２０１０年度投手
山梨
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 芦澤 恭平 （農林） |
１７８・６５ 右・右 |
知らない投手でしたし、現状まだまだではありますが必ず伸びると思います。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、サード方向に足を伸ばして、軸足のクッションを大きめに利用して、オーバースローから投げ込んでくる。 左腕を大きく使うも、引き込みは早い。 捻転差が無いので、腰を開いて着地が早くなる。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がりがちで開いてしまうものの、肘が鋭角に美しく使える＾＾ この肘の柔らかい使い方は天性ですね＾＾ フィニッシュでは、首をやや振って、グラブは遊びがちに腰の辺りにある感じです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１２５`ちょっとくらいのストレートと、縦スラと、カーブと、チェンジアップは確認。 どのボールも１年生にしては中々では？ コントロールも纏めては来ますが、甘いですね。 と言うことで、フォーム的には直せない欠点は無いですので、きちんとこの天性の原石を育てきれると、２年後に山梨県を代表する投手に育つと思います。 期待したいですね＾＾ （２００９年３月８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 清原 友紀 （身延） 四日市大 |
１７４・７０ 左・左 |
知らない投手でしたが、中学時代に全国ベスト８まで進出した投手のようです。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落とし、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 捻転差が解けるのが早いので、腰を開いて着地が早くなる。 右腕の使い方に癖があり、上から使えるものの、引き込みが早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて、上体を反りすぎて顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角には使えるのですが、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が突っ張ってから割れて、グラブは後ろに流れてしまいます。 牽制をしつこく入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３０`くらいのストレートと、落差はあまり無いカーブと、腕を下げて投げるスライダー。 コントロールはアバウトです。 と言うことで、まずはフォームに欠点が多すぎですので、中学時代の栄光は捨て去って、きちんとしたフォームに矯正したい。 資質的には面白いので、２年後の進化に期待を持ってみたいですね。 （２００９年３月１３日掲示板にて寸評） １年生の時も偶々見て感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 振りかぶって、膝を高く内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として（この際に必要以上に上体が反っているのが気になります）、略オーバースローから真っ向投げ込んでくる。 右腕の使い方は上手で、引き込みも抑えられているのは中々＾＾ 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくは無いものの、必要以上に肘が背中側に入りすぎて、着地が早いことも相まって、必要以上に上体を反って顎も上がって結果として開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、お辞儀して、グラブを後ろに少し引いて、やや体勢を崩すケースも見られました。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、スライダーと、カーブと、スクリューは確認。 ストレートのキレ・ノビは中々で、変化球もまずまずの代物でした。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 ピンチで登板した際にも、全く動じた素振りも見せない心臓の強さも買いだと思います。 と言うことで、２０１０年度の山梨県ＮＯ１左腕だと思いますので、今年の夏の進化が楽しみです。 （２０１０年７月１５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 山本 淳貴 (富士学苑) 朝日大 |
１６５・７２ 左・左 |
富士学苑のエース。２００８年春もそうだったが、最近の富士学苑は左投手が育つ傾向があると感じる。 彼は常時１３０キロ前後(マックス１３５キロ)の直球に、縦横のスライダーのコンビネーションで抑える投手。特に縦に落ちるスライダーの切れは抜群で、空振りを奪うには有効な球種だろう。ただストレートが高めに入る傾向があり、眞下(横浜指名)を打撃投手にした望洋打撃陣にとっては絶好球そのものだった。クイックは1.3〜1.4秒台とそれほど速くはない。 投球フォームについてノーワインドアップから入る投手。リフトアップのとき、軸足は突っ張らず、力みなく立つことはできているだろう。そのあとは膝を少し曲げながらまっすぐ踏み出す。テークバックを大きくとる。大きくとる投手はたいがい肘が下がり気味であるが、このネット裏からみるとその傾向はないようだ。球持ちはまずまず。力強く腕を振り切ることができている。 はじめてみた投手だが、なかなかの好投手だと思う。オフのトレーニング次第では140キロ台到達も夢ではないだろう。富士学苑は秋春に強く、夏に弱いイメージがある。そのイメージを払拭するには彼の左腕にかかっている。 （０９年１１月 プライセスさん情報） 下級生の時も見た投手でしたが、昨年も見れましたので感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、略オーバースローから真向投げ込 んでくる。 右腕の使い方には癖があり、縮めて使うタイプですが、引き込みは何とか抑えれています。 捻転差の解けるタイミングは早く、腰が横回転して、着地も早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、必要以上に反って顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に 使って来ます。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、首を振って、お辞儀して、グラブは抱え込んで、体勢を崩しがちとなってしまいます。 球種的には、MAX１３５`くらい（本来１３７`のようです）のストレートと、カーブと、スライダーは確認。 ストレートには威力がありましたし、変化球もまずまずだったと思います。 コントロールは高校生の左腕としては良い方ですが、力むと高めに浮いてしまいます。 と言うことで、身長が低いのは残念ですが、資質の良い左腕でもあり、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年７月８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 加藤 雅也 （富士学苑） 国際武道大 |
１７６・７１ 右・右 |
知らない投手でしたが、気になりました。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、軽く足をショート方向に向けて、腰を大きく落として、テイクバック大きく、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとして、着地も遅らせようとしてくるものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がやや割れて、グラブは後ろに流れて、軸足を意図的に跳ね上げないようにしています。 牽制を入れて、クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`のストレートと、縦スラと、カーブと、カットボールは確認。 ストレートにもまずまず威力がありましたし、変化球も絶対的なものでは無いですがまずまずの代物でした。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、資質的にはまずまず面白いですので、夏にどのくらい進化してくるのか期待したいものです。 （２０１０年７月１２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 阿部 達也 （帝京三） |
１７８・７３ 左・左 |
知らない投手でしたが、結構気になりました。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘もまずまず鋭角には使えるものの、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、首を振って、軸足を意識的にあまり跳ね上げないようにして、グラブはまあまあ抱え込むタイプです。 牽制を入れて、首の動きでも牽制して、クイックも一応してきます。 球種的には、MAX１３０`弱くらいのストレートと、大きな落差のあるカーブと、スライダーと、スクリューは確認。 ストレートは球速はまだまだでしたが、質は良かったですし、変化球は中々の代物でした。 コントロールは纏めては来るものの、甘いのも散見されました。 と言うことで、左腕でもあり、まずはストレートを磨いていくと、かなり面白い投手に化けれると思います。 夏の進化した姿に出会いたいものです。 （２０１０年７月１３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 征録 正也 （日大明誠） |
１７６・７９ 右・？ |
知らない投手でしたが、気になりました。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きく、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、直ぐにホーム方向に向けるので、左肩には意識はあるものの引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が突っ張って、お辞儀して、グラブが後ろに大きく流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいの重そうなストレートと、縦スラのみ確認。 変化球の精度は低く、ストレートは高めに浮きがちで、コントロールは基本的にアバウトです。 と言うことで、まあまだまだの投手ではあるのですが、資質的には気になりました。 夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年７月１４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 上 賢治 （日大明誠） 大正大 |
１８５・７６ 右・？ |
知らない投手でしたが、欠点も多いですが今後伸びるのではないでしょうか？ 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、かなり上体が３塁側に傾いて、腰を大きく落として、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしているものの、腰を大きく落とすので、腰の横回転が強くなり、着地も早くなる。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、腰が詰まって、上体が１塁側に倒れて、グラブを後ろに引いて、大きく体勢を崩してしまいます。 ３人で抑えきったので、クイックは分からず。 球種的には、MAX１３５`弱くらいの威力のあるストレートと、縦スラと、カーブは確認。 コントロールはアバウトでした。 と言うことで、資質的には高いですので、夏の進化振りが楽しみです。 （２０１０年７月１５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 塚原 晃 （市川） 武蔵大軟式 |
１７０・６５ 右・右 |
スリークォーター気味から、ランナーなしでもノーワインドから投球。 直球はなかなか力があり、常時120キロ台後半、Max 134 km。 変化球は110キロ台のスライダーと、100キロ台のチェンジアップ（？）は確認。 ランナー背負っても球速落ちがあまりないのは好感。 四球が多すぎましたが、決してコントロールがめちゃくちゃなわけではなく、 投球を難しく考え過ぎているように感じました。 で、球数が多くて、最後は球速も落ち気味でした。もっと伸びてもいいと思います。 （１０年５月 なっちゅんさん情報） |
★ |
| 武田 大二朗 （甲府商） 東京経済大 |
１７５・６５ 右・右 |
最近雑誌にも名前が出てきていますが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、略オーバースローから投げ込んでくる、かなり強引なフォームです。 左腕の使い方は非常に良いのですが、引き込みが早いのが残念。 捻転差は維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、着地は早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、物凄く反って腕を遅らせようと意識しすぎて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、軸足は意識的に跳ね上げないようにして、グラブは抱え込むタイプです。 このフォームで体勢をあまり崩さないのは、物凄い下半身の強さだと思います。 クイックは微妙なレベルです。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、落差のある中々のカーブと、縦スラと、カットボールは確認。 いずれもまずまずの代物だとは思います。 コントロールも纏めては来ますが、基本アバウトです。 と言うことで、資質的には確かに面白いものを持っていますが、欠点を徐々に矯正できると面白い投手に化けれると思います。 とりあえず夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年７月９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 河野 圭吾 （甲府商） 東京経済大 |
１７７・６７ 左・左 |
最近雑誌にも出ていますが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として（この際に両肩に必要以上に力みが見られます）、インステップ気味に、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕を低く使って、直ぐにホーム方向に向けてしまい、右肩には意識はあるものの引き込みがやや早い。 捻転差が解けるタイミングは早く、着地も遅らせようとしてくるものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、グラブの抱え込みは甘い。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 ２イニングを６人で抑えたので、クイックは不明です。 球種的には、MAX１３５`弱くらいの威力のあるストレートと、２種類のスライダーは確認。 スライダーの際に、腕の振りが緩みがちなのは？ コントロールも纏めては来ますが、基本球威でねじ伏せるタイプです。 と言うことで、左腕でもあり資質的にも面白いものを持っていますので、夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年７月１０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 天野 直亮 （富士北稜） |
１８１・８０ 右・右 |
知らない投手でしたが、気になりました。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴るようにして伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、やや引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングは早く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はかなり鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がかなり割れて、首を振って、グラブは抱え込まないタイプです。 クイックはしようとしますが、微妙なレベルです。 フィールディングの動きも、機敏さが足りないようです。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいの重そうなシュート回転するストレート（ＡＶ１２０`台）と、縦スラと、カーブと、ツーシームは確認。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、現状はまだまだの投手ではあるのですが、資質的にはかなり面白いものを持っていますので、夏の進化した姿を見たいものです。 （２０１０年７月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 小林 拓未 （上野原） |
サード １８０・７８ 右・右 |
途中からマウンドに上がったのですが、打撃には伝わってくるものは無かったのですが、投手としては少し気になりました。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて（足首捻りすぎ）、ショート方向に軽く足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕の使い方も悪くないものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブを少し後ろに引いて、やや体勢を崩してしまいます。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、カーブと、縦スラは確認。 いずれも２年生にしてはまずまずの代物だったと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、今年はこの選手がエースだと思うのですが、進化していることを密かに期待したいものです＾＾ （２０１０年７月２６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 里吉 真之介 （甲府城西） |
１７４・７１ 左・左 |
知らない投手ですが、まずまず気になりました。 小さく振りかぶって、膝を回しこむようにして内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として（セカンドベース方向に重心が掛かりすぎ）、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、引き込みが早い。 捻転差が解けるタイミングは早く、腰の横回転が強くなり、着地を遅らせようとするものの早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘はまあまあ鋭角には使えるのですが、肘の位置が低く、もう少し前に出したい。 腕を遅らせようと意識しすぎているのが、却って悪影響を起こしています。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れて、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 しつこく牽制を入れて、クイックはしようとしてはいますが今一歩です。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、スライダーと、スクリューと、スローカーブは確認。 いずれも２年生にしてはまずまずの代物だとは思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、左腕でもあり今年の夏の進化した姿に出会いたいものです。 （２０１０年７月２６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 風間 祥吾 （塩山） |
１７５・７９ 右・？ |
知らない投手でしたが、少し投げましたが中々面白いものがあると思います。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、軸足に絡めるようにして、左足を伸ばさずに、上体がかなり３塁側に傾いて、腰を落として、テイクバック大きめに、インステップして、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差を維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、お辞儀して、グラブは抱え込むタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３３`を計測（本来もっと出ると思います）したストレートと、縦スラのみ確認。 ストレートには威力があると思います。 コントロールは纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、フォームに欠点は多いですが、資質的には面白いと思います。 夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年７月２７日掲示板にて寸評） |
？ |
長野
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 平間 強 （松商学園） |
１８０・７２ 右・右 |
130キロ後半のストレートと多彩な変化球。ボールに切れがあります。三振にする決め球を持っています。７回まで投げて無失点。序盤にランナーがでましたが無難にうちとり、中盤からは三振の山でした。高低、左右の投げ分けができます。体幹を鍛えてストレートの球速が上がると右の本格派として大活躍すると思います。 （０９年４月 コザックマンさん情報） ２年秋からエースになりましたが、肩肘の故障で春の大会は投げれず、夏３週間前から投球ができるようになったので、連投の決勝は毎回ランナーを背負う厳しい展開でした。準決勝は、打率４割を越える相手打線をストレート、チェンジアップ、フォークボール、スライダーのコンビネーションで散発４安打１失点で完投しました。後半スタミナ切れか死球が数個ありましたが、低めの制球が抜群で高校生活最高の投球であったと思います。 上ではケガをしないで、キレで勝負するピッチャーとして大成してほしいです。 （１０年７月 コザックマンさん情報） |
★ |
| 加藤 幸宏 （長野日大） 大東文化大 |
１７５・７１ 右・右 |
事前にそれほど注目していた訳ではなかったのですが、初めて見た感想は以下の通り。 ゆったり振りかぶって、ゆったり膝を内に引き上げて（この際に軸足が結構折れている）、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる、『ハンカチ王子』を意識しているフォームです。 左腕を下から上に使って、引き込みが早くなる。 捻転差も維持しようとしており、着地もそれほど早いわけではない。 テイクバック大きくないも、左腕の引き込みが早いので、上体が開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、ややインステップ気味ですが、それ程腰が詰まった感じはしないですが、膝をやや突っ張り気味に、グラブは少し後ろに引くタイプです。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 で、膝が割れないように意識しているも、上体が１塁側に倒れ気味なので、左膝と腰にはかなり負担が掛かっていると思います。 クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４４`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦と斜めに切れ込むスライダーと、１１０〜２０`台のフォークと、１２０`台のツーシームと、１００`台の小さなカーブは確認。 いずれもまずまずの代物だとは思います。 コントロールも纏まってはいますが、勝負球が甘くなっては？ と言うことで、資質的には面白いですので、ハンカチ投法は卒業して、冬の間にフォームを矯正し、来年進化した姿にまた出会いたいものです。 （２００９年９月２１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 小林 和也 （丸子修学館） 福井工大 |
？・？ 右・右 |
ランナーなしでも振りかぶらないで投球。 春に見た中では、内外の使い分けのバランスが最も良いと感じました（外一辺倒ではない）。 直球は強弱つけている？ ようですが、Ave. は120キロ台中盤。 決めに行って130キロ出るかどうかといったところ。 変化球はけっこう鋭い（素人目でも変化がわかる）110キロ台のスライダーと100キロ台のカーブ。 ただ、球の軌道はかなり似ている（逃げ落ち系）ので、変化球は1種類なのかも？ 左打者の内側に鋭く食い込んでくるのでかなり打ちにくいです。 真っすぐ落ちる球（フォークとか）を覚えれば、 打者は踏み込んでいくことが難しくなるので、幅が広がると思います。 （１０年５月 なっちゅんさん情報） |
★ |
| 海野 進之介 （飯山） 金沢学院大 |
１７６・６８ 左・左 |
知らない投手でしたが、まずまず気になりました。 ランナー無しでもセットから、膝を勢い良く内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕を天に突き上げるように使うタイプも、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れて、グラブの抱え込みは甘く、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、首の動きでも牽制するので、クイックはしないようです。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、スライダーと、スクリューは確認。 序盤は軟投派の投手と思ったのですが、中盤から中々キレのあるストレートを投げていました。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、少し欠点を矯正できると、左腕の速球派に化けれると思いますので、夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年６月２１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 和田 直哉 （長野商） |
１８７・？ 右・右 |
知らない投手でしたが、まずまず面白いものを持っていると思います。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、サード方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を縮めてから伸ばすタイプで、引き込みは早い。 捻転差に当初から乏しく、着地は遅らせようとするものの、早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、首を振って、グラブの抱え込みは甘い。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはまあまあしてきます。 でかいので、フィールディングの動きにキレが無いのは？？ 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、縦スラのみ確認。 ストレートには威力がありますし、沈んだりするブレ球のようです。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで資質的に高い身長の高い投手ですので、欠点を徐々に矯正していければ、将来的に楽しみな本格派の投手が誕生するのでは？ とりあえず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年６月２２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 柿田 裕太 （松本工） 日本生命 |
１８１・７７ 右・右 |
雑誌にも大きく取り上げられていましたし、スカウトも多数訪問した投手と言う事で、非常に気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を高く内に引き上げて、サード方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差に当初から乏しく、腰の横回転がかなり強く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 腕の軌道が、必要以上に体から遠ざかって、開きも早いので、球も見やすいですね。 体は柔らかそうです。 フィニッシュでは、インステップによって、腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしようとしていますが、微妙なレベルです。 球種的には、MAX１３９`を計測したストレートと、１１０`台の小さい縦スラと、１００〜１１０`台の落差はそうでもないカーブが確認。 ストレートは開くのでシュート回転しがちですし、インステップによって、中々左打者のインサイドにコントロールするのは厳しいようですし、ノビも不足しています。 変化球も絶対的なものでは無いです。 コントロールは、基本アバウトな投手です。 と言う事で、正直高校即プロの素材では無いと思いますし、中々矯正し難い欠点も所持していますので、勿論大学経由が妥当と思います。 素材としては悪くは無いと思いますので、何とか次のステージでフォームを矯正して頑張って欲しいものです。 （２０１０年８月１４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 佐々木 康仁 （松本工） |
センター １７５・６３ 右・右 |
まあ、この選手は『持っています』よね＾＾ 絶対的なエースの柿田があんなに打ち込まれなければ、マウンドになど立つ事は無く、全国の人々に名前を覚えられることなく、無名のまま野球は終了したのですから。 まあ、打者としては伝わってくるものは無いですが、投手としては面白いものを持っていると思います。 ノーワインドアップから、膝を回しこむように内に引き上げて、上体も少し捻って、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップ気味に、担ぎ気味にスリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は、開かないようにとの意識は高いも、やや癖はあるものの、それ程悪いとも思いませんが、やや引き込みは早い。 捻転差も維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、着地は早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無く、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３６`を計測したストレートと、１００〜１１０`台の縦と横のスライダーと、１１０`台のフォークと、１１０`台のサークルチェンジ（妙な握り方をしていたので、多分この球を投げていたと思います）は確認。 ストレートにはまずまず威力がありましたし、変化球も中々面白かったですが、横スラの際に肘の位置が下がるのはどうなんでしょうね？ コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で、予選でも投げてはいませんが、色んな変化球も持っていますし、練習試合などでは投げていたに違いないでしょうが、あの相手の火の付いた打線を凌いだ度胸は素晴らしかったです＾＾ と言う事で、折角野球を続けられる道を自ら切り開いたのですから、大学では投手として経験を積んでいくと、結構活躍できるのではないでしょうか？（この運を生かすも殺すも今後の精進次第） ４年後の進化を楽しみにしたいものです＾＾ （２０１０年８月１４日掲示板にて寸評） |
？ |
新潟
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 東條 将樹 （中越） ＪＲ東日本東北 |
右・右 １７４・７３ |
中学時代から活躍し新潟では有名だった投手。 中越に進学後サイドスロ−気味に変更。最速で１３５`の速球を投げる。 今日の準々決勝で７回にエ−ス阿部拳が負傷退場後マウンドに上がり、最後まで投げきる好投。 まだまだ課題は多いものの、思い切りのよさと冷静さは１年次の昨年の新潟明訓のエ−ス永井投手を髣髴させる。 怪我無く順調に育ってほしい逸材の一人。 （０８年７月 らみれすさん情報） 噂の投手でしたが、初めて見ましたが、７４`もないと思いますが？？ ノーワインドアップから、膝をかなり内に引き上げて、上体も捻るミニトルネードから、ショート方向に足を伸ばして、腰を落とし、テイクバック大きめに、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 左腕も大きく使ってくるのは好感も、引き込みが早いようです。 テイクバックもやや大きく、且つミニトルネードですので、必要以上に上体も遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使えるのですが、肘が前に出る前に投げてしまうのは残念ですね・・・・ フィニッシュでは、膝がやや突っ張り気味で、グラブは少し後ろに引くタイプです。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブは抱え込まないとダメです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３９`のストレートと、１００〜１１０`台の縦と横のスライダーは確認。 右打者の外角低めに伸びるストレートは出色ですし、球質も１年生にしては出色です。 スライダーも中々ではあるのですが、曲げてやろうと球を捻りすぎるケースが散見されるのはどうなんだろう？？ コントロールは、ストレートは良いですが、変化球はまだまだです。 性格面では、かなりのピンチに登板するも、全く動じない度胸の良さも買いの部分。 まあ、中学時代には軟式野球で鳴らしたようですが、肉体的なキャパに恵まれていないのが残念ではありますが、まだ１年生ですので身長も今後伸びることを期待して、今後の進化をかなり注目していきたい投手です＾＾ （２００８年１月２８日掲示板にて寸評） １年生の時も見て感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、左足を伸ばさずに、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 左腕を低く使って、引き込みが早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、インステップによって、腰がやや詰まって、膝を突っ張り気味に、グラブは抱え込んで、やや体勢を崩すケースも散見されました。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３９`を計測したストレートと、１１０`台の縦スラと、１３０`前後のシュートと、１００〜１１０`台のカーブは確認。 ストレートの威力は中々ですが、カーブの際に腕の位置が上がるのは？？ コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 ということで、昨夏の段階では期待した成長曲線には達していませんでしたが、資質的には見限れません。 今年の夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年６月１４日掲示板にて寸評） |
★ |
| 奥浜 真隆 （日本文理） 函館大 |
左・左 １７８・６４ |
中越・東條、新潟明訓・神田と共に中学時代から活躍し有名だった投手。 縦のカ−ブが武器。線が細くまだまだこれからという感じはあるが、 順調に育てば新潟にとって久々に本格派左腕が誕生しそうな予感。 （０８年７月 らみれすさん情報） この投手は、欠点も多いですが将来性高いねえ＾＾ ただ、秋の北信越大会では登板していないようなので、故障なのかなあ・・・・・ ランナー無しでもセットから、膝を回し込んで高めに内に引き上げて、上体を１塁側に倒して、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落とし、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 右腕の使い方も途中までは良いのですが、途中から妙な癖があり遊びがちとなってしまうのは？？？ 捻転差も解けるのが早いので、腰を開いて着地が早くなる。 テイクバックも大きくないものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて、やや顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角には使えるのですが、肘が前にしっかり出る前に投げてしまうのは残念。 フィニッシュでは、膝が割れて、大きくお辞儀して、グラブは抱え込んだり、後ろに大きく流れたりと一定しません。 牽制を入れて、クイックもしようとはしていますが微妙です。 球種的には、MAX１２５`のストレートと、９０〜１００`台の落差のあるカーブのみ確認しましたが、スライダーは投げれないのかなあ？？ ストレートには急速表示以上に伸びがあります。 コントロールも纏まってはいましたが、勝負球が高くなってしまうのは？ と言うことで、管理人が新潟県を見れて以来初めて現れた左腕の逸材ですので、何とか上記欠点を少しずつ潰していけると、２年後に真のドラフト候補と呼ばれると思います。 期待してみたい。 （２００９年１月３０日掲示板にて寸評） １年生の際に感想を書いた投手ですが、甲子園では投げなかったものの、昨夏の予選も見れましたので感想を。 ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、溜めて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 右腕を大きく使って、かなり引き込みは遅らせようとしているものの、使い方には違和感がありますね。 捻転差が解けるタイミングは早く、腰の横回転が強くなり、着地も早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角にまでは使えずに、肘が前に出ない。 フィニッシュでは、膝が割れて、首をかなり振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 ３人で抑えたので、クイックは不明です。 球種的には、MAX１３１`を計測したストレートと、１００`台の落差の大きなカーブと、１１０`台のスライダーは確認。 殆どカーブしか投げないんですよねえ・・・・ コントロールは甘かったですね。 と言うことで、まあ甲子園で何故投げさせないのだろう？と思っていましたが、昨年の状況では無理でしたね・・・・ １年生の際に見てどのくらい伸びるのだろう？と期待感が高かったわけですが、残念ながら退化してしまいました・・・・・ 素材は良いだけに何とか頑張って欲しいものです。 （２０１０年６月１５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 松田 知行 （日本文理） 法政大準硬式 |
１８０・６９ 右・右 |
小柄な投手ですが、報知高校野球の名簿には名前が載っていませんでしたが、少し気になりましたので感想など。 ノーワインドアップから、膝を引き上げてから内に入れて行き、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早くなるのは？ テイクバックも大きくは無いものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘も使えますが鋭角には使えないようです。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに大きく流れてしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３２`のストレートと、１００`台のカーブと、１１０`台の縦と横のスライダー。 まあ２年生にしては、いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多い。 と言うことで、今後上記欠点の弊害を自分で理解して、徐々に進化していくと、小柄ではありますが１４０`は超えると思います。 期待したいものです。 （２００９年３月３１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 長谷川 智久 （日本文理） 武蔵大 |
？・？ 右・右 |
知らない投手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 身長は１７７〜１７８aくらいでしょうか？ 振りかぶって、膝を回しこむように内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方には癖があり、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、腰の横回転が強く、着地も遅らせようとするものの早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘はまあまあ鋭角に使ってくるものの、もっと肘を前に出したい。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 牽制を入れるものの、クイックはイマイチです。 球種的には、MAX１３７`を計測したストレートと、１００〜１１０`台の縦スラのみ確認。 ストレートには威力がありましたし、縦スラも決まるとまずまずのボールではありました。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、下級生時代には目立った存在ではなかったようで、昨春からかなり伸びたようですが、資質的には面白いものを持っていると思います。 次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年４月８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 池田 駿 （新潟明訓） 専修大 |
１７３・７３ 左・左 |
事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を勢い良く内に引き上げて、セカンド方向を蹴るようにして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し前に出したいですね。 フィニッシュでは、膝がかなり割れて、首を振って、グラブを少し後ろに引くタイプです。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 ファーストへのカバーリングの際に、難しい体勢で上手く捕球してアウトにしてくる動きは、身体的な能力の高さを物語っています。 球種的には、MAX１３８`を計測したストレートと、１１０〜１３０`台の２種類のスライダーと、右打者には１２０`台のスクリューは確認。 いずれもまずまずの代物ですが、絶対的なものでは無いようです。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、左腕ですし資質もまずまず高いと思いますが、高校時代は版で押したように２人の継投での試合でしたので、スタミナ面には不安はありますし、この辺りが大学ではどうかな？と思います。 ４年後に更に進化した姿に出会いたいものです。 （２０１０年９月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 神田 健太 （新潟明訓） 武蔵大 |
１７５・７２ 右・右 |
事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 小さく振りかぶって、膝をゆったり腰の高さに内に引き上げて、軸足に絡めて、セカンドベース方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘はまずまず鋭角に使ってくるものの、もう少し前に出したい。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩すケースも見られました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３８`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１１０`台のチェンジアップは確認。 いずれもまずまずですが、絶対的な代物では無かったです。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、欠点はありますけど少し治せば一変すると思いますので、４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年９月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
富山
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 山本 将貴 （富山商） 金沢星稜大 |
？・？ ？・？ |
将来の候補に載せていただきました山本（桜井中→黒部ドリームス）ですが、富山商業に進学して、現在、村上についで２番手で頑張っています。 MAXは140km/hとラジオでアナウンサーが話していましたので、入学してから＋5km/h球速が伸びたようですね。秋季大会でも１年ながら決勝戦で先発を任され、７回まで好投していましたので、こちらも来年が楽しみです。 （０８年１１月 クルックルンさん情報） |
★ |
| 鍋田 浩成 （高岡商） 関西学院大 |
１７１・７０ 右・右 |
甲子園では登場しなかったですが、予選でも１イニングしか投げていないので詳細は分からないですが、寸評依頼を受けていますので感想など。 中学時代から活躍した投手のようで、１年生で甲子園に連れて行ってもらえるのですから、確かに期待度の高さは分かりますね。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落とし、スリークウォーターから投げ込んでくる。 捻転差が解けるのが早いので、腰を開いて着地が早くなる。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早いというか、有効活用されていないのは？ テイクバックがやや大きく、着地が早いことも相まって、肘が背中側に必要以上に入ってしまい、引き上げるタイミングも遅れて、結果として開いてしまうものの、肘は鋭角に使えるようです。 フィニッシュでは、膝がやや割れて、グラブは腰の辺りに何となくある感じです。 牽制も適度に入れて、クイックもしては来るのですが、微妙です。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、縦スラと、横スラと、カーブは確認。 ストレートの威力はあるようですが、開くので横スラの曲がるタイミングが早いのが残念。 コントロールは、夏の初登板だった事も影響したと思いますが、かなり荒れていました。 と言う事で、確かに資質的には面白いですが、肉体的なキャパには恵まれていないですし、左腕の使い方は改善しないとダメですね。 一冬越えた進化に期待してみたい。 （２００８年１２月２７日掲示板にて寸評） 昨秋の明治神宮はちらっとしか見ていなかったのですが、１年生の夏に見て感想も書いた投手ですが、現状の感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、サード方向を蹴るようにして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早い。 捻転差に乏しく、着地も早くなる。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって腕も必要以上に遅れすぎて開いてしまい、肘も鋭角には使えるものの、もう少し前に出したい。 フィニッシュでは、膝が割れてから突っ張って、グラブの抱え込みは甘いタイプです。 セットの時間を長くして、牽制を入れて、クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３６`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１００`台のカーブは確認。 ストレートはもっと伸びたかな？と思っていましたが、大したことが無かったですし（まあ雨でぬかるんだマウンドだった事もあるでしょう）、変化球もまずまずですが絶対的なものでは無いようです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多く散見されました。 まあ、田圃のような水浸しのグラウンドでの投球でしたので、気の毒ではあったのですが、相手チームの投手は好投していましたので、条件は同じですので残念でした。 それでも５点を取られたイニング以外は、粘り強く試合を作っては来ましたので、精神的な部分は成長しているようです。 と言うことで、まあスピードがあまり出ないフォームなので球速が出ないのは仕方が無いのですが、今の球速・球威では、全国の強豪には中々通用しませんので、夏までにストレートを磨いてくる事を期待したいですね。 （２０１０年４月５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 矢後 慶汰 （高岡商） |
１７４・６８ 右・右 |
知らない投手でしたが、まずまず面白いものを持っていると思います。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向に軽く足を向けて、腰を落として、ややインステップ気味に、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を低く使って、直ぐにホーム方向に向けて、引き込みが早い。 捻転差を維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し前に出したいものです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝を突っ張って、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 牽制を入れて、クイックもしようとしてくるものの、腰を大きく落とすタイプなのでクイックにはなっていません・・・ 球種的には、MAX１３５`くらいの威力のあるストレートと、縦スラと、カーブと、フォークは確認。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、エースの鍋田と遜色のない実力だと思いますので、育成の上手い大学でフォームを矯正できると面白い投手が誕生するかもしれません。 頑張って欲しいものです。 （２０１０年１０月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 酒元 大 （氷見） |
１８３・８０ 右・左 |
２年生の模様も見たのですが、雑誌にも名前が挙がっていましたし、今年の模様も見れましたので感想を。 小さく振りかぶって、膝を勢い良く高く内に引き上げて、ショート方向を軽く蹴るようにして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、ホーム方向に向けるタイミングが早く、左肩には意識はあるものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がかなり割れて、お辞儀して、グラブは抱え込むタイプです。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４０`弱くらい（本来１４０`超のようです）のストレートと、大小２種類の縦スラと、横スラと、カーブは確認。 変化球も決まるとまずまずの代物で、ストレートには中々威力がありました。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも多かったですね。 と言うことで、２年生の時からのノビシロは少なかったのが残念ですが、今年の富山県ではトップレベルの投手だったと思います。 次のステージでの更なる進化に期待したいものです＾＾ （２０１０年１０月２６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 橋本 寛太 （富山一） |
１７５・６４ 左・左 |
知らない投手でしたが、何試合か見ましたがまずまず面白いものを持っています。 ノーワインドアップから、膝を腰の高さに内に引き上げて、ファースト方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から、インステップして投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みはやや早い。 当初から捻転差に乏しく、腰が横回転しがちで、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので且つ腕を必要以上に遅らせようと意識しすぎて、上体も必要以上に遅れて結果として開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、膝が突っ張ってから割れて、首を振って、グラブは少し後ろに引いて、軸足を意識的に跳ね上げないようにして、やや体勢を崩すケースも見られました。 また、スパイクの爪先でのマウンドの掴みも甘いと思います。 牽制は上手ですし、クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、落差のある中々のカーブと、スライダーは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で、左腕でもあり面白いものを持っていますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１０年１０月２８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 菅原 颯也 （富山一） |
１７２・６５ 左・左 |
知らない投手ですが、見所はあると思います。 小さく振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、日ハムの左腕の武田のようなテイクバックから、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 右腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れ気味に、大きくお辞儀して、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、スライダーと、大きなカーブと、スクリューは確認。 ストレートのキレは中々ですし、この腕の位置で器用に落差のあるカーブを投げれるとは、かなりの指先感覚も持ち主です。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で、武田２世と思いますが、資質の良い変則の左腕ですし、将来的にはかなり面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１０月２８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 菅野 大地 （富山一） |
１８５・７８ 右・右 |
知らない投手でしたが、未完の大器と言うか、かなり面白いですね＾＾ ノーワインドアップから、膝をかなり内に引き上げて、上体も少し捻って、軸足に絡めて、セカンドベースとショートの中間方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ下ろしてくる。 左腕を下から上に使って、大きくは使えるのですが、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がかなり割れて、首を振って、お辞儀して、グラブはまあまあ抱え込むタイプです。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、大きな落差のあるカーブは確認しましたが、変化球は他に何があるのか不明です。 ストレートにはかなり威力がありますし、カーブも中々の代物でした。 コントロールも纏めては来ましたが、アバウトなタイプでした。 と言うことで、フォームの欠点も治せるものばかりですし、育成の上手い大學に進学して進化すれば、４年後に必ず雑誌に名前が載る投手に化けれると思います。 期待したいものです＾＾ （２０１０年１０月２９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 竹内 桂人 （呉羽） |
１７８・６３ 右・左 |
知らない投手でしたが、まずまず面白いものを持っていると思います。 振りかぶって、膝をかなり高く内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる、美し目のフォームです。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、首を振って、グラブを後ろに引いて、体勢を崩すケースも散見されました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのキレのあるストレートと、落差のあるカーブと、縦と横のスライダーは確認。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 ということで、フォームの欠点も治せるものばかりですし、育成の上手い大学に進学すると一変すると思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１０月３０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 上田 航平 （南砺福野） |
１７４・６７ 右・右 |
事前に読者の方から聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 大きく振りかぶって、膝を回しこむように内に引き上げて、ショート方向に足を軽く伸ばして、腰を落として、テイクバック大きくスリークウォーターとサイドの中間から投げ込んでくる。 左腕も大きく使えるのですが、引き込みが早いのが残念。 捻転差は維持しているも、着地は早い。 テイクバック大きく、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使えるのですが、やや体から遠ざかった腕の軌道なのは？ フィニッシュでは、やや膝を突っ張って、首を振って、グラブはまあまあ抱え込むタイプですが、やや体勢を崩すケースも散見されます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４１`を計測した中々ノビがあって且つ威力のあるストレートと、１２０`台の縦と横のスライダーと、１３０`台の沈む球（シンカー？）は確認。 ストレートも見所がありますが、スライダーも中々の代物でした。 ただ、縦スラを投げる際には腕の位置が変るのは如何なものか？ コントロールは纏めては来ますが、微妙に外れたり甘くなったりするケースが多かったですね。 余談ですが、打撃も中軸を任されており、ヘッドの立った中々鋭いスイングは印象深かったです。 ということで、確かに資質的には面白いものを持っていますので、まずは体つくりを真面目にやって、フォームの欠点も少しずつ潰していけると面白いのでは？ 来年の進化に期待したいものです。 （２００９年８月１９日掲示板にて寸評） 昨年の甲子園でも寸評しましたが、ここまで進化するとは正直嬉しい誤算でした＾＾（文句無く今年の富山ＮＯ１投手です） ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして、腰を落として、テイクバック大きめに、インステップ気味に、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、やや早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて結果として開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますし、開く割には球持ちも良い。 フィニッシュでは、インステップによって、やや腰が詰まって、グラブを少し後ろに引いて、やや体勢を崩してしまうケースも見られます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制も入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４０`ちょっとくらい（本来１４５）のストレートと、縦と横のスライダーと、大きな落差のあるカーブ（速いのと緩いのの２種類）と偶にスローカーブは確認。 ストレートの迫力は真のドラフト候補の代物でしたし、変化球もいずれもかなり高レベルの代物です＾＾ スタミナにはやや不安があるようで、終盤にはコントロールも甘くなり、球威も目に見えて落ちてしまいます。 基本コントロールも纏まってはいますが、甘いのも散見されました。 気が強いのも投手向きと思います。 ちなみに、鋭く、ヘッドの立ったスイングが光る打撃も良く、レフトスタンド中段に運んだＨＲも凄く、野手としても面白いとは思います＾＾ と言う事で、ここまで成長するとは驚きましたし、育成の上手い大学に進学したら、４年後にかなり騒がれるのではないでしょうか？ かなーり期待したい選手でした＾＾ （２０１０年１１月６日掲示板にて寸評） |
★？ |
| 吉田 将之介 （砺波工） |
１８４・７６ 右・右 |
小僧で高評価だったので気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶってから、ノーワインドアップに変化し、膝を引き上げて内に入れて行きながら溜めて、ショート方向に足を伸ばして、上体を３塁側に倒して、腰を落として、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 左腕を低く使って、有効活用できずに、引き込みは早い。 捻転差を維持しようとして、着地を遅らせようとするものの、早い。 また推進する際に上体が浮くのは？ テイクバック大きくないものの、肘が必要以上に背中側に入って、且つ着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 腕の軌道が体から必要以上に離れるのも気になります。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブは抱え込むタイプです。 クイックは器用にしてきます。 球種的には、MAX１４０`を計測したストレートと、１１０`台の縦スラと、１１０`台のチェンジアップは確認。 ストレートには威力がありますし、チェンジアップは中々のボールだと思います。 頭の高さが結構変るので、コントロールも纏めては来ますが、基本アバウトです。 もっと癖のあるフォームなのかな？と思っていましたが、欠点はありますけど、個人的にはそれ程違和感は感じなかったですね（上体の倒しを辞めるだけでも一変すると思いますし）。 と言うことで、将来的に１５０`を狙えると小僧に載っていましたが、確かにその通りと思いました＾＾ 鍛えがいのありそうなタイプですし、育成の上手い大学及び社会人に行って欠点を矯正できると、プロも狙えるようになるのではないでしょうか？ 無限の可能性を秘めている事は理解できましたので、３〜４年後の進化を楽しみにしたいものです＾＾ （２０１０年８月２５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 大野 光輝 （上市） 富山大準硬式 |
ファースト １８０・７３ 右・右 |
知らない選手でしたが、投手として中々面白いと思います。 ランナー無しでもセットから、膝を高く内に引き上げて、セカンドベースとショートの中間方向に伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝を突っ張って、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックはイマイチです。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、縦スラのみ確認。 ストレートは良いのと悪いののバラツキが非常に激しいのですが、指に掛かった際には素晴らしいボールが来ます＾＾ 縦スラの精度は低かったです・・・・ コントロールはアバウトです。 と言う事で、４番を打っている打撃には伝わってくるものが無いですし、将来性は文句無く投手だと思います。 育成の上手な大学に進学して、４年後の豪腕投手の誕生を期待したいものです＾＾ （２０１０年１０月２２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 田村 泰幸 （新川） |
１７２・５９ 右・左 |
知らない選手でしたが、まずまず面白いと思います。 小さく振りかぶって、膝を回しこむように腰の高さに内に引き上げて、セカンドベースとショートの中間方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、テイクバック大きくスリークウォーターから投げ込んでくる。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 ただ、腕の軌道が必要以上に体から遠ざかるのは？？ フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`超くらいのノビのあるストレートと、縦と横のスライダーと、カーブは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 また１番を打っている打撃もまずまずではあると思いますが、小柄ではありますが、将来性は投手では？と思います。 と言う事で、４年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年１０月３１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 阿古 健人 （福岡） 近大産業理工学部 |
ショート １７６・７２ 右・右 |
雑誌にも載っていなかったですし、全く知らなかったですが、４番を打っている打撃にも見所は少しありますけど、将来性は投手ですね＾＾ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を向けて、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れてから突っ張り気味になり、グラブは後ろに引くタイプです。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックしてきますし、クイックでも球威が全く落ちないのは素晴らしいです＾＾ 球種的には、MAX１４０`くらいの威力があってノビのあるストレートと、縦スラのみ確認しましたが、他には変化球は無いのかな？？ コントロールは纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、無名の選手にしてはかなり面白いものを持っていますので、次のステージでは是非投手として進化すると、面白いと思いました＾＾ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１０月３１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 山下 諒 （高岡一） 高岡法科大 |
１８０・７４ 右・右 |
２年生の時は確かファーストでしたが、多分秋から投手にコンバートされたのでしょうが、投手としては面白いと思います。 振りかぶってから、ノーワインドアップに変化し、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕をいきなりホーム方向に向けて、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブを少し後ろに引くタイプです。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、大きな落差のあるカーブと、縦スラは確認。 いずれもまずまずですが、ストレートは本来もっと出ると思います。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で、フォームに欠点は散見されるものの、資質的には高いですし、多分肩も使い減りしていないでしょうし、育成の上手い大学に進学したら一変する素材だと思います。 ４年後の進化を楽しみにしたいものです。 （２０１０年１１月１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 谷 健輔 （不二越工） |
１７６・７０ 右・右 |
知らない投手ですが、気になりました。 ランナー無しでもセットから、膝を腰の高さに引き上げて、内に入れて行きながら溜めて、ショート方向に足を向けて、上体を３塁側に倒して、軸足のクッションを利用して、インステップして、サイドよりも結構上から投げ込んでくる。 この投法であれば、もっと腰を落としたほうが良いと思います。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは抱え込んで、体勢を崩してしまいます。 クイックはしようとするものの、微妙なレベルです。 球種的には、MAX１３５`弱くらいの威力のあるストレートと、シュートと、縦と横のスライダーは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で、欠点は多いものの、変則派の速球派になれる資質ですので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１０年１１月２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 高山 良介 （魚津） |
捕手 １７７・７０ 右・右 |
全く知らない選手でしたが、捕手としては悪くないのですが、打撃には伝わってくるものが無かったですし、１イニングしか投げなかったのですが、将来性は間違いなく投手です。 ランナー無しでもセットから、膝をゆったり腰の高さに内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 左腕を縮めてから伸ばすタイプで、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバックかなり小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、腰が詰まって、グラブを後ろに引いて、体勢を崩してしまいます。 クイックは今一歩です。 球種的には、MAX１３５`と言われるストレートには確かに威力があり、大きなカーブと、縦スラは確認。 いずれもまずまずではあると思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、それまで捕手をしていてそのままマウンドに上がったので、投球練習などどの位出来ていたのかは分からないですが、経験不足は否めないものの、上手く育てれればかなりの豪腕になりそうな予感がしました。 次のステージでの投手としての進化に期待したいものです。 （２０１０年１１月３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 半場 誠也 （桜井） 金沢学院大 |
１８０・７０ 右・右 |
知らない投手でしたが、結構心に残った投手です＾＾ ランナー無しでもセットから、膝を腰の高さに内に引き上げて溜めて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、ややインステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる、変な癖の少ないフォーム。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首をかなり振ってお辞儀して、軸足の膝を内に絞りすぎて、軸足を跳ね上げないようにして、グラブは後ろに流れてしまいます。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのキレ・ノビの光るストレートと、縦スラと、落差の大きな中々のカーブは確認。 いずれもレベルの高い代物でした。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、フォームの欠点も治せるものばかりですし、資質的には非常に高いものを持っていますので、次のステージでの進化が非常に楽しみですね＾＾ 期待したいものです。 （２０１０年１１月４日掲示板にて寸評） |
★ |
| 廣井 大勢 （富山東） 中京大 |
１７４・７２ 右・右 |
各種雑誌に名前が載っていた投手ですが、かなり気になっていましたが、今回初めて見た感想は陸の通り。 ただ観戦日は調子が悪かったようですので、クレバーさが売りとの事でしたが、この辺りは良く分からなかったです。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、軽く軸足に絡めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、インステップして、テイクバック大きめに、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に大きく使うものの、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いのも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、お辞儀して、グラブの抱え込みは甘く、体勢を崩してしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制も入れて、クイックもまずまずしてきます。 球種的には、MAX１４０`弱くらいのキレ・ノビ十分のストレートと、カーブと、縦スラと、チェンジアップは確認。 いずれもまずまずの代物でした。 序盤コントロールは非常に悪かった（フォームを崩していたらしい）ですが、３回くらいから纏めてきたのは修正能力はある方だと思います。 と言う事で、確かに良い投手ではありますが、欠点も多いですので、育成の上手な大学に進化すると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 中野 宏基 （富山） |
１８７・７８ 右・右 |
小僧にちょろっとだけ載っていた投手ですが、この投手は凄いです＾＾ 振りかぶってから、ノーワインドアップに変化し、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 大きな体ですが、もっさりした所も無く、バランスも悪くないフォームですね。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩すケースも見られました。 クイックもまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいの威力のあるストレートと、縦スラと、フォークは確認。 いずれも中々の代物です。 スタミナも中々で、延長に入っても球威は落ちないのは中々です＾＾ コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 勝利に対する執念が伝わってきますし、負けていた９回２アウトから粘りに粘って遮二無二四球を選んでも来ます＾＾ と言う事で、育成の上手な大学に進学したら、一ヶ月くらいで治る欠点ばかりですので、４年後には１５０`くらいの速球投手に化けれるのではないでしょうか？ かなり期待感の高い投手でした＾＾ （２０１０年１１月６日掲示板にて寸評） |
★？ |
福井
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 藤田 元貴 （福井商） |
１７０・６８ 左・左 |
知らない投手でしたが、相手打線が活気づいている際に、予選でも投げていないのに登板させるのですから、期待度の高さは伝わってきますし、全く緊張したそぶりも見せずに簡単に抑えきった度胸は中々ですね。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、上体がやや１塁側に傾いて、腰を落とし、スリークウォーターから投げ込んでくる。 捻転差が解けるのが早いので、腰を開いて着地が早くなる。 テイクバックも大きくないものの、着地が早いので、必要以上に上体も遅れて結果として開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 右腕の引き込みも早いのが開く原因のひとつ。 開く割には、球は体で隠せているようです。 フィニッシュでは、膝がやや割れて、グラブの抱え込みは甘いタイプです。 首の動きで走者を牽制できるので、クイックはしてこないようです。 球種的には、MAX１２６`のストレートと、１１０`台のスライダーと、１００`台の落差は大したことの無いカーブは確認。 コントロールは纏まってはいるものの、甘いボールも多い。 と言う事で、欠点もありますが、いずれも修正可能な欠点ですので、冬の間に少しずつ修正していけると、面白い左腕投手が誕生するかも？ （２００８年９月９日掲示板にて寸評） １年生の時以来に見れましたが、感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を向けて、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 右腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、腰の横回転が強くなって、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝を突っ張って、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３９`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台のスライダーと、１１０`台のスクリューは確認。 ストレートの威力はありますし、変化球もまずまずだとは思います。 コントロールは荒れ球タイプでした。 と言うことで、球速的には伸びましたが、期待した成長曲線には達しなかったのが残念でした。 ただ、左腕でもあり資質的には良いですので、４年後に期待したいですね。 （２０１０年９月２６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 長谷川 陽亮 （福井商） 青学大 |
１８２・８０ 右・右 |
この投手は何となく事前に気になっていましたが、１アウトも取れずに降板したものの、高い資質は理解できました＾＾ 体の柔らかさを生かしたフォームですね。 ランナー無しでもセットから、膝を高めに内に引き上げて（足首捻りすぎ）、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターより力みなく投げ込んでくる。 捻転差が解けるのが早いので、腰を開いて着地が早くなる。 テイクバックがやや大きいので、引き上げるタイミングが遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 左腕の引き込みも早いのが開く原因のひとつ。 フィニッシュでは、膝がやや突っ張り気味で、グラブの抱え込みは甘いタイプ。 クイックはしてくるも、コントロールが乱れては？ 球種的には、MAX１４１`を計測した（殆ど１３０`台後半）ストレートと、１００`台の横スラと、１１０`台の縦スラは確認。 ストレートは快速球タイプで、ボリューム感は無い。 コントロールも悪いとは思わないが、当然細かいコントロールは無い。 と言う事で、資質的には非常に高いですので、今後上記欠点を少しずつ潰していけると、北陸ＮＯ１右腕が誕生するのでは？ 期待してみたい＾＾ （２００８年９月９日掲示板にて寸評） 昨年甲子園で見て面白いと思った投手ですが、今年も見れましたので現状の感想を。 まずは去年と比べて、かなり体がしっかりしてきたようです。 ランナー無しでもセットから、膝を回しこむように内に引き上げて、セカンドベースとショートの中間方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも下からインステップ気味に投げ込んでくる。 左腕を低く使って、引き込みはやや早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバックやや大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、グラブは何となく腰の辺りにある感じで、やや体勢を崩したりも散見されます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４５`まで伸びたと言われたストレートは、観戦日は１４０`ちょっとくらいは出ており、縦と横のスライダーは確認。 ストレートは昨年よりもかなりボリューム感は出ましたし、ノビも中々でしたが、開くのでシュート回転しがちでした。 ピンチで登板し、ストレート１本でねじ伏せたピッチングは圧巻でしたね＾＾ コントロールはアバウトです。 と言うことで、球自体は１年間でかなり成長したと思いますが、フォームにはまだまだ欠点も多いです。 何とか気付いて冬の間に進化すると、来年真のドラフト候補と呼ばれるはずです。 期待したい投手です＾＾ （２００９年１２月２６日掲示板にて寸評） １年生の時から毎年見てきましたが、最終寸評は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、止まり加減に溜めて、ショート方向を小さく蹴るようにして、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は解けるタイミングが早く、着地も早い。 テイクバックは大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まり気味となり、膝が割れて、グラブは抱え込んで、軸足をコントロールの為に意識的に跳ね上げないようにしています。 セットの時間を長くして、牽制を入れて、クイックもまずまずしてきます。 球種的には、MAX１４７`を計測したストレートと、１２０`前後の縦と横のスライダーと、１１０`台のカーブ？は確認。 ストレートは力を入れなくても１４０`台が出るのですが、開くのでシュート回転してしまいます。 指に掛かった際のストレートは中々なのですが、コントロールを意識して腕を振り切れないケースも多かったのは・・・ コントロールは甘いと言うか、アバウトで、立ち上がりは特に良くないですね。 と言うことで、資質的には非常に高いのですが、期待した成長曲線には全く達しなかったのが残念でした。 次のステージでの大いなる進化に期待したいですし、４年後に真のドラフト候補と呼ばれる事を願っております。 （２０１０年９月２６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 小保 祐人 （福井商） |
１８５・８５ 右・右 |
知らない選手でしたが、少し見れたのですが、甲子園では投げなかったものの、中々面白いのではないでしょうか？ ノーワインドアップから、膝を引き上げて内に入れて行きながら溜めて、ショート方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、インステップ気味に、スリークウォーターより少し下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブの抱え込みは甘く、軸足は跳ね上げないようにして、体勢を崩しがちとなってしまいます。 牽制を入れて、クイックもしようとするものの微妙です。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、縦と横のスライダーは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、肉体的なキャパにも恵まれていますし、次のステージでの進化次第では、かなり一変するでしょうし、更なるステージも見えるかもしれません。 ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１２月２３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 宮口 了 （大野） 金沢大準硬式 |
１７９・７３ 右・右 |
各種雑誌に名前が載っており気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、膝を素早く内に引き上げて、サード方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を大きく落として、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を天に突き上げるように使うタイプですが、引き込みは早い。 捻転差に当初から乏しく、着地も早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘はまあまあ鋭角には使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、腰が詰まって、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。 クイックは微妙です。 球種的にMAX１３５`くらいのストレートと、どろんとしたカーブと、縦スラは確認。 調子も良くなかったのかな？と思いますが、ストレートの質的にも良く無かったですし、変化球の精度は低いですね。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 ４番を打っていた打撃には見所がありますし、投手としても資質的には面白いものは持っていますが、今の開きまくるフォームが治らないのなら野手としての方が将来的には良いのかもしれませんね。 まあ、どっちに決めるのかは本人が決める問題ですが、大學では早期にどっちかに決めて進化して欲しいものです。 （２０１０年１２月２３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 森本 将大 （福井工大福井） 福井ミラクルエレファンツ |
１７２・６４ 右・右 |
結構有名な投手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 小さく振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向を小さく蹴って、腰を落として、テイクバック大きく、インステップ気味に、スリークウォーターよりも結構下から、帽子を飛ばして力投してきます。 左腕を低い位置で使って、あまり有効活用できずに、引き込みも早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝がかなり割れて、首を振って、グラブは後ろに流れて、軸足を跳ね上げないようにしています。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、１４０`台中盤と言われるストレートと、縦スラと、カットボールと、ツーシームと、フォークと、偶に小さなカーブは確認。 ストレートは確かに１４０`台前半は出ていたと思いますし、変化球はいずれもまずまずのレベルだったと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言う事で、肉体的なキャパには恵まれていないのは残念ですが、資質的には面白いものを持っていますので、ＢＣリーグに入団したようですが、２年後の進化に期待したいものです。 （２０１０年１２月２３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 菅谷 翔太 （福井工大福井） 福井ミラクルエレファンツ |
１８１・７２ 右・左 |
この投手はかなーり気になっていたのですが、今回初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きく、スリークウォーターよりも結構下からダイナミックに投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 腕の軌道が必要以上に体から遠ざかるのは気になります。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブはだらんと後ろに流れてしまいます・・・・ この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４７`のストレートと、縦と横のスライダーと、フォークと、シュートは確認。 ストレートは確かに速いですし、威力もありましたし、変化球もいずれもまずまずの代物だったと思います。 コントロールはアバウトでした。 と言う事で、まあこの投手は真のドラフト候補と呼んでも良いと思いましたし、まだまだ欠点も多いですが、実際に指名があっても良かったのでは？と思いました（ちと、プロのスカウトも弱腰でしたね）。 資質的には、２０１０年度の全国トップランクでしたので、ＢＣリーグに入団したようですが、２年後の進化にかなーり期待したいものです＾＾ （２０１０年１２月２４日掲示板にて寸評） |
★？ |
| 寺岡 大輝 （福井工大福井） 大産大 |
１７５・６９ 右・右 |
知らない選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、足首を動かしながら止まり加減に溜めて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、いきなりホーム方向に向けて、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝がやや割れて、グラブを少し後ろに引くタイプです。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１４０`と言われるストレートと、縦スラと、カットボールと、フォークは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 ノーアウト１・２塁のピンチに登板し、冷静に抑えきったマウンド捌きは中々の精神的な強さを持っていると思います。 と言う事で、森本と菅谷は有名でしたが、この投手と合わせて１４０`カルテットと言われていたようですが、確かに現状では２人よりは落ちますので、それ程登板のチャンスも無かったのでしょうが、資質的には面白いと思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１２月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 高原 悠介 （敦賀気比） 関東学院大 |
１７２・６４ 左・左 |
事前には全く注目していなかったですが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて溜めて、セカンド方向に足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として（セカンドベース方向に重心が掛かりすぎ）、略オーバースローから投げ込んでくる。 まあ、敦賀気比の左腕投手はプロに入った先輩達と同じようなフォームとなりますね。 右腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 ちょっと無理してオーバースローにしている感が強いですね。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、お辞儀して、グラブは抱え込むタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３２`を計測したストレートと、１００`台の落差のあるカーブと、９０`台のスローカーブと、１１０`台のスライダーと、９０〜１００`台のチェンジアップは確認。 変化球もいずれもまずまずですし、ストレートも本来もう少し出そうです。 コントロールは、甲子園初登板初先発ですので、緊張感もあったでしょうし、序盤はかなり高めに浮いていましたが、中盤辺りから低めに集まるようになりましたが、それ程コントロールが良いとは思えなかったですね。 余談ですが、打撃もミートセンスは高いですね＾＾ ということで、初戦に長いイニングを投げてアップアップでしたが、わき腹に疲労が出て、その後は登板で来ませんでしたが、左腕でもあり面白いものは持っています。 もっとストレートを磨いていくと、大学でも活躍できるのではないでしょうか？ 今後の更なる進化に期待してみたい。 （２０１０年４月２６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 桾澤 翔太 （敦賀気比） 福井工大 |
１７７・６６ 右・左 |
事前に少し気になっていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、止まり加減に溜めて、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、略オーバースローから投げ込んでくる。 左腕を天に突き上げるように使うタイプですが、引き込みは早い。 捻転差が解けるのがやや早く、着地もやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が突っ張ってから割れて、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`を計測したストレートと、１００〜１１０`台の縦スラと、１００`台のカーブと、１００`台のチェンジアップは確認。 ストレートは本来もっと出そうですし、チャンジアップは中々のボールですが、縦スラはもっと磨きたいですね。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 ということで、もっとストレートを磨いて、開きを抑えれるようになると、将来的には面白いのではないでしょうか？ 結構イケメンですし女性にも人気が出そうですし、今後の進化に期待したいものです＾＾ （２０１０年４月２６日掲示板にて寸評） |
？ |
石川
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 冨田 健太 （星稜） |
１８５・７４ 左・左 |
評判の左腕だったようですが、投げたのが打者２人なので詳細は分からず。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、上体も少し捻り、ファースト方向に足を伸ばして、腰を落とし、略オーバースローから投げ込んでくる。 捻転差が無いので、腰を開いて着地が早くなる。 テイクバックは大きくないものの、着地が早いので、必要以上に上体が遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 グラブの位置が低く使って、引き込みが速くなるのも？ フィニッシュでは、膝が割れるも、グラブは抱え込むタイプです。 クイックはしてこないようです。 球種的には、MAX１３０`くらいのストレートのみ確認しましたが、変化球は何を持っているのかは不明です。 コントロールは悪くもないですが、アバウトっぽいですね。 と言うことで、長身の左腕本格派ですし、資質は確かに高いと思いましたので、今後の進化に期待を持ってみたい。 （２００８年１１月２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 川口 貴信 （星稜） 中央大 |
１７８・７３ 右・右 |
中学時代に全国制覇した投手だそうです。 体は７２`まではないでしょうし、華奢な投手です。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、左足を伸ばさず腰を落とし、略オーバースローから投げ込んでくる。 捻転差が解けるのが早いので、腰を開いて着地が早くなる。 テイクバックも大きくは無いですが、着地が早く、必要以上に上体が遅れて、物凄く反って、顎も上がって、開いてしまうものの、肘は鋭角に使えます。 左腕の引き込みも早いですね。 フィニッシュでは、膝が割れて、グラブは後ろに流れて、１塁側によろけてしまいます。 球種的には、MAX１３０`くらいのストレートと、カーブと、カーブに似ているがカーブよりも鋭い縦スラは確認。 コントロールは纏まってはいますが、甘いボールも多いです。 と言うことで、１年生にしては試合を纏めてきますし、経験の豊富さは伺えますが、フォームには欠点が多数散見されますね。 今後の地道なフォームの矯正に期待してみたい。 （２００８年１１月２日掲示板にて寸評） １年の時も見て感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 振りかぶって、膝を内に引き上げて溜めて、左足を伸ばさずに、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、直ぐにホーム方向に向けるので、左肩には意識はあるものの、やや引き込みは早い。 捻転差は維持しているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れ気味に、上体を１塁方向に倒して、やや体勢を崩すケースも見られました。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、縦スラと、カーブは確認。 ストレートには威力がありますし、変化球もまずまずだとは思います。 コントロールは纏めては来るものの、甘いのも散見されました。 ということで、期待した成長曲線には昨年の段階では達していませんが、まずまず順調には伸びているとは思います。 今年の大いなる進化に期待したいものです。 （２０１０年３月１２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 栗本 斗基 （日本航空石川） 中央学院大 |
１７３・７７ 左・左 |
事前に気になっていた投手ですけど、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターからインステップして投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとするものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので必要以上に上体が遅れて（且つ必要以上に反って）、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無く、首を振って、グラブはまずまず抱え込むも、体勢をやや崩しがちとなってしまいます。 適度にけん制を入れて、首の動きでも走者をけん制するので、通常はクイックはしないものの、ここ一番ではしてきます。 球種的には、MAX１３８`を計測したストレートと、１１０`台の落差のあるカーブと、１１０〜１２０`台のスライダーは確認。 いずれもまずまずの代物だと思いますが、立ち上がりが悪いですね・・・・ コントロールも３回くらいからはまずまず纏めてきますが甘いのも多い。 と言うことで、左腕でもあり資質的にはかなり面白い投手ですので、インステップを辞めて、且つ上記の欠点を矯正していけると面白いのでは？ 来年の進化に期待したいものです。 （２００９年９月１９日掲示板にて寸評） ２年生の時も感想を書きましたが、プロ志望届けも出していましたが、昨年も見れましたので感想など。 まずは１０者連続奪三振の県新記録を作った試合を見ましたが、相手がそれ程打てないチームとは言え、中々のピッチングだったとは思います。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向を蹴るようにして、腰を落として、ややインステップ気味に、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブはまずまず抱え込んで、体勢を崩してしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、スライダーと、スクリューは確認。 いずれも球自体は２年生の時よりもかなり伸びたと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、身長が低めなのがプロは指名を見送った要因なのかな？と思いますが、次のステージで上記のフォーム的な欠点を矯正できると、１４５`超のストレートとなるでしょうし、そうなった際が旬の時期ではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月４日掲示板にて寸評） |
★ |
| 今村 祐太 （津幡） |
１７５・７０ 右・左 |
知らない投手でしたが、欠点も多いですがまずまず面白いものを持っています。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、軸足に絡めて、ショート方向に足を伸ばして、上体を３塁側に倒して、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしているものの、腰が横回転となって、着地も早くなる。 テイクバックやや大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて、開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブが後ろに流れて、やや体勢も崩してしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしようとしてくるものの、微妙なレベルです。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、縦スラと、斜めに切れ込むスライダーは確認。 ストレートは、開くのでシュート回転しがちも、中々ノビがあり、球威もあります。 コントロールも纏めては来るものの、甘いのも散見されました。 と言うことで、資質的には良いのですから、上記の欠点を少しでも緩和できると面白いのですがねえ？ 夏の進化に期待してみたい。 （２０１０年３月６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 井上 将徳 （泉丘） |
１７９・７２ 右・右 |
知らない投手でしたが、まずまず面白いものを持っていると思います。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、首を振って、グラブを後ろに引いて、やや体勢を崩すケースも散見されます。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、かなり落差のあるカーブと、縦スラと、チェンジアップは確認。 カーブは中々で緩急も付いていますし、ストレートも偶に中々のボールが来ます。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、資質的には高いですので、欠点を矯正して、ストレートを磨いていくと面白い投手に化けれると思います。 夏までの進化に期待してみたい。 （２０１０年３月７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 松本 周 （桜丘） 早稲田大 |
１７５・６５ 右・左 |
知らない投手でしたが、まずまず面白いものを持っていると思います。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘も鋭角に使えるものの、腕が必要以上に体から遠ざかるのは？ フィニッシュでは、膝が突っ張り気味に、グラブは抱えて、下半身がしっかりしているので、体勢は崩さない。 クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、縦スラと、斜めに切れ込むスライダーは確認。 ストレートのノビは光りますし、縦スラも中々でした。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、それ程肉体的なキャパには恵まれていませんが、資質的には面白いですので、欠点を矯正できると一変すると思います。 夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年３月８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 西村 風希 （桜丘） |
１７６・６７ 右・右 |
知らない番手の投手でしたが、まずまず面白いものを持っています。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、左足を伸ばさずに、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる、正直垢抜けないフォームです。 どうもインステップの弊害と思いますが、下半身が使いきれずに腕で投げがちな部分はどうなのか？ 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、腰が詰まってしまい、グラブは抱え込んで、膝が割れたりとか体勢を崩したりとかは無かったです。 牽制を入れて、クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいの威力のあるストレートと、縦スラと、カットボールは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも見られました。 と言うことで、将来的には豪腕系に化けれる投手だと思いますので、育成の上手い大学に進学すると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 下田 敏徳 （輪島） 東洋大 |
１７６・７２ 左・左 |
２年のときから名前は聞いており、ランナーがいる際に打者１人に対する投球も見てはいたのですが、当然詳細は分からないので何も書かなかった選手ですが、昨年の夏にきちんと見れましたので感想など。 ノーワインドアップから、膝を引き上げて溜めて、ファースト方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 右腕はあまり有効活用されておらず、引き込みも早い。 捻転差には当初から乏しく、腰を開いて、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が突っ張ってから割れて、軸足を跳ね上げずに、グラブは後ろに流れて、体勢を崩すケースも見られました。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのストレートと、大きな落差のある中々のカーブと、スライダーは確認。 カーブは中々ですし、ストレートにもキレはあるのですが、球が軽いので当たると飛ばされてしまいます。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのが多かったです。 と言うことで、現状期待したほどではなかったですし、欠点も多いですが、確かに資質的には面白いものを持っていますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年１月３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 木下 祐太 （尾山台） 金沢学院大 |
１７５・６０ 左・左 |
雑誌にも名前が載っており、プロ志望届けを出した投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向を蹴るように足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくるのが基本スタイルですが、サイドスローから投げたりして目先を変えてきます。 右腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてきますが、やや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 ただ、スピードが無い投手なので、もっと球を隠そうとする意識が欲しいですね。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、グラブの抱え込みは甘い。 この投法であれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 フィールディングの動きも良いと思います。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのキレのあるストレートと、スライダーと、スクリューと、腕の位置を上げて投げるカーブは確認。 カーブは腕の位置が変るので、レベルが上がると使えなくなると思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、資質的には面白いものを持っていますので、次のステージでは体作りを真面目にやって、欠点を矯正して、ストレートを磨くと面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 谷内 隆寛 （羽咋） 富山大 |
１７６・７４ 左・左 |
小僧に名前だけちょろっと載っていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまあまあ鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がかなり割れて、首を振って、軸足を全く跳ね上げずに、グラブを後ろに引くタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３０`くらいのストレートと、スライダーと、落差はあまり無いカーブは確認。 まあ肘の故障明けだったようですが、本来全ての球種はもう少し良いのだと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、本調子のピッチングを見たかったですが、資質的には確かに面白い左腕ですので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年１月２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 中川 貢輔 （金沢市工） 石川ミリオンスターズ |
１７９・８３ 右・右 |
知らない投手でしたが、評判の投手だったようです。 ただ、身長は１７９aもあるようには見えなかったですが。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が突っ張ってから割れて、首を振って、１塁側に上体を倒して、グラブを後ろに引いて、やや体勢を崩すケースも見られました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３０`台後半のストレートと、縦スラと、シュートと、フォークと、ツーシームは確認。 いずれもまずまずの代物ですが、開くので球が見やすいです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、確かに素材は良いのですが、欠点も多数散見されますが、次のステージで欠点を潰していけると一変すると思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月２日掲示板にて寸評） |
★ |
| 宮田 恵祐 （小松） |
１７４・６７ 左・左 |
知らなかったですが、春に１試合２０奪三振以上を奪って、注目の投手だったようです。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、グラブは後ろに流れて、軸足を必要以上に跳ね上げないようにして、やや体勢を崩してしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、スライダーのみ確認。 ストレートのノビはまずまずで、スライダーはかなりのキレだと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、次のステージでは、欠点を矯正して、ストレートをもっと磨いていくと、かなり面白い投手になれるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 大川 亮 （大聖寺） 龍谷大 |
１８７・？ 左・左 |
知らない投手でしたし、１イニングしか映っていなかったので、詳細には分かりませんが、面白いものを持っていると思います。 振りかぶって、膝を腰の高さに内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は鋭角に使ってくるものの、もう少し前に出したいですね。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックは微妙です。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのキレのあるストレートと、スライダーのみ確認。 ６月に肩を痛めて、腕の位置も下げたようですが、夏は故障明けでしたが、本来もっとスピードはあるようです。 コントロールは立ち上がりだったこともあるのでしょうが、甘かったですし、球が軽いようで当たると飛ばされていました。 と言うことで、まだまだ欠点も多いですが、長身の左腕ですし資質も面白いものを持っていますので、次のステージでの進化次第では面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 宮前 鴻輝 （穴水） 福井工大 |
１７４・６３ 右・？ |
知らない選手でしたが、まずまず面白いものは持っています。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、サード方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、やや担ぎ気味に、略オーバースローから投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早い。 捻転差にも当初から乏しく、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、腕も遅れすぎて、やや顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が突っ張って、首を振って、グラブをまずまず抱えるタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、大きな落差のあるカーブと、縦スラは確認。 いずれも絶対的なものでは無いですが、２年生の段階ではまずまずと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、肉体的なキャパにはそれ程恵まれていませんが、欠点を矯正して行けると面白い投手が誕生すると思います。 頑張って欲しいものです。 （２０１０年３月９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 松澤 裕紀 （遊学館） 金沢学院大 |
１８１・７０ 右・右 |
雑誌にも名前が挙がっていますが、初めて見た感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、溜めて、セカンドベースとショートの中間方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、やや引き込みが早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、腕も必要以上に遅れて、上体が反りすぎて、顎も上がって開いてしまうも、肘はまあまあ鋭角に使ってきます。 リリースポイントで、頭の位置がかなりファースト方向に傾いてしまうのは勿体無いですね（腕を必要以上に遅らせようとする弊害でしょう）。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブはまあまあ抱えて、軸足を意図的に跳ね上げないようにしています。 クイックはまあまあでしょうか？ 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、落差のあるカーブと、縦スラは確認。 ストレートにはかなり威力がありますし、変化球もまずまずだと思います。 コントロールは纏めては来ますが、基本荒れ球ですね。 と言うことで、確かに資質的には高いものがありますが、欠点も多いです。 夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年３月１６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 田畑 勝貴 （北陸大谷） |
１７７・６３ 右・左 |
知らない投手ですが、面白いものを持っています。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、上体も捻って、溜めて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを大きめに利用して、スリークウォーターよりも結構上から、インステップ気味に投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているも、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって上体も反りすぎて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、首を振って、グラブは抱え込んで、体勢を崩すケースが多かったです。 セットの時間を長くして、牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、カットボールと、落差のあるカーブと、縦スラは確認。 ストレートは、何球かに１球かくらいの割合で、凄いのが来ますし、カーブは中々のボールだと思います。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、欠点もありますが、資質的には面白いものを持っています。 夏の進化に期待したいですね＾＾ （２０１０年３月１６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 村田 大樹 （小松工業） 日体大 |
？・？ 右・右 |
決勝戦で途中から登板してきたのですが、中々面白いものを持っていました。 身長は１８０a弱くらいでしょうか？ 膝を当初から結構折って構え、ランナー無しでもセットから、クイックのように膝をあまり引き上げずに、サード方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体を３塁側に倒して、腰をかなり落として、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みが早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、着地も早くなる。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、グラブは後ろに大きく流れて、体勢を崩したりもしてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイック投法なのでクイックもするのですが、腰を大きく落として溜めるので、クイックとなっていないのは・・・・ 球種的にはMAX１３５`超のストレート（スピードのバラツキは激しいですね）と、かなり鋭い縦スラのみ確認。 ストレートは偶に中々の代物が来ます＾＾ コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、経験も不足しているようですが、素材は中々ですので、次のステージではクイック投法は直ぐに辞めて、その他の欠点も矯正できるとがらり一変すると思います。 期待したいものです。 （２０１０年３月１０日掲示板にて寸評） このサイトの将来有望な中学生にも載っていた投手で、現在はMAX144kmだそうです。観戦した日は少し調子が悪かったのですが、決まるときは低めにズバッと140km近い球が決まっていましたよ。小松工業にはその他にも大山といった村田に匹敵する力を持った投手がいるみたいです。 即プロは難しいですが、社会人野球かそれがだめなら地元の大学野球の強豪チームを経由して更なる進化を期待できそうです。 （１０年５月 frozen dreamsさん情報） |
★ |
| 北出 浩喜 （小松商） 愛知工大 |
１７８・６９ 右・右 |
個人的には、２０１０年度の石川県の選手の中で一番見たかった選手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向を小さく蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとするものの、早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 開く割には、球持ちは良いと思います。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、お辞儀して、グラブは抱え込んで、膝が割れたりとか体勢を崩したりとかは無かったです。 下半身は強そうです。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４０`と言われるストレートは、２試合見ましたが１３５`ちょっとくらいで、変化球は２種類の縦スラのみ確認。 雑誌では確か球種も豊富のような書かれ方でしたが、スライダーの他に何の球種があるのかは分からなかったです。 調子も良くなかったようですが、ここ一番では中々凄みのあるボールを投げてきますし、終盤に調子を上げてくるタイプのようです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、確かにこの投手が２０１０年度の石川県のＮＯ１だった（村田（小松工）を今年は見れなかったので）のかな？と思いますが、欠点も散見されますので、次のステージでの進化次第によっては真のドラフト候補と呼ばれるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月５日掲示板にて寸評） |
★ |
静岡
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 小島 宏祐 （東海大翔洋） 東海理化 |
左・左 １８５・７５ |
ランナーなしでもセットからの投球。 気になったのは、腕が必要以上に後ろへ流れる点。関節に負担がかかるのでは？？ ただこの癖、ほかの投手でも見たことがあるような・・・ 直球は常時130キロ超え、Max 136 km。変化球はスライダーらしき110キロ台と、稀に緩い100キロ前後のカーブ。 コントロールは別段悪くはなかったです。 フォームに問題があるからか、中盤以降は直球が130キロ割れることもあり、たぶん真っ当なクイックは難しいと思います。 瞬間的にでも140越えれば、系列校ですので、「猶予」を頂けるチャンスはあるでしょう。 まずは5か年計画になるよう、冬の伸びシロに期待します。 （０９年１０月 なっちゅんさん情報） 昨年秋の東海大会以来です。伸びは期待値以下でした・・・ 初戦というのもあったのでしょうけど。とにかく力んでいて、直球がショートバウンドしたり、高めに上ずったりで、結果フルカウントまで行くことが多かったです。 相手も決して弱いわけではないのですが、三振はけっこう奪っていました。 夏にデキを合わせきれなかったのだと思います。 （１０年７月 なっちゅんさん情報） |
★ |
| 鈴木 徹平 （日大三島） 日大国際関係学部 |
１７５・７０ 右・右 |
5裏から登板。なかなか体格はいいです。何となくですが、タメはできています。 直球は重みがあって、常時130前後、瞬間的には135キロ超えていると思います。 変化球はスライダーのみ確認。コントロールはそんなに悪くなかったです。 直球はいいものがあるのですが、8裏に4点取られており、 投球の組み立てに関してはまだまだかと思います。 まだ素材だけで投げている感じですので、今後の成長に期待です。 （１０年５月 なっちゅんさん情報） |
★ |
| 長谷川 彦 （常葉橘） 東洋大 |
１７４・６８ 左・左 |
事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を軽く向けて、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、サイドよりも結構上から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は鋭角には使えるのですが、肘がきちんと前に出る前に投げてしまうのは・・・・ フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３１`を計測したストレート（殆ど１２０`台でしたが、本来は１３５`まで出るようです）と、１１０`台のスライダーと、１００`台の横のカーブは確認。 途中から１００`台のカーブを使い出して少し持ち直しましたが、まずまず緩急は付いていますし、ストレートもまずまず威力はありました。 ただ、落ちるボールが無いので、攻めの選択肢に苦労していますね・・・・ コントロールは纏めては来ますが、甘いのが多かったです。 と言う事で、甲子園の雰囲気に飲まれた部分もあるのでしょうが、肘の使い方等欠点もかなり散見されます。 この投法で１４０`台まで球速が上がれば、大学でも楽しみになりますので、何とか次のステージでは欠点を矯正して頑張って欲しいものです。 （２０１０年８月１７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 橋本 和樹 （浜松工） |
１８３・？ 右・右 |
知らない投手でしたし、１試合目は良くなかったのですが、２試合目を見て気になりました。 ノーワインドアップから、膝を回しこむようにして内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差を維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブの抱え込みは甘く、体勢を崩すケースも見られました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックはまずまずしてきます。 球種的には、１３０`台後半と言われるストレートは、MAX１３８`を計測していましたし、１２０`台の縦スラと斜めに切れ込むスライダーと、どろんとした落差のあるカーブと、１１０`台のチェンジアップは確認。 ストレートは威力がありましたが、変化球の際に腕の振りが変るのは？ コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、資質的には中々面白いものを持っていましたので、次のステージで欠点を矯正できると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待してみたいですね。 （２０１０年１１月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 河村 謙太 （静岡） 立正大 |
１８３・７９ 右・右 |
雑誌にも名前が出ていましたし、気になっていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 ただ、ランナーがいる際の登板だったので、セットしか分からず。 セットから、膝を内に引き上げて、上体が３塁側に傾いて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップして、略オーバースローから投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３３`を計測したストレートと、１球すっぽ抜けたカーブ？は確認。 ストレートは本来１４４`計測するようですが、変化球はまあ縦スラなどは持っているのでしょうが、投げなかったので分からず。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、詳細は分からなかったですが、資質的には面白いように思います。 ４年後の進化した姿を見たいですね。 （２０１０年１１月２６日掲示板にて寸評） |
？ |
愛知
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 小森 誠 （東邦） 中部大 |
１８３・７９ 右・右 |
エースの小森は180センチ台半ば近くありそうな大型右腕（2年生）。 ゆったりと振りかぶって思い切りよく内角を突いてきます。初回だけ何故か表示された刈谷球場のスピードガンでは130キロそこそこ（MAX134キロ）。スピードはたいしたことないですが球の質はなかなか良さそうで、オープン戦で強豪の桐蔭学園を5回1安打に封じた片鱗を見せました。でも、それまで。余りに制球が悪く、名電や中京辺りにはまだ厳しい感じですね。フィールディングが案外機敏で将来性はあると思いました。 （０９年５月 名古屋人さん情報） 噂は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、オーバースローから真っ向投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとするものの早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘も鋭角には使えるのですが、もう少しリリースポイントが前になると良いのですが。 フィニッシュでは、膝がやや割れ気味で、グラブは後ろに流れて、軸足をコントロールの為に意識的に跳ね上げないようにしています。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、縦スラと、カットボールと、フォークは確認。 ストレートは、いつもなのかどうかは知らないですが、高めに殆ど浮いてしまい、中盤からは１３０`出るか出ないかくらいに球速を落としてコントロールしようとしてきましたが、乱打されてしまいました・・・・・・ 変化球では、観戦日は縦スラはイマイチでした。 で、コントロールを意識して、腕をきちんと振りきれないのもどうなんだろう？ コントロールは基本アバウトです。 と言うことで、長身の資質の高い速球投手ではあるのですが、今のままでは厳しいですね。 何とか冬の間にフォームの欠点を矯正して進化してくることを期待したいです。 （２００９年１１月２３日掲示板にて寸評） ２年生の時にも見て感想を書いた投手でしたが、今年も見れましたので感想を。 ランナー無しでもセットから、クイックのように膝をあまり引き上げずに、ショート方向に足を軽く向けて、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みはやや早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、首を振って、グラブは抱え込んで、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`超（本来１４０`超は出るようです）のストレートと、縦スラと、カーブは確認。 ストレートは威力はありますが、変化球は絶対的な代物では無いです。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、冬の間に骨折して、調整に遅れて控え投手に甘んじてしまったようですが、まあ期待した成長曲線には達しなかったのは残念です。 クイックみたいな投法は辞めて（２年生の際にはこんな事はなかったが・・・・）、次のステージではフォームをリニューアルできると、素材としては東海地区でも上位にランクされるものがありますので、楽しみではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月１８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 上村 勇太 （東邦） ＪＲ東海 |
１７８・７０ 左・左 |
評判の左腕でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、軸足に絡めるようにして、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターからインステップ気味に投げ込んでくる。 フォームに溜めの無いのが気になりますね。 捻転差が解けるタイミングが早いので、着地も早い。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がかなり割れて、お辞儀して、グラブは抱え込んで、軸足をコントロールの為に跳ね上げないようにしています。 インステップによって、腰が詰まった感じはしないのですが、膝が耐えれなくなって割れるのだと思いますが如何なものか？ 牽制は入れるものの、クイックは微妙です。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、スライダーと、スクリューは確認。 何球かに１球くらいの割合で、ストレートは流石に来年のドラフト候補と言われるのが分かる代物です。 コントロールも纏めては来ますが甘いのも多かったです。 と言うことで、確かに資質は高い投手ですので、インステップは辞めて、他の欠点も徐々に矯正していけると、来年真のドラフト候補と呼ばれるのでは？ 期待したいものです。 （２００９年１１月２３日掲示板にて寸評） ２年生の時に見て面白いと思った投手でしたが、最終学年ではエースでは無かったです・・・（背番号１０でした） ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは抱え込むタイプです。 牽制を入れて、セットの時間も長くして、クイックもまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３８`のストレートと、スライダーと、シュートは確認。 いずれもまずまずの代物ですが、もっと伸びると思いましたが・・・・・ コントロールは悪くは無いのですが、甘いのが多かったです。 と言うことで、全国的に見ても最上位にランクされるであろう左腕の資質の高い投手なのですが、期待した成長曲線には全く達しなかったのが残念です・・・・ 個人的に思いいれは高いですので、何とか次のステージでは、欠点を矯正して爆発的に伸びて欲しい投手です。 （２０１０年１１月１７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 芳賀 洋亮 （東邦） 駒沢大 |
右・左 １７２・６４ |
今年の東邦の背番号1。右サイドから、いったん振りかぶってからの投球。 タメは作っている感じは見受けられませんでした。 直球はそれでもときどき「おっ」と思わせる伸びがあり、125〜131キロくらい（近くの大学関係者のガンから）。 変化球は115キロ前後のスライダーと、100キロ台のカーブを確認ですが、基本直球ベース。 コントロールもまずまずまとめてくることができます。 シンカー覚えればいいような気もしますが、力で押せるタイプに見えましたので、現状直球を磨けばいいと思います。 （１０年５月 なっちゅんさん情報） 事前に読者の方には聞いていましたが、今年のエースですが初めて見た感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、膝をゆったり内に引き上げて、溜めて、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を大きく落として、テイクバック大きく、サイドスローから投げ込んでくる力投派の投手です。 左腕をあまり有効活用出来ずに、引き込みが早い。 捻転差も解けるタイミングも早く、腰を開いて、着地も早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘はかなり鋭角に使ってきます。 腕の振りはかなり良いです。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無く、首を振って、踊るようなフィニッシュとなり、グラブの抱え込みは甘いタイプです。 この投法では、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックはしようとするものの、フォームが大きいので・・・・ 球種的には、MAX１３６`のストレートと、スライダーと、シュートと、シンカーは確認。 ストレートは威力がありますし、ノビもありますし、左打者から高めのストレートで空振りが取れる球質です。 変化球も、スライダーは開く割には打者の手元で曲がる中々の代物です。 コントロールは纏めては来ますが、基本アバウトでした。 と言うことで、欠点はありますけど、上手く育てれれば変則派の速球投手に化けれますので、４年後を楽しみにしたいですね。 （２０１０年１１月１７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 池田 浩士 （東邦） |
１８０・７３ 右・右 |
知らない投手でしたが、将来性は高いと思います。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向に足を向けて、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕をやや縮めて使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、首を振って、お辞儀して、グラブは後ろに流れてしまいます。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、縦スラと、カットボールは確認。 ストレートには威力がありますし、スライダー系のボールも中々の代物ですが、緩急が無いのでカーブやチェンジアップなどがあると良いのですがねえ？ コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、東邦は投手が多数いましたので、公式戦での実戦経験にも乏しいと思いますので、次のステージでは緩急を覚えて、実戦経験を多く積ませてくれる大學に進学すると、面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月１７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 綾垣 雄太 （名市工芸） 日本福祉大 |
？・？ 左・左 |
今年は見れなかったのですが、昨年見て気になった無名の投手です。 １８０aを優に超える長身の左腕です。 振りかぶって、膝を大きく回しこむようにして内に引き上げて、ファースト方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも下から、ややインステップ気味に投げ込んでくる。 捻転差が当初から乏しく、着地も早くなるも、インステップにて下半身の開きを誤魔化しているようです。 右腕も大きく使えるものの、引き込みは早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまい、肘も使えるのですが鋭角には使えないようです。 フィニッシュでは、膝が割れて、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れるものの、クイックは微妙です。 デカイ体ですが、フィールディングの動きは良かったですね。 球種的には、MAX１３０`くらいのストレートと、カーブと、スライダーは確認。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、長身の資質的は高い左腕ですので、体つくりを真面目にやって、フォーム的な欠点も徐々に矯正していると、来年結構噂になるのでは？と思います。 期待したい投手です。 （２００９年１１月１６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 中川 凱登 （愛知啓成） 三菱重工名古屋 |
１７０・６６ 左・左 |
知らない投手でしたが、身長は１７０aちょっとくらいと小柄なのではありますが、面白いのでは？ ランナーがいる際の登板だったのでセットしか分からず。 セットから、クイックにて、膝を素早く内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも上から真っ向投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングは早く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて（この際に必要以上に左肩が上がりすぎるのは気になる）、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、お辞儀して、グラブは後ろに大きく流れてしまいます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、スライダーと、落差はあまり無いカーブは確認。 ストレートの威力は中々の代物でした＾＾ コントロールはアバウトです。 と言うことで、ちょっと厳し過ぎの場面での登板で、可愛そうではあったのですが、資質の高さは理解できました。 冬の間にフォームを矯正できると、小柄ではありますが左腕でもあり来年雑誌にも名前が出るのでは？ 期待したい投手です。 （２００９年１１月１９日掲示板にて寸評） 昨年も偶々見て感想を書いた投手でしたが、今年も見れましたので感想を。 小さく振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、やや引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、腰の横回転が強く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブは少し後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、首の動きでも牽制するので、通常はクイックはしないものの、ここ一番ではしてきます。 球種的には、MAX１３８`のストレートと、スライダーのみ確認。 球種が少なすぎるのはどうなのか？と思いますが、ストレートの球威は増したと思います。 コントロールは、逆球も多く、やや荒れたりもしていました。 と言うことで、肉体的なキャパには恵まれていないのが残念ですが、資質の高い左腕でもあり次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１０年１１月１９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 二村 優大 （愛知啓成） 至学館大 |
１７８・？ 右・？ |
昨年も見て気にはなったのですが寸評はしなかった投手ですが、今年は調子も落としていたようですが、成長はしてきていると思います。 少ししか投げなかったので簡単に感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、左足を伸ばさずに、上体を倒して、沈み込んで、サイドスローよりも少し下からインステップ気味に投げ込んでくる。 この投法であれば、もっと沈み込みたいですね。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとするものの、着地は早い。 この投法ですので仕方が無いのですが、テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、ややインステップするも、腰が詰まった感じはしないですし、グラブは抱え込むタイプですが、軸足を必要以上に跳ね上げて妙に躍動感があるタイプです。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのキレ・ノビのあるストレートと、小さなスライダーのみ確認。 ストレートは浮き上がってくるのも投げれるようです。 コントロールは纏まってはいましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、躍動感がある割にはスピードが無いのですが、やっぱインステップが最大の悪癖なのかな？と思います。 来年どのくらい進化してくるのかに期待したいものです。 （２００９年１１月１９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 河野 清太郎 （愛知啓成） 名城大 |
１８１・７５ 右・右 |
小僧にも名前が載った投手ですが、少ししか投げなかったので詳細は分からないですが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、ややインステップ気味に、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 小僧には真上から投げてくると書かれていましたが、全く違いますけど？？？ 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブは後ろに流れて、軸足は跳ね上げないようにしています。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４２`のストレートと、縦スラと、ツーシームは確認。 ストレートは確かに威力はありました。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、確かに資質的には面白そうですので、野手としては伝わってくるものは無かったので、次のステージでは投手に専念して進化できると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月１９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 吉澤 和樹 （瑞陵） |
１８２・７２ 左・左 |
高校自体も初めて聞いたのですが、全くの無名の投手ですが資質的には面白いのでは？ 振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕も大きくは使えるのですが、位置が低くて、引き込みも早い。 捻転差も維持しようとしていますが、着地は早い。 テイクバック大きくは無いものの、肘が背中側に必要以上に入りすぎて、且つ着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまい、肘も鋭角に使えるのですが、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝がかなり割れて、首を振って、グラブは後ろに流れるタイプです。 割れた膝の所に腕を振ってくるので、腕が膝に当たるのを恐れて腕が振りきれないのも・・・・ クイックはしては来ますが、コントロールが乱れがちとなってしまっては、クイックとは呼べない。 球種的には、MAX１３０`くらいのストレートと、落差はそうでもないカーブと、スライダーは確認。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、長身の左腕ですし、腰の落としを緩和するだけで、とりあえず一変するでしょうし、その他の欠点も治せないものではないので、何とか気づいて冬の間に矯正して欲しいですね。 来年の進化に期待してみたい。 （２００９年１１月２１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 古川 陽大 （津島） 南山大 |
１７７・７０ 右・？ |
知らない投手ですし、欠点も多いのですが、妙に気になりました。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きく、スリークウォーターよりも下から力投してきます。 左腕は上から大きく使えるのは好感も、引き込みが早いのは残念。 捻転差が解けるタイミングが早くて、着地も早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘も鋭角に使えるのですが、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、上体が１塁側に倒れて、グラブが後ろに大きく流れて、大きく体勢を崩してしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて（牽制はまずまず上手い）、クイックもしようとしてきますが、微妙なレベルです。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、緩い小さなカーブと、縦スラは確認。 ストレートは威力がありますし、迫力のある中々の代物でした＾＾ コントロールはアバウトです。 と言うことで、無名高校ですし、高校時代には欠点は矯正しきれないと思いますけど、何とか少しでも気づいて矯正していけると将来的には１４５`超のストレートを投げれるようになるはずの資質ですし、面白いのでは？ とりあえず来年の進化に期待してみたい。 （２００９年１１月２１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 伊藤 大智郎 （誉） ＳＢ育成枠 |
１７５・６５ 右投右打 |
サイドスローに近いスリークウォーターで球速はMAXで140前半は出てるのではないのかと思われます。 しかし上から見てると体感スピードは非常に速く感じました。 秋の県大会では中京大中京に打たれて負けてしまいましたが中京の右バッターもかなり苦戦してました。 右バッターは若干シュート回転してインコースに入ってくるボールにかなり詰まっていました。 変化球もスライダーが非常にキレがよく三振を取る場面もかなり見えました。 肘の出所が非常によくダルビッシュを彷彿させるような肘の柔らかさでした＾＾ 愛知の中でも５本の指に入る好投手ではないのかと思いますね。 一冬越えてどれだけ成長してるかが非常に楽しみですね＾＾ （１０年２月 愛知の高校野球オタさん情報） 振りかぶって、サイドに近いスリークォーターからの投球。 直球はさほど速く感じませんでしたが（130キロ程度）、情報ではもっと速いとか？ 要所で内も突いています。碧南工打線は殆ど振り遅れてました。 変化球は豊富で、けっこう早めの120キロ近いスライダー、 抜く球2種類（チェンジアップと緩いカーブ？）は確認。シンカーらしき球もありました。 ピンチで一呼吸置こうとした捕手を追い返したシーンがあったので、気も強そうです。 結果的に、春は東邦相手にまともに勝負できたのはこの投手だけでした（それでも5失点）。 となると、夏はこの投手を打てるか否かが、最初のボーダーラインになりそうです。 （１０年５月 なっちゅんさん情報） まあ打者２人に対する投球（しかもランナーがいる際）しか見れていませんので、詳細は分からないですが、初めて見た感想は以下の通り。 セットから、膝を内に引き上げて、溜めて、セカンドベースとショートの中間方向を蹴って、軸足のクッションを利用して、サイドよりも少し上から力投してくるダイナミックなフォームです。 このフォームであれば、もう少し腰を落としたほうが良いと思います。 左腕の使い方は悪くは無いですが、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、かなり首を振って、グラブは後ろに大きく流れるものの、体勢は崩さないのはかなりの下半身の強さを物語っています。 １塁ランナーが足が遅いのかどうかは分からなかったですが、セットの時間は長くしてきますが、牽制も入れずに、クイックは全くしなかったですが、出来ないのかどうかは不明です。 球種的には、MAX１３５`超は出ていたであろうストレートと、スライダーと、ツーシーム（もしかしたらシンカーかも？）は確認。 ストレートは本来１４３`くらい出るようですが、腕の振りが抜群ですし、確かに速かったですが、スライダーは開くので曲がるタイミングが早く、やや腕の振りが緩むのは？ 基本、抜群の腕の振りから繰り出されるストレートでねじ伏せるタイプのようで、細かいコントロールは無いようです。 見た際の相手は、１人は評判の強打者だったのですが、グイグイストレートでねじ伏せに掛かっていましたが（結果は四球）、かなりの気の強さも伺えました。 ★まとめ と言うことで、まあ基本的なスタイルは分かりましたが、旬の時期なのかどうかは分からなかったですが（限りなく素材型に近いとは思います）、開きが速いですし、名前は有名でしたが地元の中日もスルーしていますので、時間は掛かるのでは？と想像します。 確かに、あまりプロではいない変則派の速球派ですので、魅力的な素材ではあると思いますが、後は本人の意識とプロの育成力が問われるタイプでしょうね。 まあ、折角育成枠とは言え指名されたのですから、頑張って欲しいと願います。 （２０１０年１１月２０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 片山 武士 （碧南工） 愛知学泉大 |
１７８・７０ 右・右 |
右オーバーからの投球。よくまとまっています。 なかなかテンポ良く、直球にもボリュームあり、 球速は130程度でしょうけど、打者はそれ以上に感じるのでは？ 変化球は100キロ台のカーブのみ確認、初球にけっこう多かったです。 コースは外中心、外低めの直球が生命線。ストライク先行できるので、守りやすいでしょう。 ところがセットになると一変し、ボール先行。セットは苦手なのか？ また、6裏の4点はちょっとした判定からガタガタと崩れたように感じました。 シード取ったので、マークされると思いますが、今日の経験を生かしてほしいです。 （１０年５月 なっちゅんさん情報） 各種雑誌に名前が載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも少し上から柔らかく投げ込んでくる。 左腕を直ぐにホーム方向に向けるので、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、腰がやや詰まって、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。 牽制を入れるものの、クイックは微妙です。 球種的には、MAX１３５`くらいのノビのあるストレートと、縦スラと、落差のあるカーブは確認。 変化球もまずまずですし、ストレートは結構疲労が残っていたようなので、本来もっと出るように思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、確かに資質は面白いものを持っていますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１０年１１月２０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 竹内 啓貴 （中京大中京） 慶応大 |
１７６・７４ 右・左 |
まあ、ああ言った展開にならなければ、登板することも無かったのでしょうが、『運』を持っていますよね。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に軽く足を向けて、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んで来る。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差を維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、腰が詰まり気味に、首を振って、お辞儀して、グラブを少し後ろに引いて、体勢を崩すケースも見られました。 クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３８`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１００`台のカーブは確認。 ストレートは球速表示以上に威力がありましたね＾＾（他の２人の投手が心が折れてしまって、棒球を投げていたので、一層速く感じたのだと思いますけど） コントロールは、どうもリリースポイントが一定せずに、纏めては来ますが、甘いのも多く見られました。 と言うことで、昨夏もベンチ入りしていたようですが、まあコントロールの点から今まで投げさせて貰えなかったのでしょうが、運を持っていますので、この経験を生かすも殺すも本人の今後の努力次第です。 ４年後に期待したいものです。 （２０１０年８月２９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 七原 優介 （知立東） 名古屋大 |
１８０・７５ 右・右 |
小僧で高評価でしたが、初めて見ましたが、確かに良い投手ですね＾＾ 小さく振りかぶって、膝を腰の高さに内に引き上げて、サード方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して（この際に両肩に必要以上に力みが見られます）、インステップ気味に、テイクバック大きく、スリークウォーターから投げ込んでくる。 捻転差に当初から乏しく、着地も早い。 左腕を下から上に使って、直ぐにホーム方向に向けるので、左肩には意識はあるものの、引き込みが早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、首を振って、グラブは少し後ろに流れて、体勢を崩すケースも見られます。 フォームは違いますが、中日の浅尾に雰囲気が似ていますね＾＾ 牽制を入れて、クイックもしてきます。 スクイズ阻止の際の動きは良いのですが、間に合わないホームに投げてしまったように、状況判断が甘く傷口を広げてしまったのですが、この辺りは経験不足ですね。 球種的には、MAX１４０`ちょっとくらいのストレートと、縦スラと、チェンジアップと、フォークは確認。 ９割方ストレートで押してくるのですが、ノビは素晴らしかったです。 腕の振りは素晴らしく、クイックでもスピードが落ちないのは中々＾＾ 観戦日はかなり暑かったのですが、中盤から一旦スピードがガクンと落ちたのですが、終盤になるとスピードを盛り返してきたのは驚きでした。 変化球は良い時には良いのですが、悪い時には悪く、良いのと悪いのがはっきりしています。 コントロールも悪くは無いのですが、微妙なコントロールは無く、甘いのも散見されました。 と言うことで、資質的には全国的に見ても上位にランクされると思いますので、育成の上手い大学に進学したら、４年後間違いなく真のドラフト候補に君臨できると思います。 かなーり期待したい投手でした＾＾ （２０１０年１１月２０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 西崎 光 （成章） ジェイプロジェクト |
１８０・７５ 左・左 |
知らない投手でしたが、まずまず心に残りました。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、止まり加減に溜めて、セカンド方向に足を軽く伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは抱え込んで、軸足を意図的に跳ね上げないようにしています。 牽制を入れるものの、クイックは微妙です。 球種的には、MAX１３０`台後半と言うストレートは確かに威力があり、落差はあまり無いカーブと、スライダーは確認。 変化球の際に腕の振りが緩むのは？ コントロールは、荒れたりもしますし、結構アバウトです。 と言うことで、ＮＰＢ以外のプロ志望届けを提出していますし、独立リーグ志望なのでしょうが、資質の面白い左腕ですので、楽しみではないでしょうか？ 今後の進化に期待したいものです。 （２０１０年１１月２０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 藤田 雄也 （蒲郡） 至学館大 |
１９０・８７ 右・右 |
知らない投手でしたが、社会人やプロから注目されていた投手のようです。 ノーワインドアップから、膝を腰の高さに内に引き上げて、左足を伸ばさずに、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ下ろしてくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れて、必ず体勢を崩してしまいます。 牽制を入れて、セットの時間を長くして、クイックもまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`の角度も威力もあるストレートと、まずまず落差のあるカーブは確認。 変化球は、ツーシームもあるようですが、投げていたのか良く分からなかったです。 コントロールは良く無かったですね。 と言うことで、高校に入ってから投手に転向したようで、経験も不足しているようですし、正直まだまだ素材型の投手です。 ただ、資質的には確かに怪物級のものを秘めていますので、育成の上手な大学若しくは社会人チームに入部すれば、がらり一変しても全くおかしくはないと思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月２１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 千賀 滉大 （蒲郡） ＳＢ育成枠 |
１８３・７５ 右・左 |
報知高校野球にのみ名前が出ており、妙に気になっていた投手ですが、育成枠で指名されましたので最終寸評は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる、美し目のフォームです。 左腕を縮めてから伸ばして、直ぐにホーム方向に向けて、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、腰がやや詰まって、膝が開くとかは無いものの、首を振って、グラブは後ろに流れて、軸足をあまり跳ね上げないようにして、体勢を崩すケースも見られました。 クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４０`台前半のストレートと、落差のある中々のカーブと、縦と横のスライダーと、ツーシームは確認。 抜群の腕の振りから繰り出されるストレートの球質はホレボレする代物ですし、カーブで緩急もついていますし、変化球も中々の代物です＾＾ コントロールも纏めては来ますが、立ち上がりは良くないようです。 ★まとめ もっと、癖のあるフォームの素材型を勝手に想像していましたが、フォームも良く、素材型では全く無かったです。 まあ、初戦ではかなり内容が悪かったようで、観戦日には先発ではなく途中から登場したのですが、この際には抜群の投球内容でしたが、まだまだ日によってバラツキはあるのでしょうが、初戦の内容に本人かなり不満だったようで、観戦日には気合の入ったナイスピッチングを披露したように、負けん気の強さも伺えます＾＾ と言うことで、この投手の資質からして育成枠での指名は失礼だろう？と正直思いますが、まあスカウト達は初戦を見て無理と判断したのでしょうが、個人的には今年の高校生の投手の中ではトップランクの資質だと思います。 そんなに時間が掛からずに、２軍で活躍できるようになると思いますし（今年のドラフト指名された投手の中では、育てやすさの面でもトップランク）、１年間２軍で鍛えれば、２年目から１軍で活躍できるのでは？とも思います。 まあＳＢは非常にお買い得の選手を獲得したと思います。 個人的には好みの投手ですし、もっと見ていたいと思わせた素晴らしい資質の投手ですので、末永くプロの領域で大活躍してほしいと願っております＾＾ （２０１０年１１月２１日掲示板にて寸評） |
★？ |
| 上之薗 北都 （愛工大名電） 愛知工大 |
１８２・７４ 左・左 |
名前は聞いたことがありましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 捻転差が解けるタイミングが早く、着地も早い。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、腰がやや詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて（数種類持っていますし、上手いですね）、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらい（本来１３８`のようです）のストレートと、スライダーと、スクリューは確認。 ストレートはまだまだと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、肉体的なキャパにも恵まれた左腕ですので、次のステージでは兎に角ストレートをもっともっと磨いて、フォーム的な欠点も潰していけると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１０年１１月２２日掲示板にて寸評） |
？ |
岐阜
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 外子浦 恭平 （中京） 城西国際大 |
？・？ 右・右 |
新チームではあるが、1年生で中京のエースに。 右オーバーから、ランナーなしでもセットからの投球。 初回の投球で、「けっこういいんじゃない？」と思い、気になったので、某高のガンを覗くと、「やっぱり」でした。 ストレートは重そうではあるが、球速にバラつきありで、130±5くらい。体重が乗りきっていないのかなぁ？ 寧ろミットに入ったときの音は130割れの球の方が良かったです。 スライダーは115前後で、キレはまずまず。100キロ割れと思われるカーブはまれに投げる程度でした。 体重がきちんと乗っていないからなのか、コントロールはアバウト。 1年生なので仕方ないですが、6回以降、セットでのストレートは ますます球速のバラつきが大きくなっていたので、スタミナ的にも上昇余地ありでしょう。 いきなり四球を与えるも、即牽制死を取って、自分で流れを取り戻せる点は好感でした。 最後まで投げきって5安打に抑え、与四死4、1失点でした。 （０８年９月 なっちゅんさん情報） 中学時代も見て寸評した投手ですが、高校でも見れましたが、１年生ですので簡単に感想など。 身長は中学時代には１７１aでしたが、伸びてはいないようです。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターより投げ込んでくる変な癖の無いフォーム。 捻転差も維持できていますが、やや着地が早いかな？ テイクバックも大きくないものの、着地がやや早いので、上体が必要以上に遅れるようで、開いてしまいますが、肘は鋭角に使ってきます。 ただ、球の隠し方は甘いようです。 グラブを下のほうで使って、引き込みが早くなるのも勿体無いですね。 フィニッシュでは、膝も割れたりは無く、グラブも抱え込みますし、当然体勢が崩れたりとかも無い。 クイックもまずまず。 球種的には、１３５`弱くらいのストレートと、縦スラと、カーブと、カットボールは確認。 ストレートにはボリューム感は無いですが、キレはまずまず。 まあ中学時代から変化球には定評がありましたが、１年生にしてはレベルは高いです。 コントロールも纏めてきますが、甘いボールも散見され、痛打されていました。 と言うことで、まあ順当に進化はしていますが、肉体的なキャパには恵まれておらず、身長も伸びていないようですので、その辺りは残念ではあります。 まあ一冬の間に、球をもっと隠して、左腕の使い方を進化させて、体力アップを計っていくと、来年完成度の高い負けないエースが誕生するのでは？ （２００８年１０月２７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 加藤 智弘 （中京） ＪＲ東海 |
１８３・７３ 左・左 |
事前に、東海地区のランディー・ジョンソンとの噂は聞いていましたが、見れてよかったですね＾＾ 大きく振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりやや下から投げ込んでくる。 ゆったりしたフォームから、腕の振りが良いですし、妙に腕が長く見えますし、球持ちも良いので、打ち難いでしょうね。 右腕も大きく使えるものの、やや引き込みが早い。 捻転差も維持しているものの、着地はやや早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開くものの、肘もまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無く、グラブもまずまず抱え込むタイプです。 牽制を入れて、首の動きでも走者を牽制するので、クイックはしないようです（出来るのにしないのなら良いのですが、即上を目指すならクイックはここ一番で出来ないと拙いですけど、この辺りは分からず）。 球種的には、MAX１４０`弱（本来もっと出ると思います）くらいのストレートと、スライダーと、スクリューと、カーブは確認。 ストレートのノビは抜群で、略相手打線が付いていけませんでした。 変化球もスライダーは良かったですし、他も２年生の段階ではまずまずだと思います。 コントロールも、偶に高めに浮いたりもありましたが、纏まっていました。 余談ですが、打撃センスも高いと思います。 と言う事で、夏に生観戦した以降色んな県の左腕投手を見ていますが、今現在未だにこの投手以上の２年生の左腕投手にはお目にかかっていません。 順当に進化したら、間違いなくドラフト指名されると思います。 夏にかなり期待したい投手でした＾＾ （２０１０年１月７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 岡本 浩輝 （中京） |
？・？ 右・？ |
全く知らない投手でしたが、試合途中のブルペンから物凄いミットに突き刺さる爆音が聞こえてきたので驚き、注目してブルペン方向を見てました＾＾ マウンドで投げてくれないかなあ？と思っていたら、途中から少し登板してくれましたので、感想など。 身長は１７５a弱くらいです。 振りかぶって、膝を内に引き上げて溜めて、軸足のクッションを利用して、サード方向に足を伸ばして、テイクバック小さくスリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方も悪く無いのですが、やや引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしていますが、着地はやや早いようです。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いも、左膝が震えがちで、グラブは後ろに引くタイプです。 球種的には、MAX１４０`くらい（本来もう少し出ると思います）の快速球タイプのストレートと、大きな落差のあるカーブと、縦と横のスライダーは確認。 ストレートの威力はかなりのものですし、変化球も良かったですね＾＾ コントロールは纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で、それ程肉体的なキャパには恵まれていないのが残念ではありますが、更なる進化次第ではかなり面白いタイプの投手だと思います。 夏までの進化に期待してみたい。 （２０１０年１月７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 石原 安利 （岐阜一） 中京学院大 |
？・？ 右・右 |
知らない投手でしたが、第三試合がお目当てだったのですが、球場に早く着いたので第二試合を『岐阜一って昔甲子園に出たよなあ？』なんて思いながら何となく見ていたのですが、６点ビハインドで登場し、投球練習で興味津々となる。 背番号１のすらっとした投手体型の１８０aちょっとくらいの長身です。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、上体もやや捻り、左足を伸ばさずに軸足のクッションを利用して、オーバースローから真っ向投げ下ろしてきます。 捻転差は維持しているものの、着地は早い。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまい、肘は使えますが鋭角にまでは行かないようです。 フィニッシュでは、膝が割れがちで、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックは一応してきます。 球種的には、MAX１３５`くらいの威力のあるストレートと、落差のあるカーブと、横スラと、チェンジアップは確認。 ストレートは決まるとかなりの代物ですし、変化球もまずまずではあるのですが、全てに精度がまだまだです。 コントロールは良くないです。 下半身が弱いことも、コントロール難の要因と思います。 と言う事で、資質的にはかなり高い投手ですので、しっかり走りこんで下半身を強化して、上体の捻りを辞めて、肘を鋭角に使えるようになるだけで、直ぐに一変すると思います。 何とか冬の間の進化に期待してみたいですね。 （２０１０年１月５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 阿知羅 拓馬 （大垣日大） ＪＲ東日本 |
１８８・８５ 右・右 |
宮崎県からの留学生ですが、中学時代から評判の投手であり興味津々ではあったのですが、観戦日に先発したのですが、いきなりセンターが軽率なプレーでエラーしてしまい、その後制球を乱して１回持たずに降板してしまいました・・・・・ 初めて見た感想は以下の通り。 大きく振りかぶって、膝を勢い良く内に引き上げて溜めて、ショート方向に軽く伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、テイクバック小さく担ぎ気味にスリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 夏の初登板の緊張感からか、フォームが硬かったですね。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早くなる。 捻転差は維持しようとしているものの、着地はやや早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、グラブが後ろに吹っ飛んで行くケースが多かったです。 クイックはしようとしては来ますが、微妙なレベルです。 フィールディングの動きも、雨上がりだったこともあったとは思いますが、鈍かったですね。 球種的には、MAX１３８`を計測したストレートと、縦スラのみ確認。 球は確かに速いのですが、かなり力んでいたので球の手元でのノビ・キレには欠けていました。 コントロールはかなりアバウトでした。 と言うことで、明治神宮では決勝戦の最後で投げて、かなり良くなったと聞いておりますし、資質的にはかなりの投手であるのは理解できましたので、センバツでの進化したピッチングを今から楽しみにしたいものです。 （２０１０年１月９日掲示板にて寸評） 昨夏も生で観て感想を書きましたし、明治神宮でもちょろっと観てましたが、センバツでの感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、テイクバック大きめに、略オーバースローから投げ込んでくる。 基本的には、先輩の現在明治大の森田チックなフォームに代えつつあるようです。 左腕を低く使って、直ぐにホーム方向に向けて引き込みが早いですし、左腕を有効活用出来ていないようです。 捻転差も維持しようとして、着地も遅らせようとしてくるものの、着地は早い。 テイクバック大きめなので、且つ着地も早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎もかなり上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張り気味に、突っ込まないように意識しすぎて、体重が前に乗り切らずに、かなり首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックは器用にしてきます。 球種的には、MAX１３７`を計測したストレートと、１００`台の大小２種類のカーブと、１２０`台の２種類のフォークは確認。 ストレートは明治神宮では確かMAX１４５`くらいを投げてましたが、先発したり長いイニングを投げる際には、スタミナを考慮してキャパ全開のピッチングは出来ないようですし、フォークを投げすぎるので、握力が鈍りますので、中々持てる力を全て発揮することは今の状況では不可能ですね。 縦スラとかは投げれないようです。 コントロールは甘い。 と言うことで、中学時代から騒がれ続けた資質の高さは分かりますが、現状はまだまだの投手です。 高校時代には完成は出来ないですので、まずは縦スラをものにして、フォークの割合を少なくすると、ストレートのスピードも平均５`はアップするでしょうから、夏までにはこの点だけを意識して欲しいですね。 とりあえず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年４月２９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 桜田 陽介 （県岐阜商） 中部学院大 |
１７６・６８ 左・左 |
事前に気になっていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を回しこむように内に引き上げて、セカンド方向に伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも上からインステップ気味に投げ込んでくる。 右腕を上から大きく使えるのは好感も、引き込みはやや早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、やや顎も上がって開くものの、肘は鋭角に使ってきます。 膝がやや割れてから、首を振って、グラブは後ろに少し引くタイプです。 球種的には、１３２`を計測したストレートと、９０〜１００`台のカーブと、１２０`弱位のスクリューは確認。 スライダーは無かったように思いますが、多分投げれるのでしょう。 コントロールは甘いのが多かったですね。 まあ緊張感から本来の力は出せなかったのかな？とは思いますが、元々コントロールは良くは無いのでしょうけど。 と言うことで、左腕でもあり資質的には面白いものを持っていますので、インステップを辞めて、そのほかの欠点も矯正していけると面白いのでは？ 期待したいものです。 （２００９年１０月１日掲示板にて寸評） 下級生の際にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 小さく振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、首を振って、グラブは後ろに引くタイプです。 牽制を入れるものの、クイックは微妙でした。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、スライダーと、スクリューと、偶にスローカーブは確認。 ストレートはキレはまずまずでしたが、球速は伸びなかったようです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、期待した成長曲線には達しなかったのは残念でしたが、左腕でもあり面白いものは持っていますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年７月６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 松田 侑樹 （県岐阜商） 立命館大 |
１７８・６９ 右・左 |
事前に気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、サード方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりもやや下から投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早くなる。 当初から捻転差に乏しく、着地を遅らせようとしてきますが、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、やや顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使えて球持ちは良いですね。 フィニッシュでは、膝が割れてから、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３８`を計測したストレートと、９０〜１００`台のカーブと、１１０`台の縦スラは確認。 ストレートには見所がありますね。 コントロールは纏めて来ますが、甘いのも多い。 と言うことで、資質的には来年岐阜県を代表する右投手となれる素材ですので、今後の進化に期待したいものです。 （２００９年１０月１日掲示板にて寸評） 下級生の時も感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 ランナー無でもセットから、膝を内に引き上げて、サード方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差に当初から乏しく、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブは遊びがちに後ろに流れてしまい、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 セットの時間を長くして、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、カーブと、スローカーブと、チェンジアップと、縦スラと、カットボールは確認。 変化球はまずまずでしたが、ストレートは開くのでシュート回転しがちでした。 コントロールは纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、期待した成長曲線には達しなかったのは残念ですが、資質的には面白いものを持っています。 次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年７月７日掲示板にて寸評） |
？ |
三重
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 松田 渉吾 （三重） 法政大 |
１７２／６７ 左・左 ライト |
背番号９の小柄なサウスポーです。 ワインドアップで振りかぶり、勢いをつけて腹の辺りまで足を上げ、セカンド方向に蹴るように足を伸ばして、腰を落として、テークバックを大きく、オーバースローから投げ込んでくる。 テークバックが大きく、腕が背中側に入りすぎているものの腕のしなりは中々＾＾ グラブを下から上に使うのも開きが早い原因。 フィニッシュでは首を振って膝が割れているものの、グラブの抱え込みはまずまずかな？ 球種的にはMAX１３０キロ超のストレートと、スライダーのみ？ ストレートは中々キレが感じられます。 コントロールはアバウトで、まだまだバラツキがあります。 ということで小柄なサウスポーですが、ストレートのキレは中々ですし、抑え役なら面白いと思います。 球種がスライダーしか分からなかったので、もっと増やしたいですね。 まだ１年生なのでこれからの進化に期待したい。 （０８年１２月 智辯ファンさん情報） 事前にメールで大した投手では無いと聞いていたのですが、資質的には中々面白いのでは？ 大きく振りかぶって、膝を回しこむように高く内に引き上げて（この際に上体が反っているのは気になる）、溜めて、セカンド方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 捻転差は維持しており、着地も遅らせようとしてきますが、着地は早い。 右腕を下から上に使うタイプも、引き込みはまずまず我慢できているようです。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて、やや顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりとかは無いも、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 けん制も入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３２`を計測したストレートと、かなりの落差のある１００`台のカーブと、１１０`台のスライダーと、１１０`台のスクリューは確認。 ストレートにはキレがあり、変化球も２年生にしてはまずまずと思います。 コントロールも纏めてはきますが、甘いのも散見されました。 余談ですが、打撃センスも高いようです。 と言うことで、少しフォームを矯正して、ストレートを磨いていくと、左腕でもあり今後面白いのでは？ 来年の進化に期待したいものです。 （２００９年９月２０日掲示板にて寸評） 昨年は投手として寸評しましたが、新チームから野手に専念したようです。 打撃は初めて真面目に見てみましたが、感想は以下の通り。 略スクエアに構えて、グリップを顎よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から膝を引き上げて回し込んで踏み込むスタイル。 グリップを上げての内への移動も見られます。 インサイドにはかなり詰まってしまいます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずだと思います。 落ちる系統にも膝を使ってファールでは逃げれるものの、完全にこなせるほどではないようです。 頭の高さもやや変るのは残念。 スイング的には非力ですが、ミート力はまずまず高いと思います。 足も速くて盗塁も狙えます。 守備の動きも中々良く、肩はサンプルが無く不明ですが、元々投手ですしライトを守っているので良いのでは？と想像します。 と言う事で、確かにミート力はあり、足も使えますし、面白いものは持ってはいるのですが、今のままでは大学でも厳しいと思います。 まあ野手転向してから日が浅いので、ノビシロはあるとは思いますが、もし頭打ちなら投手に戻った方が良いと思いますね。 まあ本人次第でしょうが、今後の投打の進化に期待したいものです。 （２０１０年４月１７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 増田 大樹 （三重） 立命館大 |
１７３／７７ 左・左 |
まずプロフを見て驚きましたが、６２キロは間違いだと思われます。 少しコロッとした体格で８０キロくらいありそうですね＾＾ で、投球に関してはワインドアップで振りかぶり、足を回し込むように腹の辺りまで上げ、セカンド方向へ足を伸ばして、上体が一塁側に傾いて、腰を落として、テークバックが大きく、インステップしてスリークォーターから投げ込んでくる。 課題は、テークバックがかなり大きく、腕が背中側に入り、アーム投げのようだが肘はまずまず柔らかく使えている。 またインステップしてくるのでフィニッシュでは膝が割れ気味で、体の開きも早い。 グラブも下から上に使うタイプで、フィニッシュでも抱え込みが甘い。 球種的にはMAX１３５キロ弱のストレートとスライダーとカーブ？ ストレートにあまりノビは感じられない・・・ コントロールはアバウトです。 ということでインステップをやめて、腕の使い方を見直すとボールのノビ・キレも変わってくるのでは？ １年生なので今後の成長に期待したいです。 （０９年１月 智辯ファンさん情報） 体格はごくごく普通の高校生。ランナーなしでもセットからの投球。 直球はたまに「おっ」と思わせ、Max 137 キロ。内外角まんべんなく攻め、四球もさほどありませんでしたが、コントロールは良くも悪くもない程度。（管理人さまは「アバウト」というレベルと推測） 変化球は120キロ台の横滑りベースのスライダー。左打者には有効です。 あと110キロ台の球もありましたが、よくわかりませんでした。 決して中京相手でも見劣りしてなかったので、まずは自信を持って強化してほしいです。 （０９年１０月 なっちゅんさん情報） 昨夏に見た際には寸評対象外でしたが、センバツで見て驚きました＾＾ 振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、インステップして、サイドとスリークウォーターの中間くらいから投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は鋭角には使えますがもう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、インステップによって腰がつまり気味となって、膝を突っ張って、首を振って、グラブの抱え込みは甘い。 この投法ならばグラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３９`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台のスライダーと、１２０`台のスクリューは確認。 ストレートの威力は上がりましたし、変化球の精度も上がったようです＾＾ コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、ちょっと腰周りが太すぎるのと、インステップを辞めて、肘がきちんと前に出るようになると、変則派の速球派ですので大学でも十分活躍できるようになると思いますし、更なる進化があればその上のステージも見えてくるかもしれません。 将来的に期待したい投手でした＾＾ （２０１０年４月１７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 吉田 健志 （海星） 中部大 |
１８１・６８ 左・左 |
181aの長身を折り曲げるようにして投げ込む変則的なフォームで、130`前半と球速はないが、左打者の外角にズバッと決まるストレート、角度良く切れ込んでくる曲がりの大きいスライダーを武器に、今大会で左打者に許したヒットは僅か2本と“左キラー”ぶりを遺憾なく発揮している。しかし四死球の多くを右打者に与えるなど、右打者への攻めを苦手としている。 （０９年７月 三重の野球好きさん情報） 事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、アンダースローのように上体を１塁側に倒して、腰を落として（この際に、両腕を１塁側に目一杯伸ばすのが特徴的）、テイクバック大きく、スリークウォーターよりも少し下くらいから投げ込んでくる、かなり癖の強いフォーム。 右腕の引き込みがやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きく、着地も早く、且つ上体の倒しを戻していくムダもあり、上体が必要以上に遅れて、顎も上がりまくって開いてしまい、腕を引き上げるタイミングも遅すぎて、肘は鋭角には使えますが、肘が前に出る前に投げてしまっては？ フィニッシュでは、膝が割れて、グラブを後ろに引いて、体勢を崩すケースも散見されます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックは出来ないようです。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、落差はあまり無いカーブと、横と落ちながら滑る２種類のスライダーは確認。 コントロールは、上記のフォームなので当然アバウトです。 と言う事で、中々治し難いフォームではありますが、資質は左腕でもあり良いですので、何とかフォーム矯正をして頑張って欲しいものです。 （２００９年１０月１９日掲示板にて寸評） まあ時期は逸してしまいましたが、下級生時代に寸評した投手でしたが、昨年の模様も見れましたので感想を。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、上体もやや捻って、足を一旦下ろして、セカンド方向に向けて、上体をアンダースローのように１塁側に倒して、腰を落として、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる癖のあるフォームです。 右腕の使い方にも癖があり、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がかなり詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れて、３塁側に大きく体勢を崩してしまいます。 首の動きで牽制し、クイックはしようとはしてきますが、腰を落として溜めるので・・・・ 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのストレートと、スライダーと、カーブは確認。 いずれもまずまずの代物でしたが、絶対的なものでは無かったです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、期待した成長曲線には達していなかったのは残念ですが、資質的には見限れないものを持っています。 大学での進化に期待したいものです。 （２０１１年１１月１１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 畠山 高弥 （海星） 愛知学院大 |
１７７・７４ 右・右 |
昨年も少しだけ見て気になっていましたが、資質は面白いと思います。 ランナー無しでもセットから、膝をかなり高く内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、略オーバースローから真っ向投げ込んでくるダイナミックなフォームです。 左腕を下から上に使って引き込みが早い。 捻転差も解けるのが早いので、着地も早くなる。 テイクバックやや大きめで、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて、顎もかなり上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がかなり割れて、大きくお辞儀して、グラブは少し後ろに引いて、体勢を崩すケースも見られました。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３８`のストレートと、緩い縦スラのみ確認。 スライダーに自信があるようですけど、観戦日は精度が低かったですが、殆どストレートで押してきましたが、ストレートは中々の代物でした。 かなり力んで投げてしまうので、ランナーが出るとコントロールが乱れるのは・・・ 余談ですが、打撃センスも高いようです。 と言う事で、欠点も多いものの資質的には中々の投手ですので、冬の間にフォームを矯正して来年進化した姿に出会いたいですね。 （２００９年１０月１８日掲示板にて寸評） まあ時期は逸してしまいましたが、下級生時代に寸評した投手でしたが、昨年の模様も見れましたので感想を。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、略オーバースローから真向投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みはやや早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、やや腰の横回転が強くなって、着地も早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、かなり膝が割れて、お辞儀して、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４５`くらいのストレートと、鋭い大小２種類の縦スラは確認。 ストレートは速くなりましたし、縦スラも中々良かったです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、かなり球自体は進化したと思いますので、大学での更なる進化が非常に楽しみではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１１月１１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 廣田 航平 （近大高専） |
１７１／６７ 右・右 |
サイドに近いスリークォーターから、腕をぶん回してくるタイプの投手。 MAX１３０`を計測したストレートにスライダーが持ち味。 課題はスライダーを含めた変化球の制球力か。 （０９年６月 智辯ファンさん情報） |
★ |
| 藤原 正希 （皇学館） |
？・？ 右・右 |
昨年も少し見たと思いますが、だんだん良くはなってきているようです。 身長は１７５a弱くらいでしょうか？ ノーワインドアップから、膝を腰の高さに内に引き上げて、更に内に入れて行きながら、軸足に絡めて、セカンドベースとショートの中間方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから柔らかく投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差も維持しているものの、着地は早い。 テイクバックやや大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、お辞儀して、グラブは後ろに大きく流れて、体勢も崩しがちになってしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらい（AV１３０`前後）の中々のノビを誇るストレートと、大小の縦スラと、チェンジアップと、フォークは確認。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多い。 と言う事で、今年の夏は先発しても３イニングまでの投球でしたが、冬の間に上記欠点を少しでも矯正して、華奢な体を鍛えると、面白い投手が誕生する予感も？ 来年に期待したい投手です＾＾ （２００９年１０月２２日掲示板にて寸評） |
★ |
| 杉谷 政徳 （松阪） |
？・？ 右・右 |
知らない投手でしたが、まずまず気になりました。 身長は１７５a弱くらいでしょうか？ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、軸足に絡めて、セカンドベース方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる、正直バランス的にはあまり良くないフォームです。 左腕を低い位置で使って、有効活用できずに、引き込みが早い。 捻転差は維持しているものの、着地は早い。 テイクバックは大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角には使えるのですが、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、グラブは遊んで腰の辺りにはある感じで、その後後ろに流れてしまい、上体が１塁側に大きく倒れて、体勢を崩してしまいます。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３４`のストレートと、鋭い縦スラと、カーブと、腕を下げて投げる横スラは確認。 ストレートの威力はまずまずですが、腕を下げなければ投げれない球種は捨てた方が良いと思いますが。 コントロールは甘い。 と言う事で、資質的には面白いので、何とか欠点を矯正できると良いのですが。 冬の間の進化に期待したいものです。 （２００９年１０月２１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 柏木 誠 （四日市中央工） |
？・？ 右・？ |
知らない投手でしたが、ピンチで登板するも、気迫溢れる投球で１点は取られたものの凌ぎきり、その後も粘って試合を作ったピッチングは中々心に残りました。 １７５aくらいのがっしりした体の投手です。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、サイドよりも結構上から力投してきます。 捻転差が解けるタイミングが早く、着地も早くなる。 左腕も低い位置で使って、引き込みが早い。 この投法にしてはテイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、首を振って、軸足を跳ね上げないようにして、グラブはまあまあ抱え込むものの、やや体勢を崩すケースも見られます。 牽制は入れるものの、クイックはしようとしていますが微妙です。 球種的には、MAX１３５`（ＡＶ１３０`くらい）くらいのストレートと、斜めに切れ込むスライダーと、横スラと、ツーシームは確認。 ストレートは何球かに１球くらいの割合で、『おっと』思わせる代物が来ますね＾＾ コントロールは纏めては来るものの、甘いのも多かったです。 と言う事で、資質的にはかなり面白いと思いますので、来年の進化に期待したいものです。 （２００９年１０月２１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 関 啓扶 （菰野） 中日 |
１７７・７９ 右・右 |
雑誌にも名前が出ていますが、確かに資質的には面白いと思います。 振りかぶって、膝を回しこむようにかなり内に引き上げて、セカンドベースとショートの中間方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、テイクバック大きく、スリークウォーターよりもかなり下からインステップ気味に投げ込んでくる。 腕の位置は微妙に一定しないですね（わざとでは無いと思います）。 左腕を縮めてからホーム方向に伸ばすタイプですが、引き込みは早い。 捻転差は維持しているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、グラブは遊びがちに何となく腰の辺りにあって、その後後ろに流れてしまい、やや体勢も崩してしまいます。 この腕の位置であれば、グラブはしっかり抱え込みたい。 クイックはしてきます。 球種的には、１４０`超のストレートと、縦と横のスライダーと、緩いカーブと、ツーシームは確認。 ストレートは、２年生の時点では速くてかなり威力がありますし、スライダーも決まると中々です。 コントロールはアバウトでした。 と言う事で、２年生の好投手が揃っている三重県の中でも、トップランクの資質ですので、何とかフォームを矯正して行けると、来年かなり楽しみでは？ 期待したい投手です。 （２００９年１０月２０日掲示板にて寸評） まあ時期は逸していますけど、昨年のドラフトで中日に指名された投手ですが、下級生時代から見て寸評もしてきましたが昨年の模様も見れましたので遅ればせながら最終寸評を。 振りかぶって、膝を内に高く引き上げて、上体も少し捻るミニトルネードから、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、インステップして、テイクバック大きめにスリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いが引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早い事も相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、グラブは遊びがちに腰の辺りに何となくある感じで、軸足を意識的にあまり跳ね上げないようにしており、体勢を崩すケースも見られました。 クイックはしてくるものの、牽制はしないタイプのようです。 球種的には、MAX１４５`くらい（本来１４８`のようです）のストレートと、２種類（カウントを取るのと、三振を狙うの）の中々の縦スラと、ツーシームと、偶に落差のある緩いカーブは確認。 捕手によると、練習の際に遊びではどんな変化球でも投げれるとの事ですので、器用なタイプなのでしょう。 ストレートには凄味がありましたし、三振を狙う縦スラは中々でしたね＾＾ ツーシームの際には腕の位置がかなり下がるのは？ 後は、左打者のインサイドに縦スラがかなり投げにくそうだったのは？ コントロールは纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 ピンチでも精神的に安定しているのは買いの部分でしょうね。 ★まとめ まあ、資質はかなり高いですし、球自体は伸びたのですが、左打者のインサイドに自慢の縦スラを投げれない部分と、開く部分と、テイクバック大きくインステップする部分は故障に注意が必要ですので、正直即プロは早かったのでは？と思います。 ただ入団したのが投手育成には定評のある中日ですので、何とか育成してくるのだろうとは思います。 まあ下級生時代から何度も見てきた投手ですし、思い入れもありますので、何とかプロの領域で輝いてほしいと願っております。 （２０１１年１１月８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 林 心寛 （菰野） 東海学園大 |
１８１・？ 右・？ |
時期は逸していますが、知らなかった投手ですが、少し見れましたので感想など。 ノーアウト１・２塁の場面での登板だったので、セットしか分からず。 セットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、テイクバック大きく、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとするものの、やや早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ますし、肘から先が立って使えます。 体が柔らかそうで、肩関節の可動域も広そうですが、ケアには十分注意したいですね。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、縦スラと、カーブは確認。 ストレートには中々威力がありましたね＾＾ コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、進路は分かっていませんが、資質的には高いですので、欠点を矯正できればかなり噂になる投手だと思いますので、今後の進化に期待したいものです。 （２０１１年１１月８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 伊藤 優太 （鈴鹿） |
１９２・７６ 右・右 |
時期は逸していますが、小僧に名前が載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、腰の横回転が強く、着地は遅らせようとしてくるものの、やや早い。 テイクバック大きくないものの、腕の使い方にやや癖があり、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は鋭角には使って来ますが、肘から先を立てては使えないようです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、縦スラと、フォークは確認。 いずれもまずまずでしたが、絶対的な代物では無かったですね。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、癖のある投げ方で欠点も多いですけど、資質的には面白いものは持っていましたので、次のステージはどこなのか分かっていませんが、欠点を矯正してストレートを磨ければ化けれるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１１月７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 松原 裕太朗 （久居農林） 甲賀医療専門学校 |
１８４・６６ 左・左 |
まあ時期は逸してしまいましたが、全く知らない投手でしたが、かなり良い投手だと思います。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、オーバースローから投げおろしてくる。 右腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、膝を突っ張って、首を振って、グラブは遊びがちに後ろに流れてしまいます。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、１３５`くらいの角度が中々で威力もあるストレートと、落差のあるカーブは確認（他には変化球は無いような感じがしましたが、是非もう一種類は絶対的な変化球を習得したいですね）。 ストレートは本来１４０`くらい出るような感じでしたが、良い時には良いのですがバラツキは激しかったですね。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、進路は把握していませんが、育成の上手な大学に進学していれば、３年後にかなり騒がれるものを持っています。 期待したい投手でした。 （２０１１年１１月１２日掲示板にて寸評） |
★ |
| 今村 友哉 （神戸） 富山大 |
？・？ 右・右 |
知らない投手でしたが、三重高校に対して果敢に向かっていった投球は中々心に残りました。 身長は１７８a弱くらいでしょうか？ ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、止まり加減に溜めて、左足を伸ばさずに、上体を３塁側に傾けて、腰を大きく落として（セカンドベース方向に重心が掛かりすぎ）、略オーバースローから投げ込んでくる。 左腕を天に突き上げるように使うタイプも、引き込みがやや早い。 捻転差が解けるのが早く、着地も早くなる。 テイクバック大きくないものの、腕を遅らせようと意識しすぎて、腕が遅れすぎて、顎もかなり上がって開いてしまい、肘は鋭角には使えるのですが、肘が上がりきる前に投げてしまうのは・・・ フィニッシュでは、膝が割れて、グラブは少し後ろに流れて、体勢を大きく崩してしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、カーブのような落差のある縦スラと、フォークは確認。 ストレートに威力はあるのですが、手元でのノビには欠けるケースが多いです。 コントロールは纏めては来るものの、基本アバウトです。 と言う事で、素材は良いのに勿体無いフォームだなあ？と言うのが正直な感想です。 冬の間に上記欠点を矯正して進化して欲しいものです。 （２００９年１０月２０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 近藤 佳史 （いなべ総合） 日体大 |
１７８・７６ 右・右 |
中学時代に全国ベスト４まで行った評判の投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を引き上げて内に入れて行きながら溜めて、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる、それ程変な癖の無いオーソドックスな本格派投手。 左腕を下から上に使って、引き込みが早くなる。 捻転差は維持しており、着地も遅らせようとするものの、やや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘もまずまず鋭角に使えて、開く割には球持ちは良いです。 フィニッシュでは、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブは後ろに引いて、やや体勢も崩しがちとなってしまいます。 やや、ステップ幅も狭いかな？と思いますし、下半身がやや硬いかな？ 牽制も入れて、セットの時間も長くして、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３８`のストレートと、大きな落差のあるカーブと、斜めに切れ込むスライダーと、チェンジアップと、ツーシームは確認。 確かにストレートは速いですし、変化球も２年生の段階ではレベルが高いと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 で、一番面白いなあ？と思ったのが、相手を抑えてベンチに引き上げる際に、ラインを跨いだ後、帽子を取ってグラウンドに向かって毎回お辞儀するんですよね。 まあ感謝の気持ちを表しているのでしょうが、やるならマウンドに向かう際にやった方が効果が出るかもしれません＾＾（お辞儀する際には、必ず呼吸を整えますので、投球前にやった方が効果的と思いますが、まあ中学時代の監督の指導なのかもしれませんが、礼儀正しい選手です＾＾） と言う事で、欠点も治せるものばかりですので、後は下半身の柔軟性をつけるトレーニングを積んでいくと、来年東海地区ＮＯ１右腕と呼ばれるのでは？ 期待したい投手です＾＾ （２００９年１０月２４日掲示板にて寸評） 昨年も見て感想を書いた投手ですが、今年も見れましたので感想を。 大きく振りかぶって、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕を天に突き上げるように使うタイプも、使い方はそれ程悪くも無いですが、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、上体も必要以上に反って顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによってやや腰が詰まって、膝が突っ張って、首をかなり振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩すケースも見られました。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３８`を計測したストレートと、１１０`台の縦スラと、１００`台のカーブと、１１０`台のチェンジアップは確認。 いずれもまずまずですが、ストレートがもう少し伸びるかなあ？と思っていましたが、この辺りは不満ですね。 コントロールも纏めては来ますが、突然甘くなったりもしてきます。 と言うことで、期待した成長曲線には達しなかったのは残念ですが、資質的な良さは再確認出来ました。 次のステージでは、欠点を矯正して、是非真のドラフト候補まで上り詰めてほしい投手です＾＾ （２０１０年９月１０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 伊藤 昴太 （桑名） |
？・？ 右・右 |
近大高専を見る為に球場に着いたら、１試合目が延長に突入したばかりで、投げていたのがこの投手。 初めて見た投手ですが、まだまだの投手ではありますが見所はありましたので感想を。 身長は１８０a超はあったと思います。 大きく振りかぶって、膝を内に引き上げて、止まり加減に溜めて、左足を伸ばさずに、腰を落として、スリークウォーターからインステップして投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みが早すぎる。 捻転差は維持しているも、着地が早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、開いてしまい、肘は使えるのですが鋭角には使えない。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、グラブを後ろに引いて、１塁側に大きく体勢を崩してしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、縦スラのみ確認。 ストレートには威力があります。 コントロールはアバウトでした。 と言う事で、肉体的なキャパには恵まれていますので、冬の間にフォームの欠点を矯正できると面白いのでは？ 期待したいものです。 （２００９年１０月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 杉山 元気 （近大高専） |
？・？ 右・左 |
観戦日に先発した知らなかった投手ですが、１７８aくらいのすらっとした投手体型が目を惹きました＾＾ 振りかぶって、膝を内に引き上げて、止まり加減に溜めて、ショート方向に足を軽く伸ばして、軸足のクッションを利用して、略オーバースローから投げ下ろしてくる、美し目のフォームです。 左腕を上から使えるのは好感ですが、引き込みが早いのは残念。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、必要以上に上体も反って顎も上がって開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、グラブを少し後ろに引くタイプです。 下半身がまあ２年生ですので仕方が無いですが、華奢ですし、鍛え方も足りないようです。 牽制も入れて、クイックもしてくるのですが、ランナーが出るとフォームがぎこちなくなるのは、まだまだこれからのお勉強が必要のようです。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、大きな落差のあるカーブと、チェンジアップと、横スラは確認。 変化球も決まるとまずまずの代物ですし、ストレートにはキレがありました＾＾ コントロールも一応纏めて来ますが、突然ストライクが入らなくなったり、甘いもの多いです。 と言う事で、資質的には中々の投手ですので、何とか冬の間に下半身を真面目に鍛えて欠点を矯正できると面白いと思います。 期待したいものです＾＾ （２００９年１０月２６日掲示板にて寸評） |
★ |
滋賀
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 俣野 勇太 （瀬田工） 三菱自動車京都 ダイヤフェニックス |
？・？ 左・？ |
先発した１年生左腕の俣野投手は、９回を一人で投げ抜き、被安打１、奪三振１０ 失点２の投球内容。変な癖の無いオーソドックスなフォームから中々威力のあるストレートを投げ込んでいました。 （２００８年９月 ベースさん情報） |
★ |
| 大沢 信明 （彦根東） 立教大 |
１８３・７８ 左・左 |
事前に気になっていた投手ですが、欠点も多いですけど資質的には高いですね＾＾ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、止まり加減に溜めて、ファースト方向に足を伸ばして、上体が１塁側に傾き、腰を落として、スリークウォーターからややインステップして投げ込んでくる。 右腕を低く使って、引き込みが早くなる。 捻転差が当初から無いので、腰を開いて着地が早くなるも、インステップにて下半身の開きを誤魔化しているようです。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れてから突っ張って、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢も崩してしまいます。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１２８`のストレートと、１１０`台のスライダーと、９０〜１００`台のカーブは確認。 腕の振りが抜群の割にはスピードが出ないですが、スピード以上に球に威力があると思います。 スライダーもまずまずで、カーブは落差もあり決まると中々ですね。 コントロールは甘い。 と言う事で、きちんと捻転差を維持できるようになり、右腕の使い方も改善して、インステップを辞めると、直ぐに１４０`超えを果たすでしょうし、来年の関西を代表する左腕となれる資質だと思います。 期待したいものです＾＾ （２００９年４月１７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 丸山 直輝 （近江） 佛教大 |
右/右 １８１・７５ |
ややなで肩、スラッとした上半身にガッシリした下半身が目を引きます。 ランナーなしでもグラブを顔の前に掲げたセットから、左ひざを内に入れながらベルトより上まで上げて、 顔の前のセット解いてグラブ下げながら軸足折って腰を落とし、 左足を三遊間方向へ伸ばして、テイクバック尻越しにボールが見える程度に右肘を体に沿って伸ばし、 右肘を伸ばしたまま大きく背中の後ろ側へ入り込ませて上げていき、グラブの捕球面が天を向くほど内捻した左肘を三本間ホームよりへ腰の高さで向けながら、右肘が肩の高さまできたところでようやく右肘を畳んでトップを作り、グラブを腰へ引き込みながらステップし、 サイドよりやや上から投げ込みます。 アームではありませんがあまり肘を柔らかく使えるタイプではなく、球離れも早いですね。 イメージとしては上手投げ投手のようなフォームから腕をブーン！と横から振ってくる感じでしょうか。 リリース時はグラブが体から離れて胸の前になんとなくあり、しかもグラブの親指側が体の方へ向けられているなどリード側の腕の使い方に課題があるように見受けられます。 球種はMAX135超ぐらいの威力あるストレート、シュート、球速のある小さく落ちる球(カットボール？)、斜めに曲がり落ちるスライダーにカーブは確認しました。 いずれのボールもなかなかの代物で、細かい制球力はないと思いますが、四球で崩れたりするような投手ではなさそうですし、安定感を感じます。 今後の成長にも期待したいと思います。 （１０年１月 わかわしさん情報） 事前に名前は聞いていましたし、雑誌にも名前が載っている投手ですが、昨年はじめて見た感想は以下の通り。 ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて、セカンドベースとショートの中間方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きく、インステップ気味にサイドから投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、グラブは後ろに大きく流れてしまって、体勢を崩してしまいます。 この投法ではグラブの抱え込みは必須です。 １イニングしか見れなかったのですが、ランナーを出さなかったのでクイックは不明です。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、スライダーのみ確認。 確かにストレートのノビと球威は中々のものがありましたが、シュート回転してしまいますが、右打者のインサイドに決まると高校生ではお手上げでしょうね＾＾ コントロールも纏めては来ましたが、現状球威でねじ伏せるタイプです。 と言うことで、確かに噂通りの面白い投手でしたので、夏までの更なる進化に期待したいものです。 （２０１０年６月２６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 押谷 諒 （近江） 成美大 |
？・？ 右・？ |
知らない１８０aくらいの投手でしたが、中々面白いものを持っていると思います。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、止まり加減に溜めて、ショート方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、ややインステップ気味に、略オーバースローから真っ向投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘はかなり鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによってやや腰が詰まり気味となるも、膝が割れたりは無く、グラブを少し後ろに引くタイプです。 ランナーを出さなかったので、クイックは分からず。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのかなり威力のあるストレートと、縦スラのみ確認。 ２年生にしてはストレートはかなりの代物でした＾＾ 観戦日はコントロールも纏めてきてましたね。 と言うことで、現状名前を聞かないのでどうなのかな？と思いますが、資質的には２０１０年度の滋賀を代表する投手になれるものを持っています。 夏に進化した姿に出会いたいものです。 （２０１０年６月２６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 宮城 慎之介 （滋賀学園） 拓殖大 |
１７８・６８ 右・右 |
甲子園では投げなかったですが、予選で少し見れましたので感想を。 プロフ以上に華奢な投手です。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、左足を伸ばさずに腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕を直ぐにホーム方向に向けて、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘はかなり鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブを少し後ろに引いて、体勢を崩すケースも見られました。 セットの時間を長くして、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、縦スラのみ確認。 ストレートのキレは中々でしたね＾＾ コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、確かに資質的には面白いものを持っていますので、体作りを真面目に行って、欠点を少しずつ矯正できていると面白いと思います。 夏に更に進化した姿に出会いたいものです。 （２０１０年６月２６日掲示板にて寸評） 下級生時代にも感想を書きましたが、時期は逸してしまいましたが感想など。 大きく振りかぶって、膝を内に引き上げて溜めて、左足を伸ばさずに、軸足のクッションを利用して、インステップして、テイクバック大きめに、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を縮めてから直ぐにホーム方向に伸ばして、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ますし、肘から先を立てて使えるタイプです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝がかなり割れて、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩すケースも散見されました。 セットの時間を長くして、牽制を入れて、クイックもしてきます。 フィールディングの動きも良かったです。 球種的にはMAX１３５`ちょっとくらいのキレのあるストレートと、縦スラと、ツーシームは確認。 いずれもまずまずの代物だったと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、資質の高さは再確認しましたので、大学で欠点を矯正して、体つくりも真面目に行っていければ、楽しみな投手だと思います。 ３年後の進化に期待したいものです。 （２０１２年２月２１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 今江 将央 （守山北） 愛知学院大 |
？・？ 右・右 |
この選手は昨年の春季大会でも見たはずですが、その際はあまり良くなく印象に薄いのですが、昨夏の模様を見ましたけど、５回１１奪三振の試合は凄みがありましたね＾＾ 身長は１７０aちょっとくらいでしょうか？ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、上体も捻るミニトルネードから、溜めて、セカンドベースとショートの中間方向に小さく足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がやや割れ気味に、グラブは少し後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのストレートと、縦スラと、フォークは確認。 ストレートのノビは光りますし、空振りを奪える球質ですが、縦スラの際にやや腕の振りが変わるのは如何なものか？ コントロールは纏めて来ますが、甘いのも多かったです。 ということで、雑誌にも名前が出ていませんので、現状はどうなのか分からないですが、資質的には面白かったです。 夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年６月２６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 横江 巧真 （北大津） 関西国際大 |
１８１・８４ 右・右 |
雑誌の甲子園に１４０`超と書かれていたので気になっていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、やや担ぎ気味にスリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４４`を計測したストレートと、縦スラのみ確認。 ストレートは高めで空振りは取れるものの、上ずってしまいますし、縦スラの精度はまだまだ低いですね。 コントロールはアバウトです。 と言う事で、この投手がもう少し投げれたなら、もっと上の成績も望めたでしょうが、コントロールの不安から信用されていませんでしたので・・・ 資質的にはかなり高いですので、次のステージは育成の上手な大学に進学して、欠点を矯正していけると、４年後非常に面白いのではないでしょうか？ 期待したいものです。 （２０１０年１０月２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 久保出 明裕 （比叡山） 甲賀医療専門学校 |
１７９・７０ 左・左 |
知らない投手でしたが、時期は逸してしまいましたが面白いものを持っていますので感想など。 ＴＶ中継の画面の切り替えのタイミングから、振りかぶっているのかどうか不明なので、ランナーがいる際のセットの模様から。 セットから、膝を素早く内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、スリークウォーターよりも結構下から力投してきます。 右腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って、肘から先をまあまあ立てて使えるタイプです。 フィニッシュでは、膝が割れて、首をかなり振って、グラブは大きく後ろに流れて、大きく体勢を崩してしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１４０`弱くらいのかなり球威のあるストレートと、スライダーのみ確認。 ストレートは中々の代物でしたね＾＾ コントロールは結構アバウトでした。 と言う事で、左腕のかなり資質の高い投手ですので、大学で欠点を矯正して行ければ騒がれると思います。 ３年後に期待したいものです＾＾ （２０１２年２月２２日掲示板にて寸評） |
★ |
| 田中 良輔 （大津商） 花園大 |
？・？ 右・右 |
知らない投手でしたが、中々面白いものを持っていましたので、時期は逸してしまいましたが感想を。 身長は１８０a超のすらっとした投手体型が光ります。 振りかぶって、膝を内に引き上げて溜めて、セカンドベースとショートの中間方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、インステップして、テイクバック大きく、スリークウォーターからダイナミックに投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、首を振って、お辞儀して、グラブは後ろに流れてしまいます。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、大小２種類の縦スラは確認。 ストレートには中々威力がありましたし、縦スラも中々の代物でしたが、他の変化球がないようなのは？ コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、資質的にはかなり高い投手ですので、大学で欠点を矯正して行ければ非常に面白いと思います。 ４年後の進化にかなり期待したい投手です。 （２０１２年２月２４日掲示板にて寸評） |
★ |
京都
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 中村 充 (京都外大西） 龍谷大 |
左/左 １７２・６３ |
肩幅があって上半身はがっしりして見えますが、ちょっと下半身が華奢な感じもします。 振りかぶって体を３塁側へ反らせながら、右膝を胸の下部辺りまで高めに内に入れつつ上げ、軸足を折って腰を落としながら、右足をファーストとセカンドの中間方向に伸ばし(この時両腕を右足と同じ方向へ伸ばす)て上体１塁側に折った深いくの字形の体勢となり、グラブをファーストとホームの中間方向、腰の高さに手の甲が下になるように捻って向けて、テイクバック尻越しにボールを持った手首が見える程度に真っすぐ下ろして取り、肘から引き上げて、腰の開きを我慢出来ずにステップして、ステップ後伸びきった右膝をつんのめらせながら、スリークォーターよりやや下から投げ込むフォームで、リリース時にグラブ胸に添えるも浮いた状態で、フィニッシュでは大きく脇を空けて離れます。 大きく腰を落とした低い体勢から、ステップ後突っ立ってリリースするという非常にバランスの悪い変則フォームながら、MAX130弱ほどのストレート、スライダーのような変化をするカーブはキレがあり、１年生としてはかなりのものだと思います。 しかし制球はアバウトで荒れ気味、開くのでリリースが見やすく、良いコースに良い球を投げても簡単にカットで逃げられるシーンも散見されました。 現状のフォームでは目先を変える役割が関の山だと思いますし、将来先発完投出来るような投手を目指すのなら、本格的にフォーム改造したほうが良さそうですが…。 打撃も走り打ちではありますが、ミートセンスなど高く、良いものを持った選手ですので、期待したいですね。 （０８年８月 わかわしさん情報） 事前に噂は聞いていましたが、中々面白いと思います。 振りかぶって、膝を高く内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として（この際にかなり両肩に力みが見られる）、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 右腕を低く使うのは疑問も、右肩には意識はありますね。 捻転差も維持しようとして、着地も遅らせようとしてくるものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまい、肘も鋭角には使えるのですが、前にきちんと出る前に投げてしまいます・・・・・ フィニッシュでは、膝も突っ張り気味となって、首も振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのなら、グラブの抱え込みは必須です。 球種的には、MAX１３５`弱くらいの中々威力のあるストレートと、スライダーと、落差の無いカーブは確認。 コントロールはアバウトでした。 まあ肉体的なキャパには恵まれてはいませんが、資質のまずまず高い左腕ですので、今後の進化を見守りたいものです。 （２００９年５月１４日掲示板にて寸評） １年生の際にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、上体を１塁側に大きく倒して、腰を落として、インステップして、サイドスローとスリークウォーターの中間くらいから投げ込んでくる。 右腕を低い位置で使って引き込みが早くなる。 捻転差は維持しようとしているものの、着地も遅らせようとするものの早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘も鋭角には使えない。 肘の使い方は少し良くなったようにも思いますが、まだまだです。 フィニッシュでは、インステップによって、腰がやや詰まり気味となり、首を振って、グラブの抱え込みは甘い。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、スライダーと、腕の位置を上げて投げる落差はあまりないカーブと、偶にツーシームは確認。 腕の位置を変えなければ投げられない変化球は捨てた方が良いと思います。 頭の位置があちこち動くので、コントロールは良くないです。 と言うことで、欠点はあまり矯正していないのが残念ですね。 まあ高校時代にはフォームは変えないように思いますので、大学以降に壁に当たって自分自身で気付いて欠点と正面から向き合って矯正する事を期待したいものです。 （２０１０年３月２３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 森脇 亮介 (塔南） 日大 |
右/右 １７５・７０ |
プロフよりも華奢に見え、まだ体が出来ていない感じも受けます。 ノーワインドアップからグラブ胸の前に、左ひざをベルトやや上まで上げて、軸足折りながら上げた左足を軸足に近づけてショート方向に蹴るように伸ばして、 グラブ肩の高さでサードとホームの中間方向へ向けて、真っ直ぐ下ろしたテイクバック背中側に入り込みながら肘から引き上げて、 重心を保ちつつ前方へ推進しながらインステップ、オーバーとスリークォーターの中間からしなやかに投げ込みます。 朝日新聞によると、ストレートのMAXは140キロに達しているとのことですが、スーッと伸びてくる球筋で、いい球投げるな〜、とは思いますが、凄味は感じない球ですね。 (森脇がそんなに出ているのであれば、先日紹介した京都成章の左腕・宮本は最速135以上出ているかも)変化球は緩急をつけるスローカーブに、まずまずキレのあるスライダーも武器ですが、本格派というよりはこれらの球を巧みに出し入れして打ち取るクレバーな 投球が光り、頭の良さそうな投手、という印象があります。 まだ1年ですし、どこまで成長するか楽しみな投手です。 （０８年１０月 わかわしさん情報） 事前に名前は聞いていましたが、昨年見た近畿の投手の中では一番球が速かったです＾＾ まずは、華奢ですねえ・・・・ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、軸足に少し絡めるようにして、セカンドベースとショートの中間方向に軽く足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 立ち上がりは肘が下がっていましたが、中盤から見事に引きあがってきたのですが、是だと立ち上がりの不安が付きまとうのでは？ 左腕を低い位置で使って、引き込みが早くなる。 捻転差は維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘はかなり鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、お辞儀して、グラブの抱え込みは甘く、やや体勢を崩してしまいます。 背筋が強そうで、下半身は華奢ですが、強いし、バネがありますね＾＾ セットの時間を長くして、牽制を入れて、クイックもまあまあしてきます。 球種的には、MAX１４０`のかなりのキレ・ノビを誇るストレートと、中々の縦スラと、カットボール気味の横のスライダーと、ツーシームと、小さめの速いカーブは確認。 ８回に捕まってしまいましたが、ストレートに強い平安打線を７回まで力でねじ伏せたストレートは凄かったですし、スライダー系も良いと思いますが、カーブがもっと抜けて緩急を使えるようになるともっと良くなると思います。 と言うことで、小気味の良いピッチングは見ていて気持ちが良かったですし、肉体的なキャパにはあまり恵まれていないので即プロは無いように思いますが、将来的には非常に楽しみな投手だと思います＾＾ とりあえず夏までの更なる進化に期待したいものです＾＾ （２０１０年３月２５日掲示板にて寸評） 一昨年寸評もしましたが、時期は逸していますが、昨年見ていましたので感想を。 ノーワインドアップから、膝を回し込むように内に引き上げて、軸足に軽く絡めてからショート方向に軽く足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、テイクバック大きめにスリークウォーターから投げ込んでくる。 ２年生の時よりも、フォームが柔らかくなったように思いますが、ピンチの際にはサイドスローから投げたりもしていましたが、これは辞めたいものです。 左腕の使い方は悪くは無いものの、途中から遊びがちに後ろに流れてしまいます。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 牽制を入れて、クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらい（本来１４５`まで伸びたようです）の威力のあるストレートと、縦スラと、チェンジアップと、カーブは確認。 いずれもまずまずの代物だったと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 打撃センスも高いのは、初めて分かりましたね＾＾ と言うことで、大学では既に投げているのかどうかは分かりませんが、資質的には面白いですので、何とか欠点を矯正して進化できれば活躍できると思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１０月２５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 中野 翔悟 （立命館宇治） 立命館大 |
右/右 １７２・６３ |
数字の通り細身ですが、身長の割に手足が長くて肩幅も意外とあり、マウンドに立つとそれほど小柄には感じません。 ランナーなしでもグラブをベルトの前に置いたオーソドックスなセットから、真っ直ぐ立った姿勢でグラブを胸の前に上げながら左膝をベルトより上まで上げて、気持ちタメを作ってから左足を三遊間方向へ伸ばしながら軸足折って腰を落とし(このとき真っ直ぐ立った姿勢からくの字型の姿勢になる）、 グラブを肩の高さで三本間へ向け、あらかじめ右肘を畳みながら取ったテイクバック背中の後ろへ入り込ませながら肘から引き上げて、 グラブを脇へ抱えながら真っ直ぐステップ、右肘を超鋭角に使ってグラブもしっかり胸に抱えて、スリークォーターとオーバーの間ぐらいから投げ込みます。 投球時に膝が割れることもなく、全体に変な癖のないフォームです。 球種はMAX133ぐらいのキレのあるストレート、縦に落ちたり斜めに切れこんだりするスライダー、抜き球のカーブを確認しましたが、好調時のスライダーの切れは素晴らしいものがあります。 また落ち着いたマウンド捌きで安定感を感じますし、ボールの出し入れも使える方だと思います。 それからこの選手は俊足で打撃センスも高く、野手としての可能性も持っていると思います。 打撃は膝を適度に折って背筋を伸ばし、グリップをヘルメットの高さに、ヘッドを揺らいで構えます。 相手投手が腰を落としたところで左足をつま先摺りながら軸足へ引き寄せてタイミングを取り、耳の後ろでトップを形成してスイングします。 長打力には欠けると思いますが、観るたびに右に左にヒットを打っている印象があり、チャンスにも強いですね。 しかし投手としてさらに成長することを期待したいですし、センバツでの活躍にも期待したいと思います。 （１０年２月 わかわしさん情報） 身長は、プロフよりも大きく（１７５〜７くらい）見えましたね。 センバツでは投げなかったですが、昨夏にはエースの働きをした投手です。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、止まり加減に溜めて、上体が３塁側に傾いて、サード方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも少し上から投げ込んでくる。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 左腕は上から大きく使えるものの、引き込みが早いのが残念。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は使えるものの鋭角には使えなかったです。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無かったですが、グラブが後ろに流れて、１塁側に大きく上体を倒すケースも見られ、軸足を意識的に跳ね上げないようにしていました。 しつこく牽制を入れるものの、クイックは微妙なレベルでした。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、落差のあるカーブと、縦と横のスライダーは確認。 ストレートにはまずまず威力がありましたね。 コントロールは纏めて来ますが、甘いのも散見されました。 観戦日は２回までいつ崩れてもおかしくない状態だったのですが、３回くらいから立ち直り終盤まで試合を作ってくる精神面には見所がありました。 と言うことで、センバツでは登板しなかったですが、伸びていなかったのかな？ 資質的には面白いものを持っていますので、今後の進化に期待したいものです。 （２０１０年４月３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 堺 浩貴 （立命館宇治） 立命館大準硬式 |
左/左 １７７・６２ |
プロフの通り細身の左腕。 ランナーなしでも顔の前のセットから、右膝を胸文字の前まで高く上げて、やや上体を一塁側へ傾けて軸足折って腰を落としながら、右足をファースト方向へ伸ばしきらずに下ろし、グラブを捕球面が上を向くほど右腕を内捻しながら肩よりやや下の高さで一本間へ向けて、あらかじめ左肘を畳んで取ったテイクバック肘から引き上げて、脇腹へグラブを抱えながらややインステップし、鋭角に肘を使ってスリークォーターからしなやかに投げ込みます。 ステップ幅は狭めで投球時に膝が割れることはないですね。 球種はMAXでも120中盤〜後半ほどながら手元で伸びるストレート、カーブ、スライダーに、スクリューにもチェンジアップにも見える球を確認しました。 制球も安定していて登板機会が少ない割にはハートが強そうに見え、飄々と投げる姿は強打線相手にもハマれば面白いのでは？と思わせます。 伸びシロもあると思いますし今後の成長に期待したいですし、センバツでの活躍も期待したいと思います。 （１０年２月 わかわしさん情報） |
★ |
| 岩見 晋悟 （立命館宇治） 立命館大 |
右/右 １７５・７３ |
数字の通り中々ガッチリしています。 ランナーなしでもベルト前のセットから(走者出ると胸前)、グラブを顔の前まであげながら左膝をベルトの高さまで上げて、左足をサード方向へ伸ばしきらずに下ろしながら、軸足折って腰を落とし、グラブを顔〜肩の高さで三本間へ向けながら、あらかじめ右肘を畳んで取ったテイクバック背中の後ろへ突き出して肘から引き上げて、グラブを抱え込まずに腹のあたりに置いた状態でステップし、オーバースローから投げ込みます。 リリース時もグラブを抱え込もうとはするものの、腹の前にあります。 投球時の右肘は一応そこそこ鋭角ではあるのですが、柔らかく使えず前に出ませんので球離れが早く、極端な言い方をすれば砲丸投げのような腕の振りですね。 ステップ幅は狭く、投球時に膝は割れません。 球種は常時130前半〜中盤は出るスピードあるストレート、タテスラ、カーブ、シュートに、フォークを確認しました。 いずれの球種もなかなかですが、出所が見やすいので制球が甘くなると怖い面もあります。 夏までは結構好不調の波が激しい印象がありましたが、秋に観た感じでは安定していました。 今後の成長に期待したいですし、センバツでの活躍にも期待したいと思います。 （１０年２月 わかわしさん情報） |
★ |
| 島本 浩也 （福知山成美） 阪神育成枠 |
左/左 １７４・５７ |
数字の通り非常に華奢な体型で、ややなで肩。 ノーワインドアップから半身になってグラブ胸の前に、右足を両腕で抱え込むように胸の高さまで内に入れて高く上げて、軸足折って腰を落としながらセカンド方向を蹴るようにして右足を下ろし、グラブを肩より上の高さで一本間へ向けながらテイクバック大きく背中の後ろで肘から引き上げて、グラブを胸に引き込みながらステップ、鋭角に肘を使ってスリークォーターから投げ込み、フィニッシュで軸足を跳ね上げて腕を振り切ったあと反動をつけて、腕と上体を跳ね返るような動作が印象的で、小気味よく躍動感あるフォーム。 球種はMAXでも130前半ほどのストレート、スライダー、シュート、チェンジアップ系の球がありますが、いずれもキレがあり、何より勝負どころで厳しく内を突ける制球力と度胸が素晴らしく、欲しいところで三振を狙って取れます。 もう高校では投げている姿を観られないのは非常に残念ですが、大学などで体を作れば球速は増すでしょうから今後の伸びもかなり期待出来ますし、絶対にこのまま埋もれてはいけない素材だと思いますので、腐らずに将来のために頑張ってもらいたいと思います。 （１０年３月 わかわしさん情報） 名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向を蹴るようにして、腰を落として、ややインステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、やや引き込みが早い。 捻転差は維持しようとして、着地も遅らせようとするものの、着地はやや早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 ただ、腕の軌道が必要以上に体から遠ざかるのは気になります。 フィニッシュでは、首を振って、グラブはまずまず抱え込むタイプです。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、２種類のスライダーと、偶にスクリューは確認。 ストレートのキレは中々で、クロスファイヤーは決まると高校生では手が出ない代物です＾＾ コントロールもまずまず纏めてきます。 と言うことで、華奢な体ですのできちんと体を作って、欠点も少しずつ矯正していけると面白いのではないでしょうか？ 左腕でもあり、夏の進化に期待したかったですが、夏の道は閉ざされてしまいましたので、まあ何とか前向きにトレーニングをして大学へ向けて頑張ってほしいと願っております。 （２０１０年３月２１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 太田 渉 （立命館） |
１７５・５７ 右・左 |
春季大会の観戦日に先発したのですが、その際はどうしようか迷いましたが、夏のパンフで２年生と言う事が判明しましたが、それであれば面白いのではないでしょうか？ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、溜めて、サード方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕の使い方が硬く、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、結果として開いてしまい、肘は使えますが鋭角には使えないようです。 フィニッシュでは、膝が割れがちで、グラブを少し後ろに引くタイプです。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしようとしてくるものの、微妙なレベルです。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、縦と横のスライダーと、カーブは確認。 いずれもまずまずですけど、絶対的なものでは無かったですね。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、肉体的なキャパにはそれ程恵まれていないようですが、まずまず面白いものは持っていますので、夏までに欠点を矯正して行けると一変するのでは？ 頑張って欲しいものです。 （２０１０年３月１７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 酒居 知史 （龍谷大平安） 大体大 |
１７５・７０ 右・右 |
甲子園では投げなかったですけど、中々面白いと思いますし、ここ何年間の平安の投手の中では１番の資質では？ ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、略オーバースローから真っ向投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘はかなり鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに少し引いて、やや体勢を崩すケースも散見されます。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのストレートと、縦スラと、カットボールと、カーブは確認。 ストレートの威力もありますが、カーブの精度が低いのは残念です。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、上記欠点を徐々に矯正していけると、肉体的なキャパにはそれ程恵まれては居ないものの、面白い投手が誕生するのではないでしょうか？ 夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年３月２１日掲示板にて寸評） |
★ |
大阪
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 坂本 創太 （関西創価） 創価大 |
１７９・６８ 左・左 |
多彩な変化球と制球力と生かして１年秋からエースナンバーを背負う実戦派左腕です。球速はそれほどありませんが、絶妙な投球術を武器に打者を打ち取っていきます。 常時セットポジションから、右足を大きく引き上げ、その足をゆっくりと下ろしつつ体を大きく後方へと捻っていきます。ゆっくりとタメを作った後、ほどよくステップしながらスリークオーターからボールを投げ込むという独特のフォーム。サウスポーでややトルネード気味のフォームは珍しいですね。 直球はおそらく１３０`未満だと思いますが、スライダー、カーブ、そして右打者の外へ逃げていくスクリューを自在に駆使して打者を翻弄する投球が持ち味です。 制球力もあり、打者のヒザ元に直球と変化球を丁寧に投げ分けていました。この辺りはさすが１年時からエースナンバーを勝ち取っただけのものがあります。 現時点で投球術は高いものを持っていますので、体が大きくなって球速が上がってくれば大阪に楽しみな投手が誕生すると思います。 （０８年１０月 えびのポッケさん情報） 雑誌にも名前が載っており、興味がありましたが、春季大会で初めて見た投手ですが、感想は以下の通り。 観戦日は、小雨の降りしきる中、途中から急遽登板したので、本調子ではなかったようです。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、上体も捻るミニトルネードを採用し、セカンドベースとセカンドの中間方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターから投げ込んでくる。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 右腕は小さく使って、引き込みが早い。 テイクバックやや大きく、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘も鋭角には使えないようです。 フィニッシュでは、膝が割れたりはなかったものの、大きくお辞儀して、グラブは抱え込むタイプです。 球種的には、MAX１３５`前後のストレートと、カーブと、スライダーは確認。 ストレートにはまずまず威力はあるものの（ミニトルネードの割には遅い）、ノビ・キレは不十分のようでした。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったですね。 と言うことで、左腕ですし資質的にはまずまず面白いものはありますが、フォームには欠点も多いです。 まずは肘をもっと鋭角に使えるように冬の間に矯正し、開かないようになれば一変すると思います。 来年の進化に期待してみたい。 （２００９年１１月１５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 赤瀬 勇斗 （関西創価） 大分大 |
？・？ 右・右 |
春季大会で先発した投手ですが、どうしようか迷ったのですが、見所はありますので初めて見た感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、上体も捻るミニトルネードを採用し、左足を軸足に絡めるようにした後、左足は伸ばさずに、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターから投げ込んでくる。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 左腕は大きくは使ってきますが、引き込みが早い。 テイクバック大きめで、且つ着地も早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘も使えるものの鋭角には使えないようです。 フィニッシュでは、膝が割れたりとかも無く、グラブも一応抱え込むタイプです。 クイックはしてくるものの、微妙なレベルです。 球種的には、MAX１３５`弱位の重そうなストレートと、カーブと、縦と横のスライダーは確認。 いずれもまあまあですが、飛びぬけてはいないですね。 コントロールは観戦日は甘かったです。 と言うことで、２年生の春の時点ではまずまず面白い投手ではありましたので、来年の進化に期待してみたい。 （２００９年１１月１３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 田中 孝也 （交野） 天理大 |
１７３・６８ 左・左 |
雑誌にも既に名前が出ている投手ですが、春季大会で見ましたが噂通り中々の好投手でした＾＾ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ミニトルネードまでは行かないですが上体も少し捻って、止まり加減に溜めて、セカンド方向を蹴るようにして軽く足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、オーバースローより少し下から投げ込んでくる。 バランスの中々良いフォームだと思います＾＾ 捻転差は維持しようとしているものの、着地はやや早い。 右腕をやや低い位置で使って、引き込みも早い。 テイクバックは小さいものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使えるようです。 フィニッシュでは、膝が割れたりとかも無く、グラブを後ろに引くタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのキレのあるストレートと、スライダーと、大きな緩いカーブと、スクリューは確認。 いずれもこの時期にしてはまずまずの代物でした。 コントロールも纏まっていましたが、甘くなるケースも散見されました。 余談ですが、打撃センスもあると思います。 と言うことで、フォーム的にも治せる欠点ですので、冬の間に上手く矯正して、球の出所をもっと見づらくして、ストレートを更に磨くと、来年手の付けられない左腕が誕生すると思います。 是非期待したい投手です＾＾ （２００９年１１月１３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 福本 翼 (大阪桐蔭） 青学大 |
左/左 １８４・６２ |
数字の通りかなりの細身、猫背で内股でもあり、長身ですが一見頼りなげに見える体格。 振りかぶってグラブを体に近く首の高さに抱えて、右膝を内に入れつつベルトより上まで上げて、上体やや一塁側へ傾いて軸足軽く折りながら、右足を1.2塁間の方向へ蹴るように伸ばして、グラブを肩の高さにファーストとホームの間のかなりホームよりへ腕を縮こめながら向けて、コンパクトに畳んだテイクバック体に隠しながら肘から引き上げて、インステップ後突っ立った体勢で、スリークォーターからコンパクトな腕の振りで投げ込むフォームで、リリース以後グラブは抱え込めずに腰に添えます。 せっかくの長身を持て余し気味のフォームに思えますが、投球センスはなかなか高く、テンポ良く投げ込んで試合を作ります。 MAXでも127、8ぐらいのストレートに特筆すべきものは感じませんが、多彩な変化球を持っているようで、右打者のアウトコース一辺倒で攻めるケースなど観ても、内へ切れ込むスライダーが来るかと思えば外へ逃げながら落ちたり、手元で伸びる真っ直ぐだったりと、このあたりの球の軌道が途中までほとんど変わらずに見えるので、制球が安定しだすとこのような球の出し入れを用いた老獪な投球が可能な投手です。 桜宮戦では立ち上がりの制球に苦しんでいましたが、試合の中で修正してきました。 しかし将来を考えればもっと長身を生かした角度のあるフォームで投げて欲しいと思いますし、腕が振りきれていない感じを受けますので、体に巻きつくようなフォロースルーを身につけて欲しいですね。 今後の成長に期待したいと思います。 （０８年１１月 わかわしさん情報） どうしようか正直迷ったのですが、将来的には伸びるかもしれませんので感想など。 小さく振りかぶって、膝を途中までゆったり引き上げて行き、急に勢い良く高く内に引き上げて、上体がかなり１塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕を縮めてから、直ぐにホーム方向に向けて、引き込みが早くなる。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック小さいものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、グラブは遊びがちに後ろに流れて、体重が前に乗り切らないのは？？ この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１２９`（確か１３０`台は無かったと思います）を計測したストレートと、９０〜１００`台の落差はそれほどでもないカーブと、１００〜１１０`台のスライダーと、１２０`台のスクリューは確認。 ストレートは球速表示以上には見えるのですが、威力には欠けます。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 で、３回まで上手く立ち上がれないのが課題とかのようですが、まずはストレートをもっと磨いて、ストレートのコントロールも磨くべきでしょうね。 そうしないと中途半端な投手として終わってしまうと思います。 長身の左腕でもあり、少し矯正すれば別人のごとき化けれると思いますので、まあ将来的に期待したいものです。 （２０１０年４月１８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 山中 響佑 （大阪桐蔭） |
１７３・７４ 右・右 |
確か中学時代に評判だった投手のように思いますが、初めて見た感想は以下の通り。 まずは、最近の大阪桐蔭の右投手は皆型に嵌めているのか、２年前の優勝投手の福島などに似ていますね。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、上体を３塁側に倒して、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、直ぐにホーム方向に向けて、引き込みが早くなる。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、グラブは後ろに大きく流れて、軸足を意識的にあまり跳ね上げないようにしています。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３４`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１１０`台のフォークは確認。 いずれもまずまずですが絶対的なボールではないです。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言う事で、ちょっと特徴に欠けるのが残念ですが、資質的にはまずまず面白いものは持っていますので将来的に期待したいものです。 （２０１０年４月１８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 難波 清秀 （ＰＬ学園） 上武大 |
１７５・７３ 右・右 |
大会中に読者の方に名前を教えていただいた投手ですが、今回初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、左足を伸ばさずに、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも下から担ぎ気味に投げ込んでくる、何かこじんまりしたフォームです。 左腕を縮めてから、天に突き上げるようにホーム方向に伸ばすタイプですが、引き込みは早いです。 捻転差は維持しようとしているものの、着地はやや早い。 テイクバックは大きくないも、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘はまあまあ鋭角には使えるようです。 フィニッシュでは、膝が割れてからお辞儀して、グラブは腰の辺りには何となくある感じです。 クイックは出来ないのでしょうか？ 球種的には、MAX１３８`を計測したストレートと、１１０`台の縦スラと、１２０`台のツーシームは確認。 変化球もまずまずですが、やや腕の振りが変わるのが？ 気迫は伝わってきました＾＾ コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多いです。 と言うことで、もう少しフォームを大きくして、欠点も矯正して、ストレートを磨いていくと面白いかも？ 頑張って欲しいものです。 （２００９年９月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 多司 将仁 （ＰＬ学園） 住友金属鹿島 |
１８１・７２ 右・右 |
中学時代から有名な投手でしたが、今回初めて見た感想は以下の通り。 ピンチの場面で登板してきましたが、全く動じずに１４５`以上を連発して力でねじ伏せたピッチングは圧巻でしたね＾＾ ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きく、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 左腕を縮めてから天に突き上げるように伸ばすタイプですが、引き込みがやや早い。 捻転差は維持しようとしていますが、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうも、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、かなりお辞儀して、グラブを後ろに引くタイプです。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 けん制も入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４８`を計測したストレートと、１００`台のカーブと、１１０`台の縦スラのみ確認。 ストレートは快速球タイプで、どんどん自慢のストレートで押してくるピッチングは小気味良いですし、本当に速いと思います＾＾ コントロールも纏めてはきますが、基本アバウト（特に変化球）です。 と言うことで、素材としては確かに一級品ですが、即プロを狙うのでしたら、もう少しフォーム的欠点を矯正してコントロールを磨かないと厳しいと思います。 冬の間の進化に期待したいものです。 （２００９年９月２４日掲示板にて寸評） |
★ |
| 畑瀬 聡史 （関大北陽） 関西大 |
？・？ 右・左 |
生観戦でも投げましたし（この時はあまり良くなかった）、決勝でも投げたのですが、まずまず気になりました。 身長は１７５aくらいでしょうか？ 大きく振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きくスリークウォーターより投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、且つ着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりとかは無く、首を振って、グラブは後ろに大きく流れてしまいます。 牽制を入れて、クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`を計測したストレートと、１００〜１１０`台の小さなカーブと、１１０`台の縦スラと、１１０`台のツーシームは確認。 ストレートのノビはまずまずですが、変化球は絶対的なものではないですね。 コントロールは纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 バッティングセンスもまずまず高いと思います。 と言うことで、スケール感には欠けますが、欠点を矯正して、ストレートを磨いて、変化球もどれか絶対的なものに進化させると将来的に面白いかもしれません。 頑張って欲しいものです。 （２００９年１１月９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 田村 丈 （北陽） 関西学院大 |
１８５・８２ 右・右 |
２年生の秋から雑誌に名前が出ていましたし、読者の方にも聞いており、かなり興味があった投手でしたが、春季大会では観戦縁が無かったのですが、夏にリベンジに行った際に見れましたので感想など。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向に足を伸ばして、上体がやや３塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターから投げ込んでくる、変な癖の少ないフォームです。 右腕は大きく使えるものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がやや割れて、グラブは何と無く腰の辺りにある感じとなって、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 牽制を入れて、セットの時間を長くして、クイックもまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのストレートと、カーブと、縦スラは確認。 いずれもまずまずの代物ではありますが、カーブの際に腕の振りが緩むのは気になりましたし、全てのボールは絶対的なものでは無かったです。 観戦日は、殆どストレートで押してきたのですが、３回１／３でノックアウトされてしまいましたが、開くので球が見やすいのと、コントロールの甘さが要因でした。 と言う事で、正直旬の時期では無かったですので、プロ志望届けも出さなかったのは正解と思いますが、確かに資質的には面白いと言う事は理解しました。 次のステージでは、開きを抑えて、ストレートを磨いて、変化球とストレートの腕の振りが変らないようになると、真のドラフト候補になれるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月１９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 小山 純平 （北陽） 大阪経済大 |
１９４・８０ 右・右 |
春に先発した投手ですが、夏も見れましたので感想など。 まずはでかい投手です。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、上体が３塁側に傾いて、サード方向を小さく蹴るようにして伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる、カクカクとしたフォームで、かつてセンバツベスト４の元近鉄の寺前投手を髣髴とさせます。 左腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差には当初から乏しく、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れがちに、首を振って、グラブを後ろに引いて、体勢を崩すケースも見られました。 クイックはまあまあしてきます。 フィールディングの動きにキレは無かったですね・・・・ 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、縦スラと、斜めに切れ込むスライダーと、落差のあるカーブと、横スラと、フォークは確認。 ストレートに威力はありましたし、カーブは決まると中々のボールでした。 頭の位置が結構変るタイプなので、コントロールはアバウトですし、特に立ち上がりが良くなかったですね。 開くので球が見やすいのも気になりました。 で、夏に見た際には、大分カクカクしたフォームも垢抜けてきていましたし、体軸もある程度しっかりしてきていましたので、エースの田村よりも良かったです。 と言う事で、高校入学時には殆ど期待されていなかった投手のようですが、努力して春には名門北陽のエース番号を勝ち取り、夏には実質エースの働きをしましたし、まだまだノビシロは無限大にあると思います。 次のステージでの更なる進化に期待したい投手です＾＾ （２０１１年１月２０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 植野 渉 （浪速） |
？・？ 左・左 |
全く知らない選手でしたが、背番号８で夏のＰＬ戦に先発したのですが、投手として気になりました。 身長は１７５〜６aくらいでしょうか？ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、更に内に入れて行きながら溜めて、セカンド方向に足を軽く向けて、軸足のクッションを利用して、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くは無いのですが、ホーム方向に向けるのが早く、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、グラブは後ろに大きく流れて、体勢を崩してしまいます。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、９０`台の大きな落差のある中々のカーブと、スライダーは確認。 ストレートのノビは中々でしたし、カーブは中々良かったです。 コントロールも纏めては来ましたが、立ち上がりは苦しんでいましたし、甘いのも多かったです。 と言う事で、中々面白いものを持った左腕ですので、次のステージでは投手に専念して進化できると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月２０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 北川 力也 （東大阪大柏原） 近畿大 |
１８４・８１ 右・右 |
各種雑誌に名前が載っており、かなり期待して観にいった、春のお目当ての選手の１人でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、上体がかなり３塁側に傾いて、左足を伸ばさずに、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から力投してきます。 左腕の使い方は悪くは無いのですが、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて（上体の倒しを戻していくムダもあるし、腕を遅らせようとしすぎて引き上げるタイミングも遅れて）開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れ気味に、お辞儀して、グラブは後ろに流れがちです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`弱くらいのストレートと、落差のあるカーブと、縦スラは確認。 ストレートには威力はありましたし、変化球も決まるとまずまずの代物だと思います。 コントロールは甘かったですね。 まあ、開くので球も見やすく、観戦日には大阪桐蔭打線に火達磨にされてしまいました・・・・・ 余談ですが、中軸を打っている打撃にはかなりパワーがありました。 と言う事で、監督が黒田（ドジャース）の高校時代よりも上と言っていましたが、確かに資質的には高かったですが、現状はまだまだでしたね。 次のステージでは、是非フォームの欠点を矯正して進化して、真のドラフト候補に上り詰めて欲しいですね。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月２２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 平良 寛太 （履正社） 立正大 |
１７８・６８ 右・右 |
生観戦した際には、最後１イニングを肩慣らしのようなピッチングだったので良く分からなかったのですが、甲子園でも１試合目は大雨にて試合途中からＮＨＫのチャンネルが変っており見れなかったのですが、２試合目に見れましたのでその模様から。 ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、ショート方向に足を軽く向けて、上体が３塁側に傾いて、腰を落として？（落とし方が甘い）、インステップして、サイドよりも上からしなやかに投げ込んでくる。 この投法であるなら、腰をしっかり落としたほうが良いと思いますが、現状中途半端ですね・・・ 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差が解けるタイミングが早く、腰を開いて、着地も早いのは？ テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って、肘から先が立って使えるタイプです。 フィニッシュでは、インステップによって、腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブはだらんと後ろに流れてしまいます。 この投法ならグラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４１`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の横スラと、１１０`台の縦スラと、１２０`台のシンカーは確認。 ストレートにキレはありますし、変化球もまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、柔らかい体を生かして球自体は良いのですが、フォームには課題が散見されます。 資質的には良いですので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１０年９月２０日掲示板にて寸評） |
？ |
| 森 惇一 （大冠） 立命館大 |
１８５・７８ 右・左 |
小僧に名前が載っており、期待して狙い撃ちで観にいった投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる、変な癖の無いフォームです。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、大きくお辞儀して、グラブはまずまず抱え込むタイプです。 牽制を入れて、クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、大きな落差のあるカーブと、縦スラと、ツーシームは確認。 ストレートは春季大会で１４２`くらいまで出したようですが、観戦日は良くなく、変化球もまずまずではありますが、絶対的な代物では無かったです。 コントロールは、観戦日は異様な暑さだった事もあったのでしょうが、かなり苦しんでいました。 まあ、調子も落ちていたのだろうとは思いますが、スカウトがかなり劣化した（こんなはずではない。故障だと思う。）とか言っていましたので、故障明けか何かだったのでしょう。 と言うことで、確かにフォームに変な癖も無いですし、将来性は高いと思いますので、次のステージでの更なる進化があれば、真のドラフト候補となれるのでは？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月２２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 山内 優吾 （大冠） 甲賀医療専門学校 |
？・？ 左・左 |
途中から登板したのですが、ブルペンでの投球からかなり気になっていましたが、エースの森を見に来ていたスカウトも知らなかったようですが、慌てて一斉にスピードガンを向けていました。 知らない投手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 身長は１９０aはある、すらっとした長身の投手です。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、ファースト方向に足を軽く向けて、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ下ろしてくる。 右腕を天に突き上げるように使うタイプも、引き込みは早い。 捻転差は何とか維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝がやや割れて、首を振って、帽子を飛ばして、グラブは後ろに流れがちです。 牽制を入れて、クイックもまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、大きな落差のあるカーブと、スライダーと、スクリューは確認。 ストレートの角度と威力は中々でしたし、変化球もまずまずの代物でした。 ブルペンではコントロールに難があったのですが、ランナーがいるさいに登板してきたのですが、無難に凌ぎましたし、マウンドではコントロール難ではなかったですが、甘いのも多かったです。 と言う事で、かなーり掘り出し物の投手ですし、取りあえず次のステージでは、肘をもう少し柔らかく使えるようになって、開きを抑えれるようになると、スピードももっと出るようになりますし、怪物左腕が降臨するのではないでしょうか＾＾ かなり期待したい未完の大器です＾＾ （２０１１年１月２３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 前川 恭兵 （阪南大高） 西武 |
１８７・７４ 右・右 |
２年生の秋から雑誌に名前が挙がっており、昨春に遠征した際の目玉の１人の投手でしたが、結局故障から登板せず、夏もリベンジしようと思ったら未登板のまま序盤戦で敗退してしまい、見れずに終わった投手なのですが、２年生の秋の模様は見れましたので感想など。 すらっとした投手体型も、管理人とグラウンドでニアミスして真近で見たのですが、かなり線が細かったですね。 振りかぶってから、ノーワインドアップに変化し、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴るようにして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる変な癖の少ないフォームです。 体の左右の入れ替えも上手ですし、オーソドックスな本格派ですね＾＾ 左腕の使い方は良いのですが、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは見られないも、膝をやや突っ張り気味に、首を振って、グラブを後ろに引くタイプです。 クイックは良く分からなかったですね。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、横と縦のスライダーのみ確認。 かなりストレートのノビはありそうでしたし、スライダーもまずまずの代物でしたが、他に変化球が何があるのかは不明でした。 コントロールはアバウトそうです。 ★まとめ と言う事で、ぱっと見た瞬間に、雑誌に書かれていたように中々素晴らしい資質である事は良く理解できましたし、今後のノビシロも無限大にあるように思いましたし、春から夏に掛けての故障によって殆ど投げていないにも関わらず、西武が執着したのも理解できました（スカウトが『投げっぷりが良い』と表現していましたが、まさにその表現がぴったりと思います）。 ただ、この故障がどの位の代物なのか分からないですし（かなり長引いたようですので心配ではありますが）、再発の危険性なども分からないですので、この部分は将来どうなるのか全く分からないですね。 とは言っても、渡辺監督の現役時代のフォームよりも良いですし、球も匹敵するような代物でしたので、何とか故障を克服して、体つくりも行って、大きく羽ばたいて欲しいですね＾＾ フォームは好みのタイプでもあり、末永くプロと言う領域で輝いてほしいと願っています。 （２０１１年１月２３日掲示板にて寸評） |
★ |
| 秋山 倖士 （金光大阪） 神戸学院大 |
？・？ 右・右 |
知らない選手でしたが、春季大会で投げていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 身長は１８０a弱くらいでしょうか？ ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして、腰を落として、略オーバースローから真っ向投げ込んでくる。 左腕を天に突き上げるように使うタイプですが、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は鋭角には使ってきますが、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、膝が割れて、少しお辞儀して、グラブは後ろに引くタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、縦スラと、カットボールは確認。 ストレートには威力がありましたし、変化球もまずまずの代物だったと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、経験は足りないように思いましたが、資質的には魅力がありましたし、次のステージでの進化次第では面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１月２５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 西網 友希 （金光大阪） 城西国際大 |
？・？ 右・右 |
全く知らない選手でしたが、夏の大会で先発した投手でしたが、中々面白いものを持っていました。 身長は１８０aくらいでしょうか？ プレートの１塁側を踏んで、ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターから帽子を飛ばして力投してきます。 左腕を下から上に使って、天に突き上げるように使うタイプですが、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによってやや腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、縦と横のスライダーと、カットボールは確認。 ストレートにはかなり威力があり、右打者の外角に決まった際のストレートは、ホレボレする代物でした＾＾ 変化球もまずまず良いのですが、横のスライダーは、開くのでやや曲がるタイミングが早いのは残念。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、全くの無名の投手でしたが、育成の上手な大學に進学して進化すれば、雑誌に名前が挙がるのではないでしょうか？ 期待したいものです。 （２０１１年１月２５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 是枝 健太 （金光大阪） 愛知学院大 |
１７７・７２ 左・左 |
読者の方からも聞いておりましたが、２度の生観戦時には登板しなかったので、やっと準決勝で初めて見れました。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて溜めて、セカンド方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターから帽子を飛ばして力投してきます。 右腕の使い方は上手ですが、やや引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘はまあまあ鋭角に使ってきますが、もう少し肘を前に出したいですね。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、首を振って、グラブは少し後ろに引いて、やや体勢を崩すケースも見られました。 牽制を入れるものの、クイックは微妙です。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、スライダーと、落差はそうでもないカーブは確認。 スライダーは良かったですし、ストレートの切れも中々でした。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で、確かに資質的には高い左腕ですので、次のステージでの進化次第によっては面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年２月２２日掲示板にて寸評） |
★ |
兵庫
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 土本 良 （三田西陵） |
？・？ 右・右 |
三田西陵の土本（右・右 １年）投手の目がいきました。少しスリークオーター気味になげてくるのですが、ストレートに威力があり、特にアウトコースの、いわゆる「外ズバッ！」は関学の打者もかなり苦戦していました。変化球はスライダーとチェンジアップを投げてましたが、基本はストレート頼みですね。 （０８年９月 ＹＫＫさん情報） |
★ |
| 小原 圭太 （加古川西） 滋賀大 |
？・？ 左・左 |
負けはしたものの弘陵打線を翻弄した1年生左腕。 体格は目立つほど大きくないですが小さくもなく、1年のわりには華奢さも感じられませんでした。 平間の方に目が行っていたのでフォームの細かい部分は見ずじまいでワインドアップかノーワインドかも忘れました。 膝はオーソドックスにベルトあたりまで引き上げ、テイクバック大きくインステップしてスリークォーターから投げてきます。 グラブの使い方はよく覚えてませんがちょっと開きが早いように感じました。 球種は目測で130kmそこそこかな？という直球にスライダー、結構落ちるカーブかチェンジアップ。 制球はかなり良く、両サイドの低めにきっちり投げ分けることができており、特に左打者の膝元へ落とす変化球は中々でした。 公立進学校の1年でこれだけ投げられれば充分だと思いますし、開きを抑えて球速も上げて欲しいですね、伸びると面白い投手になると思います。 （０８年９月 KEI さん情報） |
★ |
| 堀田 健吾 (育英） 三菱重工神戸 |
左/左 １７０・７６ |
マウンドに立つと大きく見えますが、小柄な左腕で、名門・神戸中央シニア時代から有名だったようです。 振りかぶって左手を入れたグラブスーッと下ろして解きながら、ゆったりめに右膝を内に入れつつベルトやや上まで上げて、 １塁側へ蹴るように右足を伸ばし、グラブ肩の高さにファーストとホームの中間方向へ向けて、大きく取ったテイクバック背中側へ入り込んで、 スリークォーターから大きく腕を振るフォームですが、体重移動がスムーズでしっかり腕が振れて、肘も使えます。 リリース時のグラブの位置は腰、フィニッシュでは体から離して胸に抱えます。 ストレートはスピード、威力とも十分で、MAX130後半は出ていると思いましたが、報徳の部員達から聞こえた話では、この日のMAXは136キロだったそうです。 常時130前半〜中盤は出ていると思われますが、コンスタントに威力ある速球が投げられ、数字以上にボリュームを感じる球です。 変化球はチェンジアップ、スクリュー、スライダーというメモが残っておりますが、スライダーを投げる時に腕が弛むクセは修正したいですね。 小柄ではありますが、力のある本格派左腕で、今後の活躍に期待したいところです。 （０８年１０月 わかわしさん情報） 関係者か何か知らないけど自分のすぐ後ろで育英を応援していた人が肩を痛めていたと話してました 地区大会からずっと登板してるんである程度時期は離れてるだろうとは思いますが ワインドアップから肘の位置を最初から高めに置くテイクバックで低めのスリークォーターから投げてきます 肩がちょっと背中側に入り込んでる気がするのとプレートの一塁側いっぱいから更にインステップして投げてるのが気になります グラブの位置が最初から低くて開きも早く、直球はかなりシュート回転してますが球威はありそうです フィニッシュでは体から少し離れた場所でグラブを抱えてますが腕の位置からすれば体にくっつけてガッチリ抱え込んで欲しいですね 変化球はスライダー、緩急が付いてるカーブ、時々驚くほど落ちるフォーク（縦スラ？）は確認 制球は悪くないですが高めに浮く場合もあり、クロスを狙った直球がシュート回転して甘く入ったりもします（逆クロスの時はシュート回転してギリギリに決まったりするのでこのへんどうなのか？） 右打者に対して内角のボール球を連続して投げ込める度胸は買いだと思います 7,8回あたり、特に8回はスタミナが切れたのか球速がガタッと落ちたのは少々気になります 欠点も多いですが2年の春で小柄な体格からあれだけの球を投げるのは先が楽しみですね （０９年４月 ＫＥＩさん情報） 神戸中央シニア時代から有名な選手です。パっと見たところ１７０ｃｍ７０ｋｇくらいで小柄ですががっちりした感じです。 フォームもピッチングスタイルも杉内（ソフトバンク）みたいです。凄みは無いんですが東洋の打者が空振りや詰まった内野ゴロが多く押されてました。球速は１３０強くらいだと思いますが直球が印象に残りました。 （０９年５月 DBさん情報） 昨秋からエースのMAX140km左腕。春にも見ましたがだいぶフォームがスムーズになってました。 春に比べるとテイクバックが大きく腕が背中側に入りすぎる点やインステップの大きさは軽減されており、 グラブの位置も春より上がって肩よりやや下から腰に引き込みますが、フィニッシュでも体にくっついてません。 スリークォーターより低い角度なんでガッチリ抱え込んで欲しいですね。開きは早い方ですがこれも春よりマシになってると思います。 腕は地面に当たりそうなぐらい振り抜いてますが、上体が突っ込んでお辞儀しており、腰痛持ちだそうですが原因の1つでは？ 直球は相変わらず全部シュート回転してますが、春よりマシになっていてノビがあるのか相手打者は高めのボール球に空振りしたり甘く入ってもなかなかフェアゾーンに飛ばない場面が目立ちました。 変化球はスライダー（縦と横を投げ分けてるかも）とカーブは確認しましたが、基本は直球の力で押すタイプですね。 四死球は多くありませんが、細かい制球はなく直球は真ん中から高めがかなり多かったです。 右打者の内角をえぐる度胸は相変わらずでハートは強いですね。フィールディングやバントは上手いと思いました。 全体的に春よりだいぶ柔らかさやしなやかさが出て来た印象で、残り1年でどこまで伸びるか期待したいです。 （０９年８月 KEIさん情報） 今回の秋季県大会では持病の腰痛を抱えながらの登板だったようですが、今年の春に初めて見て以来、夏、秋と大会のたびにカクカクして力んでいる感じが軽減されてスムーズなフォームになっていると思います。 プレートの一塁側に立ち、春と夏はワインドアップだったのが胸のロゴのあたりに両手を置くノーワインドに変わり、ベルトよりも上まで膝を上げてテイクバック大きく（夏までは肘から先が一塁側だったのが三塁側に変化）腰をいくらか落として上体が一塁側に傾き、夏まではインステップしていたのが真っ直ぐ踏み出してスリークォーターと言うよりサイド気味に投げてきます。 グラブは一旦下げてから肩よりやや上に上げて腰のあたりに添える感じで抱え込むまでは行かず、踏み出した足は膝が割れたり突っ張ったりは見受けられません。 インステップと共に改善されているとは思うものの体の開きは早く、肘は使えてると思いますがもう少し前でリリースできればといった印象を受けました。 直球は以前より迫力が無くなった感はありますが他の投手に比べれば球威は感じますし、準々決勝で136km、決勝で135kmと安定して130km台を計測してシュート回転もマシになっていました。 変化球は120km台のスライダーと100km台後半から110km前後のカーブは確認。 制球は高めに浮く球もありましたが大体はアバウトながら構えた所の近くに投げ込めており、かなり改善されたと思います。 フィールディングというかバント処理の動きは相変わらず素早いですね。 腰の状態が思わしくなかったことも影響しているでしょうが、全体的に直球の力で押すスタイルだったのが変化球の割合が増えてかわす投球も出来るようになっていました。 余談ですが夏まではバントは上手いなという程度でひ弱さしか感じなかった打撃に力強さが感じられるようになり、体全体を使ったスイングができるようになって体軸が安定してきた印象を受けました。 テイクバックが大きく肩が背中に入っている（マシにはなった）のとグラブの使い方はまだ物足りませんが、冬の間に故障をしっかり治して、万全ではない中で覚えたかわす投球に直球の力強さが戻ればと思います。 （０９年１０月 KEIさん情報） 各種雑誌に名前が挙がっていましたが、昨年は見れませんでしたが、２年生の決勝の模様は見てましたので感想を。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、セカンド方向を小さく蹴って、上体がかなり１塁側に傾いて、腰を落として、テイクバックやや大きめに、サイドよりも上から投げ込んでくる、正直垢抜けない変則的なフォームです。 右腕を縮めてから直ぐにホーム方向に向けて、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘はまあまあ鋭角に使えるものの、前にきちんと出る前に投げてしまうのは？ フィニッシュでは、膝が割れて、上体を３塁側に倒して、グラブは遊びがちに後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 牽制は入れるものの、クイックは出来ないのか？しないのか？ 球種的には、MAX１３２`を計測したストレートと、１１０`台のスライダーと、腕の位置を上げて投げる落差のあまり無い１００`台のカーブは確認。 ストレートに威力はありましたが、肘の使い方の問題からキレには欠ける代物でしたし、カーブは腕を上げないと投げれないのなら、社会人では通用しない代物と思います。 コントロールは悪くも無いですが、四球は多かったです。 と言うことで、正直２年生の夏のフォームでは厳しいと思いましたが、３年生になってからどのくらい伸びたのかは不明ですので何とも言えませんが、社会人で欠点を矯正して頑張って欲しいものです。 （２０１１年３月２８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 金本 享祐 （育英） 中部学院大 |
？・？ 右・右 |
2番手投手で堀田の陰に隠れがちですがこちらも1年秋からずっと公式戦で投げており、秋季県大会で引き分け再試合となった姫路工戦では2試合とも先発していました。 ノーワインドアップから勢いよく胸近くまで膝を引き上げて体も捻るミニトルネードから腰を大きく落としてテイクバックは大きく肘を引き上げ、ややインステップ気味に踏み込むオーバースローから投げてきます。 グラブは下から肩よりやや上の高さに上げて三塁側にピンと伸ばして投げる際に胸から脇腹当たりの横をすり抜け、胸を張って腕はしっかり振りきってきます。 フィニッシュではグラブが吹っ飛ぶように後ろに流れて軸足が跳ね上がり体は一塁側に流れ気味で、動きが大きいせいか帽子が地面に落ちるケースも結構見られる良く言えば豪快な、悪く言えばスマートさが無いフォームですね。 投球間隔をほとんど空けず非常に早いテンポでどんどん投げ込んでくるのが特徴的です（早過ぎるのか球審が1度マウンドへ行き何か注意していました）。 最速140kmという直球は県大会決勝で136kmを計測し、シュート回転も見受けられません。 変化球は大体100km台後半で大きく斜めに曲がり落ちるカーブは確認、抜く感じではなくブレーキが効いてる感じです。 制球は荒れ球で高めに抜ける球や逆球も結構見られ、側で観戦していた人によればムラッ気があり調子が悪い時はカウントを作れず自滅しがちとのこと。 ポテンシャルは高いと思いますが今のままだと細かい制球は身に付かないでしょうから安定感に欠けますね。 （０９年１０月 KEIさん情報） |
★ |
| 巻木 貴将 (市尼崎） 関西外国語大 |
？・？ 左投左打 |
今夏２年生エースとして東洋大姫路を抑え勝利しています。ゆったりとしたモーションで軽く捻り一塁側にやや倒れるような感じからスリークォーター気味に投げこみます。 たまに左投手に見られるカクカクした？フォームではなくスムーズな投球フォームです。130強くらいのストレートとスライダーが武器のようでバットの芯を外すのがうまい投手です。 （０９年９月 DBさん情報） 初めて見ましたが旧チームからエースだった投手で、上背はあまり無いものの肉付きはしっかりしてる印象です。 ノーワインドアップから足を上げてテイクバックはやや大きめ、腰を落として上体が一塁側に傾き肘は引き上がって大きくインステップしてスリークォーターから投げてきます。 グラブの位置は最初から低くて目測で速くて130km台前半の直球はシュート回転してますが、球は体である程度隠せていると思います。 変化球はスライダーと緩急差が結構あるカーブは確認。 クロス中心に球を集める投球内容でカウントを作るのには苦労してませんでしたが、高めに外れる球も多く細かい制球力はないですね。 現状は正直中途半端な技巧派という印象を拭えませんでした。 （０９年９月 KEIさん情報） |
★ |
| 岡本 健 (神戸国際大付） かずさマジック |
１７７・７６ 右投右打 |
国際のキャプテン・エース・４番打者。ゆっくりと左足を引き一度ベルトのあたりでグローブをセットしてから振りかぶり、少し背番号が見えるくらい捻りほんの一瞬三浦(横浜)みたいに溜めてから投げ込む。腕の振りは普通に綺麗だと思います。 今日はストレート中心の投球で市尼崎打線を抑え込みました。非常にコントロールも良くテンポも良かったです。もしかしたらセーブして投げてたかもしれません。 バッティングは４番で２安打。盗塁も決めましたし体もがっちりしているので先が楽しみな選手です。 （０９年９月 DBさん情報） 1年夏からベンチ入りしてエースで4番の主将と大黒柱ですね。 振りかぶってから胸のあたりの高さにグラブを持ってくるノーワインドアップに変化し、大きく上げた足が頂点で一旦止まり加減になる二段気味のモーションで大きめのテイクバックから肘を引き上げて腰を落とし、この際二塁側に右肩と重心が傾き気持ちインステップ気味に踏み出してオーバースローから投げてきます。 グラブは肩より上の位置から下に使い、フィニッシュではグラブを引き込んで膝が突っ張ったり割れたりはなく腕もしっかり振り抜いているものの体勢は崩れがちになっていますね。 直球はシュート回転もしておらず特に県大会準々決勝では球威が感じられ自己最速の143kmに迫る142kmを計測。準決勝で15回179球を投げた翌日の決勝でも先発して最速140km、9回に複数回136kmと安定して130km台前半から中盤を計測するなどスタミナも連投に耐えられるタフさもあるようです。 変化球は120km台前半のスライダー（縦横2種類）と110km台前半（時々100km台）のカーブは確認。 スライダーは決め球にもストライクを取りに行く時にも投げ、準々決勝ではワンバウンドする球に市尼崎の打者が何度も手を出して空振りし、準決勝・決勝でもボール球に手を出す打者が多くキレが良いようです。 カーブも充分なレベルだとは思いますが、より上のレベルを意識するともうちょっと緩急差か高低差が欲しい気も？ 決勝で1点リードして9回2死までこぎつけた時には力んでなかなかストライクが入らなくなっていましたが、基本的にはストライク先行で甘い球もそんなに多くないですね。準々決勝は3安打無四死球（3ボールも無し）で二塁を踏ませず96球での完封でした。 打撃は投手側の足を1歩弱引いて膝を折った軽いオープンスタンス。グリップの握りはストロングスタイルで耳ぐらいの高さに置き、ヘッドを背中側へ斜めに傾けた構えはドッシリした印象を受けました。 大きめにヘッドを回しながらタイミングを取り、打ちに行く際にはグリップの内移動は微妙な所でヘッドはやや投手方向、スイングは中々鋭く打球も速いと思います。 頭があまり動かず視線がぶれない点や振り切ってくる姿勢には好感を持ちましたし、追い込まれると難しい球はある程度カットして粘れる技術もあるようです。 打球はゴロが比較的多く長距離打者という感じではないですが、準々決勝の市尼崎戦では6打席中3打席をチャンスで迎えてセンター前・レフト前のタイムリーにライトへの犠飛と広角に打って全て打点を稼ぎ、準決勝の東洋大姫路戦では敬遠気味に見えるはっきり外したボール球が2球続いた後、3球目に外角のやや甘い所に来たのを見逃さずセンター前にサヨナラタイムリーと4番に相応しい勝負強さを感じました。 足は目立つほど速くないですが準々決勝では盗塁を決めるなど次の塁を狙う姿勢はあるようです。 （０９年１１月 KEIさん情報） 明治神宮でもちょろっと見ていましたが、センバツと合わせて感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向に足を向けて、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 左腕を直ぐにホーム方向に向けるので、引き込みが早くなる。 捻転差は維持しようとして、着地も遅らせようとしてくるものの、着地は早い。 テイクバック大きくは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、上体が１塁側に倒れて、グラブは遊びがちに、後ろに大きく流れて、体勢が崩れるケースも見られました。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４０`（明治神宮では１４２`）を計測したストレートと、１２０`台のカットボールと、１２０`前後のチェンジアップと、１２０`台の縦スラは確認。 昨秋で１４２`でしたので、腰痛が無ければ、センバツでは１４５`は出たのだと思います。 ストレートは低目が伸びますし、変化球もまずまずの代物です。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 で、打者としては、気持ち開いて踵を踏み込みながら、グリップを耳よりも下の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としきった所から、膝を引き上げて、気持ちクローズに踏み込むスタイル。 グリップを下げてから上げるヒッチの動きは気になりますし、グリップの内への移動も見られます。 インサイドは、昨秋は左腕のスピードの無い投手のストレートは引っ張りきっていましたが、一定以上のスピードボールにはどうかな？ 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足で踏ん張って、軸足を後ろに引くタイプです。 縦スラも膝を使ってついていけます。 頭の高さは変るのは残念。 振り切ってくるスイングはまずまずでした。 で、足は分からなかったですが、レフトの守備は中々魅せましたね＾＾ と言う事で、大会直前に腰痛になると言う自己管理能力の低さは減点ですが、まあスケール感は高くないものの、投打ともに面白いものは確かに持っていると思います。 まあ、一気に夏までに伸びると、真のドラフト候補となれるかもしれません。 期待したいものです。 （２０１０年４月７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 大田 大和 （神戸国際） |
１７５・８３ 右・右 |
中学時代から名前が全国的に出ていた投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、勢い良く膝を内に引き上げて、セカンドベースとショートの中間方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 グラブを下から上に使って、直ぐにホーム方向に向けてしまうので、引き込みが早くなる。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、首を振って、大きくお辞儀して、グラブは後ろに大きく流れて、大きく体勢を崩すケースが多かったです（特にセットの際）。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３６`を計測したストレートと、１１０`台の横スラと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１２０`台のフォークは確認。 ストレートの威力はまずまずあると思いますし、本来１４０`くらいは出るのでは？ コントロールは纏めては来ますが、基本アバウトです。 と言う事で、まあ期待していた割には、名前が出なくてどうなのかな？と思っていましたが、監督としてはちと今のピッチングでは恐くて大事な試合では投げさせられないのでしょうね。 資質的には確かに面白いものは持っていますので、今回の経験を生かして、何とか欠点を矯正して、将来的に大きく伸びて欲しいものです。 （２０１０年４月８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 堅田 謙侑 （北須磨） |
？・？ 右・右 |
ちょっと細い体型ですが、身長は170cm後半ぐらいありそうに思えました。 ノーワインドアップから膝を大きく上げ、ミニトルネード気味に軸足から上を捻って小さめのテイクバックから腰を落としてインステップしそうな位置に足を下ろしていき地面に着く直前にずらすように移動させて真っ直ぐ踏み出し、角度の高いオーバースローから投げ下ろしてきます。 膝が突っ張ったり割れたりはなく、グラブの抱え込みもそれなり（甘め）ですが投げる腕を振る際に首をブンッと振り、リリースより前の時点で目線が完全にホーム方向から離れてます。 球はテイクバック時にはちょっと見えてますが引き上げていく際には体でしっかり隠せており、上記のような変則フォームなのでタイミングは取りにくそうです。 最速127kmだった直球は時々力を込めて投げてるかな？と感じた時にはシュート回転してました。 変化球は100km出るかどうかで大きく落ちて横にも少し変化するスローカーブとスラーブっぽい球は確認。 スローカーブの落差は非常に大きく、今まで生で見たどの投手も比較にならないと言い切れます。 （自分は生観戦の経験自体が少ないので比較対象も少ないんですが） 制球は悪く観戦日は9回で8四死球、死球・死球・四球で満塁にした場面もありカウント作るのにも苦労してました、 試合翌日の地元新聞には安打を打たれたのが全て直球だったので直球を磨きたいとのコメント。 腰の落としと首振りを緩和して、身体作りをしっかりやって直球を磨けば化けそうに思います。 （０９年９月 KEIさん情報） |
★ |
| 前仲 正志 （神港学園） 関西ｽﾎﾟｰﾂﾒﾃﾞｨｶﾙ学院 |
１７３・７２ 右・右 |
整列した際に他の選手と比べるとあまり大きくない（多分170cm前半）ですがマウンドでは170cm半ばぐらい有るように見えました。 ワインドアップからベルトあたりまで膝を引き上げて少し止まり加減になって腰を一塁側に突き出すように落として上体が三塁側に傾き、この際首をかしげるように頭が一塁方向に傾いて顔が斜めになり大きいテイクバックから肘を引き上げて真っ直ぐ踏み込み、スリークォーター気味のオーバースローで投げてきます。 グラブは下から肩あたりの高さに上げ引き込みが早く開きも着地も早い印象で、着地の際に膝が割れ気味なケースも見られ、フィニッシュではグラブを後ろに引いて軸足は跳ね上がるタイプです。 テイクバックが大きく開きも早いので球の出所はかなり見やすいと思います（テイクバックに持って行くまでの隠しも甘い）。 最速142kmという直球は目測で130km台半ばぐらいかな？といった印象でシュート回転しており、力を入れてるなと感じた際にはシュート回転も強くなっていました。 変化球はスライダーと緩急差を感じるカーブは確認。自分のそばで神港を応援していた人はスライダーピッチャーと言ってました。 制球は県大会6試合49回1/3で11四球で9回平均約2四球とまとまりはありますが、観戦した2試合では甘い球も見られてピンチで甘い球が増えるのは？ バント処理の動きを見る限りフィールディングは良い方だと思います。 ちょっと癖のあるフォームですが変則と言うほどでもなく出所も見易いのでどうかな？といった印象ですね。開きと球の隠しだけでも改善できれば面白いとは思います。 （０９年１０月 KEIさん情報） 事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝をゆったり内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、上体が結構３塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。 左腕も大きくは使えるものの、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 ただ、肘の位置が低いのは気になりました。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブの抱え込みは甘く、体勢を崩すケースも見られました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 セットの時間を長くして、牽制を入れて、クイックもまずまずしてきます。 球種的には、MAX１４１`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１００〜１１０`台の横スラと、１１０`台のツーシームは確認。 ストレートのノビはまずまずだと思います（１４５`を出すとのことでしたが、現状ではその球速は微妙ですね）。 コントロールも纏めて来ますが、ランナーが出ると甘くなっては？ で、打撃ですけど、グリップの内への異常な移動が見られますが、バッティングセンスは高いですし、足も速く盗塁も狙えるようですので、肉体的なキャパには恵まれていないですので、大学では内野手辺りに転向した方が将来的に良いかもしれません。 まあ本人次第ですが、取り合えず夏までの投打の更なる進化に期待したいものです。 （２０１０年４月１５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 本田 浩基 (姫路工） 三洋電機加西（軟式） |
？・？ 右投右打 |
175cmくらいの右スリークォーター。セットポジションから足を上げた後、少し三塁側に捻ってから投げ込みます。 135キロくらいのストレートとカーブが持ち球。ストレートは重そうで相手打者を詰まらせる場面が多かったです。 逆にカーブはコントロールもアバウトで腕も縮こまった感じです。投球の８割近くはストレートで押していました。 昨秋は育英戦で延長15回を投げたようにタフそうですし今日も淡々と落ち着いて投げていました。 （１０年７月 DBさん情報） |
★ |
| 大西 一成 （報徳学園） 龍谷大 |
１７３・６９ 左・左 |
ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、直ぐにホーム方向に向けてしまい、引き込みが早くなる。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、首を振って、グラブは後ろに流れて、意識的に必要以上に軸足を跳ね上げないようにしています。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３８`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦と横のスライダーのみ確認。 ストレートはまずまず威力がありますが、変化球はスライダー以外投げれないのだろうか？？ コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で、左腕でもあり面白いものは持っていますが、球種が少なすぎますし、欠点も散見されます。 大学で進化して欲しいものです。 （２０１０年９月２２日掲示板にて寸評） |
？ |
| 萬 行秀 （市川） 京都学園大 |
１８１・７９ 右・右 |
知らない投手でしたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、上体を３塁側に倒して、ショート方向に足を向けて、腰を落として、インステップして、スリークウォーターより結構下から投げ込んでくる、正直垢抜けないフォームです。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、腕が必要以上に遅れて、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブはまずまず抱え込むタイプです。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３６`を計測したストレートと、縦スラと、ツーシームと、チェンジアップは確認。 ストレートは威力はありましたし、変化球もまずまずの代物だったとは思います。 コントロールは纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、大學では欠点を矯正していければ、肉体的なキャパにも恵まれていますし、面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年３月２９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 荒池 俊希 （市川） 佛教大 |
１７７・６２ 右・？ |
知らない投手でしたが、県の選抜選手に選ばれたようです。 ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、軽くショート方向に足を向けて、上体を３塁側に倒して、腰を落として、インステップして、サイドよりも少し上から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって、腰が詰まって、首を振って、グラブは遊んで後ろにダランと流れてしまいます。 この投法では、グラブのきちんとした抱え込みは必須です。 ランナーを出さなかったので、クイックは不明です。 球種的には、MAX１３３`を計測したストレート（本来もっと出るように思います）と、１１０`台のスライダーと、１２０`台のカットボールと、１２０`台のシンカーは確認。 １イニングしか投げなかったので詳細は不明ですが、いずれもまずまずの代物だったとは思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、変則派の速球派ですので、大學で欠点を矯正していけると面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年３月２９日掲示板にて寸評） |
？ |
奈良
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 松田 浩幸 （奈良大付） 近畿大 |
１７４・６８ 左・左 |
全く知らなかった投手ですが、中々の資質ですし、最近小僧にも載った投手です。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ファースト方向に足を伸ばして、腰を落として、オーバースローから真っ向投げ込んでくる。 捻転差が解けるのが早いも、着地は遅らせようとしてくるも早い。 右腕の使い方も悪くは無いも、引き込みが早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまい、肘は使えますが鋭角には使えずに、無理にオーバースローまで腕を引き上げている部分には違和感があります。 フィニッシュでは、膝がやや突っ張って、３塁方向に上体が倒れて、グラブは遊びがちとなってしまいます。 球種的には、MAX１３０`超のストレートと、スライダーと、カーブは確認。 １年生にしては球威がありました＾＾ 今年になって１４３`まで球速が上がったようですが、物凄いノビシロですね＾＾ コントロールはアバウトです。 と言うことで、欠点も散見されますが、左腕でもあり資質的には面白いと思います。 今後の進化に期待したいものです＾＾ （２００９年７月１日掲示板にて寸評） １年生の際にも感想を書きましたが、その後各種雑誌に名前が挙がるようになりましたが、昨年も見れましたので感想を。 まずは昨年はまだまだ体が華奢でしたね。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として（セカンドベース方向に重心が掛かりすぎ）、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使えますが、もう少し前に出したいですね。 まあ、腕を遅らせようと意識しすぎているのが悪影響を及ぼしていると思います。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れてから突っ張って、グラブはだらんと後ろに流れてしまいます。 牽制を入れて、クイックはしようとするものの今一歩です。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのキレの良いストレートと、縦と横のスライダーと、カーブと、スクリューは確認。 縦のスライダーは中々面白いボールでした。 体の割にはスタミナもありますし、気持ちが強いのも投手向きだと思います。 と言うことで、まずまず伸びていますが、まだまだ期待した成長曲線には達していません。 今年の春には三振を取り巻くっていたようですが、何とか今年の夏に期待通りの伸びを見せてほしいものです＾＾ （２０１０年７月８日掲示板にて寸評） 下級生の時にも感想を書きましたが、昨年は各種雑誌に名前が載っていましたが、昨年の感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕の使い方も悪くなく、引き込みもまずまず抑えこめています＾＾ 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使ってくるものの、もう少し肘が前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、首を振って、グラブは後ろにだらんと流れてしまいます。 牽制を入れて、セットの時間を長くして、首の動きでも牽制するので、クイックはしないようです。 ただ、セカンドにランナーがいる際にもクイックをしないので、三盗を決められてしまいます。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、中々のスライダーと、あまり落差のないカーブと、偶にチェンジアップは確認。 カーブ以外の変化球は中々でしたし、ストレートには威力が出たと思います＾＾ 球の出どころも見ずらいです。 コントロールに関しては、高校生の左腕投手の中ではここまでコントロールの良い投手は記憶にないですね＾＾ と言うことで、まずまず期待した成長曲線通りに伸びたと思いますので、大学でクイックを覚えて、ストレートをもっと磨くと、４年後には念願のプロ入りも叶うのではないでしょうか？ 期待したい投手です＾＾ （２０１１年５月２９日掲示板にて寸評） |
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| 沼田 優雅 （天理） 立正大 |
１７２・７４ 左・左 |
実は昨年も見ていたのですが、昨年の時点で２年生とばかり思っていましたけど学年を勘違いしていました。 昨年は軟投派の投手でしたが、かなりストレートが伸びたようです＾＾ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて（足首ひねりすぎ）、セカンド方向に足を伸ばして、腰を大きく落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕も大きく使ってくるのは好感も、引き込みが早いのが残念。 捻転差も維持しようとしているものの、腰を大きく落とすので着地が早い。 テイクバックは大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘も鋭角に使えるものの、もう少し肘が前に出るとよいのですが。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、お辞儀して、グラブはまあまあ抱えるタイプです。 けん制を入れて、クイックもしてきます。 球種的にはMAX１３６`を計測したストレートと、１００`台の落差のあるカーブと、１００〜１１０`台のスライダーと、１２０`台のスクリューは確認。 いずれも２年生にしてはまずまずだと思います。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、小柄ではありますが、左腕でもあり見所はありますので、冬の間にフォームの欠点を矯正できると面白いのでは？ 期待したいものです。 （２００９年９月２３日掲示板にて寸評） 今まで何度も見てきましたが、最終感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、セカンド方向を蹴るようにして、腰を落として、スリークウォーターよりも少し上から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みはやや早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が突っ張ってから割れて、首をかなり振って、グラブを後ろに引いて、軸足を意識的にあまり跳ね上げないようにしています。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３８`を計測したストレートと、１００〜１１０`台のスライダーと、１００`台のカーブと、１００`台のスクリューは確認。 いずれも伸びましたが、絶対的な代物ではないです。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、次のステージではストレートをもっともっと磨いていくと面白い投手に化けれると思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１０年９月２６日掲示板にて寸評） |
？ |
| 西浦 健太 （天理） 法政大 |
右/左 １８３・８３ |
数字の通り文句のつけようのない見事な体格の持ち主。 振りかぶって半身になりながらグラブ胸の前に、左ひざを内に入れて両腕で抱え込みながら胸文字まで高く上げて、軸足折って腰を落として左足を三遊間サード寄りへ伸ばし、グラブを顔の高さで三本間に向けながら斜めに真っ直ぐ伸ばした右肘を背中側へ旋回させてテイクバックを取って、右肘が肩より少し下まで上がったところで畳んでグラブを脇腹のあたりに添えながらステップ、スリークォーターよりも下から投げ込むフォームで、開きが早くて体から遠ざかる腕の振りで出所が見やすそうですが、肘は鋭角に使えます。 またステップ時に上体が突っ込みがちで、フィニッシュでは一塁側へ体が流れることも多いですね。 球種はMAX140以上は出てそうな威力あるストレートと、目先を変える程度のカーブのようにも見えるキレのないスライダーのみ確認しました。 観戦日は1点リードの7回1死2塁の場面でリリーフとして登場しましたが、いきなり頭にぶつける死球、次打者打ち取るも下位打線に自慢のストレートを3人続けて完璧に捕えられるなど(3人目はセンターライナー)、危なく試合を壊す内容でした。 しかし走者なしで振りかぶって投げた次の回は、スライダーでカウントを整える余裕も出て無難に三者凡退に打ち取り、確かにポテンシャルは高いものの使い方の難しい投手ですね。 またこの選手は1打席しか見れませんでしたが、打撃も力がありそうです。 軽く膝を折って半足分開いた気持ちオープンスタンスで背筋を伸ばし、グリップ体から離して顎の高さにセットしてバットを立てて、ヘッドと右足でリズムを刻みながら構えます。 相手投手が膝を下ろし始めるところで右足を軸足へ寄せてスクエアに戻し、相手投手がステップしたところで右足を上げてタイミングを取って、耳の後ろでトップを形成した後ほぼスクエアに踏み込んで力強く振り切ります。 神戸国際・岡本のストレートを捕えた球足の速い打球は岡本を強襲する投ゴロでしたが、ダイナミックな走りで一塁へ向かう足も意外に速く見え、野手としてのポテンシャルも秘めていそうですね。 しかしこれだけの素材ですのでやはり投手として開花してもらいたいですし、肘もせっかく鋭角に使えますので、肘の位置を上げて体の近くで腕を振ることを意識するだけでも変わりそうな気がしますが・・・ 今後の成長に期待したいと思います。 （１０年２月 わかわしさん情報） 事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 プレートの１塁側を踏んで、振りかぶってからノーワインドアップに変化し、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 プレートの１塁側を踏んで、インステップ気味となっています。 左腕を縮めてから伸ばすタイプで、直ぐにホーム方向に伸ばして引き込みが早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使って、球持ちは悪くは無い。 気になるのが、テイクバックでセカンドベースとセカンドの中間方向に腕を伸ばす部分で、腕を引き上げるタイミングが遅れて、リリースポイントも一定しなくなっている要因と思います。 フィニッシュでは、かなり首を振って、グラブは後ろに大きく流れて、体勢を崩すケースも散見されます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れるも上手では無い様で、クイックはしてきます。 球種的には、MAX１５２`（１５０`台は４球程あったと思います）を計測したストレートと、１２０〜１３０`台のツーシームと、１１０`台の縦スラは確認。 ストレートは荒れ球で、殆ど高めに浮いてしまいますが、コースに決まった際には出が出ない代物です＾＾ コントロールは良く無かったですね。 と言うことで、テイクバックを改善してリリースポイントさえ一定するようになれば、別人のごとき一変する投手ですし、真のドラフト候補になると思いますので、夏までの進化に期待したいですね＾＾ （２０１０年３月２８日掲示板にて寸評） |
★ |
| 片山 泰士 （一条） 龍谷大 |
１８２・７５ 左・左 |
画面にプロフなど出なかったので、下の名前とかは分からないのですが、２／３イニングを投げただけですが、最近雑誌にも名前だけ出ていますが、まずまず面白いものを持っていると思います。 身長は１８０aもあるようには見えなかったですね。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて（この際にグラブから直ぐにボールを出して太腿で隠す）、溜めて、上体が１塁側に結構傾いて、腰をかなり落として、インステップ気味に、スリークウォーターから投げ込んでくる。 上記のように球を太腿で隠すものの、テイクバックに入る際に腰の後ろから握りが見えているのは？ 右腕を低い位置で使って、引き込みが早く、且つ引き込む際に癖があります。 捻転差は維持しようとしているものの、腰を落としすぎるので、腰の横回転が強くなって、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘も鋭角には使えずに、もう少し前に出したいですね。 フィニッシュでは、膝を突っ張り気味に、首を振って、お辞儀して、グラブはまあまあ抱え込むタイプです。 クイックはしようとするものの、腰を大きく落として溜めるタイプなので、クイックとはなっていません・・・・ 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、カーブと、スライダーは確認。 いずれもまずまずではありましたが、絶対的なものではなかったです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言うことで、資質的には面白いものを持っていますので、夏の進化に期待したいものです。 （２０１０年７月３日掲示板にて寸評） ２年生の際に偶々見て感想を書いた投手でしたが、昨年も見れましたので感想を。 ランナーなしでもセットから、膝を内に引き上げて、一旦足を下ろして、上体をアンダースローのように１塁側に倒して、腰を大きく落として、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる、長身を全く生かせていないフォームです・・・・ 何か１６０a台の身長の投手が投げている感じです・・・・ 右腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック小さいものの、着地が早く且つ腕を引き上げるタイミングも遅れすぎて、上体も結果的に遅れすぎて開いてしまい、肘は使えないわけではないものの、鋭角には使えず、肘がきちんと前に出る前に投げてしまいます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制は入れるものの、クイックは腰を大きく落として溜めるタイプなので・・・ 球種的にはMAX１３５`弱くらいの重そうなストレートと、スライダーと、スクリューは確認。 コントロールは纏めては来ましたが、甘かったです。 と言うことで、長身の資質の高い左腕ですが、殆ど進化していなかったのは残念ですね。 次のステージでは、育成の上手な大学に進学して進化できれば化けれるかもしれません。 頑張ってほしいものです。 （２０１１年５月２７日掲示板にて寸評） |
？ |
| 大瀧 康平 （桜井） 天理大 |
？・？ 右・？ |
少ししか投げずに、画面にも名前が出なかったので、解説者が語った言葉から苗字を類推しましたが、もしかしたら苗字（漢字）は違っているかもしれません。 身長は１８０aちょっとくらいでしょうか？ ランナーがいる際の登板だったので、セットしか分からず。 セットから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、ゆっくり腰を落として行き、インステップ気味に、略オーバースローから真っ向投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、やや引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブは少し後ろに引くタイプです。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、カーブのみ確認。 ストレートには見た目以上に威力がありますし、ランナーがいない際にはもっと出るのでは？と思います。 コントロールは甘いのも多かったです。 と言うことで、長身の投手ですし、高い将来性は伺えましたので、とりあえず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年７月３日掲示板にて寸評） |
？ |
| 古澤 賢人 （桜井） |
１８５・？ 右・右 |
雑誌に名前が載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、ス リークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、やや引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘はまずまず鋭角に使ってきま す。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろに流れてしまい、やや体勢も崩すケースも散見されました。 牽制を入れて、クイックもまずまずしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいの威力のあるストレートと、縦スラのみ確認。 肘を痛めていたらしいですが、その割にはストレートはまずまずでしたが、変化球は縦スラのほかに何があるのかは不明でした。 コントロールは甘かったですし、力を入れると球が高めに浮いてしまうので、６割くらいの力で投げざるを得なく、本人的にもストレス の溜まるピッチングだったと思います。 と言うことで、確かに資質は中々でしたので、肘を早期に完治させて、大学で欠点を矯正していければかなりの投手に化けれるのではな いでしょうか？ ４年後に期待したいですね。 （２０１１年５月２４日掲示板にて寸評） |
★ |
| 浦 遼太 （二階堂） |
１７３・６８ 右・右 |
雑誌に名前が出ていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、インステップして、略オーバースローから投げおろしてくる。 左腕をいきなりホーム方向に向けて、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ますし、開く割には球持ちは良いです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは遊びがちに後ろに流れてしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、縦スラと、カットボールと、落差のあるカーブは確認。 ストレートのノビは素晴らしかったですし、変化球も中々良かったですし、カーブで緩急もついています。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、身長が低いのが残念ですけど、確かに噂通りの好投手でしたので、大学で欠点を矯正していければ、次のステージも見えてくるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいですね＾＾ （２０１１年５月２７日掲示板にて寸評） |
★ |
| 玉垣 翔太 （高田商） |
？・？ 右・左 |
２試合見ましたが、全く無名の投手ですが面白かったです。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴るように伸ばして、軸足のクッションを利用して、テイクバック大きく、インステップして、スリークウォーターよりも少し下から投げ込んでくる。 偶にサイドスローから投げたりもします。 左腕を大きく使って天に突き上げるように使うタイプですが、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブ抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 本職はサードだけに、フィールディングは上手です。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのノビのあるストレートと、縦スラと、小さめのカーブと、スローカーブと、カットボールと、チェンジアップは確認。 ストレートも中々でしたが、変化球も中々面白かったです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、本来は２番打者のサードなのですが、将来性は文句なく投手だと思います。 大学での進化に期待したいものです。 （２０１１年５月２６日掲示板にて寸評） |
★ |
| 中矢 博巳 （畝傍） |
？・？ 右・左 |
全く知らない投手でしたが、途中から登板して来ましたが、中々面白いものを持っていると思います。 １８０aくらいの、すらっとした投手体型が目を惹きます。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、略オーバースローから柔らかく投げ込んでくる。 左腕の使い方はややぎこちなく、引き込みも早い。 捻転差はやや解けるタイミングが早く、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は柔らかく鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、グラブは後ろに流れて、クイックになると顕著ですが体勢を崩してしまいます。 クイックはまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいの中々ノビのあるストレートと、縦スラのみ確認。 コントロールは纏めて来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、欠点もありますが、資質は高いと思います。 とりあえず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年７月７日掲示板にて寸評） ２年生の際に偶々見て感想を書いた投手でしたが、昨年も見れましたので感想を。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、サード方向を蹴って、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよ りも上から投げ込んでくる。 左腕を縮めてから伸ばすタイプで、引き込みは早い。 捻転差に当初から乏しく、腰の開くタイミングが早く、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます 。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、上体がかなり１塁側に倒れて、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまいま す。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのストレートと、大小２種類の縦スラと、偶にツーシームは確認。 いずれも悪いわけでは無いのですが、開くので球が見やすく、コントロールはかなり甘いので、観戦日は火達磨になってしまいました・ ・・・・ と言うことで、資質的には面白いのですが、きちんと育成できなかったのは残念極まりないですね・・・・ 育成の上手い大学に進学して進化してくれることを期待したいものです。 （２０１１年５月２４日掲示板にて寸評） |
？ |
| 城之内 勇樹 （橿原） 奈良教育大 |
１７０・５４ 右・左 |
小僧に名前だけちょろっと載った投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 身長は１７０aくらいの小柄な投手です。 大きく振りかぶって、膝をかなり内に引き上げて、上体も捻るミニトルネードから、左足を軸足に絡めて、ショート方向に足を向けて、上体が３塁側に傾いて、腰を落として、インステップ気味に、テイクバック大きくスリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みはやや早い。 捻転差も維持しようとして、着地も遅らせようとしてくるものの、着地はやや早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 腕の振りは抜群に良いですね＾＾ フィニッシュでは、膝が割れて、かなり首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 クイックはまずまずしてきます。 フィールディングはかなり上手です。 球種的には、MAX１３５`くらいのノビのあるストレートと、縦スラと、大きな落差のあるカーブと、ツーシームは確認。 いずれもまずまずの代物だと思います。 コントロールも纏めては来ますが、四球が多いです。 と言うことで、確かに面白い投手ですが、身長が低いのが残念ですね。 とりあえず夏までの更なる進化に期待したいものです。 （２０１０年７月７日掲示板にて寸評） ２年生の際にも感想を書いた投手でしたが、雑誌にも名前が挙がるようになっていましたが、昨年の模様は以下の通り。 相変わらず華奢ですね・・・・・ 振りかぶって、膝をかなり内に引き上げて、上体も完全に捻るトルネード投法から、溜めて、軸足に絡めるようにして、腰を落として、テイクバックかなり大きく、スリークウォーターから体全体を使って投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとするものの、やや早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、首をかなり振って、グラブは後ろに引くタイプです。 クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、カーブと、縦と横のスライダーは確認。 ストレートのノビはかなり光りましたし、変化球にも見所がありました。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、身長は伸びなかったのが残念ですが、大学では体作りを真面目に行って、欠点を矯正していければ、かなりの速球派になれると思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月２５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 橋本 淳嗣 （橿原） |
？・？ 右・？ |
知らない投手でしたが、同校の誇る３本柱の１人だったようです。 ＴＶの画面に名前と学年が表示されなかったのですが、多分３年生だったと思います。 身長は１８０a弱くらいでしょうか？ ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きく、インステップして、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くはないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとするものの、早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角に使ってくるものの、もう少し肘を前に出したいものです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは少し後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４０`弱（本来１４０`は出るようです）くらいのストレートと、縦スラと、カーブは確認。 いずれもまずまずの代物だったと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されましたし、開くので球は見やすいようです。 と言うことで、無名の選手にしては中々見どころはありましたので、大学で欠点を矯正していければ面白い投手に化けれると思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月２５日掲示板にて寸評） |
★ |
| 福本 悠樹 （橿原） |
１７０・６６ 右・？ |
知らない投手でしたが、同校の誇る３本柱の１人だったようです。 ＴＶの画面に名前と学年が表示されなかったのですが、多分３年生だったと思います。 ランナーなしでもセットから、膝をクイックのように素早く内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、テイクバック大きめに、インステップ気味に、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って、肘から先がまずまず立って使えるタイプです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まり気味に、グラブは抱え込むタイプです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらい（１３０`台後半は出るようです）のストレートと、カーブと、縦と横のスライダーと、チェンジアップは確認。 いずれもまずまずの代物だったと思います。 と言うことで、身長が低いのは残念ですが、まずまず面白いものは持っていますので、次のステージでの進化に期待したいものです。 （２０１１年５月２５日掲示板にて寸評） |
？ |
| 米田 尭弘 （智弁学園） 関西国際大 |
１７６・７０ 右・右 |
最近雑誌にも名前が出るようになって来ましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝をゆったり内に引き上げて、ショート方向を小さく蹴るようにして、腰を落として、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を縮めてから伸ばすタイプで、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうも、肘は鋭角に使ってきます。 フィニッシュでは、膝が割れて、スパイクでの地面の掴み方も甘いようで、グラブはだらんと後ろに流れて、軸足を意識的にあまり跳ね上げないようにしています。 牽制を入れて、クイックもまあまあしてきます。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのストレートと、カーブと、縦スラと、カットボールは確認。 ストレートのノビは光りますし、変化球も２年生にしてはまずまずの代物でした。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも多かったです。 と言うことで、資質的には今年の奈良県の５本の指に入りそうな投手ですので、夏までの更なる進化に期待したいものです。 （２０１０年７月６日掲示板にて寸評） ２年生の時も感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向を小さく蹴るように伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕を縮めてから伸ばすタイプですが、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは後ろにだらんと流れてしまいます。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、カーブと、カットボールと、縦スラは確認。 ストレートの威力は出たと思いますが、全てのボールが絶対的なものではなかったです。 コントロールもまとめては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、特徴的にはやや欠ける部分は気になりますので、次のステージでは絶対的な部分を作って、欠点も矯正していければ面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月３１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 山崎 聖 （智弁学園） 道都大 |
１８０・７４ 左・左 |
知らない投手でしたが、まずまず気になりました。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、上体を１塁側に倒して、セカンド方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップ気味に、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕を低い位置で使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくはないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝を突っ張り気味に、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩すケースも見られました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 セットの時間を長くして、牽制を入れて、クイックはまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのキレのあるストレートと、スライダーと、偶にスクリューは確認。 いずれもまずまずの代物でした。 コントロールもまとめては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言うことで、長身の左腕ですし、資質的には面白いものを持っていますので、４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月３１日掲示板にて寸評） |
？ |
| 日下 翔太 （五條） 近畿大 |
１８１・６９ 左・左 |
雑誌にも載っている投手ですが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶってからノーワインドアップに変化し、膝を内に引き上げて、一旦右足を下ろしてから、セカンド方向に軽く向けて、腰を落として、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くなく、引き込みもまずまず抑えられています。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角には使えるものの、もう少し前に出したいですね。 フィニッシュでは、膝が割れて、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３０`ちょっとくらいのストレートと、スライダーと、チェンジアップは確認。 ストレートはスピード以上にノビ・キレは光ります。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言うことで、確かに長身の左腕ですし面白いものは持っていますので、今年の夏の進化が楽しみです。 （２０１０年７月８日掲示板にて寸評） ２年生の時にも感想を書きましたが、昨年も見れましたので感想など。 振りかぶってから、ノーワインドアップに変化し、膝を腰の高さに内に引き上げて、一旦足を下ろして、セカンド方向に向けて、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターから投げ込んでくる。 右腕を下から上に使って、右肩には意識はあるものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブは少し後ろに引いて、やや体勢を崩すケースも見られました。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１３５`超のストレートと、スライダーと、シュートと、カーブは確認。 ストレートのノビは中々でした。 コントロールもまとめては来ましたが、甘いのも散見されました。 初回に智弁学園の名前に負けそうになって、どうなることか？と思ったのですが、２回からはナイスピッチングだったと思います。 と言うことで、身長も高いですし、資質も高い左腕ですので、大学での更なる進化が非常に楽しみだと思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１１年５月２９日掲示板にて寸評） |
★ |
| 桑原 秀弥 （王寺工） 天理大 |
１７７・７０ 右・右 |
各種雑誌に名前が載っていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、上体が３塁側に傾いて、インステップして、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くはないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ますし、肘から先が立って使えるタイプです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 セットの時間を長くして、牽制を入れて、クイックもまずまずしてきます。 球種的にはMAX１４４`と言われるストレートには確かに威力がありましたし、鋭く折れ曲がるような縦スラと、落差の大きめの２種類の縦スラは確認。 折れ曲がるような縦スラも良い時には凄いのですが、精度は良くなかったです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 観戦日は、ノーアウト１・２塁の場面で登場し、スクイズで１点は取られたものの、力でねじ伏せたピッチングは心に残りましたし、ピンチでも全く動じない精神面も強そうです＾＾ と言うことで、大会前に腰痛になってしまい、長いイニングは投げれなかったようですが、確かに各種雑誌に名前が載ったのは理解できる資質の高さでした。 ４年後の進化がかなり楽しみですね＾＾ （２０１１年５月２８日掲示板にて寸評） |
★？ |
和歌山
| 氏名 | 身長・体重 | コメント | 将来性 |
| 岩橋 幸紀 （粉河） |
１７３・６５ 右・右 |
少ししか投げなかったのですが、１年生にしてはまずまず面白い投手だと思います。 ノーワインドアップから、ゆったり膝を内に引き上げて、上体が３塁側に傾いて、サード方向に足を伸ばして、腰を落とし、テイクバックかなり大きく、スリークウォーターから投げ込んでくる。 捻転差が無いので、腰を開いて着地が早くなる。 テイクバックが大きすぎて、腕が背中側に入りすぎて、引き上げるタイミングも遅れて、顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。 左腕も下から上に使い、大きく使っては来るのですが、引き込みは早くなる。 フィニッシュでは、これ以上無理と思えるほどお辞儀して、膝も割れて、グラブは抱え込むタイプです。 球種的には、MAX１３０`程のストレートと、一旦浮いてから落下してくる独特なカーブのみ確認。 コントロールは纏めてきますが、甘いボールも多いですね。 と言う事で、資質的には中々面白いのですが、フォームには課題は満載です。 身長ももう少し伸びるでしょうし、まずは今年の冬を如何にうまく使って、フォームの矯正をどのようにしてくるのかに期待を持ってみたい。 （２００８年１１月２８日掲示板にて寸評） |
？ |
| 新田 智紀 （近大新宮） |
１７４／７０ 左・左 |
どうしようか迷ったのですが、左腕でもあり簡単に。 右腕が上手く使えず、やや突っ込み気味なフォームです。 球種はMAX１２５`くらいのストレートと、カーブ（落ちるスライダー？）。 カーブはブレーキが効いており、落差もあり中々のボールですが現状はスピードが不足しているようです。 コントロールは纏まってはいるものの、甘いボールも多い。 ということで課題こそありますが、変化球投手の左腕として貴重な存在です。 もう少し球種が増えれば面白いのでは？ （０９年９月 智辯ファンさん情報） |
★ |
| 藤田 達也 （向陽） 筑波大 |
１７３／６７ 右・右 |
中学時代から名前を聞いたことがある投手です。 プロフの確認は出来ませんでしたが、１７５p・６５sくらいの体型でしょうか？ ワインドアップで振りかぶり、横回転の傾向が強く、サイドスローよりやや上から投げ込んできます。 左腕の引き込みの早さなど、まだ投球フォームに課題もあります。 球種的にはMAX１３５`くらいのストレートと、縦と横のスライダーと、カーブ。 ストレートは去年より伸びましたが、投球フォームによってシュート回転しています。 コントロールはまずまず纏まっています。 ということで昨年より伸びてはいますが、まだ課題もある投手です。 まだ変化球が絶対的なボールではないので、そこを磨いていくと面白いのでは？ （０９年１０月 智辯ファンさん情報） １年生の夏に見て以来でしたが、成長したものです＾＾ 振りかぶってからノーワインドアップに変化し、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、テイクバック大きめに、インステップして、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 捻転差が解けるタイミングは早く、着地も早い。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みはやや早い。 テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて結果として開いてしまい、肘は鋭角に使えるものの、もう少し前に出ると良いのですが。 フィニッシュでは、インステップによって、やや腰が詰まり気味となり、グラブは後ろに引くケースも見られます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて（上手です）、セットの時間を長くして、クイックはしようとしてきますが微妙なレベルです。 球種的には、MAX１３９`を計測したストレートと、１００〜１１０`台の縦スラと、１１０`台の横スラと、１１０`台のフォークは確認。 ストレートのキレ・ノビは光りますし、左打者の外及び右打者の内にはシュート回転を掛けてきます。 コントロールは纏めて来ますが、甘くなったりも散見されました。 で、強打の日大三に対して、逃げずにインサイドを果敢に攻めて、悉く詰まらせた気迫溢れるピッチングは心惹かれましたね＾＾ 本人教員志望のようで、大学までは続けると思いますが、更に進化して社会人に進んで続けられる限り投手を続けて欲しい（その後教員になっても良いのでは？）ナイスな投手でした＾＾ 今後の更なる進化にかなり期待したいものです＾＾ （２０１０年４月１日掲示板にて寸評） |
★ |
| 北面 成也 （市和高） 関西国際大 |
１７３／７３ 右・右 |
知らなかった背番号１０の２年生右腕ですが、中々面白い投手でした＾＾ ややインステップするタイプで、パッと見「河原（中日）？」という印象を受けましたが、河原よりはオーソドックスな纏まった投げ方です。 球種的にはMAX１３５`くらいのノビ・キレあるストレートと、横の高速スライダーと、縦スラと、ツーシーム（もしくはチェンジアップ）は確認。 横スラは高めに浮く傾向が強いのですが、中々キレの良いボールだと思います＾＾ 制球は纏まっているようですが、基本アバウトです。 ということで２年生にしてはボールの質も中々ですし、来年に期待出来る選手だと思います。 体型こそ並くらいですが、今後の成長次第ではドラフト候補と呼ばれる存在になるのでは？ （０９年１０月 智辯ファンさん情報） 事前に読者の方に聞いていましたが、時期は逸してしまいましたが感想など。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて溜めて、ショート方向を蹴って、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れて、首を振って、グラブを少し後ろに引くタイプです。 セットの時間は長くするものの、クイックは微妙なレベルでした。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、縦スラと、カーブと、ツーシームは確認。 いずれもまずまずの代物だったと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、身長には恵まれていないのは残念ですが、球自体は中々面白かったですので、大学で欠点を矯正して進化できれば面白いと思います。 ４年後に期待したいものです。 （２０１２年１月１０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 浅尾 勇斗 （市和高） 大産大 |
投手兼ライト １７９／７９ 右・右 |
プロフ通りガッチリした体格に目を惹きます。 野手としては打撃にパワーこそありますが、まだ粗さのあるところが気になります。 足は遅くはないが売りにするほどではなく、守備も肩は強いものの守備範囲はあまり広くないのかな？ 投手としては、上体に頼った投球フォームは気になりますが、MAX１３５`くらいの重そうなストレートと、縦と横のスライダーと、カーブを投げていましたが、コントロールもまだまだアバウト。 ということで現状は投手なのか野手なのか見切れないですね。 来年どれくらい進化したかを見て、投手なのか野手なのか見極めたいです。 （０９年１０月 智辯ファンさん情報） 下級生の際にも感想を書いていましたが、時期は逸してしまいましたが一昨年の模様も見れましたので感想を。 ノーワインドアップから、膝を腰の高さに内に引き上げて溜めて、ショート方向に軽く足を向けて、軸足のクッションを利用して、インステップ気味に、スリークウォーターから投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、インステップによって腰がやや詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れて、軸足を意識的にあまり跳ね上げないようにしています。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいのストレートと、縦スラと、カットボールと、ツーシームと、チェンジアップは確認。 いずれも中々良くなったと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 打撃は、グリップの内への移動はありますが、縦スラにも脆さは無かったですし、悪くもないのですが、将来性は投手だと思います。 と言う事で、下級生の時よりも伸びていましたし、大学では投手に専念して欠点を矯正して行ければかなり面白い投手に更に化けれるのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１２年１月１０日掲示板にて寸評） |
★ |
| 吉元 裕 （智辯和歌山） 関西学院大 |
１７８／６８ 左・左 |
智辯の現エースで、プロフ通りスラッとした体型が目につきます。 ゆったり振りかぶって、右腕を大きく使い、最終的にスリークォーターより投げ込んでくる。 シャープな腕の振りが特徴ですね＾＾ 球種的にはMAX１３５`くらいのまずまずキレの良いストレートと、落ちながら滑るスライダーと、まずまずの緩いカーブは確認。 コントロールは纏まっていますが、観戦日は変化球がやや高かったですね。 ということで先輩の岡田と比べると、体型も同じくらいでキレ型の左腕でありますが、岡田を一回り小さくした感じですね。 来年の選抜で見れることを願っています＾＾ （０９年１２月 智辯ファンさん情報） 事前に名前は聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を腰の高さに内に引き上げて溜めて、ファースト方向に足を伸ばして、上体が１塁側に傾いて、腰を落として（この際にセカンドベース方向に重心が掛かりすぎ）、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 右腕を縮めてから天に突き上げるように使うタイプも、引き込みは早い。 捻転差が当初から乏しく、腰の横回転が強くなり、着地も早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて、顎も上がって開いてしまい、肘は鋭角には使えるものの、もう少し前に出したい。 フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、グラブを少し後ろに引くタイプです。 牽制を入れて、クイックはしようとするものの微妙なレベルです。 球種的には、MAX１３２`を計測したストレートと、９０〜１００`台のカーブと、１１０`台のスライダーは確認。 本人緊張はした事がないと語っていたようですが、流石に甲子園初登板では本来の出来には無かったと思います。 ストレートも本来もう少しスピードが出ると思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。 と言う事で、左腕でもあり資質的には面白いのですが、今のフォームでは今後厳しくなって行くと思います。 何とか腰の横回転を緩和して、その他の欠点も徐々に矯正していけると、大学でも活躍できるようになるのでは？ 今後の進化に期待して見たい。 （２０１０年４月１９日掲示板にて寸評） |
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| 藤井 健 （智弁和歌山） 奈良産業大 |
１７８・７６ 右・右 |
全く知らなかったですし、昨秋にも殆ど投げてもいなかったようですが、かなり心に残った投手です。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて止まり加減に溜めて、軸足に絡めるようにしてから、ショート方向を蹴るようにして、腰を落として、テイクバックやや大きめに、スリークウォーターよりも下から投げ込んでくる。 左腕を天に突き上げるように使うタイプですが、引き込みは早い。 捻転差も維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバックやや大きめなので、着地が早いことも相まって、上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまい、肘も鋭角には使えるのですが、もう少し前に出したい。 フィニッシュでは、膝が割れがちで、首を振って、グラブは大きく後ろに流れて、やや体勢を崩すケースも見られました。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４０`を計測したストレートと、１１０〜１２０`台の縦スラと、１２０`台のフォークと、１１０〜１２０`台のツーシームと、１２０`台のカットボールは確認。 ９回にも１４０`を計測してきましたし、スタミナもあるようですし、試合を纏める能力も持っていますので、短いイニングよりも先発型の投手だと思いますね。 コントロールも纏めてきましたが、まああの雨の中ですので失投も見受けられましたが、許容範囲内だと思います。 と言う事で、即プロは無いですが、もっとストレートを磨いていくと、将来的に楽しみな投手では無いでしょうか？ 取り合えず夏までの進化に期待したいものです。 （２０１０年４月１９日掲示板にて寸評） |
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| 濱矢 廣大 （日高中津） ホンダ鈴鹿 |
１８４・７０ 左・左 |
体格は見た感じですと180 65〜70ぐらいかな？彼の良い所は直球の投げっぷりのよさといいますか、腕の振りがいい所です。ただ変化球の際は若干体の開きが早いのでは？と思いました。スカウトもビデオ撮影されていた通り素材は素晴らしいと感じました。 （１０年５月 近畿よりさん情報） 事前に読者の方に聞いていましたが、時期は逸してしまいましたが初めて見た感想は以下の通り。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、一旦足を下ろしてセカンド方向に向けて、腰を落として、スリークウォーターよりも上から真向投げ込んでくる。 右腕の使い方は悪くないものの、引き込みはやや早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地はやや早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、膝を突っ張り気味に、お辞儀して、首を振って、グラブを後ろに少し引くタイプです。 牽制を入れて、クイックもしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいの威力のあるストレートと、２種類のスライダーと、落差はあまりないカーブは確認。 カーブ以外はいずれも中々の代物でした。 コントロールも纏めては来ますが、甘いのも散見されました。 と言う事で確かに聞いた通りの好投手でしたし、将来性は非常に高いと思います。 まあ、最近高卒の社会人入りはかなーり狭き門ですが、それを突破して社会人に行きましたが、今年登板機会があったのかどうかは分からないですが、欠点を矯正して体つくりもきちんと行って行けば２年後に楽しみだと思います。 長身の左腕の速球派ですので、期待したいですね＾＾ （２０１１年１２月２８日掲示板にて寸評） |
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| 菖蒲 貴史 （笠田） 奈良産業大 |
１８２・７６ 右・右 |
智辯を苦しめた笠田の菖蒲（しょうぶ）投手！上にいくと化ける可能性かなり高い投手と思います。かなりいいものを持っています。右右 183、肘のしなりがよく球がよく伸びますし、連投時以外は変化球もよくきれます。テイクバックは小さいですが肘のしなり、使い方が柔らかいです。菖蒲！覚えておいてくださいね。四年後がかなり楽しみです。 （１０年７月 近畿よりさん情報） 時期は逸してしまいましたが、読者の方に事前に聞いていましたが、初めて見た感想は以下の通り（雑誌には名前が出ていませんでしたが、ちと疑問ですね）。 ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、軸足に絡めて溜めて、セカンドベースとショートの中間方向に足を伸ばして、上体が３塁側に傾いて、軸足のクッションを利用して、インステップして、略オーバースローから投げ込んでくる。 左腕を直ぐにホーム方向に伸ばして、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいわけでは無いものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は柔らかく鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは後ろに少し流れて、体勢を崩すケースも見られました。 牽制を入れるものの、クイックは今一歩です。 球種的には、MAX１３５`ちょっとくらいのノビのあるストレートと、縦スラと、カーブと、フォークは確認。 いずれもまずまずの代物だったと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 ２試合見れたのですが、智弁和歌山戦ではピンチの連続でしたが、粘って粘って９回２アウトまで智弁を追い詰めたピッチングは光りましたね＾＾ と言う事で、確かに面白い資質ですので、大学で欠点を矯正してもっとストレートを磨いていけば、４年後に面白いかもしれませんね。 期待したいものです。 （２０１１年１２月２４日掲示板にて寸評） |
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| 岡本 昴大 （耐久） 大阪産業大 |
１８１・６６ 左・左 |
雑誌に名前が載っており気になっていましたが、時期は逸してしまいましたが初めて見た感想は以下の通り。 振りかぶって、膝を内に引き上げて溜めて、セカンド方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 右腕を天に突き上げるように使うタイプですが、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝がかなり割れて、首を振って、グラブは後ろに流れて、体勢を崩してしまいます。 セットの時間を長くして、牽制を入れて、クイックもまずまずしてきます。 球種的には、MAX１３５`くらいのストレートと、２種類のスライダーは確認。 ストレートはノビ・キレ十分の代物でした＾＾ コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、確かにかなり資質は良い左腕でしたので、進路は分かっていませんが欠点を矯正して行ければ、本格派の速球派の左腕に化けれると思います。 ４年後の進化に大いに期待したいものです。 （２０１１年１２月２６日掲示板にて寸評） |
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| 虎伏 大輔 （神島） |
１７２・７３ 右・右 |
雑誌に名前が載っており気になっていた投手でしたが、時期を逸してしまいましたが昨年の模様を見れましたので感想など。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るようにして足を伸ばして、腰を落として、強烈にインステップして、サイドスローから投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバック大きいので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ますが、肘から先を立てては使えないようです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れて、軸足を意識的に跳ね上げないようにしています。 この投法ではグラブの抱え込みは必須です。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１３５`弱くらいのノビのあるストレートと、スライダーと、シンカーは確認。 いずれもまずまずでしたが、絶対的な代物では無かったです。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、確かに面白い変速派の投手ですので、大学では欠点を矯正して開きを抑えれるようになれば、需要もあるタイプですし面白いのではないでしょうか？ ４年後に期待したいものです。 （２０１１年１２月２９日掲示板にて寸評） |
？ |
| 赤羽 一真 （和歌山商） 金沢学院大 |
１７１・６６ 右・右 |
全く知らない投手でしたが中々面白かったですが、時期は逸してしまいましたが感想など。 ランナー無しでもセットから、膝を内に引き上げて、溜めて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、略オーバースローから真向投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くは無いものの、やや引き込みは早い。 捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。 テイクバックやや大きめなので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使って来ます。 フィニッシュでは、膝が割れたりは無いものの、首を振って、グラブは遊んでしまって何となく腰の辺りにはある感じです。 クイックはしてきます。 球種的には、MAX１４０`くらいのかなりノビのあるストレートと、カットボールと、縦スラと、ツーシームは確認。 ストレートも良かったですが、縦スラもカットボールも中々の代物だったと思います。 コントロールも纏めては来ましたが、甘いのも散見されました。 と言う事で、小柄なのは残念ですが、身長を感じさせない良いボールを投げていましたので、進路は分かっていませんが欠点を矯正できれば非常に面白いのではないでしょうか？ 次に出会う際には、更に成長した姿を見たいものです＾＾ （２０１２年１月２日掲示板にて寸評） |
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