには有効なボールです。 で、１１０`台の縦スラが、噂の『太一カーブ』と呼ばれる代物と思いますが、是は生観戦の際もそれ程凄いボールとは思えず、甲子園でもまあ指を怪我した後遺症もあったと思いますが、精度は高く無かったですね。 で、上記スライダーを投げる際なのですが、腕の位置が上がるんですよねえ。 ストレートは予選の方が良かったですが、甲子園では開くので見やすいこともあり、ストレート１本でねじ伏せれなかったですが、延長に入ってからも１４０`台を計測してきましたし、絶対的なスピード能力は持っている投手です。 コントロールは悪くは無いのですが、微妙なコントロールは無く（予選では３ボールが多かったです）、結構甘いのも多かったですね。 ★まとめ 予選の際に、試合開始直後にスプリンクラーが故障して、かなり修理に時間が掛かったのですが、全く気にする素振りも無く、結構ファールで粘ってくる打者もいたのですが、根負けもしなかったように、あまり細かい事は気にならない性格が伺えました。 試合前の練習の際には、マイペースっぽい部分も垣間見れたので、追い込まれるとどうなのかな？と思っていましたが、甲子園では調子も良くなかった事もありますが、最後サヨナラ暴投しちゃったように、今まであまり打ち込まれたことも無かったと思いますが、全国レベルの打撃に接して良い経験となったのではないでしょうか？ と言うことで、旬の時期では決して無いですが、悪いなりにも試合を作れましたし、キャパ的には全国トップランクだと思いますし、欠点も矯正できるものばかりですので、即プロが妥当と思います（ただ、マイペースな性格面から時間は少し掛かるかもしれません）。 遠征してまで観にいった思いいれのある投手ですし、資質的にも高いですので、末永くプロと言う領域で大活躍してほしいと願っております。 （２０１０年９月１７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 佐藤 龍磨 （日田林工） |
１７８・６８ 右・右 |
雑誌にも名前が挙がっており、事前に気になっていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて（グラブから直ぐにボールを出して太腿で隠すタイプ）、サード方向を蹴るように足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を縮めてから、天に突き上げるようにして伸ばすタイプですが、引き込みは早い。 捻転差に当初から乏しく、腰の横回転がやや強く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 やや腕の軌道が必要以上に体から遠ざかる部分は気になります。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、グラブは途中から遊んでしまって後ろに流れて、首を振って、お辞儀して、体勢を崩してしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっと（本来１４０`は出るようです）のストレートと、縦スラと、ツーシームは確認。 いずれもまずまずの代物ではありますが、絶対的なものでは無かったです。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言う事で、肘と踝の故障明けだったようですが、その割にはまずまずのピッチングでしたし、資質の良さは伺えました。 次のステージでは、故障をきちんと完治させて、育成の上手な大学に行って、欠点を矯正できると一気に伸びるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月２７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 柳本 真也 （別府商） |
１８２・７０ 右・右 |
今年の夏に田中（大分工）を観にいった際に、前の試合も８回から見れたのですが、偶々投げていたのがこの投手ですが、気になりました。 マウンドでぱっと見で妙に目立つんですよねえ＾＾ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、サード方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くなく、左肩にも意識はあるものの、引き込みは早い。 捻転差に当初から乏しく、着地も早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は鋭角に使えないタイプです。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、グラブはまずまず抱え込むタイプです。 クイックは微妙なレベルでした。 球種的には、MAX１３０`ちょっと（本来もう少し出ると思います）のストレートと、カーブと、縦スラは確認。 変化球の精度はまだまだでしたが、気持ちの入ったストレートは、球速表示以上に威力があるタイプです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも結構ありました。 と言う事で、資質的には中々面白いものを持っていますので、まずは肘をきちんと鋭角に矯正できれば、一変するのは間違いないです。 ４年後に期待してみたいですね。 （２０１０年１１月２８日掲示板にて寸評） |
？ |
熊本
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 荒西 祐大 （玉名工） ホンダ熊本 |
１７７・７６ 右・右 |
３回２死からリリーフし９回で九学を１失点に抑える好投。 スリークオーターとサイドの中間ぐらい（亜大・岩見ぐらいの腕の角度）からテンポ良く強気の投球。 １年生と思えない堂々とした投球だった。 （０８年７月 マッティングリー２３さん情報） 少しだけ見れましたが、１年生にしては中々の好投手では？ ピンチの場面で登板するも、全く動じる事も無く、堂々と抑えきった姿には心惹かれました＾＾ 振りかぶって、ゆったり膝を内に引き上げて、軸足に絡めて、上体を３塁側に倒して、ショート方向に足を伸ばして、腰を落とし、サイドよりも少し上から力投してきます。 捻転差も何とか維持しようとしており、着地も遅らせようとしてきます。 ただ、左腕の引き込みが早いので、開いてしまうのは残念。 この投法ですから仕方がないのですが、テイクバックは大きいので、左腕の引き込みも早いことも相まって、開いてしまうものの、肘から先が立って使えるタイプです。 フィニッシュでは、グラブの抱え込みは甘い。 この投法なら、グラブはきちんと抱え込まないとダメですね。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３０`くらいの威力のあるストレートと、スライダーと、カーブと、シンカーは確認。 コントロールもまずまず纏まってはいますが、甘いのも散見されます。 と言う事で、本格派のサイドスロー投手ですので、左腕の使い方さえ改善されて、開かなくなれば、２年後１４０`に迫る速球派が誕生するはずです＾＾ 今後の進化に期待してみたい＾＾ （２００９年２月１８日掲示板にて寸評） １年生の時に感想を書きましたが、その後雑誌にも取り上げられるようになり、熊本県内ではサイドスローの本格派と呼ばれて恐れられるほどの投手に成長したようです。 体もかなりしっかりしてきたと思います。 振りかぶって、膝を回しこむようにゆったり内に引き上げて、完全に軸足に絡めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、テイクバック大きく、インステップしてサイドよりも上から投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が突っ張ってから割れて、首を振って、グラブを後ろに引いて、軸足を跳ね上げないようにしています。 この投法では、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、開く割には打者の手元で切れるスライダーと、エグイ中々のシュートは確認。 ストレートのノビと球威も増しましたし、変化球も２年生にしては、球自体は素晴らしいと思います。 ただ、シンカー系が無いので、左打者には現状厳しいようです。 コントロールも纏めては来ますがアバウトです。 と言うことで、確かに成長はしましたが、フォームにはまだまだ欠点も多いです。 何とか冬の間に矯正できると、夏には無敵の変則派の速球投手（真のドラフト候補）が誕生するのですがねえ？ 期待したいものです＾＾ （２０１０年１月２０日掲示板にて寸評） １年生の時から毎年見てきた投手ですが、昨年も見れましたので最終感想を。 ノーワインドアップから、ゆったり膝を内に引き上げて、軸足に絡めて、セカンドベースとショートの中間方向に足を伸ばして、上体を３塁側に倒して、腰を落として、インステップして、サイドよりも少し上から力投してきます。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れて、軸足を跳ね上げないようにしています。 この投法ではグラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしようとしてきますが、微妙なレベルです。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、スライダーと、シュートは確認。 ストレートには凄みがありますし、スライダーも良いときには良いのですが、開くので曲がるタイミングが早いケースも見られました。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、２０１０年度の熊本ＮＯ１右腕に上り詰めたように思いますが、欠点はまだまだ散見されます。 社会人に決まったように聞いていますが、何とか欠点を矯正して、３年後にプロを狙ってほしい投手でした＾＾ （２０１１年１月１５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 月田 雄介 （熊本工） 明治大 |
１７５・６８ 左・左 |
昨年の秋に読者の方から聞いていたのですが、まあ２年生にしてはまずまずでは？ 振りかぶって、膝をゆったり内に引き上げて溜めて、セカンド方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が１塁方向に傾いて、腰を落として、サイドとスリークウォーターの中間くらいから、インステップして投げ込んでくる。 熊本工の投手って、インステップの投手が今までも多いのですが、首脳陣の積極的な指導なのでしょうか？（個人的には疑問ですけど） 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 右腕は大きく使えるものの、引き込みがやや早い。 テイクバックはこの投法の割には大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、インステップする割には膝が割れて、軸足はコントロールの為に跳ね上げないようにしており、グラブはまずまず抱え込むタイプです。 牽制も入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３６`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台のスライダーと、１１０〜１２０`台のスクリューは確認。 いずれも２年生にしてはまずまずだとは思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されます。 と言う事で、左腕でもあり資質的には面白いですので、インステップを辞めて、その他の欠点も矯正して、来年進化して欲しいものです。 （２００９年９月１日掲示板にて寸評） まだ知られてない大物になれる好素材。 MAX：144Kの直球は更に進化中。 超高校級スライダー、カーブ、フォークなど変化球のキレ良し。 勝負どころで三振が取れる勝負強さ。 打撃センスもよい。 更なる成長次第でブレイクの可能性を秘める本格派右腕。 中学時代軟式野球部エースとし活躍。 野球塾『ＰＢＡ』通う。 （１０年４月 熱血さん情報） ２年生の時も感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 体が一回り大きくなったように思います。 振りかぶって、膝を腰の高さに内に引き上げて、溜めて、セカンド方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 やや、腕の軌道が必要以上に体から遠ざかるのは気になります。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、膝が割れて、軸足を跳ね上げ無いようにして、グラブの抱え込みは甘く、体勢を崩してしまうケースも見られました。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`弱くらいのストレートと、スライダーと、スクリューは確認。 ストレートのスピードは増しましたし、本来は１４０`は出るようになったのではないでしょうか？ 変化球もまずまずだと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、フォームの欠点はあまり矯正できていないように思いますが、球自体は少し良くなってきつつありますので、次のステージでは欠点を矯正できると、先輩の岩見を超えれるのではないでしょうか？ 期待したいものです＾＾ （２０１１年１月１３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 渡辺 政孝 （九州学院） 関東学院大 |
ショート １７８・７６ 右・右 |
９番ショートの選手なのですが、打撃も勝負強くてそんなに悪くは無いのですが、腕が硬いスイングが気になりますし、決勝戦では投手として途中から登板したのですが、将来性は投手では？ 火の点いた熊本工の打線を、４回無失点で抑えきった投球は心に残りました。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、更に内に入れて行きながら溜めて、上体が３塁側に傾いて、ボールを太ももで隠して、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、サイドよりもやや上からインステップ気味に投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差も解けるタイミングが早く、着地も早い。 この投法にしては、テイクバックはかなり小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、首を振って、グラブの抱え込みは甘い。 この投法なら、グラブの抱え込みは必須です。 かなり下半身がしっかりしているので、体勢を崩したりは無いですね。 牽制を入れて（かなり上手い）くるも、クイックは微妙です。 球種的には、MAX１３５`弱くらいの重そうな威力のあるストレートと、縦と横のスライダーは確認。 スライダーも中々で、開く割には打者の手元で曲がる代物で、斜めに切れ込んだりもしてきます。 コントロールも纏まっていました。 と言うことで、昨年の２本柱でしたので、今年はエース番号をつけているのだと思いますが、中々面白い変則派の速球派ですので、夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年１月１２日掲示板にて寸評） 昨年も感想を書いた選手ですが、今年も見れましたので感想を。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、上体を３塁側に倒して、腰を落として、インステップして、サイドスローよりも少し上から投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、直ぐにホーム方向に向けて、引き込みが早くなる。 捻転差に当初から乏しく、着地も早い。 テイクバックはこの投法にしてはかなり小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まり気味となって、グラブの抱え込みも甘い。 この投法なら、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３８`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の横スラと、１２０`台のシンカーと、１２０`台のツーシームと、偶に９０`台のカーブと、腕の位置を上げて投げてくる１１０〜１２０`台の縦スラは確認。 いずれもまずまずの代物で、ストレートはもう少し伸びるかな？と思っていましたが、期待したほどではなかったですが、横スラは開く割には打者の手元で曲がるタイプです。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 打者としては、気持ち開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、リリースポイントから軽く足を浮かせて気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者ですが、内への移動は許容範囲内です。 インサイドは肘を畳んで捌けます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外の変化球はライトに軽打してきます。 頭の高さはあまり変らないタイプなので、選球眼も良いと思います。 振り切って来るスイングは、力感が出たと思います。 と言う事で、昨年は投手と思ったのですが、打撃が想像以上に伸びていましたので、将来性は野手かな？と思いました。 まあ本人が決めることですが、４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年１０月５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 牛嶋 一成 （鎮西） 山口福祉文化大 |
１７６・７５ 右・右 |
知らない投手でしたが、まずまず面白いものを持っています。 振りかぶって、膝をゆったりかなり内に引き上げて（足首捻りすぎ）、上体が反って且つ少し捻って、軸足に絡めて、セカンドベースとショートの中間方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みが早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバックやや大きめで、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使えますし、球持ちは良いと思います。 フィニッシュでは、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 セットの時間を長くして、クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのノビのあるストレートと、縦スラと、カーブは確認。 まあ２年生にしては、いずれもまずまずだと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多いですし、ランナーが出るとコントロールが乱れがちとなってしまいます。 と言うことで、肉体的なキャパには恵まれていませんが、面白いものは持っていますので、冬の間に真面目に体つくりを行って、フォームも矯正していけると将来的に面白いのでは？ 期待してみたい。 （２０１０年１月１６日掲示板にて寸評） ２年生の際にも感想を書いた投手でしたが、その後各種雑誌に名前が出るようになりましたが、昨年も見れましたので感想など。 小さく振りかぶって、膝を内に引き上げて（足首捻りすぎ）、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を縮めてから伸ばすタイプで、やや引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地はやや早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はかなり鋭角に且つ柔らかく使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、お辞儀して、グラブは後ろに流れて、ストレートの際に大きく体勢を崩してしまいます。 軸足を内に絞りすぎているのも気になりますね。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、縦スラと、小さめのカーブは確認。 ストレートは、MAX１４６`との話でしたが、そこまでは出ないように思いますし、開くのでシュート回転しがちでした。 コントロールも纏めては来ますが、結構甘かったです。 と言う事で、ストレートのスピードは少し伸びましたし、肘の使い方などは天性ですが、まだまだ欠点も多く散見されます。 次のステージで進化し、１５０`超のスピードを手にした際に、初めて真のドラフト候補と呼ばれるようになるのでしょう。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月１７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 村方 拓海 （城北） 國學院大 |
１８４・７４ 右・右 |
甲子園に出場し、明治大学に進学した投手の弟です。 中学時代から気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて溜めて（足首捻りすぎ）、ショート方向を軽く蹴るようにして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から力み無く投げ込んでくる。 カッチリしていた兄貴のフォームとは全然違いますね（体幹がまだしっかりしていないようです）。 左腕を下から上に使って、直ぐにホーム方向に向けて、引き込みが早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、やや顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使えて球持ちは良いと思います。 フィニッシュでは、やや膝を突っ張り気味に、グラブを少し後ろに引いて、やや体勢を崩すケースも見られました。 ステップ幅がやや狭いような気もしましたね。 クイックは微妙なレベルです。 球種的には、MAX１３６`のストレートと、縦スラと、ツーシームは確認。 ストレートには凄みは無く、縦スラはカウントを稼ぐのと、三振を狙うのの２種類ありますが、こちらは２年生の段階ではまずまずでした。 コントロールは纏めては来ますが、甘いもの散見されました。 と言うことで、兄貴よりは一回り大きな体ですが、２年生の夏の段階では兄貴の方が上ですけど、今後のノビシロの大きさは弟の方が上でしょうね＾＾ まあ、欠点はまだまだありますので、何とか冬の間に矯正して行けると、夏には真のドラフト候補に上り詰めれるでしょう＾＾ 期待したいものです＾＾ （２０１０年１月２１日掲示板にて寸評） ２年生の際にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、更に内に入れて行きながら溜めて、ショート方向を軽く蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いのですが、ホーム方向に向けるのが早いので、引き込みも早くなってしまいます。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、腰がやや詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れて、やや体勢を崩すケースも見られました。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`弱くらいのストレートと、縦スラと、フォークは確認。 １イニングしか投げなかったのですが、ストレートは本来もう少し出るように思いますし、フォークは中々の代物でした。 コントロールも纏めては来るものの、甘いのも散見されました。 と言う事で、資質的には２０１０年度の熊本の中でもトップランクですが、期待した成長曲線には達しなかったようなのが残念ですね。 次のステージでは、欠点を矯正して、是非４年後のプロ入りを目指して進化して欲しいと願っています。 （２０１１年１月１８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 柳原 一輝 （城北） 横浜商科大 |
１７６・７５ 右・右 |
雑誌にも名前が出ていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を引き上げて、内に入れて行きながら溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも少し下から力み無く投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとするものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブは後ろに少し流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックは、まあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのストレートと、縦スラと、カットボールは確認。 ストレートのキレはまずまずで、変化球は良かったです。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で、確かに好投手ですが、特長にはやや欠けていますので、次のステージで欠点を矯正して、ストレートをもっと磨くと面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月１８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 田中 大輝 （必由館） 國學院大 |
１８０・７０ 左・左 |
知らない投手でしたが、まずまず面白いのでは？ 背番号１の華奢な体の投手です。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも下からインステップ気味に投げ込んでくる。 右腕を低い位置で使って引き込みが早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘も鋭角に使えるものの、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、インステップによってやや腰が詰まった感じがし、やや膝も割れて、お辞儀して、グラブを少し後ろに引くタイプです。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 首の動きで走者を牽制するので、クイックはしてこないようです。 球種的には、MAX１３０`くらいのストレートと、スライダーと、スクリューは確認。 ストレートにはキレがありますし、変化球もまずまずでした。 コントロールは纏めては来るものの、甘いのも散見されました。 と言うことで、長身の左腕ですし、冬の間にきちんと体つくりをして、上記欠点を矯正していけると、夏がらり一変する投手だと思います。 期待してみたい。 （２０１０年１月１７日掲示板にて寸評） 昨年も寸評しましたし、その後雑誌にも名前が挙がるようになった投手ですが、昨年も見れましたので感想を。 小さく振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 フォームに力感は全く無いです。 右腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、膝が割れ気味に、グラブは何と無く腰の辺りにある感じとなってしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブのしっかりした抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、スライダーと、落差はそうでもないカーブと、スクリューは確認。 変化球はまずまずですが、ストレートは伸びていなかったですね・・・・ コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、もっと速球派に進化するかと思っていましたが、正直伸びなかったですね・・・・ 大學では欠点を矯正して、左腕の本格派の速球派に進化してくれることを期待したいものです。 （２０１１年１月１０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 佐藤 功貴 （必由館） 日本文理大 |
１８２・８２ 右・右 |
知らない投手ですが、２試合見ましたが結構面白いものを持っています。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、サード方向を蹴るようにして、軸足のクッションを利用して、インステップして、サイドとスリークウォーターの中間くらいから投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、直ぐにホーム方向に向けてしまい、引き込みが早くなる。 捻転差に当初から乏しく、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブは腰の辺りに何と無くある感じです（抱え込もうとはしているのでしょうが）。 この投法では、グラブのしっかりした抱え込みは必須です。 ただ、体勢を崩したりは一切しないのは、強靭な下半身だと思います。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３０`台後半のストレートと、スライダーと、チェンジアップと、シュートは確認。 ストレートには威力がありますし、変化球もまずまずだと思いますが、チェンジアップの際に腕が緩むのは？ コントロールは結構甘かったですし、開くので球は見やすそうでした。 と言うことで、無名の番手の投手の割には、資質的に面白いものを持っていると思いますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年１月１０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 高島 翔太 （ルーテル学院） 吉備国際大 |
１７２・６４ 左・左 |
この投手がエースなのですが、殆ど登板していなかったらしく、観戦日も少ししか投げなかったのですが、非常に良い投手だと思います。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、更に内に入れて行きながら溜めて、セカンドベースとセカンドの中間方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 右腕を縮めてから伸ばすタイプで、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブはまずまず抱え込むタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのキレのあるストレートと、落差のあるカーブと、スライダーは確認。 いずれも中々レベルの高いボールでしたね＾＾ コントロールも纏まっていました。 打者３人を簡単に抑えきったので、クイックは不明です。 と言うことで、故障だったのかは分からないですが、もう少し観たかったですね。 小柄ではありますが、資質の高い左腕ですので、それ程悲観する事はないですし、次のステージでの進化次第では騒がれるのではないでしょうか？ ４年後に期待したい無名の好投手でした＾＾ （２０１１年１月１１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 松下 太 （天草） 熊本大 |
１７７・７８ 右・右 |
知らない無名の投手ですが、面白いものを持っていると思います。 まずは下半身がしっかりしています。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向に軽く足を向けて、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、大きくお辞儀して、グラブを後ろに引くタイプです。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、２イニング見れたのですが、全部ストレートを投げ込んできましたが、MAX１３５`くらいのかなり威力のある代物でした。 変化球は何があるのか不明です。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、多分今現在持っている変化球は絶対的なものではないのでしょうが、ストレートを更に磨いて、変化球も絶対的なものを修得できると、面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月１３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 上村 周平 （八代工） |
１７４・６２ 右・？ |
夏に大活躍した投手のようですが、少し見れましたので感想など。 ノーワインドアップから、膝を高く内に引き上げて、軸足に絡めてからショート方向に伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、テイクバック大きめに、サイドとスリークウォーターの中間くらいから投げ込んでくる。 腕のしなやかな振りは中々だと思います。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早いようです。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早いようです。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりも無く、グラブはしっかり抱え込んで、下半身も華奢なのですが強いようで、バランスを崩したりも無いです。 クイックはしようとするものの、微妙なレベルです。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、縦と横のスライダーと、シンカーと、シュートは確認。 ストレートのキレは中々でした。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、２アウト満塁のピンチで登板させるのですから、余程信頼しているのでしょうし、度胸もあるタイプだと思います。 資質的には面白いですので、しっかり体を作って、上記欠点を矯正できると面白いのではないでしょうか？ 夏の進化に期待してみたい。 （２０１０年１月１９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 増田 優貴 （八代東） 城西大 |
１７９・７１ 右・左 |
知らない華奢な投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝をゆったり腰の高さに内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして軽く足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早い。 捻転差が解けるタイミングも早くて、着地も早くなる。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、腕が体から必要以上に遠ざかった軌道となるのは？ フィニッシュでは、膝がかなり割れて、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのキレのあるストレートと、緩いカーブと、縦スラと、ツーシームは確認。 いずれもまずまずではありますが、絶対的なものでは無いです。 コントロールはアバウトで、カウントが悪くなると、手投げっぽくなるのは？ と言うことで、現状まだまだの投手ではありますが、見所はあると思います。 冬の間に上記欠点を少しずつ矯正し、今年の夏に進化した姿を見せて欲しいものです。 （２０１０年１月２０日掲示板にて寸評） 昨年も感想を書いた選手でしたが、今年も見れましたので感想など。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、上体を３塁側に倒して、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップして、サイドよりも上から投げ込んでくる。 この投法であれば、もっと腰を落としたほうが良いように思いますね。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 この投法にしてはテイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って手首を立てて使える投手です。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、グラブの抱え込みは甘いタイプです。 この投法であれば、グラブの抱え込みは必須です。 セットの時間を長くして、牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのキレの良いストレートと、スライダーと、シンカーと、フォークは確認。 いずれもまずまず伸びたとは思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、変則派の面白い投手ですので、次のステージでの進化次第では化けれるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月１０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 高野 一哉 （文徳） ドジャース |
１８２・７３ 右・右 |
１年生の時から読者の方に聞いていたのですが、今回初めて見た感想は以下の通り。 ２年生とは思えないしっかりした体の投手です。 また、中学時代から評判の投手だったようです。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて（足首捻りすぎ）、セカンドベースとショートの中間方向に足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きく、スリークウォーターよりも上からややインステップ気味に投げ込んでくる。 左腕を下から上に大きく使ってくるも、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうものの、肘はかなり鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、お辞儀して、グラブを後ろに引くタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、中々の縦スラと、カットボールと、斜めに切れ込むスライダーと、フォークは確認。 スライダーは決まると手が出ない代物です＾＾ ただ、捕手のサインに首を振って、８割方スライダーを投げてくるのですが、ストレートもかなりの代物なのですから、現状自信が無かったのでしょうが、もっともっと磨いてストレートでねじ伏せれるようになりたいですね。 コントロールも纏めて来ますが、甘いのも散見されました。 エラー等でピンチを招いても、１点差を守りきって逃げ切って勝てる精神面も中々です＾＾ と言うことで、２０１０年の熊本ＮＯ１投手でしょうし、全国でも現状で１０本の指に入る投手だと思いますので、順当に進化すればドラフト指名確実では無いでしょうか？ 夏の進化が今から楽しみです＾＾ （２０１０年１月２４日掲示板にて寸評） |
★ |
| 清水 隼人 （熊本西） |
１７８・７５ 右・右 |
知らない投手でしたが、まずまず気になりました。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として（重心がセカンドベース方向に掛かりすぎ）、インステップ気味に、オーバースローから真っ向投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くも無いのですが、天に突き上げて、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、やや腰が詰まり気味に、首を振って、お辞儀して、グラブは抱え込むタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいの威力のあるストレートと、落差のある中々のカーブと、縦スラは確認。 いずれもまずまずの代物ですが、開くので球は見やすいようです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、資質的には面白いものを持っていますので、次のステージでの進化次第では面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月１０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 坂本 裕希 （熊本） |
１７８・６５ 右・？ |
小僧に名前が載っていた投手ですが、少し見れたので感想を。 小さく振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、インステップ気味に、テイクバック大きめに、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地はやや早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘もまずまず鋭角に使えるものの、もう少し前に出したいですね。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、お辞儀して、グラブは抱え込んで、軸足は意識的に跳ね上げないようにしています。 １イニングしか放送時間が無かったので、ランナーも出さなかったですし、クイックの巧拙は不明です。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのノビのあるストレートと、縦スラのみ確認。 ストレートは中々良いですが、変化球は縦スラの他に何があるのか不明でした。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、欠点は散見されますが、確かに好投手でしたので、次のステージでの進化が楽しみではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 酒井 丈虎 （熊本） 慶応大 |
１８０・７０ 右・？ |
知らない投手でしたが、中々面白いものを持っていると思います。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝がかなり割れて、首を振って、グラブは抱え込むタイプです。 牽制を入れて、クイックもしようとするものの、腰を落とすので微妙です。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのかなり威力のあるストレートと、中々の縦スラと、フォークは確認。 いずれも面白いボールだと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、無名の番手の投手にしては、中々の資質だと思いますし、次のステージでの進化次第では雑誌に名前が載るのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月８日掲示板にて寸評） |
？ |
宮崎
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 浜田 智博 （宮崎工） 九州産業大 |
１８３・６８ 左・左 |
事前に注目していた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、上体を１塁側に倒して、腰を落として（この辺りまで捕手のミットを見ない）、テイクバック小さく、担ぎ気味に、スリークウォーターよりも下から、かなりテンポ良く投げ込んでくると言う、独特なフォームです。 レッドソックスの岡島とも違いますが、岡島が腕の位置を下げた感じの、基本的には似た感じのフォームです。 テイクバックに入る際に、両腕で小さくバンザイをする感じとなり、右腕の引き込みも早い。 捻転差は解けるタイミングが早く、着地も早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角には使えますが、必要以上に腕の軌道が体から遠ざかるのは気になりますし、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れてから突っ張り気味となり、お辞儀して、グラブは中途半端な位置にあって抱え込めずに、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 しつこく牽制を入れるものの、クイックはしようとするも微妙なレベルです。 球種的には、MAX１３９`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の２種類のスライダーと、１００`台の落差はあまり無いカーブと、右打者には１１０〜１２０`台のチェンジアップは確認。 ストレートもまずまず威力がありますし、スライダーと、チェンジアップも面白いボールだと思います。 スタミナはありますし、テンポが良く、このフォームの割にはコントロールもある程度纏めてきますし（指先感覚に優れているのでしょう）、球数が少ないのが特徴的です。 球は見ずらいほどではないようです。 と言う事で、中々このフォームにメスを入れるのはリスキーですので、まあ腕の軌道と肘の使い方だけでも修正すると、球も見づらくなりますし、球速もキレも上がると思いますので、大学経由で面白いのではないでしょうか？ 今後の進化に期待したいものです。 （２０１０年４月２３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 坂元 悠貴 （延岡学園） 上武大 |
１７８・６２ 左・左 |
１年生の際に見ていましたが、知らなかった華奢な投手でしたが心に残りました。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、インステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 右腕の使い方は中々良いものの、途中から遊びがちとなってしまうのは残念。 テイクバックやや大きめで、必要以上に腕を遅らせようとして肘が背中側に入りすぎてしまい、且つ着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は使えるものの鋭角には使えない。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まり気味となって、グラブは何となく腰の辺りにある感じで、毎回３塁側に大きくよろけてしまいます。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、変化球は落差はそうでもない大きなカーブのみ確認。 ストレートは、肘が鋭角に使えないので、まずまず威力はあるものの、キレ・ノビには欠けていました。 コントロールは纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、昨年の成長具合は分からないのですが、雑誌にも名前が挙がってこないですし、やっぱ肘の使い方が矯正できていないのかもしれません。 左腕でもあり、資質的には面白い投手ですので、最後の夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年５月１８日掲示板にて寸評） １年生の時以来に見れましたが、感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 捻転差は維持しようとしているものの、着地はやや早い。 右腕の使い方も悪くないものの、引き込みはやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 肘の使い方はかなり進化したと思います。 フィニッシュでは、膝が割れ気味で、グラブは抱え込むタイプです。 牽制を入れて、クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３６`のストレートと、１１０`台のまずまず落差のあるカーブと、１１０〜１２０`台のスライダーのようなカーブは確認。 ストレートは球威不足ですし、当初スライダーと思ったボールは、解説者によると『スライダーは頑張ったが修得できずに、２種類のカーブしか変化球は無い』とのことです（不器用なようですね・・・・）。 コントロールは、立ち上がりは良くないようで、高めに浮いてしまいますが、後半になるとまずまず低めに投げれるようです。 と言うことで、正直期待した成長曲線には全く達しなかったのは残念ですね。 まあ、次のステージではまずは華奢すぎる体を真面目に作って、フォームも徐々に矯正して、カーブ以外の絶対的な球種を覚えられると面白いとは思います。 頑張って欲しいものです。 （２０１０年９月３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 黒木 亮太 （延岡学園） 三菱自動車倉敷ｵｰｼｬﾝｽﾞ |
１７１・６１ 右・右 |
１年生の時に観たのですが、知らない投手でしたが中々面白いものは持っていました。 当時は１７５a弱くらいの身長でしたので、もう少し今は伸びているのでは？ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、テイクバック大きめに、スリークウォーターよりも上から柔らかく投げ込んでくる。 左腕は大きく使えるものの、やや引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、着地はやや早いようです。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れてやや顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張り気味に、お辞儀して、グラブは少し後ろに引くタイプで、やや１塁側に体勢を崩すケースも見られました。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、小さめのカーブと、縦スラは確認。 ストレートのノビは中々光りました＾＾ コントロールは纏めては来るも、甘いのも散見されました。 と言うことで、この投手も雑誌に名前が挙がっていませんが、きっと今年の夏に噂になるのでは？と密かに思っています。 何とか進化した姿に出会いたいものです＾＾ （２０１０年５月１８日掲示板にて寸評） １年生の時には投手として感想も書いた選手でしたが、ショートにコンバートされていたんですね。 気持ち開いて、グリップを耳よりも下の高さに、体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて、回し込んでクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 観戦日にはインサイドのサンプルが無かったので、捌けるのかどうかは分からず。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。 外よりのボールはセンターに叩けますし、外の縦スラに対しても、膝を使って付いて行けるようです。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 シャープに振り切って来るスイングはまずまずで、１４０`台のストレートにも振りまけないのは中々です。 守備の動きはかなり良く、グラブ捌きも良く、スローイングも安定しています＾＾ 三遊間の一番深いところから、ノーステップで、ノーバウンドを投げてくる肩も中々だと思います。 足も速くて、盗塁も積極的に狙える選手ですが、送りバントの際に真面目に１塁まで走らないのは残念ですね・・・・ と言うことで、身長は伸びなかったようなので、ショートへのコンバートは正解と思いますが、打撃には欠点がありますので、次のステージで矯正していけると、足と守備の売りがありますので面白いのではないでしょうか？ 期待したいものです。 （２０１０年９月３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 押川 龍太 （延岡学園） 三菱自動車倉敷ｵｰｼｬﾝｽﾞ |
１７４・６６ 右・左 |
正直全く知らなかったですが、打者としても悪くは無いのですが、あまり伝わってくる部分は無かったのですが、将来性は文句無く投手だと思います。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンドベースとショートの中間方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも少し上から投げ込んでくる。 左腕も大きく使って、使い方も上手ですが、やや引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、着地はやや早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりも見られないのですが、左足のスパイクでの土の掴み方が甘いようで、グラブは少し後ろに流れてしまいます。 クイックはしてきますし、フィールディングの動きも良かったですね。 球種的には、MAX１４５`を計測したストレートと、１００`台の小さめのカーブと、１１０`台の縦スラは確認。 力まずに、リラックスして投げた際のストレートのノビは中々で球威もかなりありますが、ランナーが出ると球威が落ちて、球も高めに浮いてしまうのは今後の課題。 カーブの際に腕の振りが緩むのも？？ コントロールも纏めては来ますが、基本アバウトです。 と言うことで、中々の無名の逸材と思いますので、次のステージでは育成の上手い所に行って、投手として進化すると更なるステージが見えてくるのでは？ 期待したいものです＾＾ （２０１０年９月３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 松山 勝太 （宮崎農） 宮崎梅田学園 |
１７１・６４ 右・右 |
雑誌にも名前が出ていますが、昨夏に初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、とまり加減に溜めて、上体が３塁側に傾いて、サード方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、やや引き込みは早い。 捻転差には当初から乏しく、着地は遅らせようとしてくるものの、やや早い。 テイクバック大きくないものの（手首の使い方は独特）、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 腕の軌道が必要以上に体から遠ざかる部分も気になります。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、お辞儀して、グラブを後ろに引いて、体勢を崩してしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのノビのあるストレートと、縦と横のスライダーと、ツーシームは確認。 ストレートの球質は良いので高めで空振りを取れますが、ボリューム感が無いので、当たると飛ばされやすいですね。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、身長が低いのが残念ですが、資質的には面白いと思います。 とりあえず今年の夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年５月１９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 中野 健汰 （宮崎日大） |
１７７・７２ 左・左 |
知らない投手でしたが、まずまず気になりました。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げると同時に左腕を天に突き上げて（握りが丸見え）から降ろして、セカンド方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによってやや腰が詰まって、膝が割れ気味に、首を振って、大きくお辞儀して、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいの威力のあるストレートと、スライダーと、落差の無いカーブと、チェンジアップは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、無名の投手ですが左腕でもあり資質的には面白いですので、次のステージでの進化次第では面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月３１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 中崎 翔太 （日南学園） 広島 |
１８６・９０ 右・右 |
２０１０年の全国でどうしても見たかった投手の１人ですが、ドラフト指名されましたので最終寸評を。 小さく振りかぶって、膝を内に引き上げて、左足を伸ばさずに、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、直ぐにホーム方向に向けて、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、やや腰が詰まって、首を振って、お辞儀して、グラブは抱え込むタイプです。 膝が割れたりは無く、下半身がしっかりしており、体勢を崩したりも無いです。 セットの時間を長くして、クイックもしてきます。 フィールディングも悪くは無いのですが、もう少し体のキレを良くしたいですね。 球種的には、MAX１４５`のストレートと、カットボールと、縦スラと、小さめのカーブと、シュートは確認。 ストレートも確かに速くて威力もあるのですが、投げる割合は少なく、投球の半数はカットボールを投げてくる、高校生では珍しいカットボーラーです。 相当本人もカットボールに自信を持っているのでしょうが、確かに良いボールだとは思いますし、他の変化球もまずまずの代物でしたが、もっとストレートで押して欲しかったですね。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも見られました。 ★まとめ 監督もまだ未完成で、完成すれば兄を遥かに上回る投手になると言われているようですが、確かにその通りと思います。 後は、もっとピンチでの投球など見たかったのですが、途中から出てきてランナーは一人しか出さずに、略完璧に抑えきってしまったので、性格面などは掴みきれなかったですが、気迫を表に出すようなタイプでは無かったですね（６位と言う順位は、まあ無観客試合によってスカウトが最終チェックできなかったのと、全国の舞台を経験していない部分と、性格面がもしかして強くないのかな？と想像しましたが）。 と言うことで、肉体的なキャパにもかなり恵まれていますし、資質的にも確かにかなり高いものがありますし、フォームに変な癖も少ないですし、旬の時期では無いですがプロ入りは至極妥当と思います。 投手育成に長けていない広島の指名なのがちと心配ではありますが、きちんと育てれば凄い投手に化けれると思います（性格面は分からないですが、その他は育成しやすいタイプです）。 個人的には見て面白いと直感した投手ですし、何とか努力してプロと言う領域で末永く大活躍して欲しいと願っています。 （２０１１年２月２日掲示板にて寸評） |
★ |
鹿児島
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 坂上 雄貴 （神村学園） ＭＳＨ塩見 |
１８０／８５ 右・右 |
プロフの通り、ガッチリした下半身が目立ちます。 ノーワインドアップで振りかぶり、ヘソの辺りまで足を上げ、直ぐに足を下ろすのと同時に腰を落とし、スリークォーターから投げ込んでくる癖のないフォーム。 テークバックは大きくないが、腕が背中側に入っているものの肘はしっかり上がっている。 腕のしなりも中々良さそうです。 フィニッシュでは膝がやや突っ張り気味も、一塁側へ体勢を崩すことは無い。 グラブは抱え込めているものの、やや甘い？ 球種的には、MAX１３５キロくらいの重そうなストレートと、縦気味に落ちるスライダーと、大きなカーブは確認。 どのボールもそこそこだと思います。 コントロールは基本的に纏まっていますが、勝負所で甘くなるのと、スライダーの制球は今ひとつかな？ 〜纏め〜 フォーム的にはあまり癖が無いものの、腕が背中側へ入るのと、やや開きが早いのは気になりました。 それでも１年生にしてはまとまりがあり、球種の方も中々だと思います。 来年のエース候補ということでこの冬の進化に期待したい。 それともこの春にはエースになるか？？ （０８年１２月 智辯ファンさん情報） |
★ |
| 中野 鉄人 （鹿児島城西） 国士館大 |
１７５・６５ 右・右 |
ランナーのいる際の登板だったのでセットしか見れなかったですが、まずまず面白いものを持っていると思います。 セットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰をかなり落として、略オーバースローから投げ込んでくる。 腰をかなり落とすので、前に推進して行く際に体が浮き上がり気味となるのは？ 左腕の使い方は上手だと思いますが、やや引き込みは早い。 捻転差も維持しようとして、着地も遅らせようとしてくるものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 球種的には、MAX１３５`くらいの威力のあるストレートと、２種類の縦スラのみ確認。 ストレートは本来もっと出そうな感じがします。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、小柄ではありますが、見所はありますので、上記欠点を潰していければ、夏に鹿児島を代表する右腕となれるのではないでしょうか？ 期待してみたいですね。 （２０１０年５月１３日掲示板にて寸評） 昨年も見て感想を書いた投手でしたが、今年は背番号８をつけてベンチに控えており、結構点を取られてから出てきましたので、伸び悩んだのでしょうね・・・・ ノーワインドアップから、膝を回しこむようにして内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、スリークウォーターよりも上から力投してきます。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングは早く、腰が横回転して、着地を遅らせようとするものの早く、着地がアウトステップしているのは・・・ テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、縦スラのみ確認。 ストレートの威力は増したと思いますが、変化球は縦スラしかないようなのが・・・ コントロールはアバウトでした。 と言うことで、まあ期待した成長曲線には達しなかったわけですが、資質的には見限れません。 ４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年１２月３０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 梶原 慎也 （鹿児島城西） 鹿児島ホワイトウェーブ |
１７８・７３ 右・左 |
知らない投手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、オーバースローから真っ向投げ込んでくる、ダイナミックなフォームです。 左腕を天に突き上げるように使うタイプですが、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、必要以上に反ってしまい顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が突っ張って、首を振って、お辞儀して、グラブは後ろに流れて、やや体勢を崩すケースも見られました。 クイックはしてきます。 フィールディングの動きも良かったです。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのストレートと、落差のあるカーブと、縦スラは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、欠点もありますけど、資質的には面白いですので、次のステージでの進化次第では面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１２月２９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 長谷 侑樹 （枕崎） 福岡工業大 |
１７６・６８ 右・右 |
各種雑誌に名前が載っていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、素早く膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰をかなり落として、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝がかなり割れて、首を振って、グラブは後ろに流れて、軸足を跳ね上げないようにして、体勢を崩すケースも散見されました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックは腰の落としを緩和してしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいの威力のあるストレートと、縦スラと、カットボールと、フォークは確認。 いずれも中々のボールだと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 性格面で気になったのは、エラーした内野手に対して、ベンチ前で何か文句を言っていたような仕草が見られたのはどうなんだろう？と思いました。 と言うことで、資質的には確かに面白いものは持っていますので、次のステージでの進化次第では面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１２月２９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 平峯 裕士 （鹿児島南） 東京農大 |
ライト １７６・６８ 右・左 |
知らない選手でしたが、鹿児島南が誇る１４０`カルテットの１角だったようです。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、サード方向を蹴るようにして足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差に当初から乏しく、着地は早い。 テイクバック大きいわけでもないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブを抱え込んで、軸足を跳ね上げないようにしています。 セットの時間を長くして、牽制も入れて、クイックもしてきます。 フィールディングの動きも良かったです。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、縦スラと、ツーシームと、フォークは確認。 変化球もまずまずですが、右打者に対するインサイドのストレートはかなり良かったです。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも見られました。 中軸を打っている打撃も、当たってはいなかったものの、ミートセンスは中々のものがあるとは思いますが、将来性は投手だと思います。 と言う事で、華奢な体を鍛えて、欠点を矯正していけると、投手として面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１２月２８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 森園 優貴 （鹿児島南） 国士館大 |
１７４・７３ 右・右 |
各種雑誌に名前が出ていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 小さく振りかぶって、膝を内に引き上げて、止まり加減に溜めて、ショート方向を小さく蹴って、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、テイクバック大きく、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使ってくるものの、もう少し前に出したいですね。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首をかなり振って、グラブは後ろに大きく流れてしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらい（本来１４０`超は出るようです）のストレートと、縦スラのみ確認。 ストレートの威力はありますが、変化球は縦スラ以外には無いのかな？？ コントロールは纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言う事で、肉体的なキャパにはあまり恵まれてはいませんが、次のステージではスライダー以外の絶対的な変化球を覚えて進化していけると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１２月２８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 古川 祥平 （伊集院） |
１７７・６８ 右・？ |
小僧に名前だけちょろっと出ていた投手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、膝を腰の高さに内に引き上げて、溜めて、ショート方向を小さく蹴って、上体を３塁側に倒して、軸足のクッションを利用して、インステップして、サイドから投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 サイドにしては腰高のフォームではあるのですが、最後はぐっと沈んでくるので、まあそれ程問題はないかな？と。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブの抱え込みは甘く、軸足を跳ね上げないようにして、体勢を崩すケースも散見されました。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、シンカーと、縦のカーブと、シュートと、スライダーは確認。 ストレートのキレ・ノビは良いですし、変化球もまずまずだとは思います（サイドで縦のカーブを投げれるのは特殊な投手です）。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、変則派の面白い投手ですが、欠点も多いですので、次のステージでは欠点を矯正しつつ、ストレートをもっと磨いていくと面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１２月２７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 美山 良太 （鹿児島商） 日本経済大 |
１８０・６７ 右・右 |
知らない投手でしたが、名門鹿児島商のエースです。 振りかぶって、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は柔らかく鋭角に使って、開く割には球持ちは良いですね。 フィニッシュでは、インステップによって、腰が詰まって、膝が割れ気味に、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。 セットの時間を長くして、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、落差のあるカーブと、縦スラと、カットボールと、ツーシームは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、資質的には面白いですので、次のステージでは欠点を矯正して、ストレートを磨いていければ一変するのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１２月２７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 田中 祐一朗 （指宿） |
１８０・７０ 右・右 |
知らない投手でしたが、まずまず見所があると思います。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、溜めて、サード方向を蹴るようにして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を直ぐにホーム方向に向けてしまうので、引き込みは早くなる。 捻転差には当初から乏しく、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘もまずまず鋭角に使ってきますが、もう少し肘を前に出したい。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無く、グラブは遊びがちに後ろに流れてしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、色んな変化をしてくる中々の縦スラのみ確認。 ストレートは何球かに１球の割合で『おっ』と思わせる代物が来ます＾＾ コントロールも低めには集めてきますし、纏めてくるのですが、甘いのも結構見られました。 と言うことで、無名の投手の割には中々面白いものを持っていますので、とりあえず今年の夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年５月１７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 用皆 峻 （鹿児島実） 東海ＲＥＸ |
１６９・６８ 左・左 |
事前にはそれ程注目していたわけでは無いのですが、まずまず面白いと思います。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を向けて、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとはしているものの、腰の横回転が強く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し肘を前に出したいですね。 フィニッシュでは、膝がかなり割れて、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 球種的には、MAX１３５`を計測したストレートと、９０〜１００`台のカーブと、１１０`台の縦と横のスライダーと、１１０`台のスクリューは確認。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 で、打撃ですが、気持ち開いて、グリップを耳の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とした所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。 インサイドには当然厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。 外の低めのボールには、膝を使って、センターに長打を放ってきます。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 振っては来ますが、振り切るまでにはいたら無いのですが、長打力はかなりあると思います。 ライトの守備も動けますし、肩もまずまず刺せる肩だと思います。 と言うことで、マウンドでは小柄に見えたのですが、打席内では大きく見えましたし、将来性は野手だと思います。 次のステージでは野手専任として、欠点を矯正していければ面白いのではないでしょうか？ 頑張って欲しいものです。 （２０１０年９月９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 永尾 拓也 （鹿児島） 中京学院大 |
１７３・６３ 左・左 |
知らない投手でしたが、面白いものを持っていると思います。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングは早く、腰の横回転が強くなり、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、首を振って、グラブは後ろに流れて、軸足を跳ね上げないようにしています。 牽制を入れて、首でも走者を牽制し、クイックはセカンドにランナーがいる際にはしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、落差はそれほどでもないカーブと、スライダーは確認。 故障明けだったようですが、その割にはストレートとスライダーは良かったですね。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、身長が大きくないものの資質の良い左腕でもあり、次のステージでの進化が楽しみではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１２月２５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 積 正彬 （大島） 日本経済大 |
１７９・６８ 右・右 |
全く知らなかった投手ですが、雑誌に名前が載っていないのは不思議です。 振りかぶって、膝を高く内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩したりするケースも見られました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４０`ちょっとくらいのストレートと、落差のある中々のカーブと、縦スラは確認。 ストレートは、ノビもあるし威力もかなりあるし中々の代物で、カーブもこの腕の位置で投げれるとは中々居ない投手なのですが、どうも変化球の割り合いが多く、縦スラを狙われていたのは勿体無かったですね。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言う事で、全くの無名の逸材ですが、資質的には素晴らしいものを持っていますので、次のステージでの進化如何では、上のステージも狙えると思います。 ４年後にかなーり期待したいものです＾＾ （２０１０年１２月２６日掲示板にて寸評） |
★ |
沖縄
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 島袋 洋奨 （興南） 中央大 |
１７３・６５ 左・左 |
伸びのあるストレートにカーブ、スライダーが武器の投手のようです。 胸元を強気に攻める投球が得意なようで制球力も安定しているようです。 今夏は1年生ながら4試合中3試合で完投するなど主戦として活躍したようで、特に準決勝では選抜優勝チームの沖縄尚学相手に3回までノーヒットで中盤まで無失点（結局9回3失点完投）に抑えるなど好投したようです。 1年生なのでこれからの成長に期待したいです。 （０８年８月 大学のサイトさん情報） 事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、ゆったり膝を内に引き上げて（足首捻り過ぎ）、上体も完全に捻るトルネードから、セカンド方向に足を軽く伸ばして、軸足のクッションを利用して、略オーバースローから投げ込んでくる。 右腕も上から大きく使ってくるのは好感ですが、やや引き込みが早い。 捻転差も維持しようとしているものの、やや着地は早いようです。 テイクバックは大きいわけでは無いですが、トルネードで且つ着地も早いので、上体が必要以上に遅れて、結果として顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角には使えるのですが、もう少し肘が前に出ると更によくなるのですがねえ？ フィニッシュでは、膝が割れてから突っ張って、大きくお辞儀をして、グラブは抱え込むタイプです。 セットの時間も長くして、牽制も入れて、首の動きでも牽制し、クイックも器用にしてきます。 球種的には、MAX１４２`のストレートと、１００`台のカーブと、１１０`台のスライダーと、１２０`台のフォークの握りのシンカー。 いずれも２年生にしては中々のボールで、シンカーが一番良いと思いましたが、ちと投げすぎですね。 コントロールもトルネードにしては纏めて来ますし、トルネードに拘るなら、まあこの位のコントロールがあれば合格と思います。 と言うことで、肉体的なキャパには恵まれていないものの、左腕ですのでそれ程問題にはならないと思いますので、まあトルネードを極めて、スピードも１５０`台を突破して、即プロを目指して欲しいものです＾＾ （２００９年４月１３日掲示板にて寸評） 今までも何度も観てきた投手ですが、最終寸評は以下の通り。 プレートの３塁側を踏んで、ノーワインドアップから膝をゆったり内に引き上げて（足首捻りすぎ）、上体も完全に捻るトルネードから、セカンドベースとセカンドの中間方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、略オーバースローから投げ込んでくる。 ３塁側を踏んで踏み込むので、どうしてもインステップとなってしまいます。 右腕の使い方も良いですが、やや引き込みが早いか？ 捻転差は維持しているものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので、上体が必要以上に遅れて且つ反りすぎて顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まった感じまではしないですが、膝がやや突っ張り気味に、お辞儀して、グラブはまずまず抱え込んで、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 牽制を入れて、首の動きで牽制し（ランナーを釘付けに出来ます）、クイックもしようとしますが微妙です。 球種的には、MAX１４３`を計測したストレートと、１１０`台のカーブと、１１０`台の縦と横のスライダーと、１１０〜１２０`台のツーシームは確認。 ストレートは本来もっと出ると思いますし、キレ・ノビ十分の代物ですし、無闇に腰を落とさないので身長は無い割には球に角度がありますし、変化球も中々だと思います。 ストレートが走らなかった試合では、変化球とコントロールによって試合を纏めてきますし、トルネードのテクニシャンと言うのは史上初めての投手では？ コントロールもトルネードにしては信じられないほど良いです。 で、１番良いのが試合中でのフォームの修正能力で、また送りバントをさせない厳しいボールを投げ込んでの、抜群のフィールディングは素晴らしい＾＾ バントは打者にやらせるコースを投手主導で操ってきます＾＾ ★まとめ まあ、１点だけ気になるのは、プレートを踏む位置ですが、今後試行錯誤してプレートの真ん中付近を踏むようになるとスピードはもっと上がります。 それと、本来センバツ開幕前に風邪を引くと言うのは、自己管理能力の欠如ですが、まあ甲子園のメガミにも愛されてましたけど、今後気をつけたいですね。 と言うことで、身長は低いですけど、即プロが妥当の投手だと思います。 後は絶対にプロで成功してやると言う強い気持ちを持ち続けて、更に努力していけば、プロでも成功できるのではないでしょうか？ 末永く大活躍して欲しいと願っています＾＾ （２０１０年５月８日掲示板にて寸評） 選抜も夏も３年になった島袋は常々はバランスが崩れていると指摘されていましたがこれは彼が２年春と比較するとさらに上体を捻ってるからでしょう。 これによって球威は増しましたが、流石に体の各パーツに稀有なしなやかさと柔らかさを持つ島袋をもってしても制球が不安定になり、クイックも遅くなり、初めて甲子園に投げた時程絶対的なものが失われたのだと思います。（私は２年春の島袋のフォームが一番バランスが良く、あれが彼にとっての理想形と思っています） その一方で彼の要所を抑える能力は高く、立ち上がりの悪さも最初から僅差の場面で 投げさせれば改善されると思います。 よってプロには入らないのでこんなことを書いてもしょうがないとは思うのですが彼は現時点で抑えが適任だと思います。ただ捻りを緩和して２年春のフォームに戻せば 先発完投型にもチェンジできると思います。 最後にこの世代は島袋がやはりナンバーワン投手だと思います。 大学に行ってしまうのは残念ですがどうか故障に気を付けて自分の野球人生を歩んでもらいたい。 （１０年８月 虎キチさん情報） |
★ |
| 砂川 大樹 （興南） 沖縄国際大 |
左・左 １７５・７５ |
興南の２番手投手です。背丈は島袋投手とあまり変わらないのですが、がっちりとした体格です。八重山高校戦で観戦しました。 ワインドアップからオーソドックスなフォームで投げていた印象があります。 球種はスライダー・カーブで、直球は球威があり重そうな感じでした。変化球はまずまずでスライダーの曲がりも大きかったです。細かい制球はありませんが、特に大きな破綻はありません。右打者にもクロスファイヤーもなかなかの威力ですし、左右打者に対して特に苦手意識のようなものは感じられませんでした。フィールディングはさすがに鍛えられていますし、マウンド捌きも悪くないと思います。 この投手いい球を投げますし、他校ならば十分エースになれるくらいの力があるでしょう。ただ、個人的に気になったのは、リズムを作るのが上手くない投手なのかなと感じました。投球の間が長く、また不規則なので守っている野手もやりにくいのかもしれません。九州大会で先発した準決勝では守備が乱れたということなので、そういった面もあるのかなと思います。この試合でもエラーが出ていました。相手を警戒しているということもあると思いますが、走者いなくてもそのような感じなので。 この試合相手は強豪の八重山高校で、一点リードの状況でピンチではありますが、相手打線にここまで捉えられていたわけでもないのに島袋へと交代となったので、そこまで信頼度は高くないのかな？と思いました。ただ監督も島袋に次ぐ投手として期待していると思いますし、夏では彼の力が絶対に必要でしょうから順調に伸びていって欲しいですね。 （１０年２月 山原さん情報） 事前に気になっていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向を蹴るように足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる、変な癖の無いフォームです。 右腕の使い方も悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘も鋭角には使えるのですが、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、少しお辞儀して、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制も入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３４`を計測したストレートと、９０〜１００`台のカーブと、１００〜１１０`台のスライダーは確認。 ストレートは本来もっと出るはずですし、変化球もまずまずの代物でした。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、まあチーム的に公式戦では島袋に全てを託した戦い方だったのでしょうから、公式戦での登板は過去にも少なかったはずですので、経験と言う部分が足りないですね。 フォームの欠点も少なく、少し治せば更に良くなるでしょうし、春から夏の予選前までの練習試合はこの投手を中心に投げさせるはずですので、どんどん夏までに良くなっていくのではないでしょうか？ 将来的に期待したい投手です＾＾ （２０１０年５月７日掲示板にて寸評） 夏の甲子園では投げなかったものの、予選で見れましたので感想を。 ノーワインドアップから、膝をゆったり腰の高さに内に引き上げて、セカンド方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、やや引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早く且つ腕を必要以上に遅らせようと意識しすぎて、上体も必要以上に遅れて結果として開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、上体が３塁側に倒れて、グラブは後ろに流れて、やや体勢を崩すケースも見られました。 牽制を入れて、クイックもまあまあしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、スライダーと、カーブは確認。 ストレートはセンバツの時よりも、格段に良くなったと思います。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で、次のステージで欠点を潰していけると、１４５`超の速球派に化けれると思いますので、かなり噂になるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 羽地 勇喜 （南部農林） 鈴鹿国際大 |
１７５・６８ 右・左 |
夏の大会の中部商―嘉手納を見に行ったときにその前の試合で投げていました。 投球練習のときから良い球を放っており、正直あまり名前も挙がらない高校なのにこのような好投手がいるのかと思ったことを覚えています。その後、何かの雑誌で名前が取り上げられているのをみて、やっぱり注目されていた投手なんだなと思いました。そういう意味で結構印象深い投手です。秋は初戦敗退で見ることが出来ませんでしたが、夏時点での印象を書きたいと見ます。 振りかぶって、左足をゆっくりと上げてスリークウォーター気味に投げてきます。腕や腰の回転も勢いがあるのですが、腕や腰が動く前にグラブが抱え込まれているような感じでやや窮屈かな？という気がします。投げ終わったらやや一塁方向に身体が流れる感じです。 球種は直球・スライダー・シンカーがあったと思います。パンフによると球種が豊富とのことでしたが正直それ以外はイマイチ良くわかりませんでした。直球はクセ球みたいですが、勢い・キレはそこまで感じませんでした。変化球に関してもまずまずといった感じでしょうか。制球も特に破綻がなく、左右の打者の内をある程度しっかり突いてきます。 牽制やマウンド裁きはまずまずで、フィールディングなども良かったという印象があります。 夏の大会では２回戦で敗れましたが、１４回を投げて１失点と素晴らしい投球だったようなのでスタミナもあるのでしょう。 ただこの投手気になったのは、ふっと集中力を切らすことがあるように思います。とくに回の先頭打者の初球に真ん中高めに投げたりしますし、急にボールとストライクがはっきりしたりとそこらへんが気になる部分です。秋の初戦はベスト８に進んだ南風原が相手で序盤から失点を重ねコールド負けしたようなので、まぁ試合を見てないので想像でしかないのですが、そういったメンタルの部分がでたのではないかと思います。 このようなメンタルの甘さを克服し、球の威力を増していけば面白い存在になっていけるんじゃないかなと期待しています。自分でも思い入れがある選手なので夏にはもっと注目される存在になることを期待しています。 （１０年２月 山原さん情報） |
★ |
| 宮国 椋丞 （糸満） 巨人 |
１８４・７４ 右・右 |
長身・細身で腕も長くまさに投手体型というような体つきです。ただ１年の頃からあまり体つきが変わっていないかなという印象です。 振りかぶって足を上げ、軽く一旦ためて、また少し膝を上げてスリークウォーターから投げ込んできます（雑誌で知ったのですが、大会前に練習中肩に打球を受けたらしくあまり腕が上がらないような状態だったようなので、本来はもう少し上から投げるのだと思います。）グラブもしっかり抱えられ、足の蹴り上げも大きいので打席から見たら結構迫力があるのではないでしょうか。投げ終わりのバランスも良いです。 通常のフォームでは体の開かないよう意識していたと思いますが、セットポジションになると開きが早くなっていました。ここら辺は怪我の影響でしょうか。嘉手納戦では左打者に痛打されていました。 球種は、直球・スライダー・カットボール・カーブ・シンカー・ツーシームを投げていました。直球はキレ・伸びはありますがやや球威に欠け、また質についてはそこまで特筆するほどではありません。もちろん並の投手と比べれば凄いですが、個人的には少し物足りないかと。ただこれも怪我の影響が多分にあるんでしょうね。 右打者への配球については外角中心に直球・スライダー・カットボールを集めてきます。制球は安定していますが、直球はやや高めに浮くかなと思いました。内を突くことは無いわけではないですが、制球にバラツキがあり厳しく攻めることはあまりしません。腕が下がった部分の良い影響か、スライダーは曲がりも大きく右打者がそうそう打てるような球ではありませんでした。バットと球がかなり離れていても振っていたのでかなり厄介でしょうね。嘉手納の真謝選手も捉えることが出来ていませんでした。左打者に対しても外角中心に直球・シンカー・ツーシームを投げていました。制球は安定し低めに集めることができます。右打者よりは内を厳しく突けますが見えやすいのでしょうか、この球を打たれていました。直球･変化球とも左右各打者の外低目をある程度制球できる点は強みでしょうね。 クイックもまずまず早く、牽制もわるくありません。フィールディングも早いですし、落ち着いています。また間の使い方なども良く、マウンド捌きも良いと思います。 嘉手納戦では６回３失点で一旦降板、１点差に詰め寄った９回に再び登板し上位打線を３者三振にとるなどエースとしての意地・プライドを見せてくれました。気持ちもなかなか強そうです。 長身・細身、マウンド捌きの良さ、多彩な変化球を制球良く操るなど東浜投手と被る部分も多いかと思います。ただ唯一絶対的に違うポイントはフォームの柔さでしょうか。１年秋からはだいぶフォームがまるくなったと感じますが、もともとカクカクしたようなフォームだったのでそこらへんが少し気になります。すこし腰高のフォームという印象なので、腰周りがまだまだ弱いと思います。個人的には打者との駆け引きやクレバーさなどの投手センスは東浜投手のほうが上かなと思いますが、身体能力では宮国投手に分があると思います。競技会では遠投１１５Ｍ（１位）投げたようですし。 全体的に線が細いので身体ができてきて球の威力を増すようになると県内ではそうそう打たれない投手になると思います。またそうなることを期待して春・夏を楽しみに待ちたいと思います。 （１０年３月 山原さん情報） 一冬越えて腰周りが大きくなっていました。近くのスカウトが話していましたが５キロほど体重が増えたそうです。 振りかぶってゆっくりと足を上げ、軽く一旦ためて、また少し膝を上げて、お尻をしっかりと落としオーバーから投げ込んできます。グラブもしっかり抱えられ、投げ終わりのバランスも良いです。ここまでは秋と変わりませんが、春では足を上げたときに右腕を体で隠すようにし、テイクバックを小さくし体の開きも抑えられたフォームに変わっていました。それと腰回りも大きくなり、踏み出しの幅も大きくなったのか腰高という印象はなくなりました。また足の上げ方が少し東浜投手と似ていますね。秋と比べるときっちりとフォームの課題を修正してきたように感じました。やはり意識は高い選手なんだと思います。 球種はスライダー・カットボール・カーブ・ツーシーム・シンカーでしょうか。直球はキレ型でやはり球威には欠けるかと思いますし、その威力は正直少し物足りないです。フォームは出どころも見えづらく、開きも抑えられているので打者もやや差し込まれていますが甘く入ってきたら少し怖いですね。制球は安定していて、右打者には外角に直球やスライダー・カットを集めてきます。内も厳しく突いてきますがぐいぐい攻めたりはしません。スライダーのキレは良いいです。コースに決まると右打者にはなかなか打てないでしょう。大きくぐいっと曲がるというより手元で鋭く曲がる高速スライダーという感じです。左打者にも右打者同様外角中心で、内も厳しく突けます。左打者からは逃げていくようなツーシームと直球を主に投げてきます。そして緩急と曲がりも大きくなかなかキレのあるカーブとシンカーを織り交ぜてきます。カーブは曲がりも大きくカウントも取れるので結構有効な球だと思いますが、下位打線が相手の時くらいしか使ってきてなかったと思います。 三振の取れるピッチャーだと思いますが、基本的には打たせて取ることを意識した投球ですね。個人的には投球スタイルは東浜投手とかなり似ていると思います。 牽制やフィールディングは上手いですし、クイックもまずまず上手いです。こういった部分もホントにしっかりしています。一死満塁のピンチで初球スクイズのサインが出てたのでしょうが、三塁走者を牽制で刺したりと危機察知能力というかそういった雰囲気を読むセンスもあると思います。 印象としては本当に好投手という感じでしょうか。ただ打てないと感じさせるような圧倒的な投手ではないと思います。 個人的にはフォームの完成度も高いと思いますし、変化球も多彩で器用に使いこなせていますし、投球以外の部分もしっかりと出来ているのでこれといった大きなあなが無い投手だと思います。 ただ物足りないのはやはり直球の威力でしょうか。チャレンジマッチで興南打線に捉えられていたのは全部直球だったと思います。なので夏までに威力を増してきて欲しいですね。また個人的にはカーブの割合をもっと増やして欲しいです。本当に有効な球だと思いますし、左打者だけでなく右打者にも織り交ぜてきたら直球ももっと活きてくると思います。あと性格として真面目でおとなしめなんだろうなと感じますが、もう少しマウンド上で気迫というか威圧感が欲しいかなと感じました。ちょっと投球がスマート過ぎるかなと。やはり東浜投手しかり島袋投手しかりいざという時の気迫や存在感は凄かったですからね。春九でどのような投球を見せるか楽しみにしたいと思います。 （１０年４月 山原さん情報） 最後の夏ですが、今までの脆さが何だったのかと感じるくらい気力・体力ともに充実していました。決勝では思わぬ大差が出ましたが、大会を通してその大器の片鱗は見せたと思います。 個人的にこの夏感じたことを書きたいと思います。あまりフォームなどは変わってはいないので。 今夏は変わったと感じたのが２点ありました。まずは、テイクバックです。以前のような岩隈チックに腕を隠し振ってくるのではなく、隠しつつ勢いをつけて振ってくるようになりました。その為か、直球に勢いが出てきてチャレンジマッチや招待野球の頃に比べると格段に良かったと思います。ただ、とは言っても甘く入ってきたら怖さを感じますが。 もう一つ変わったなと感じたのはメンタル面です。今までこの恵まれた体格の割にはイマイチ存在感に欠けますし、気迫が感じられないかなといった印象でした。体格やタイプ的には共通点があるであろう東浜投手と比べるとそこに大きな差があるように思いました。しかし、観戦した前原戦や中商戦ではそれを外には出さなくとも強い気持ちで投げているように感じました。ピンチ迎えても冷静に腕を強く振って抑えていました。だいぶ頼もしい投手になってきたかなと思いましたね。ただ、点を取られだすと少し弱気の虫が出るように思います。久米島戦でも１イニングに３点を奪われていますし、興南戦で打たれて差がつけられた時の青ざめていた表情が印象的でした。動揺しやすく切り替えがあまり上手くないタイプかもしれません。また、話し方や口調もぼそぼそとした印象で、弱気を感じさせる投手でもあります。手先も器用でしょうし、持ちえるセンスも高いと思いますから、体を作っていけば将来的にはかなり楽しみな投手になると思いますが、そういったところが大きな課題になっていくかもしれません。 変化球は、スライダー・カットボール・カーブ・チェンジアップ・フォーク・ツーシームと多彩でどれもまずまずで器用に投げ分けます。制球も良いですね。右打者には直球とカットボールを中心に、決め球としてはスライダー・フォークという感じでした。左打者には直球とツーシーム・チェンジアップでしょうか。中商戦のように三振も多く奪えますが、スタミナ面に不安があるので決勝ではなるべく打たせてとることを意識した投球に感じました。 クイックや牽制・フィールディングも良いですし、マウンド捌きも落ち着いています。 この夏はスカウトも毎試合結構来ましたし、評価自体もかなり上がったと思います。将来性は抜群でしょうから志望を出せば中位か下位で指名してくる球団もあるかと思います。でも、個人的にはやはり大学経由のほうが良いんではないかというのは変わらないかなと思いました。大学にしても引く手数多でしょうから、意識を高く心を強く持って大きく伸びて欲しいです。 （１０年９月 山原さん情報） 読者の方からも聞いていましたし、各種雑誌にも名前が出ていましたし、前からかなり見たかった投手ですが、初めて見ましたが最終寸評は以下の通り。 まずは、すらっとした投手体型が目を引きますが、下半身は細いですね。 振りかぶってから、ノーワインドアップに変化し、途中までゆーったり膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 左腕を大きく使えるのは好感も、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れ気味に、首を振って、グラブは後ろに流れて、やや体勢を崩してしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて（上手いです）、クイックはしようとしてきますが、腰を落として溜めるので、矯正しないとプロでは走られ放題となってしまいます。 大きな体ですが、フィールディングの動きも良かったです。 球種的には、MAX１４７`と言われたストレートは確かに速く、観戦日には１４５`くらいは出ていたのもありましたし、縦スラと、カットボールと、フォークと、ツーシームと、シュートと、小さめのカーブは確認。 ストレートのキレはあるのですが、ノビは観戦日にはそうでもなく、ストレートで空振りは中々取れませんでしたし、変化球もレベルは高いのですが、全部変化が小さいものなので、芯は外せますが、空振りは中々取れなかったですね。 コントロールに関しては、低めにボールを集めようとの意識が兎に角高く、実際にコースは甘くなっても、低めには集まっていました。 予断ですが、グリップの内への移動が見られて、頭の高さは変るタイプですが、リストの柔らかい振り切って来るスイングも非凡でした。 ★まとめ この投手は各球団評価が高かったのですが、現状まだまだ未完成ではあるのですが、フォームに変な癖も少なく、投球以外のセンスも良く、スピードもあり、変化球も多彩で、決して素材型ではないからです。 更に、１番のアピールポイントは、決勝の７回に興南打線に捕まってはしまったのですが、捕手のリードにも問題があったわけで、決して力負けではなかったのですが、普通の投手なら決勝の７回に大量点を取られてしまっては、相手が島袋ですし甲子園が遠ざかっていくわけですから、気持ちが切れてしまうと思うのですが、この投手は全く気持ちが切れませんでした。 更に次の８回の堂々とした相手をなで斬りにしたピッチングは、この投手の矜持を見ましたし、エースになる投手とはこう言った精神的に驚くべき強さを持った男しか無理とも再確認した場面でしたし、打たれた試合ながらも見るものを唸らせた場面でした。 と言うことで、旬の時期とまでは行かないですが、見るものを唸らせる精神力と素晴らしい資質を持った男ですので、即プロは当然と思います。 兎に角高校時代は色んな変化球を投げすぎの感が強かったので、まずはストレートを絶対的な代物に１年間かけて磨いて（直ぐに１５５`くらいまで上がるはず）、クイックを矯正できれば、２年目から１軍で投げれるのではないでしょうか？ 同郷の東浜（亜細亜大）と比べても、資質的には凌駕するものを持っていますので、末永くプロと言う領域で輝き続けてほしいと願っています＾＾ （２０１０年１１月９日掲示板にて寸評） |
★？ |
| 平良 大悟 （糸満） 沖縄電力 |
１７４・８２ 右・右 投手＆一塁手 ＆三塁手 |
背番号は３番ですが、２番手投手です。 投手としては、振りかぶって足を上げ軽くためてスリークウォーターよりやや上から投げてきます。グラブもしっかり抱えられ投げ終わりのバランスも良いです。球種は直球・スライダー・カーブがあります。スライダーはなかなかキレがあり曲がりも大きかったです。 制球も安定しており、安定した投球ができるようです。クイックもまずまずでした。 打者としては、グリップは体からやや離れた位置にあり、左足は踵を上げつま先だちをしているような感じで足と体を少し揺らしながらタイミングをとります。スイングはなかなか力強さがありました。打球もしっかりと捉えているようで早かったです。１番を勤めていますが、あまり足は速くないので強打の一番打者という感じでしょうか。 守備はまずまずといった印象で肩はやはり強かったです。 （１０年３月 山原さん情報） チャレンジマッチで投球が見れたので触れたいと思います。糸満の投手では３番手です。 この冬の間にだいぶお尻が大きくなり、全体的にかなりがっちりしてきました。 軽く振りかぶり、足をすっと上げ軽く溜め、スリークウォーターから投げてきます。体重移動もスムーズでグラブも抱えられ、投げ終わりのバランスも悪くないです。 初回・２回と明らかに球にキレが無くそこを興南打線が逃さず打って失点こそしましたが、以降は徐々に腕の振りに力強さとキレが出てきて直球や変化球のキレも見違えるようになって来ました。 球種はスライダー・カーブ・シンカー気味？があったと思います。基本は直球とスライダー、シンカーを混ぜて投げていたかと思います。球質はどちらかといえばキレ型ですね。制球はまずまずで悪くは無いです。 牽制・クイック・フィールディングなどは鍛えられていています。 打撃は、グリップは結構高めの位置に置き、軽くオープンに開き踵を浮かせ腕と踵を動かすようにしてタイミングをとるタイプです。投手が沈んだ時に始動だったかなと思います。 スイングは力強いですが、あまりミート力は高いようには思いませんでした。はまった時の打球は鋭く強いですね。 守備面では無難にこなしていたと感じますが、肩は強いでしょうが送球が手投げのような印象なのとワンテンポが遅れてきますのでコントロールや際どいタイミングはどうなのかなと思いました。足はそこまで速くはないと思います。 （１０年４月 山原さん情報） 投手としては３番手、打線でも上位を任されどちらも勝負強さが光る選手です。 まずは投手として、ノーワインドアップから足を上げ軽く捻りスリークウォーターよりやや下から投げこんできます。グラブも抱えられておりますが少し甘いでしょうか。頭の位置もあまり動きませんし、投げ終わりのバランスもいいです。 直球の最速は１４０台をマークしたようですが、常時１３０くらいでしょうか。まずまずキレがあります。変化球はスライダー・カーブ・ツーシーム・チェンジアップとのことです。基本的にはツーシームとカーブでカウントをとりスライダーで決めるという投球でしょうか。制球も比較的安定していますし、得点圏に背負っても落ち着いた投球を展開しています。 試合経験も多くマウンド捌きも安定していますし、クイックや牽制も上手いです。元々野手だけあってフィールディングも良いですね。 次は打者として、グリップは頭の位置で高めに添え捕手寄りに構えます。腰をくの字に曲げ実感足を開き踵を浮かせ、バットと踵を浮かしリズムをとります。投手が踏み込む直前に始動し振ってきます。グリップも内に移動しますし、そのタイミングも若干遅めなので一定以上の直球には立ち遅れてしまうのではないかと思います。スイングはまずまず鋭いですし、足元も崩れないので打球も鋭いです。膝はまずまず柔らかく使えるようですね。右中間方向にも上手く打てます。 糸満打線の中でも一番打点が多いようで勝負強さがある選手ですね。 守備はグラブ捌きも安定しておりますし、肩も強く送球も安定しています。足はそこまで遅くは無いですが、売りにするほどではないかなと。 投手・野手共になかなか力がある選手ですが、個人的には野手のほうがいいのではないかなと思います。大学でも続けていけるでしょうから期待したいです。 （１０年８月 山原さん情報） 事前に読者の方に聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを上下させながら、投手が腰を落とし始めたところから、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。 左腕の緩いインサイドの変化球は引っ張ってきますが、ファールとなってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足で踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。 外の難しい低めのストレートは、センターに叩いてきます。 頭の高さは変るので、ミスショットも出てしまいます。 ヘッドを立てて、振り切って来るスイングは中々です。 守備はあまりサンプルが無かったのですが、前へのダッシュからのグラブ捌きとスローイングは良かったです。 投手としては、振りかぶって、膝を内に引き上げて、軸足に絡めるようにして、ショート方向を蹴って、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、腰が詰まって、首を振って、グラブを後ろに引いて、やや体勢を崩すケースも見られました。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４２`と噂されたストレートは、純粋なストレートもありますが、ブレ球タイプで、変化球はカットボールと、縦スラと、ツーシームは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で、投打のどちらの適正が上かは判断できませんでしたが、どちらも欠点はあるものの面白いものは持っていますので、４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年１１月８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 諸見里 尚 （糸満） 山梨学院大 |
１７５・７３ 右・右 |
糸満の２番手投手です。けっこうがっちりとした体格の投手です。 セットからノーワインドアップで、足をすっと上げてから軽くため、お尻を落としオーバーから投げ込んできます。開きはやや早いもののテイクバックは小さいほうです。少し宮国投手と似た感じのフォームですね。グラブもある程度抱えられ、軸足の蹴り上げもあり投げ終わりのバランスも悪くないです。 変化球はスライダー・カーブ・フォーク？と一通り投げれるようです。ただカーブの時に腕が緩みますね。直球は宮国投手と違って球威型でなかなか力強さを感じさせます。制球はあまり良くなく荒れ気味です。 クイックはいまいちですが、牽制やフィールディングは鍛えられているのかしっかりとこなしてきます。 決勝戦でも宮国投手が死球を受けたためその代りに登板したようですが、緊迫した試合展開の中しっかりと抑えたようです。精神的にも強そうで監督からの信頼も厚いんだと思います。 （１０年４月 山原さん情報） 糸満の２番手投手ですね。 セットから足をゆっくり上げ軽く溜め、腰を落とし左腕もまずまず大きく使いオーバーから投げてきます。グラブも抱えられ、軸足の蹴りもありますがバランスもいいですね。 最速で１４０でマークしたとの事ですが、キレ型というよりも球威型でしょうか。力のある重そうな直球がきますね。変化球はスライダー・カットボール・大きい縦のカーブ・フォークもあるようですね。基本としては縦のカーブとスライダーが中心でしょうか。どちらもなかなかキレがあります。カーブは確かに大きいですし制球も良くカウントも取れます。緩急を上手く使える選手ですね。全般的に制球はまずまず良いほうだと思います。以前に比べると制球はだいぶ安定していますし、安定した投球ができるようになったかなと思います。また顔つき見ても気が強そうですし、九州大会でも宮国の後を受けて登板し試合を落ち着かせましたことを考える力のある投手でしょう。 クイックや牽制はなかなか鋭いですし、マウンド捌きも経験が豊富なこともあり安定しています。フィールディングについては良くわかりませんでした。 目に付くような派手さは無いですが、力のある好投手だとは思います。ある程度投球もできますし、大学などでも早めに機会が与えられそうな投手ではないでしょうか。ただ、プロとなると難しいかなとも思います。ですが、もちろんこれからの活躍を期待したいです。 （１０年８月 山原さん情報） 事前に読者の方に聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、膝を腰の高さに引き上げて、内に入れて行きながら溜めて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 体は細いものの、体の強さとバネが光るフォームですね。 左腕は大きく使えるものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩すケースも見られました。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４０`と言われるストレートと、落差のあるカーブと、縦スラと、カットボールと、ツーシームは確認。 ストレートは確かに速いですし、変化球も中々ですが、特にツーシームはエグイ代物でした。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、小柄なのが残念ですが、資質的には面白いと思います。 次のステージでの進化に期待してみたいですね。 （２０１０年１１月７日 掲示板にて寸評） |
★ |
| 比嘉 嵐志 （浦添商） 名桜大 |
１７５・６５ 右・右 |
夏の中部商業戦でも先発完投するなど、旧チームから実質的にエースでした。 ワインドアップから足をゆっくり引き上げてきます。そこから一般的な投手なら引き上げた足を蹴る動作があると思いますが、この投手はそのままゆっくり前へ出し、足がかこんっとなり力がふっと抜けるような感じになり、そのまま踏み込んで投げてくるようなフォームです。グラブも抱え込まれていますし、投げ終わりのバランスも悪くは無く、軽く軸足の蹴り上げもあります。そこまで観戦歴は多くないですが、あんまりこういうタイプの投げ方はみたことないですね。 直球はミットに突き刺さるような感じでなかなか勢いはあります。変化球はスライダー・カーブ・フォークと一通りあるような感じでしょうか。 制球に関しては軸足がぶれるようなフォームだと思うので、結構アバウトです。中部商業戦では被安打こそ３でしたが、四死球が６くらいあったと思いますし、毎回厳しいカウントになっていたイメージがあります。秋は足腰鍛えてきたのか、夏に比べると纏まってきましたが、それでもストライクゾーンに投げ込むという感じでした。球に力もあって適度に荒れてくるので相手打線から見たらちょっとやりにくいタイプかもしれません。 この投手、制球は悪いですがカウント悪くなっても集中を切らさずに粘り強く投げますし、牽制やマウンド裁きなどもいいと思います。フィールディングもきっちりこなしますから、そういったセンスも高い選手だと思います。 個人的には急激に伸びてくるような選手には思えませんでした。それぞれの球の威力・精度を高めていくことを期待したいです。 （１０年３月 山原さん情報） 秋にも観戦できお伝えした選手です。以前軽く触れましたが、この冬でフォーム変えてきました。 セットからノーワインドアップで、足をすっと上げ体に巻きつくような感じで、少し溜めた後軽くお尻を落として、スリークウォーターから投げてきます。少し開きが早いように感じ、またやや腰が高い印象でした。グラブもしっかり抱えられ、軸足の蹴り上げもあり投げ終わりのバランスも良いです。 球種はスライダー・カットボール・カーブがあったかと思います。直球は秋と比べると球威はやや落ちたかなと感じましたが、キレは増してきた印象でした。制球はだいぶ良くなりしっかりと低目を突くことができておりました。右打者には膝元あたりに直球を交えつつ外へのスライダーで打ち取るといった配球でした。しかし左打者にはこれ！という決め球がないので、少し配球に苦労しているかなと思いました。以前からそれは感じていた部分ではありますが、制球が纏ってきたぶん強く感じましたね。荒れ球気味だったのが上手く作用していた投手だと思っていたので。観戦していた試合でも左打者に痛打されていました。ここらへんが夏に向けての課題になってくると思います。 牽制・クイック・フィールディングはやはり鍛えられているので上手いですね。マウンド捌きも良いですし、精神的にも強い投手という印象は変わりませんでした。 球種は少ないですが、投球はできる投手だと思うので夏に向けて一段と総合力を高めて欲しいですね。 （１０年５月 山原さん情報） |
★ |
| 松原 範和 （八重山） 東京国際大 |
１７３・７３ 右・両 三塁手＆投手 |
八重山高校の二枚看板の一人で、エース番号を背負っています。旧チームから登板機会は多く経験豊富な投手だと思います。 ノーワインドアップから特に癖もなく綺麗なフォ−ムで、スリークォータの位置から投げ込んできます。 直球は結構勢いがありミットに突き刺さっていきます。変化球はスライダー・カットボール・カーブ・フォーク？があると思います。ただスライダー投手なのでスライダーとカットボールが殆どで、カーブはたまにで、フォークはそこまで使ってきません。制球は良くしっかり低めに集めることが出来ます。右打者には外低めに直球・スライダーという配球で、左打者には外に直球・内にカットボールで打ち取る配球です。 牽制やクイックも上手いですし、フィールディングは判断も早く上手いです。マウンド捌きも良いですし、観ていて投球に安心感があります。試合を作る能力は高いと思います。なかなか打ち崩すのは難しいようなタイプでしょうね。秋では興南相手に毎回のように走者を背負いながらも２失点にまとめる当たりは流石だなと感じました。 この選手競技大会の打撃で２位になるなど思った以上に力があるんですね。完成度が高いタイプなので一気に伸びてくるようには見えませんが、総合力を引き上げていって欲しいですね。個人的には結構好きなタイプなので頑張って欲しいです。 （１０年３月 山原さん情報） 夏・秋と見ていて威力のある直球と安定した制球でなかなかの好投手だなと感じさせた選手ですが、今春は野手としての素質も見せてくれました。 右打席では、スクエアに構え、適度に腰を落としどっしりとした印象を受けます。グリップも捕手寄り高めに添えられ、投手が沈んできたときに始動してきたかと思います。足を軽く上げ振ってきます。スイングは下半身が安定している印象で、鋭くシャープで力強さを感じさせます。足元もぶれているように感じさせませんし、頭の位置もそこまで変わらないかと思います。打球は速いですが、ライナー性の打球で守備の間を割るといった感じでしょうか。左打席では、軽くオープン気味に構えグリップの位置も後ろ寄りにはありますが、右打席と比べるとそこまで迫力は感じさせません。あまり強く叩けない巧打型といった感じでしょうか。 守備はまずまず無難にこなしていた印象で、やはり肩は強いですし送球は安定しております。足もなかなか速いですね。 投手としても見れましたので触れます。振りかぶって足をすばやく上げ、体重を前に移動する時に軽くためて着地し、スリークォーターよりやや上の位置から力強く振って投げてきます。グラブも抱えられ、軸足の蹴り上げもあります。以前はあまりためがなくリズムとしては単調な印象でしたが、今春ではためが見られるようになりました。ただ上体が先に来るようなった感じがしますね。 そこまで長い回は見れなかったのですが、球種は以前と変わらないと思います。直球の勢いや球威はなかなかのものがあり、この点なら宮良投手より上でしょうね。制球は上記のような感じなので多少荒れ球気味になったかなと思いました。 クイック・牽制・フィールディングはやはり上手いです。マウンド捌きも良いですし、精神的にも強い投手でしょうね。 投打に力を見せていますしやはり野球センスに優れた選手なんだと思います。ただ打席は右のほうが良いように思いますね。また背筋がかなり強い選手なように感じます。 これからも総合力高めていって欲しいですね。 （１０年４月 山原さん情報） 事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 スイッチヒッターのようですが、右打席しか見れませんでしたので、右打席の模様を。 クローズに構えて、グリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とすのに同期して自身も重心を下げて行き、リリースポイントからトンと爪先を突いてから、軽く足を浮かせてクローズに踏み込むスタイル。 グリップの内への移動が見られます。 インサイドには当然厳しいようです。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れるようです。 外のストレートはセンターに打てますが、外の変化球を追いかけてしまうのは？ 頭の高さは変るので、ミスショットも多いです。 シャープに振り切って来るスイングは、まずまずだと思います。 サードの守備は見れなかったので、分からず。 で、投手としても見れましたが、振りかぶって勢い良く膝を内に引き上げて、軸足に絡めてからショート方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとして、着地も遅らせようとしてくるものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますし、開く割には球持ちは良いです。 フィニッシュでは、インステップによって、腰がやや詰まって、首を振って、グラブは少し後ろに引くタイプです。 クイックま、まあまあしてきますが今一歩です。 球種的には、MAX１４０`超と言われるストレートと、縦スラと、小さめのカーブと、ツーシームは確認。 いずれもまずまずの代物でした。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、サードの守備や肩が分からなかったものの、将来性は投手では？ ４年後の更なる進化に期待したいものです。 （２０１０年１１月７日 掲示板にて寸評） |
★ |
| 宮良 匡 （八重山） 朝日大 |
１７６・６２ 右・右 投手＆三塁手 |
昨春の県大会でエースとして登板し、２０回以上投げて失点１という素晴らしい成績を残したようです。それを聞いて夏に観戦しに行ったのですが怪我で登板できず、秋は怪我は治ったようですが、エースの座を奪い返すことができなかったようです。興南戦で途中から投げるかなと期待してたのですが、結局見ることは出来ませんでした。ただ投球練習は見れたのでその感想などを書きたいと思います。 かなり細身で腕は結構長そうです。振りかぶって足を高く上げていたかと思います。上体の動きが大きいフォームで勢いをつけてスリークォーター気味に投げてきます。気になったのは軸足が最初からくの字に曲がっているとこでしょうか。ここら辺は軸足がぶれないよう意識がありそうしていると思いますけども。 直球ぐらいしか分かりませんでしたが、球威にかける快速球タイプだと思います。なかなか良い球投げていました。投球練習見た中では結構印象残っています。投球練習見て印象に残っているのは島袋投手と宮国投手とこの選手ですね。島袋投手のボールは遠くから見てましたが伸びが尋常じゃなかったです。ビックリしました。個人的には宮良投手は宮国投手と直球はそこまで遜色ないかと思いました。マウンドでどのような投球をするかかなり気になります。昨春の成績を見る限りそれなりに試合は作れるとは思いますけれど。この投手は身体も細いですしフォームも粗いですが、肉付けし上手く矯正していくとぐんと伸びるような気がします。素材に期待ですね。 （１０年３月 山原さん情報） 昨年から気になっていた投手、このデータよりは体を作っているとは思いますが、それでもかなり細身な体型です。 ノーワインドアップから、足をすっと上げ軽くお尻を落とし、左腕を大きく使い勢いをつけ、テイクバックも大きめでやや開きが早いもスリークウォーターより少し上から投げ込んできます。ややインステップ気味かな？グラブもしっかり抱えられ、軸足の蹴り上げも大きいです。個人的な感覚ですが、フォームの上半身と下半身のバランスがあまり合ってないような感じがするんですよね。肩や腰辺りに負担がかかり怪我をしてしまいそうな気がします。また、体重も前にはきますがイマイチ乗りきってない印象があります。 球種はスライダー・カーブ・ツーシーム・チェンジアップ？があったかと思います。スライダーは横滑りしていくもので曲がりも大きく鋭く曲がってきます。しかしそれ以外の変化球は威力・精度はイマイチかなと思いました。直球はキレ型でそこまで球威を感じさせませんでした。制球はあまり良くなく結構アバウトでゾーンに投げ込むといった印象でした。ただスライダーは内から曲げてるのも見られたのですが、狙ってなのかがよく分かりませんでした。この投手は打たれだすと止まらない所があり、得点圏にランナーを背負うと力むのか直球も変化球も甘く入る部分が見られ、連打を浴び失点を積み重ねるといったシーンが見られました。そういったところが課題になってくると思いますし、スライダー以外の変化球を磨いていく必要があると思います。 クイックはまずまずも牽制はあまり鋭くはありません。フィールディングは鍛えられていると思いました。マウンド捌きもまずまず良く、上手く間をとりながら自分のペースで投げれていました。 この投手は味方が攻守を見せると戻る時にその選手を待って声をかけていいきますし、ベンチでも笑顔をみせたりと、仲間からの信頼も厚い投手かと思います。まさにエースという感じでしょうか。 まだまだ体も細いですしフォームのバランスもイマイチな印象なので、そういった部分を矯正していけば今でも十分力があるので相手打線からしたら怖い投手になるかと思います。 （１０年４月 山原さん情報） 八重山のエースで大黒柱の投手です。相変わらず細身な体型ですが春と比べても球の威力を増してきました。 ノーワインドアップから足を高く上げ、腰を落としオーバー気味に投げてきます。テイクバックは大きくひねり出すようにとってきます。以前と比べて体の開きも抑えられ、腰の回転と腕の動きが連動するようになり、体への負担は減ったかなと思いました。グラブも抱えられ腕をしっかり振り、軸足の蹴りもありますが体重はそこまで乗ってきてないかなと感じました。投げ終わりのバランスも良いです。 春はイマイチ力強さを感じなかった直球ですが、だいぶ勢いや球威が出てきたと思います。観戦した試合では最速１３９でした。他の試合では１４０中盤も投げたようですね。変化球は春と変わらずスライダー・カーブ・ツーシーム・チェンジアップだったと思いますが、恐らくチェンジアップのキレ・精度が良くなりスライダーと上手く組み合わせて投球ができるようになりました。またカーブやツーシームも精度を増してきており、だいぶ投球の幅が広がったように感じました。ただ、制球はまだ荒れ気味という感じですね。春の時にも感じましたが、この投手はやはりどうも得点圏などに背負うと力が入るのか球が甘く入ってくる傾向がありますね。そこを逃さず打たれ失点するケースが目立ちます。本人からしたら無意識かもしれませんが、そこが課題になると思います。 牽制は鋭いですが、クイックはテイクバックが変わらないのであまり上手くありません。フィールディングなどを見ると反応も速いですし、落ち着いていて上手いです。マウンド捌きも安定しています。 この投手は、小さいころからエースだったようで非常に責任感が強いように感じます。また、エースとしてみんなから信頼されるタイプの投手でしょう。持ちえるセンスは高いですし、身体も細く素材としても魅力があると思うので大学などに進学して活躍を期待したいです。 （１０年７月 山原さん情報） 事前に読者の方から聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、ゆったり腰をかなり落として行き（重心がセカンドベース方向に掛かりすぎ）、ショート方向に足を伸ばして、テイクバック大きめに、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、左肩には意識はあるものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 腕の軌道が必要以上に体から遠ざかる部分は気になりますね。 フィニッシュでは、インステップによって、腰がやや詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに大きく流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしようとはするものの、腰を大きく落として溜めるタイプなので、クイックにはなっていません。 球種的には、MAX１４０`超のストレートと、縦スラと、カットボールと、フォークと、シュートと、ツーシームは確認。 ストレートは確かに速いのですが、球にボリューム感が無いので、当たると飛ばされてしまいます。 変化球は多彩ですし、中々の代物だと思います。 コントロールも纏めては来ますが、観戦日は逆球がかなり多かったですね。 と言う事で、確かに資質は高い投手ですので、次のステージでの更なる進化次第では、上のステージも狙えるのではないでしょうか？ 期待したいものです。 （２０１０年１１月７日掲示板にて寸評） |
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| 儀間 弘樹 （美里） 白鴎大 |
１６３・６０ 右・右 投手＆遊撃手 |
中学時代は池原・真謝選手がいる嘉手納と九州・全国と同県決勝で競うなど活躍した選手のようです。 ノーワインドアップから野手投げといった感じでスリークウォーターから投げ込んできます。リズムが１・２の３という感じなので結構単調だと思います。球種はスライダー・カットボール、それと直球と同じ軌道で結構急速差があるような球を投げていました。そこまで変化しているようには見えなかったので正直良くわかりませんでした。スライダーは曲がりもなかなか大きく、制球も全体的に良く左右各打者の胸元を厳しく攻めてきます。その急速差のある球がなかなか有効で打者がタイミングかなり狂わされていました。フィールディングや牽制は上手かったです。マウンド捌きもさすがに経験豊富で良いと思います。 夏は遊撃手として出場していたようなのでそのプレーも見てみたいですね。 （１０年３月 山原さん情報） 秋にも観戦してお伝えした選手ですが、春にも観戦することが出来ました。 ノーワインドアップから足を高く上げ、軽く２塁側へ捻りを加え、腰を落として、スリークウォーターより少し上から投げてきます。秋に比べると開きも抑えられ出どころも見づらくなってきたかなと感じました。ただ投げ終わった後体重が一塁側に流れるようになっていました。島袋投手の影響か捻りを加える選手が結構増えてきたかなと思います。 変化球はスライダー・カーブ・チェンジアップがあったと思います。直球はまずまずキレと球威を感じさせます。近くに同校のスコアラーがいて球速が１３８出たと言っていたので、もしかしたら１４０超えたのもあったのかもしれません。捻りを加えた影響か制球は荒れ気味でした。変化球は３つともまずまずで上手く織り交ぜながら投球していました。 牽制やフィールディングはやはり上手いです。 打者としては、軽く開き、グリップは耳の位置で、腰を落としたとこで始動してきます。スイングは力強さには欠けるものの、それなりにキレがありました。バットコントロールは上手くミート力は高いと思います。 まぁ投手としては小柄ですし、これ以上はそこまで伸びないかなと思います。ただ野球センス。身体能力は高いでしょうから将来的には打撃やフィールディング・肩を活かして野手になると思います。 （１０年４月 山原さん情報） |
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| 宮里 勝輝 （前原） |
１７１・７５ 右・右 |
身長はパンフでは小さいですが結構がっしりしているのでマウンドに立つと１７０中盤から後半ぐらいあるように見えました。背番号は５ですが２試合見たけれどどちらも投手として投げ降板することはなかったです。 振りかぶって、踏み出しも大きく、足を高く上げ、オーバーから投げ込んできます。やや野手投げという印象です。 変化球はスライダー・カーブがあったと思いますが、キレや精度はまだまだかなと思います。しかし直球に関しては伸び・球威がありボリューム感を感じさせました。制球に関してはあまり良いとは思いません。その自慢の直球の勢いで抑えているといった印象です。フィールディングやら牽制・クイックなどをみてそこまで上手くはありませんし、マウンド裁きもあんまりです。ただここら辺は経験や練習で培われていくでしょうね。 打撃では４番を勤めていますが、力は確かにありそうですけれどもあまり魅力は感じませんでした。個人的には断然投手としてやって欲しいですね。 マウンド上での仕草や態度をみるとかなりお山の大将といった雰囲気があります。砂川選手がタイムをとって駆け寄ってきても、露骨に何で来るんだ？というような態度が見えました。ここら辺がこれから成長していく上で気になる部分ではあります。 ただ小柄ですが剛球投手として魅力がありますし、こういうタイプは好きなので成長に期待したいです。 （１０年３月 山原さん情報） 糸満戦では調子もあまり良くなく、打たれて早めに降板してしまいました。個人的にもあまり春から伸びてきたようには感じませんでしたので、短評という形になります。 あまりフォームは変わっておりませんが、直球の勢いは相変わらず良いものがあります。ただばらつきがあった印象でした。自分なりに間をとったりして立て直そうとしていましたが、上手くいきませんでした。ランナー背負った時の投球がやはり課題だと思います。 ハマった時の直球の勢いは県内右腕でも一番だと思っています、将来的にはそれを活かしてリリーフタイプかなと見ています。どういう進路になるか分かりませんが、これからも投手を続けて欲しいです。 （１０年７月 山原さん情報） |
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| 池味 翔也 （西原） |
１６７・６５ 右・右 投手＆中堅手 |
中学生の頃に日本代表に選ばれるなど目立った存在だったようです。高校入学後の１年夏から主戦として活躍し非常に野球センスに優れた選手との噂でした。ただ秋季大会の直前に事故にあい怪我をおしての出場だったようですが、観戦していても全くその様子を感じさせなかったです。 グリップは耳の位置で、腕を揺らしながらリズムをとり、足を少しあげて振ってきます。スイングは結構キレがあり、しっかり振り切ってきます。高めの球もしっかりと叩くことができていました。また小柄ですがなかなかパンチ力も感じました。選球眼も良く対応力もそれなりに高いものがあると思います。 守備や走塁に関しては、足も速いですし、走塁もそつがないです。なかなか肩も強いです。センターの守備も良かったです。小柄ですがやはり野球センスに優れた選手だと感じました。 投手としては１４０超えるとのことなのでどういった投球をするか楽しみです。 （１０年３月 山原さん情報） 秋から投手としての姿を見てみたかった選手ですが、今夏にようやく見ることが出来ました。 ノーワインドアップから、足を上げ腰を落としスリークウォーター気味に投げてきます。力強く腕を振り、グラブも抱えれておりますのでバランスはまずまず悪くは無いです。全体的にカクカクした感じで滑らかではないですね。見た試合では６回に足に怪我をしたようですが、それが体力面なのか、たまたまなのか分かりませんがやはり体力面では少し課題があるかと思います。 直球は最速１４５といわれているくらいなのでなかなかの勢いがあります。ただ球威型かなといった印象で空振りを奪うとか差し込まれるような球質ではありませんでした。ツーシーム・スライダー・カーブあたりを投げていたと思います。基本的にはスライダー中心に投球を組み立てます。制球はまずまずでした。 やはり経験豊富なだけあってマウンド捌きも良く、クイック・牽制・フィールディングは上手かったです。 打者としては秋からそこまで印象は変わっていません。ミートが上手く巧打タイプの印象です。個人的にはもう少しスイングに鋭さが欲しいですね。 野球センスに優れていますし、地肩もあるなど小柄ながら身体能力に優れた選手なのでこれからも野球を続けていくことができると思います。ただ、やはり野手の選手かなと感じました。 （１０年７月 山原さん情報） |
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| 大城 紳貴 （豊見城） 日本文理大 |
１６７・６７ 右・右 |
旧チームからエースで好投手だと聞いていたので観戦するのが楽しみでした。 振りかぶって足を上げ軽くためてオーバーハンドから投げてきます。腕の振りも鋭く、グラブもしっかり抱えられ、投げ終わった後のバランスも良く、軸足の蹴り上げも軽くあります。 変化球はスライダー・カットボール・軽く落ちる球もあったと思います。直球は結構勢いが感じられキャッチャーミットが良い音を響かせていました。全体的に制球は安定していて外角低めに集めることが出来ますし、左右各打者の内をある程度厳しくつくことも出来ます。ただ直球は少し高めに入る印象があります。しかし勢いがあるので相手打者もなかなか捉えることが出来ていませんでした。 クイックも上手く、フィールディングもまずまずでした。やはり経験豊富なのかマウンド捌きも悪くなかったように思います。 この投手は小柄なのが本当に惜しいですね。もう少し大きかったらもっと注目される存在になっていると思うのですが。 （１０年３月 山原さん情報） |
★ |
| 池原 有 （嘉手納） 国士館大 |
１７１・６８ 右・左 |
小さく振りかぶって、膝を腰の高さに内に引き上げて、ショート方向に足を軽く向けて、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方には癖があり、縮めてから伸ばすタイプで、引き込みも早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れ気味となり、首を振って、グラブを少し後ろに引いて、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 セットの時間を長くして、牽制を入れて（上手です）、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３８`を計測したストレートと、９０〜１００`台のカーブと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１２０`台の横スラと、１１０`台のツーシームと、１３０`台のシュートは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも甘いものありますが、まずまず纏まっていますし、色んな球種を使って、球の出し入れによって勝負してきます。 打撃に関しては、明治神宮の模様もさらっと見ていますので、センバツと合わせた感想は以下の通り。 開いて、グリップを顎の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始めた所から、膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 コースを読んでいるのだと思いますが、クローズに踏み込んだりと、踏み込みの位置を調節してくるタイプです。 グリップを上げるタイプも内への移動は許容範囲内です。 インサイドはある程度捌けるタイプだと思います。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも散見されます。 で、明治神宮では大垣の葛西と、センバツでは花咲の五明と言う、左腕投手との対決でしたが、葛西は球種が少ないので甘ければスライダーもきっちり捉えていましたが、五明のスライダーには苦戦していましたね。 外のストレートはレフトに叩いていました。 頭の高さは変るタイプなので、ミスショットも多くなる。 シャープなスイングはまずまずだと思います。 と言うことで、もう少し身長が高ければ将来的にも投手としても面白いのですが、明治神宮の打撃を見ると、フィールディングも良いですし、将来的には内野手としての方が面白いと思いました。 まあ、取り合えず、夏までに左腕投手に開かずに打てるようになり、頭の高さもなるべく変らないように進化できると、かなり打ちまくるのではないでしょうか？ 期待したいものです。 （２０１０年３月２９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 田仲 裕士 （小禄) |
１７５・６７ 右・右 |
去年からエースとして活躍していたようです。がっしりとした体格で印象的です。 ノーワインドアップから軽く捻りながら足をゆっくり上げ、お尻を軽く落とし、オーバーから角度をつけて投げてきます。腕の振りはなかなか力強く、また腕を身体で隠し出どころを見えづらくしたフォームです。グラブも抱えられ、投げ終わりのバランスも悪くないです。 球種はカーブ・ツーシーム・フォーク？があったかと思います。直球はどちらかといえば球威型であまり空振りをとれる球質のように感じました。投球は直球とツーシームを武器に打たせて取るタイプの投手だと思います。制球もまずまず良かったです。 クイックや牽制はまずまずで、昨年から投げていたので経験豊富なのかマウンド捌きも良かったと思います。 今回は４回途中までしか見れなかったので、良くわからなかった部分も多いので次回は長いイニングを見たいですね。 （１０年４月 山原さん情報） |
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| 宜野座 嗣峻 （小禄) |
１７８・６６ 右・右 |
小禄の２番手投手ですが他校でも十分エースになれるくらいの力があります。こちらもがっしりとした体格です。 セットからノーワインドアップで、足をゆっくり上げ、軽く捻り少しお尻を落とし、真上から角度をつけて投げ込んできます。かなり腰が高く上体主導のフォームです。それもあいまって身長以上の角度がつく感じです。そしてテイクバックも小さめです。グラブも抱えられ、投げ終わりのバランスも良いです。 球種はスライダー・カーブ・フォークと一通り投げられるようです。直球はなかなかキレと球威を感じさせ角度もあるので打者にとっても迫力がある球ではないでしょうか。決め球としてフォークがあり落差とキレがあり打者から空振りがとれます。スライダーは少しドロンとした感じで、イマイチキレや制球は良くないです。基本的には直球でぐいぐい押す投球をしてきます。制球は荒れ球気味かなと思いきや低めにしっかりと集めることができまずまず良いです。細かい制球はあるわけではないですが、ある程度高さ・横を使うことが出来ます。 クイックは平均的という感じですが、牽制はあまり上手くありません。フィールディングは反応も良くまずまず上手いです。 チャレンジマッチの２試合でも先発したようで嘉手納・興南打線をしっかりと抑えていました。 直球やフォークは良いですが、他の変化球がまだまだかなと思います。素材としてもなかなかだと思うので、夏までにどれくらい伸びてくるか楽しみな投手です。 （１０年４月 山原さん情報） |
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| 嘉手刈 裕史 （本部） 名桜大 |
１６７・６２ 左・左 |
０８年夏の沖縄尚学との試合の時にリリーフで登板したのを観戦して以来でした。そのときは小柄でまだまだ１年生が投げる球という感じでしたが、肩の関節や腕の振りも柔らかいですし、フォームも綺麗だったのが印象的で２年後が楽しみな投手だなと感じました。そして今春久しぶりに見てその成長振りに驚かされました。南風原戦と八重山戦の２試合を見ることができました。 振りかぶり、足をゆったりと上げて、軽くためて、腰を落とし、オーバーから投げ込んできます。投げ終わりのバランスも良く蹴り上げもあります。前述のように肩の関節が柔らかいので腕が遅れてきますし、その腕の振りも柔らかく球持ちも非常に良いです。また体重をしっかりと乗せてリリースしてきます。そのためか直球は手元で伸びてきますし、ミットをバシっと響かせ小柄ながらなかなかの球威を感じさせてくれます。タイミングが取りづらいのとその球質ですので、南風原の打者が終始差し込まれていました。終盤はやや球威は落ちたもののそのキレ・伸びは衰えませんでした。ただ、３日くらい空いた八重山戦では体重が前の試合に比べると乗ってこないかなという印象でした。また新聞によると観戦した１年夏以来怪我が多く満足に投げれるようではなく、公式戦で投げるのも今大会それ以来だったようです。ですので体力面に不安を感じさせました。八重山戦の終盤にはお尻を叩いたり、足を伸ばしたりするしぐさも観られました。 変化球はスライダー・緩いカーブ・フォーク・スクリューがあったと思います。基本は直球とカーブで緩急をつけた配球をし、それにフォーク・スライダーを織り交ぜてくるといった感じです。スライダーの曲がりはそれほどでもありませんが手元で曲がってきますし、フォークは落差はそこまでですがしっかり落ちます。スクリューに関してはその精度はまだまだです。左右の各打者への制球もある程度安定していますが、直球は高めに浮く傾向があり、ランナーがいると少し力むので特にその傾向が強いです。 牽制は左腕らしく上手く、クイック・フィールディングは良いです。また間の取り方などのマウンド捌きも良いです。捕手のサインに首を振るシーンも多々見られ自分でも投球の組み立てを考えているようでなかなかクレバーな印象を受けます。 南風原戦では味方が先制するも以降は再三チャンスを作りながらもなかなか援護がもらえないという、チームとしても投手としてはあまり好ましくない流れの中でも集中して投げていましたし、ピンチになっても落ち着いてそして強気で投げているのが印象的でした。 腕の振りは良いですし、しっかりと体重を乗せて投げる直球は良いものがあります。あとはあそのバランスを維持していくだけの体力面を鍛えて欲しいです。 この投手も小柄なのが非常に残念ですが、まだ伸びる余地があると思いますし、その持っている能力は高いと思うので夏までは短いですが怪我には気をつけて伸びて欲しいです。 （１０年４月 山原さん情報） 春にもお伝えした投手です。小柄ではありますが個人的には県内では島袋投手に次ぐ左腕だと思っています。 フォームはそこまで春からそこまで変わらず。振りかぶって足をゆったり上げるなど、彼なりの投球の間合いがある投手です。観戦した試合では調子は普通くらいでしょうか、春に観た南風原戦のような勢いのある直球ではありませんでした。球速は１２０後半〜１３０前半くらいだと思います。ただ、球持ちも良いですしタイミングもが取りづらくキレのある直球なので、どうしても打者は差し込まれるという感じでした。あまり引っ張られるような打球はなかったです。変化球はカーブ・縦横スライダー・チェンジアップだったと思います。本人いわくその日の変化球の調子を見ながら組み立てるとのことで、この試合では中盤くらいから右打者にはチェンジアップ、左打者にはカーブを中心に組み立てていました。ある程度三振も取れる投手だと思いますが、打たせて取ることを意識した投球内容でした。序盤はフォームが乱れていたような印象で制球も少し乱れていましたが、しっかりとカウントを整え持ち直してきますし、中盤以降は修正してきたようでストライク先行の投球でした。 クイックはそこまで上手くはないかなと感じますが、首の動きなどでランナーを制しますし牽制も鋭く上手いです。フィールディングも落ち着いていて上手いですね。マウンド捌きは洗練されていますし、この試合は結構ランナーを得点圏に背負う投球でしたが非常に落ち着いており、打たれるなと思わせなかったです。精神面もやはり強い投手です。 小柄ではありますが非常に持ちえるセンスは高い投手だと思います。砂川投手に比べると球の威力には劣る印象はありますが、総合的に見た場合は個人的には上のように感じます。これから大学などへ進学してもやっていけるレベルの投手だと思うので、期待したいです。 （１０年７月 山原さん情報） |
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| 久田 大貴 （真和志） |
１７５・６４ 右・右 |
事前に好投手だと聞いていましたが予想以上に良い投手でした。スラッとした細身で投手体型という感じです。 振りかぶって足を高く上げ、スリークウォーターから投げてくる投手です。彼は非常に腕の振りが柔らかく、かつ力強いです。そのため、一塁側に体重がいくこともしばしばですが、グラブはしっかり抱えられているのでバランスは悪くありません。個人的に終盤はどうなるのかなとも思いましたが、終盤でも腕の振りが緩むことなく力強いままでした。 直球は非常にキレも良くなかなかの勢いでした。観戦した試合では、おそらく１４０近くか超えたものもあったと思います。変化球はスライダー・カットボール・カーブ・チェンジアップでしょうか。スライダーは綺麗に横滑りしていくものでカウントも取れますし、決め球にもなり右打者からしたら厄介な球でした。基本的にはスークウォーターなのでスライダー投手といったで、カーブはだいぶ体が緩み滅多に使うことは無いです。チェンジアップも時折混ぜるといった感じでしたが、あまり精度は良くないかなという印象です。細かい制球はないですが、ある程度コーナーにしっかり投げゾーンで勝負するタイプです。 クイックは上手く、牽制も鋭かったです。フィールディング・マウンド捌きも良かったです。 この投手とても気持ちを全面に出した投球をしてきます。０−０で迎えた８回に先制を許しましたが、ちょっとは気落ちするかなと個人的には思いましたが、次の打者にこの試合で一番勢いがあると感じた直球を投げてきました。やはり強気で気持ちが折れない投手だと思います。得点圏にランナーを背負っても笑顔で力強く攻めてきますし、本当に思った以上に良い投手でした。 気持ちを前面に出した投球ですが、牽制で刺すなど冷静さもあるところも良いですね。こちらも大学などでもやっていける投手だと思うので期待したいです。 （１０年７月 山原さん情報） |
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| 亀里 泰志 （名護） 国際武道大 |
１６９・６６ 左・左 |
古豪・名護のエースです。マウンドでは体格も良く結構大きく見え、身長はもう少し大きいかなと感じました。 セットからノーワインドアップで、足をすっと上げ、テイクバックは小さめでオーバーから投げ込んできます。グラブの抱えもあり、投げ終わりのバランスも悪くないです。 球種は監督が元宜野座高校の監督だった奥濱監督ということで、宜野座カーブを投げてます。ほとんど直球と宜野座カーブのコンビネーションという感じでした。直球はどちらかと言えば球威型で空振りを取れる球質ではないですね。宜野座カーブは縦に落ちるカーブと言えばそれまでですが、そこまで落差やキレがあるようには感じませんでした。ただ上手くタイミングをはずし打ち取っていました。制球はあまり良くなく荒れ球気味です。 牽制やクイック、フィールディングはまずまず良かったです。 打者では４番を任されております。スクエアスタンスで構え、グリップは高めに添えられ耳ぐらいの位置、体を揺らしながらリズムを取るタイプです。投手が沈んできたとこくらいで始動してきたかと思います。スイングはなかなか大きく力強かったです。内の捌きについては良くわかりませんでした。外寄りの低めの球を左中間深く破る長打を放つなど力はありますし、背筋が強そうな選手ですね。 個人的には打撃もいいですし、肩は強いでしょうから投手よりどちらかといえば野手かなと思います。これからどういう選手に成長するか楽しみです。 （１０年５月 山原さん情報） |
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| 新城 祐介 （沖縄水産） 愛知工大 |
１７８・７８ 右・右 |
秋に観戦しましたが春には見れず、この夏にどこまで伸びているか楽しみでした。久しぶりに見た印象は、かなりお尻や太ももが大きくなったなと思いました。今夏は開幕２週間前までまともに投げれなかったようですし、大会中にも怪我をし準決勝ではかなり満身創痍な状態でした。テレビから見てもきついんだろうなといった感じを受けましたね。ただ、沖尚戦ではある程度元気な姿で投げていたのでそれを含めて書きたいと思います。 振りかぶって足をゆったりと高めに上げ、腰を落としオーバーから投げてきます。グラブは打者と正対して使い引き込みはやや早いでしょうか、しっかりと最後まで抱えられ投げ終わりのバランスも良いです。本来であればかなり腕の振りは鋭いものがありましたが、わき腹の怪我もあり準決勝では力感や勢いが無かったですね。変化球はスライダー・カーブ・チェンジアップ・ツーシームでしょうか。どれもまずまずだったと思います。直球はキレがありましたしなかなかの勢いでした。観戦した試合では１４０越えてたものもあったかもしれません。制球はまずまずですが、細かい制球力があるという感じではありませんでした。 クイックや牽制などはまずまずで、フィールディングも落ち着いており上手いです。マウンド捌きも安定していた印象です。 打者としては長打力という点ではチーム一ではないかなと思いました。右にも左にも大きく高い当たりを打てますし勝負強いです。 今夏を万全の状態で向かえることが出来なかったのが非常に残念です。ただ、投手としての素材は今年の投手陣の中でも高いものがあると思うので、しっかりと怪我を治し次のステージの活躍を期待したいです。 （１０年８月 山原さん情報） 読者の方にもお聞きしていましたし、小僧でも高評価だったので気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を腰の高さに内に引き上げて（足首捻りすぎ）、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、テイクバック大きめに、スリークウォーターより投げ込んでくる、変な癖の無いフォームです。 左腕の使い方は悪くないものの、ホーム方向に向けるのが早く、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きめなので、着地も早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブはだらんと腰の辺りに何と無くある感じで、軸足をあまり跳ね上げないようにしています。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱（本来１４０`超）くらいのストレートと、落差のあるカーブと、縦スラと、ツーシームは確認。 コントロールは纏めては来ましたが、甘いのが多かったですね。 まあ、肩の故障明けで、しかも左脇腹と、右足の脹脛を痛めていたようなので、本来のピッチングには程遠かったのだと思います。 と言う事で、確かに資質の高さは伝わってきましたので、次のステージでは故障しないフォームに矯正していけると（テイクバックを小さくしないと、故障は付きまとう）、また雑誌に名前が出る投手になれるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいですね＾＾ （２０１０年１１月７日掲示板にて寸評） |
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